JP2508461B2 - 衛星放送受信機 - Google Patents

衛星放送受信機

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JP2508461B2 JP61165416A JP16541686A JP2508461B2 JP 2508461 B2 JP2508461 B2 JP 2508461B2 JP 61165416 A JP61165416 A JP 61165416A JP 16541686 A JP16541686 A JP 16541686A JP 2508461 B2 JP2508461 B2 JP 2508461B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本発明は衛星放送受信機に関し、特にCバンド(4
〔GHz〕帯)の衛星放送受信機に適用して好適なもので
ある。
B 発明の概要 本発明は、衛星放送受信機において、衛星放送受信機
の受信波の通過帯域幅を狭くしてアンテナの偏波面を調
整することにより、隣接チヤンネルの放送波の影響や地
上マイクロ波回線の妨害を受けないでアンテナの偏波面
を調整するようにとしたものである。
C 従来の技術 従来、米国等のCバンドの衛星放送は第4図に示すよ
うに所定の放送周波数帯域内で、できるだけ多くのチヤ
ンネルの放送波を放送するために、隣り合うチヤンネル
の放送波の帯域B1、B2、B3が一部重なり合うように、各
チヤンネルの放送波の周波数帯域を20〔MHz〕間隔で割
り当てるようになされている。
そして、隣り合うチヤンネルの放送波に互いに偏波面
が90°異なる水平偏波及び垂直偏波の直線偏波の放送波
を割り当てることにより、隣り合うチヤンネルの放送波
間の混信を防止するようになされている。
従つて混信のない衛星放送を受信するためには、受信
しようとするチヤンネルの放送波の偏波面と受信アンテ
ナの偏波面とが一致するように、アンテナの偏波面を切
り換える必要がある。
このためアンテナを設置した際に、予めアンテナの偏
波面と所望のチヤンネルの放送波の偏波面とが一致する
位置を各放送衛星ごとに求めておき、受信チヤンネルを
切り換えると自動的にアンテナの偏波面を切り換えて、
最適な受信状態を得るようになされている。
従来、この放送波の偏波面とアンテナの偏波面とが一
致する位置を求めるために、衛星放送受信機のAGC(aut
omatic gain control)電圧をモニタしながら、アンテ
ナの偏波面を微調整する方法が用いられている。
すなわち、衛星放送受信機の受信アンテナの放送波の
偏波面とアンテナの偏波面とが一致すると、チヤンネル
を介して得られる当該受信チヤンネルの放送波の信号が
最大値をとることに注目して、AGC電圧が最大値をとる
アンテナの偏波面の位置を求めることによつて受信チヤ
ンネルの放送波の偏波面とアンテナの偏波面とが一致す
る位置を求めるようになされている。
D 発明が解決しようとする問題点 ところが、受信チヤンネルの放送波の信号レベルに比
して隣接チヤンネルの放送波の信号レベルが極めて大き
い場合や、地上マイクロ波回線の妨害を受けた場合な
ど、アンテナの偏波面と受信チヤンネルの放送波の偏波
面とが一致した位置を確認することが困難な場合があ
る。
すなわち、第5図に示すように、隣接チヤンネルCH3
の信号レベルL2が、極めて大きな場合は、受信チヤンネ
ルCH2の放送波及び隣接チヤンネルCH3の放送波とが重な
り合う帯域において、当該隣接チヤンネルCH3の放送波
の信号成分のレベルが大きくなり、AGC電圧の変化が隣
接チヤンネルCH3の放送波の信号レベルの影響を受ける
ようになる。
その結果アンテナの偏波面の位置変化に対してAGC電
圧が一様に変化しなくなり、AGC電圧が最大値になるア
ンテナの偏波面の位置と、受信チヤンネルの放送波の偏
波面にアンテナの偏波面が一致する位置とが異なるよう
になる。
さらに米国においては、第3図に示すように各チヤン
ネルの中心周波数から10〔MHz〕だけずれた位置に地上
マイクロ波回線の帯域SMが割り当てられており、このよ
うな信号波がアンテナに到来する場合においても、アン
テナの偏波面と受信チヤンネルの放送波の偏波面とが一
致した位置を確認することが困難になる。
この結果、アンテナ設置時のアンテナの調整作業の手
