JP2559936B2 - ブレーキ装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動作部材の動作を停止
するためのブレーキ装置に関する。
するためのブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のブレーキ装置においては、自動車
に用いられているドラム式のブレーキやディスクブレー
キのように、回転体にパッドを当接させて押さえ付け、
その摩擦抵抗によって回転体の回転を停止させている。
このようにパッドを作動させる駆動力は、ブレーキペダ
ルの操作によって油圧装置等を利用して機械的に行って
いる。
に用いられているドラム式のブレーキやディスクブレー
キのように、回転体にパッドを当接させて押さえ付け、
その摩擦抵抗によって回転体の回転を停止させている。
このようにパッドを作動させる駆動力は、ブレーキペダ
ルの操作によって油圧装置等を利用して機械的に行って
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のブレーキ装置にあっては、油圧装置等を介してパッ
ドを回転体に強制的に押さえ付けることが必要である。
このため、パッドを作動させて回転体に十分な摩擦力を
与えるために大きな作用力が必要となる。
来のブレーキ装置にあっては、油圧装置等を介してパッ
ドを回転体に強制的に押さえ付けることが必要である。
このため、パッドを作動させて回転体に十分な摩擦力を
与えるために大きな作用力が必要となる。
【0004】そこで、本発明の目的とするところは、ブ
レーキの諸機能を好適に有し、そのブレーキ操作のため
の作用力を極力低減できるブレーキ装置を提供すること
ある。
レーキの諸機能を好適に有し、そのブレーキ操作のため
の作用力を極力低減できるブレーキ装置を提供すること
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のブレーキ装置は次の構成を備える。すなわ
ち、本発明は、円周内壁面によって設けられる内部空間
を備える外周部材と、該外周部材の軸線に対して偏心し
て外周部材の内部空間内に配設され、該軸線を中心に回
転可能に設けられた円柱状の回転体と、前記外周部材に
前記回転体の外周壁面に向かって開口して設けられた複
数のシリンダと、前記シリンダ内に摺動自在に挿入さ
れ、該シリンダから突出した先端が前記回転体の外周壁
面に当接可能に設けられたピストンと、前記複数のシリ
ンダ間を流体が流通可能に、シリンダ同士を連通する連
通路と、前記連通路に設けられ、前記複数のシリンダ間
の流体の流れを停止させる停止手段とを具備する。
め、本発明のブレーキ装置は次の構成を備える。すなわ
ち、本発明は、円周内壁面によって設けられる内部空間
を備える外周部材と、該外周部材の軸線に対して偏心し
て外周部材の内部空間内に配設され、該軸線を中心に回
転可能に設けられた円柱状の回転体と、前記外周部材に
前記回転体の外周壁面に向かって開口して設けられた複
数のシリンダと、前記シリンダ内に摺動自在に挿入さ
れ、該シリンダから突出した先端が前記回転体の外周壁
面に当接可能に設けられたピストンと、前記複数のシリ
ンダ間を流体が流通可能に、シリンダ同士を連通する連
通路と、前記連通路に設けられ、前記複数のシリンダ間
の流体の流れを停止させる停止手段とを具備する。
【0006】また、本発明は、円周内壁面によって設け
られる内部空間を備える外周部材と、該外周部材の軸線
に対して偏心して外周部材の内部空間内に配設され、該
軸線を中心に前記外周部材と相対的に回転可能に設けら
れた円柱状の第1の内側部材と、前記外周部材または前
記第1の内側部材の一方に他方の壁面に向かって開口し
て設けられた複数の第1のシリンダと、前記第1のシリ
ンダ内に摺動自在に挿入され、該第1のシリンダから突
出した先端が前記壁面に当接可能に設けられた第1のピ
ストンと、該外周部材の軸線に対して前記第1の内側部
材とは反対側に偏心して外周部材の内部空間内に配設さ
れ、該軸線を中心に前記第1の内側部材と一体に前記外
周部材と相対的に回転可能に設けられた円柱状の第2の
内側部材と、前記外周部材または前記第2の内側部材の
一方に他方の壁面に向かって開口 して設けられた複数の
第2のシリンダと、前記第2のシリンダ内に摺動自在に
挿入され、該第2のシリンダから突出した先端が前記壁
面に当接可能に設けられた第2のピストンと、前記複数
の各シリンダ間を流体が流通可能に、シリンダ同士を連
通する連通路と、前記連通路に設けられ、前記複数のシ
リンダ間の流体の流れを停止させる停止手段とを具備す
ることを特徴とするブレーキ装置にもある。
られる内部空間を備える外周部材と、該外周部材の軸線
に対して偏心して外周部材の内部空間内に配設され、該
軸線を中心に前記外周部材と相対的に回転可能に設けら
れた円柱状の第1の内側部材と、前記外周部材または前
記第1の内側部材の一方に他方の壁面に向かって開口し
て設けられた複数の第1のシリンダと、前記第1のシリ
ンダ内に摺動自在に挿入され、該第1のシリンダから突
出した先端が前記壁面に当接可能に設けられた第1のピ
ストンと、該外周部材の軸線に対して前記第1の内側部
材とは反対側に偏心して外周部材の内部空間内に配設さ
れ、該軸線を中心に前記第1の内側部材と一体に前記外
周部材と相対的に回転可能に設けられた円柱状の第2の
内側部材と、前記外周部材または前記第2の内側部材の
一方に他方の壁面に向かって開口 して設けられた複数の
第2のシリンダと、前記第2のシリンダ内に摺動自在に
