JP2017207193A - トラクション減速機および電動機付き減速機 - Google Patents

トラクション減速機および電動機付き減速機 Download PDF

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【課題】部品点数を減らして、トラクション減速機を小型化する。【解決手段】このトラクション減速機1は、回転軸9を中心として回転する太陽ローラ20と、太陽ローラの周囲に配置された複数の遊星ローラ30と、複数の遊星ローラに接触する一対の円環状のインタナルリング40と、遊星ローラを保持しつつ回転軸を中心として回転するキャリア50と、を有する。複数の遊星ローラは、それぞれ、太陽ローラおよびインタナルリングの双方に接触しつつ、太陽ローラから動力を受けることによって、自転しながら回転軸を中心として公転する。キャリアは、遊星ローラの外周面に対向する接触面を有し、遊星ローラの外周面と、接触面とが、回転軸を中心とする周方向に接触する。これにより、各遊星ローラを自転可能に支持するキャリアピンが不要となる。【選択図】図2

Description

本発明は、トラクション減速機および電動機付き減速機に関する。
従来、太陽ローラと遊星ローラとの間に発生させたトラクション(摩擦)を利用して、入力軸の回転速度を減速させて出力軸を回転させる、トラクション減速機が知られている。このようなトラクション減速機については、例えば、特開2009−138924号公報に記載されている。
当該文献に記載のトラクション動力伝達装置は、第1中心軸線回りに回転自在な太陽ローラと、第1中心軸線と平行な複数の周辺軸線上に第2中心軸線が合致するように配置される複数の軸部材と、軸部材に支持された状態で、太陽ローラの周面に沿って回転自在に設けられた複数の遊星ローラと、第1中心軸線と第2中心軸線との平行を保持したまま、軸部材を太陽ローラの径方向に移動自在に案内する案内部材と、太陽ローラの周面に対して遊星ローラを押し付け、太陽ローラと遊星ローラとの間にてトラクションによる動力伝達を可能にする押圧部材と、を備える。
当該文献には、太陽ローラの径方向に遊星ローラの回転中心である軸部材が移動するため、遊星ローラを太陽ローラの周面に押し付ける力が作用すると、それによって太陽ローラと遊星ローラとの間にトラクションを発生させることができる旨が記載されている。さらに、遊星ローラが太陽ローラの径方向に移動しても、常に遊星ローラの回転中心が太陽ローラの回転中心と平行を保持しているため、軸方向で均等にトラクションを発生させることができる旨が記載されている(段落0007〜0008等参照)。
特開2009−138924号公報
しかしながら、特開2009−138924号公報に記載の構造では、押圧部による遊星歯車の押圧面を、軸部材よりも径方向外側に配置する必要がある。また、軸部材とは別に遊星ローラの押圧面を設ける必要がある。このため、トラクション減速機の径方向の小型化が困難となる。
本発明の目的は、トラクション減速機において、部品点数を減らしトラクション減速機を小型化できる技術を提供することである。
本願の例示的な第1発明は、トラクション減速機であって、回転軸を中心として回転する太陽ローラと、前記太陽ローラの周囲に配置された複数の遊星ローラと、前記複数の遊星ローラに接触する一対の円環状のインタナルリングと、前記遊星ローラを保持しつつ前記回転軸を中心として回転するキャリアと、を有し、前記複数の遊星ローラは、それぞれ、前記太陽ローラおよび前記インタナルリングの双方に接触しつつ、前記太陽ローラから動力を受けることによって、自転しながら前記回転軸を中心として公転し、前記キャリアは、前記遊星ローラの外周面に対向する接触面を有し、前記遊星ローラの外周面と、前記接触面とが、前記回転軸を中心とする周方向に接触する。
本願の例示的な第1発明によれば、各遊星ローラを自転可能に支持するキャリアピンが不要となる。このため、部品点数を減らして、トラクション減速機を小型化できる。
図1は、第1実施形態に係る電動機付き減速機の斜視図である。 図2は、第1実施形態に係る電動機付き減速機の縦断面図である。 図3は、第1実施形態に係るトラクション減速機の横断面図である。 図4は、第1実施形態に係るトラクション減速機の横断面図である。 図5は、第1実施形態に係るトラクション減速機の横断面図である。 図6は、第2実施形態に係る電動機付き減速機の縦断面図である。 図7は、第2実施形態に係るトラクション減速機の横断面図である。 図8は、第2実施形態に係るトラクション減速機の横断面図である。 図9は、第3実施形態に係る電動機付き減速機の部分縦断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本願では、太陽ローラの回転軸と平行な方向を「軸方向」、回転軸に直交する方向を「径方向」、回転軸を中心とする円弧に沿う方向を「周方向」、とそれぞれ称する。ただし、上記の「平行な方向」は、略平行な方向も含む。また、上記の「直交する方向」は、略直交する方向も含む。また、以下では、説明の便宜上、図1中の右側を「入力側」、図1中の左側を「出力側」、とそれぞれ称する。
