JP2017198225A - 給気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御弁の数を削減できる給気装置を提供すること。
【解決手段】複数のポートにそれぞれ接続する複数の第1流路が設けられる第1ブロックに第1流路の入口が並べられる。アクチュエータは、圧縮空気が流出する第2流路の出口が設けられる第2ブロックと第1ブロックとを相対移動させ、第1流路の入口と第2流路の出口とを順次接続する。アクチュエータによる第2ブロックと第1ブロックとの相対移動により第1ブロックのポートから圧縮空気を順次流出できるので、制御弁の数を削減できる。
【選択図】図1

Description

本発明は給気装置に関し、特に異物を除去する異物除去装置に圧縮空気を供給する給気装置に関するものである。
ワーク(加工対象物)に残留した切り粉等の異物を圧縮空気で除去する異物除去装置に圧縮空気を供給する給気装置として、特許文献1に開示の技術が知られている。特許文献1には複数の配管系統が設けられた異物除去装置に圧縮空気を供給する給気装置(エアブロー供給装置)において、配管系統毎に異なる吹付けタイミング時に、配管系統毎に設けられた制御弁を各々作動させる技術が開示されている。
特開平7−237080号公報
しかしながら特許文献1に開示される技術では、配管系統毎に制御弁を要するという問題点がある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、制御弁の数を削減できる給気装置を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段および発明の効果
この目的を達成するために請求項1記載の給気装置によれば、複数のポートにそれぞれ接続する複数の第1流路が設けられる第1ブロックに、ポートの反対側の第1流路の入口が複数並べられる。アクチュエータは、圧縮空気が流出する第2流路の出口が設けられる第2ブロックと第1ブロックとを相対移動させ、第1流路の入口と第2流路の出口とを順次接続する。第1流路の入口または第2流路の出口は、アクチュエータが行う運動による第2流路の出口または第1流路の入口の軌跡の上に設けられているので、配管系統毎に制御弁を設けなくても、アクチュエータによる第2ブロックと第1ブロックとの相対移動により、第1ブロックのポートから圧縮空気を順次流出できる。よって、制御弁の数を削減できる効果がある。
請求項2記載の給気装置によれば、空気圧(圧縮空気)をアクチュエータの動力に用いるので、請求項1の効果に加え、電気や油圧等の他の動力を用いる場合に比べて装置の構成を簡素化できる効果がある。
請求項3記載の給気装置によれば、アクチュエータに圧縮空気を送る動力伝達管路は、空気圧機器の作動に連動して圧縮空気が流れるので、請求項2の効果に加え、空気圧機器に連動してアクチュエータを作動できる効果がある。
請求項4記載の給気装置によれば、圧縮空気が供給される圧力供給管路と第2流路との間に空気圧式の方向制御弁が接続される。方向制御弁のパイロットポートに圧縮空気を送るパイロット管路は、空気圧機器の作動に連動して圧縮空気が流れるので、請求項3の効果に加え、方向制御弁を簡易に操作できる効果がある。
請求項5記載の給気装置によれば、アクチュエータは直線運動を出力し、第1ブロック又は第2ブロックは、第1ブロックと第2ブロックとが相対移動する直線と平行な直線上に第1流路の入口または第2流路の出口が配置される。よって、請求項1から4のいずれかの効果に加え、アクチュエータが回転運動を出力する場合に比べて装置の構成を簡素化できる。
請求項6記載の給気装置によれば、アクチュエータは第2ブロックを移動させるので、ポートの各々に導管が接続される第1ブロックをアクチュエータが移動させる場合に比べて、移動するのに必要な空間を小さくできる。よって、請求項1から5のいずれかの効果に加え、移動するのに必要な空間の分だけ装置を小型化できる効果がある。
