JP2020179979A - エレベータ用おもり枠、エレベータ用装置、およびダンパの復帰点検方法 - Google Patents

エレベータ用おもり枠、エレベータ用装置、およびダンパの復帰点検方法 Download PDF

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【課題】例えば、作業をより簡素化することができるなど、より改善されたエレベータおもり枠およびダンパの復帰点検方法を提供する。【解決手段】エレベータ用おもり枠200は、枠体210と、ストライカ220と、を備える。ストライカ220は、枠体210よりも下方への突出状態と収納状態とを変更可能に枠体210に取り付けられ、突出状態において枠体の下降に伴いダンパ100の上端に当接する。【選択図】図3

Description

実施形態は、エレベータ用おもり枠およびダンパの復帰点検方法に関する。
従来、作業員が、エレベータ用おもり枠を下降させ、当該下降するおもり枠によってピットに設置されたダンパの上端を押し下げた後、当該おもり枠を上昇させ、ダンパの上端の上方への戻り状態(復帰状態)を点検する、ダンパの復帰点検方法が知られている(例えば、特許文献1)。この場合において、通常運転時におもり枠とダンパとが干渉しないよう、当該おもり枠とダンパの上端との間に隙間が設けられ、点検時において、作業員が当該隙間にスペーサを介在させ、おもり枠の下降に伴ってスペーサを介してダンパの上端を押し下げる方法が採用される場合がある。
特開平9−77414号公報
このようなダンパの復帰点検において、例えば、作業をより簡素化することができるなど、より改善されたエレベータおもり枠およびダンパの復帰点検方法が得られれば、有益である。
実施形態のエレベータ用おもり枠は、枠体と、ストライカと、を備える。ストライカは、当該枠体よりも下方への突出状態と収納状態とを変更可能に枠体に取り付けられ、突出状態において枠体の下降に伴いダンパの上端に当接する。
図1は、第1実施形態のおもり枠およびダンパの模式的かつ例示的な正面図であって、ストライカの収納状態を示す図である。 図2は、第1実施形態のおもり枠およびダンパの模式的かつ例示的な側面図であって、ストライカの収納状態を示す図である。 図3は、第1実施形態のおもり枠およびダンパの模式的かつ例示的な正面図であって、ストライカの突出状態を示す図である。 図4は、第1実施形態のおもり枠およびダンパの模式的かつ例示的な側面図であって、ストライカの突出状態を示す図である。 図5は、第1実施形態のおもり枠およびダンパの模式的かつ例示的な正面図であって、ストライカの突出状態において下降したおもり枠がダンパの上端に当接した状態を示す図である。 図6は、第1実施形態のダンパの復帰点検方法の手順を示す例示的なフローチャートである。 図7は、第2実施形態のおもり枠の一部を示す模式的かつ例示的な正面図である。 図8は、第3実施形態のおもり枠およびダンパの模式的かつ例示的な側面図であって、ストライカの突出状態を示す図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および結果(効果)は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
以下の複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれている。よって、各実施形態によれば、同様の構成に基づく同様の作用および効果が得られる。なお、同様の構成要素には共通の符号が付与され、重複する説明が省略される場合がある。
また、各図中、矢印Zは、上方(方向Z)を示し、矢印Xは、方向Zと直交する一方向(方向X)を示し、矢印Yは、方向Zおよび方向Xと直交する方向(方向Y)を示す。方向Zは、上下方向(鉛直方向)に沿っており、方向Xおよび方向Yは、水平方向に沿っている。
[第1実施形態]
図1,3は、ダンパ100およびおもり枠200を示す正面図であり、図2,4は、ダンパ100およびおもり枠200を示す側面図であり、図1,2は、ストライカ220の収納状態を示し、図3,4は、ストライカ220の突出状態を示している。