<1.第1実施形態>
図1は、本実施形態に係るトラクション減速機1を含む電動機付き減速機10の斜視図である。図2は、本実施形態に係るトラクション減速機1を含む電動機付き減速機10の縦断面図である。この電動機付き減速機10は、モータ11から得られる第1回転数の回転運動を、第1回転数よりも低い第2回転数の回転運動に変換して、出力軸90を回転させる減速機である。本発明のトラクション減速機1および電動機付き減速機10は、例えば、電化製品の精密部品等に使用される。
図1および図2に示すように、本実施形態の電動機付き減速機10は、モータ11と、取付板12と、トラクション減速機1とを有する。
モータ11は、電動機付き減速機10の動力源となる電動機である。モータ11は、後述するトラクション減速機1の太陽ローラ20と接続されている。モータ11を駆動させると、太陽ローラ20が回転軸9を中心に回転する。
取付板12は、モータ11にトラクション減速機1を取り付けるための板状の部材である。取付板12は、回転軸9に対して略垂直に配置されている。取付板12は、モータ11の外枠であるモータケーシングに固定される。モータケーシングと取付板12とは、ねじ等の固定具によって固定される。ただし、モータケーシングと取付板12とは、他の方法によって固定されてもよい。
トラクション減速機1は、モータ11の回転運動を、減速させて出力軸90に伝達する装置である。このトラクション減速機1には、歯車を用いることなく、太陽ローラ20の外周面と複数の遊星ローラ30の外周面とを、互いに接触させながら回転させることで動力を伝達する、いわゆるトラクション型の遊星減速機構が用いられている。
図2に示すように、本実施形態のトラクション減速機1は、1つの太陽ローラ20、複数の遊星ローラ30、インタナルリング40、キャリア50、キャリア軸受60、弾性部材70、ハウジング80および出力軸90を有する。
太陽ローラ20は、回転軸9と同軸に配置された、円柱状の部材である。太陽ローラ20は、軸方向の入力側に位置するモータ11に連結される。モータ11を駆動させると、太陽ローラ20は、モータ11から受ける動力によって、回転軸9を中心として第1回転数で回転する。本実施形態では、モータ11の出力シャフトが、太陽ローラ20となっている。このように、モータ11の出力シャフトと太陽ローラ20とを、単一の部品とすれば、電動機付き減速機10の部品点数が減る。したがって、電動機付き減速機10を小型化しやすくなる。ただし、モータ11の出力シャフトとは別に、出力軸とともに回転する太陽ローラを設けてもよい。
図3は、トラクション減速機1の、図1のA−A断面図である。複数の遊星ローラ30は、太陽ローラ20の周囲に配置される。図3に示すように、本実施形態では、太陽ローラ20の周囲に、3個の遊星ローラ30が周方向に等間隔に配置されている。
複数の遊星ローラ30は、それぞれ円板部31と、一対の軸部32とを有する。円板部31は、太陽ローラ20の周囲に、軸方向の入力側から見た中心と軸方向の出力側から見た中心とを結ぶ直線が、回転軸9に対して平行となるように配置される。図2および図3に示すように、円板部31の外周部は、太陽ローラ20の外周部と接触する。一対の軸部32は、円板部31の中央から軸方向の入力側および出力側に、回転軸9と平行に延びる。本実施形態では、円板部31および一対の軸部32は一部材により構成されている。また、各軸部32は、軸方向の円板部31とは反対側の端部に、円環状の傾斜面33を有する。傾斜面33は、軸部32の先端へ向かうにつれて縮径するように、軸方向に対して傾斜する。なお、円板部31は、軸方向から見たときに外周が円形であればよく、表面形状は板状以外の形状であってもよい。
インタナルリング40は、複数の遊星ローラ30に接触する一対の円環状の部材である。本実施形態のインタナルリング40は、固定インタナルリング41および可動インタナルリング42によって構成される。図2に示すように、本実施形態の固定インタナルリング41は、円板部31よりも軸方向の入力側に位置し、軸方向の位置が固定されている。また、可動インタナルリング42は、円板部31よりも軸方向の出力側に位置し、軸方向に移動可能となっている。ただし、可動インタナルリング42が円板部31よりも軸方向の入力側に配置され、固定インタナルリング41が円板部31よりも軸方向の出力側に配置されていてもよい。
図4は、トラクション減速機1の、図1のB−B断面図である。複数の遊星ローラ30は、太陽ローラ20およびインタナルリング40によって、太陽ローラ20の周囲で回動自在に支持される。図4に示すように、複数の遊星ローラ30の外周部は、インタナルリング40の内周部と接触する。太陽ローラ20が回転軸9を中心に回転すると、複数の遊星ローラ30は、太陽ローラ20から動力を受ける。そして、複数の遊星ローラ30は、太陽ローラ20の周囲で、自転しながら回転軸9を中心として公転する。
