JP2017203251A - コンクリート型枠用内張シート - Google Patents

コンクリート型枠用内張シート Download PDF

Info

Publication number
JP2017203251A
JP2017203251A JP2016093735A JP2016093735A JP2017203251A JP 2017203251 A JP2017203251 A JP 2017203251A JP 2016093735 A JP2016093735 A JP 2016093735A JP 2016093735 A JP2016093735 A JP 2016093735A JP 2017203251 A JP2017203251 A JP 2017203251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
concrete
water
pulp
nonwoven fabric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016093735A
Other languages
English (en)
Inventor
武智 耕三
Kozo Takechi
耕三 武智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2016093735A priority Critical patent/JP2017203251A/ja
Publication of JP2017203251A publication Critical patent/JP2017203251A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Abstract

【課題】脱水や脱気を良好に行うことができ、綺麗なコンクリート表面を形成することのできるコンクリート型枠用内張シートを提供する。【解決手段】型枠パネル5の内面に貼り付けて使用されるコンクリート型枠用内張シート1は、透水性及び通気性を有する不織布シート20と、不織布シート20の一方の面に塗布された弾力性を有する発泡樹脂から構成された、透水性及び通気性を有する多孔性樹脂層10であって、表面側だけに開口露出する非貫通孔11を多数有することで表面側が吸盤として機能する多孔性樹脂層10と、不織布シート20の他方の面に形成された、透水性及び通気性を有するホットメルト層30と、ホットメルト層30の表面側に形成された、パルプを主原料として含み、水溶性の結合剤を用いる、透水性及び通気性を有すると共にコンクリート粒子を通さないパルプシート40と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート打設時の脱水や脱気のために型枠パネルに貼り付けて使用されるコンクリート型枠用内張シートに関する。
一般に、コンクリート構造物は、木製や金属製等の型枠パネルを枠組みすることで、コンクリート型枠を形成し、この型枠内にコンクリートを流し込んで締め固めて、これを養生・硬化させた後、型枠パネルを除去して構築される。
このとき、セメントに対する水の使用量を少なくするとコンクリートの品質を向上させることができる。しかし、水の使用量を少なくすると、コンクリートを流し込む際の作業性が悪くなるので、実際にはある程度過剰の水を使用して作業性を担保している。
このように過剰に加えられている水は、養生の際に外部へ排出されることが望ましい。また、コンクリート内には、空気が混入して気泡も発生しており、この混入空気も養生の際に外部へ排出することが望ましい。
このため、従来から、型枠パネルのコンクリートに接する内面に、骨材やセメント粒子等のコンクリート粒子を通さないで通気性・透水性を有する多孔性シートを貼付し、多孔性シートを通して、コンクリートの脱水及び脱気(脱泡)を行うことが提案されている。
例えば、下記特許文献1〜3には、コンクリート粒子の通過を阻止しながら水及び空気の通過を許容する多孔性の合成樹脂シートをコンクリート型枠に用いることが開示されている。このような多孔性合成樹脂シートを用いれば、コンクリートの養生時に余剰水の脱水や混入空気の脱気を良好に行うことができる。
特開2013−100688号公報 特開2008−75252号公報 特許第4443909号公報
上記特許文献にみられるような多孔性シートは、使用時にまず本体シートを型枠パネルに貼り付けて固定する必要がある。シートの貼り付け固定には、通常はタッカーや接着剤を用いるが、型枠パネルが大きくなればなるほど、接着剤を塗ったり、タッカーで針留めしたりする作業に非常に手間がかかる。
また、接着剤を塗る面積が大きくなると、多孔性シートの孔がふさがれてしまって脱水や脱気の性能が大きく低下してしまう。また、多孔性シートを繰り返し使用する場合、タッカーによる針留めによって開けられた穴が累積的に増えていくため、この穴を通ってコンクリート粒子が多孔性シートと型枠パネルとの間に漏れてしまうおそれがある。