挿入され、該第2のシリンダから突出した先端が前記壁
面に当接可能に設けられた第2のピストンと、前記複数
の各シリンダ間を流体が流通可能に、シリンダ同士を連
通する連通路と、前記連通路に設けられ、前記複数のシ
リンダ間の流体の流れを停止させる停止手段とを具備す
ることを特徴とするブレーキ装置にもある。
【0007】さらに、本発明は、軸線を中心に回転可能
に設けられた円盤の周辺部が周方向に沿って凹凸に形成
された回転体と、該回転体の周辺部の表面および/また
は裏面に向かって開口して設けられた複数のシリンダ
と、前記シリンダ内に摺動自在に挿入され、該シリンダ
から突出した先端が前記回転体の周辺部の表面および/
または裏面に当接可能に設けられたピストンと、前記複
数のシリンダ間を流体が流通可能に、隣合うシリンダ同
士を連通する連通路と、前記連通路に設けられ、前記複
数のシリンダ間の流体の流れを停止させる停止手段とを
具備することを特徴とするブレーキ装置にもある。
に設けられた円盤の周辺部が周方向に沿って凹凸に形成
された回転体と、該回転体の周辺部の表面および/また
は裏面に向かって開口して設けられた複数のシリンダ
と、前記シリンダ内に摺動自在に挿入され、該シリンダ
から突出した先端が前記回転体の周辺部の表面および/
または裏面に当接可能に設けられたピストンと、前記複
数のシリンダ間を流体が流通可能に、隣合うシリンダ同
士を連通する連通路と、前記連通路に設けられ、前記複
数のシリンダ間の流体の流れを停止させる停止手段とを
具備することを特徴とするブレーキ装置にもある。
【0008】
【作用】請求項1にかかる発明によれば、複数のシリン
ダ間の流体の流れを停止させることにより、外周部材に
設けられた複数のシリンダに出入するピストンの動作を
停止させることができる。この際、ピストンの先端は、
偏心して回転する回転体の外周壁面に当接できるため、
より好適に回転体の回転を停止することができる。すな
わち、ピストンの先端が外周壁面に当接するということ
は、内周面に当接する場合に比べ、曲がりの急な壁面に
当接できるということであり、所定の回転角において当
接位置のより大きな落差を得ることができ、その制動力
を向上できるのである。この際になされる操作は、流体
の流れを停止させるのみのため、非常に小さな作用力に
よって容易に行うことができる。 また、請求項2にかか
る発明によれば、外周部材の内部空間に第1の内側部材
と第2の内側部材が反対に偏心されて一体に設けられて
いる。この第1の内側部材と第2の内側部材に対応し、
ピストンが出入する複数のシリンダが二段に配設されて
いるため、ピストンの作用力がバランス良く作用し、回
転軸に無理な負荷 がかからず、ブレーキ作用がスムース
になされる。 また、請求項3にかかる発明によれば、円
盤状の回転体を好適に制動することができると共に、そ
のブレーキ操作のための作用力を低減できる。そして、
構造的には、ドラム状の部材を要せず、形状的な利点を
有する。
ダ間の流体の流れを停止させることにより、外周部材に
設けられた複数のシリンダに出入するピストンの動作を
停止させることができる。この際、ピストンの先端は、
偏心して回転する回転体の外周壁面に当接できるため、
より好適に回転体の回転を停止することができる。すな
わち、ピストンの先端が外周壁面に当接するということ
は、内周面に当接する場合に比べ、曲がりの急な壁面に
当接できるということであり、所定の回転角において当
接位置のより大きな落差を得ることができ、その制動力
を向上できるのである。この際になされる操作は、流体
の流れを停止させるのみのため、非常に小さな作用力に
よって容易に行うことができる。 また、請求項2にかか
る発明によれば、外周部材の内部空間に第1の内側部材
と第2の内側部材が反対に偏心されて一体に設けられて
いる。この第1の内側部材と第2の内側部材に対応し、
ピストンが出入する複数のシリンダが二段に配設されて
いるため、ピストンの作用力がバランス良く作用し、回
転軸に無理な負荷 がかからず、ブレーキ作用がスムース
になされる。 また、請求項3にかかる発明によれば、円
盤状の回転体を好適に制動することができると共に、そ
のブレーキ操作のための作用力を低減できる。そして、
構造的には、ドラム状の部材を要せず、形状的な利点を
有する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図に基づ
いて詳細に説明する。図1は本発明にかかるブレーキ装
置の一実施例を説明する断面図である。10は円柱状の
回転体であり、この回転体10の回転軸12は偏心さ
れ、軸受け(図示せず)によって回転可能に設けられて
いる。この回転体10の外周にはリング16が嵌合され
ており、このリング16と回転体10の外周面の間には
複数の球体14が相互に接触するように配設されてい
る。この複数の球体14は、鋼球等によって形成されて
おり、ボールベアリングの作用をする。なお、回転体1
0には、重量的バランスを取るために複数の貫通孔18
が穿設されており、これによってスムーズな回転をする
ことができる。
いて詳細に説明する。図1は本発明にかかるブレーキ装
置の一実施例を説明する断面図である。10は円柱状の
回転体であり、この回転体10の回転軸12は偏心さ
れ、軸受け(図示せず)によって回転可能に設けられて
いる。この回転体10の外周にはリング16が嵌合され
ており、このリング16と回転体10の外周面の間には
複数の球体14が相互に接触するように配設されてい