また、図2に示すように、本実施形態のインタナルリング40は、軸部32の傾斜面33と接触する。これにより、径方向の幅を抑えつつ、インタナルリング40と遊星ローラ30とを接触させることができる。また、遊星ローラ30の円板部31と軸部32とは、同一部材であることから、インタナルリング40と遊星ローラ30との間に、別途の接触部材を設けることなく、インタナルリング40の圧力を、遊星ローラ30に直接伝えることができる。その結果、トラクション減速機1の部品点数を低減できる。
図5は、トラクション減速機1の、図1のC−C断面図である。キャリア50は、複数の遊星ローラ30を保持しつつ回転軸9を中心として回転する。図5に示すように、キャリア50は、遊星ローラ30の軸部32の外周面と対向する接触面54を有する。軸部32の外周面のうち、遊星ローラ30の公転の回転方向前側に位置する面の少なくとも一部と、接触面54とは、周方向に接触する。すなわち、接触面54と、軸部32の外周面の少なくとも一部とは、回転軸9を中心とする周方向に接触する。これにより、各遊星ローラ30は、太陽ローラ20の周囲で、自転可能に支持される。このように、遊星ローラ30の一部である軸部32が、キャリア50によって支持される。このため、キャリアピンのような部材を別途設ける必要がなくなる。その結果、部品点数を減らして、トラクション減速機1を小型化できる。
また、図2、図4および図5に示すように、本実施形態のキャリア50は、複数の収容部56を有する。複数の収容部56は、回転軸9を中心とする周方向に配列され、各々が径方向外側へ向けて開いている。そして、複数の遊星ローラ30の軸部32は、収容部56に収容される。このため、トラクション減速機1の製造時に、遊星ローラ30をキャリア50の収容部56に対して径方向外側から挿入できる。これにより、トラクション減速機1の組み立てが容易となる。
なお、本実施形態のキャリア50は、単一の部材により構成される。このため、キャリア50が複数の部材で構成される場合よりも、部品数を低減できる。これにより、トラクション減速機1をより小型化できる。また、トラクション減速機1の組み立てがより容易となる。
キャリア軸受60は、キャリア50を回転軸9を中心に回転可能に支持する。図2に示すように、本実施形態のキャリア軸受60は、キャリア50の外周面の少なくとも一部と接触する。さらに、キャリア軸受60は、キャリア50の軸方向の出力側の端面と接触する。これにより、キャリア50は、径方向および軸方向の移動が規制され、安定的に保持される。
弾性部材70は、可動インタナルリング42を軸方向の入力側へ加圧する部材である。弾性部材70は、軸方向に伸縮する円環状の部材である。弾性部材70には、例えば、ウェーブばねが用いられる。弾性部材70は、キャリア軸受60と可動インタナルリング42との間に、自然長よりも軸方向に圧縮された状態で配置される。このため、弾性部材70の反発力によって、可動インタナルリング42が、入力側へ加圧される。
上述したように、固定インタナルリング41および可動インタナルリング42は、遊星ローラ30の軸部32の傾斜面33と接触する。このため、可動インタナルリング42が軸方向の入力側へ加圧されると、軸部32は傾斜面33を介して、径方向内側に向けて押圧力を受ける。すなわち、複数の遊星ローラ30は、固定インタナルリング41および可動インタナルリング42によって、径方向内側に加圧される。
また、本実施形態の弾性部材70は、キャリア50の径方向外側のスペースに配置される。これにより、キャリア50と弾性部材70とを、異なる軸方向位置に配置する場合よりも、トラクション減速機1の軸方向の寸法を低減できる。その結果、トラクション減速機1をより小型化できる。
ハウジング80は、少なくとも、太陽ローラ20、複数の遊星ローラ30、一対のインタナルリング40、キャリア50およびキャリア軸受60を内部に収容する部材である。ハウジング80は、少なくともインタナルリング40の外周を取り囲む円筒状の内周面を有する。
図2に示すように、本実施形態のハウジング80は、径方向内側に向けて延びる爪部81を有する。爪部81は、例えば、ハウジング80の出力側の端縁の周方向の一部分を、かしめることにより形成される。爪部81は、キャリア軸受60と軸方向に接触する。これにより、ハウジング80に対するキャリア軸受60の軸方向の位置決めを容易に行うことができる。その結果、トラクション減速機1を容易に組み立てることができる。また、爪部81は、キャリア軸受60と回転軸9を中心とする周方向に接触する。これにより、ハウジング80に対するキャリア軸受60の相対回転を、容易に防止できる。