また、型枠パネルの間にセパレータやPコンを挟む場合、多孔性シートにセパレータを貫通させるための穴を開ける必要がある。このとき、接着剤やタッカーによって、型枠パネルに対して局所的に多孔性シートを固定していると、多孔性シートのセパレータ用穴の周囲が型枠パネルから浮いてしまい、多孔性シートと型枠パネルとの間に、穴から漏れたコンクリート粒子や、型枠パネルにセパレータ用の穴を開ける際の削りカス等のゴミが入ってしまうおそれがある。
このように、脱水や脱気の機能が低下したり、多孔性シートと型枠パネルとの間にゴミ等が入ったりすると、コンクリート表面に凹凸が形成され、コンクリート表面を綺麗に仕上げることができない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、脱水や脱気を良好に行うことができると共に、内張シートと型枠パネルとの間にゴミ等が入り込むのを防止し、綺麗なコンクリート表面を形成することのできるコンクリート型枠用内張シートを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るコンクリート型枠用内張シートは、型枠パネルの内面に貼り付けて使用されるコンクリート型枠用内張シートにおいて、透水性及び通気性を有する不織布シートと、前記不織布シートの一方の面に塗布された弾力性を有する発泡樹脂から構成された、透水性及び通気性を有する多孔性樹脂層であって、表面側だけに開口露出する非貫通孔を多数有することで表面側が吸盤として機能する多孔性樹脂層と、前記不織布シートの他方の面に形成された、透水性及び通気性を有するホットメルト層と、前記ホットメルト層の表面側に形成された、パルプを主原料として含み、水溶性の結合剤を用いる、透水性及び通気性を有すると共にコンクリート粒子を通さないパルプシートと、を備えることを特徴とする。
本発明に係るコンクリート型枠用内張シートによれば、脱水や脱気を良好に行うことができると共に、内張シートと型枠パネルとの間にゴミ等が入り込むのを防止し、綺麗なコンクリート表面を形成することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る内張シートの断面図である。 図2は、本発明の実施形態に係る多孔性樹脂層の表面を拡大して示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る内張シートの製造工程を示すフローチャートである。 図4は、本発明の実施形態に係る内張シートの使用状態を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本実施形態に係るコンクリート型枠用の内張シートについて説明する。図1は、本実施形態に係る内張シートの断面図である。図2は、本実施形態に係る多孔性樹脂層の表面を拡大して示す図である。
内張シート1は、四層構造であり、順に積層された、多孔性樹脂層10と、不織布シート20と、ホットメルト層30と、パルプシート40とを備えている。使用時には、内張シート1は、多孔性樹脂層10が型枠パネル側に位置し、パルプシート40がコンクリート側に位置するように、型枠パネルに貼り付けられる。
多孔性樹脂層10は、不織布シート20の一方の面に塗布された、弾力性を有する軟質発泡アクリル樹脂の層である。多孔性樹脂層10は、内部及び表面に多数の微細孔11,12が形成されている。
微細孔11,12は、一方の表面側(不織布シート20と反対側の面)のみに開口露出する非貫通孔11と、当該表面側から不織布シート20側の面まで多孔性樹脂層10を貫通する貫通孔12とから構成される(図2参照)。貫通孔12が形成された多孔性樹脂層10は、水や空気が通過することができ、通気性及び透水性を有する。
非貫通孔11は、不織布シート20と反対側の表面側だけに開口露出するため、弾力性を有する多孔性樹脂層10の表面が型枠パネルの平滑面に密着すると、密閉された非貫通孔11の内部と外部との圧力差により、多孔性樹脂層10の表面側が型枠パネルに吸着する。すなわち、非貫通孔11が多数形成された多孔性樹脂層10の表面側は吸盤として機能する。
このように、表面側が吸盤として機能する多孔性樹脂層10は、自ら型枠パネルに吸着して固定されるため、内張シート1を型枠パネルに貼り付ける際、タッカーや接着剤を用いて型枠パネルに内張シート1を固定する作業が不要となる。
不織布シート20は、PET(ポリエチレンテレフタレート)製の不織布シートである。不織布シート20は、PET繊維を湿式法により抄造することによって製造される。不織布シート20は、繊維間の微細な隙間である空隙21(図示せず)が全体にわたって形成されている。
また、不織布シート20は、水や空気が通過することができ、通気性及び透水性を有するが、コンクリート粒子(セメントや骨材である砂等の粒子)を通さない特性を有する。
ホットメルト層30は、接着用不織布であるホットメルト接着剤シートを、不織布シート20の多孔性樹脂層10と反対側の表面に熱融着することで形成された層である。ホットメルト接着剤シートは、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)を主原料とする合成樹脂製であり、融点は93℃である。
