JPH0659101B2 - 衛星放送受信機の偏波器制御回路 - Google Patents

衛星放送受信機の偏波器制御回路

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JPH0659101B2
JPH0659101B2 JP21821185A JP21821185A JPH0659101B2 JP H0659101 B2 JPH0659101 B2 JP H0659101B2 JP 21821185 A JP21821185 A JP 21821185A JP 21821185 A JP21821185 A JP 21821185A JP H0659101 B2 JPH0659101 B2 JP H0659101B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衛星より送られてくる偏波面の異なる複数のテ
レビジョン信号を受信する衛星放送受信機の偏波器制御
回路に関するものである。
従来の技術 従来より、米国等4GHz帯(Cバンド)の衛星放送(テ
レビジョン信号)は、偏波面が垂直と水平の2種類の信
号から成っている。例えば1つの衛星から24チャンネ
ル(3.72〜4.18GHz)のテレビ信号が発射されている
時、奇数チャンネルは垂直、偶数チャンネルは水平の偏
波面で送られる。(逆の偏波面の衛星もある)各チャン
ネルは占有帯域40MHzで、CHスペースは20MHzであ
り、偏波面を切換えて、混信を防いでいる。受信アンテ
ナの焦点に設けられた偏波器で、垂直又は水平のいずれ
かの偏波面の信号を取り出し、偏波器の後方に設けられ
た低雑音コンバータ(LNB)へ伝える構成となってい
る。第3図は上述した従来の衛星放送受信機の構成を示
すものである。第3図において、1はアンテナ、2は偏
波器、3はLNB、4a,4bはLNB3,偏波器2の
支柱で、支柱4bに沿って、信号ケーブル及び偏波器3
への電力,制御信号伝送線5が設置されている。6はア
ンテナ1の支柱で、アンテナ1の抑角及び方向(東向或
は西向)が変化できる事は言うでもない。7は衛星放送
受信機であり、以下の構成要素から成っている。8は2
ndミキサーとも呼ばれるチューナーで、LNB3で3.
72〜4.18GHzの中心周波数の24波を970〜1430M
Hzの24波に変換し、チューナ8で、その中の一波に同
調する。チューナー8の出力は510MHzのIF周波数
で、帯域は例えば25MHzある。9は映像中間波増幅回
路(以下IF回路という)で、帯域通過波器(B.P.F)
を含んでいる。10は広帯域のFM検波回路で、例えば
PLL検波が使われる。11はFM検波回路10の出力
中の音声搬送波をFM検波する音声検波回路で、この音
声検波回路11の出力を音声信号処理回路13で適当な
レベルと、周波数特性に変換し、出力すると共にRFコ
ンバータ14へ音声信号処理回路13の出力を供給す
る。一方、映像信号処理回路12では、4.2MHz以上の高
域成分と、エネルギー拡散信号を除去し、適当なレベル
で出力すると共にRFコンバータ14へ映像信号処理回路
12の出力を供給する。15は自動偏波制御回路で、偏
波面を変化させて、最適点で停止させる。
自動偏波制御回路15の1例を第4図に示す。先ず希望
波をNチャンネルとする。送られて来る信号(N−
1),N,(N+1)のスペクトルはIF帯で考える
時、第5図(A)の如く等しいレベルとする。この場合、
(N−1)チャンネルの中心が490MHz,(N+1)
チャンネルの中心が530MHzになるものとする。偏波
器2の偏波面が、垂直と水平のほゞ中間にある時、信号
が第5図(B)の如き帯域通過波器を通ると、IF回路
9の出力は第5図(C)の如くになる。Nチャンネルの信
号が垂直偏波とすると、偏波器2の偏波面が垂直になる
と、第5図(A)の点線の如く、隣接チャンネルの信号は
約15dB低下する。(偏波器の分離度を15dBとした