る。この複数の球体14は、鋼球等によって形成されて
おり、ボールベアリングの作用をする。なお、回転体1
0には、重量的バランスを取るために複数の貫通孔18
が穿設されており、これによってスムーズな回転をする
ことができる。
【0010】20はシリンダであり、前記回転体10の
外周を囲むように回転体10の回転軸12に同軸に設け
られた外周部材である円筒状のブロックに円周を六等分
した各々の位置に穿設されて設けられている。この各々
のシリンダ20の軸線は回転軸12の軸線と直交する方
向に延びている。22はピストンであり、上記複数のシ
リンダ20に往復動自在に挿入されている。このピスト
ン22の先端は、前記回転体の20外周に設けられたリ
ング16へ当接できるようにシリンダ20の開口部から
突出可能かつ往復動自在となっている。
外周を囲むように回転体10の回転軸12に同軸に設け
られた外周部材である円筒状のブロックに円周を六等分
した各々の位置に穿設されて設けられている。この各々
のシリンダ20の軸線は回転軸12の軸線と直交する方
向に延びている。22はピストンであり、上記複数のシ
リンダ20に往復動自在に挿入されている。このピスト
ン22の先端は、前記回転体の20外周に設けられたリ
ング16へ当接できるようにシリンダ20の開口部から
突出可能かつ往復動自在となっている。
【0011】図1に示すように、隣合う二つのシリンダ
20の間は、その外方の端部において管路24によって
連通している。この全ての管路24と全てのシリンダ2
0とには、油が充填されている。なお、ここに充填され
る物体は、他の流体でも良いのは勿論である。また、図
1に示すように、対称の位置にある二箇所の上記管路2
4には、シリンダ20間の油の流れを停止する停止手段
であるバルブ26が設けられている。このため、二つの
バルブ26を閉塞することにより、連通する六つのシリ
ンダ20を、連通する三つのシリンダずつの二組に分割
することができ、この二組の間で油が流通することを阻
止することができる。
20の間は、その外方の端部において管路24によって
連通している。この全ての管路24と全てのシリンダ2
0とには、油が充填されている。なお、ここに充填され
る物体は、他の流体でも良いのは勿論である。また、図
1に示すように、対称の位置にある二箇所の上記管路2
4には、シリンダ20間の油の流れを停止する停止手段
であるバルブ26が設けられている。このため、二つの
バルブ26を閉塞することにより、連通する六つのシリ
ンダ20を、連通する三つのシリンダずつの二組に分割
することができ、この二組の間で油が流通することを阻
止することができる。
【0012】次に、図1の実施例の作用について説明す
る。二つのバルブ26が最大に開いて油が連通自在な状
態となっている場合においては、回転体10が駆動装置
(図示せず)によって回転された際には、リング16の
外周面に当接したピストン22が、リング16の回転に
伴って自在に往復動する。これは、六つのシリンダ20
が対称の位置関係に設けられているため、シリンダ20
に挿入されたピストン22の一方が突出した場合には、
対称な位置にある他方のピストン22が引っ込むように
運動し、全体として常に一定のバランスを取っているこ
とにより可能となっている。
る。二つのバルブ26が最大に開いて油が連通自在な状
態となっている場合においては、回転体10が駆動装置
(図示せず)によって回転された際には、リング16の
外周面に当接したピストン22が、リング16の回転に
伴って自在に往復動する。これは、六つのシリンダ20
が対称の位置関係に設けられているため、シリンダ20
に挿入されたピストン22の一方が突出した場合には、
対称な位置にある他方のピストン22が引っ込むように
運動し、全体として常に一定のバランスを取っているこ
とにより可能となっている。
【0013】次に、二つのバルブ26を次第に絞った場
合には、シリンダ20と管路24とに満たされた油が流
通されにくくなるため、各ピストン22の往復動の速度
が遅くなり、これによって、回転体10の回転速度を減
速することができる。これは、ピストン22の端部がリ
ング16の外周面に当接し、押さえ付けるように作用
し、ピストン22をリングとの摩擦力によって、回転体
20が減速されるのである。そして、二つのバルブ26
が閉塞される状態まで絞ると、シリンダ20と管路24
とに満たされた油が完全に流通しなくなる。これによっ
て、ピストン22の往復動が阻止されて回転体10をリ
ング16および球体14を介して押さえつける。この押
さえつけの力によって回転体10の回転を完全に停止す
ることができるのである。さらに、回転体10の動作を
感知し、所定の位置で停止するようにバルブ26を操作
すれば、回転体10を所定の停止位置で容易に停止する
ことができる。
合には、シリンダ20と管路24とに満たされた油が流
通されにくくなるため、各ピストン22の往復動の速度
が遅くなり、これによって、回転体10の回転速度を減
速することができる。これは、ピストン22の端部がリ
ング16の外周面に当接し、押さえ付けるように作用
し、ピストン22をリングとの摩擦力によって、回転体
20が減速されるのである。そして、二つのバルブ26
が閉塞される状態まで絞ると、シリンダ20と管路24
とに満たされた油が完全に流通しなくなる。これによっ
て、ピストン22の往復動が阻止されて回転体10をリ
ング16および球体14を介して押さえつける。この押
さえつけの力によって回転体10の回転を完全に停止す
ることができるのである。さらに、回転体10の動作を
