JP2023055352A - 工作機械 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】工作機械は、ワークを保持するワーク保持装置と、ワーク保持装置に保持されたワークに対する加工を実行する加工装置と、ワーク保持装置との間でワークの受け渡しを実行するローダと、ワーク保持装置及び加工装置が収納された装置カバーと、ローダが把持したワークを載置可能なワーク置台と、を備える。装置カバーは、装置カバーから外側へ突出し、ワーク保持装置の少なくとも一部が収納されるカバー突出部を有し、ワーク置台は、ワークが載置される載置部を有するスライド部材と、スライド部材をスライド可能に保持する置台本体部と、工作機械を設置する設置面に対して置台本体部を保持し、且つカバー突出部の上方において置台本体部を保持するフレーム部材と、を有する。
【選択図】図4
Description
工作機械10は、左右方向において左から順番に出口装置17、置台18、本体装置11、入口装置15の順に配置されている。本体装置11は、左右方向において工作機械10の中央に配置されている。本体装置11は、例えば、略直方体形状の装置カバー21を有する。装置カバー21の前面には、スライド扉22、操作部23が設けられている。スライド扉22の後方には、後述する加工装置55(図3参照)の加工スペースが設けられている。ユーザは、スライド扉22を開けることで加工スペースにアクセスでき、ワークWの確認、工具55B(図3参照)の交換などを行うことができる。操作部23は、例えば、タッチパネルやスイッチ等を備え、工作機械10に関する情報の表示や動作指示の受け付けなどを行う。
、受け取り位置から左方向へ移動し、左端の受け渡し位置においてローダ13のチャック機構29へワークWを受け渡す。入口装置15からローダ13のチャック機構29にワークWを受け渡す受け渡し位置には、右側フェンス35が取り付けられている。右側フェンス35は、工作機械10の前面を覆う装置カバーであり、装置カバー21の前面の右端部に固定され、入口装置15の一部を覆っている。右側フェンス35には、受け渡し位置にアクセス可能な扉37が設けられており、ローダ13と入口装置15のワークWの受け渡し状態を確認可能となっている。
図3は、本体装置11の正面の一部を示している。尚、図3は、装置カバー21の後方に配置された主軸装置51等を透過的に図示している。図3に示すように、本体装置11は、主軸装置51、心押し装置53、加工装置55を備えている。主軸装置51は、スライド扉22を開けた加工スペースに配置されており、ワークWを保持して左右方向に沿った軸心を中心にワークWを回転させるワーク保持装置である。本実施形態のワークWは、例えば、一方向に長い円柱形状の部材であり(図8参照)、主軸装置51の加工位置(図3に示す位置)に保持された状態において、軸方向が主軸装置51の軸心に沿った状態となっている。ワークWは、例えば、図3における右側に開口を有し、開口から所定の深さの凹部77(図8参照)が軸方向に形成されている。主軸装置51には、ワークWの長手方向に沿って形成された凹部51Aが設けられている。
次に、置台18について説明する。図4~図6に示すように、置台18は、置台本体部61、フレーム部材62、スライド部材63を有している。尚、図5及び後述する図7は、後述する置台本体部61内に収納される収納位置P1まで押し込んだスライド部材63と、ワークWを取り出し可能な取り出し位置P2まで引き出したスライド部材63の両方を図示している。収納位置P1は、例えば、後述する第1ロック部材93によってスライド位置を保持され、スライド部材63の前面カバー83によって左側フェンス45の開口45Aを閉じた位置である。取り出し位置P2は、例えば、第2ロック部材94によって位置を保持され、載置部75の後面カバー75Cによって開口45Aを閉じた位置である。
したL字の金属部材を互いに固定することで、ローダ13の支柱に対して置台18を固定する。置台本体部61は、4本の柱部材65の上端に固定され、カバー突出部21Aの上方に配置されている。置台本体部61は、後方(工作機械10の背面)から前方に向かうに従って下方へ傾斜した状態で柱部材65によって保持され、傾斜方向71(図5参照)に傾いている。従って、フレーム部材62は、工作機械10の設置面19に対して置台本体部61を保持し、且つカバー突出部21Aの上方において置台本体部61を保持する。尚、置台本体部61の側方には、置台18へのワークWの進入や退出を検出するワークセンサ59が設けられている(図4参照)。また、以下の説明では、傾斜方向71における上方側(図5における左側)を基端側、下方側(図5における右側)を先端側と称して説明する。