時)従って、帯域通過波器を通ると、第5図(D)の如
きスペクトルとなる。
以上の説明では、通常のテレビ信号のFMの周波数変移
が平均して約10MHz程度と考えてスペクトルを図示し
てある。以下の各図においても同様である。一方、偏波
器2の偏波面と、第3図16のAGC検波回路の出力の
関係は第7図(A)の実線で示される。AGC検波回路1
6は、IF回路9の出力に比例したDC電圧を発生さ
せ、チューナー8のIF回路9を利得制御し、IF回路
9の入力、出力を一定に保つ。即ち、IF回路9にはA
GCをかけない。従って、偏波面が垂直になって、信号
振幅が最大となる時、AGC検波回路16の出力は最大
となる。即ち、基準点0度から、水平方向に−45度以
上偏波器2の偏波面(ポラローターの時はプローブ)を
まわした点、即ち第7図のSTから、偏波面を変化さ
せ、水平(−45度),0度,垂直(+45度)と変化
し、垂直より更に行過ぎた点第7図ENDで、1回の偏
波面の掃引が終るものとすると、理想的な動作状態では
第7図(A)の実線の如く変化する。同様に、水平偏波の
信号を受信する時の偏波面の角度とAGC検波回路16
の出力の関係は第7図(A)の点線となる。第7図(A)の点
線或は実線の関係が得られるのは理想的な状態である
が、この時の動作を第4図,第7図(A)と共に述べる。
希望波がNチャンネルとすると、チャンネルNを指定す
ると、3入力NORゲート21の出力は低レベルとなっ
て、フリップフロップ20をセットし、そのQ出力が高
レベルとなって、スイープ電圧発生回路19から、鋸歯
状波電圧又は三角波を発生させる。一方、3入力NOR
ゲート21の出力はピークホールド回路17へ伝えら
れ、ホールドされている電圧を放電する。スイープ電圧
発生回路19の出力電圧の変化に伴い偏波器2の偏波面
が変化する。偏波器2として、フェロフィールドと呼ば
れる形式のものを使う時は、スイープ電圧を増幅して用
いる。ポラロータと呼ばれる形式のものはパルス幅に比
較して偏波面の回転角が決まるので、スイープ電圧をパ
ルスゼネレータ22でパルス幅に変換して、偏波器2へ
供給する。ここではポラロータを考える。第7図(A)の
STから偏波面を変化させ、+45度で、AGC電圧が
最大値になったとすると、このピーク電圧Pをピーク
ホールド回路17でピークホールドする。スイープ電圧
はENDに達すると再びSTから同じ変化をする。この
時、レベル比較器18で、AGC検波回路16の出力と
ピークホールド回路17の出力を比較し、一致した時負
パルスを出力し、フリップフロップ20をリセットす
る。フリップフロップ20のQ出力が低レベルになっ
て、スイープ電圧発生回路19のスイープ電圧は発生し
なくなり、かつ、偏波器のロータをまわすDCパワーも
DC電圧供給回路23から供給されなくなる。(DC電
圧供給回路23はフリップフロップ20のQ出力が高レ
ベルの間のみ偏波器2へDCパワーを供給する)従っ
て、ポラロータの偏波面は、最適位置の+45度で停止
する。次に、希望波が隣接CHより4〜5dB弱い場合を
考える。(現実にこういう状態がアメリカでは発生して
いる。)偏波器の偏波面が水平,垂直の中間にある時、
或は偏波器2が無い時、チューナー8の出力側で、第6
図(D)の如きスペクトルとなる。この時、前の状態の偏
波面が水平で、今度が垂直だとすると、偏波器の偏波面
変化が始まらない時は、チューナー8の出力は第6図
(A)の如くであり、帯域通過波器を通った後でも第6
図(D)の如きスペクトルとなる。このような状態の時、
偏波面をSTから変化させ始めると、第7図(B)の一点
鎖線の如くPH′がピークになって、PV′より高くな
ったり、PV′の方がPH′より高くても、正規のP
より手前でピークになる事が有る。この時は、チューナ
ー8の出力は第6図(C)の如くなる。隣接波の影響が少
ない時は、第7図(B)の実線又は破線となり第7図(A)の
場合と同じように最適偏波面が決められる。電源ON時
及び手動でスイープ開始を指示した時も、前述の如く動
