JP2583621B2 - 防音二重床構造 - Google Patents
防音二重床構造Info
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- JP2583621B2 JP2583621B2 JP1314083A JP31408389A JP2583621B2 JP 2583621 B2 JP2583621 B2 JP 2583621B2 JP 1314083 A JP1314083 A JP 1314083A JP 31408389 A JP31408389 A JP 31408389A JP 2583621 B2 JP2583621 B2 JP 2583621B2
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- floor panel
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、防音二重床構造に関し、詳しくはコンクリ
ート床スラブ等からなる床下地上に複数の床パネル材が
適宜高さの支持脚体を介して並置されてなる二重床の防
音構造の改良に関する。
ート床スラブ等からなる床下地上に複数の床パネル材が
適宜高さの支持脚体を介して並置されてなる二重床の防
音構造の改良に関する。
(従来の技術) 上記二重床としては、主として中高層のビルやマンシ
ョン等の床に採用されており、合板等からなる複数の床
パネル材の下面にレベル調節可能な複数の支持脚体を備
えた置床用床パネルがコンクリート床スラブ等からなる
床下地上に並置されてなる置床構造と呼ばれるものが知
られている。
ョン等の床に採用されており、合板等からなる複数の床
パネル材の下面にレベル調節可能な複数の支持脚体を備
えた置床用床パネルがコンクリート床スラブ等からなる
床下地上に並置されてなる置床構造と呼ばれるものが知
られている。
このような二重床構造は、床下地上面の不陸をレベル
調節可能な支持脚体により吸収できるため床下地を平滑
化する手間が不要であるという利点、及び床パネル材の
下方に床下空間が水平方向に連続しているため床下地上
面での配管、配線工事が容易であるという利点を有して
いるので、上記の中高層建築物で広く採用されている。
調節可能な支持脚体により吸収できるため床下地を平滑
化する手間が不要であるという利点、及び床パネル材の
下方に床下空間が水平方向に連続しているため床下地上
面での配管、配線工事が容易であるという利点を有して
いるので、上記の中高層建築物で広く採用されている。
(発明が解決しようとする課題) しかるに、床パネル材の上面に床衝撃力が作用し、床
パネル材の振動によって床下空間の空気が振動した場
合、上記の二重床構造においては、床下空間が水平方向
に連続しているため、床下空間の空気振動が水平方向に
拡散し、広い範囲に伝達される。このため、上記の二重
床構造においては、階上で発生した床衝撃音が階下へ大
きな衝撃音となって伝達されることになり、防音性能が
十分でないという問題がある。
パネル材の振動によって床下空間の空気が振動した場
合、上記の二重床構造においては、床下空間が水平方向
に連続しているため、床下空間の空気振動が水平方向に
拡散し、広い範囲に伝達される。このため、上記の二重
床構造においては、階上で発生した床衝撃音が階下へ大
きな衝撃音となって伝達されることになり、防音性能が
十分でないという問題がある。
また、上記の二重床構造においては、支持脚体により
床パネル材を支持しているため、支持脚体間における床
パネル材の上面に床衝撃力が加わると、床パネル材が大
きく曲げ振動するので、床衝撃音が一層大きな衝撃音と
なって階下へ伝達されるという問題もある。
床パネル材を支持しているため、支持脚体間における床
パネル材の上面に床衝撃力が加わると、床パネル材が大
きく曲げ振動するので、床衝撃音が一層大きな衝撃音と
なって階下へ伝達されるという問題もある。
上記に鑑み、本発明は、防音性に優れた防音二重床構
造を簡易な方法により得られるようにすることを目的と
する。
造を簡易な方法により得られるようにすることを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため、本発明は、剛性帯板状の
遮音板を床パネル材同志の隙間に配置することにより敷
設された床パネル材全体に剛性を付与し、また、上記遮
音板を床パネル材の下面より所定量下方へ突出させるこ