間が煩雑になると共に、調整時間が長大になる問題があ
つた。
本発明は以上の問題点を考慮してなされたもので、隣
接チヤンネルの放送波の影響や地上マイクロ波回線の妨
害を受けることなく、アンテナの偏波面と受信チヤンネ
ルの放送波の偏波面とが一致する位置を容易に確認する
ことができる衛星放送受信機を提案しようとするもので
ある。
E 問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するために、本発明においては、
受信波S1の1チヤンネル分CH2の帯域幅を有する第1の
通過帯域幅B1とその第1の通過帯域幅B1より狭い第2の
通過帯域幅B2とを切り換える通過帯域切換手段6、7、
9と、その通過帯域切換手段6、7、9を介して得られ
る受信波S1の信号レベルを検出する検出手段10、11と、
その検出手段10、11で検出された受信波S1の信号レベル
を表示する表示手段13とを設けるようにする。
F 作用 アンテナの偏波面の調整の際に、通過帯域幅を狭い通
過帯域幅B2に切り換えることにより、隣接チヤンネルの
放送波及び地上マイクロ波回線の信号を通過帯域B2外に
設定することができ、受信波S1の信号レベルのみを検出
すると共に表示し得る。これによりユーザは隣接チヤン
ネルの放送波の影響や地上マイクロ波回線の妨害の無い
受信波S1の信号レベルの表示を見ながら、確実かつ容易
にアンテナの偏波面を調整できる。
G 実施例 以下図面と共に本発明の一実施例について詳述する。
第1図において、1は全体として衛星放送受信機を示
し、ダブルスーパーヘテロダイン構成でなる。
すなわち、アンテナ及びダウンコンバータ(図示せ
ず)を介して得られた例えば周波数950〔MHz〕〜1450
〔MHz〕の帯域に周波数変換された放送波信号S1を第1
中間周波増幅回路2に受けて増幅した後、混合回路3に
出力する。
混合回路3は、局部発振回路4の局部発振出力S2を受
け、周波数変換した所定の放送波信号S3を第2中間周波
増幅回路5を介してバンドパスフイルタ7及び9と共に
通過帯域切換手段を構成する選択回路6に送出する。
選択回路6は選択信号SHに応動して切換動作し、通常
の受信状態で選択される選択出力端6aを有し、この出力
端6aを、第2図に示すように、放送波の1チヤンネル分
の通過帯域幅B1(例えば30〔MHz〕)を有するバンドパ
スフイルタ7に接続する。
従って通常の受信状態においてバンドパスフイルタ7
の出力端には、隣接チヤンネルCH1及びCH3との重なり合
う帯域を含む1チヤンネルCH2分の帯域制限を受けた放
送波信号S4が得られる。このときアンテナの偏波面がこ
の1チヤンネル分の放送波の偏波面と一致していると
き、たとえ隣接チヤンネルの信号レベルが極端に大きく
なつても混信のない中間周波出力信号S4を得ることがで
きる。
これに対して選択回路6は衛星放送受信機がアンテナ
調整モードになると選択出力端6bを選択して選択出力を
バンドパスフイルタ9に与える。
バンドパスフイルタ9は、第3図に示すように、その
通過帯域幅B2がバンドパスフイルタ7と比較して、隣接
チヤンネルとの重なり合う帯域部分を含まなくなるよう
に狭い通過帯域幅B2(例えば15〔MHz〕)に選定されて
いる。
従つて、アンテナ調整モードにおいて、バンドパスフ
イルタ9の出力端には、アンテナの偏波面と受信チヤン
ネルの放送波の偏波面とが一致しても、しなくても、受
信チヤンネルの放送波信号S4だけが得られることとな
る。
因に地上マイクロ波回線SMの周波数帯域は、当該受信
チヤンネルの中心周波数から10〔MHz〕離調したバンド
パスフイルタ9の通過帯域外の位置にあるから、当該受
信チヤンネルに妨害を与えなくなる。
バンドパスフイルタ7及び9の出力は表示装置13及び
アナログ/デイジタル変換回路11と共に受信波の信号レ
ベルを検出する検出手段を構成するAGC回路10に出力さ
れる。AGC回路10は、中間周波数信号S4の信号レベルに
応じたAGC電圧を帰還回路(図示せず)に出力すると同
時に、例えば8ビツトのアナログ/デイジタル変換回路
11にAGC電圧を出力する。さらにAGC回路10は検波回路12
に持続され、検波回路12において得られるチヤンネル信
号S5がビデオ回路及びオーデイオ回路(図示せず)に出
力される。
同時にアナログ/デイジタル変換回路11の出力は例え
