JP2017500250A - ラップアラウンドガムストリップを有するベルトを備えるタイヤ - Google Patents

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Abstract

タイヤは、周方向トレッドと、一対のビードと、一対のサイドウォールと、を含む。このタイヤは更に、周方向トレッドの下に配置され、軸方向に延在する複数の周方向ベルトを含む。複数の周方向ベルトは、下部ベルトと、上部ベルトと、を含む。このタイヤはまた、少なくとも1つのガムストリップを含む。少なくとも1つのガムストリップは、下部ベルトの頂面及び上部ベルトの底面と接触する第1部分を有する。少なくとも1つのガムストリップは、下部ベルトの下に配置される第2部分を有する。

Description

本開示は、タイヤ構造の分野に関する。より具体的には、本開示は、クラウン領域に複数のベルトを有し、各ベルトの少なくとも一部分の間に配置される摩耗層を伴うタイヤに関する。
現在のタイヤ構造は、ビードからビードまで横方向に延在する補強コードを有するボディプライを用いる。かかるタイヤは、ラジアルタイヤと呼ばれる。これは、補強コードが実質的に径方向に存在するためである。ラジアルタイヤは、鋼製補強コードを含む、少なくとも1つの非伸張性の周方向ベルトを用いる。ベルトは、タイヤのクラウン領域において、ボディプライの上かつトレッドの下に配置される。複数のベルトが使用される場合には、ベルトエッジ間に摩耗層を用いることが知られている。
一実施形態では、タイヤは、第1環状ビードと、第2環状ビードと、第1環状ビードと第2環状ビードとの間に延在するボディプライと、を含む。タイヤはまた、ボディプライの上に配置され、ボディプライの一部分を横切って軸方向に延在する、複数の周方向ベルトも含む。複数の周方向ベルトは、少なくとも下部ベルトと、下部ベルトの上に配置される上部ベルトと、を含む。タイヤはまた、下部ベルトの軸方向端部に巻き付けられる少なくとも1つのガムストリップも含み、よって、少なくとも1つのガムストリップが、下部ベルトの頂面及び上部ベルトの底面と接触する上部分を有し、また、少なくとも1つのガムストリップが、下部ベルトの底面及びボディプライの頂面と接触する下部分を有する。タイヤは更に、上部ベルトの上に配置されるナイロンキャッププライと、ナイロンキャッププライの上に配置され、タイヤを横切って軸方向に延在する周方向トレッドと、を含む。タイヤはまた、第1環状ビードと第1ショルダーとの間に延在する第1サイドウォールであって、第1ショルダーが、周方向トレッドに付随する、第1サイドウォール、並びに、第2環状ビードと第2ショルダーとの間に延在する第2サイドウォールであって、第2ショルダーが、周方向トレッドに付随する、第2サイドウォールも有する。
別の実施形態において、タイヤは、カーカスプライと、カーカスプライに付随する一対の環状ビードと、を含む。タイヤはまた、上部ベルト及び下部ベルトを含む第1周方向ベルト領域と、下部ベルトの第1端部に巻き付けられる第1ガムストリップと、も含む。第1ガムストリップは、下部ベルトの頂面及び上部ベルトの底面に接触する上部分を有する。第1ガムストリップはまた、下部ベルトの下に配置される下部分も有する。タイヤは更に、下部ベルトの第2端部に巻き付けられる第2ガムストリップを含み、第2ガムストリップは、下部ベルトの頂面及び上部ベルトの底面に接触する上部分を有する。第2ガムストリップはまた、下部ベルトの下に配置される下部分も有する。タイヤはまた、周方向トレッドと、一対の環状ビード及び周方向トレッドに付随する一対のサイドウォールと、も有する。
更に別の実施形態において、タイヤは、周方向トレッドと、一対のビードと、一対のサイドウォールと、を含む。タイヤは更に、周方向トレッドの下に配置され、軸方向に延在する複数の周方向ベルトを含む。複数の周方向ベルトは、下部ベルトと、上部ベルトと、を含む。タイヤはまた、少なくとも1つのガムストリップも含む。少なくとも1つのガムストリップは、下部ベルトの頂面及び上部ベルトの底面と接触する第1部分を有する。少なくとも1つのガムストリップは、下部ベルトの下に配置される第2部分を有する。