感知し、所定の位置で停止するようにバルブ26を操作
すれば、回転体10を所定の停止位置で容易に停止する
ことができる。
【0014】なお、回転体10とリング16との間に配
設された球体14によって、回転体10の外周面全体に
均等に、回転体10の回転を停止するように働く押さえ
つけ力を作用させることができる。また、ピストン22
がリング16を押さえつける際に作用する集中力をリン
グ16が球体14によって滑らせることによって適切に
分散することができる。さらに、この球体14は回転体
10が回転する際にボールベアリングの作用をし、ピス
トン22による抵抗力を逃がすことができ、これによっ
て回転体10をスムーズに回転させることができる。上
記に実施例によれば、回転体10の回転の制御を、バル
ブ26の開閉のための作用力のみによって容易に行うこ
とができる。なお、各管路24ごとにバルブ26を設け
て、そのバルブ26の調整することによっても同様の効
果を得ることができるのは勿論である。
設された球体14によって、回転体10の外周面全体に
均等に、回転体10の回転を停止するように働く押さえ
つけ力を作用させることができる。また、ピストン22
がリング16を押さえつける際に作用する集中力をリン
グ16が球体14によって滑らせることによって適切に
分散することができる。さらに、この球体14は回転体
10が回転する際にボールベアリングの作用をし、ピス
トン22による抵抗力を逃がすことができ、これによっ
て回転体10をスムーズに回転させることができる。上
記に実施例によれば、回転体10の回転の制御を、バル
ブ26の開閉のための作用力のみによって容易に行うこ
とができる。なお、各管路24ごとにバルブ26を設け
て、そのバルブ26の調整することによっても同様の効
果を得ることができるのは勿論である。
【0015】次に図2、図3に基づいて板状に形成され
た回転体のブレーキ装置について説明する。図2は本実
施例の側面図であり、図3は本実施例の平面図である。
30は回転体であり、回転軸32を中心にして円盤状に
形成されており、周縁部分が波状に形成されている。こ
の周縁部分の波形は、円周を六等分にして対称に設けら
れている。このようにして、円盤の周辺部が周方向に沿
って凹凸に形成されている。この回転体30の表裏両側
の盤面近傍には、複数のシリンダ40が配設されてい
る。この複数のシリンダ40には、複数のピストン42
が挿入され、回転体30の盤面へ当接可能に出入かつ往
復動自在に設けられている。なお、本実施例では、図2
に示すように、盤状の回転体30の所定の位置にピスト
ン42が表裏から当接できるように配設されている。ま
た、複数のシリンダ40の間は、管路44によって後端
で隣同志が連通されている。但し、本実施例において
は、盤状の回転体30の表裏の各々に位置する四つのシ
リンダ40ごとに連通する状態に管路44が設けられて
いる。
た回転体のブレーキ装置について説明する。図2は本実
施例の側面図であり、図3は本実施例の平面図である。
30は回転体であり、回転軸32を中心にして円盤状に
形成されており、周縁部分が波状に形成されている。こ
の周縁部分の波形は、円周を六等分にして対称に設けら
れている。このようにして、円盤の周辺部が周方向に沿
って凹凸に形成されている。この回転体30の表裏両側
の盤面近傍には、複数のシリンダ40が配設されてい
る。この複数のシリンダ40には、複数のピストン42
が挿入され、回転体30の盤面へ当接可能に出入かつ往
復動自在に設けられている。なお、本実施例では、図2
に示すように、盤状の回転体30の所定の位置にピスト
ン42が表裏から当接できるように配設されている。ま
た、複数のシリンダ40の間は、管路44によって後端
で隣同志が連通されている。但し、本実施例において
は、盤状の回転体30の表裏の各々に位置する四つのシ
リンダ40ごとに連通する状態に管路44が設けられて
いる。
【0016】なお、シリンダ40と管路44とには、油
が充填されている。以上の構成によれば、板状の回転体
30が回転すると、シリンダ40と管路44とに充填さ
れた油が流通できるため、回転体30の盤面に端面が当
接しているピストン42が波状の板面に追随して往復運
動する。そして、各管路44には、隣合うシリンダ40
間の油の流れを停止可能にバルブ46が設けられてい
る。
が充填されている。以上の構成によれば、板状の回転体
30が回転すると、シリンダ40と管路44とに充填さ
れた油が流通できるため、回転体30の盤面に端面が当
接しているピストン42が波状の板面に追随して往復運
動する。そして、各管路44には、隣合うシリンダ40
間の油の流れを停止可能にバルブ46が設けられてい
る。
【0017】次に、図2および図3に示す実施例の作用
について説明する。全バルブ46が最大に開いて油が流
通自在な状態となっている場合においては、回転体30
が駆動装置(図示せず)によって回転された際には、回
転体30の波状の盤面に当接したピストン42が、盤体
の波形に当接して自在に往復動する。これは、表裏に四
つずつ配設されたシリンダ40が対称の位置関係に設け
られているおり、シリンダ40に挿入されたピストン4
2の一方が突出した場合には、それに対応する位置にあ
る他方のピストン42が引っ込むように運動し、全体と
して常に一定のバランスを取っていることにより可能と
なっている。
について説明する。全バルブ46が最大に開いて油が流
通自在な状態となっている場合においては、回転体30
が駆動装置(図示せず)によって回転された際には、回
転体30の波状の盤面に当接したピストン42が、盤体
