JP2588023B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2588023B2
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、断熱箱体内に所要の空間を介在させて上
下の関係で複数の収納箱を配設した冷蔵庫において、各
収納箱を速やかにかつ均一に冷却し得る冷蔵庫に関する
ものである。
従来技術 野菜や果実その他肉や魚等の生鮮食品(以下「食材」
という)を、冷蔵庫中で長期に亘り冷凍貯蔵したり、冷
凍した食材を徐々に解凍したりする場合は、一般に冷蔵
庫内の温度変化を少なく抑え、併せて食材からの水分蒸
発を抑制管理する必要がある。
この要請に応えるものとして、冷却媒体にブライン
(不凍液)を使用する冷蔵庫が知られている。これはブ
ラインタンク中に貯留したブラインを冷凍系に接続する
蒸発器により冷却し、この冷却されたブラインを食材貯
蔵用の収納箱の外部に配設した冷却パイプに循環させる
ことにより、庫内の冷却を行なうものである。
しかし、前述したブラインを使用する冷蔵庫は、ブラ
インの冷却機構や配管等が複雑となり、製造コストが嵩
む欠点があった。また、この冷蔵庫で除霜運転を行なう
には、ブラインを所定温度に暖め、これを前記冷却パイ
プに循環させる必要がある。この場合ブラインを暖める
のに大きな熱量が必要となるはがりか、ブラインの循環
により庫内温度が必要以上に上昇し、貯蔵食材の鮮度低
下を来す重大な問題がある。
そこで、前記問題点を解決するものとして、例えば特
開昭63−147678号に係る考案「生鮮食料品保存装置」が
存在する。この装置は、断熱構造の貯蔵室の内部に、所
要の空間を介して食材貯蔵用の収納箱を備えている。ま
た、前記空間は水平仕切板と垂直仕切板とにより、冷気
を収納箱に接触させることなく流通させるケーシング側
の空気通路と、冷気を収納箱に接触させつつ流通させる
収納箱側の空気通路とに画成されている。そして、ケー
シング側の空気通路に配設した蒸発器で冷却した冷気
を、先ずケーシング側の空気通路を流下させて貯蔵室の
底部に下降させた後、前記収納箱側の空気通路を上昇さ
せつつ収納箱との熱交換を行なわせることにより、該収
納箱を冷却するように構成されている。
発明が解決しようとする課題 前述した生鮮食料品保存装置では、冷却した冷気を貯
蔵室の底部まで下降させた後、この冷気が上昇する際に
収納箱を冷却するよう構成してある。従って、貯蔵室に
単一の収納箱を収納した型式では、収納箱全体を冷気が
伝って上昇するので、該収納箱を効率的に冷却すること
ができる。しかし、貯蔵室内に上下の関係で複数の収納
箱を収納した型式では、貯蔵室の底部から上昇する冷気
は、上部収納箱の底面と下部収納箱の天井面との間には
充分に行き渡らないため、各収納箱を効率良く冷却し得
なかった。そのため、収納箱の庫内を設定温度(食材の
貯蔵温度)に到達するまで冷却するには相当の時間を要
し、従って消費電力量も嵩む欠点があった。
更に、冷気を一旦貯蔵室の底部に下降させると、この
冷気が上昇することなく滞留してしまい、下部収納箱の
みが冷却されることになり、上下の収納箱の庫内温度が
不均一となる。従って、殊に上部収納箱の冷却が不足
し、貯蔵した食材に鮮度低下を来たす欠点が指摘され
る。
発明の目的 この発明は、前述した断熱箱体内に上下の関係で複数
の収納箱を内装した2重構造に係る冷蔵庫に内在してい
る前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案され
たものであって、庫内を設定温度まで速やかに冷却させ
ると共に、各収納箱を均一に冷却させ得る冷蔵庫を提供
することを目的とする。
課題を解決するための手段 前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成する
ため本発明は、複数の開口部および各開口部に設けた断
熱扉を備える断熱箱体と、前記断熱箱体の内部に所要の
空間を介して上下の関係で配設され、前記開口部に対応
して開放する開口部を有する複数の収納箱と、前記断熱
箱体における上部収納箱の上方に設けた冷却器とからな
る冷蔵庫において、 前記断熱箱体の内部空間を、冷却器の冷気吹出側に連
通して、該冷却器から吹き出された冷気を下降させつ
つ、前記収納箱を冷却するよう案内する第1通路と、冷
却器の冷気吸引側に連通して、前記断熱箱体の底部まで
下降した冷気を上昇させつつ、収納箱を冷却し、再び冷