添付図面では、下で提供される詳細な説明とともに、特許請求される発明の例示的な実施形態を説明する構造が例示される。同様の要素は、同一の参照番号で示される。当然のことながら、単一の構成要素として示される要素は、複数の構成要素に置き換えられてもよく、複数の構成要素として示されている要素は、単一の構成要素に置き換えられてもよい。図面は正確な縮尺ではなく、特定の要素の大きさが説明のために大きく示されていることがある。
一対のベルトを有するタイヤ100の一実施形態の部分断面図である。 タイヤ100のショルダー領域の断面図である。 一対のベルトを有するタイヤの代替の実施形態のショルダー領域の断面図である。 一対のベルトを有するタイヤの別の代替の実施形態のショルダー領域の断面図である。
以下は、本明細書で用いられる、選択された用語の定義である。これらの定義は、用語の範囲に入り、実施のために使用され得る構成要素の様々な例又は形態を含む。例は、制限的であることを意図するものではない。用語の単数形及び複数形は、いずれも定義の範囲内であり得る。
「軸方向の」及び「軸方向に」は、タイヤの回転軸と平行である方向を指す。
「周方向の」及び「周方向に」は、軸方向に対して垂直であるトレッドの表面の外周部に沿って延在する方向を指す。
「赤道面」は、タイヤの回転軸に対して垂直であり、タイヤのトレッドの中心部を貫通する平面を指す。
「径方向の」及び「径方向に」は、タイヤの回転軸に対して垂直である方向を指す。
本明細書で使用するとき、「サイドウォール」は、トレッドとビードとの間のタイヤの部分を指す。
本明細書で使用するとき、「トレッド」は、標準的な膨張度及び荷重において、道路と接触するタイヤの部分を指す。
本明細書では、方向は、タイヤの回転軸を基準にして述べる。用語「上向きの」及び「上向きに」は、タイヤのトレッドに向かう一般方向を指し、「下向きの」及び「下向きに」は、タイヤの回転軸に向かう一般方向を指す。したがって、「上部の」及び「下部の」又は「頂部の」及び「底部の」など相対的な方向用語が要素に関連して使用されるとき、「上部の」又は「頂部の」要素は、「下部」又は「底部」の要素よりもトレッドに近い位置に離間配置される。加えて、「上」又は「下」など相対的な方向用語が要素に関連して使用されるとき、別の要素の「上」にある要素は、他の要素よりもトレッドに近い。
用語「内側の」及び「内側に」は、タイヤの赤道面に向かう一般方向を指し、「外側の」及び「外側に」は、タイヤの赤道面から離れ、タイヤのサイドウォールに向かう一般方向を指す。したがって、「内部」及び「外部」など相対的な方向用語が要素と関連して使用されるとき、「内部」要素は、「外部」要素よりもタイヤの赤道面の近くに離間配置される。
以下の説明で使用される同様の用語によって一般的なタイヤ構成要素が説明されるが、当然のことながら、用語は若干異なる含意を有するため、当業者は、以下の用語のうちのいずれか1つが、一般的なタイヤ構成要素の説明に使用される別の用語と単に交換できるとは見なさないであろう。
図1は、タイヤ100の一実施形態の4分の1の区分の断面図を例示する。タイヤ100の上部右4分の1だけが示されているが、当然のことながら、他の4分の1は、実質的に同じである。一実施形態において、タイヤ100は、乗用車用タイヤである。別の実施形態において、タイヤは、軽トラック用タイヤでもよい。しかしながら、当然のことながら、タイヤは、限定することなく、自転車、オートバイ、全地形対応車両、自動車、トラック、トラクター及び他の農業用車両、採掘車両、飛行機、並びに全ての他の車輪付き車両が挙げられる、任意の車両用のタイヤであってもよい。
図2は、タイヤ100のショルダー領域の断面図を例示し、特定の構成要素の更なる詳細を提供する。それに応じて、タイヤ100は、図1及び図2の両方を参照して下で説明される。
タイヤ100は、ビード領域105と、クラウン領域110と、ビード領域105からクラウン領域110まで延在するサイドウォール領域115と、を含む。ビード領域105は、環状ビード120と、ビードインサート125と、を含む。当然のことながら、第2環状ビード(図示せず)及び第2ビードフィラー(図示せず)が、タイヤの反対側に配置される。ビードフィラー125は、単一の構成要素として示されるが、異なる材料から構成される複数の領域を含んでもよい。代替の実施形態(図示せず)では、ビードフィラーを省略してもよい。