また、不織布シート20に熱融着されることでホットメルト層30となるホットメルト接着剤シートは、繊維を織らずにクモの巣のようなネット状に絡み合わせたものであり、目付は、200g/cm2である。また、ホットメルト接着剤シートの接着条件は、温度が120〜150℃、時間が5〜20秒、圧力が10〜30kPaである。
また、ホットメルト接着剤シートは、不織布シート20よりも格段に粗い目で繊維が絡まっており、透水性及び通気性を有するだけでなく、コンクリート粒子も通過することが可能である。
そして、ホットメルト接着剤シートが熱融着されて形成されるホットメルト層30は、不織布シート20の表面全体を隙間無く覆っているのではなく、熱溶融により固まることで、多数の隙間が形成された状態で不織布シート20を覆っている。このような構成のホットメルト層30は、通気性及び透水性を有するだけでなく、隙間の部分等においてコンクリート粒子も通過することが可能である。
本実施形態では、粗い目のホットメルト接着剤シートを熱融着させたホットメルト層30は、不織布シート20全体の80%程度を覆っており、ホットメルト層30の隙間は全体の略20%程度である。
パルプシート40は、レーヨン紙であり、レーヨン50wt%とパルプ50wt%の混合物に対して、結合剤(糊、バインダー)としてビニロン(ポリビニルアルコール系の合成繊維)を重量比で2〜3%加えた、目付が30g/cm2のシートである。パルプシート40は、透水性及び通気性を有するが、コンクリート粒子を通過させない特性を有する。
パルプシート40は、不織布シート20に対して、ホットメルト接着剤シートを挟んだ状態で熱融着されることで、ホットメルト層30により不織布シート20の多孔性樹脂層10と反対側の面に接着設置される。
上述したように、ホットメルト層30には多数の隙間が形成されており、ホットメルト層30の外側にパルプシート40が設置されていない場合には、ホットメルト層30の隙間の部分で打設コンクリートと直接接触する不織布シート20は、表面の突出した繊維が打設コンクリートに一体に固着してしまい、内張シート1を剥がした後に、不織布シート20の固着していた部分が毛羽立ってしまう場合がある。
不織布シート20の材料であるPETは耐アルカリ性が低く、コンクリートが強アルカリ性であるために、不織布シート20が加水分解によって劣化することにも起因している。
これに対して、ホットメルト層30の外側にパルプシート40を設置しておくことで、養生時に不織布シート20が直接打設コンクリートに接触することを防止し、使用後に不織布シート20が毛羽立つのを確実に防ぐことができる。また、パルプを主原料として含むパルプシート40は、耐アルカリ性が高く、コンクリートに接触してもほとんど劣化することはない。
また、上述したように、ホットメルト接着剤シートを熱融着することで形成されるホットメルト層30には多数の隙間が形成されているため、ホットメルト層30の外表面の平滑性が多少低下してしまうが、ホットメルト層30の外側に表面の平滑性の高いパルプシート40を設置することで、内張シート1の打設コンクリートと接触する表面の平滑性を大きく向上させることができ、もって、打設コンリートの仕上がりを綺麗にすることができる。
天然素材のパルプを主原料とするパルプシート40は、化学繊維を主原料とする不織布シート20と比べて、ホットメルト層30との接着性が弱く、水で濡らすと、一部が溶解して結合繊維がバラバラになり、ホットメルト層30から容易に剥がすことができる。
したがって、打設に使用した後に、パルプシート40に水をかけて擦ると、ホットメルト層30を不織布シート20側に残したまま、パルプシート40のみを簡単に剥がすことができる。パルプシート40のみを剥がした後、新しいパルプシート40をホットメルト層30の表面に置いた状態で、上述した初回の温度よりも低い温度で熱融着することで、再度パルプシート40をホットメルト層30に対して接着することができる。すなわち、内張シート1は、必要に応じて、パルプシート40のみを新しく交換することができる。
内張シート1を使用していると、通過できないコンクリート粒子がパルプシート40内に溜まることで、脱気性、脱水性、保水性が低下してしまい、打設性能が低下してしまう。このとき、パルプシート40によってコンクリート粒子の通過が阻止されるため、多孔性樹脂層10、不織布シート20及びホットメルト層30の性能はほとんど劣化していない。よって、内張シート1のパルプシート40のみを定期的に交換することで、内張シート1を繰り返し使用することができる。
本実施形態に係る内張シート1のサイズは、多孔性樹脂層10の厚みが略0.1mm、不織布シート20の厚みが略0.15mm、ホットメルト層30の厚みが略0.1mm、パルプシート40の厚みが略0.15mmである。
続いて、図3を参照しながら、内張シート1の製法について説明する。図3は、本実施形態に係る内張シートの製造工程の流れを示すフローチャートである。同図に示すように、まず、S1〜S3において、傾斜金網抄紙機を用いて、湿式法により不織布シート20を製造する。
S1では、不織布シート20を構成する材料である短繊維をチェスト内で水中に十分分散させ、適度な繊維濃度に調整した水性スラリーを生成する。次に、S2では、S1で生成された水性スラリーを傾斜金網抄紙機に送り、抄造を行う。これによって、繊維シートが生成される。