却器に戻るよう案内する第2通路とに画成し、 前記第1通路と連通する水平通路を、上下の関係で配
設した収納箱の間に画成し、 前記水平通路および第1通路を、中仕切りで夫々上下
に2分すると共に、水平通路に画成した上部通路と下部
通路とを、第1通路に連通する側と反対側で連通させる
よう構成したことを特徴とする。
実施例 次に、本発明に係る冷蔵庫につき、好適な実施例を挙
げて、添付図面を参照しながら以下説明する。第1図
は、本発明の好適な実施例に係る縦型冷蔵庫を一部縦断
して示す斜視図、第2図は第1図に示す冷蔵庫の縦断側
面図、第3図は第1図に示す冷蔵庫の縦断正面図であ
る。
図面に示す如く、冷蔵庫10は、上下に所定間隔離間し
て前面側に大きく開放する矩形状開口部12a,12aを有す
る外箱12と、この外箱12内に所要の間隙を保持して組込
まれ、同じく前面側に大きく開放する内箱14と、両箱1
2,14間に充填した発泡ウレタン等の断熱材16とからなる
断熱箱体18を有している。この断熱箱体18における前記
内箱14の内部には、その内壁と所要の空間20を保持し
て、後述する遮蔽板38,38を介して積層した上部収納箱2
2と下部収納箱24とが配設されている。なお、収納箱22,
24は、ステンレス等の熱良導性金属板を材質として形成
される。
前記内箱14の内部底面には、第3図に示す如く、その
幅方向の中央部に底面から所定高さだけ突出する支持部
材19が配設され、この支持部材19に下部収納箱24が載置
され、該下部収納箱24と内箱14の底面との間に底部空間
44を画成している。また、内箱14の内部背面には、第4
図に示す如く、断面L型に形成した一対の収納箱ガイド
34,34が、前記収納箱22の横幅寸法だけ離間して対向的
に配設されている。このガイド34,34は、内箱14におけ
る内部空間の上下方向の略全長に亘って延在し、両ガイ
ド34,34の間に両収納箱22,24の背面部が共通的に嵌合さ
れている。
前記収納箱22,24の背面と収納箱ガイド34,34および内
箱14の内壁との間に、後述する如く、冷気を下降させつ
つ収納箱22,24を冷却するよう案内する第1通路として
機能する背面通路36が画成される。更に、収納箱22,24
の幅寸法は、内箱14の内部寸法よりも小さく設定されて
おり、これにより第4図に示す如く、該収納箱22,24の
両側面に、冷気を上昇させつつ収納箱22,24を冷却する
よう案内する第2通路として機能する側面通路46,46が
画成される。すなわち、前記内箱14の内壁と両収納箱2
2,24の外壁との間に画成した空間20は、背面通路36,底
部空間44,側面通路46,46とから構成される。
前記両収納箱22,24は、断熱箱体18に形成される矩形
状開口部12a,12aに対応して、前方に開放する矩形状開
口部22a,24aを有している。また、断熱箱体18の前面に
は、第2図に示す如く、当該断熱箱体18に開設した各開
口部12aと対応して、該開口部12aを開閉自在に閉塞する
断熱扉26が配設されている。
前記内箱14の内部天井面と上部収納箱22の天井面との
間に画成された空間は、第2図に示す如く、画壁30を介
して2つの室37,39に画成され、前記背面通路36と連通
する室37に、図示しない冷凍装置に連通し、該冷凍装置
からの冷媒を内蔵の蒸発器に循環させる冷却器28が配設
されている。また、他方の室39は前記側面通路46,46と
連通し、この室39には画壁30に開設した複数(実施例で
は2個)の開口30aに対応的に送風ファン32が配設され
ている。この送風ファン32は、室37の方向に空気を送風
するよう配置されているので、該送風ファン32を駆動す
ることにより、側面通路46,46側から吸引した庫内空気
は、開口30aを介して冷却器28に接触して冷気とされた
後、前記背面通路36に吹き出される。
なお、符号33は、冷却器28の下方に配設された排水皿
を示し、冷却器28から滴下した水滴は排水皿33を伝って
機外に排出される。
前記上部収納箱22と下部収納箱24とは、第3図に示す
如く、その左右両側縁に対向的に配設したコ字状の遮蔽
板38,38を介して積層され、両遮蔽板38,38は収納箱22,2
4の間に所要寸法の水平通路40を画成するべく機能す
る。遮蔽板38は、収納箱22の奥行き方向の全長に亘って
延在し、後述する如く、背面通路36から水平通路40に導
入された冷気が、側面通路46,46に逃出するのを防止す
る機能も兼ねている。なお、水平通路40の前面側は閉塞