一対のボディプライ130a、bは、環状ビード120と第2環状ビード(図示せず)との間に延在する。例示される実施形態において、ボディプライの各々は、内側ダウンプライと、環状ビード120及びビードフィラー125に沿って外側に延在する折り返し部分と、を有する。第1ボディプライ130aは、ビードフィラー125の頂点の下で終端する、折り返し部分を有し、一方で、第2ボディプライ130bは、サイドウォール領域115を通って延在し、タイヤ100のクラウン領域110において終端する、折り返し部分を有する。しかしながら、例示されるボディプライの配設は、単に例示的なものに過ぎない。代替の実施形態では、様々な構成の任意の数のボディプライを用いてもよい。
一対の周方向ベルトは、下部ベルト135a及び上部ベルト135bを含み、ボディプライ130a、bの上に配置され、ボディプライ130a、bの一部分を横切って軸方向に延在する。代替の実施形態(図示せず)において、タイヤは、3つ以上の周方向ベルトを含んでもよい。
一実施形態において、各ベルト135a、bは、本質的に剛性であり、また、鋼、又は限定することなく、芳香族ポリアミド、ガラス繊維、炭素繊維、又はナイロンが挙げられる、他の好適な材料から構成されるコードによって補強される、エラストマーベルトプライを含む。各ベルトプライ内で、コードは、互いに実質的に平行である。下部ベルト135aのコードは、タイヤの赤道面に対して第1角度で配向され、上部ベルト135bのコードは、タイヤの赤道面に対して第2角度で配向される。第1角度は、第2角度と異なっていてもよい。一実施形態において、下部ベルト135aのコード及び上部ベルト135bのコードは、タイヤの赤道面に対して対向する角度で配置される。例示的な実施形態において、第1角度は、15°〜35°であり、第2角度は、−15°〜−35°である。しかしながら、当然のことながら、任意の配向のベルト135a、bを用いてもよい。
例示される実施形態において、下部ベルト135aの軸方向の幅は、上部ベルト135bの軸方向の幅よりも大きい。代替の実施形態(図示せず)では、両方のベルトが同じ幅を有する。別の代替的な実施形態において、上部ベルト135bの軸方向の幅は、下部ベルト135aの軸方向の幅よりも大きい。
ガムストリップ140は、下部ベルト135aの軸方向端部に巻き付けられる。換言すれば、ガムストリップ140は、ガムストリップ140の上部分が下部ベルト135aの頂面及び上部ベルト135bの底面の両方と接触するように位置付けられる。ガムストリップ140の下部分は、それが下部ベルト135aの底面及びボディプライ130の頂面に接触するように、下部ベルト135aの下に配置される。一実施形態において、ガムストリップ140は、ベルトプライ(すなわち、ベルトスキム)で使用されるものと同じエラストマー材料で構成される。
例示される実施形態において、ガムストリップ140は、タイヤ100のショルダー領域に位置するだけであり、タイヤの軸方向幅を横切って延在しない。第2ガムストリップ(図示せず)は、上で説明されるものと同じ様式で、下部ベルト135aの反対側の軸方向端部に巻き付けられる。したがって、ガムストリップ140及び第2ガムストリップは、軸方向に離間配置されるものとして説明され得る。代替の実施形態(図示せず)では、単一のガムストリップを、タイヤの軸方向幅を横切って延在させ、下部ベルトの両端部に巻き付けてもよい。非対称のタイヤなどの別の代替の実施形態(図示せず)において、ガムストリップは、タイヤの片側にだけ位置する。そのような実施形態では、随意に、ベルトエッジインサート又はベルトウェッジをタイヤの反対側に用いてもよい。
タイヤ100を製造する方法において、ガムストリップ140の下部分は、硬化過程中に、下部ベルト135a及びボディプライ130の1つの両方に接合することができる。そのような接合は、下部ベルト135aがボディプライ130a、bから分離することを防止することができる。加えて、ガムストリップ140の上部分は、硬化過程中に、下部ベルト135a及び上部ベルト135bに接合することができる。そのような接合は、下部ベルト135aが上部ベルト135bから分離することを防止することができる。ガムストリップ140はまた、下部ベルト135aのコードが上部ベルト135bを摩耗させることを防止することもできる。同様に、ガムストリップ140はまた、上部ベルト135bのコードが下部ベルト135aを摩耗させることも防止することができる。頂部ベルト133bを包むことなく、下部ベルト135aの端部を包むことは、タイヤに用いられることが知られているベルトエッジインサート及びベルトウェッジの2つの構成要素を排除することを可能にする。したがって、頂部ベルト133bを包むことなく、下部ベルト135aの端部を包むことによって、タイヤ構造を単純化することができる。これはまた、タイヤ性能を維持しながら、更には高めながら、軽量化ももたらし得る。