の波形に当接して自在に往復動する。これは、表裏に四
つずつ配設されたシリンダ40が対称の位置関係に設け
られているおり、シリンダ40に挿入されたピストン4
2の一方が突出した場合には、それに対応する位置にあ
る他方のピストン42が引っ込むように運動し、全体と
して常に一定のバランスを取っていることにより可能と
なっている。
【0018】次に、バルブ46を次第に絞った場合に
は、図1の実施例について説明したように、シリンダ4
0と管路44とに満たされた油が流通されにくくなるた
め、各ピストン42の往復動の速度が遅くなり、これに
よって、回転体30の回転速度が減速する。そして、バ
ルブ46が閉塞される状態まで絞ると、シリンダ40と
管路44とに満たされた油が完全に流通しなくなる。こ
れによって、ピストン42の往復動が阻止されて回転体
30を押さえつけように作用し、この押さえつけの力に
よって回転体10の回転を完全に停止することができる
のである。なお、ピストン46は、盤状の回転体30の
所定の位置に表裏の両面から当接しているため、回転体
30をバランス良く押さえつけることができる。
は、図1の実施例について説明したように、シリンダ4
0と管路44とに満たされた油が流通されにくくなるた
め、各ピストン42の往復動の速度が遅くなり、これに
よって、回転体30の回転速度が減速する。そして、バ
ルブ46が閉塞される状態まで絞ると、シリンダ40と
管路44とに満たされた油が完全に流通しなくなる。こ
れによって、ピストン42の往復動が阻止されて回転体
30を押さえつけように作用し、この押さえつけの力に
よって回転体10の回転を完全に停止することができる
のである。なお、ピストン46は、盤状の回転体30の
所定の位置に表裏の両面から当接しているため、回転体
30をバランス良く押さえつけることができる。
【0019】上記の実施例にかかるブレーキ装置によれ
ば、盤状の回転体30の回転の制御を、バルブ26の開
閉を行うための作用力のみによって容易に行うことがで
きる。また、回転体30の同一位置に端面が表裏から接
触する一対のピストン40の間に管路を連通してその管
路ごとにバルブを設け、そのバルブを操作可能としても
同様の効果を得ることができる。
ば、盤状の回転体30の回転の制御を、バルブ26の開
閉を行うための作用力のみによって容易に行うことがで
きる。また、回転体30の同一位置に端面が表裏から接
触する一対のピストン40の間に管路を連通してその管
路ごとにバルブを設け、そのバルブを操作可能としても
同様の効果を得ることができる。
【0020】次に、他の実施例を図4に基づいて説明す
る。図4に示すように、二つの円柱状の回転体50が回
転軸12に対して反対に偏心されて二段に設けられてお
り、複数のシリンダ20および複数のピストン22が、
前記二段に設けられた回転体50の各々に対応して二段
に配設されている。すなわち、二つの回転体50は、外
周部材の軸線に対して偏心して外周部材の内部空間内に
配設され、その軸線を中心に前記外周部材と相対的に回
転可能に設けられた円柱状の第1の内側部材と、外周部
材の軸線に対して前記第1の内側部材とは反対側に偏心
して外周部材の内部空間内に配設され、その軸線を中心
に前記第1の内側部材と一体に外周部材と相対的に回転
可能に設けられた円柱状の第2の内側部材として作用す
る。また、複数のシリンダ20は、前記外周部材または
前記第1の内側部材の一方に他方の壁面に向かって開口
して設けられた複数の第1のシリンダと、前記外周部材
または前記第2の内側部材の一方に他方の壁面に向かっ
て開口して設けられた複数の第2のシリンダとして作用
する。また、複数のピストン22は、前記第1のシリン
ダ内に摺動自在に挿入され、該第1のシリンダから突出
した先端が前記壁面に当接可能に設けられた第1のピス
トンと、前記第2のシリンダ内に摺動自在に挿入され、
該第2のシリンダから突出した先端が前記壁面に当接可
能に設けられた第2のピストンとして作用する。各ピス
トン22は、図1に示した実施例の作用と同様に作用
し、リング16に当接して、回転体50の回転を制御お
よび停止することができる。このとき、二つの回転体5
0は回転軸12についてお互いに反対に偏心されている
ため、ピストン22の作用力がバランス良く作用し、回
転軸に無理な負荷がかかることがない。このため、回転
体50の回転をスムースに制御することができる。
る。図4に示すように、二つの円柱状の回転体50が回
転軸12に対して反対に偏心されて二段に設けられてお
り、複数のシリンダ20および複数のピストン22が、
前記二段に設けられた回転体50の各々に対応して二段
に配設されている。すなわち、二つの回転体50は、外
周部材の軸線に対して偏心して外周部材の内部空間内に
配設され、その軸線を中心に前記外周部材と相対的に回
転可能に設けられた円柱状の第1の内側部材と、外周部
材の軸線に対して前記第1の内側部材とは反対側に偏心
して外周部材の内部空間内に配設され、その軸線を中心
に前記第1の内側部材と一体に外周部材と相対的に回転
可能に設けられた円柱状の第2の内側部材として作用す
る。また、複数のシリンダ20は、前記外周部材または
前記第1の内側部材の一方に他方の壁面に向かって開口
して設けられた複数の第1のシリンダと、前記外周部材
または前記第2の内側部材の一方に他方の壁面に向かっ
て開口して設けられた複数の第2のシリンダとして作用
する。また、複数のピストン22は、前記第1のシリン
ダ内に摺動自在に挿入され、該第1のシリンダから突出
