JP2602802Y2 - 電流スイッチ回路 - Google Patents
電流スイッチ回路Info
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- JP2602802Y2 JP2602802Y2 JP1991074477U JP7447791U JP2602802Y2 JP 2602802 Y2 JP2602802 Y2 JP 2602802Y2 JP 1991074477 U JP1991074477 U JP 1991074477U JP 7447791 U JP7447791 U JP 7447791U JP 2602802 Y2 JP2602802 Y2 JP 2602802Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光通信用送信器におけ
る発光ダイオード(以下、LEDという)やレーザダイ
オード(以下、LDという)等といった光源等の負荷を
駆動する電流スイッチ回路に関するものである。
る発光ダイオード(以下、LEDという)やレーザダイ
オード(以下、LDという)等といった光源等の負荷を
駆動する電流スイッチ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば次のような文献に記載されるものがあった。文献
1;電子情報通信学会技術研究報告(信学技報)、89
[226](1989)木島他「広帯域LSDN加入者
系用光送受信器(OCS89−34)」P.7−13文
献2;特開平1−245582号公報前記文献1,2に
記載されているように、例えば光通信における光源とし
ては、LEDまたはLDが一般に用いられ、その駆動に
はエミッタ・カップルド・ロジック(以下、ECLとい
う)形式の電流スイッチ回路が多く用いられている。そ
の構成例を図2及び図3に示す。
例えば次のような文献に記載されるものがあった。文献
1;電子情報通信学会技術研究報告(信学技報)、89
[226](1989)木島他「広帯域LSDN加入者
系用光送受信器(OCS89−34)」P.7−13文
献2;特開平1−245582号公報前記文献1,2に
記載されているように、例えば光通信における光源とし
ては、LEDまたはLDが一般に用いられ、その駆動に
はエミッタ・カップルド・ロジック(以下、ECLとい
う)形式の電流スイッチ回路が多く用いられている。そ
の構成例を図2及び図3に示す。
【0003】図2及び図3は、従来の電流スイッチ回路
の構成例を示す回路図である。図2の電流スイッチ回路
は、LEDまたはLDからなる光源Dを駆動する不平衡
入力方式の回路であり、ECL形式の電流スイッチを構
成するNPN型のトランジスタ(以下、Trという)
1,2,3、ECLの吸い込み電流用Tr3の外付けエ
ミッタ抵抗4、及び光源Dの直流バイアス電流源Ibを
備えている。なお、図2中のCcbはECLの吸い込み
電流用Tr3のコレクタ・ベース間容量、CsはTr3
のコレクタ・グランド間浮遊容量、VpはTr3のベー
スバイアス電源である。光源Dの直流バイアス電流源I
bは、該光源DがLEDの時には一般に不要(Ib=
0)とされる。
の構成例を示す回路図である。図2の電流スイッチ回路
は、LEDまたはLDからなる光源Dを駆動する不平衡
入力方式の回路であり、ECL形式の電流スイッチを構
成するNPN型のトランジスタ(以下、Trという)
1,2,3、ECLの吸い込み電流用Tr3の外付けエ
ミッタ抵抗4、及び光源Dの直流バイアス電流源Ibを
備えている。なお、図2中のCcbはECLの吸い込み
電流用Tr3のコレクタ・ベース間容量、CsはTr3
のコレクタ・グランド間浮遊容量、VpはTr3のベー
スバイアス電源である。光源Dの直流バイアス電流源I
bは、該光源DがLEDの時には一般に不要(Ib=
0)とされる。
【0004】この電流スイッチ回路は、不平衡入力方式
であるため、ECL論理レベルの伝送パルス信号源Sを
Tr1のベースに印加すると共に、ECLのスレッショ
ルドレベルを与えるリファレンス電源VrをTr2のベ
ースに印加する。Tr1,2を流れるスイッチング電流
Ipは、ベースバイアス電源Vpとエミッタ抵抗4で制
御する。信号源Sの電位がリファレンス電源Vrの電位
より高い場合(論理“H”)、光源Dはオンとなり、逆
に低い場合(論理“L”)、オフとなる。図3の電流ス
イッチ回路は、平衡入力方式の回路であり、リファレン
ス電源Vrの代わりに、伝送パルス信号源Sの逆相信号
源rをTr2のベースに印加する構成になっている。こ
の電流スイッチ回路では、図2の回路と同様に、信号源
Sの電位が逆相信号源rの電位よりも高い場合(論理
“H”)に光源Dがオンとなり、逆に低い場合(論理
“L”)にオフとなる。
であるため、ECL論理レベルの伝送パルス信号源Sを
Tr1のベースに印加すると共に、ECLのスレッショ
ルドレベルを与えるリファレンス電源VrをTr2のベ
ースに印加する。Tr1,2を流れるスイッチング電流