一実施形態において、ガムストリップ140は、0.5mm〜1.5mm(0.02インチ〜0.06インチ)の標準寸法を有する。しかしながら、当然のことながら、ガムストリップは、任意の所望の厚さを有してもよい。ガムストリップの標準寸法は、過度の重量をタイヤに加えることなくガムストリップが摩耗及び分離を防止するように選択することができる。
タイヤ100は更に、上部ベルト135bの上に配置されるキャッププライ145を含む。一実施形態において、キャッププライ145は、ナイロンコードで構成される。代替の実施形態では、キャッププライを、ポリエチレンテレフタレート(「PET」)、ポリエチレンナフタレート(「PEN」)、KEVLARなどのアラミド繊維、又は他のポリマー材料で構成してもよい。
例示される実施形態において、キャッププライ145は、上部ベルト135b全体、並びに下部ベルト135a全体を横切って軸方向に延在する。したがって、キャッププライ145の各端部は、下部ベルト135a及び上部ベルト135bのそれぞれの端部の外側に配置される。下で論じられる代替の実施形態では、異なる相対的な幅のキャッププライを用いてもよい。別の代替の実施形態(図示せず)では、複数のキャッププライを用いてもよい。更に別の代替の実施形態(図示せず)において、キャッププライは、タイヤの軸方向幅に沿って間隙を有してもよい。
一実施形態において、キャッププライ145は、タイヤカーカスの周囲にコードを連続的に巻回することによって形成される。代替の実施形態において、キャッププライ145は、タイヤカーカスの周囲にシートを巻き付けることによって形成される。
図1及び図2の参照を続けると、補強層150は、キャッププライ145の一部分の上に配置される。例示される実施形態において、補強層150は、キャッププライ145の一部分だけを横切ってキャッププライ145の端部から軸方向に延在する。補強層150の端部は、上部ベルト135bのそれぞれの端部の外側、かつ下部ベルト135aのそれぞれの端部の外側に配置される。
一実施形態において、第2補強層(図示せず)は、キャッププライ145の第2端部の上に配置される。第2補強層の端部はまた、上部ベルト135bのそれぞれの端部の外側、かつ下部ベルト135aのそれぞれの端部の外側に配置される。第2補強層は、キャッププライ145の一部分だけを横切ってキャッププライ145の第2端部から軸方向に延在し、よって、補強層150が、第2補強層から軸方向に離間配置される。
代替の実施形態(図示せず)では、補強層をキャッププライの下に配置してもよい。別の代替の実施形態(図示せず)では、補強層をキャッププライの一方の端部からキャッププライのもう一方の端部まで延在させてもよい。更に別の代替の実施形態(図示せず)では、補強層を省略してもよい。
一実施形態において、補強層150は、ナイロンで構成される。代替の実施形態(図示せず)では、補強層150を、ポリエチレンテレフタレート(「PET」)、ポリエチレンナフタレート(「PEN」)、KEVLARなどのアラミド繊維、又は他のポリマー材料で構成されてもよい。特定の一実施形態において、キャッププライ145及び補強層150は、同じ材料で構成される。
一実施形態において、補強層150は、タイヤカーカスの周囲にコードを連続的に巻回することによって形成される。そのような一実施形態において、補強層150及びキャッププライ145は、同じ巻回過程中に形成することができる。例えば、キャッププライは、タイヤカーカスの第1軸方向側部から第2軸方向側部までの連続巻回過程によって形成してもよい。キャッププライの第2軸方向端部が形成された後には、補強層が完成するまで、第1軸方向側部に向かって、ナイロンコードを第2端部の周りに巻き付け続ける。代替の実施形態において、補強層150は、タイヤカーカスの周囲にシートを巻き付けることによって形成される。
アンダートレッド層155は、補強層150の上に配置される。アンダートレッド層155は、ゴムで構成され、また、クラウン領域全体を横切って軸方向に延在し、よって、アンダートレッド層155の各端部は、ベルト135a、b、キャッププライ145、及び補強層150のそれぞれの端部の外側に配置される。代替の実施形態(図示せず)では、アンダートレッド層を省略してもよい。
