JP2533763C - - Google Patents

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JP2533763C
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JP
Japan
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water
film
soluble film
bath
component
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English (en)
Original Assignee
白石 忠生
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【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、水溶性フィルム状成分を含む入浴剤に関する。 〈従来の技術とその問題点〉 従来、入浴剤は、液状、粉状、顆粒状、或いは打錠を問わず、有効成分、色素
、香料等の全ての組成成分を、単に混合、乳化混合或いは成分の一部を造粒化し
、着色を施したものであった。 従って、入浴剤の使用時においては、これらの組成成分は、造粒化されている
場合でも、その溶解に要する時間が長く、使用時において不快感を与えるもので
あった。 更に、組成成分の一部、例えば香料や色素をカプセル化や、造粒化した場合、
多成分に比べ、溶解までに要する時間が長いだけでなく、浴槽に沈む、又は浮遊
した状態で溶解するものであるため、浴槽中での均一分散には、消費者が自ら撹
拌する等の物理的な力が必要であった。 本発明は、上記従来技術の有する問題点を解決することができ、含有される色
素、酵素、香料等の保存時における安定性に優れた水溶性フィルム状成分を含む
入浴剤を提供することを目的とする。 〈問題点を解決するための手段及び構成〉 本発明によれば、酵素と、フィルム形成成分としてのトリグルコ多糖及びポリ
ビニルアルコールとを含有する水溶性フィルム状成分を含む入浴剤が提供される
。 本発明において、水溶性フィルム状成分は、酵素を含有し、またフイルム形成
成分として、トリグルコ多糖及びポリビニルアルコールとを必須成分として含有
する。この水溶性フィルム状成分の製造は、例えば、フィルム形成成分に、酵素
、必要に応じて各種ビタミン等を配合し、水溶性のフィルム状組成物とした後、
フィルム形成し、乾燥等を行って調製するのが好ましい。この際必要に応じて、
溶媒として水を使用することもできる。またフィルム形成成分として、グリセリ
ン等を含有させることもできる。 水溶性フィルム状成分の厚みや、フィルム形成成分の配合割合を調節すること
により、溶解時間、溶解温度、溶解pH等を調節することができる。 本発明の入浴剤は、前記水溶性フィルム状成分を含有するので、浴場へ投入し
た場合、迅速に溶解させることができる。また、水溶性フィルム状成分に色素を
含有させる場合、フィルム表面に所望の模様をプリントすることもできる。 また、入浴剤成分として不安定な成分である色素、酵素、香料、更には各種ビ
タミンの長期保存時の品質安定性を向上させることができる。 更に、水溶性フィルム状成分を、任意の形状(例えばハート形、星形)とする
ことによって、製品の外観を楽しいものとして、購買意欲を増大させることがで
きる。 〈実施例〉 次に本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。 製造例1 第1表に示す組成にしたがって、以下の製造方法で水溶性フィルム状成分(a
〜h)を調製した。 4,4,6−トリグルコ多糖粉末をイオン交換水で溶解し、15〜35%水溶
液に調整した。次にポリビニルアルコールをイオン交換水で溶解し、8〜30%
水溶液に調整した。メチルセルロースをイオン交換水で溶解して1 5〜35%水溶液に調整した。その後、第1表に示す各配合量の4,4,6−ト
リグルコ多糖粉末、ポリビニルアルコール、メチルセルロース(固形量)に、グ
リセリン、色素、香料、酵素を各配合量で混合脱泡して調整フィルム化溶液を作
成した。次に、調整フィルム化溶液を、キャスティング法により、ポリエステル
フィルム上にコーティングし、乾燥した後、ポリエステルフィルムから剥離して
第1表に示す組成の水溶性フィルムa〜hを製造した。なお、水溶性フィルムa
〜hの厚さは、それぞれ30μm、20μm、25μm、52μm、30μm、
30μm、30μm、30μm、とし、その形状は5mm四角とした。この寸法
は、配合に応じて適当な厚み、大きさ及び形状にカットして配合することができ
る。 【第1表】 参考例1及び2、比較例1〜4 第2表の組成にしたがって製造例で調製した水溶性フィルムを含む入浴剤を調
製した。各入浴剤について第3表に示す各入浴剤の特性を被検者60人について
試験した。その結果を同表に示す。 【第2表】【第3表】 第3表の結果より、本願発明の水溶性フイルムを含む入浴剤は、他のフィルム
形成成分で形成された比較例に比して、浴槽への付着がなく入浴剤として速やか
に溶解させることができる他、色素の長期保存における品質安定性が確保されて
いることがわかる。また香料を水溶性フィルム中に配合することによって、長期
保存における品質安定性が確保できることがわかる。 実施例1及び比較例5〜8 第4表の組成にしたがって製造例で調製した水溶性フイルムを含む入浴剤を調
製した。各入浴剤について配合された色素と酵素の経時安定性を調べた。 なお、色素については、ブリリアントブルーFCFは630μm、ウラニンコ
ンクは490μmの各吸収スペクトルにより、色素の残存率を測定した。 また酵素については、ミルクカゼインを基質として、チロジン−フォリン法によ
り測定し、1分間に、1μgのチロジン相当フォリン呈色を1単位として、酵素
活性の残存率を測定した。この経時安定測定における保存条件は、室温、4
0℃、75%RHの二つの条件にて50日間及び100日間保存したものである
。結果を第5表に示す。 【第4表】 【第5表】 第5表の結果より、本発明のトリグルコ多糖とポリビニルアルコールとを フィルム形成成分として含む水溶性フィルム(a〜d)を含有する入浴剤は、フ
ィルム形成成分としてポリビニルアルコールとメチルセルロースを組合わせた水
溶性フィルムe、ポリビニルアルコール単独の水溶性フィルムf、トリグルコ多
糖単独の水溶性フィルムg、メチルセルロース単独の水溶性フィルムhとして比
較して、何れも含有される色素や酵素に対する長期保存安定性に優れていること
がわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)酵素と、フィルム形成成分としてのトリグルコ多糖及びポリビニルアルコー
    ルとを含有する水溶性フィルム状成分を含む入浴剤。

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