図1,2に示されるように、エレベータの昇降路には、おもり枠200を移動可能に案内する一対のガイドレール110が設けられている。一対のガイドレール110は、いずれも上下方向に延びており、互いに平行である。おもり枠200は、ガイドローラ201を介して、一対のガイドレール110に沿って上下方向に移動することができる。
おもり枠200は、図示しないが、エレベータのかごと、ロープを介して接続されている。電動モータを有した巻上機は、例えば、ロープが巻き掛けられたシーブの回転と停止とを切り替えるとともに、回転方向を切り替えることにより、かごの上昇に伴っておもり枠200が下降する状態と、かごの下降に伴っておもり枠200が上昇する状態と、かごおよびおもり枠200が停止した状態とを、切り替えることができる。おもり枠200は、不図示のおもりを支持している。
ダンパ100は、ピット1上に設けられた台座2上に上下方向に延びた状態で設置されている。ダンパ100は、シリンダ101と、ピストン102とを有している。シリンダ101およびピストン102ともに上下方向に延びている。シリンダ101は、台座2上に取り付けられ、ピストン102は、シリンダ101の上端から上方に突出した状態で設けられている。ピストン102の上端102aが外力によって下方へ押し下げられると、ピストン102はシリンダ101内に没入する。この際、シリンダ101内でピストン102に対する緩衝機構が作用し、衝撃が緩和される。また、ダンパ100は、押し下げられたピストン102を上方へ押し戻す復帰機構を備えている。後に説明するダンパ100の復帰点検においては、ダンパ100において、押し下げられたピストン102が正常に復帰する、すなわち上昇するかが、検査される。なお、ダンパ100は、バッファとも称されうる。
おもり枠200には、ピストン102の上端102a、言い換えるとダンパ100の上端と当接し、当該上端102aを下方へ押し下げるストライカ220が設けられている。ストライカ220は、当接部材あるいは押圧部材とも称されうる。
ストライカ220は、図1,2に示される収納状態と、図3,4に示される突出状態とを切り替えることができるよう、構成されている。ストライカ220は、上下方向に延びる立壁220aと、立壁220aの下方から水平方向に延びた底壁220bと、を有している。立壁220aは、X方向に一定の幅で上下方向に延びており、帯状かつ板状の形状を有している。底壁220bは、X方向に一定の幅で水平方向に延びており、帯状かつ板状の形状を有している。また、図2,4に示されるように、立壁220aと底壁220bとは、L字状に接続されている。立壁220aは、枠体210の側面210aと面し、底壁220bは、枠体210の底面210bと面している。底壁220bは、立壁220aの下端から、底面210bと平行に延びている。
立壁220aには、上下方向に延びた互いに平行な二つの長穴220cが設けられている。各長穴220cを二つのボルト231が貫通し、枠体210の下部210cに設けられた雌ねじ孔(不図示)に結合されている。長穴220c毎に二つずつ、合計四つのボルト231の締め付けにより、各ボルト231のヘッド231aとおもり枠200の下部210cとの間にストライカ220の立壁220aが挟まれ、これにより、ストライカ220が、おもり枠200に固定される。図1,2と図3,4とを比較すれば、明らかとなるように、ボルト231は、長穴220cに対して上下方向に相対的に移動することができる。よって、作業者は、例えば、ボルト231をおもり枠200の下部210cに設けられた雌ねじ孔に仮止めした状態で、ストライカ220を上下方向にスライドさせることにより、図1,2に示される収納状態と、図3,4に示される突出状態と、を切り替えることができる。すなわち、長穴220c(の縁)およびボルト231は、突出状態と収納状態とを切り替えることを可能としている。よって、長穴220cおよびボルト231は、切替機構と称されうる。また、長穴220cおよびボルト231は、ストライカ220の枠体210から下方への突出長さを変更可能に、当該ストライカ220を当該枠体210に固定する。長穴220cおよびボルト231は、固定機構230の一例である。