サブトレッド層160は、アンダートレッド層155の上に配置される。アンダーサブトレッド層160は、ゴムで構成され、また、クラウン領域全体を横切って軸方向に延在し、よって、アンダートレッド層155の各端部は、ベルト135a、b、キャッププライ145、及び補強層150のそれぞれの端部の外側に配置される。代替の実施形態(図示せず)では、サブトレッド層を省略してもよい。
周方向トレッド165は、タイヤ100のクラウン領域110において、上部ベルト135a及び下部ベルト135b、ガムストリップ140、キャッププライ145、補強層150、アンダートレッド155、並びにサブトレッド160の上に配置される。周方向トレッド165は、第1ショルダー170から第2ショルダー(図示せず)まで、タイヤ100を横切って軸方向に延在する。周方向トレッド165は、グルーブ、サイプ、リブ、ブロック、ラグ、及び他の既知のトレッド要素などの、トレッド要素を含んでもよい。周方向トレッド165は、ゴム化合物で形成してもよい。
サイドウォール175は、それが周方向トレッド165に当接するように、ビード領域105からサイドウォール領域115を通って第1ショルダー170まで延在する。第2サイドウォール(図示せず)は、同様に、第2ビード領域からサイドウォール領域を通ってタイヤの反対側の第2ショルダーまで延在する。サイドウォールは、ゴム化合物で形成してもよい。
図3は、タイヤ200の代替の実施形態のショルダー領域の断面図を例示する。ショルダー領域だけが示されているが、当然のことながら、タイヤ200は、下で論じられる違いを除いて、図1及び図2に示されるタイヤ100と実質的に同じである。タイヤ200の構成要素は、上で論じられるタイヤ100の対応する構成要素と同じ様式で、同じ材料から構成することができる。タイヤ200はまた、タイヤ100に関して上で論じられる設計の代替物を含んでもよい。
タイヤ200は、一対の環状ビード(図示せず)の間に延在するボディプライ210を含む。単一のボディプライだけが示されているが、当然のことながら、任意の数のボディプライを用いてもよい。
一対の周方向ベルトは、下部ベルト220a及び上部ベルト220bを含み、ボディプライ210の上に配置され、ボディプライ210の一部分を横切って軸方向に延在する。代替の実施形態(図示せず)において、タイヤは、3つ以上の周方向ベルトを含むことができる。
ガムストリップ230は、下部ベルト220aの軸方向端部に巻き付けられる。換言すれば、ガムストリップ230は、ガムストリップ230の上部分が下部ベルト220aの頂面及び上部ベルト220bの底面の両方と接触するように位置付けられる。ガムストリップ230の下部分は、それが下部ベルト220aの底面及びボディプライ210の頂面に接触するように、下部ベルト220aの下に配置される。
例示される実施形態において、ガムストリップ230は、タイヤ200のショルダー領域に位置するだけであり、タイヤの軸方向幅を横切って延在しない。第2ガムストリップ(図示せず)は、下部ベルト220aの反対側の軸方向端部に巻き付けられる。したがって、ガムストリップ230及び第2ガムストリップは、軸方向に離間配置されるものとして説明され得る。
タイヤ200は更に、上部ベルト220bの上に配置されるキャッププライ240を含む。例示される実施形態において、キャッププライ240は、上部ベルト220bを横切って軸方向に延在し、かつ下部ベルト220aの一部分上へ延在する。キャッププライ240の各端部は、ベルト220bのそれぞれの端部の外側、かつ下部ベルト220aのそれぞれの端部の内側に配置され、よって、キャッププライ240の各端部が、下部ベルト220aの上に配置される。
補強層250は、キャッププライ240の一部分の上に配置される。例示される実施形態において、補強層250は、キャッププライ240の一部分だけを横切ってキャッププライ240の端部から軸方向に延在する。補強層250の端部は、上部ベルト220bのそれぞれの端部の外側、かつ下部ベルト220aのそれぞれの端部の内側に配置され、よって、補強層250の端部が、下部ベルト220aの上に配置される。