また、図4に示すように、本実施形態のインタナルリング40は、外周面の一部分に径方向内側に凹み、表面が平面部である、複数の第1回り止め部43を有する。また、本実施形態のハウジング80は、径方向内側に凸となり、径方向内側の面が平面部である複数の第2回り止め部82を有する。複数の第1回り止め部43は、回転軸9を中心とする周方向に等間隔に配置される。複数の第2回り止め部82は、回転軸9を中心とする周方向に等間隔に配置される。第1回り止め部43は、第2回り止め部82に嵌まり、第1回り止め部43の平面部と、第2回り止め部82の平面部とが接触する。これにより、ハウジング80に対するインタナルリング40の相対回転を防止できる。その結果、遊星ローラ30およびキャリア50の回転が安定する。
なお、複数の第1回り止め部43は、インタナルリング40の外周面の一部分が非真円となるように形成されればよく、図4の構造に限定されない。また、複数の第2回り止め部82は、ハウジング80の内周面の一部分が非真円となるように形成されればよく、図4の構造に限定されない。
出力軸90は、回転軸9に沿って軸方向の出力側に延びる円柱状の部材である。出力軸90は、キャリア50の軸方向の出力側の端部から、軸方向の入力側に凹む凹部55に、例えば、圧入されることで固定される。ただし、出力軸90とキャリア50との固定方法は、他の方法を用いてもよい。出力軸90は、キャリア50とともに回転軸9を中心に回転する。
複数の遊星ローラ30は、それぞれ、太陽ローラ20、固定インタナルリング41および可動インタナルリング42と、常に接触する。そして、太陽ローラ20と遊星ローラ30との間には図示を省略した潤滑剤が介在する。これにより、太陽ローラ20と遊星ローラ30との間にはトラクションが発生する。また、遊星ローラ30とインタナルリング40との間には図示を省略した潤滑剤が介在する。これにより、遊星ローラ30とインタナルリング40との間にはトラクションが発生する。モータ11の駆動力により、太陽ローラ20が回転すると、複数の遊星ローラ30は、太陽ローラ20からの動力を受け、太陽ローラ20との間のトラクションによって自転する。また、複数の遊星ローラ30は、インタナルリング40との間のトラクションにより、インタナルリング40に沿って、回転軸9の周囲を公転する。このとき、遊星ローラ30の公転の回転数は、第1回転数よりも低い第2回転数となる。
複数の遊星ローラ30が減速後の第2回転数で公転すると、それに伴い、キャリア50も、回転軸9を中心として、第2回転数で回転する。また、キャリア50が回転すると、キャリア50に固定された出力軸90も、回転軸9を中心として、第2回転数で回転する。これにより、モータ11の第1回転数の回転運動は、第1回転数よりも低い第2回転数の回転運動に変換されて、出力軸90に出力される。
<2.第2実施形態>
次に、第2実施形態に係る電動機付き減速機10Aおよびトラクション減速機1Aについて説明する。図6は、第2実施形態に係るトラクション減速機1Aを含む電動機付き減速機の縦断面図である。図7は、第2実施形態に係るトラクション減速機1Aの、図6のD−D断面図である。図8は、第2実施形態に係るトラクション減速機1Aの、図6のE−E断面図である。
この電動機付き減速機10Aは、第1実施形態に係る電動機付き減速機10と同様に、モータ11Aから得られる第1回転数の回転運動を、第1回転数よりも低い第2回転数の回転運動に変換して、出力軸90Aを回転させる減速機である。
図6に示すように、本実施形態のトラクション減速機1Aは、1つの太陽ローラ20A、複数の遊星ローラ30A、インタナルリング40A、キャリア50A、キャリア軸受60A、弾性部材70A、ハウジング80Aおよび出力軸90Aを有する。
太陽ローラ20Aは、回転軸9Aと同軸に配置された、円柱状の部材である。太陽ローラ20Aは、軸方向の入力側に位置するモータ11Aに連結される。モータ11Aを駆動させると、太陽ローラ20Aは、モータ11Aから受ける動力によって、回転軸9Aを中心として第1回転数で回転する。
複数の遊星ローラ30Aは、それぞれ円板部31Aと、一対の軸部32Aとを有する。円板部31Aは、太陽ローラ20Aの周囲に、軸方向の入力側から見た中心と軸方向の出力側から見た中心とを結ぶ直線が、回転軸9Aに対して平行となるように配置される。図6および図7に示すように、円板部31Aの外周部は、太陽ローラ20Aの外周部と接触する。一対の軸部32Aは、円板部31Aの中央から軸方向の入力側および出力側に回転軸9Aと平行に延びる。各軸部32Aは、軸方向の円板部31Aとは反対側の端部に、円環状の傾斜面33Aを有する。傾斜面33Aは、軸部32Aの先端へ向かうにつれて縮径するように、軸方向に対して傾斜する。なお、円板部31Aは、軸方向から見たときに外周が円形であればよく、表面形状は板状以外の形状であってもよい。
インタナルリング40Aは、複数の遊星ローラ30Aに接触する一対の円環状の部材である。本実施形態のインタナルリング40Aは、固定インタナルリング41Aおよび可動インタナルリング42Aによって構成される。図6に示すように、本実施形態の固定インタナルリング41Aは、円板部31Aよりも軸方向の出力側に位置し、軸方向の位置が固定されている。また、可動インタナルリング42Aは、円板部31Aよりも軸方向の入力側に位置し、軸方向に移動可能となっている。