Ipは、ベースバイアス電源Vpとエミッタ抵抗4で制
御する。信号源Sの電位がリファレンス電源Vrの電位
より高い場合(論理“H”)、光源Dはオンとなり、逆
に低い場合(論理“L”)、オフとなる。図3の電流ス
イッチ回路は、平衡入力方式の回路であり、リファレン
ス電源Vrの代わりに、伝送パルス信号源Sの逆相信号
源rをTr2のベースに印加する構成になっている。こ
の電流スイッチ回路では、図2の回路と同様に、信号源
Sの電位が逆相信号源rの電位よりも高い場合(論理
“H”)に光源Dがオンとなり、逆に低い場合(論理
“L”)にオフとなる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電流スイッチ回路では、次のような課題があった。 (a) 図4は、図2の電流スイッチ回路におけるスイ
ッチング電流Ipの波形図である。図2の電流スイッチ
回路では、信号源Sが“1”“0”の変化をすると、T
r3のコレクタ電位も同時に変動し、容量CcbとCs
の充放電電流が発生する。光源Dのオフ状態からオンへ
の過渡状態を考えると、図4に示すように、ベースバイ
アス電源Vp及びエミッタ抵抗4で定まるスイッチング
電流Ip(定常Ip)に、始めは容量CcbとCsの充
電電流Ip1がプラスされるので、いったん大きな電流
となり、次いで容量CcbとCsの過充電分の放電電流
Ip2がマイナスされて、逆に小さな電流となる。そし
て、充放電が終了したところで、ようやく定常Ipに落
ち着く。従って、スイッチング電流Ipの波形は、リン
ギングを含む波形となる。リンギング電流分の絶対値
は、定常Ipの大きさによらず、容量Ccb,Csの値
とTr3のコレクタ電位の変動量(おおむね入力振幅の
大きさ)に依存する。光通信の光源ドライブでは、Ip
=5〜100mA程度の電流範囲が用いられる。例えば、
Ip(max)=100mA,動作Ip=10mAの様に、
許容電流値が大きく(Tr3サイズ大で、容量Ccbと
Csも大)、実動作電流が小さい場合では、定常Ipに
対するリンギング電流分の割合が200%(波高値の
比)を超えることもある。
電流スイッチ回路では、次のような課題があった。 (a) 図4は、図2の電流スイッチ回路におけるスイ
ッチング電流Ipの波形図である。図2の電流スイッチ
回路では、信号源Sが“1”“0”の変化をすると、T
r3のコレクタ電位も同時に変動し、容量CcbとCs
の充放電電流が発生する。光源Dのオフ状態からオンへ
の過渡状態を考えると、図4に示すように、ベースバイ
アス電源Vp及びエミッタ抵抗4で定まるスイッチング
電流Ip(定常Ip)に、始めは容量CcbとCsの充
電電流Ip1がプラスされるので、いったん大きな電流
となり、次いで容量CcbとCsの過充電分の放電電流
Ip2がマイナスされて、逆に小さな電流となる。そし
て、充放電が終了したところで、ようやく定常Ipに落
ち着く。従って、スイッチング電流Ipの波形は、リン
ギングを含む波形となる。リンギング電流分の絶対値
は、定常Ipの大きさによらず、容量Ccb,Csの値
とTr3のコレクタ電位の変動量(おおむね入力振幅の
大きさ)に依存する。光通信の光源ドライブでは、Ip
=5〜100mA程度の電流範囲が用いられる。例えば、
Ip(max)=100mA,動作Ip=10mAの様に、
許容電流値が大きく(Tr3サイズ大で、容量Ccbと
Csも大)、実動作電流が小さい場合では、定常Ipに
対するリンギング電流分の割合が200%(波高値の
比)を超えることもある。
【0006】(b) 図3の電流スイッチ回路では、リ
ファレンス電源Vrを伝送パルス信号源Sの逆相の信号
源rに置き換え、平衡入力方式としている。そのため、
過渡時におけるTr3のコレクタ電位の変動が図2の回
路と比べて小さくなるので、リンギング分は減少する。
しかし、ECLのオンとオフの過渡応答速度が一般に異
なるため、伝送パルス信号源Sと逆相信号源rは厳密な
逆相とならず、リンギング分がなお相当量残る。光通信
送信器のスイッチング電流Ipのリンギングは、送信光
波形を乱し、光源Dのオートパワーコントロールの動作
不良や、受信側の誤り率の増大等といった障害を引き起
こす。そこで、従来は、リンギングを無視できる程度に
信号パルス幅を長くする(定速動作となる)か、あるい
はリンギングの目立たないIp(max)近辺のみで使
用する(狭いIp範囲となる)かのどちらかで、それに
よって高速化や汎用化(広いIp範囲の実現)が大きく
制限されていた。従って、技術的に充分満足のゆく電流
スイッチ回路を提供することが困難であった。本考案
は、前記従来技術が持っていた課題として、応答速度を
低下させることなく、出力電流のリンギングを小さくす
ることが困難な点について解決した電流スイッチ回路を
提供するものである。
ファレンス電源Vrを伝送パルス信号源Sの逆相の信号
源rに置き換え、平衡入力方式としている。そのため、
過渡時におけるTr3のコレクタ電位の変動が図2の回
路と比べて小さくなるので、リンギング分は減少する。