第1実施の形態における給気装置の配管系統図である。 (a)は第1ブロック、第2ブロック及びアクチュエータの正面図であり、(b)は第1ブロック、第2ブロック及びアクチュエータの側面図である。 図2(b)の矢印III−III線における第1ブロック及び第2ブロックの断面図である。 第2実施の形態における給気装置の配管系統図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず図1を参照して本発明の第1実施の形態における給気装置10について説明する。図1は第1実施の形態における給気装置10の配管系統図である。給気装置10は、ワーク(図示せず)に残留した異物を除去する異物除去装置1に圧縮空気を供給する装置である。異物除去装置1は、テーブル(図示せず)に載置されたワーク(加工対象物)に圧縮空気を吹き付けて、ワークに残留した切り粉等の異物を除去するための装置である。異物除去装置1は、ワークに形成された複数の溝や穴の中に残留した異物を除去するために、圧縮空気が噴出するブローノズル2が溝や穴ごとに設けられている。従って、異物除去装置1は複数のブローノズル2を備えている。
給気装置10は、第1圧力源11から供給される圧縮空気を異物除去装置1の複数のブローノズル2に順に供給するための装置である。給気装置10は、第1圧力源11に接続される第1圧力供給管路12と、第1圧力供給管路12に接続される第2ブロック20と、第2ブロック20に対して相対移動可能に配置される第1ブロック30と、第2ブロック20と第1ブロック30とを相対移動させるアクチュエータ60とを備えている。
第1圧力供給管路12は、コンプレッサやエアタンク等の第1圧力源11から方向制御弁13に圧縮空気を送る流路である。方向制御弁13は連結管路17の流れの方向を制御するための空気圧式のバルブであり、操作力(空気圧)を取り去ったときはスプリングリターンにより初期位置である閉位置に復帰する。方向制御弁13は、入口ポート14に第1圧力供給管路12が接続され、出口ポート15に連結管路17が接続され、パイロットポート16にパイロット管路53(後述する)が接続される。連結管路17は第2ブロック20へ圧縮空気を送る流路であり、第2ブロック20の移動距離に対して十分な長さのある柔軟なホース18により流路の一部が構成されている。
第2ブロック20は、第1ブロック30へ圧縮空気を送る部材であり、本体21と、本体21の長手方向に沿って形成される第2流路23とを備えている。第2流路23は、本体21の側面22に入口24及び出口25が開口する。本実施の形態では、入口24に近い本体21の底部にロッド63(後述する)の先端が固定されている。
第1ブロック30は複数の第1流路34が設けられる部材であり、本体31と、本体31の第1面32と第1面32の反対側の第2面33とを連絡する複数の第1流路34とを備えている。複数の第1流路34は本体31の第1面32に入口35がそれぞれ開口し、第1流路34の各々に接続するポート36が第2面33に設けられる。ポート36は、異物除去装置1のブローノズル2に接続する導管(図示せず)が接続する部位である。
第2圧力源41は、方向制御弁13及びアクチュエータ60に空気圧を供給するコンプレッサやエアタンク等の装置である。第2圧力源41は第2圧力供給管路42に接続される。第2圧力供給管路42はエアガン44に圧縮空気を送るための流路であり、作業者がエアガン44を持って作業を行う妨げにならないように、十分な長さのある柔軟なホース43により流路の一部が構成されている。
エアガン44は、異物除去装置1のブローノズル2から噴出する圧縮空気に加えて、異物除去装置1に載置されたワーク(図示せず)に圧縮空気を噴射するための手持ち用のエアブロー機器(空気圧機器)である。第2圧力供給管路42はエアガン44の機器内流路45に接続されており、作業者がレバー44aを引くとノズル46から圧縮空気が噴出する。ノズル46より上流の機器内流路45から動力伝達管路50が分岐するので、作業者がエアガン44を操作してノズル46から圧縮空気が噴出すると、それに連動して第2圧力源41から動力伝達管路50へ圧縮空気が送られる。
動力伝達管路50は、アクチュエータ60へ圧縮空気を送るための流路であり、作業者がエアガン44を持って作業を行う妨げにならないように、十分な長さのある柔軟なホース51により流路の一部が構成されている。ホース51の下流かつアクチュエータ60の上流の動力伝達管路50に速度制御弁52が配設されている。速度制御弁52はアクチュエータ60の出力(速度)を圧縮空気の流量で制御する弁である。
パイロット管路53は、ホース51の下流かつ速度制御弁52の上流の動力伝達管路50から分岐する流路である。パイロット管路53は、方向制御弁13を操作する圧縮空気を方向制御弁13へ供給するための流路であり、方向制御弁13のパイロットポート16に下流端が接続されている。作業者がエアガン44を操作してノズル46から圧縮空気が噴出すると、それに連動して第2圧力源41からパイロット管路53へ圧縮空気が送られる。
