JP2022018486A - スロットルグリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】グリップ位置を保持することなく種々の速度を保ち、運転手の負担を軽減する。
【解決手段】ハンドル1の端部に固定グリップ52を設けると共に、ハンドル1の固定グリップ52より内側に、ハンドル1に対して回動可能な可動グリップ53を設け、ハンドル1の可動グリップ53より内側に、スロットルワイヤ54をその軸線回り周方向に沿って巻くことが可能な回動部材55を連結し、可動グリップ53が回動されると、回動部材55の外周に沿って設けた複数の凹部63の何れかに対して、ハンドル側に固定子61aが固定されたプランジャ61の移動子61bを弾発させて係合させ、可動グリップ53を保持可能とする。一方、可動グリップ53がさらに回動されると、凹部63に対する移動子61bの係合が解除され、他の凹部63に対する移動子61bの係合が可能となり、可動グリップ53を他の位置で保持させるのを可能とする。
【選択図】図3
【解決手段】ハンドル1の端部に固定グリップ52を設けると共に、ハンドル1の固定グリップ52より内側に、ハンドル1に対して回動可能な可動グリップ53を設け、ハンドル1の可動グリップ53より内側に、スロットルワイヤ54をその軸線回り周方向に沿って巻くことが可能な回動部材55を連結し、可動グリップ53が回動されると、回動部材55の外周に沿って設けた複数の凹部63の何れかに対して、ハンドル側に固定子61aが固定されたプランジャ61の移動子61bを弾発させて係合させ、可動グリップ53を保持可能とする。一方、可動グリップ53がさらに回動されると、凹部63に対する移動子61bの係合が解除され、他の凹部63に対する移動子61bの係合が可能となり、可動グリップ53を他の位置で保持させるのを可能とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、スロットルグリップに関する。
従来、オートバイのスロットルグリップとして、以下の特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載のものは、ハンドル(ハンドルバー)の端部の内側に、エンジンの気化器からのスロットルワイヤ(ボーデンワイヤ)に連結され回動可能なスロットルグリップが設けられると共に、ハンドルのスロットルグリップの外側に、固定グリップが固定されている。そして、スロットルグリップを主として親指及び人差し指の親指側で握り所望の回動操作しスロットルワイヤを巻き込むことにより、気化器の開度を調節しエンジン回転をコントロールできるようになっている。このとき、固定グリップを握る小指側は浮かせた状態とし、所望の速度が保てたら、スロットルグリップと固定グリップとを均等に握るようになっている。
しかしながら、特許文献1に記載のものにあっては、ある速度を保つ場合、グリップ位置をそのままの状態に保持し続けなければならないため、運転手の疲労等の負担が大きいという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、グリップ位置を保持していなくても、速度を保つことができ、運転手の疲労等の負担を軽減できるスロットルグリップを提供することを目的とする。
本発明によるスロットルグリップ(51)は、ハンドル(1)に取り付けられたスロットルグリップ(51)であって、ハンドル(1)の端部に固定された固定グリップ(52)と、ハンドル(1)の固定グリップ(52)より内側に設けられ、ハンドル(1)に対して回動可能な可動グリップ(53)と、ハンドル(1)の可動グリップ(53)より内側に設けられると共に可動グリップ(53)に連結され、スロットル開度を調整するスロットルワイヤ(54)を、その軸線回り周方向に沿って巻くことが可能な回動部材(55)と、可動グリップ(53)を当該可動グリップ(53)の回動方向の複数の位置で保持可能とする可動グリップ保持装置(56)と、を備え、可動グリップ保持装置(56)は、回動部材(55)の外周に沿って設けられた複数の凹部(63)と、ハンドル側に固定された固定子(61a)及び固定子(61a)に対して弾発される移動子(61b)を有するプランジャ(61)と、を備え、可動グリップ(53)の回動により、凹部(63)に移動子(61b)が弾発されて係合し可動グリップ(53)が保持される一方で、可動グリップ(53)のさらなる回動により、凹部(63)に対する移動子(61b)の係合が解除されることを特徴としている。