とにより該遮音板によって床下空間を仕切らせるもので
ある。
遮音板を床パネル材同志の隙間に配置することにより敷
設された床パネル材全体に剛性を付与し、また、上記遮
音板を床パネル材の下面より所定量下方へ突出させるこ
とにより該遮音板によって床下空間を仕切らせるもので
ある。
具体的に本発明が講じた解決手段は、コンクリート床
スラブ等からなる床下地上に複数の床パネル材がレベル
調節可能な複数の支持脚体を介して並置され、上記床パ
ネル材の下方に床下空間が形成されてなる防音二重床構
造を対象とし、上記床パネル材同志の間に適宜巾の隙間
が設けられ、該床パネル材同志の上面間を連結するよう
該床パネル材の上面に固着された帯板状剛性の連結板と
該連結板の下面から垂下する帯板状剛性の遮音板とから
なる断面略T字状の連結部材が上記隙間に上記遮音板を
位置せしめて設けられており、上記連結部材の遮音材は
上記床パネル材下面よりの突出し、該突出量が上記床下
空間高さの3分の1以上で該遮音材の下端が上記床下地
上面に当接しないように設定されている構成とするもの
である。
スラブ等からなる床下地上に複数の床パネル材がレベル
調節可能な複数の支持脚体を介して並置され、上記床パ
ネル材の下方に床下空間が形成されてなる防音二重床構
造を対象とし、上記床パネル材同志の間に適宜巾の隙間
が設けられ、該床パネル材同志の上面間を連結するよう
該床パネル材の上面に固着された帯板状剛性の連結板と
該連結板の下面から垂下する帯板状剛性の遮音板とから
なる断面略T字状の連結部材が上記隙間に上記遮音板を
位置せしめて設けられており、上記連結部材の遮音材は
上記床パネル材下面よりの突出し、該突出量が上記床下
空間高さの3分の1以上で該遮音材の下端が上記床下地
上面に当接しないように設定されている構成とするもの
である。
(作用) 前記の構成により、遮音板の床パネル材下面よりの突
出量が床下空間高さの3分の1以上であるため、床衝撃
音は遮音板によって拡散を阻止されるので、床下空間を
水平方向へ拡散し難い。
出量が床下空間高さの3分の1以上であるため、床衝撃
音は遮音板によって拡散を阻止されるので、床下空間を
水平方向へ拡散し難い。
また、遮音板の下端が床下地上面に当接していないた
め、床パネル材に加わる床.撃力が直接床下地に伝わる
こともない。
め、床パネル材に加わる床.撃力が直接床下地に伝わる
こともない。
また、床パネル材同志が、帯板状剛性の連結板と該連
結板から垂下する帯板状剛性の遮音板とからなる断面略
T字状の連結部材によって連結されているため、剛性を
有する遮音板が床パネル材に対して補強リブの作用を果
たし、敷設された床パネル材全体の剛性が増すので、支
持脚体間における床パネル材の上面に床衝撃力が加わっ
ても床パネル材に曲げ振動が生じ難い。
結板から垂下する帯板状剛性の遮音板とからなる断面略
T字状の連結部材によって連結されているため、剛性を
有する遮音板が床パネル材に対して補強リブの作用を果
たし、敷設された床パネル材全体の剛性が増すので、支
持脚体間における床パネル材の上面に床衝撃力が加わっ
ても床パネル材に曲げ振動が生じ難い。
さらに、連結部材はその遮音板を床パネル材同志の間
の隙間に位置せしめて設けられているため、上記のよう
な床下空間の仕切りと床パネル材の剛性化とを同時に行
なうことができると共に、床パネル材の配置及びレベル
出し後に連結部材を取り付けることができる。
の隙間に位置せしめて設けられているため、上記のよう
な床下空間の仕切りと床パネル材の剛性化とを同時に行
なうことができると共に、床パネル材の配置及びレベル
出し後に連結部材を取り付けることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例に係る防音二重
床構造を示し、コンクリート床スラブ等からなる床下地
1の上面に、複数の床パネル材2が複数の支持脚体3を
介して並置され、床パネル材2の上面に木質フロア材や
カーペット材等よりなる床仕上げ材4が敷設されてお
り、床下地1と床パネル材2との間に床下空間5が形成
されている。なお、図示は省略しているが、床パネル材
2と床仕上げ材4との間に合板等よりなる捨張り材を敷
設してもよい。
床構造を示し、コンクリート床スラブ等からなる床下地
1の上面に、複数の床パネル材2が複数の支持脚体3を
介して並置され、床パネル材2の上面に木質フロア材や
カーペット材等よりなる床仕上げ材4が敷設されてお
り、床下地1と床パネル材2との間に床下空間5が形成