アクチュエータ60は第2ブロック20と第1ブロック30とを相対移動させる装置であり、直線運動を行うためのシリンダ61を備えている。シリンダ61に挿入されたピストン62はシリンダ61の内周を摺動する。シリンダ61はピストン62の片側にロッド63が固定された片ロッドシリンダであり、動力伝達管路50で送られる圧縮空気の圧力をピストン62の片側にだけ作用させる単動シリンダである。押し行程では空気圧でロッド63がシリンダ61から押し出され、引き行程ではばね64の弾性力でロッド63がシリンダ61へ戻される。ロッド63は第2ブロック20の本体21に先端が固定されている。第1ブロック30の全ての入口35に第2ブロック20の出口25が接続できるように、ロッド63のストローク(距離)が設定されている。
図2及び図3を参照して第1ブロック30及び第2ブロック20について説明する。図2(a)は第1ブロック30、第2ブロック20及びアクチュエータ60の正面図であり、図2(b)は第1ブロック30、第2ブロック20及びアクチュエータ60の側面図である。図3は図2(b)の矢印III−III線における第1ブロック30及び第2ブロック20の中心軸を含む断面図である。図3では理解を容易にするため、ロッド63の一部、第2ブロック20の入口24に接続する入口ポート及び第1ブロック30のポート36の図示が省略されている。
図2(a)及び図2(b)に示すように、シリンダ61は2つの脚71を介して基台70に固定されている。平板状の壁部72が基台70から垂直に突出する。壁部72は第1ブロック30の本体31を支持するための部位である。
図3に示すように第1ブロック30の本体31は、端部がボルト73によって壁部72に固定されている。壁部72は貫通孔74が厚さ方向に貫通する。貫通孔74は第2ブロック20の本体21が挿入される部位である。本体21は、長さ方向に沿う第2流路23が内部に形成される有底の円筒状の部材であり、第2流路23に連通する入口24及び出口25が側面22に開口する。本体21は、入口24に近い底部にロッド63の先端が固定されている。ロッド63は、ロッド63の中心軸と本体21の中心軸とが同一の直線上に位置する。本体21は、本体21の中心軸を含む断面において、本体21の中心軸と側面22とが平行に設定されている。
第1ブロック30の本体31は、第1面32が内部に形成されると共に第2面33が外部に形成される、両端が開口する円筒状の部材である。第1面32は、本体31の中心軸に沿って本体31の内部に形成される断面円形状の面である。第1面32の内径は、第2ブロック20の本体21の外径より僅かに大きく設定されている。第1面32は、本体31の端部の開口から挿入された第2ブロック20の本体21の側面22が接触する。
本体31は、複数の第1流路34が形成されている。第1流路34は第1面32に流路の入口35が開口し、第2面33に出口37が開口する。出口37はポート36が接続する部位である。複数の入口35は、入口35の中心が、ロッド63の中心軸と平行な直線上に位置する。複数の入口35は、各々の中心が、アクチュエータ60が行う運動により作られる出口25の軌跡(出口25の中心の軌跡)である直線上に並んでいる。
第1ブロック30の本体31と第2ブロック20の本体21とが軸方向(図3上下方向)へ相対移動して、第2流路23の出口25と第1流路34の入口35とが合致すると、第2流路23を流れる圧縮空気が第1流路34へ順に流入する。第2流路23の出口25は長円状であり、第1流路34の入口35は円形状である。出口25の軸方向の長さは入口35の軸方向の長さより大きな値に設定されているので、第1ブロック30及び第2ブロック20の相対移動速度が変わらなければ、第2流路23の出口25の軸方向の長さと第1流路34の入口35の軸方向の長さとが同じ大きさに設定される場合に比べて、各々の入口35から第1流路34へ圧縮空気が流入する時間を長くすることができる。よって、ポート36から流出する圧縮空気の流量を確保できる。但し、出口25の軸方向の長さは、隣り合う2つの入口35が同時に連通しない大きさに設定されている。各々のポート36から流出する圧縮空気の流量が低下しないようにするためである。
図2(a)に戻って説明する。第2ブロック20の本体21は、長さ方向に沿う溝26が側面22に形成されている。溝26はロッド63の中心軸と平行な直線上に連続する。第1ブロック30の本体31に、先端が第1面32(図3参照)から突出する軸状の回り止め27が取り付けられている。回り止め27は溝26に係合するので、第1ブロック30の本体31内を第2ブロック20の本体21が回転することを防ぎ、押し行程および引き行程のときに第2流路23の出口25と第1流路34の入口35とが接続できなくなることを防止できる。