このようなスロットルグリップ(51)によれば、ハンドル(1)の端部に固定グリップ(52)が設けられると共に、ハンドル(1)の固定グリップ(52)より内側に、ハンドル(1)に対して回動可能な可動グリップ(53)が設けられ、ハンドル(1)の可動グリップ(53)の内側に、スロットルワイヤ(54)をその軸線回り周方向に沿って巻くことが可能な回動部材(55)が連結され、可動グリップ(53)が回動されると、ハンドル側に固定子(61a)が固定されたプランジャ(61)の移動子(61b)が弾発されて、回動部材(55)の外周に沿って設けられた複数の凹部(63)の何れかに係合され、可動グリップ(53)がその位置で保持されるようになる。一方、可動グリップ(53)がさらに回動されると、凹部(63)に対する移動子(61b)の係合が解除され、他の凹部(63)に対する移動子(61b)の係合が可能となり、可動グリップ(53)が他の位置で保持されるようになる。このため、凹部(63)に移動子(61b)が係合している速度においてはグリップ位置を保持することなく、しかも、可動グリップ(53)をさらに回動させることにより、種々の速度をグリップ位置を保持することなく保つことができため、運転手の疲労等の負担を軽減できる。
ここで、可動グリップ保持装置(56)は、回動部材(55)の一部(65)が当接することにより、可動グリップ(53)の可動範囲を規制する回動規制部材(66)を備えていると、簡易な構成で、可動グリップ(53)の可動範囲を規制できる。
また、スロットルグリップ(51)を、乗用溝切機(100)に設けるのが好適である。
このように本発明によれば、グリップ位置を保持することなく、種々の速度を保つことができ、運転手の疲労等の負担を軽減できるスロットルグリップを提供できる。
以下、本発明に係るスロットルグリップを備えた乗用溝切機の好適な実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係るスロットルグリップを備えた乗用溝切機を示す左側面図、図2は、乗用溝切機のスロットルグリップを含むハンドル及びその近傍を示す正面図、図3は、スロットルグリップ示す縦断面図、図4は、可動グリップ保持装置を示す横断面図、図5は、中立戻し機構を示す平面図、図6~図8は、車輪と溝切部の位相関係を示す各平面図である。なお、以下の説明において、「前」、「後」、「上」、「下」、「左」、「右」等の方向を示す語は、乗用溝切機が水平面上に置かれた場合の前進方向を前方と定めた状態を基準としている。
図1に示すように、乗用溝切機100は、その前部に、作業者が操作するハンドル1と、図1及び図2に示すように、ハンドル1の中央下部から斜め下方且つ前方へ延びるハンドル軸2と、ハンドル軸2の下端部に連結され図1の紙面奥側(図2の右側)にオフセットされてハンドル軸2と同傾斜で下方へ延びる連結ブラケット3と、図1に示すように、連結ブラケット3に連結されたギヤケース4と、ギヤケース4の内側のハブに連結されると共に外周の周方向に沿って等間隔で平板状の滑り止め5が設けられた車輪6と、を備え、その後部に、圃場に溝を切るための溝切部7と、溝切部7に連結され斜め上方且つ後方へ延びる溝切部軸8と、を備えている。
また、乗用溝切機100は、前後方向に後ろ下がりで延びる本体フレーム9を備えている。本体フレーム9の前部には、図1及び図2に示すように、ハンドル軸回転支持パイプ10が設けられ、ハンドル軸回転支持パイプ10にハンドル軸2が内挿され回転自在に連結されている。このハンドル軸回転支持パイプ10は、ハンドル1の中央下部をハンドル軸2に取り付けるハンドル取付金具41と、連結ブラケット3の上部において左右方向に延びハンドル軸2に固定されるブラケット部37との間に、スペーサー40,40を介して設けられている。
図1に示すように、本体フレーム9には、その軸線方向略中央の上部に、作業者が跨がって座るための座席12が設けられている。座席12は、上下方向位置が調整可能とされている。また、本体フレーム9の軸線方向中央より後部側は、後述の伝動軸収容パイプ13が進入しハンドル軸2を回転軸心として左右方向(紙面垂直方向)に揺動できるように、略U字状に側方(紙面手前側)に膨らむように湾曲する湾曲部14を備えている。本体フレーム9の湾曲部14から後方へ延びる後端部には、溝切部軸回転支持パイプ11が設けられ、溝切部軸回転支持パイプ11に溝切部軸8が内挿され回転自在に連結されている。
溝切部7は、平面視において先細のハの字状をなすと共に、前後方向視においてV字溝を形成するように平板を連設して構成されており、V字溝を形成する平板の上端に、ハの字状に沿って水平方向外側へ延びる平板が連設されている。そして、溝切部7による溝切りに際しては、V字溝の先端を圃場に食い込ませ、V字溝外側上方へ押し上げられた土を左右に拡散するようになっている。
ギヤケース4は、曲り歯かさ歯車等を収容し、このギヤケース4に対しては、内部に伝動軸を収容し前後方向へ後ろ上がりで延びる伝動軸収容パイプ13が連結され、伝動軸収容パイプ13の後端には原動機15が連結されている。伝動軸収容パイプ13は、ギヤケース4の曲り歯かさ歯車により右側(紙面手前側)にやや傾斜しながら後方へ延びている。原動機15は、座席12の後方に配置され、伝動軸収容パイプ13は、座席12の下を通り本体フレーム9の湾曲部14の内側を通過して原動機15に至るように配置されている。そして、原動機15の駆動力が伝動軸を介してギヤケース4のハブに伝達され、車輪6が回転する。なお、連結ブラケット3と伝動軸収容パイプ13とは補強フレーム29により連結されている。
また、図1に示すように、伝動軸収容パイプ13と溝切部軸8との間には、中立戻し機構24が介在している。中立戻し機構24は、図1及び図5に示すように、伝動軸収容パイプ13と溝切部軸8とを、互いに回転軸心周り中立位置に向かうように引き寄せる弾性体としてのコイルスプリング25a,25bを介して連結したものである。伝動軸収容パイプ13には、左右方向に延びる前側の調整板26が連結され、溝切部軸8には、左右方向に延びる後側の調整板27が回転ブラケット31を介して固定されており、前側の調整板26及び後側の調整板27には、コイルスプリング25a,25bの端部を係止するための係止部(係止孔)28が左右方向に沿って複数離間して設けられている(図5参照)。
図5に示すように、コイルスプリング25a,25bは、平面視においてハンドル軸2と溝切部軸8の各回転軸心を結ぶ直線の左右両側にそれぞれ設けられており、ここでは、右側のコイルスプリング25aは、前側及び後側の調整板26,27の下側に、左側のコイルスプリング25bは、前側及び後側の調整板26,27の上側にそれぞれ配置されている。このように、コイルスプリング25a,25bを、平面視においてハンドル軸2と溝切部軸8の各回転軸心を結ぶ直線の左右両側にそれぞれ設けているため、ハンドル1を左右の何れに切った場合でも、コイルスプリング25a,25bによりハンドル1を中立位置へ容易に戻すことができる。
また、平面視斜めの伝動軸収容パイプ13に対して、中立戻し機構24を介して連結された溝切部7が、乗用溝切機100の進行方向前方を向く中立位置に位置するように(車輪6の中立位置に合わせるように)、左側のコイルスプリング25bの前側の調整板26に対する係止位置は左側にオフセットされており、右側のコイルスプリング25aよりも強い引っ張り力を働かせている。
図1及び図2に示すように、ハンドル1は、ライザーバータイプのハンドルであり、中央下部から左右側が逆ハの字状に前方且つ斜め上方へ延び、左右端部が左右方向且つ水平方向に延びている。ハンドル1の左端部には固定グリップ50が取り付けられ、右端部にはスロットルグリップ51が取り付けられている。
スロットルグリップ51は、図3に示すように、ハンドル1の端部に固定された固定グリップ52と、ハンドル1の固定グリップ52より内側に設けられ、ハンドル1に対して回動可能な可動グリップ53と、ハンドル1の可動グリップ53より内側に設けられると共に可動グリップ53に連結され、図3及び図4に示すように、スロットル開度を調整するスロットルワイヤ54を、その軸線回り周方向に沿って巻くことが可能な回動部材(回転体)55と、可動グリップ53を当該可動グリップ53の回動方向の複数の位置で保持可能とする可動グリップ保持装置(スロットルワイヤ保持装置)56と、を備えている。
回動部材55は、ハンドル1に固定されたスロットルワイヤケース60内に収容されて可動グリップ53の左端部に連結されている。回動部材55は、図4に示すように、軸線方向視において扇形で機械式時計の回転錘のような円板形状を呈し、円板形状の半円側の外周に沿って、内側(軸心に向かって)に凹設された溝57が延びている。回動部材55の溝57には孔が連設され、スロットルワイヤ54の一端側に連結されたドラム状の索端金具58の胴部が孔に進入することで、索端金具58が回動部材55に連結されている。スロットルワイヤ54は、回動部材55の溝57に進入し当該溝57に沿って巻き付くようにして収容されている。スロットルワイヤ54はチューブ59により被覆され、スロットルワイヤ54の他端側は、原動機15の気化器上部に取り付けられているカム部の溝に接続されている。
図3及び図4に示すように、スロットルワイヤケース60の中央上部には、プランジャ61が下方を向くように取り付けられている。図4に示すように、プランジャ61は、スロットルワイヤケース60に固定された固定子61aと、固定子61aに対してスプリング等の弾発手段により弾発され、スロットルワイヤケース60内に進入する移動子としての球61bと、を備えている。
回動部材55の溝57を画成する軸線方向両側(図4の紙面垂直方向)に対向する側部62には、プランジャ61の球61bが上から進入し係合可能且つ離脱可能(係合解除可能)な凹部(溝部)63がそれぞれ形成されている(図3も参照)。凹部63は半球よりも浅い深さで凹設されており、凹部63は、回動部材55の外周に沿って複数設けられ、ここでは、3箇所設けられている。そして、回動部材55の外周に沿って設けられた複数の凹部63及びプランジャ61により、可動グリップ53を当該可動グリップ53の回動方向の複数の位置で保持可能とする上記可動グリップ保持装置56が構成されている。
また、回動部材55の溝57が形成されている半円側とは反対側は、外周面が半円より小径な円弧面64とされており、この円弧面64の両端に鈍角に開く傾斜面65,65が設けられ、傾斜面65の先端が半円の外縁に連設されている。
スロットルワイヤケース60は、小径な円弧面64側に、下方から上方へ突出する回動規制部材66を備えており、回動部材55の一部である傾斜面65,65が、回動規制部材66の先端に当接するまで、当該回動部材55の回動が許容されている。すなわち、回動規制部材66により、回動部材55(可動グリップ53)の可動範囲が規制されている。
なお、図1及び図2に示すように、ハンドル1のスロットルワイヤケース60より内側には、スイッチが押されると原動機15を強制的に停止させるエンジンストップスイッチ70が設けられている。
このような構成を有する乗用溝切機100を使用する場合には、作業者は、座席12に跨がって座り、原動機15を駆動し、原動機15の駆動力を、伝動軸収容パイプ13に収容された伝動軸を介してギヤケース4内の歯車、内側のハブに伝達し、車輪6が駆動輪として回転する。
このとき、作業者は、固定グリップ52と可動グリップ53とに跨がって握っているうちの可動グリップ53を回動し、回動部材55を回動させて、スロットルワイヤ54を巻きながらスロットルワイヤケース60にスロットルワイヤ54を引き込む。すると、カム部が引っ張られて気化器の流入空気量が増大し、原動機15の回転数が上昇するため、速度が上がり前進する。
このとき、ハンドル軸2及び溝切部軸8は、互いに回転軸心周り中立位置に位置し、図6に示すように、車輪6の方向と溝切部7の方向が一致しているため、乗用溝切機100は真っ直ぐに前進する。この際、乗用溝切機100及び作業者の重量が、車輪6及び溝切部7に加わるため、車輪6に追従する溝切部7によって圃場に溝が形成される。
乗用溝切機100が前進する中で、ハンドル1を回転操作すると、ハンドル軸2、連結ブラケット3、車輪6、ギヤケース4、伝動軸収容パイプ13、原動機15が、ハンドル軸2の回転軸心を中心に回転し、例えば、ハンドル1を右に切った場合には、図7に示すように、車輪6が右に旋回し、乗用溝切機100の進行方向が右へ変更される。また、例えば、ハンドル1を左に切った場合には、図8に示すように、車輪6が左に旋回し、乗用溝切機100の進行方向が左へ変更される。
このとき、溝切部軸8は、コイルスプリング25a,25bを有する中立戻し機構24を介して伝動軸収容パイプ13に接続されているため、溝切部7は溝切部軸8の回転軸心を中心として、ハンドル1を右に切った場合には、図7に示すように、反時計回りに回転し、左に切った場合には、図8に示すように、時計回りに回転する。すなわち、ハンドル軸2が回転した位相と、溝切部7が回転した位相とは逆位相となり、車輪6と溝切部7が逆方向を向いた状態で乗用溝切機100は進行する。このように、ハンドル軸2が回転した位相と、溝切部7が回転した位相とを逆位相にでき、車輪6と溝切部7とが逆方向を向くため、回転半径や内輪差を小さくでき、小回りを利かせることができる。
この状態で、ハンドル1の操作方向がそのまま留まらないように、中立戻し機構24が作用し、コイルスプリング25a,25bによって、ハンドル1及び溝切部7が上記とは逆方向に回転し、中立位置に復帰する。このように、ハンドル1が中立位置へ容易に戻されるため、安定した直進性を維持できる。
ここで、本実施形態によれば、可動グリップ53をさらに回動させると、プランジャ61の弾発された球61bが、回動部材55の外周に沿って設けられた複数の凹部63の何れかに係合することになり、可動グリップ53をその位置で保持できることになる。また、可動グリップ53をさらに回動させることにより、凹部63に対する球61bの係合を解除させ、他の凹部63に対する球61bの係合を可能とし、可動グリップ53を他の位置で保持できるようになる。このため、凹部63に球61bが係合している速度においてはグリップ位置を保持することなく、しかも、可動グリップ53をさらに回動させることにより、種々の速度をグリップ位置を保持することなく保つことができため、運転手の疲労等の負担を軽減できる。
また、本実施形態のスロットルグリップ51によれば、従前のスロットルレバーのように操作の際にハンドルから手を離す、ということが必要なく、スロットルグリップ51を握ったまま速度を調節できるため、安全に安定した操作を行うことができる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態においては、凹部63を3箇所としているが、2箇所以上であれば良い。
また、上記実施形態においては、プランジャ61の移動子を球61bとしていが、ピン等であっても良い。
また、上記実施形態においては、可動グリップ53の可動範囲を、回動部材55の一部としての傾斜面65が回動規制部材66に当接することにより、規制するようにしているが、気化器の上部に取り付けられているカム部が、スロットルワイヤ54がスロットルワイヤケース60内に引き込まれることで引っ張られストッパーに当接することにより、規制するようにしても良い。
また、上記実施形態においては、溝切部軸8に回転ブラケット31を固定し、ハンドル操作に連動して溝切部7も回転させるようにしているが、回転ブラケット31を溝切部軸8に回転自在に支持させ、溝切部7をハンドル操作に連動させなくても良い。また、溝切部7が前進方向を向くように溝切部軸8を溝切部軸回転支持パイプ11に固定し、溝切部軸8に対して回転ブラケット31を回転自在に連結しても良い。また、中立戻し機構24がない乗用溝切機に対しても適用可能であり、また、ハンドル1が回転せず固定であっても良い。
また、上記実施形態においては、溝切部7を、平面視ハの字状、前後方向視V字溝を形成するように平板を連設して構成しているが、そろばん玉形状としても良い。
また、上記実施形態においては、特に好適であるとして、スロットルグリップ51を乗用溝切機100に対して適用しているが、ハンドルを有する例えば草刈り機や除草機等の歩行式管理機に対しても適用可能である。また、オートバイ等の自動二輪車や自動三輪車等に対しても適用できる。
1…ハンドル、51…スロットルグリップ、52…固定グリップ、53…可動グリップ、54…スロットルワイヤ、55…回動部材、56…可動グリップ保持装置、61…プランジャ、61a…固定子、61b…球(移動子)、63…凹部、65…傾斜面(一部)、66…回動規制部材、100…乗用溝切機(100)。
Claims (3)
- ハンドル(1)に取り付けられたスロットルグリップ(51)であって、
前記ハンドル(1)の端部に固定された固定グリップ(52)と、
前記ハンドル(1)の前記固定グリップ(52)より内側に設けられ、前記ハンドル(1)に対して回動可能な可動グリップ(53)と、
前記ハンドル(1)の前記可動グリップ(53)より内側に設けられると共に前記可動グリップ(53)に連結され、スロットル開度を調整するスロットルワイヤ(54)を、その軸線回り周方向に沿って巻くことが可能な回動部材(55)と、
前記可動グリップ(53)を当該可動グリップ(53)の回動方向の複数の位置で保持可能とする可動グリップ保持装置(56)と、を備え、
前記可動グリップ保持装置(56)は、
前記回動部材(55)の外周に沿って設けられた複数の凹部(63)と、
ハンドル側に固定された固定子(61a)及び前記固定子(61a)に対して弾発される移動子(61b)を有するプランジャ(61)と、を備え、
前記可動グリップ(53)の回動により、前記凹部(63)に前記移動子(61b)が弾発されて係合し前記可動グリップ(53)が保持される一方で、前記可動グリップ(53)のさらなる回動により、前記凹部(63)に対する前記移動子(61b)の係合が解除されることを特徴とするスロットルグリップ(51)。 - 前記可動グリップ保持装置(56)は、前記回動部材(55)の一部(65)が当接することにより、前記可動グリップ(53)の可動範囲を規制する回動規制部材(66)を備えることを特徴とする請求項1記載のスロットルグリップ(51)。
- 前記スロットルグリップ(51)は、乗用溝切機(100)に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のスロットルグリップ(51)。
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