されている。なお、図示は省略しているが、床パネル材
2と床仕上げ材4との間に合板等よりなる捨張り材を敷
設してもよい。
床パネル材2としては、合板やパーティクルボード等
の木質板、木質セメント板或いは金属製成形パネル等を
用いることができ、その上に敷設される仕上げ材4及び
床上荷重を支持できる程度の剛性を有しておれば適宜選
択可能である。
の木質板、木質セメント板或いは金属製成形パネル等を
用いることができ、その上に敷設される仕上げ材4及び
床上荷重を支持できる程度の剛性を有しておれば適宜選
択可能である。
支持脚体3は、床下地1の上面に載置される円錐台状
の弾性体3aと、高さ調節可能な調節ボルト3bとを備えて
おり、調節ボルト3bを回転することにより高さ100〜150
mmの範囲内でレベル調節が可能である。
の弾性体3aと、高さ調節可能な調節ボルト3bとを備えて
おり、調節ボルト3bを回転することにより高さ100〜150
mmの範囲内でレベル調節が可能である。
本実施例の特徴として、床パネル材2同志の間に適宜
巾例えば50mm巾の格子状の隙間6が設けられていると共
に、各床パネル材2の周縁部に段差状の切欠部2a,2aが
設けられており、これらの隙間6及び対向する切欠部2
a,2aによって断面T字状の空間が形成されている。
巾例えば50mm巾の格子状の隙間6が設けられていると共
に、各床パネル材2の周縁部に段差状の切欠部2a,2aが
設けられており、これらの隙間6及び対向する切欠部2
a,2aによって断面T字状の空間が形成されている。
上記T字状の空間には、剛性を備えた帯板状の連結板
7aと該連結板7aの下面から垂下する剛性を備えた帯板状
の遮音板7bとからなる断面略T字状の連結部材7が配設
されている。
7aと該連結板7aの下面から垂下する剛性を備えた帯板状
の遮音板7bとからなる断面略T字状の連結部材7が配設
されている。
この場合、連結板7aの厚さは切欠部2aの高さと略同寸
法になるよう形成されていると共に、連結板7aの巾は対
向する2つの切欠部2aの巾と隙間6との合計寸法と略同
じになるよう形成されており、該連結板7aはビス止め或
いは釘止めにて床パネル材2の切欠部2a上面に固着され
ている。このようにすることにより、床パネル材2同志
が連結板7aによって強固に連結されており、複数の床パ
ネル材2が全体として1枚の剛性の床になっていると共
に、床パネル材2の上面と連結板7aの上面とによってフ
ラットな平面が形成されている。
法になるよう形成されていると共に、連結板7aの巾は対
向する2つの切欠部2aの巾と隙間6との合計寸法と略同
じになるよう形成されており、該連結板7aはビス止め或
いは釘止めにて床パネル材2の切欠部2a上面に固着され
ている。このようにすることにより、床パネル材2同志
が連結板7aによって強固に連結されており、複数の床パ
ネル材2が全体として1枚の剛性の床になっていると共
に、床パネル材2の上面と連結板7aの上面とによってフ
ラットな平面が形成されている。
遮音板7bは上記隙間6内に配置されていると共に、遮
音板7bの下端は床パネル材2の下面より下方へ適宜寸法
突出している。この場合、遮音板6aの突出量について
は、以下のようにすることが好ましい。
音板7bの下端は床パネル材2の下面より下方へ適宜寸法
突出している。この場合、遮音板6aの突出量について
は、以下のようにすることが好ましい。
すなわち、突出量の上限としては、床面が撓んでも遮
音板7bの下端が床下地1の上面に接触しない程度の隙
間、例えば10mm程度の隙間が遮音板7b下端と床下地1上
面との間に形成されるようにするのが好ましく、床下地
1の上面に配管7が敷設される場合には、遮音板7bの下
端が配管7に当たらない程度の隙間を設けることが好ま
しい。
音板7bの下端が床下地1の上面に接触しない程度の隙
間、例えば10mm程度の隙間が遮音板7b下端と床下地1上
面との間に形成されるようにするのが好ましく、床下地
1の上面に配管7が敷設される場合には、遮音板7bの下
端が配管7に当たらない程度の隙間を設けることが好ま
しい。
また、突出量の下限としては床下空間高さの3分の1
以上であることが好ましい。その理由は以下の通りであ
る。すなわち、第4図は、床下空間5の高さが100mmの
場合において、遮音板7b下端と床下地1上面との間隔で
あるクリアランスと軽量床衝撃音L数との関係を示した
ものであって、同図から明らかなように、クリアランス