次に図1を参照して給気装置10の使用方法を説明する。始めに、給気装置10のポート36と異物除去装置1のブローノズル2とを導管(図示せず)によってそれぞれ接続する。次いで、異物除去装置1のテーブル(図示せず)にワークを載置しクランプ等で固定した後、エアガン44を手に持ってレバー44aを引き、ノズル46から噴出した圧縮空気でワークの表面に残留した異物を除去する。
ノズル46から圧縮空気が噴出すると同時に、機器内流路45から分岐した動力伝達管路50、及び、動力伝達管路50から分岐したパイロット管路53に圧縮空気が送られる。パイロット管路53に送られた圧縮空気は方向制御弁13の弁体を開位置にするので、第1圧力源11の空気圧は連結管路17及び第2流路23に伝達される。
一方、動力伝達管路50の空気圧はピストン62の片側に作用し、ロッド63をシリンダ61から押し出す。ロッド63の直線運動に伴って、第2流路23の出口25を第1流路34の入口35に順次合致させながら、第2ブロック20は第1ブロック30に沿って直線運動する。第2流路23の出口25が第1流路34の入口35に合致すると、第2流路23を流れる圧縮空気が第1流路34へ流入し、ポート36に接続された導管(図示せず)を通って圧縮空気がブローノズル2から順に噴出する。ブローノズル2から噴出する圧縮空気によって、ワークに形成された溝や穴の中に残留した異物を順に除去できる。
この給気装置10によれば、ブローノズル2毎に制御弁を設けなくても、アクチュエータ60による第2ブロック20と第1ブロック30との相対移動により、第1ブロック30のポート36から圧縮空気を順次流出させブローノズル2から噴出できる。よって、ブローノズル2毎に制御弁を設ける場合に比べて、制御弁の数を削減できる。また、ポート36から圧縮空気を順次流出するので、複数のポート36から圧縮空気が同時に流出する場合に比べて、第1圧力源11の圧力が低くてもポート36から流出する圧縮空気の流量を確保できる。
アクチュエータ60は異物除去装置1に供給する圧縮空気を動力に用いるので、電気や油圧等を動力とするアクチュエータを用いる場合に比べて、装置の構成を簡素化できる。また、アクチュエータ60は直線運動を出力し、第1ブロック30は、第1ブロック30と第2ブロック20とが相対移動する直線と平行な直線上に第1流路34の入口35が配置されるので、アクチュエータ60が回転運動を出力する場合に比べて装置の構成を簡素化できる。
アクチュエータ60は第2ブロック20を移動させるので、ポート36の各々に導管(図示せず)が接続される第1ブロック30をアクチュエータ60が移動させる場合に比べて、第2ブロック20が移動するのに必要な空間(本実施の形態では第1ブロック30の本体31内)を小さくできる。よって、第2ブロック20が移動するのに必要な空間を小さくできる分だけ装置を小型化できる。
第1ブロック30の円筒状の第1面32と第2ブロック20の円柱状の側面22とが摺動するので、ロッド63を案内するガイドを別途設けなくても、円滑に第1ブロック30と第2ブロック20とを相対的に直線運動させることができる。
アクチュエータ60に圧縮空気を送る動力伝達管路50は、エアガン44のノズル46よりも上流の流路(本実施の形態では機器内流路45)から分岐する。ノズル46からの圧縮空気の噴出に連動して機器内流路45に圧縮空気が流れるので、エアガン44を使ってアクチュエータ60を作動できる。アクチュエータ60を作動させるスイッチを別途設けなくても、アクチュエータ60を作動させる機能をエアガン44にもたせることができる。エアガン44を併用できるので、ブローノズル2から噴出する圧縮空気では除去できない異物を、エアガン44を使って除去できる。
第1圧力供給管路12と第2流路23との間に空気圧式の方向制御弁13が接続される。方向制御弁13のパイロットポート16に圧縮空気を送るパイロット管路53は動力伝達管路50から分岐するので、エアガン44を使って方向制御弁13を操作できる。方向制御弁13を操作するスイッチを別途設けなくても、方向制御弁13を操作する機能をエアガン44にもたせることができる。よって、エアガン44の操作によって方向制御弁13を簡易に操作できる。さらに、異物除去装置1にエアガン44を併用して異物の除去ができる。
