JP2017193017A - バラ積み物品取り出し用ロボットハンド及びバラ積み物品自動取り出しシステム - Google Patents
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従来においても、例えば、その取り出し前のワークの姿勢に対応した取り出し作業を行えるよう構成されたロボットハンドやその作業装置として、以下に例示するものが知られている。
その作業工程は、バラ積みされた複数の物品の姿勢、位置等を識別するビジョンシステム等の識別装置にて得られる情報等に基づいてロボット装置のロボットアームとそのロボットアームの先端部に装着されたロボットハンドの作業部を作動させることにより、そのロボットハンドの作業部における保持爪を物品の孔部に挿し込んで保持した後、その物品を取り出すことで行われることがある。
このとき、その計測ミスした識別情報を利用してロボット装置のロボットアームが作動すると、ロボットハンドの作業部における保持爪が物品の孔部に対して少しずれた傾き角度で挿し込まれることになるので、取り出し対象の物品の方がその姿勢を途中で保持爪の進入角度に応じて変えない限りは、その保持爪が挿し込みの途中で孔部の内面と強く接触して干渉した状態になり、最終的に、ロボットアームの作動が過負荷の状態になってロボット装置が作業を停止してしまうことがある。
また別の目的としては、取り出し対象となる物品の姿勢の変更を困難にする隣り合う物品が存在する場合であっても、その隣り合う物品を退けながら物品の取り出し作業を行うことができるバラ積み物品自動取り出しシステムを提供することにある。
ロボットアームに装着して使用され、バラ積みされた物品を1つずつその物品に設けられている孔部を保持した状態で取り出すロボットハンドであって、
ロボットアームに取り付けて固定される取付け部と、
前記物品の孔部に挿し込まれて孔部の内面に押圧して前記孔部を保持するよう作動する保持爪を有する作業部と、
前記作業部を前記取付け部に対して基準の姿勢にあるときの基準中心線の周りに所要の振り角で自在に揺れ動く状態で支持し得る揺動支持部と、
前記揺動支持部の揺動支持を有効にするよう作動して前記作業部を前記取付け部に対して自在に揺れ動く状態にする一方で、前記揺動支持部の揺動支持を無効にするよう作動して前記作業部を前記取付け部に対して基準の姿勢に戻して固定させた状態にする状態切り替え部と、
を少なくとも備えていることを特徴とするものである。
上記発明A1又はA2のバラ積み物品取り出し用ロボットハンドと、
前記ロボットハンドを装着するとともにバラ積みされた物品の取り出し作業を行うように作動するロボットアームを有したロボット装置と、
バラ積みされた物品の状態を計測して識別する識別装置と、
前記ロボットハンドの作業部及び状態切り替え部の作動する部分を駆動させるハンド駆動装置と、
前記識別装置の識別情報等の情報に基づいて前記ロボット装置のロボットアームを作動させるとともに、前記ハンド駆動装置を作動させる制御装置と、
を少なくとも備えたことを特徴とするものである。
また、この自動取り出しシステムによれば、バラ積みされた物品のうち取り出し対象となる物品の姿勢の変更を困難にする隣り合う物品が存在する場合であっても、ロボットハンドにおける揺動支持部の揺動支持を所要の時期に有効及び無効にして使用することに加えてロボットアームを所定の時期に傾けた後にその傾けたロボットアームに合わせてロボットハンドの作業部を基準の姿勢に戻して使用することが可能であるので、その隣り合う物品を退けながら物品の取り出し作業を行うことができる。
図1から図4は、実施の形態1に係るバラ積み物品取り出し用ロボットハンド1を用いたバラ積み物品自動取り出しシステム10を示している。図1はその自動取り出しシステム10の構成を概略的に示し、図2はそのロボットハンド1の或る方向から見たときの外観を概略的に示し、図3はそのロボットハンド1の異なる方向から見たときの外観を一部断面で示し、図4はそのロボットハンド1の図3とは異なる状態にあるときの外観を一部断面で示している。