S3では、S2で生成された繊維シートを、加熱金属ローラーと弾性ローラーとを備えた熱プレス機に送り、両ローラーの間に挟んで搬送することで、繊維シートに対して加熱加圧処理を行う。これにより、不織布シート20が完成する。
次に、S4では、不織布シート20の一方の面にアクリル樹脂の発泡体を塗布して硬化させる、すなわち発泡コートを施すことによって多孔性樹脂層10を形成する。塗布されるアクリル樹脂の発泡体は、一般の軟質アクリル系の液剤等を物理的に撹拌含気させてメレンゲ状にすることによって生成される発泡乳剤である。
次に、S5では、不織布シート20の多孔性樹脂層10が形成された面と逆側の他方の面に、ホットメルト接着剤シート、レーヨン紙を順に重ねて設置する。続いて、S6では、この重ねた状態で熱融着を行い、ホットメルト層30とパルプシート40とを形成する。熱融着は、不織布シート20の一方の表面にホットメルト接着剤シート及びレーヨン紙を重ねた状態で、ローラー式の熱融着装置内に送り込むことによって行うことができる。
以上、S1〜S6の工程により、内張シート1が完成する。なお、内張シート1の一方の表面に位置する多孔性樹脂層10は、上述したように吸着性を有するため、内張シート1の多孔性樹脂層10側の表面に、表面を保護するための剥離シートをさらに貼り付けておくのが望ましい。この剥離シートは、内張シート1を使用する際に剥がされる。
続いて、内張シート1の使用態様について、図4を参照しながら説明する。図4は、本実施形態に係る内張シートの使用状態を示す断面図である。コンクリートを打設するにあたって、まず打設現場において、コンクリート型枠を構成する型枠パネル5の表面側(コンクリートと接する側)に、内張シート1を貼り付ける。
その際、型枠パネル5側に多孔性樹脂層10が位置するように内張シート1を貼り付ける。上述したように、多孔性樹脂層10は吸着性を有するため、タッカーや接着剤を用いることなく、内張シート1を型枠パネル5に押し付けるだけで、貼付固定することができる。
タッカーや接着剤が不要になれば、タッカーによる針留めによって開けられた穴からコンクリート粒子が内張シート1と型枠パネル5との間に漏れてしまったり、接着剤によって内張シート1の孔がつぶされてしまって脱水や脱気の性能が大きく低下してしまったりすることを防止できる。
続いて、内張シート1が貼り付けられた型枠パネル5を枠組みしてコンクリート打設現場の所定の位置に設置する。その後、型枠パネル5によって形成されたコンクリート打設空間にコンクリート7を流し込み、さらに、所定の期間(例えば、三日間)コンクリート7の養生を行い、コンクリート7を固化させる。
このとき、流し込まれたコンクリート7は、自重により型枠パネル5の側面に添付された内張シート1に圧接し、コンクリート7中の余剰水及び混入空気がパルプシート40及びホットメルト層30を介して、不織布シート20の空隙21内に流入する。パルプシート40は、コンクリート粒子を通さないので、余剰水及び混入空気のみが不織布シート20内に流入する。
不織布シート20内に流入した余剰水及び混入空気は、不織布シート20の空隙21や多孔性樹脂層10の貫通孔12内に溜まったり、不織布シート20の空隙21や、多孔性樹脂層10の貫通孔12、多孔性樹脂層10と型枠パネル5との隙間等を通って内張シート1の外部に放出されたりする。
このような状態で、所定期間の養生後に、型枠パネル5を除去すれば、コンクリート構造物が完成する。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、本実施形態によれば内張シート1を型枠パネル5の内面に貼り付けておくことで、打設コンクリート7の脱水及び脱気を良好に行うことができる。また、内張シート1内に一部留まって保水されている余剰水により、コンクリート7に対して適度な湿潤状態下での養生を行うこともできる。
また、本実施形態では、多孔性樹脂層10の表面全体が吸着性を有し、多孔性樹脂層10全体が型枠パネル5に隙間無く密着固定されるため、内張シート1にセパレータ用の穴を開けたりしても、内張シート1と型枠パネル5との間に隙間ができないため、内張シート1と型枠パネル5との間にコンクリート粒子やゴミが入ったりすることなく、打設コンクリート7の表面を綺麗に仕上げることができる。
また、多孔性樹脂層10の表面全体が吸着性を有し、多孔性樹脂層10全体が型枠パネル5に密着するため、型枠パネル5が湾曲しているような場合であっても、内張シート1に皺が寄ることなく型枠パネル5に貼り付けることができ、打設コンクリート7の表面を綺麗に仕上げることができる。
また、不織布シート20のコンクリート側の表面にパルプシート40が形成されているため、不織布シート20が打設コンクリート7と密着することで生じる表面の毛羽立ちを抑えることができ、打設コンクリート7の表面に繊維が混入したり、毛羽立ち模様が打設コンクリート7の表面に転写されたりして、コンクリート構造物の外観を損ねるのを防止することができる。