されており、該通路40は背面側において前記背面通路36
にのみ連通している。
前記内箱14における水平通路40と対向する内壁には、
第2図に示す如く、水平通路40を上部通路40aと下部通
路40bとに2分する中仕切り42が突設されている。ま
た、前記背面通路36も、中仕切り42により上部背面通路
36aと下部背面通路36bとに2分される。この中仕切り42
の外径寸法は、前記遮蔽板38,38に両側が当接すると共
に、突出先端側において上部通路40aと下部通路40bとを
連通する所要寸法の隙間が設けられるよう設定される。
従って、前記冷却器28から背面通路36の上部背面通路
36aに吹き出された冷気は、中仕切り42に衝突して水平
通路40の上部通路40aに送り込まれ、該中仕切り42の先
端から下部通路40bを通過した後、下部背面通路36bに流
れ込む。このように、背面通路36を流れる冷気を水平通
路40に流通させることにより、冷気を上部収納箱22の底
面と下部収納箱24の天井面とに隈なく接触させ得るの
で、両収納箱22,24の冷却効率を向上させることができ
る。
なお、下部通路40bを通過した冷気は、背面通路36に
おける下部背面通路36bに流れ込み、この下部背面通路3
6bを流下した後、第3図に示す如く、下部収納箱24の底
面に画成した底部空間を44に吹き出される。更に冷気
は、底部空間44に連通する前記側面通路46,46を上昇し
つつ、各収納箱22,24を冷却して、再び冷却器28に戻
る。
次に、第5図は実施例の変形例を示すものであって、
前記中仕切り42における背面通路36に臨む部位には、前
記上部背面通路36aと下部背面通路36bとを連通する複数
の通孔42aが穿設されている。従って、上部背面通路36a
を流下する冷気の一部は、前記水平通路40に流れ込むこ
となく、直に下部背面通路36bに流入する。これによ
り、上部収納箱22における底面の冷却効率が低下し、上
部収納箱22の下部が過冷却されるのを有効に防止するこ
とができる。
すなわち、冷気は上方から下方に流れる性質を有して
いるので、上部収納箱22内の冷気は庫内底部に溜まるこ
とになる。このとき、上部収納箱22の底面からの冷却は
抑えられているので、該収納箱22の下部が過冷却される
ことがなく、庫内温度を均一になし得る。また、下部収
納箱24の背面側に、前記水平通路40を通過しない冷気が
接触するので、下部収納箱24の冷却効率が向上する利点
も得られる。
実施例の作用 このように構成した実施例に係る冷蔵庫によれば、冷
蔵庫の運転を行なうと、前記側面通路46,46側の庫内空
気は、送風ファン32により吸引されて画壁30の開口30a
を介して冷却器28に送り込まれ、ここで熱交換により冷
却された後、前記背面通路36に吹き出される。なお、冷
却器28から吹き出された冷気の一部は、前記排水皿33と
上部収納箱22の天井面との間に画成した通路を循環し、
該収納箱22の天井面を冷却する、いわゆるショートサイ
クルが達成される。
背面通路36の上部背面通路36aに吹き出された冷気
は、第2図に示す如く、上部収納箱22の背面に接触して
熱交換を行ないつつ流下し、前記中仕切り42に衝突して
流れが偏向されるに到る。この冷気は、中仕切り42に沿
って水平通路40の上部通路40aを流通した後、下部通路4
0bを流通して中仕切り42の下方の下部背面通路36bに流
れ込む。このとき、冷気が上部収納箱22の底面と、下部
収納箱24の天井面とに接触して熱交換を行ない、両収納
箱22,24を冷却するので、各収納箱22,24の冷却効率は向
上する。
前記下部背面通路36bに流れ込んだ冷気は、前記下部
収納箱24の背面に接触して熱交換を行ないつつ流下した
後、前記底部空間44に吹き出され、ここで該収納箱24の
底部に接触する。更に、冷気は前記側面通路46,46を上
昇する際に、両収納箱22,24の両側面に接触して収納箱2
2,24を冷却した後、再び冷却器28に戻るサイクルを反復
する。なお、底部空間44に吹き出された冷気は、上下の
収納箱22,24との間で熱交換されて暖められているの
で、断熱箱体18の底部に冷気が滞留することがなく、冷
気は効率的に循環する。
このように冷却器28で冷却した冷気を下降させる際
に、上下の収納箱22,24の間に画成した水平通路40に冷
気を通過させるよう構成したので、上部収納箱22の底面
と下部収納箱24の天井面とに冷気を隈なく行き渡らせる
ことができ、各収納箱22,24の冷却効率を向上させ得