バラ積み物品自動取り出しシステム10は、図1に示されるように、バラ積み物品取り出し用ロボットハンド1と、ロボットハンドを装着するとともにバラ積みされた物品90の取り出し作業を行うように作動するロボットアーム12を有したロボット装置11と、バラ積みされた物品90の状態を計測して識別する識別装置13と、ロボットハンド1の後述する作業部(3)及び状態切り替え部(6)の作動する部分を駆動させるハンド駆動装置70と、識別装置13の識別情報等の情報に基づいてロボット装置11のロボットアーム12を作動させるとともにハンド駆動装置70を作動させる制御装置14と、を少なくとも備えている。
実施の形態1における物品90は、便宜上、例えば、円柱を輪切りにしたごとき本体と、その本体のほぼ中央に孔部91が設けられた形態のものを例示している。孔部91は、物品90に固有に設けられている孔であるが、この取り出し作業を行う観点からは、バラ積み物品取り出し用ロボットハンド1の作業部(3)における保持爪(4)が挿し込まれることが可能であって、その保持爪(4)が内面に押圧することで保持されることが可能な孔である。実施の形態1における孔部91は、貫通した円柱状の孔を例示している。
実際の物品90は、例えば、その本体の外形が凹凸のある形状のものであったり、その孔部91の内面が凹凸のある面状態からなるものである。図1等において各物品90の中央部(孔部91)を貫くように描かれている一点鎖線は、各物品90又はその孔部91の傾き度合を示している。
バラ積み物品取り出し用ロボットハンド1は、ロボット装置11のロボットアーム12に装着して使用され、バラ積みされた物品90を1つずつその物品90に設けられている孔部91を保持した状態で取り出すことができるロボットハンドである。
この衝撃吸収部35は、ロボットハンド1における保持爪40A〜40Cが誤って取り出し対象の物品90の孔部91以外の部分や、取り出し対象でない他の物品90に衝突した場合、その衝突時の反力を受けてコイルスプリング38が一時的に縮むことにより下方の支持板36が上方の支持体37に接近する方向に変位し、これにより、その衝突時の衝撃を吸収するようになっている。
また、揺動検知部77は、例えば同じく磁気スイッチを用いて構成されており、作業部30が揺れ動く状態になるよう移動体63が円筒体61の開口縁部62aから離間する前述の第2位置まで移動したことを駆動装置65のシリンダ67の一部に設けた磁石78の磁力により検知するアンロック用検知部77Aと、作業部30が基準の姿勢に戻って固定された状態になるよう移動体63が円筒体61の開口縁部62aに押圧された位置まで移動したことを上記磁力により検知するロック用検知部77Bとを、駆動装置65の所要の部位に設けることで構成されている。
バラ積み物品自動取り出しシステム10における制御装置14は、図8に示されるように、システム10の全体の動作を総合的に制御する総合制御部140に対して、以下の各種制御部が接続されて構成されている。
ビジョンシステム制御部142は、カメラ131やレーザ計測器132と接続されており、そのカメラ131やレーザ計測器132に必要な駆動のための制御信号を送信したり、またそのカメラ131やレーザ計測器132が入手した情報信号を受信し、その一部をロボット制御部141に直接又は総合制御部140を介して送信している。
ロボットハンド制御部143は、状態切り替え部60の駆動装置65とそれを駆動する駆動装置73(以下、これらを「状態切り替え部のシリンダ駆動部」ともいう。)や、作業部30における保持爪40の駆動装置41とそれを駆動する駆動装置71(以下、これらを「作業部の保持爪の駆動部」ともいう。)に接続されており、その駆動装置73,71に給排気の駆動に必要な制御信号を送信している。
また、ロボットハンド制御部143は、揺動検知部77とチャック検知部76とに直接又は間接的に接続されており、各検知部77,76で得られた検知信号(支点ロック信号のON/OFFやチャック信号のON/OFF)を受信し、その一部をロボット制御部141に直接又は総合制御部140を介して送信している。
また、制御装置14は、例えば総合制御部140にタイマーとして機能するシーケンスタイマーの機能を持たせている。
以下、このバラ積み物品自動取り出しシステム10の主な動作について説明する。
はじめに、自動取り出しシステム10の主な動作について通常の動作例に基づいて説明する。