複数の遊星ローラ30Aは、太陽ローラ20Aおよびインタナルリング40Aによって、太陽ローラ20Aの周囲で回動自在に支持される。また、複数の遊星ローラ30Aの外周部は、インタナルリング40Aの内周部と接触する。このため、太陽ローラ20Aが回転軸9Aを中心に回転すると、複数の遊星ローラ30Aは、太陽ローラ20Aから動力を受ける。そして、複数の遊星ローラ30Aは、太陽ローラ20Aの周囲で、自転しながら回転軸9Aを中心として公転する。本実施形態のインタナルリング40Aは、第1実施形態と同様に、軸部32Aの傾斜面33Aと接触する。
キャリア50Aは、複数の遊星ローラ30Aを保持しつつ回転軸9Aを中心として回転する。本実施形態のキャリア50Aは、二つの第1キャリア部材511A,512A、第2キャリア部材52Aおよび複数のキャリアポール53Aを有する。
第1キャリア部材51Aは、接触面54Aを有する円板状の部材である。図6および図8に示すように、二つのうち一方の第1キャリア部材511Aは、遊星ローラ30Aの軸方向の出力側の軸部32Aの外周面の少なくとも一部と、接触面54Aを介して、回転軸9Aを中心とする周方向に接触する。また、他方の第1キャリア部材512Aは、遊星ローラ30Aの軸方向の入力側の軸部32Aの外周面の少なくとも一部と、接触面54Aを介して、回転軸9Aを中心とする周方向に接触する。これにより、各遊星ローラ30Aは、太陽ローラ20Aの周囲で、自転可能に支持される。第2キャリア部材52Aは、第1キャリア部材511A,512A、および遊星ローラ30Aよりも軸方向の出力側に配置される。
キャリアポール53Aは、軸方向に延びる円柱状の部材である。図7に示すように、本実施形態では、3個のキャリアポール53Aが、太陽ローラ20Aの周囲かつ遊星ローラ30Aの間に、周方向に等間隔に配置されている。キャリアポール53Aの軸方向の入力側の端部は、第1キャリア部材51Aに固定される。また、キャリアポール53Aの軸方向の出力側の端部は、第2キャリア部材52Aに固定される。これにより、第1キャリア部材51Aおよび第2キャリア部材52Aは、遊星ローラ30Aの回転に伴い、回転軸9Aを中心として回転する。
キャリア軸受60Aは、第2キャリア部材52Aを、回転軸9Aを中心に回転可能に支持する。図6に示すように、本実施形態のキャリア軸受60Aは、キャリア50Aの外周面の少なくとも一部と接触する。さらに、キャリア軸受60Aは、キャリア50Aの軸方向の出力側の端面と接触する。これにより、キャリア50Aは、径方向および軸方向の移動が規制され、安定的に保持される。
弾性部材70Aは、可動インタナルリング42Aを軸方向の出力側へ加圧する機構である。弾性部材70Aは、軸方向に伸縮する円環状の部材である。弾性部材70には、例えば、ウェーブばねが用いられる。弾性部材70Aは、取付板12Aと可動インタナルリング42Aとの間に、自然長よりも軸方向に圧縮された状態で配置される。このため、弾性部材70Aの反発力によって、可動インタナルリング42Aが、出力側へ加圧される。可動インタナルリング42Aが軸方向の出力側へ加圧されると、軸部32Aは傾斜面33Aを介して、径方向内側に向けて押圧力を受ける。すなわち、複数の遊星ローラ30Aは、固定インタナルリング41Aおよび可動インタナルリング42Aによって、径方向内側に加圧される。
ハウジング80Aは、少なくとも、太陽ローラ20A、複数の遊星ローラ30A、一対のインタナルリング40A、キャリア50Aおよびキャリア軸受60Aを内部に収容する部材である。
出力軸90Aは、回転軸9Aに沿って軸方向の出力側に延びる円柱状の部材である。出力軸90Aは、第2キャリア部材52Aの中央に設けられた貫通孔55Aに、例えば、圧入されることで固定される。出力軸90Aは、第2キャリア部材52Aとともに回転軸9Aを中心に回転する。
図6に示すように、本実施形態のインタナルリング40Aは、外周面の一部分に非真円である複数の第1回り止め部43Aを有する。また、本実施形態のハウジング80Aは、内周面の一部分に非真円である複数の第2回り止め部82Aを有する。複数の第1回り止め部43Aは、回転軸9Aを中心とする周方向に等間隔に配置される。複数の第2回り止め部82Aは、回転軸9Aを中心とする周方向に等間隔に配置される。そして、第1回り止め部43Aは、第2回り止め部82Aと接触する。これにより、ハウジング80Aに対するキャリア50Aの周方向の位置決めを容易にできる。その結果、トラクション減速機1Aを容易に組み立てることができる。また、ハウジング80Aに対するインタナルリング40Aの相対回転を防止できる。その結果、遊星ローラ30Aおよびキャリア50Aの回転が安定する。