作する。
なお、いわゆる地上波妨害が、500MHz,520MHz付
近にあれば、その影響12より第7図のP,P以外
の点でAGC電圧が最大ととなり最適偏波面を設定でき
ない。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記した構成では、電波の強弱,妨害波等
のため、以下のような誤動作する事が多いという問題点
を有していた。
(1)隣接チャンネル信号の影響による誤動作。
(2)隣接チャンネルと希望波信号の入力差による誤動
作。
(3)地上波妨害による誤動作。
本発明は上記した問題点に鑑み、上記の各誤動作を起こ
さない衛星放送受信機の偏波器制御回路を提供すること
を目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は上記した問題点を解決するもので、偏波面を選
ぶ偏波器を最適な状態に設定する偏波面制御回路と、前
記偏波面制御回路へ前記偏波器の偏波面が最適状態であ
ることを示す制御信号を供給する偏波器の偏波面の状態
判別回路とを設け、前記偏波器を制御し、偏波面を変化
させている間のみ映像信号中間周波増幅回路段の帯域
波器の通過帯域幅を通常動作状態に比べ狭帯域とした構
成となっている。
作用 本発明は上記した構成により帯域波器を2段直列と
し、偏波器の偏波面を制御している間のみ、リレーを動
作させ、波器を2段直列とし、隣接キャリアを減衰さ
せ、誤動作を除くものである。
実施例 以下、本発明の実施例につき図面を参照しながら説明す
る。第1図は本発明の一実施例における衛星放送受信機
の偏波面制御回路の回路ブロック図を示すものである。
尚、図中第4図と同一部は同一番号を付し、従来例と同
一の動作をするので説明は省く。
第1図において、91は第2図(A)の特性で、第5図
(B),第6図(B)と同じ特性の第1帯域通過波器(B.P.
F)、92は第2図(B)の特性の第2帯域通過波器(B.P.
F)でB.P.F91より狭い帯域になっている。24Sは偏
波器2に電力が供給されている間のみ、端子a−c間が
短絡となるスイッチで、24Lはリレーのコイルであ
り、DC電圧供給回路23の出力が存在する時、スイッ
チ24Sの端子a−c間を短絡させる。9Aは映像中間
周波増幅回路(以下IF回路という)である。B.P.F9
1の出力は第2図(A)の実線で示す出力であり、B.P.F9
2の出力は、第2図(A),(B)の実線を重ね合わせた特性
の出力となる。受信希望波がNチャンネルで偏波面が垂
直で、(N−1),(N+1)チャンネルより5dB弱い
信号とし、直前に受信していたチャンネルが水平偏波で
あったとする。受信チャンネルをNチャンネルに指定し
た直後、チューナー8の出力で考えると、第2図(C)の
如きスペクトルとなり、希望波のピークP1は、隣接チ
ャンネルのピークP0,P2より20dB低い。しかし、B.
P.F92の出力では、P0,P2はP1に対し、約40dB減
衰し、第2図(D)の如く、希望波のP1レベルはP0,P2
より20dB高くなる。もし希望波と隣接チャンネルが同
一の信号レベルであれば、P1はP0,P2よりB.P.F92
の出力では25dB高くなる。この状態で、第7図のST
からスイープ電圧発生回路19のスイープ電圧を変化さ
せ、偏波器2の偏波面を変化させると、第7図(A)の実
線の如きAGC電圧の変化が得られ、垂直偏波面の位置
即ち+45度で偏波器2の偏波面が停止し、正しく偏波
面の設定ができる。偏波面が正しく設定されると、DC
電圧供給回路23のDC出力パワーが無くなり、リレー
24Lに電流が流れなくなり、スイッチ24Sの端子b
−c間は短絡となり、IF回路9AへはB.P.F91の出
力が伝わる。この時、B.P.F91の出力は第5図(D)の如
く、希望波が隣接チャンネルより20dB以上高いレベル
となる。第5図(D)では、希望波が隣接チャンネルと同
一レベルの場合を示し、希望波が隣接チャンネルよりB.