一実施形態において、第2補強層(図示せず)は、キャッププライ240の第2端部の上に配置される。第2補強層の端部はまた、上部ベルト220bのそれぞれの端部の外側、かつ下部ベルト220aのそれぞれの端部の内側に配置され、よって、第2補強層の端部が、下部ベルト220aの上に配置される。第2補強層は、キャッププライ240の一部分だけを横切ってキャッププライ240の第2端部から軸方向に延在し、よって、補強層250が、第2補強層から軸方向に離間配置される。
アンダートレッド層260は、補強層250の上に配置される。サブトレッド層270は、アンダートレッド層260の上に配置される。
周方向トレッド280は、タイヤ200のクラウン領域において、上部ベルト220a及び下部ベルト220b、ガムストリップ230、キャッププライ240、補強層250、アンダートレッド260、並びにサブトレッド270の上に配置される。周方向トレッド280は、第1ショルダー285から第2ショルダー(図示せず)まで、タイヤ200を横切って軸方向に延在する。周方向トレッド280は、グルーブ、サイプ、リブ、ブロック、ラグ、及び他の既知のトレッド要素などの、トレッド要素を含んでもよい。
サイドウォール290は、それが周方向トレッド280に当接するように、タイヤ200のビード領域から第1ショルダー285まで延在する。第2サイドウォール(図示せず)は、同様に、ビード領域からタイヤの反対側の第2ショルダーまで延在する。
図4は、タイヤ300の別の代替の実施形態のショルダー領域の断面図を例示する。ショルダー領域だけが示されているが、当然のことながら、タイヤ300は、下で論じられる違いを除いて、図1及び図2に示されるタイヤ100と実質的に同じである。タイヤ300の構成要素は、上で論じられるタイヤ100の対応する構成要素と同じ様式で、同じ材料から構成することができる。タイヤ300はまた、タイヤ100に関して上で論じられる設計の代替物を含んでもよい。
タイヤ300は、一対の環状ビード(図示せず)の間に延在するボディプライ310を含む。単一のボディプライだけが示されているが、当然のことながら、任意の数のボディプライを用いてもよい。
一対の周方向ベルトは、下部ベルト320a及び上部ベルト320bを含み、ボディプライ310の上に配置され、ボディプライ310の一部分を横切って軸方向に延在する。代替の実施形態(図示せず)において、タイヤは、3つ以上の周方向ベルトを含むことができる。
ガムストリップ330は、下部ベルト320aの軸方向端部に巻き付けられる。換言すれば、ガムストリップ330は、ガムストリップ330の上部分が下部ベルト320aの頂面及び上部ベルト320bの底面と接触するように位置付けられる。ガムストリップ330の下部分は、それが下部ベルト320aの底面及びボディプライ310の頂面に接触するように、下部ベルト320aの下に配置される。
例示される実施形態において、ガムストリップ330は、タイヤ300のショルダー領域に位置するだけであり、タイヤの軸方向幅を横切って延在しない。第2ガムストリップ(図示せず)は、下部ベルト320aの反対側の軸方向端部に巻き付けられる。したがって、ガムストリップ330及び第2ガムストリップは、軸方向に離間配置されるものとして説明され得る。
タイヤ300は更に、上部ベルト220bの上に配置されるキャッププライ340を含む。例示される実施形態において、キャッププライ340は、上部ベルト320bを横切って軸方向に延在し、かつ下部ベルト320aの一部分上へ延在する。キャッププライ340の各端部は、ベルト320bのそれぞれの端部の外側、かつ下部ベルト320aのそれぞれの端部の内側に配置され、よって、キャッププライ340の各端部が、下部ベルト320aの上に配置される。代替の実施形態(図示せず)では、タイヤ100のキャッププライ145と同様に、キャッププライを下部ベルトの端部を超えて延在させてもよい。
例示される実施形態において、タイヤ300は、キャッププライ340の上に補強層を含まない。
アンダートレッド層350は、キャッププライ340の上に配置される。サブトレッド層360は、アンダートレッド層350の上に配置される。
周方向トレッド370は、タイヤ300のクラウン領域において、上部ベルト320a及び下部ベルト320b、ガムストリップ330、キャッププライ340、アンダートレッド350、並びにサブトレッド360の上に配置される。周方向トレッド370は、第1ショルダー380から第2ショルダー(図示せず)まで、タイヤ300を横切って軸方向に延在する。周方向トレッド370は、グルーブ、サイプ、リブ、ブロック、ラグ、及び他の既知のトレッド要素などの、トレッド要素を含んでもよい。
サイドウォール390は、それが周方向トレッド370に当接するように、タイヤ300のビード領域から第1ショルダー380まで延在する。第2サイドウォール(図示せず)は、同様に、ビード領域からタイヤの反対側の第2ショルダーまで延在する。
用語「含む(includes)」又は「含んでいる(including)」が本明細書又は特許請求の範囲において使用される限りで、用語「備えること(comprising)」が特許請求の範囲で転換語として用いられる際に解釈されるものと同様に包括的であることが意図されている。更に、用語「又は(or)」が用いられる限りで(例えば、A又はB)、「A若しくはB、又は両方とも」であることが意図されている。本出願人らが「A又はBの両方ではなく一方だけ」を示すことを意図する場合、用語「A又はBの両方ではなく一方だけ」が用いられることになる。したがって、本明細書における用語「又は(or)」の使用は、排他的ではなく、包含的である。Bryan A.Garner,A Dictionary of Modern Legal Usage 624(2d.Ed.1995)を参照されたい。また、用語「〜の中に(in)」又は「〜の中へ(into)」が本明細書又は請求項において使用される限りで、「〜の上に(on)」又は「〜の上へ(onto)」を付加的に意味することが意図されている。更に、用語「接続する(connect)」が本明細書又は請求項において使用される限りで、「直接〜に接続する(directly connected to)」だけではなく、別の構成要素を介して接続するなど「間接的に〜に接続する(indirectly connected to)」を意味することが意図されている。
本開示はその実施形態の記述によって例解され、実施形態は相当に詳細に説明されたが、添付の特許請求の範囲の範囲をこのような詳細に制限するか、又はいかなる形でも限定することは、出願人らの本意ではない。更なる利点及び改良は、当業者には容易に明らかとなるであろう。したがって、そのより広域な態様における本開示は、示され説明される、特定の詳細、例示的な機器及び方法、並びに例示の実施例に限定されない。このため、このような詳細からの逸脱が、出願人の一般的な発明概念の趣旨又は範囲から逸脱することなく、なされ得る。

Claims (20)

  1. タイヤであって、
    第1環状ビード及び第2環状ビードと、
    前記第1環状ビードと前記第2環状ビードとの間に延在する、ボディプライと、
    前記ボディプライの上に配置され、前記ボディプライの一部分を横切って軸方向に延在する、複数の周方向ベルトであって、
    少なくとも下部ベルトと、前記下部ベルトの上に配置される上部ベルトとを含む、複数の周方向ベルトと、
    前記下部ベルトの軸方向端部に巻き付けられる少なくとも1つのガムストリップであって、前記下部ベルトの頂面及び前記上部ベルトの底面と接触する上部分を有し、また、前記下部ベルトの底面及び前記ボディプライの頂面と接触する下部分を有する、少なくとも1つのガムストリップと、
    前記上部ベルトの上に配置されるナイロンキャッププライと、
    前記ナイロンキャッププライの上に配置され、前記タイヤを横切って軸方向に延在する周方向トレッドと、
    前記第1環状ビードと第1ショルダーとの間に延在する第1サイドウォールであって、前記第1ショルダーが、前記周方向トレッドに付随する、第1サイドウォールと、
    前記第2環状ビードと第2ショルダーとの間に延在する第2サイドウォールであって、前記第2ショルダーが、前記周方向トレッドに付随する、第2サイドウォールと、を備える、タイヤ。
  2. 前記ナイロンキャッププライの第1端部の上に配置される第1補強層と、前記ナイロンキャッププライの第2端部の上に配置される第2補強層と、を含む、一対の補強層を更に備え、前記第1補強層が、前記第2補強層から軸方向に離間配置される、請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記一対の補強層が、ナイロンから構成される、請求項2に記載のタイヤ。
  4. 前記少なくとも1つのガムストリップが、前記下部ベルトの第1端部に巻き付けられる第1ガムストリップと、前記下部ベルトの第2端部に巻き付けられる第2ガムストリップと、を含む、請求項1に記載のタイヤ。
  5. 前記下部ベルトが、前記上部ベルトの軸方向幅よりも大きい軸方向幅を有する、請求項1に記載のタイヤ。