複数の遊星ローラ30Aは、それぞれ、太陽ローラ20A、固定インタナルリング41Aおよび可動インタナルリング42Aと、常に接触する。そして、太陽ローラ20Aと遊星ローラ30Aとの間には図示を省略した潤滑剤が介在する。これにより、太陽ローラ20Aと遊星ローラ30Aとの間にはトラクションが発生する。また、遊星ローラ30Aとインタナルリング40Aとの間には図示を省略した潤滑剤が介在する。これにより、遊星ローラ30とインタナルリング40との間にはトラクションが発生する。モータ11Aの駆動力により、太陽ローラ20Aが回転すると、複数の遊星ローラ30Aは、太陽ローラ20Aからの動力を受け、太陽ローラ20Aとの間のトラクションによって自転する。また、複数の遊星ローラ30Aは、インタナルリング40Aとの間のトラクションにより、インタナルリング40Aに沿って、回転軸9Aの周囲を公転する。このとき、遊星ローラ30Aの公転の回転数は、第1回転数よりも低い第2回転数となる。
複数の遊星ローラ30Aが減速後の第2回転数で公転すると、それに伴い、第1キャリア部材51Aとともに、キャリアポール53Aに固定された第2キャリア部材52Aも、回転軸9Aを中心として、第2回転数で回転する。そして、第2キャリア部材52Aに固定された出力軸90Aも、回転軸9Aを中心として、第2回転数で回転する。これにより、モータの第1回転数の回転運動は、第1回転数よりも低い第2回転数の回転運動に変換されて、出力軸90Aに出力される。
<3.第3実施形態>
次に、第3実施形態に係る電動機付き減速機10Bおよびトラクション減速機1Bについて説明する。図9は、第3実施形態に係るトラクション減速機1Bを含む電動機付き減速機10Bの部分縦断面図である。なお、以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態と同等の部分については、重複説明を省略する。
この電動機付き減速機10Bは、第1実施形態に係る電動機付き減速機10と同様に、モータ(図示省略)から得られる第1回転数の回転運動を、第1回転数よりも低い第2回転数の回転運動に変換して、出力軸90Bを回転させる減速機である。
図9に示すように、本実施形態のトラクション減速機1Bのキャリア軸受60Bは、第1ラジアル軸受面110Bおよび第2ラジアル軸受面111Bを含む複数のラジアル軸受面を有している。第1ラジアル軸受面110Bおよび第2ラジアル軸受面111Bは、各々回転軸9Bを中心とした周方向に円環状に広がり、互いに軸方向に離れている。第1ラジアル軸受面110Bは、第2ラジアル軸受面111Bよりも、軸方向の入力側かつ径方向外側に位置する。キャリア軸受60Bは、当該第1ラジアル軸受面110Bおよび第2ラジアル軸受面111Bにおいてキャリア50Bの外周面に接触し、キャリア50Bを回転可能に支持する。なお、複数のラジアル軸受面は3つ以上のラジアル軸受面から構成されてもよい。
第1ラジアル軸受面110Bと第2ラジアル軸受面111Bとの間には、空間120B
が形成される。空間120Bは、後述するグリースを溜める役割を果たし、これにより、出力軸90B側からのグリースの漏れが抑制される。また、互いに軸方向に離れた第1ラジアル軸受面110Bと第2ラジアル軸受面111Bとでキャリア50Bを支持するので、キャリア50Bが、傾いた状態で回転することを防止できる。
なお、キャリア軸受60Bの内周面は、軸方向に対して垂直または斜めに拡がる環状の軸受段差面600Bを有する。また、キャリア50Bの外周面は、軸方向に対して垂直または斜めに拡がる環状のキャリア段差面500Bを有する。軸受段差面600Bとキャリア段差面500Bとは、少なくとも一部において軸方向に対向する。上述の空間120Bは、軸受段差面600B、キャリア段差面500B、キャリア軸受60Bの内周面における軸方向に対して平行に広がる環状の面、およびキャリア50Bの外周面における軸方向に対して平行に広がる環状の面によって形成される。
さらに、第1ラジアル軸受面110Bは、少なくとも軸受段差面600Bとキャリア段差面500Bよりも軸方向の入力側に位置し、第2ラジアル軸受面111Bは、少なくとも軸受段差面600Bとキャリア段差面500Bよりも軸方向の出力側に位置する。すなわち、第1ラジアル軸受面110Bと第2ラジアル軸受面111Bとは、軸受段差面600Bとキャリア段差面500Bよりも軸方向の外側に位置する。これにより、キャリア50Bおよびキャリア軸受60Bの構造を、過剰に複雑化することなく、空間120Bを容易に形成することができる。ただし、第1ラジアル軸受面110Bと第2ラジアル軸受面111Bとの軸方向における位置関係は、逆であってもよい。
複数の遊星ローラ30Bと、太陽ローラ(図示省略)およびインタナルリング40Bの少なくとも1つとの間には、潤滑剤として第1のグリースが封入されていることが望ましい。この場合、空間120Bには第1のグリースの粘度よりも高い粘度の第2のグリースが封入されていること望ましい(図示省略)。これにより、トラクション減速機1B内の第1のグリースが出力軸90B側に流動して漏出することを、第2のグリースにより防止できる。なお、空間120Bは、複数のラジアル軸受面のうちの少なくとも2つの間に形成される空間であればよく、第1ラジアル軸受面110Bと第2ラジアル軸受面111Bとは別のラジアル軸受面の間に形成される空間であってもよい。