る。従って、庫内を設定温度まで速やかに冷却すること
ができる。
第1図に示す実施例は、前記冷却器28で冷却した冷気
を、背面通路36→水平通路40→底部空間44→側面通路4
6,46→冷却器28の如く循環させることによって、前記両
収納箱22,24を冷却するよう構成したものであった。し
かし逆に、冷却器28で冷却した冷気を、側面通路46,46
→水平通路40→底部空間44→背面通路36→冷却器28の如
く循環させても、同様に収納箱22,24を速やかに冷却す
ることができる。なお、収納箱22,24の背面側から側面
側に冷気を循環させる場合は、該収納箱22,24の開口部2
2a,24a近傍に、外気の影響による水滴等が生ずるのを有
効に防止し得る。
発明の効果 以上説明した如く、本発明に係る冷蔵庫によれば、上
下の関係で配設した収納箱の間に画成した水平通路に、
中仕切りを介して冷気を強制的に流通させるよう構成し
たので、上下の収納箱の冷却効率を向上させることがで
きる。従って、収納箱を設定温度まで冷却するのに要す
る時間を短縮することができ、ランニングコストを低減
し得る。また、各収納箱は下降する冷気と上昇する冷気
との両方で冷却されるので、均一に冷却することがで
き、上下の収納箱内に貯蔵した食材の鮮度低下を有効に
防止し得る効果をも奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適な実施例に係る縦型冷蔵庫を一部
縦断して示す斜視図、第2図は第1図に示す冷蔵庫の縦
断側面図、第3図は第1図に示す冷蔵庫の縦断正面図、
第4図は第1図に示す冷蔵庫の横断平面図、第5図は第
1図に示す実施例に採用された中仕切りの変形例を示す
要部概略斜視図である。 12a……開口部、18……断熱箱体 20……空間、22……上部収納箱 22a……開口部、24……下部収納箱 24a……開口部、26……断熱扉 28……冷却器、40……水平通路 40a……上部通路、40b……下部通路 42……中仕切り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広沢 優 愛知県豊明市栄町南館3番の16 星崎電 機株式会社内 (72)発明者 鈴木 信也 愛知県豊明市栄町南館3番の16 星崎電 機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭64−31974(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の開口部(12a)および各開口部(12
    a)に設けた断熱扉(26)を備える断熱箱体(18)と、
    前記断熱箱体(18)の内部に所要の空間(20)を介して
    上下の関係で配設され、前記開口部(12a)に対応して
    開放する開口部(22a,24a)を有する複数の収納箱(22,
    24)と、前記断熱箱体(18)における上部収納箱(22)
    の上方に設けた冷却器(28)とからなる冷蔵庫におい
    て、 前記断熱箱体(18)の内部空間(20)を、冷却器(28)
    の冷気吹出側に連通して、該冷却器(28)から吹き出さ
    れた冷気を下降させつつ、前記収納箱(22,24)を冷却
    するよう案内する第1通路(36)と、冷却器(28)の冷
    気吸引側に連通して、前記断熱箱体(18)の底部まで下
    降した冷気を上昇させつつ、収納箱(22,24)を冷却
    し、再び冷却器(28)に戻るよう案内する第2通路(4
    6,46)とに画成し、 前記第1通路(36)と連通する水平通路(40)を、上下
    の関係で配設した収納箱(22,24)の間に画成し、 前記水平通路(40)および第1通路(36)を、中仕切り
    (42)で夫々上下に2分すると共に、水平通路(40)に
    画成した上部通路(40a)と下部通路(40b)とを、第1
    通路(36)に連通する側と反対側で連通させるよう構成
    した ことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】前記中仕切り(42)における内部空間(2
    0)に臨む部位に、上下に連通する通孔(42a)を穿設し
    たことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
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