ばCRT(陰極線管)デイスプレイでなる表示装置13に出
力され、衛星放送受信機1がアンテナ調整モードになる
とAGC電圧レベルが表示装置13のCRTデイスプレイ上に表
示されるようになされている。
因に当該CRTデイスプレイは、通常の受信動作におい
は受信チヤンネルの放送番組を表示するようになされて
いる。
以上の構成において、アンテナ設置時に衛星放送受信
機1をアンテナ調整モードに設定すると、選択回路6は
バンドパスフイルタ9を選択する。
このとき地上マイクロ波回線及び隣接チヤンネルの放
送波の信号は、バンドパスフイルタ9の通過帯域外にな
るので、地上マイクロ波回線の妨害及び隣接チヤンネル
の放送波の信号レベルの影響を受けずに、受信チヤンネ
ルの放送波の信号レベルを検出することができる。
当該受信チヤンネルの信号レベルは表示装置13に表示
され、かくしてこの表示値が最大値になるようにアンテ
ナの偏波面を調整することにより、アンテナの偏波面を
受信チヤンネルの放送波の偏波面の位置に設定すること
ができる。
このアンテナの調整が完了した後、通常の受信状態に
なると、衛星放送受信機1は通常の通過帯域幅のバンド
パスフイルタ7が選択される。
かくしてアンテナの偏波面を所望の放送波の偏波面に
一致させて通常の受信状態の通過帯域幅で受信すること
により、隣接チヤンネルの混信を受けることのない良好
な受信状態を維持できるようになる。
以上の構成によればアンテナ調整時に隣接チヤンネル
の放送波の信号レベルの影響及び地上マイクロ波回線の
妨害を受けずに、所望の受信チヤンネルの放送波の信号
レベルだけを検出することができ、かくして確実に、か
つ容易に、アンテナの偏波面を調整することができる。
なお上述の実施例おいては、アンテナ調整用のバンド
パスフイルタ9の通過帯域幅を15〔MHz〕に選定した場
合について述べたが、通過帯域幅はこれに限らず、要は
地上マイクロ波回線の妨害及び隣接チヤンネルの放送波
の影響を排除できる通過帯域幅、又は実用上この影響の
少ない通過帯域幅に選定すれば良い。
また上述の実施例においては、通過帯域切換手段とし
て通過帯域幅の異なる2個のバンドパスフイルタを設け
てこれを切り換える場合について述べたが、本発明はこ
に限らず、1個のバンドパスフイルタの通過帯域幅を可
変するように構成した場合や、例えばアンテナの調整モ
ードの際に地上マイクロ波回線の信号の帯域にトラツプ
を設けるように構成した場合にも適用し得る。
さらに上述の実施例においては、AGC電圧を用いてバ
ンドパスフイルタを介して得られる放送波の信号レベル
を検出する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、別途信号レベルの検出手段を設けるようにしても良
く、また当該検出結果の表示も他の表示手段を用いるよ
うにしても良い。
H 発明の効果 以上のように本発明によれば、隣接チヤンネルの放送
波の影響及び地上マイクロ波回線の妨害を受けることな
く、所望の受信チヤンネルの放送波の信号レベルだけを
検出することができるので、確実にかつ容易に、アンテ
ナの偏波面の調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による衛星放送受信機の一実施例を示す
ブロック図、第2図及び第3図はそのバンドパスフイル
タの特性を示す特性曲線図、第4図はCバンドの周波数
割当てを示す略線図、第5図は従来技術の説明に供する
略線図である。 1……衛星放送受信機、6……選択回路、7、9……バ
ンドパスフイルタ、10……AGC回路、11……アナログ/
デイジタル変換回路、12……表示装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信波の1チヤンネル分の帯域幅を有する
    第1の通過帯域幅と当該第1の通過帯域幅より狭い第2
    の通過帯域幅とを切り換える通過帯域切換手段と、 当該通過帯域切換手段を介して得られる受信波の信号レ
    ベルを検出する検出手段と、 当該検出手段で検出された上記受信波の上記信号レベル
    を表示する表示手段とを具えることを特徴とする衛星放
    送受信機。
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