通常の動作例とは、上記取り出し対象となる物品(ワーク)90Aについて、識別装置13としてのビジョンシステムがその傾き角度を「30°」として正しく認識している場合(ケース1)と、ビジョンシステムがその傾き角度を例えば「20°」と誤認識しているが、その物品(ワーク)90Aの姿勢の変更を困難にする隣り合う邪魔な物品(ワーク)90Bが存在しない場合(ケース2)とを前提条件とした動作例になる。
なお、図12は、ビジョンシステムがワーク90A(孔部91)の傾き角度を誤認識した上記ケース1の場合を図示している。また、図12等における1点鎖線GLは、重力方向とほぼ平行する鉛直線を示している。前述した基準中心線VLは、ロボットアーム12の姿勢で定まるものであるため、この鉛直線GLと一致することもあるが、異なることが多い。
これにより、ロボットハンド1における作業部30(保持爪40A〜40C)は、揺動支持部50の揺動支持により取付け部20に対して触れ角θ内で自在に揺れ動くことが可能な状態になる(図4、図6)。
保持可能な深さe5とは、例えば保持爪40A〜40Cがチャック状態を完了させる位置まで移動して孔部91の内面に押圧されることで孔部91を確実に保持することが可能になり、その状態で取り出し対象のワーク90Aを持ち上げて取り出すことが可能になる程度の深さである。この動作例における深さe5は、例えば約31mmに設定される。
しかし、このロボットハンド1は、この段階において作業部30がアンロック状態で揺動支持部50により自在に揺れ動く状態になっているので(図11)、図12のNo.4〜No.6として例示されるように、その作業部30にある保持爪40A〜40Cがワーク90Aの孔部91の傾き角度に適合するよう進入角度(姿勢)をわずかに変えつつ孔部91の内部を進む。本例では、ロボットハンド1(保持爪40A〜40C先端)の孔部91への進入量がe1からe2,e3,e4,e5と徐々に増えるにつれて、図12に例示すごとく保持爪40A〜40Cの進入角度が最初の20.0°から20.3°になるまで少しずつ変更される。
このため、保持爪40A〜40Cは、孔部91の内面との接触による摩擦抵抗の増加が低減されるので、その結果として、保持可能な深さe5まで比較的スムーズに到達することが可能になる。
このため、この場合には、保持爪40A〜40Cが孔部91の内面と次第に強く接触し出して干渉するようになり、それに比例して大きな摩擦抵抗を受けることとなり、その結果として、孔部91の内部に進入しにくくなる。最悪の場合は、既述したようにロボットアーム12の作動が過負荷の状態になって(本例ではサーボエラーになって)ロボット装置11が作業動作を停止してしまう。
この点、実施の形態1に係るロボットハンド1を用いた場合は、このようなロボットアーム12の作動が過負荷の状態になってロボット装置11が作業動作を停止してしまうおそれがほとんどなくなる。
これにより、ロボットハンド1における作業部30の保持爪40A〜40Cは、図5(b)に例示するように、中心部から外側3方向に移動し始め、ワーク90Aの孔部91の内面に接近して保持爪40A〜40Cの保持作業が開始される。
また、上記ケース2の場合は、保持爪40A〜40Cがワーク90Aの孔部91に傾き角度のずれが少し生じた状態(姿勢)で挿し込まれるようになるので、その保持爪40A〜40Cによる保持作業に少し時間を要して進む。しかも、保持爪40A〜40Cの保持動作(外側3方向への移動)がワーク90Aの姿勢を是正する作業に少し寄与するので、その分、保持爪40A〜40Cの保持動作(外側3方向への移動)を完了させるまでの時間を要するようになる。このため、このときの保持爪40A〜40Cによる保持作業が完了するまでの所要時間T(t3b−t2)は、図11に(2)を付して指し示す直線のように、上記ケース1の場合の所要時間T(t3a−t2)よりも長くなる。ただし、このときの所要時間T(t3b−t2)は最大時間(閾値時間)Txよりも短い時間になる。
これにより、ロボットハンド1の作業部30(保持爪40A〜40C)においては、移動体63の斜面部64が、揺動支持部50の円筒体61の開口縁部62aの一部に接触するように前進した後、その円筒体61の開口縁部62aに完全に押圧された状態になる。この結果、作業部30(保持爪40A〜40C)は、図12の動作状態No.7として例示されるように、取付け部20における基準中心線VLにほぼ沿った直線状に並んだ基準の姿勢に戻されて固定された状態になる(図3)。