図5は、ダンパ100およびおもり枠200を示す正面図であって、ストライカ220の底壁220bがピストン102の上端102aと当接した状態を示す図である。作業者は、図5の状態から、おもり枠200がさらに下がるよう、巻上機の電動モータを制御することにより、おもり枠200によってピストン102の上端102aが下方へ押し下げた状態が得られる。なお、図3,4の状態から図5の状態、および図5の状態からさらにおもり枠200が下方へ移動する際には、おもり枠200(およびかご)は、通常運転時の速度よりも大幅に速度が遅い点検運転速度で移動する。
図6は、ダンパの復帰点検方法の手順の一例を示すフローチャートである。図6に示されるように、作業者は、まず、リモコンを操作することにより、巻上機の電動モータを制御し、かごおよびおもり枠200を所定位置に移動する(S10)。このS10において、作業者は、おもり枠200を、例えば、図1〜4に示される位置P2に移動する。この位置P2において、かごは、最上位置よりも若干下方に位置されている。
次に、作業者は、固定機構230によるストライカ220の枠体210への固定を解除することにより、具体的には、ボルト231を緩めることにより、図3,4に示されるように、ストライカ220を収納位置P0(収納状態)から枠体210に対して下方の突出位置P1へ引き出し(突出状態)、当該突出位置P1でボルト231を締め付けて、ストライカ220を枠体210に固定する(S11)。S11は、第一ステップの一例である。
次に、作業者は、リモコンを操作することにより巻上機の電動モータを制御し、図5に示されるように、ストライカ220が突出状態にある枠体210を下方へ移動させ、当該枠体210とともに下降するストライカ220によってダンパ100のピストン102の上端102aを押し下げる(S12)。S12は、第二ステップの一例である。
次に、作業者は、S12においてピストン102の上端102aが所要長さ押圧されると、リモコンを操作することにより巻上機の電動モータを制御し、枠体210を上方へ移動させる(S13)。この際、おもり枠200は、ストライカ220が突出状態のまま、上昇する。S13は、第三ステップの一例である。
次に、作業者は、ダンパ100のピストン102の上昇速度や、ピストン102が所定距離だけ上昇するのに要した時間等に基づいて、ダンパ100の復帰点検を実行する(S14)。S14は、第四ステップの一例である。
最後に、作業者は、固定機構230によるストライカ220の枠体210への固定を解除することにより、具体的には、ボルト231を緩めることにより、ストライカ220を突出位置P1(突出状態、図3,4)から収納位置P0(収納状態、図1,2)へ動かし、当該収納位置P0でボルト231を締め付けて、ストライカ220を枠体210に固定する(S15)。S15は、第五ステップの一例である。
以上、説明したように、本実施形態では、ストライカ220が、枠体210に、収納位置P0(収納状態)と突出位置P1(突出状態)とを変更可能に取り付けられている。このような構成によれば、例えば、作業者は、枠体210とダンパ100のピストン102の上端102aとの間にスペーサを挟む従来の点検方法に比べて、より少ない手間の作業によって、ストライカ220がピストン102の上端102aをより確実に押し下げる構成(突出状態)を得ることができる。また、スペーサを挟む従来の点検方法の場合、おもり枠200を押し下げる際にスペーサが脱落しないよう、より慎重な作業が求められていた。この点、本実施形態によれば、ストライカ220は、枠体210に取り付けられておりスペーサのような部品の脱落は生じないため、従来の点検方法より作業の手間を減らすことができる。
また、本実施形態では、固定機構230は、ストライカ220を、枠体210からの突出長さを変更可能に、枠体210に取り付けることができる。このような構成によれば、例えば、作業者は、ダンパ100の復帰点検の現場で、ストライカ220の枠体210からの下方への突出長さや、ストライカ220がピストン102の上端102aを押圧する前の、ストライカ220の底壁220b(底部、底面)とダンパ100のピストン102の上端102aとの距離、言い換えると隙間の大きさを、より適切な長さあるいは大きさに、調整することができる。また、一例としては、隙間をより小さく設定することにより、突出位置P1にあるストライカ220がダンパ100のピストン102の上端102aに当接するまでの時間を、より短縮することができる。