<4.変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態には限定されない。
上記の実施形態の、電動機付き減速機およびトラクション減速機は、電化製品の精密部品に使用されるものであった。しかしながら、本発明のトラクション減速機および電動機付き減速機は、産業用機械等の他の用途に使用されるものであってもよい。
また、上記の実施形態では、太陽ローラの周囲に、3個の遊星ローラが周方向に等間隔に配置されていた。しかしながら、トラクション減速機が有する遊星ローラの数は、2個であってもよく、4個以上であってもよい。
また、上記の実施形態では、弾性部材は、軸方向に伸縮する円環状の部材であった。しかしながら、弾性部材は、軸方向に反発力を発生させるものであればよく、例えば、複数のコイルばねを周方向に等間隔に配列したものであってもよく、他の部材により構成されるものであってもよい。
また、上記の第2実施形態では、3個のキャリアポールが、太陽ローラの周囲かつ遊星ローラの間に、周方向に等間隔に配置されていた。しかしながら、キャリアポールの数は、2個であってもよく、4個以上であってもよい。
ホイールイン減速装置を構成する各部材の材料には、例えば、高強度の金属を用いればよい。ただし、各部材の材料は、使用時の負荷に耐え得る材料であればよく、必ずしも金属には限定されない。軽量化のために、一部の部材の材料に樹脂を用いてもよい。
また、トラクション減速機および電動機付き減速機の細部の形状については、本願の各図に示された形状と相違していてもよい。また、上記の実施形態および変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
本発明は、トラクション減速機および電動機付き減速機に利用できる。
1,1A,1B トラクション減速機
9,9A,9B 回転軸
10,10A,10B 電動機付き減速機
11,11A モータ
12,12A 取付板
20,20A 太陽ローラ
30,30A,30B 遊星ローラ
31,31A 円板部
32,32A 軸部
33,33A 傾斜面
40,40A,40B インタナルリング
41,41A 固定インタナルリング
42,42A 可動インタナルリング
43,43A 第1回り止め部
50,50A,50B キャリア
511A,512A 第1キャリア部材
52A 第2キャリア部材
53A キャリアポール
54,54A 接触面
55 凹部
55A 貫通孔
56 収容部
60,60A,60B キャリア軸受
70,70A 弾性部材
80,80A ハウジング
81 爪部
82,82A 第2回り止め部
90,90A,90B 出力軸
110B 第1ラジアル軸受面
111B 第2ラジアル軸受面
120B 空間
500B キャリア段差面
600B 軸受段差面

Claims (18)

  1. トラクション減速機であって、
    回転軸を中心として回転する太陽ローラと、
    前記太陽ローラの周囲に配置された複数の遊星ローラと、
    前記複数の遊星ローラに接触する一対の円環状のインタナルリングと、
    前記遊星ローラを保持しつつ前記回転軸を中心として回転するキャリアと、
    を有し、
    前記複数の遊星ローラは、それぞれ、前記太陽ローラおよび前記インタナルリングの双方に接触しつつ、前記太陽ローラから動力を受けることによって、自転しながら前記回転軸を中心として公転し、
    前記キャリアは、前記遊星ローラの外周面に対向する接触面を有し、
    前記遊星ローラの外周面と、前記接触面とが、前記回転軸を中心とする周方向に接触する、トラクション減速機。
  2. 請求項1に記載のトラクション減速機であって、
    前記遊星ローラは、
    前記太陽ローラに接触する円板部と、
    前記円板部の中央から軸方向の両側に延びる軸部と、
    を有し、
    前記キャリアの前記接触面は、前記軸部の外周面と周方向に接触する、トラクション減速機。
  3. 請求項2に記載のトラクション減速機であって、
    前記軸部は、軸方向の前記円板部とは反対側の端部に、軸方向に対して傾斜した円環状の傾斜面を有し、
    前記インタナルリングは、前記傾斜面に接触する、トラクション減速機。
  4. 請求項2または請求項3に記載のトラクション減速機であって、
    前記キャリアは、前記回転軸を中心とする周方向に配列され、各々が径方向外側へ向けて開いた複数の収容部を有し、
    前記収容部に、前記軸部が収容される、トラクション減速機。
  5. 請求項2に記載のトラクション減速機であって、
    軸方向に伸縮する弾性部材をさらに有し、
    前記軸部は、軸方向に対して傾斜した円環状の傾斜面を有し、
    前記一対のインタナルリングは、
    前記円板部よりも軸方向一方側に位置し、軸方向の位置が固定された固定インタナルリングと、
    前記円板部よりも軸方向他方側に位置し、軸方向に移動可能な可動インタナルリングと、