この際、ロボットハンド1の保持爪40A〜40Cに保持された段階のワーク90Aは、図12の動作状態No.7として例示するように、その姿勢が保持爪40A〜40Cの保持動作により変更されて、その傾き角度がばら積み時における30°からロボットハンド1の誤認識に基づく進入角度の約20°に近い状態になる。
このバラ積み物品自動取り出しシステム10によれば、上記通常の動作例で示したように、特にバラ積みされた物品90のうち取り出し対象となる物品90Aの孔部91の傾斜している角度を誤認識することがあっても、ロボットハンド1における揺動支持部50の揺動支持を所要の時期(例えば図11に経過時間t1、t4として示す時期)に有効及び無効にして使用するので、その物品90Aの取り出し作業を停止させることなく遂行することができる。
次に、自動取り出しシステム10の主な動作について、特別の動作例に基づいて説明する。
特別の動作例とは、上記取り出し対象となる物品(ワーク)90Aについて、識別装置13としてのビジョンシステムがその傾き角度を例えば「20°」と誤認識し、しかも、図15(a)に例示するように、その物品(ワーク)90Aの姿勢の変更を困難にする取り合う邪魔な物品(ワーク)90Bが存在する場合(ケース3)を前提条件とした動作例になる。
このため、特別の動作例におけるこれ以前の動作については、前述した通常の動作例の場合(図9に示すステップ10〜16と図10に示すステップ17〜18までの動作や、図11の左半分である経過時間t2までの内容)と同様である。また、特別の動作例におけるこれ以前の動作の進行状態(図14の動作状態No.1〜6として示す動作状態)についても、通常の動作例における進行状態(図12の動作状態No.1〜6として示す動作状態)と同様である。
この際、上記ケース3では、保持爪40A〜40Cがワーク90Aの孔部91に傾き角度のずれが少し生じた状態(姿勢)で挿し込まれるようになることと、取り出し対象のワーク90Aの隣に邪魔なワーク90Bが存在してワーク90Aの姿勢の変更が困難であることにより、結果として、その保持爪40A〜40Cによる保持作業が予定通り進行せず閾値時間Tx内で終了しないこととなる。
これにより、ロボットアーム12の先端部12Cは、ロボットハンド1の揺動支持部50を支点として角度(β°)だけ傾いた姿勢になる。このロボットアーム12の先端部12Cが傾いたことに伴い、基準中心線VLは、図14の動作状態No.8の中に示すように角度(β°)で傾いた基準中心線VL2に変更される。また、このロボットアーム12の先端部12Cが傾くとき、ロボットハンド1の作業部30の姿勢は、ほとんど変わらない。
しかも、ロボットハンド1における作業部30(保持爪40A〜40C)は、特に上記2つ目の動作(ステップ33の動作)を行うことで、ロボットハンド1(保持爪40A〜40C)の傾き角度が取り出し対象のワーク90Aのばら積み時の傾き角度に近づいた状態になる。このため、このときの保持爪40A〜40Cの保持動作が、隣り合う邪魔なワーク90Bがほぼ同時に退かされて存在しなくなることも相まって、スムーズにかつ確実に進行するようになる。
この自動取り出しシステム10によれば、上記特別の動作例で示したように、特にバラ積みされた物品90のうち取り出し対象となる物品90Aの姿勢の変更を困難にする隣り合う邪魔な物品90Bが存在する場合であっても、ロボットハンド1における揺動支持部50の揺動支持を所要の時期(例えば図13に経過時期t1、t6として示す時期)に有効及び無効にして使用することに加えて、ロボットアーム12を所定の時期(例えば図13に経過時期t4として示す時期)に傾けた後にその傾けたロボットアーム12に合わせてロボットハンド1の作業部30を基準の姿勢に戻して使用するので、その隣り合う邪魔な物品90Bを退けながら物品90Aの取り出し作業を行うことができる。
ロボットハンド1における作業部30は、実施の形態1で例示した衝撃吸収部35が省略された構成のものであってもよい。また、作業部30における保持爪40は、実施の形態1で例示した3つの保持爪40A〜40Cに限定されず、必要であれば他の構成(数や形状など)からなる保持爪を適用したものであってもよい。
また、ロボットハンド1における状態切り替え部60についても、実施の形態1で例示した円筒体61、移動体63及び駆動装置65で構成したものに限らず、前述した揺動支持部50の揺動支持を有効又は無効にした各状態に切り替えることが可能なものであれば他の構成のものを適用しても構わない。
10…バラ積み物品自動取り出しシステム
11…ロボット装置
12…ロボットアーム
13…識別装置
14…制御装置
20…取付け部
30…作業部
40…保持爪
40A,40B,40V…3つ爪チャック(複数の保持爪)
41…保持爪を移動させる駆動装置
50…揺動支持部
51…球面滑り軸受
60…状態切り替え部
61…円筒体
62…開口
63…移動体
64…斜面部
65…エアーシリンダ(移動体を往復移動させる駆動装置)
70…ハンド駆動装置
90…ばら積みされた物品
90A…取り出し対象と定めた1つの物品
91…孔部
VL…基準中心線
Claims (4)
- ロボットアームに装着して使用され、バラ積みされた物品を1つずつその物品に設けられている孔部を保持した状態で取り出すロボットハンドであって、
ロボットアームに取り付けて固定される取付け部と、
前記物品の孔部に挿し込まれて孔部の内面に押圧して前記孔部を保持するよう作動する保持爪を有する作業部と、
前記作業部を前記取付け部に対して基準の姿勢にあるときの基準中心線の周りに所要の振り角で自在に揺れ動く状態で支持し得る揺動支持部と、
前記揺動支持部の揺動支持を有効にするよう作動して前記作業部を前記取付け部に対して自在に揺れ動く状態にする一方で、前記揺動支持部の揺動支持を無効にするよう作動して前記作業部を前記取付け部に対して基準の姿勢に戻して固定させた状態にする状態切り替え部と、
を少なくとも備えていることを特徴とするバラ積み物品取り出し用ロボットハンド。 - 前記作業部は、外側にむけて移動する複数の保持爪と、前記複数の保持爪を移動させる駆動装置を備えて構成されており、
前記揺動支持部は、球面滑り軸受を用いて構成されており、
前記状態切り替え部は、前記球面滑り軸受の内輪体に一端の開口を露出させた状態で埋設される円筒体と、前記円筒体の開口の縁部に接触し得る円錐面状の斜面部を有して進退移動する移動体と、前記移動体を進退移動させる駆動装置とで構成されている請求項1に記載のバラ積み物品取り出し用ロボットハンド。 - 請求項1又は2に記載のバラ積み物品取り出し用ロボットハンドと、
前記ロボットハンドを装着するとともにバラ積みされた物品の取り出し作業を行うように作動するロボットアームを有したロボット装置と、
バラ積みされた物品の状態を計測して識別する識別装置と、
前記ロボットハンドの作業部及び状態切り替え部の作動する部分を駆動させるハンド駆動装置と、
前記識別装置の識別情報等の情報に基づいて前記ロボット装置のロボットアームを作動させるとともに、前記ハンド駆動装置を作動させる制御装置と、
を少なくとも備えたことを特徴とするバラ積み物品自動取り出しシステム。 - 前記制御装置は、
前記ロボットアームを作動させて前記ロボットハンドの作業部における保持爪を取り出す対象と定めた1つ物品の孔部に所定の深さまで挿し込んだ時点で、前記ハンド駆動装置を作動させて前記ロボットハンドの揺動支持部の揺動支持を有効にする動作と、
前記ロボットアームを作動させて前記ロボットハンドの作業部における保持爪を当該物品の孔部に保持可能な深さまで挿し込んだ時点で、前記ハンド駆動装置を作動させて前記保持部における保持爪による保持作業を開始する動作と、
前記保持爪による当該物品の孔部の保持作業が完了するまでの所要時間が予め定めた閾値時間内で終了したときに、前記ハンド駆動装置を作動させて前記ロボットハンドの揺動支持部の揺動支持を無効にして前記作業部を基準の姿勢に戻す動作と、
前記保持爪による当該物品の孔部の保持が完了するまでの所要時間が前記閾値時間内で終了しないときに、前記ロボットアームを作動させて当該ロボットアームを前記ロボットハンドの揺動支持部を支点として下方側に所要の角度だけ傾けるとともに、当該ロボットアームの傾けが完了した時点で前記ハンド駆動装置を作動させて前記ロボットハンドの揺動支持部の揺動支持を無効にして前記作業部を基準の姿勢に戻す動作と、
を含む複数の動作を行うよう構成されている請求項3に記載のバラ積み物品自動取り出しシステム。
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