JP2019129975A - まな板、および、まな板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(1) 高密度ポリエチレン(HDPE)および直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)のうちの少なくとも1種を含有するポリエチレン系樹脂を含む、多孔質体で構成された発泡層と、
該発泡層の両面側に、最外層として、それぞれ、積層された、低密度ポリエチレン(LDPE)を含有するポリエチレン系樹脂を主材料として含む2つの表面層と、
前記発泡層と2つの前記表面層との間に、それぞれ、介挿された、ポリオレフィン系樹脂を主材料として含む2つの保護層とを備え、
前記保護層は、その硬度が前記表面層の硬度よりも低いことを特徴とするまな板。
前記保護層における前記低密度ポリエチレン(LDPE)の含有量は、前記表面層における前記低密度ポリエチレン(LDPE)の含有量よりも高い上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のまな板。
共押出し法を用いて、前記発泡層と、該発泡層の両面側に、それぞれ、積層された2つの前記保護層とを備える積層体を得る工程と、
2つの前記保護層の前記発泡層の反対側に、2つの前記表面層をそれぞれ形成する工程とを有することを特徴とするまな板の製造方法。
図1は、本発明のまな板の実施形態を示す縦断面図である。なお、以下の説明では、図1中の上側を「上」、下側を「下」と言う。
発泡層10は、多層体(積層体)で構成されるまな板100において、中間層として設けられ、芯材としての機能を有している。
表面層31、32は、多層体(積層体)で構成されるまな板100において、最外層として設けられ、すなわち、表面層31(第1表面層)および表面層32(第2表面層)は、それぞれ、発泡層10の上面(一方の面)側、および、発泡層10の下面(他方の面)側の最外層として設けられ、包丁を用いた際の使用感を向上させるための機能を発揮する。
保護層21、22は、多層体(積層体)で構成されるまな板100において、発泡層10と2つの表面層31、32との間に、それぞれ、介挿して設けられ、すなわち、保護層21(第1保護層)および保護層22(第2保護層)は、それぞれ、発泡層10と表面層31(第1表面層)との間、および、発泡層10と表面層32(第2表面層)との間に介挿して設けられ、後述するまな板100の製造方法において、発泡層10を被覆するように設けられることで、発泡層10の発泡倍率を目的とする範囲に設定し、かつ、発泡層10の表面に形成される凹凸が、表面層31、32に伝播するのを抑制または防止するための機能を有している。
図2は、図1に示すまな板を製造する製造方法を説明するための縦断面図である。なお、以下の説明では、図2中の上側を「上」、下側を「下」と言う。
[1]まず、共押出し法を用いて、発泡層10と、発泡層10の両面側に、それぞれ、積層された2つの保護層21、22とを備える積層体を得る。
[実施例1]
[1]まず、50質量部の高密度ポリエチレン(HDPE;京葉ポリエチレン社製、「B5203」)と、50質量部の低密度ポリエチレン(LDPE;宇部丸善ポリエチレン社製、「F222F」)と、10質量部のイソブタンガス含有発泡マスターバッチ(三協化成製、「セルマイク5885」、発生ガス量約35ml/g)とを、攪拌・混合することにより発泡層形成用材料を準備した。
保護層形成用材料および表面層形成用材料に含まれる、高密度ポリエチレン(HDPE)および低密度ポリエチレン(LDPE)の含有量、発泡層形成用材料に含まれる発泡マスターバッチの含有量、ならびに、発泡層、保護層および表面層の厚さのうちの少なくとも1つを表1に示すように変更したこと以外は、前記実施例1と同様にして、実施例2〜15のまな板を作製した。
まな板における保護層の形成を省略し、発泡層の厚さを表1に示すように変更したこと以外は、前記実施例1と同様にして、比較例1のまな板を作製した。
発泡層形成用材料に対するイソブタンガス含有発泡マスターバッチの添加を省略し、発泡層、保護層および表面層の厚さを表1に示すように変更したこと以外は、前記実施例1と同様にして、比較例2のまな板を作製した。
各実施例および各比較例で作製したまな板(サイズ:20mm×300mm×600mm)を試料として用い、以下の方法で評価した。
まな板として実用可能な平滑性が得られているかを評価した。評価結果を表1に示す。
◎:まな板全体としての厚さ均一性に優れ、まな板として使用できる
〇:まな板全体としての厚さ均一性に若干のばらつきが認められるものの、まな板として使用できる
×:厚さにばらつきがあり、まな板として使用できない
発泡層と保護層との積層体を押出成型で生産する際、圧延ロール前にできる樹脂溜り(バンク)が安定して、均一な厚さの積層体が形成されることが条件となる。安定性を表1に示す。
◎:バンク安定性に優れ安定生産できる
〇:バンク安定性が一部不安定であるものの生産することは可能である
×:バンクが著しく不安定で生産できない
発泡層と保護層との積層体を押出成型で生産する際、発泡層が直接金型に接触すると焼けとリップカスが発生し、ロングランできない。数時間〜12時間の生産を行った時の焼け・リップカスの状態を表1に示す。
◎:12時間稼動しても焼け・リップカスが出ない
〇:12時間稼動で、若干の焼け・リップカスが発生するものの、積層体の品質には問題はない
×:短時間で焼け・リップカスが発生し、製品に混入し著しく品質が劣る