されている。スライド部材63の引き出し作業において、載置部75が開口45A(図1参照)の外側に引き出されるまでの間、開口45Aは、引き出される途中の規制部材83Aによって閉じられた状態となる。これにより、ワークW(載置部75)を開口45Aの外まで引き出す途中において、誤ってユーザが開口45A内に手等を入れることを抑制できる。
る。また、置台本体部61の前端であって左右方向における中央には、ストッパ95が設けられている。ストッパ95は、第2ロック部材94の2つの雌部よりも前側に設けられ、且つ左右方向における2つの雌部の間となる位置に設けられている。図6及び図7に示すように、スライド機構73のテーブル73Bは、スライド部材63とともにスライド移動する。スライド部材63を位置P2までスライドさせると、テーブル73Bは、ストッパ95に当接し前方への移動を規制される。これにより、ワークWを載置部75に載置してスライド部材63にワークWの重みが付与された状態でも第2ロック部材94及びストッパ95によってスライド部材63を位置P2に安定的に保持できる。この状態では、後面カバー75Cは、開口45Aを閉じた状態となる。また、後述するように、本実施形態のスライド部材63は、付勢機構67により基端側へ付勢されている。このため、取り出し位置P2に配置されたスライド部材63が付勢機構67によって基端側へ移動させられること、即ち、勝手にスライド部材63が閉じてしまうことを第2ロック部材94によって抑制することができる。
Aと、レール111Aに対してスライド移動可能なテーブル111Bを有し、テーブル111Bに設けられたベアリング(ボールベアリングなど)によってテーブル111Bをレール111Aに沿ってスライド移動させる。
いる。このような長尺のワークWに対する加工を実行する工作機械10では、主軸装置51に収まったワークWを取り出す際に押し出し装置51B等が必要となってくる。押し出し装置51Bを取り付けることで主軸装置51の全長が長くなり、カバー突出部21Aを設けて押し出し装置51Bの少なくとも一部をカバー突出部21Aに収納する必要が生じる。従って、長尺のワークWに対する加工を実行する工作機械10において、上記したカバー突出部21Aの上方に置台本体部61を配置する構成を採用することで、押し出し装置51Bの配置スペースを確保しつつ、工作機械10全体の小型化を図ることができる。
本願の一態様である工作機械10の装置カバー21は、左側面21Bから左側へ突出し、押し出し装置51Bを収納するカバー突出部21Aを有する。置台18のフレーム部材62は、設置面19に対して置台本体部61を保持し、且つカバー突出部21Aの上方において置台本体部61を保持する。このような構成では、ワークWを載置する置台本体部61をカバー突出部21Aの上方に配置でき、置台18と左側面21Bとの間の距離を短くできる。置台本体部61とカバー突出部21Aの干渉を避けつつ、主軸装置51や加工装置55等に置台18を近づけることができる。これにより、ローダ13によって加工装置55から置台18までワークWを搬送する搬送時間を短縮できる。また、各装置間を近くに配置することで、装置全体の小型化を図ることが可能となる。
例えば、カバー突出部21Aに収納される装置は、押し出し装置51Bに限らず、主軸装置51に設けられたインジューサー、インジューサー用のポート、ワークWを挟持する爪、あるいはそれらを組み合わせた部材等でも良い。また、カバー突出部21A内に押し出し装置51Bを全て収納しても良く、一部のみを収容しても良い。
上記実施形態では、主軸装置51は、ワークWを収納する凹部51Aを備えたが、備えなくとも良い。
また、本願のワーク保持装置は、凹部51Aを用いずに子爪のみでワークWをチャックする構成でも良く、子爪を用いないコレットチャックでも良い。
上記実施形態における付勢機構67の構成は、一例である。例えば、ブラケット109を用いずにワイヤ101の基端部にウェイト105を直接固定しても良い。また、付勢機構67は、スライド機構111を備えなくとも良い。また、付勢機構として、弾性力によってスライド部材63を付勢するバネを採用しても良い。