  6. 前記ナイロンキャッププライが、前記上部ベルトの第1端部の外側、かつ前記下部ベルトの第1端部の内側に配置される第1端部を有し、よって、前記ナイロンキャッププライの前記第1端部が、前記下部ベルトの上に配置される、請求項5に記載のタイヤ。
  7. 前記ナイロンキャッププライが、前記上部ベルトの第1端部の外側、かつ前記下部ベルトの第1端部の外側に配置される第1端部を有する、請求項5に記載のタイヤ。
  8. タイヤであって、
    カーカスプライと、
    前記カーカスプライに付随する一対の環状ビードと、
    上部ベルト及び下部ベルトを含む、第1周方向ベルト領域と、
    前記下部ベルトの第1端部に巻き付けられる第1ガムストリップであって、
    前記下部ベルトの頂面及び前記上部ベルトの底面に接触する上部分を有し、
    かつ前記下部ベルトの下に配置される下部分を有する、第1ガムストリップと、
    前記下部ベルトの第2端部に巻き付けられる第2ガムストリップであって、
    前記下部ベルトの頂面及び前記上部ベルトの底面に接触する上部分を有し、
    かつ前記下部ベルトの下に配置される下部分を有する、第2ガムストリップと、
    周方向トレッドと、
    前記一対の環状ビード及び前記周方向トレッドに付随する一対のサイドウォールと、を備える、タイヤ。
  9. キャッププライを更に備え、前記キャッププライの少なくとも一部分が、前記上部ベルトの上、かつ前記下部ベルトの上に配置される、請求項8に記載のタイヤ。
  10. 前記キャッププライの第1端部の上に配置される第1補強層を更に備える、請求項9に記載のタイヤ。
  11. 前記キャッププライの第2端部の上に配置される第2補強層を更に備え、前記第1補強層が、前記第2補強層から軸方向に離間配置される、請求項10に記載のタイヤ。
  12. 前記第1補強層の端部及び前記キャッププライの前記第1端部が、前記上部ベルトの第1端部の外側、かつ前記下部ベルトの第1端部の内側に配置され、よって、前記第1補強層の前記端部及び前記キャッププライの前記第1端部が、前記下部ベルトの上に配置される、請求項11に記載のタイヤ。
  13. 前記第2補強層の端部及び前記キャッププライの前記第2端部が、前記上部ベルトの第2端部の外側、かつ前記下部ベルトの第2端部の内側に配置され、よって、前記第2補強層の前記端部及び前記キャッププライの前記第2端部が、前記下部ベルトの上に配置される、請求項12に記載のタイヤ。
  14. 前記第1補強層の端部及び前記キャッププライの前記第1端部が、前記上部ベルトの第1端部の外側、かつ前記下部ベルトの第1端部の外側に配置される、請求項11に記載のタイヤ。
  15. 前記第2補強層の端部及び前記キャッププライの前記第2端部が、前記上部ベルトの第2端部の外側、かつ前記下部ベルトの第2端部の外側に配置される、請求項14に記載のタイヤ。
  16. 周方向トレッド、一対のビード、及び一対のサイドウォールを有する空気式タイヤであって、
    前記周方向トレッドの下に配置され、軸方向に延在する複数の周方向ベルトであって、下部ベルト及び上部ベルトを含む、複数の周方向ベルトと、
    少なくとも1つのガムストリップであって、
    前記下部ベルトの頂面及び前記上部ベルトの底面と接触する第1部分を有し、
    かつ前記下部ベルトの下に配置される第2部分を有する、少なくとも1つのガムストリップと、を備える、空気式タイヤ。
  17. 前記少なくとも1つのガムストリップが、前記下部ベルトの第1端部に巻き付けられる第1ガムストリップと、前記下部ベルトの第2端部に巻き付けられる第2ガムストリップと、を含む、請求項16に記載のタイヤ。
  18. 前記上部ベルトの上に配置される少なくとも1つのキャッププライを更に備える、請求項16に記載のタイヤ。
  19. 前記少なくとも1つのキャッププライが、前記上部ベルトの第1端部の外側、かつ前記下部ベルトの第1端部の内側に配置される第1端部を有する、請求項18に記載のタイヤ。
  20. 前記少なくとも1つのキャッププライが、前記上部ベルトの第1端部の外側、かつ前記下部ベルトの第1端部の外側に配置される第1端部を有する、請求項18に記載のタイヤ。
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