次に図4を参照して第2実施の形態について説明する。第1実施の形態では、エアガン44と方向制御弁13及びアクチュエータ60とを連動させ、アクチュエータ60によって第1ブロック30に対して第2ブロック20を移動させる場合について説明した。これに対し第2実施の形態では、方向制御弁110と方向制御弁81及びアクチュエータ60とを連動させ、アクチュエータ60によって第2ブロック90に対して第1ブロック100を移動させる場合について説明する。なお、第1実施の形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図4は第2実施の形態における給気装置80の配管系統図である。図4では異物除去装置1の図示が省略されている。
図4に示すように給気装置80は、第1圧力源11に接続される第1圧力供給管路12と、第1圧力供給管路12に接続される第2ブロック90と、第2ブロック90に対して相対移動可能に配置される第1ブロック100と、第2ブロック90と第1ブロック100とを相対移動させるアクチュエータ60とを備えている。
方向制御弁81は連結管路84の流れの方向を制御するための空気圧式のバルブであり、空気圧による操作力を取り去ったときはスプリングリターンにより初期位置である閉位置に復帰する。方向制御弁81は、入口ポート82に第1圧力供給管路12が接続され、出口ポート83に連結管路84が接続される。連結管路84は第2ブロック90へ圧縮空気を送る流路である。連結管路84は動力伝達管路85が分岐する。動力伝達管路85はアクチュエータ60へ圧縮空気を送るための流路であり、速度制御弁86が配設される。速度制御弁86はアクチュエータ60の出力(速度)を制御する弁である。
第2ブロック90は、第1ブロック100へ圧縮空気を送る部材であり、本体91と、本体91を厚さ方向(図4左右方向)に貫通して形成される第2流路93とを備えている。第2流路93は、本体91の側面92に入口94及び出口95が開口する。
第1ブロック100は複数の第1流路104が設けられる部材であり、四角柱状の本体101と、本体101の第1面102(側面)と第1面102の反対側の第2面103(側面)とを連絡する複数の第1流路104とを備えている。本体101の端部にロッド63の先端が固定されている。複数の第1流路104は本体101の第1面102に入口105がそれぞれ開口し、第1流路104の各々に接続するポート106が第2面103に設けられる。ポート106は、異物除去装置1(図1参照)のブローノズル2に接続する導管(図示せず)が接続する部位である。
第1面102はロッド63の中心軸に平行な平面であり、ロッド63の中心軸と平行な直線上に第1流路104の入口105の中心が形成される。複数の第1流路104の入口105は、各々の中心が、アクチュエータ60が行う運動により作られる入口105の軌跡(複数の第1流路104の入口105の内の一つの入口105の中心の軌跡)である直線上に並んでいる。
方向制御弁110は、異物除去装置1(図1参照)の扉を開閉する開閉装置(図示せず)に圧縮空気を送る流路111に配設された空気圧機器である。方向制御弁110は、開閉装置(図示せず)の動作に連動して自動的に弁体が移動する。方向制御弁110は、異物除去装置1の扉を閉じたときが開位置(初期位置)、異物除去装置1の扉を開いたときが閉位置となるように設定されている。パイロット管路112は、方向制御弁81を操作する圧縮空気を方向制御弁81へ供給するための流路であり、流路111から分岐する。方向制御弁110は、開位置(初期位置)ではパイロット管路112に圧縮空気を送り、閉位置ではパイロット管路112への圧縮空気の流入を阻止する。
次に給気装置80の使用方法を説明する。給気装置80のポート106と異物除去装置1(図1参照)のブローノズル2とを導管(図示せず)によってそれぞれ接続した後、異物除去装置1の扉を開け、テーブル(図示せず)にワークを載置しクランプ等で固定する。異物除去装置1の扉が閉じられると、方向制御弁110を通ってパイロット管路112へ圧縮空気が送られ、方向制御弁81の弁体が開位置に移動する。連結管路84及び連結管路84から分岐した動力伝達管路85に圧縮空気が送られ、第1圧力源11の空気圧は連結管路84及び第2流路93に伝達される。