が100mmから67mmまでの間ではクリアランスが小さくな
るにつれてL数も急激に小さくなるためであり、また、
クリアランスを67mmより小さくするとL数が55以下にな
るためである。さらに、クリアランスを67mmより小さく
するとL数が55以下になる理由については次のように解
釈される。すなわち、床下空間5の高さのうちの3分の
1以上を遮音板7bによって仕切ると、床パネル材2の上
面に床衝撃力が加わっても、床衝撃音は遮音板7bに阻止
されて床下空間5を水平方向に拡散し難くなるためであ
る。
以上であることが好ましい。その理由は以下の通りであ
る。すなわち、第4図は、床下空間5の高さが100mmの
場合において、遮音板7b下端と床下地1上面との間隔で
あるクリアランスと軽量床衝撃音L数との関係を示した
ものであって、同図から明らかなように、クリアランス
が100mmから67mmまでの間ではクリアランスが小さくな
るにつれてL数も急激に小さくなるためであり、また、
クリアランスを67mmより小さくするとL数が55以下にな
るためである。さらに、クリアランスを67mmより小さく
するとL数が55以下になる理由については次のように解
釈される。すなわち、床下空間5の高さのうちの3分の
1以上を遮音板7bによって仕切ると、床パネル材2の上
面に床衝撃力が加わっても、床衝撃音は遮音板7bに阻止
されて床下空間5を水平方向に拡散し難くなるためであ
る。
連結板7a及び遮音板7bの材質としては、床パネル材2
との側縁部の曲げ変形を小さくし得る程度の剛性を備え
ていると共に床パネル上面に対して釘打ちのできる板材
が好ましく、具体的には合板やパーティクルボード或い
はビス孔を設けたプラスチック製型材や金属製型材等を
用いることができる。この場合、連結板7aと遮音板7bと
の材質については同質であってもよいし、異質であって
もよい。また、連結板7aの具体的な大きさについては、
厚さ:12mm、巾:150mm、長さ:1800mm程度が取扱上好まし
く、遮音板7bの具体的な大きさについては、厚さ:15m
m、高さ:80mm、長さ:1800mm程度が防音上好ましい。
との側縁部の曲げ変形を小さくし得る程度の剛性を備え
ていると共に床パネル上面に対して釘打ちのできる板材
が好ましく、具体的には合板やパーティクルボード或い
はビス孔を設けたプラスチック製型材や金属製型材等を
用いることができる。この場合、連結板7aと遮音板7bと
の材質については同質であってもよいし、異質であって
もよい。また、連結板7aの具体的な大きさについては、
厚さ:12mm、巾:150mm、長さ:1800mm程度が取扱上好まし
く、遮音板7bの具体的な大きさについては、厚さ:15m
m、高さ:80mm、長さ:1800mm程度が防音上好ましい。
連結板7aと遮音板7bとの連結方法としては、接着剤に
より互いに接着してもよいし、合成樹脂よりなる を用い、 を連結板7aの下面にビス止めし且つ遮音板7bを に挟持させてステープル止めしてもよいが、遮音板7bが
床面に発生する衝撃力により脱落しない程度の強度で取
り付けられる必要がある。なお、連結板7aと遮音板7bと
を同質材により形成する場合には、両者を一体に成形し
てもよい。
より互いに接着してもよいし、合成樹脂よりなる を用い、 を連結板7aの下面にビス止めし且つ遮音板7bを に挟持させてステープル止めしてもよいが、遮音板7bが
床面に発生する衝撃力により脱落しない程度の強度で取
り付けられる必要がある。なお、連結板7aと遮音板7bと
を同質材により形成する場合には、両者を一体に成形し
てもよい。
第3図は上記実施例に係る防音二重床構造の変形例を
示している。
示している。
この変形例においては、床パネル材2の周縁部には切
欠部2aが設けられておらず、連結板7aは床パネル材2の
上面周縁部に載置された状態でビス止め或いは接着剤に
より固定されている。
欠部2aが設けられておらず、連結板7aは床パネル材2の
上面周縁部に載置された状態でビス止め或いは接着剤に
より固定されている。
また、床パネル材2の上面中央部には、連結部材7の
連結板7aと略同厚の根太8が適当な間隔で並置されてお
り、これら連結部材7及び根太8の上面に木質の床仕上
げ材4が直接敷設されており、捨張り材を用いずに根太
で床板を支持させたものである。このようにすると床仕
上げ材4の下面に空間が形成されて通気性が良くなって
床下の結露を少なくすることができる。
連結板7aと略同厚の根太8が適当な間隔で並置されてお