また、不織布シート20全体が打設コンクリート7と密着すると、使用後の不織布シート20の毛羽立った表面にコンクリート小片が付着し、内張シート1の再利用が困難になるが、打設コンクリート7と接触する位置に交換可能且つコンクリート粒子を通さないパルプシート40を設置することで、不織布シート20等へのコンクリート小片の付着を防ぎ、内張シート1の再利用も可能となる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。例えば、内張シートを構成する多孔性樹脂層、不織布シート、ホットメルト層及びパルプシートのサイズや材料等は適宜変更可能である。
但し、内張シートが脱水及び脱気機能を良好に発揮するためには、多孔性樹脂層、不織布シート、ホットメルト層及びパルプシートの全てが通気性及び透水性を有すると共に、使用時に打設コンクリートに直接接触するパルプシートがコンクリート粒子を通さない特性を有する必要がある。
また、上記実施形態では、パルプシートとして、レーヨン紙を用いているが、パルプ繊維を主原料として含むと共に、水溶性の結合剤(バインダー)を用いるシートであれば、適宜レーヨン紙以外のパルプシートを用いることができる。水溶性のバインダーを用いるパルプシートであれば、使用後に水で濡らすことで、パルプシートのみを容易に剥がして交換することができる。
1 内張シート
10 多孔性樹脂層
11 非貫通孔
12 貫通孔
20 不織布シート
21 空隙
30 ホットメルト層
40 パルプシート
5 型枠パネル
7 打設コンクリート

Claims (2)

  1. 型枠パネルの内面に貼り付けて使用されるコンクリート型枠用内張シートにおいて、
    透水性及び通気性を有する不織布シートと、
    前記不織布シートの一方の面に塗布された弾力性を有する発泡樹脂から構成された、透水性及び通気性を有する多孔性樹脂層であって、表面側だけに開口露出する非貫通孔を多数有することで表面側が吸盤として機能する多孔性樹脂層と、
    前記不織布シートの他方の面に形成された、透水性及び通気性を有するホットメルト層と、
    前記ホットメルト層の表面側に形成された、パルプを主原料として含み、水溶性の結合剤を用いる、透水性及び通気性を有すると共にコンクリート粒子を通さないパルプシートと、
    を備えることを特徴とするコンクリート型枠用内張シート。
  2. 前記パルプシートは、水で濡らして剥がすことで、交換可能であることを特徴とする請求項1記載のコンクリート型枠用内張シート。
JP2016093735A 2016-05-09 2016-05-09 コンクリート型枠用内張シート Pending JP2017203251A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016093735A JP2017203251A (ja) 2016-05-09 2016-05-09 コンクリート型枠用内張シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016093735A JP2017203251A (ja) 2016-05-09 2016-05-09 コンクリート型枠用内張シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017203251A true JP2017203251A (ja) 2017-11-16

Family

ID=60322055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016093735A Pending JP2017203251A (ja) 2016-05-09 2016-05-09 コンクリート型枠用内張シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017203251A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021113394A (ja) * 2020-01-16 2021-08-05 アイエスティー株式会社 コンクリート打設方法及びそれに用いる型枠用シート
JP2022153349A (ja) * 2021-03-29 2022-10-12 Smrc株式会社 コンクリート構造体、コンクリート構造体の強化方法、コンクリート構造体の製造方法、及び、コンクリート構造体の強度維持方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63154643U (ja) * 1987-03-30 1988-10-11
JPH03228950A (ja) * 1990-01-31 1991-10-09 Kokuyo Co Ltd パネル
JPH07279416A (ja) * 1994-04-07 1995-10-27 San East Res:Kk コンクリート型枠内張材
JPH08302978A (ja) * 1995-05-10 1996-11-19 Tajima Inc 滑り止め層付き床材
CN2756750Y (zh) * 2003-11-06 2006-02-08 陈绍华 复合微孔膜透气、透水混凝土模板衬垫