した先端が前記壁面に当接可能に設けられた第1のピス
トンと、前記第2のシリンダ内に摺動自在に挿入され、
該第2のシリンダから突出した先端が前記壁面に当接可
能に設けられた第2のピストンとして作用する。各ピス
トン22は、図1に示した実施例の作用と同様に作用
し、リング16に当接して、回転体50の回転を制御お
よび停止することができる。このとき、二つの回転体5
0は回転軸12についてお互いに反対に偏心されている
ため、ピストン22の作用力がバランス良く作用し、回
転軸に無理な負荷がかかることがない。このため、回転
体50の回転をスムースに制御することができる。
【0021】上記の実施例によれば、シリンダ内の油等
の流体の流れを制御することによってピストンの往復動
を制御し、このピストンが回転部材に当接する際の摩擦
力等の作用力によって回転部材の動作を制御することが
できる。
の流体の流れを制御することによってピストンの往復動
を制御し、このピストンが回転部材に当接する際の摩擦
力等の作用力によって回転部材の動作を制御することが
できる。
【0022】次に、図5に基づいてブレーキ装置の参考
例について説明する。図5に示すように、ロータリーエ
ンジンを構成するのと同様に形成されたハウジング60
とローター62とを有し、該ハウジング62に設けられ
たロータリーエンジンの吸気孔と排気孔に相当する通路
63、64を管路65で連通している。この管路65に
は、該管路65およびハウジング60とローター62と
の間の空間70に充填された油の流れを停止可能に設け
られたバルブ66が設けられている。なお、68はシャ
フトであり、このシャフト68の回転が歯車を介してロ
ーター62の回転に伝達され、図示されていないサイド
ハウジングによって、ローター62の側面が気密されて
いる構成はロータリーエンジンの構成と同一である。
例について説明する。図5に示すように、ロータリーエ
ンジンを構成するのと同様に形成されたハウジング60
とローター62とを有し、該ハウジング62に設けられ
たロータリーエンジンの吸気孔と排気孔に相当する通路
63、64を管路65で連通している。この管路65に
は、該管路65およびハウジング60とローター62と
の間の空間70に充填された油の流れを停止可能に設け
られたバルブ66が設けられている。なお、68はシャ
フトであり、このシャフト68の回転が歯車を介してロ
ーター62の回転に伝達され、図示されていないサイド
ハウジングによって、ローター62の側面が気密されて
いる構成はロータリーエンジンの構成と同一である。
【0023】このブレーキ装置によれば、バルブ66を
閉塞または絞ることによって、ハウジングとローターと
の空間70および管路に満たされた油の流れを停止また
は調整することによって、ローター62の回転を停止ま
たは調整することが可能であり。このため、動作部材で
あるシャフト68の回転を停止または調整することがで
きる。また、ローター62にバルブ66が絞られた際に
発生する油圧がローター62の各面にへ均等に、かつ、
直接的にかかるため、ローター62におよびこれに歯合
するシャフト68の回転をスムースに調整することがで
きる。
閉塞または絞ることによって、ハウジングとローターと
の空間70および管路に満たされた油の流れを停止また
は調整することによって、ローター62の回転を停止ま
たは調整することが可能であり。このため、動作部材で
あるシャフト68の回転を停止または調整することがで
きる。また、ローター62にバルブ66が絞られた際に
発生する油圧がローター62の各面にへ均等に、かつ、
直接的にかかるため、ローター62におよびこれに歯合
するシャフト68の回転をスムースに調整することがで
きる。
【0024】また、ブレーキ装置の他の参考例として
は、羽根車を有する羽根ポンプ等のポンプ装置におい
て、流体の流入口と排出口とを通路によって連結し、該
通路に流体の流れを制御するバルブを設けて、該バルブ
を開閉してもよい。これによって、動作部材である羽根
車の回転を制御することができる。ところで、図1のブ
レーキ装置の回転体と、複数のシリンダおよびピストン
等からなる制動部との配設関係を反対にしても同様な効
果を奏する。すなわち、回転体を筒状に形成し、その筒
状の回転体の内部空間内に複数のシリンダおよびピスト
ンを有する円柱状の制動部を挿入してブレーキ装置とし
てもよい。このブレーキ装置においては、回転体の回転
軸と円柱状の内部空間の軸心は同一軸上にあり、制動部
の中心は回転体の回転軸と同軸にならないように設定さ
れる。従って、回転体が回転すると前記円柱状の内部空
間は制動部に対して偏心して回転する。この偏心による
ずれを利用して、図1の実施例と同様にブレーキ作用を
得ることができる。すなわち、前記円柱状の内部空間は
制動部の中心に対して偏心して回転するから、円柱状の
制動部外周と、内部空間を形成する回転体の内壁との間
隔は、各部位で連続的に変化している。回転体が回転す
るときは、円柱状の制動部外周から出入可能にシリンダ
に嵌入したピストンは、その間隔に沿って出入してい
る。そして、図1の実施例と同様にシリンダ間を連通す
る管路をバルブによって閉塞することによって、シリン
ダ間の流体の流れを止めれば、ピストンの出入が停止さ
れ、回転体の回転を好適に停止することができるのであ
る。以上説明してきたブレーキ装置については、仕事を
する駆動部と常時連結している必要はなく、ブレーキ作
用の必要なときにだけ該駆動部とギア装置またはクラッ
チ装置等の連結装置によって連結できる機構となってい