[第2実施形態]
図7は、本実施形態のおもり枠200A、すなわち枠体210およびストライカ220Aの、部分的な正面図である。図7に示されるように、本実施形態では、枠体210に、ラチェット機構240が設けられている。ラチェット機構240は、ストライカ220Aに設けられた鋸歯241と、枠体210に設けられた可動爪242と、可動爪242を鋸歯241に付勢するコイルスプリング243と、を有している。なお、本実施形態のおもり枠200Aは、上記第1実施形態と同様の固定機構230を備えている。
複数の鋸歯241は、ストライカ220Aの立壁220aの一つの側面220dに、一定の間隔(ピッチ)で設けられ、上下方向に並んでいる。鋸歯241は、斜め下方へ向けて突出している。
可動爪242は、上下に隣接する二つの鋸歯241間に噛み合う噛合位置Plと、複数の鋸歯241から離間した解除位置Prと、の間で回動中心Ax回りに回動可能に、支持されている。可動爪242の先端は、尖っており、噛合位置Plにおいて、斜め上方へ向いている。
また、コイルスプリング243は、可動爪242を、二点鎖線で示される解除位置Prから噛合位置Plへ付勢している。コイルスプリング243は、付勢部材の一例である。
したがって、ストライカ220Aが、枠体210に対して相対的に下方へ動こうとする場合には、可動爪242が上下に隣接する二つの鋸歯241間に食い込んだ状態が維持されるため、鋸歯241と可動爪242との噛み合いは解除されない。よって、ストライカ220Aは、枠体210に対して相対的に下方へ動くことができない。
また、複数の鋸歯241のそれぞれは、可動爪242に面する外面241aを有しており、当該外面241aは、可動爪242をコイルスプリング243の付勢力に抗って、噛合位置Plから解除位置Prへ押圧する。外面241aは、押圧面の一例である。
したがって、ストライカ220Aが、枠体210に対して相対的に上方へ動こうとする場合には、可動爪242が上下に隣接する二つの鋸歯241間から抜け出すとともに、可動爪242は、鋸歯241の外面241aによって解除位置Prへ押圧されるため、鋸歯241と可動爪242との噛み合いが解除される。よって、ストライカ220Aは、枠体210に対して相対的に上方へ動くことができる。
このような構成にあっては、作業者が、固定機構230によるストライカ220Aの枠体210に対する固定を解除した場合にあっても、ラチェット機構240の可動爪242がストライカ220Aの下方への移動、すなわち脱落を制限する。可動爪242は、仮支持部材の一例である。仮に仮支持部材としての可動爪242が設けられない場合、作業者は、ストライカ220Aが下方に脱落しないように別の手段で支持しながら、固定機構230によるストライカ220Aの枠体210に対する固定を慎重に解除する必要が生じ、作業に手間取る虞がある。この点、本実施形態によれば、作業者が、固定機構230によるストライカ220Aの固定を解除した場合にあっても、可動爪242がストライカ220Aを仮保持するため、固定機構230によるストライカ220Aの枠体210に対する固定の解除を、より容易にあるいはより迅速に実行することができる。
また、上述したように、ラチェット機構240は、ストライカ220Aの枠体210に対する相対的な上方への移動を許容しており、ストライカ220Aを枠体210に対して相対的に上方へ移動させる際にあっては、ストライカ220Aの枠体210に対する仮支持位置を、複数の鋸歯241が設けられる間隔(ピッチ)で変更することができる。したがって、作業者は、例えば、ストライカ220Aを一旦長めに引き出した後、少しずつ上方に持ち上げて枠体210からのストライカ220Aの突出長さを少しずつ短くすることにより、当該突出長さや、ストライカ220Aがピストン102の上端102aを押圧する前の、ストライカ220Aの底壁220b(底部、底面)とダンパ100のピストン102の上端102aとの距離、言い換えると隙間の大きさを、より適切な長さあるいは大きさに、より迅速に調整することができる。