り、これら連結部材7及び根太8の上面に木質の床仕上
げ材4が直接敷設されており、捨張り材を用いずに根太
で床板を支持させたものである。このようにすると床仕
上げ材4の下面に空間が形成されて通気性が良くなって
床下の結露を少なくすることができる。
以下、本発明を評価するために行なった軽量床衝撃音
の遮音性能テストについて説明する。
の遮音性能テストについて説明する。
まず、具体例としては第1図及び第2図に示す防音二
重床構造を準備した。すなわち、厚さ:30mmのパーティ
クルボードよりなる床パネル材2の上に厚さ:12mmの木
質フロアよりなる床仕上げ材4が敷設され、床パネル材
2の下方に高さ:100mmの床下空間5が形成された二重床
構造を準備し、連結部材7として、厚さ:12mm、巾:150m
mの合板よりなる連結板7aの下面に厚さ:15mmの合板より
なる遮音板7bを接着したものを用い、床パネル材2の下
面からの遮音板7bの突出量を60mmにした。
重床構造を準備した。すなわち、厚さ:30mmのパーティ
クルボードよりなる床パネル材2の上に厚さ:12mmの木
質フロアよりなる床仕上げ材4が敷設され、床パネル材
2の下方に高さ:100mmの床下空間5が形成された二重床
構造を準備し、連結部材7として、厚さ:12mm、巾:150m
mの合板よりなる連結板7aの下面に厚さ:15mmの合板より
なる遮音板7bを接着したものを用い、床パネル材2の下
面からの遮音板7bの突出量を60mmにした。
次に、比較例としては、第5図に示すような床構造、
つまり具体例と同様、厚さ:30mmのパーティクルボード
よりなる床パネル材aの上に厚さ:12mmの木質フロアよ
りなる床仕上げ材bが敷設され、床パネル材2の下方に
高さ:100mmの床下空間cが形成された二重床構造を準備
し、床下地d上に遮音板eとして厚さ:25mm、密度:64kg
/m3のグラスウールマットを略全面に亘って敷設したも
のを準備した。
つまり具体例と同様、厚さ:30mmのパーティクルボード
よりなる床パネル材aの上に厚さ:12mmの木質フロアよ
りなる床仕上げ材bが敷設され、床パネル材2の下方に
高さ:100mmの床下空間cが形成された二重床構造を準備
し、床下地d上に遮音板eとして厚さ:25mm、密度:64kg
/m3のグラスウールマットを略全面に亘って敷設したも
のを準備した。
具体例と比較例に対する遮音性能テストの結果は第6
図に示す通りであって、比較例の構造によるとJIS−A
−1418による軽量床衝撃音の遮音性能はL−60であり、
少し気になる程度のレベルであったのに対し、本発明の
具体例ではL−55という余り気にならないレベルであっ
て、具体例のものは比較例のものに比べて約5dB防音性
能が優れていることが確認された。
図に示す通りであって、比較例の構造によるとJIS−A
−1418による軽量床衝撃音の遮音性能はL−60であり、
少し気になる程度のレベルであったのに対し、本発明の
具体例ではL−55という余り気にならないレベルであっ
て、具体例のものは比較例のものに比べて約5dB防音性
能が優れていることが確認された。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明に係る防音二重床構造に
よると、遮音板の床パネル材下面よりの突出量が床下空
間高さの3分の1以上になるよう設定されているため、
床衝撃音は遮音板により妨げられて床下空間を水平方向
へ拡散し難く、また、床パネル材同志が剛性を有する断
面略T字状の連結部材によって連結されて全体として剛
性になっているため、床パネル材の上面に床衝撃力が加
わっても床パネル材に曲げ振動が生じ難いので、防音性
が著しく向上している。
よると、遮音板の床パネル材下面よりの突出量が床下空
間高さの3分の1以上になるよう設定されているため、
床衝撃音は遮音板により妨げられて床下空間を水平方向
へ拡散し難く、また、床パネル材同志が剛性を有する断
面略T字状の連結部材によって連結されて全体として剛
性になっているため、床パネル材の上面に床衝撃力が加
わっても床パネル材に曲げ振動が生じ難いので、防音性
が著しく向上している。
また、連結部材は遮音板を床パネル材同志の隙間に位
置せしめて設けられているので、床下空間の仕切りと床
パネル材の剛性化とを同時に行なうことができると共
に、床パネル材の施工後に連結部材を取り付けることが
できるので、床パネル材及び遮音板の施工が極めて容易
である。