てもよいのは勿論である。さらに、以上の実施例におい
ては、一定量の油等の流体を常にシリンダおよび管路に
満たした状態のブレーキ装置について説明した。しかし
ながら、本発明はこれに限らず、ブレーキ装置を作動し
ないときには、その流体を装置外に抜き取り可能として
もよい。すなわち、油等の流体を必要に応じて出入でき
る構成としてもよく、これにより、本発明のブレーキ装
置による作動部材の作動時にかかる抵抗を好適に減少さ
せることができる。以上、本発明につき好適な実施例を
挙げて種々説明してきたが、本発明はこの実施例に限定
されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で
多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
は、羽根車を有する羽根ポンプ等のポンプ装置におい
て、流体の流入口と排出口とを通路によって連結し、該
通路に流体の流れを制御するバルブを設けて、該バルブ
を開閉してもよい。これによって、動作部材である羽根
車の回転を制御することができる。ところで、図1のブ
レーキ装置の回転体と、複数のシリンダおよびピストン
等からなる制動部との配設関係を反対にしても同様な効
果を奏する。すなわち、回転体を筒状に形成し、その筒
状の回転体の内部空間内に複数のシリンダおよびピスト
ンを有する円柱状の制動部を挿入してブレーキ装置とし
てもよい。このブレーキ装置においては、回転体の回転
軸と円柱状の内部空間の軸心は同一軸上にあり、制動部
の中心は回転体の回転軸と同軸にならないように設定さ
れる。従って、回転体が回転すると前記円柱状の内部空
間は制動部に対して偏心して回転する。この偏心による
ずれを利用して、図1の実施例と同様にブレーキ作用を
得ることができる。すなわち、前記円柱状の内部空間は
制動部の中心に対して偏心して回転するから、円柱状の
制動部外周と、内部空間を形成する回転体の内壁との間
隔は、各部位で連続的に変化している。回転体が回転す
るときは、円柱状の制動部外周から出入可能にシリンダ
に嵌入したピストンは、その間隔に沿って出入してい
る。そして、図1の実施例と同様にシリンダ間を連通す
る管路をバルブによって閉塞することによって、シリン
ダ間の流体の流れを止めれば、ピストンの出入が停止さ
れ、回転体の回転を好適に停止することができるのであ
る。以上説明してきたブレーキ装置については、仕事を
する駆動部と常時連結している必要はなく、ブレーキ作
用の必要なときにだけ該駆動部とギア装置またはクラッ
チ装置等の連結装置によって連結できる機構となってい
てもよいのは勿論である。さらに、以上の実施例におい
ては、一定量の油等の流体を常にシリンダおよび管路に
満たした状態のブレーキ装置について説明した。しかし
ながら、本発明はこれに限らず、ブレーキ装置を作動し
ないときには、その流体を装置外に抜き取り可能として
もよい。すなわち、油等の流体を必要に応じて出入でき
る構成としてもよく、これにより、本発明のブレーキ装
置による作動部材の作動時にかかる抵抗を好適に減少さ
せることができる。以上、本発明につき好適な実施例を
挙げて種々説明してきたが、本発明はこの実施例に限定
されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で
多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
【0025】
【発明の効果】請求項1にかかる発明によれば、複数の
シリンダ間の流体の流れを停止させる ことにより、外周
部材に設けられた複数のシリンダに出入するピストンの
動作を停止させることができる。この際、ピストンの先
端は、偏心して回転する回転体の外周壁面に当接できる
ため、より好適に回転体の回転を停止することができ、
この際になされるブレーキ操作は、流体の流れを停止さ
せるのみのため、非常に小さな作用力によって容易に行
うことができるという著効を奏する。 また、請求項2に
かかる発明によれば、外周部材の内部空間に第1の内側
部材と第2の内側部材が反対に偏心されて一体に設けら
れている。この第1の内側部材と第2の内側部材に対応
し、ピストンが出入する複数のシリンダが二段に配設さ
れているため、ピストンの作用力がバランス良く作用
し、ブレーキ作用がスムースになされるという著効を奏
する。 また、請求項3にかかる発明によれば、円盤状の
回転体を好適に制動することができると共に、そのブレ
ーキ操作のための作用力を低減できる。そして、構造的
には、ドラム状の部材を要せず、形状的な利点を有す
る。
シリンダ間の流体の流れを停止させる ことにより、外周
部材に設けられた複数のシリンダに出入するピストンの
動作を停止させることができる。この際、ピストンの先
端は、偏心して回転する回転体の外周壁面に当接できる
ため、より好適に回転体の回転を停止することができ、
この際になされるブレーキ操作は、流体の流れを停止さ
せるのみのため、非常に小さな作用力によって容易に行
うことができるという著効を奏する。 また、請求項2に
かかる発明によれば、外周部材の内部空間に第1の内側
部材と第2の内側部材が反対に偏心されて一体に設けら
れている。この第1の内側部材と第2の内側部材に対応
し、ピストンが出入する複数のシリンダが二段に配設さ
れているため、ピストンの作用力がバランス良く作用
し、ブレーキ作用がスムースになされるという著効を奏
する。 また、請求項3にかかる発明によれば、円盤状の
回転体を好適に制動することができると共に、そのブレ