動力伝達管路85の空気圧はピストン62の片側に作用し、ロッド63をシリンダ61から押し出す。ロッド63の直線運動に伴って、第2流路93の出口95を第1流路104の入口105に順次合致させながら、第1ブロック100は第2ブロック90に沿って直線運動する。第2流路93の出口95が第1流路104の入口105に合致すると、第2流路93を流れる圧縮空気が第1流路104へ流入し、ポート106に接続された導管(図示せず)を通ってブローノズル2(図1参照)から順に噴出する。ブローノズル2から噴出する圧縮空気によって、ワークに形成された溝や穴の中に残留した異物を順に除去できる。
この給気装置80によれば、方向制御弁81と第2ブロック90とを接続する連結管路84から動力伝達管路85を分岐させるので、第1実施の形態で説明した作用・効果に加え、第1圧力源11を用いてアクチュエータ60を作動させ、ポート106から圧縮空気を順次流出できる。よって配管系統を簡素化できる。
異物除去装置1の扉の開閉に連動して作動する方向制御弁110によってパイロット管路112を通して方向制御弁81に操作力を加える。方向制御弁81の開位置で動力伝達管路85を通してアクチュエータ60に圧縮空気を送ることができる。異物除去装置1の扉の開閉(方向制御弁110の作動)とポート106からの圧縮空気の流出とが連動するので、ワークに付着した異物を除去する作業性を向上できる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えば、上記各実施の形態で説明した第1ブロック30,100や第2ブロック20,90の形状は適宜設定できる。
上記各実施の形態では、第1ブロック30,100に設けられる第1流路34,104が本体31,101を貫通する(流路が本体に内蔵される)場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。本体31,101に固定したホースやチューブで第1流路34,104を本体31,101の外部に形成することは当然可能である。同様に、第2ブロック20,90に設けられる第2流路23,93が本体21,91を貫通する(流路が本体に内蔵される)場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。本体21,91に固定したホースやチューブで第2流路23,93を本体21,91の外部に形成することは当然可能である。
上記各実施の形態では、シリンダ61をピストン62が摺動するアクチュエータ60について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、べローズ形のアクチュエータやピストンのないプランジャ形のアクチュエータを採用することは当然可能である。これらの場合、アクチュエータが円滑に直線運動するようにガイドを設けることが望ましい。
上記各実施の形態では、空気圧を動力とするアクチュエータ60について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、電気や油圧等の他の動力によって作動するアクチュエータを採用することは当然可能である。
上記各実施の形態では、直線運動するアクチュエータ60について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、揺動形のアクチュエータや回転運動を出力するアクチュエータ(モータ)を採用することは当然可能である。回転や揺動を行うアクチュエータは、ロータリ継手やスイベル継手を用いて動力(電気、油圧、空気圧等)を外部から供給できる。アクチュエータが回転や揺動を行う場合には、第1ブロック30,100の入口35,105は、アクチュエータが行う揺動や回転による出口25の中心や入口105の中心の軌跡(円や円弧などの曲線)上に並べて配置される。
上記各実施の形態では、アクチュエータ60により第1ブロック100又は第2ブロック20のいずれかを移動させる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。アクチュエータを余分に設けたりアクチュエータと連動する機構を別途設けたりして第1ブロック30,100及び第2ブロック20,90の両方を相対的に移動させることは当然可能である。
上記第1実施の形態では説明を省略したが、アクチュエータ60が正規の運動(全てのポート36から圧縮空気が吹き出すこと)を完了したときにスイッチが入るリミットスイッチを配置し、作業者がエアガン44を操作して方向制御弁13が開位置になったら、リミットスイッチが入るまでは方向制御弁13を初期位置(閉位置)に復帰させないようにすることは当然可能である。