JP2006257814A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Gakko Kyoshokuin Fukushi Jigyodan:Kk コンクリート施工用型枠及びコンクリートの施工方法
JP2007085120A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Sliontec Corp コンクリート型枠透水性部材固定用シート及びそれを用いた透水性部材の固定方法
JP2016211303A (ja) * 2015-05-13 2016-12-15 武智 耕三 コンクリート型枠用内張シート

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63154643U (ja) * 1987-03-30 1988-10-11
JPH03228950A (ja) * 1990-01-31 1991-10-09 Kokuyo Co Ltd パネル
JPH07279416A (ja) * 1994-04-07 1995-10-27 San East Res:Kk コンクリート型枠内張材
JPH08302978A (ja) * 1995-05-10 1996-11-19 Tajima Inc 滑り止め層付き床材
CN2756750Y (zh) * 2003-11-06 2006-02-08 陈绍华 复合微孔膜透气、透水混凝土模板衬垫
JP2006257814A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Gakko Kyoshokuin Fukushi Jigyodan:Kk コンクリート施工用型枠及びコンクリートの施工方法
JP2007085120A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Sliontec Corp コンクリート型枠透水性部材固定用シート及びそれを用いた透水性部材の固定方法
JP2016211303A (ja) * 2015-05-13 2016-12-15 武智 耕三 コンクリート型枠用内張シート

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021113394A (ja) * 2020-01-16 2021-08-05 アイエスティー株式会社 コンクリート打設方法及びそれに用いる型枠用シート
JP2022153349A (ja) * 2021-03-29 2022-10-12 Smrc株式会社 コンクリート構造体、コンクリート構造体の強化方法、コンクリート構造体の製造方法、及び、コンクリート構造体の強度維持方法
JP7649525B2 (ja) 2021-03-29 2025-03-21 Smrc株式会社 建造物用コンクリート構造体の強度維持方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20200123212A (ko) 적층 제조를 위한 방법 및 장치
JP2012101536A5 (ja)
JP6458207B2 (ja) コンクリート型枠用内張シート
CN102791474B (zh) 粘合垫和制造方法
JP2013100688A (ja) コンクリート型枠用内張シート及びその製造方法
JP2023100096A (ja) 型枠用シート及び型枠
JP3972874B2 (ja) Frpコンクリート防食パネル及びその製造方法
JP4443909B2 (ja) コンクリート型枠用内張りボード及びその製造方法
JP6192901B2 (ja) 養生シート、型枠構成材およびコンクリート構造物の製作方法
JPH0681458A (ja) 型枠貼付用シート
JP2019138014A (ja) コンクリート型枠用内張シート
JPH03130109A (ja) コンクリート型枠用内張り材とコンクリート型枠およびコンクリートの打設方法
JP4038554B2 (ja) 粗面材付きコンクリート
TW202116404A (zh) 浸漬型平膜單元及其製造方法
JP2019178516A (ja) 透水シート及びその製造方法
JP2021098996A (ja) コンクリート養生シート及びその使用方法
JPH0734660A (ja) コンクリート打設型枠用シート及びコンクリート打設型枠
JPH08218300A (ja) パルプモ−ルド成形用型
JP6733881B2 (ja) 型枠用積層シート及びそれを取り付けた型枠
JPH0627369Y2 (ja) コンクリート型枠用養生シート
KR100941601B1 (ko) 세탁볼용 백 및 이의 제조방법
JP2018059349A (ja) コンクリート構造物の製造方法
JPS6316019A (ja) 空気清浄化用濾過体
JPH06123172A (ja) コンクリートパネル用内張材
JPH0238665A (ja) コンクリートパネル添装用複合材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200901