ーキ操作のための作用力を低減できる。そして、構造的
には、ドラム状の部材を要せず、形状的な利点を有す
る。
【図1】本発明にかかるブレーキ装置の一実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明にかかるブレーキ装置の他の実施例を示
す側面図である。
す側面図である。
【図3】図2の実施例の平面図である。
【図4】本発明にかかるブレーキ装置の他の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図5】ブレーキ装置の参考例を示す断面図である。
10 回転体 12 回転軸 16 リング 20 シリンダ 22 ピストン 24 管路 26 バルブ 60 ハウジング 62 ローター 63 通路 64 通路 65 管路 70 ハウジングとローターとの空間
Claims (3)
- 【請求項1】 円周内壁面によって設けられる内部空間
を備える外周部材と、 該外周部材の軸線に対して偏心して外周部材の内部空間
内に配設され、該軸線を中心に回転可能に設けられた円
柱状の回転体と、 前記外周部材に前記回転体の外周壁面に向かって開口し
て設けられた複数のシリンダと、 前記シリンダ内に摺動自在に挿入され、該シリンダから
突出した先端が前記回転体の外周壁面に当接可能に設け
られたピストンと、 前記複数のシリンダ間を流体が流通可能に、シリンダ同
士を連通する連通路と、 前記連通路に設けられ、前記複数のシリンダ間の流体の
流れを停止させる停止手段と を具備することを特徴とす
るブレーキ装置。 - 【請求項2】 円周内壁面によって設けられる内部空間
を備える外周部材と、 該外周部材の軸線に対して偏心して外周部材の内部空間
内に配設され、該軸線を中心に前記外周部材と相対的に
回転可能に設けられた円柱状の第1の内側部材と、 前記外周部材または前記第1の内側部材の一方に他方の
壁面に向かって開口して設けられた複数の第1のシリン
ダと、 前記第1のシリンダ内に摺動自在に挿入され、該第1の
シリンダから突出した先端が前記壁面に当接可能に設け
られた第1のピストンと、 該外周部材の軸線に対して前記第1の内側部材とは反対
側に偏心して外周部材の内部空間内に配設され、該軸線
を中心に前記第1の内側部材と一体に前記外周部材と相
対的に回転可能に設けられた円柱状の第2の内側部材
と、 前記外周部材または前記第2の内側部材の一方に他方の
壁面に向かって開口して設けられた複数の第2のシリン
ダと、 前記第2のシリンダ内に摺動自在に挿入され、該第2の
シリンダから突出した先端が前記壁面に当接可能に設け
られた第2のピストンと、 前記複数の各シリンダ間を流体が流通可能に、シリンダ
同士を連通する連通路と、 前記連通路に設けられ、前記複数のシリンダ間の流体の
流れを停止させる停止手段と を具備することを特徴とす
るブレーキ装置。 - 【請求項3】 軸線を中心に回転可能に設けられた円盤
の周辺部が周方向に沿って凹凸に形成された回転体と、 該回転体の周辺部の表面および/または裏面に向かって
開口して設けられた複数のシリンダと、 前記シリンダ内に摺動自在に挿入され、該シリンダから
突出した先端が前記回転体の周辺部の表面および/また
は裏面に当接可能に設けられたピストンと、 前記複数のシリンダ間を流体が流通可能に、隣合うシリ
ンダ同士を連通する連通路と、 前記連通路に設けられ、前記複数のシリンダ間の流体の
流れを停止させる停止手段と を具備することを特徴とす
るブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3350881A JP2559936B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3350881A JP2559936B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | ブレーキ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068805A JPH068805A (ja) | 1994-01-18 |
| JP2559936B2 true JP2559936B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=18413530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3350881A Expired - Fee Related JP2559936B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | ブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2559936B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5340191U (ja) * | 1976-09-10 | 1978-04-07 |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP3350881A patent/JP2559936B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH068805A (ja) | 1994-01-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |