JP2020193733A - 解凍装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】解凍対象物の表面を濡らすことなく解凍することができる解凍装置を提供すること。【解決手段】低温高湿の冷気A2を当て解凍対象物8を解凍する解凍装置1であって、冷気A2を冷却する冷却用熱交換器2と、冷気A2を加湿する加湿部4と、冷気A2を解凍対象物8へ送風する送風ファン3,5と、冷気A2の温湿度を制御する制御部20と、解凍対象物8の表面温度もしくは解凍対象物8の表面8aに形成される霜の表面温度を検知する放射温度計10と、解凍対象物8の表面8aに形成される霜を除去する除霜部9と、を備える。除霜部9は、例えば、空気の噴射によって霜を吹き飛ばす。【選択図】図1

Description

本発明は、解凍対象物の表面を濡らすことなく解凍することができる解凍装置に関する。
冷凍食品などの解凍対象物を解凍させる場合、自然解凍では時間がかかり過ぎてしまうため、例えば、送風ファンなどにより、解凍対象物に対して所定温度に保持された風を送って解凍する解凍装置がある。しかし、この解凍装置では、送風された風が保有する熱によって解凍対象物を解凍するため、解凍対象物の温度上昇による品質劣化が生じる場合がある。
このため、特許文献1では、ボイラなどの蒸気生成手段により発生した水蒸気を、蒸気加湿器により常に相対湿度100%を維持させるとともに、さらに庫内で加熱して加熱水蒸気とし、この加熱水蒸気を用いて凍結品を低温高湿条件下で解凍する凍結品の解凍方法が提案されている。
特開平7−313131号公報
しかしながら、特許文献1に記載された解凍方法では、過剰加湿による水滴が庫内壁面や解凍対象物の表面などに発生してしまうという問題があった。この水滴は、庫内壁面の着氷や解凍対象物の品質の劣化または解凍後の作業性の悪化、もしくは庫内及び解凍対象物での微生物の繁殖による衛生面の悪化などを生じさせてしまうおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、解凍対象物の表面を濡らすことなく解凍することができる解凍装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる解凍装置は、低温高湿の冷気を当て解凍対象物を解凍する解凍装置であって、前記冷気を冷却する冷却部と、前記冷気を加湿する加湿部と、前記冷気を前記解凍対象物へ送風する送風部と、前記冷気の温湿度を制御する制御部と、前記解凍対象物の表面温度もしくは前記解凍対象物の表面に形成される霜の表面温度を検知する温度検知手段と、前記霜を除去する除霜手段と、を備えていることを特徴とする。
また、本発明にかかる解凍装置は、上記の発明において、前記除霜手段は、空気の噴射によって前記霜を吹き飛ばすことを特徴とする。
また、本発明にかかる解凍装置は、上記の発明において、前記除霜手段は、前記制御部による前記冷気の温度制御によるものであって、前記制御部は、前記冷気の温度を前記解凍対象物の表面温度よりも低くすることを特徴とする。
また、本発明にかかる解凍装置は、上記の発明において、前記除霜手段は、前記制御部による前記冷気の相対湿度の制御によるものであって、前記制御部は、前記冷気の相対湿度を前記解凍対象物の表面の相対湿度よりも低くすることを特徴とする。
また、本発明にかかる解凍装置は、上記の発明において、前記除霜手段は、前記制御部による前記冷気の温湿度制御によるものであって、前記制御部は、前記解凍対象物の表面よりも温度が高くかつ相対湿度が低くなるように前記冷気の温湿度を制御することを特徴とする。
また、本発明にかかる解凍装置は、上記の発明において、前記除霜手段は、所定時間ごとに作動することを特徴とする。
また、本発明にかかる解凍装置は、上記の発明において、前記除霜手段は、前記温度検知手段の検知温度に応じて作動することを特徴とする。
また、本発明にかかる解凍装置は、上記の発明において、前記制御部は、前記除霜手段による除霜処理終了後、前記解凍対象物の表面が露点温度以下にならないように前記冷気の温湿度を制御し続けることを特徴とする。
また、本発明にかかる解凍装置は、上記の発明において、前記加湿部は、氷や氷スラリー又は過冷却水を用いて前記冷却部から供給される冷気を加湿することを特徴とする。
本発明によれば、解凍対象物の表面を濡らすことなく解凍することができる。
図1は、本発明の実施の形態である解凍装置の構成を示す図である。 図2は、解凍装置による解凍処理を示すタイムチャートである。 図3は、制御部による解凍処理手順を示すフローチャートである。 図4は、変形例1による解凍装置の解凍処理を示すタイムチャートである。 図5は、変形例1による冷気温度の低下による霜の昇華を説明する説明図である。 図6は、変形例1の制御部による解凍処理手順を示すフローチャートである。 図7は、変形例2の解凍装置の構成を示す図である。 図8は、変形例2の制御部による解凍処理手順を示すフローチャートである。 図9は、変形例3による冷気温度の上昇による霜の昇華を説明する説明図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
<全体構成>
図1は、本発明の実施の形態である解凍装置1の構成を示す図である。図1に示すように、解凍装置1は、冷却部である冷却用熱交換器2、送風ファン3、加湿部4、送風ファン5、物品配置領域6が順次配置される。冷却用熱交換器2は、送風ファン3によって、循環する冷気A0を吸い込み、冷却された冷気A1として加湿部4に送風する。加湿部4は、送風された冷気A1を低温加湿し、送風ファン5によって、低温加湿された冷気A2を物品配置領域6に送風する。冷気A2は、低温高湿の空気であり、例えば、温度が0℃で相対湿度が95%である。なお、送風ファン3,5は、冷気を送風する送風部として機能する。
物品配置領域6には、冷凍食品などの解凍対象物8を載置する載置台7を有する。冷気A2は、解凍対象物8に供給され、冷気A2の対流熱伝達及び冷気A2中の水蒸気により発生する凝縮潜熱によって解凍対象物8を解凍する。この際、解凍対象物8の表面8aには霜が発生するが、この霜は除霜部9などの除霜手段によって除去される。除霜部9は、空気を噴出するノズル9aを有する。除霜部9は、解凍対象物8の表面8aに形成された霜をノズル9aから噴出する空気によって吹き飛ばす。なお、冷気中の水蒸気により、解凍対象物8の表面8aに過冷却液滴が生成・成長し、過冷却が解消して生成された氷から霜が成長する。この一連の現象で得られる潜熱を凝縮潜熱と定義する。
物品配置領域6に供給された冷気A2は、冷気A0として物品配置領域6から排出され、再び、冷却用熱交換器2の吸い込み口に戻る。したがって冷気A0,A1,A2は解凍装置1の庫内を循環する。
物品配置領域6には、解凍対象物8の表面8aの温度を計測する放射温度計10を有する。また、冷気A2の温湿度を計測する温湿度センサ11を有する。
冷却用熱交換器2は、図示しない圧縮機や凝縮器を有する冷凍機12に配管を介して接続される冷凍サイクル機構の一部である。冷却用熱交換器2は、蒸発器として機能し、膨張弁2aによって減圧膨張された冷媒により吸熱を行い、冷気A0を冷却する。なお、冷却用熱交換器2の前段には、膨張弁2aが配置される。また、冷却用熱交換器2の吐出側には、吐出される冷気A1の温度を計測する温度センサ2cが設けられる。
加湿部4は、氷や氷スラリーあるいは過冷却水の表面に冷気A1を当てる気化式加湿を行う。この気化式加湿では、ヒータでの加熱による蒸発加湿や超音波加湿等で加湿を行う場合に比べて、冷気A1が過飽和水蒸気にならず、庫内での水滴発生や着氷を抑えることができる。
制御部20は、冷凍機12、膨張弁2a、温度センサ2b、送風ファン3,5の駆動部3a,5a、除霜部9、放射温度計10及び温湿度センサ11に接続される。制御部20は、温度センサ2b、温湿度センサ11及び放射温度計の計測結果をもとに、冷凍機12、膨張弁2a、駆動部3a,5aを制御して、冷気A2の温湿度を制御する。また、制御部20は、駆動部3a,5aを制御して、冷気A2の風量を調整制御する。また、制御部20は、除霜部9を制御して解凍対象物8の表面8aに生成した霜を除去する制御を行う。放射温度計10は、解凍対象物8の表面温度もしくは解凍対象物8の表面8aに形成される霜の表面温度を検知する温度検知手段として機能する。また、除霜部9は、解凍対象物8の表面8aに形成される霜を除去する除霜手段の1つとして機能する。
<急速解凍>
ここで、冷気A2による解凍対象物8に対する急速解凍について説明する。冷気A2の温度は、解凍対象物8の表面8aの温度よりも高いため、冷気A2が解凍対象物8に接触した際に冷気A2から表面8aに熱伝達が行われ、解凍対象物8が表面8aから解凍される。また、このとき、表面8aが露点以下のため、表面8aに霜が生成される。このとき発生した凝縮潜熱によっても、解凍対象物8は表面8aから解凍される。
なお、水蒸気凝縮潜熱の熱伝達によって冷気A2中の湿度が低下し水蒸気の凝縮が抑えられるため、新しい冷気A2を連続供給するようにする。また、冷気A2を解凍対象物8の表面8aに連続的に当てることによって、冷気A2から表面8aへの熱伝達を促進させることができる。
<表面除霜>
ここで、表面8aに形成された霜が成長すると、霜は解凍対象物8に対する断熱層として機能し、冷気A2から解凍対象物8への熱伝達、および熱伝導が抑制される。また、霜の表面層の温度も上昇するため、水蒸気の凝縮が生じにくくなり、冷気A2による解凍効果が弱くなる。このため、急速解凍中に除霜部9によって霜を除去することが好ましい。特に、除霜部9による霜の吹き飛ばしは、霜の層が成長して熱伝達や熱伝導を抑制しない程度に繰り返し行うことが好ましい。具体的には、実験や推定によって求められた所定時間毎に繰り返し行う。あるいは、放射温度計10によって計測された表面8aあるいは霜の表面の温度変化に対応して除霜を繰り返し行う。
図2は、解凍装置1による解凍処理を示すタイムチャートである。例えば、図2に示すように、表面8aの表面温度Tcが露点温度Tbを超える時点t1になると、制御部20は、急速解凍の処理E1を終了し、最終的な表面除霜の処理E2を行う。なお、露点温度Tbは、冷気の温度と湿度によって変化する。図2の表面除霜の処理E2は、除霜部9を用いて霜を吹き飛ばす。処理E2では、霜の温度が融点(0℃)近傍となるため、処理E2中は、霜が融解して表面8aが濡れないように、連続して霜30を吹き飛ばす処理を行う。
なお、この表面除霜の処理E2は、時点t1よりも前に行うようにしても良いし、また、放射温度計10によって計測された表面8aあるいは霜の表面の温度に応じて行うようにしても良い。
<表面保湿及び中心部解凍>
この表面除霜の処理E2が終了した時点t2以後は,表面保湿及び中心部解凍の処理E3を行う。t2の時点では、解凍対象物8の中心部温度Tdは、表面温度Tcよりも低く、解凍されていない状態であるため、この処理E3では、冷気A2を引き続き供給して解凍を続行する。また、高湿度の冷気A2を引き続き供給することによって表面8aが乾燥しないように保湿する。なお、制御部20は、表面温度Tcが露点温度Tb以下にならないように冷気A2の温湿度を制御する。なお、Taは、冷気温度である。
<保温保湿>
中心部温度Tdが0℃になって解凍対象物8全体に対する解凍が終了する時点t3になると、表面保湿及び中心部解凍の処理E3を終了し、解凍対象物8の取出が行われるため、保温保湿の処理E4を行う。保温保湿の処理E4は、低温高湿の状態となるように冷気A2の温湿度を制御する。処理E4では、解凍対象物8の表面8aを低温高湿の状態を維持し、表面乾燥を抑制するとともに、表面の濡れを抑えて低温で微生物の繁殖を抑制する。これにより、この保温保湿の状態で、解凍対象物8の取出をタイムリーに行うことができる。
<解凍処理手順>
図3は、制御部20による解凍処理手順を示すフローチャートである。図3に示すように、まず、制御部20は、解凍対象物8に対して冷気A2を供給して急速解凍の処理を行う(ステップS110)。なお、上記のように、この処理中、所定時間毎に除霜部9による除霜処理を行う。その後、霜の表面温度が露点温度Tbを超えたか否かを判定する(ステップS120)。霜の表面温度が露点温度Tbを超えていない場合(ステップS120,No)、ステップS110による急速解凍の処理を継続して行う。
一方、霜30の表面温度が露点温度Tbを超えた場合(ステップS120,Yes)には、除霜部9による霜の除去を行う(ステップS130)。すなわち、除霜部9のノズル9aから噴出する空気によって霜を吹き飛ばす処理を行う。その後、表面保湿及び中心部解凍の処理を行う(ステップS140)。この際、解凍対象物8の表面温度Tcが露点温度Tb以下にならないように温湿度制御を行う。その後、解凍対象物8の中心部が解凍する中心部解凍時間を経過したか否かを判定する(ステップS150)。中心部解凍時間は、実験等によって得られた値でもよいし、推定計算によって得られた値でもよい。中心部解凍時間を経過しない場合(ステップS150,No)には、表面保湿及び中心部解凍の処理を引き続き行う。
一方、中心部解凍時間を経過した場合(ステップS150,Yes)には、解凍が完了し、解凍対象物8に対する保温保湿の処理を継続して行う(ステップS160)。その後、解凍対象物8の取出があったか否かを判定する(ステップS170)。解凍対象物8の取出がない場合(ステップS170,No)には、保温保湿の処理を続行し、解凍対象物8の取出があった場合(ステップS170,Yes)には、本処理を終了する。
本実施の形態では、解凍対象物8の表面8aを濡らすことなく、かつ、表面8aの乾燥を抑制して解凍対象物の品質を維持しながら、急速解凍から解凍後の保温保湿までの一連の処理E1〜E4を同一の解凍装置1で連続して行うことができる。
また、上記の除霜部9の機能を送風ファン5に設けるようにしてもよい。この場合、送風ファン5が除霜を行う場合、冷気A2の送風速度を大きくして霜を吹き飛ばす。
<変形例1>
上記の実施の形態における表面除霜の処理E2は、除霜部9による霜の吹き飛ばしであったが、本変形例1では、霜を水蒸気に昇華させることによって霜30を除去するようにしている。すなわち、本変形例1の表面除霜は、冷気A2の温度を下げることによって霜を除去する。
図4は、変形例1による解凍装置1の解凍処理を示すタイムチャートである。図4に示すように、本変形例1では、本実施の形態の表面除霜の処理E2において、冷気A2の冷気温度Taを下げて霜を昇華させることによって除去しており、その他の処理E1,E3,E4は、実施の形態と同じである。なお、この場合、冷気温度Taが下がるため、表面温度Tc及び露点温度Tbも下がる。
図5は、変形例1による冷気温度Taの低下による霜30の昇華を説明する説明図である。図5に示すように、例えば、急速解凍時の冷気温度Taが0℃である場合、表面除霜時では冷気温度Taを−2℃に低下させる。これにより、表面温度Tc(0℃)は、冷気温度Ta(−2℃)より高くなり、表面8a近傍の相対湿度が下がるので、霜30は昇華して水蒸気になる。すなわち、冷気A2の温度を下げることによって、表面8a近傍に、霜30の相対湿度よりも低い相対湿度をもつ冷気A2aが生成され、霜30が水蒸気に昇華する。
<変形例1の解凍処理手順>
図6は、変形例1の制御部20による解凍処理手順を示すフローチャートである。図6に示すように、変形例1の制御部20は、解凍対象物8の表面温度Tcが露点温度Tbを超えた場合(ステップS220,Yes)、冷気A2の温度(冷気温度Ta)を表面温度Tcより低くする処理を行う(ステップS230)。そして、霜の昇華が終了する昇華除霜時間が経過したか否かを判定し(ステップS235)、昇華除霜時間が経過しない場合(ステップS235,No)、冷気A2の温度(冷気温度Ta)を表面温度Tcより低くする状態を維持して除霜を継続し、昇華除霜時間が経過した場合(ステップS235,Yes)、表面保湿及び中心部解凍の処理を行う(ステップS240)。なお、ステップ210,220,S240〜S270の処理は、実施の形態のステップ110,120,S140〜S170の処理と同じである。
<変形例2>
上記の変形例1では、表面除霜において冷気A2の冷気温度Taを下げて表面8a近傍の相対湿度を下げるようにしていたが、本変形例2では、直接、冷気A2の相対湿度を下げるようにしている。例えば、図7に示すように、冷却用熱交換器2及び送風ファン3と、加湿部4及び送風ファン5とを並列に配置し、除霜時に送風ファン5の回転数を下げることで、冷気A2の加湿量を抑制し、相対湿度を下げるようにしている。これにより、変形例1と同様に、霜を水蒸気に昇華させることによって霜30を除去する。なお、相対湿度の計測は、温湿度センサ11によって行うことができる。
<変形例2の解凍処理手順>
図8は、変形例2の制御部20による解凍処理手順を示すフローチャートである。図8に示すように、変形例2の制御部20は、解凍対象物8の表面温度Tcが露点温度Tbを超えた場合(ステップS320,Yes)、冷気A2の相対湿度を下げて表面8a近傍の相対湿度を低くする処理を行う(ステップS330)。そして、霜の昇華が終了する昇華除霜時間が経過したか否かを判定し(ステップS335)、昇華除霜時間が経過しない場合(ステップS335,No)、冷気A2の相対湿度を下げて表面8a近傍の相対湿度を低くする状態を維持して除霜を継続し、昇華除霜時間が経過した場合(ステップS335,Yes)、表面保湿及び中心部解凍の処理を行う(ステップS340)。なお、ステップ310,320,S340〜S370の処理は、実施の形態のステップ110,120,S140〜S170の処理と同じである。
<変形例3>
上記の変形例1,2では、表面除霜において、冷気A2の冷気温度Taを下げる、あるいは相対湿度を下げる処理を行い、昇華による除霜を行うようにしていたが、本変形例3では、冷気A2の冷気温度Taを上げて、冷気A2中の相対湿度を下げることによって、霜を昇華させて除霜するようにしている。
図9は、変形例3による冷気温度Taの上昇による霜30の昇華を説明する説明図である。図9に示すように、冷気A2の冷気温度Taを上げると、冷気A2の相対湿度が表面8aの相対湿度よりも低くなる。この結果、霜30は昇華によって除霜される。すなわち、変形例3では、変形例2による相対湿度の低下を、直接、冷気A2を温度上昇させることによって行う。例えば、図9に示すように、表面8aの霜30の温度が−2℃で相対湿度100%であって、急速解凍時の冷気A2の温度が−1℃で相対湿度が95%である場合、冷気A2の温度を0℃にすると相対湿度が75%に低下する。なお、本変形例3では、昇華によって表面8aの表面温度Tcは低下する一方、冷気A2の温度を直接上昇させているため、表面温度Tcは、極端に温度が低下せず、霜30が融ける融点温度以下に維持することができる。
なお、上記の変形例1〜3における急速解凍の処理中での除霜は、急速解凍時の除霜部9による除霜と同様に、所定時間毎に行うようにしてもよいし、放射温度計10によって計測された表面8aあるいは霜の表面の温度に応じて行うようにしても良い。
また、解凍対象物8の急速解凍中における霜の付着が少ない場合、急速解凍中の除霜処理は行わず、表面除霜の処理のみによって除霜処理を行うようにしてもよい。
さらに、上記の実施の形態及び変形例1〜3では、冷却用熱交換器2を1つとして説明したが、これに限らず、複数の冷却用熱交換器2を用いてもよい。このように複数の冷却用熱交換器2を用いることで、1つの冷却用熱交換器2が除霜運転を行っている場合でも、他の冷却用熱交換器2は継続して冷却処理を行うことができる。
また、上記の実施の形態及び変形例1〜3の制御部20は、冷却用熱交換器2、送風ファン3,5、加湿部4、除霜部9、及び放射温度計10に接続されて、冷気A2の温湿度制御に加えて除霜部9による除霜制御を行うようにしていたが、除霜部9による除霜処理を行う場合、除霜部9は、放射温度計10などに接続されて単独で除霜制御を行うようにしてもよい。この場合、制御部20は、温湿度制御のみを行うことになる。
なお、上記の実施の形態及び変形例で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置及び構成要素の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1 解凍装置
2 冷却用熱交換器
2a 膨張弁
2b 温度センサ
3,5 送風ファン
3a,5a 駆動部
4 加湿部
6 物品配置領域
7 載置台
8 解凍対象物
8a 表面
9 除霜部
9a ノズル
10 放射温度計
11 温湿度センサ
12 冷凍機
20 制御部
30 霜
A0,A1,A2,A2a 冷気
E1〜E4 処理
t1〜t3 時点
Ta 冷気温度
Tb 露点温度
Tc 表面温度
Td 中心部温度

Claims (9)

  1. 低温高湿の冷気を当て解凍対象物を解凍する解凍装置であって、
    前記冷気を冷却する冷却部と、
    前記冷気を加湿する加湿部と、
    前記冷気を前記解凍対象物へ送風する送風部と、
    前記冷気の温湿度を制御する制御部と、
    前記解凍対象物の表面温度もしくは前記解凍対象物の表面に形成される霜の表面温度を検知する温度検知手段と、
    前記霜を除去する除霜手段と、
    を備えていることを特徴とする解凍装置。
  2. 前記除霜手段は、空気の噴射によって前記霜を吹き飛ばすことを特徴とする請求項1に記載の解凍装置。
  3. 前記除霜手段は、前記制御部による前記冷気の温度制御によるものであって、
    前記制御部は、前記冷気の温度を前記解凍対象物の表面温度よりも低くすることを特徴とする請求項1に記載の解凍装置。
  4. 前記除霜手段は、前記制御部による前記冷気の相対湿度の制御によるものであって、
    前記制御部は、前記冷気の相対湿度を前記解凍対象物の表面の相対湿度よりも低くすることを特徴とする請求項1に記載の解凍装置。
  5. 前記除霜手段は、前記制御部による前記冷気の温湿度制御によるものであって、
    前記制御部は、前記解凍対象物の表面よりも温度が高くかつ相対湿度が低くなるように前記冷気の温湿度を制御することを特徴とする請求項1に記載の解凍装置。
  6. 前記除霜手段は、所定時間ごとに作動することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の解凍装置。
  7. 前記除霜手段は、前記温度検知手段の検知温度に応じて作動することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の解凍装置。
  8. 前記制御部は、前記除霜手段による除霜処理終了後、前記解凍対象物の表面が露点温度以下にならないように前記冷気の温湿度を制御し続けることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の解凍装置。
  9. 前記加湿部は、氷や氷スラリー又は過冷却水を用いて前記冷却部から供給される冷気を加湿することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の解凍装置。
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