上記第1実施の形態では、エアガン44の機器内流路45から動力伝達管路50が分岐する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、ホース43や第2圧力供給管路42から動力伝達管路50を分岐することは当然可能である。これらの場合も、エアガン44のノズル46からの圧縮空気の噴出に連動して動力伝達管路50に圧縮空気を送ることができるからである。
上記各実施の形態では、直接パイロット操作される方向制御弁13,81について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、方向制御弁13,81は間接パイロット操作でも良い。空気圧式制御ができる方向制御弁13,81であれば、第2圧力源41やパイロット管路112から供給される圧縮空気を用いて方向制御弁13,81を操作できるからである。
上記第1実施の形態では、第1ブロック30のポート36から流出する圧縮空気の圧力源(第1圧力源11)と、エアガン44の圧力源(第2圧力源41)とを別々に設ける場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。第2圧力源41を省略し、エアガン44の機器内流路45に接続する圧力供給管路を第1圧力供給管路12から分岐することは当然可能である。同様に第1圧力源11を省略して、方向制御弁13に接続する圧力供給管路を第2圧力供給管路42から分岐することは当然可能である。
上記第2実施の形態では、異物除去装置1の扉の開閉装置(図示せず)に連動する方向制御弁110の作動と、動力伝達管路85及びパイロット管路112の圧縮空気の流れとが連動する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。異物除去装置1の扉の開閉装置以外の別の装置と給気装置80とを連動させることは当然可能である。別の装置としては、ワークの加工装置の扉の開閉装置、加工装置や洗浄装置等においてワークを保持するクランプ装置、ワークの搬送装置など、空気圧を動力源とする種々の装置が挙げられる。
10,80 給気装置
13 方向制御弁
16 パイロットポート
20,90 第2ブロック
23,93 第2流路
25,95 出口
30,100 第1ブロック
34,104 第1流路
35,105 入口
36,106 ポート
44 エアガン(空気圧機器)
50 動力伝達管路
53 パイロット管路
60 アクチュエータ
110 方向制御弁(空気圧機器)

Claims (6)

  1. 複数のポートにそれぞれ接続する複数の第1流路が設けられると共に前記ポートの反対側の前記第1流路の入口が複数並べられた第1ブロックと、
    圧縮空気が流出する第2流路の出口が設けられる第2ブロックと、
    前記第1流路の入口と前記第2流路の出口とが順次接続するように前記第1ブロックと前記第2ブロックとを相対移動させるアクチュエータとを備え、
    前記第1流路の入口または前記第2流路の出口は、前記アクチュエータが行う運動による前記第2流路の出口または前記第1流路の入口の軌跡の上に設けられていることを特徴とする給気装置。
  2. 前記アクチュエータは、動力が空気圧であることを特徴とする請求項1記載の給気装置。
  3. 前記アクチュエータに圧縮空気を送る動力伝達管路を備え、
    前記動力伝達管路は、空気圧機器の作動に連動して圧縮空気が流れることを特徴とする請求項2記載の給気装置。
  4. 圧縮空気が供給される圧力供給管路と前記第2流路との間に接続される空気圧式の方向制御弁と、
    前記方向制御弁のパイロットポートに圧縮空気を送るパイロット管路とを備え、
    前記パイロット管路は、前記空気圧機器の作動に連動して圧縮空気が流れることを特徴とする請求項3記載の給気装置。
  5. 前記アクチュエータは、直線運動を出力し、
    前記第1ブロック又は前記第2ブロックは、前記第1流路の入口または前記第2流路の出口が、前記第1ブロックと前記第2ブロックとが相対移動する直線と平行な直線上に配置されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の給気装置。
  6. 前記アクチュエータは、前記第2ブロックを移動させることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の給気装置。
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