なお、ラチェット機構240の変形例にあっては、上下に並ぶ複数の鋸歯が枠体210に設けられ、可動爪がストライカ220Aに設けられてもよい。この場合、鋸歯は、斜め上方を向き、可動爪は、斜め下方を向いた状態で鋸歯と噛み合う。なお、この場合には、鋸歯が、仮支持部材の一例となる。
また、ラチェット機構240は、可動爪242とリンク機構やギヤ機構等を介して連動し、可動爪242を噛合位置Plから解除位置Prへ動かすことができるリリースレバー244を有している。作業者は、リリースレバー244を操作することにより、可動爪242を解除位置Prへ動かすことにより、ストライカ220Aを枠体210に対して相対的に下方へ動かすこともできる。なお、リリースレバー244の操作により、可動爪242を解除位置Prへ移動するにあたっては、作業者は、ストライカ220Aを、枠体210に対して相対的に僅かに上方へ持ち上げることが必要となる。
以上、説明したように、本実施形態によれば、例えば、作業員は、ダンパ100の復帰点検にかかる作業を、より容易に、より迅速に、あるいはより安全に実施することができる。
[第3実施形態]
図8は、ダンパ100およびおもり枠200を示す側面図である。図8に示されるように、本実施形態では、作業が終了したにも拘わらず作業員がストライカ220を収納し忘れた場合に、当該突出位置P1にあるストライカ220、言い換えると突出状態にあるストライカ220を検知するセンサ250が設けられている。センサ250は、一例としては、ストライカ220との接触を検出するリミットスイッチ(スイッチ)である。この場合、センサ250は、通常運転状態における枠体210とダンパ100のピストン102の上端102aとの間の隙間において、突出位置P1にあるストライカ220の底壁220bの軌道上に設けられる。このような構成にあっては、通常運転状態における、かごの最上位置への上昇、すなわち枠体210の最下位置への下降に伴って、ストライカ220の底壁220bがセンサ250としてのリミットスイッチを切るため、これにより、ストライカ220が突出状態にあることを検出することができる。また、点検運転状態にあっては、センサ250の検出信号は無視されるため、センサ250による検出は、上述したダンパ100の復帰点検に拘わる一連の作業には影響を及ぼさない。なお、センサ250は、リミットスイッチには限定されず、ストライカ220の突出状態を検知できるセンサであればよい。一例として、センサ250は、非接触センサであってもよい。
センサ250の検出信号は、昇降路内配線を介して制御盤251に入力される。制御盤251は、自己診断機能を有しており、制御部251aが記憶部251bに故障診断記録を保存する。また、制御部251aは、報知機能を有しており、エレベータ官制センタや、建物内の防災センタ等に設置された監視盤に警報を送信する。また、制御部251aは、警報出力を実行するよう、かご内のスピーカやディスプレイを制御してもよい。
以上、説明したように、本実施形態によれば、例えば、作業員等は、センサ250の検出信号によってストライカ220が突出状態であることを知ることができ、ストライカ220を、より迅速に、収納状態、すなわち通常運転状態における正常な状態に、変更することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を例示したが、上記実施形態は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。これら実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、各実施形態や各変形例の構成や形状は、部分的に入れ替えて実施することも可能である。また、各構成や形状等のスペック(構造や、種類、方向、形式、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
100…ダンパ、102a…上端、200,200A…おもり枠、210…枠体(他方)、220…ストライカ、220A…ストライカ(一方)、230…固定機構、240…ラチェット機構、241…鋸歯、241a…外面(押圧面)、242…可動爪(仮支持部材)、243…コイルスプリング(付勢部材)、250…センサ、P0…収納位置、P1…突出位置、Pl…噛合位置、Pr…解除位置。