    を有し、
    前記弾性部材は、前記可動インタナルリングを軸方向一方側に押圧し、
    前記一対のインタナルリングが、前記遊星ローラを径方向内側へ加圧する、トラクション減速機。
  6. 請求項5に記載のトラクション減速機であって、
    前記弾性部材は、前記キャリアの径方向外側に位置する、トラクション減速機。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のトラクション減速機であって、
    前記太陽ローラは、軸方向の入力側から動力を受け、
    前記キャリアに固定され、前記回転軸に沿って軸方向の前記入力側とは反対の出力側に延びる出力軸
    をさらに有する、トラクション減速機。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のトラクション減速機であって、
    前記キャリアを回転可能に支持するキャリア軸受をさらに有し、
    前記キャリア軸受は、前記キャリアの外周面および軸方向の端面に接触する、トラクション減速機。
  9. 請求項8に記載のトラクション減速機であって、
    前記キャリア軸受は、
    互いに軸方向に離れた、各々が円環状の複数のラジアル軸受面
    を有し、
    前記キャリア軸受は、前記複数のラジアル軸受面において前記キャリアの外周面に接触する、トラクション減速機。
  10. 請求項9に記載のトラクション減速機であって、
    前記キャリア軸受は、軸方向に対して垂直または斜めに拡がる環状の軸受段差面
    を有し、
    前記キャリアは、軸方向に対して垂直または斜めに拡がる環状のキャリア段差面
    を有し、
    前記軸受段差面と前記キャリア段差面とは、少なくとも一部において軸方向に対向し、
    前記複数のラジアル軸受面は、少なくとも、前記軸受段差面と前記キャリア段差面よりも軸方向一方側、および前記軸受段差面と前記キャリア段差面よりも軸方向他方側に位置する、トラクション減速機。
  11. 請求項9または請求項10に記載のトラクション減速機であって、
    前記複数の遊星ローラと、前記太陽ローラおよび前記インタナルリングの少なくとも1つとの間に、第1のグリースを有し、
    前記複数のラジアル軸受面の少なくとも2つの間に形成される空間に、第2のグリースを有し、
    前記第2のグリースの粘度は、前記第1のグリースの粘度よりも高い、トラクション減速機。
  12. 請求項8に記載のトラクション減速機であって、
    前記インタナルリングを取り囲む円筒状の内周面をもつハウジングをさらに有し、
    前記ハウジングは、径方向内側へ向けて延びる爪部を有し、
    前記爪部は、前記キャリア軸受と軸方向に接触する、トラクション減速機。
  13. 請求項12に記載のトラクション減速機であって、
    前記爪部と前記キャリア軸受とが、前記回転軸を中心とする周方向に接触する、トラクション減速機。
  14. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のトラクション減速機であって、
    前記インタナルリングを取り囲む円筒状の内周面をもつハウジングをさらに有し、
    前記インタナルリングは、外周面の一部分に非真円の第1回り止め部を有し、
    前記ハウジングは、前記内周面の一部分に非真円の第2回り止め部を有し、
    前記第1回り止め部と前記第2回り止め部とが接触する、トラクション減速機。
  15. 請求項14に記載のトラクション減速機であって、
    前記インタナルリングは、前記回転軸を中心とする周方向に等間隔に配置された複数の前記第1回り止め部を有し、
    前記ハウジングは、前記回転軸を中心とする周方向に等間隔に配置された複数の前記第2回り止め部を有する、トラクション減速機。
  16. 請求項1から請求項15までのいずれか1項に記載のトラクション減速機であって、
    前記キャリアは、単一の部材である、トラクション減速機。
  17. 請求項1から請求項15までのいずれか1項に記載のトラクション減速機であって、
    前記キャリアは、
    前記接触面を有する円板状の第1キャリア部材と、
    前記第1キャリア部材とは異なる軸方向位置に配置された第2キャリア部材と、
    軸方向に延びるキャリアポールと、
    を有し、
    前記キャリアポールの軸方向の一端は、前記第1キャリア部材に固定され、
    前記キャリアポールの軸方向の他端は、前記第2キャリア部材に固定される、トラクション減速機。
  18. 請求項1から請求項17までのいずれか1項に記載のトラクション減速機と、
    前記回転軸を中心として前記太陽ローラを回転させる電動機と、
    を有する、電動機付き減速機。
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