置せしめて設けられているので、床下空間の仕切りと床
パネル材の剛性化とを同時に行なうことができると共
に、床パネル材の施工後に連結部材を取り付けることが
できるので、床パネル材及び遮音板の施工が極めて容易
である。
このため、本発明によると、防音性に優れた防音二重
床構造を簡易な施工方法により得ることができる。
床構造を簡易な施工方法により得ることができる。
第1図及び第2図は本発明の一実施例である防音二重床
構造を示し、第1図は断面図、第2図は斜視図、第3図
上記防音二重床構造の変形例を示す断面斜視図、第4図
はクリアランスと軽量床衝撃音L数との関係を示す図、
第5図は従来構造としての比較例の断面図、第6図は具
体例及び比較例の軽量床衝撃音に対する遮音性能テスト
結果を示す図である。 1…床下地 2…床パネル材 3…支持脚体 4…床仕上げ材 5…床下空間 6…隙間 7…連結部材 7a…連結板 7b…遮音板
構造を示し、第1図は断面図、第2図は斜視図、第3図
上記防音二重床構造の変形例を示す断面斜視図、第4図
はクリアランスと軽量床衝撃音L数との関係を示す図、
第5図は従来構造としての比較例の断面図、第6図は具
体例及び比較例の軽量床衝撃音に対する遮音性能テスト
結果を示す図である。 1…床下地 2…床パネル材 3…支持脚体 4…床仕上げ材 5…床下空間 6…隙間 7…連結部材 7a…連結板 7b…遮音板
フロントページの続き (72)発明者 宮本 英樹 大阪府大阪市北区中之島2丁目3番18号 大建工業株式会社内 (72)発明者 山口 稔 大阪府大阪市北区中之島2丁目3番18号 大建工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】コンクリート床スラブ等からなる床下地上
に複数の床パネル材がレベル調節可能な複数の支持脚体
を介して並置され、上記床パネル材の下方に床下空間が
形成されてなる防音二重床構造であって、上記床パネル
材同志の間に適宜巾の隙間が設けられ、該床パネル材同
志の上面間を連結するよう該床パネル材の上面に固着さ
れた帯板状剛性の連結板と該連結板の下面から垂下する
帯板状剛性の遮音板とからなる断面略T字状の連結部材
が上記隙間に上記遮音板を位置せしめて設けられてお
り、上記連結部材の遮音材は上記床パネル材下面よりの
突出し、該突出量が上記床下空間高さの3分の1以上で
該遮音材の下端が上記床下地上面に当接しないように設
定されていることを特徴とする防音二重床構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1314083A JP2583621B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 防音二重床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1314083A JP2583621B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 防音二重床構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03172454A JPH03172454A (ja) | 1991-07-25 |
| JP2583621B2 true JP2583621B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=18049029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1314083A Expired - Lifetime JP2583621B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 防音二重床構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2583621B2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-29 JP JP1314083A patent/JP2583621B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03172454A (ja) | 1991-07-25 |
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