置台18は、第1及び第2ロック部材93,94の少なくとも一方を備えなくとも良い。
カバー突出部21Aは、切り欠き部21Cを備えなくとも良い。
バルブ99を設ける位置は、スライド部材63の下方側の端部に限らず、載置部75の近くなどの他の位置でも良い。また、バルブ99やオイルパン97を置台本体部61に設けても良い。
図8に示すワークWの形状は、一例であり、本願のワークの形状は、薄い円環形状などの他の形状でも良い。
本開示の置台を備える工作機械として主軸装置51を備える旋盤を採用した。しかしながら、置台を備える工作機械の種類は特に限定されない。本開示の工作機械は、フライス盤、ボール盤、ミーリングセル、ターニングセンタ、マシニングセンタなどであってもよい。
Claims (9)
- ワークを保持するワーク保持装置と、
前記ワーク保持装置に保持された前記ワークに対する加工を実行する加工装置と、
前記ワーク保持装置との間で前記ワークの受け渡しを実行するローダと、
前記ワーク保持装置及び前記加工装置が収納された装置カバーと、
前記ローダが把持した前記ワークを載置可能なワーク置台と、
を備える工作機械であって、
前記装置カバーは、
前記装置カバーから外側へ突出し、前記ワーク保持装置の少なくとも一部が収納されるカバー突出部を有し、
前記ワーク置台は、
前記ワークが載置される載置部を有するスライド部材と、
前記スライド部材をスライド可能に保持する置台本体部と、
前記工作機械を設置する設置面に対して前記置台本体部を保持し、且つ前記カバー突出部の上方において前記置台本体部を保持するフレーム部材と、
を有する、工作機械。 - 前記ローダは、
前記ワークを把持するチャック機構と、
前記チャック機構を前記工作機械の装置幅方向へスライド移動させる移動機構と、
を有し、
前記カバー突出部は、
前記装置カバーから前記装置幅方向に外側へ突出する、請求項1に記載の工作機械。 - 前記置台本体部は、
傾斜した状態で前記フレーム部材により保持され、
前記スライド部材は、
前記置台本体部の傾斜方向の下方側へ引き出し可能に、前記置台本体部によって保持され、
前記フレーム部材は、
前記傾斜方向の上方側である前記置台本体部側へ前記スライド部材を付勢する付勢機構を有する、請求項1又は請求項2に記載の工作機械。 - 前記付勢機構は、
前記スライド部材に先端部を接続されたワイヤと、
前記置台本体部に対して回転可能に保持され、前記ワイヤを巻き掛けられるガイドローラと、
前記ガイドローラを間に挟んで前記スライド部材とは反対側の前記ワイヤの基端部に接続されたウェイトと、
を有する、請求項3に記載の工作機械。 - 前記スライド部材の前記載置部は、
前記スライド部材を前記傾斜方向にスライド移動させる前後において、前記ワークを水平な状態で保持する、請求項3又は請求項4に記載の工作機械。 - 前記置台本体部は、
前記ワークを取り出し可能な取り出し位置まで引き出した前記スライド部材を、前記取り出し位置に保持する第1ロック部材と、
前記置台本体部内に収納される収納位置まで押し込んだ前記スライド部材を、前記収納
位置に保持する第2ロック部材と、
を有する、請求項3から請求項5の何れか1項に記載の工作機械。 - 前記カバー突出部は、
前記傾斜方向に傾斜した前記置台本体部の位置に合わせて切り欠かれた切り欠き部を上部に有する、請求項3から請求項6の何れか1項に記載の工作機械。 - 前記スライド部材は、
前記載置部の下方に設けられ、前記載置部に載置した前記ワークから落下したクーラントを前記傾斜方向の下方へ流すオイルパンと、
前記クーラントを排出するバルブと、
を有し、
前記バルブは、
前記傾斜方向における前記スライド部材の下方側の端部に取り付けられる、請求項3から請求項7の何れか1項に記載の工作機械。 - 前記ワークは、
一方向に長い形状をなし、
前記ワーク保持装置は、
前記ワークの長手方向に沿って形成された凹部を有し、前記凹部に収納された前記ワークを回転させる主軸装置と、
前記主軸装置の前記凹部に収納された前記ワークを、前記凹部から押し出す押し出し装置と、
を有し、
前記カバー突出部は、
前記押し出し装置の少なくとも一部が収納される、請求項1から請求項8の何れか1項に記載の工作機械。
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Citations (5)
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