P.F91の出力で30dB強くなっているが、希望波が隣
接チャンネルより5dB弱くても、B.P.F91の出力で希
望波が、隣接チャンネルより25dB強くなる事は、第5
図(A),(B),(D)より明らかである。電源ON時及び手動
スイッチで偏波面をスイープさせる場合も同じ動作をす
る事は明らかである。
以上の説明では偏波器2の偏波面が希望波の偏波面と逆
の状態から始まる場合を述べたが、偏波器2の偏波面と
希望波の偏波面が一致した状態、即ちチューナー8の出
力が第5図(C)のようなスペクトル関係で始まっても、
偏波器2の偏波面を変化させれば、第2図(C)のような
状態がある。しかし、いずれの場合も第2図(B)に示す
特性のフィルターにより、AGC検波回路16の入力は
偏波面切替中は、希望波が隣接波より十分高いレベルで
あるので、第7図(A)の実線又は破線の関係が得られ偏
波器2の偏波面は希望波の偏波面と一致する。
AGC検波回路16の出力をチューナー8のIF回路9
Aへ加えて、利得の調整を行なうので、偏波面設定用の
別の検波回路は不要である。
発明の効果 以上のように本発明によれば以下の優れた効果を奏する
ことができる。
(1)偏波器を設定する短い時間のみ帯域波器の帯域を
狭くするので、偏波器設定終了後は、良好な映像信号を
得る事ができる為に適当な帯域に戻る。
(2)隣接チャンネルの信号が希望波より5dB程度強くて
も、その影響を受けず偏波面の設定ができる。
(3)帯域通過特性から明らかな如く、520MHz,500
MHzに地上波妨害があっても、約5dB軽減した状態で、
偏波面の設定が行えるので、誤動作が軽減される。
(4)AGC検波の入力信号の帯域が、偏波面設定時以外
はFM検波の入力信号と同一であり、周波数変移の大き
な信号に対しても、正しいAGC電圧を出力し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における衛星放送受信機の偏
波器制御回路のブロック図、第2図は同帯域通過波器
の特性図、第3図は従来の衛星放送受信機のブロック
図、第4図は同偏波器制御回路のブロック図、第5図,
第6図は同動作説明のための特性図、第7図は同AGC
電圧と偏波面の関係を示す特性図である。 2……偏波器、8……チューナー、9A……中間周波増
幅回路、10……FM検波回路、16……AGC検波回
路、17……ピークホールド回路、18……レベル比較
器、19……スイープ電圧発生回路、20……フリップ
フロップ、21……3入力NORゲート、22……パル
ス発生器、23……DC電圧供給回路、91……第1帯
域通過波器、92……第2帯域通過波器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衛星から送信されてくる2種類の偏波面を
    有し、テレビジョン映像信号により周波数変調された高
    周波信号を受信する衛星放送受信機の偏波器制御回路に
    おいて、 偏波面を変化させて前記2種類の偏波面のいずれか一方
    の偏波面の信号のみを選択する偏波器と、前記偏波器の
    偏波面が変化している間のみ映像中間周波増幅段の帯域
    通過ろ波器の通過帯域幅を中心から約±10MHz離れた
    点で、通常動作時の通過特性より約10dB減衰した狭帯
    域にする、直列に接続された第1の帯域ろ波器と第2の
    帯域ろ波器と、前記第1の帯域ろ波器の出力と前記第2
    の帯域ろ波器の出力とを切り換えて出力する切換手段
    と、前記切換手段の出力を入力する映像中間周波増幅回
    路と、前記映像中間周波増幅回路の出力を検波するAG
    C検波回路と、前記AGC検波回路の出力電圧のピーク
    値を保持するピークホールド回路と、前記AGC検波回
    路の出力と前記ピークホールド回路の保持電圧とを比較
    するレベル比較回路とを備え、前記偏波器の偏波面が変
    化しているときは前記切換手段は前記第2の帯域ろ波器
    からの出力を前記映像中間周波増幅回路に出力し、また
    前記レベル比較器によって前記AGC検波回路の出力と
    前記ピークホールド回路の出力が等しいと判断され前記
    偏波器の偏波面が固定されたときは前記切換手段は前記
    第1の帯域ろ波器からの出力を前記映像中間周波増幅回
    路に出力することを特徴とする衛星放送受信機の偏波器
    制御回路。
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