表面層の形成は、前記工程[3]のように、所謂、押出しラミネーションで行っており、融着強度をナイフによる剥離および引き剥がしで評価した。
◎:押し出しラミネーションで、剥離が認められない、より強固な融着強度が得られる
〇:押し出しラミネーションで、若干の剥離が認められるものの、強固な融着強度が得られる
×:押し出しラミネーションで、融着強度が不足し剥離する
従来の耐熱まな板に対し、軽さの認められる重量比を93%以下とし、まな板サイズ20×300×600(mm)にて比較評価した。
◎:従来のポリエチレン製まな板に比較し、重量が75%以下であり優れた軽量化が認められる
〇:従来のポリエチレン製まな板に比較し、重量が75%超93%以下であり軽量化が認められる
×:従来のポリエチレン製まな板に比較し、重量が93%を超えており計量化がほとんど認められない
熱風保管庫でのまな板消毒推奨条件である、90℃1時間の処理後冷却し、凸面を上にして定盤上に置いたとき、反っている場合は定盤との間に隙間が生じる、その間隔をシックネスゲージで測定した。なお、まな板のサイズは20×300×600(mm)であり、長辺2箇所、短辺2箇所の計4箇所の測定を行った。
◎:平面と0.8mm未満の隙間が生ずる反りが発生しない
〇:平面と0.8mm以上1.2mm未満の隙間が生ずる反りが発生する
×:平面と1.2mm以上の隙間が生ずる反りが発生する
110℃に設定したエアーオーブン内に1時間保管し、表面の熱溶融が発生するか否かを、目視確認により行った。
◎:表面状態に変化なし
〇:表面状態に若干の溶融変形が見られる
×:表面状態に明らかな溶融変形が見られる
まな板を使用して、包丁の刃当たりと食材の切れ味を評価した。
◎:包丁の刃当たりに優れた柔らかさがあり、特に優れた切れ味と使用感がある
〇:包丁の刃当たりに柔らかさがあり、優れた切れ味と使用感がある
×:包丁の刃当たりが硬く、切れ味が落ち、使用感が悪い
21 保護層
22 保護層
31 表面層
32 表面層
100 まな板
Claims (10)
- 高密度ポリエチレン(HDPE)および直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)のうちの少なくとも1種を含有するポリエチレン系樹脂を含む、多孔質体で構成された発泡層と、
該発泡層の両面側に、最外層として、それぞれ、積層された、低密度ポリエチレン(LDPE)を含有するポリエチレン系樹脂を主材料として含む2つの表面層と、
前記発泡層と2つの前記表面層との間に、それぞれ、介挿された、ポリオレフィン系樹脂を主材料として含む2つの保護層とを備え、
前記保護層は、その硬度が前記表面層の硬度よりも低いことを特徴とするまな板。 - 前記発泡層は、該発泡層を緻密質体で構成した場合、前記緻密質体の硬度が前記表面層の硬度よりも高い請求項1に記載のまな板。
- 前記発泡層において、前記高密度ポリエチレン(HDPE)および前記直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)のうちの少なくとも1種は、その含有量が10質量%以上90質量%以下である請求項1または2に記載のまな板。
- 前記表面層において、前記低密度ポリエチレン(LDPE)は、その含有量が60質量%以上95質量%以下である請求項1ないし3のいずれか1項に記載のまな板。
- 前記保護層において、前記ポリオレフィン系樹脂は、低密度ポリエチレン(LDPE)、または、低密度ポリエチレン(LDPE)と高密度ポリエチレン(HDPE)もしくは直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)との混合物であり、
前記保護層における前記低密度ポリエチレン(LDPE)の含有量は、前記表面層における前記低密度ポリエチレン(LDPE)の含有量よりも高い請求項1ないし4のいずれか1項に記載のまな板。 - 当該まな板の総厚みを(T)[mm]とし、各前記表面層の厚みを(t1)[mm]としたとき、当該まな板の総厚み(T)に対する2つの前記表面層の厚み(t1)の比が、0.1≦t1/T≦0.3なる関係を満足する請求項1ないし5のいずれか1項に記載のまな板。
- 当該まな板の総厚みを(T)[mm]とし、各前記保護層の厚みを(t2)[mm]としたとき、当該まな板の総厚み(T)に対する2つの前記保護層の厚み(t2)の比が、0.01≦t2/T≦0.1なる関係を満足する請求項1ないし6のいずれか1項に記載のまな板。
- 前記発泡層は、その発泡倍率が1.5倍以上5.0倍未満である請求項1ないし7のいずれか1項に記載のまな板。
- 前記発泡層における、空孔の平均空孔径は、0.03mm以上0.3mm以下である請求項1ないし8のいずれか1項に記載のまな板。
- 請求項1ないし9のいずれか1項に記載のまな板の製造方法であって、
共押出し法を用いて、前記発泡層と、該発泡層の両面側に、それぞれ、積層された2つの前記保護層とを備える積層体を得る工程と、
2つの前記保護層の前記発泡層の反対側に、2つの前記表面層をそれぞれ形成する工程とを有することを特徴とするまな板の製造方法。
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| JPH07299A (ja) * | 1993-06-17 | 1995-01-06 | Hasegawa Kagaku Kogyo Kk | まな板 |
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