実施形態は、エレベータ用おもり枠、エレベータ用装置、およびダンパの復帰点検方法に関する。
実施形態のエレベータ用おもり枠は、枠体と、ストライカと、固定機構と、ラチェット機構と、を備える。ストライカは、枠体に対して相対的に上下方向に移動可能であり、枠体よりも下方への突出状態と収納状態とを変更可能に枠体に取り付けられ、突出状態において枠体の下降に伴いダンパの上端に当接する。固定機構は、ストライカの下方への突出長さを変更可能に枠体に固定する。ラチェット機構は、枠体およびストライカのうち一方に設けられ上下方向に並ぶ複数の鋸歯と、複数の鋸歯のうちいずれかと噛み合う噛合位置と噛み合いを解除する解除位置との間で移動可能に枠体およびストライカのうち他方に設けられ噛合位置における鋸歯との噛み合いによりストライカの枠体に対する下方への相対的な移動を抑制する可動爪と、他方に設けられ可動爪を解除位置から噛合位置に向けて付勢する付勢部材と、複数の鋸歯のそれぞれに設けられストライカが枠体に対して相対的に上方へ移動する際に付勢部材による付勢力に抗って可動爪を噛合位置から解除位置へ押圧することによりストライカの枠体に対する相対的な上方への移動を許容する押圧面と、を有する。

Claims (6)

  1. 枠体と、
    当該枠体よりも下方への突出状態と収納状態とを変更可能に前記枠体に取り付けられ、前記突出状態において前記枠体の下降に伴いダンパの上端に当接するストライカと、
    を備えた、エレベータ用おもり枠。
  2. 前記ストライカは、前記枠体に対して相対的に上下方向に移動可能であり、
    前記ストライカの下方への突出長さを変更可能に前記枠体に固定する固定機構、を備えた、請求項1に記載のエレベータ用おもり枠。
  3. 前記枠体に設けられ、前記固定機構によって前記ストライカが前記枠体に固定されていない状態で前記ストライカを支持することにより前記ストライカが前記枠体に対して相対的に下方へ移動するのを抑制する仮支持部材、を備えた、請求項2に記載のエレベータ用おもり枠。
  4. 前記枠体および前記ストライカのうち一方に設けられ上下方向に並ぶ複数の鋸歯と、前記複数の鋸歯のうちいずれかと噛み合う噛合位置と噛み合いを解除する解除位置との間で移動可能に前記枠体および前記ストライカのうち他方に設けられ前記噛合位置における前記鋸歯との噛み合いにより前記ストライカの前記枠体に対する下方への相対的な移動を抑制する可動爪と、前記他方に設けられ前記可動爪を前記解除位置から前記噛合位置に向けて付勢する付勢部材と、前記複数の鋸歯のそれぞれに設けられ前記ストライカが前記枠体に対して相対的に上方へ移動する際に前記付勢部材による付勢力に抗って前記可動爪を前記噛合位置から前記解除位置へ押圧することにより前記ストライカの前記枠体に対する相対的な上方への移動を許容する押圧面と、を有したラチェット機構、を備えた、請求項2または3に記載のエレベータ用おもり枠。
  5. 前記ストライカの突出状態を検知するセンサを備えた、請求項1〜4のうちいずれか一つに記載のエレベータ用おもり枠。
  6. 枠体と、当該枠体よりも下方への突出状態と収納状態とを変更可能に前記枠体に取り付けられ、前記突出状態において前記枠体の下降に伴いダンパの上端に当接するストライカと、を備えた、エレベータ用おもり枠を用いたダンパの復帰点検方法であって、
    前記ストライカを前記収納状態から前記突出状態に変更する第一ステップと、
    前記ストライカが前記ダンパの上端を押圧するよう前記突出状態で前記枠体を下降させる第二ステップと、
    当該第二ステップの後、前記ストライカが前記ダンパの上端から離間するよう前記枠体を上昇させる第三ステップと、
    当該第三ステップの後、前記ダンパの前記ストライカによる押圧状態からの復帰を検査する第四ステップと、
    当該第四ステップの後、前記ストライカを前記突出状態から前記収納状態に戻す第五ステップと、
    を備えた、ダンパの復帰点検方法。
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