しかし、ECLのオンとオフの過渡応答速度が一般に異
なるため、伝送パルス信号源Sと逆相信号源rは厳密な
逆相とならず、リンギング分がなお相当量残る。光通信
送信器のスイッチング電流Ipのリンギングは、送信光
波形を乱し、光源Dのオートパワーコントロールの動作
不良や、受信側の誤り率の増大等といった障害を引き起
こす。そこで、従来は、リンギングを無視できる程度に
信号パルス幅を長くする(定速動作となる)か、あるい
はリンギングの目立たないIp(max)近辺のみで使
用する(狭いIp範囲となる)かのどちらかで、それに
よって高速化や汎用化(広いIp範囲の実現)が大きく
制限されていた。従って、技術的に充分満足のゆく電流
スイッチ回路を提供することが困難であった。本考案
は、前記従来技術が持っていた課題として、応答速度を
低下させることなく、出力電流のリンギングを小さくす
ることが困難な点について解決した電流スイッチ回路を
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本考案のうちの第1の考案は、光通信用送信器等の
電流スイッチ回路において、第1のノード及び第2のノ
ードにそれぞれ与えられる電位に応じて、導通状態が制
御され、第1の電位が与えられる第1の電位ノードと、
第2の電位が与えられる第2の電位ノードに電気的に接
続される第3のノードとの間に、電気的かつそれぞれ並
列に接続された第1のTr及び第2のTrを有し、前記
第1の電位ノードと前記第3のノードとの間に、前記第
1のTrと直列に接続された負荷に流す電流量を制御す
る差動スイッチ手段を備えると共に、第1の入力端子及
び第2の入力端子にそれぞれ与えられる電位及び前記第
3のノードに流れる電流に応じて、前記第1及び第2の
ノードに、前記第3のノードに流れる電流の大きさに応
じた大きさの電位差を有する電位を与える手段を備えて
いる。
に、本考案のうちの第1の考案は、光通信用送信器等の
電流スイッチ回路において、第1のノード及び第2のノ
ードにそれぞれ与えられる電位に応じて、導通状態が制
御され、第1の電位が与えられる第1の電位ノードと、
第2の電位が与えられる第2の電位ノードに電気的に接
続される第3のノードとの間に、電気的かつそれぞれ並
列に接続された第1のTr及び第2のTrを有し、前記
第1の電位ノードと前記第3のノードとの間に、前記第
1のTrと直列に接続された負荷に流す電流量を制御す
る差動スイッチ手段を備えると共に、第1の入力端子及
び第2の入力端子にそれぞれ与えられる電位及び前記第
3のノードに流れる電流に応じて、前記第1及び第2の
ノードに、前記第3のノードに流れる電流の大きさに応
じた大きさの電位差を有する電位を与える手段を備えて
いる。
【0008】第2の考案では、第1の考案の電流スイッ
チ回路において、前記第3のノードに流れる電流の大き
さに応じた大きさの電位差を有する電位を与える手段
は、前記第3のノードに流れる電流の大きさに比例した
大きさの第1の電流を電流応答ノードに与える手段と、
前記電流応答ノードに電気的に接続され、前記第1の入
力端子及び前記第2の入力端子にそれぞれ与えられる電
位及び前記第1の電流に応じて、前記第1のノードと前
記第2のノードに前記第1の電流の大きさに応じた大き
さの電位差を有する電位を与える手段とで構成してい
る。
チ回路において、前記第3のノードに流れる電流の大き
さに応じた大きさの電位差を有する電位を与える手段
は、前記第3のノードに流れる電流の大きさに比例した
大きさの第1の電流を電流応答ノードに与える手段と、
前記電流応答ノードに電気的に接続され、前記第1の入
力端子及び前記第2の入力端子にそれぞれ与えられる電
位及び前記第1の電流に応じて、前記第1のノードと前
記第2のノードに前記第1の電流の大きさに応じた大き
さの電位差を有する電位を与える手段とで構成してい
る。
【0009】第3の考案では、第1または第2の考案の
電流スイッチ回路において、前記第1のTrの第1の電
極を前記負荷を介して前記第1の電位ノードに電気的に
接続し、第2の電極を前記第1のノードに電気的に接続
し、第3の電極を第1の抵抗を介して前記第3のノード
に電気的に接続し、前記第2のTrの第1の電極を前記
第1の電位が与えられる前記第1の電位ノードに電気的
に接続し、第2の電極を前記第2のノードに電気的に接
続し、第3の電極を第2の抵抗を介して前記第3のノー
ドに電気的に接続している。
電流スイッチ回路において、前記第1のTrの第1の電
極を前記負荷を介して前記第1の電位ノードに電気的に
接続し、第2の電極を前記第1のノードに電気的に接続
し、第3の電極を第1の抵抗を介して前記第3のノード
に電気的に接続し、前記第2のTrの第1の電極を前記
第1の電位が与えられる前記第1の電位ノードに電気的
に接続し、第2の電極を前記第2のノードに電気的に接
続し、第3の電極を第2の抵抗を介して前記第3のノー
ドに電気的に接続している。
【0010】第4の考案では、第1または第2の考案の
電流スイッチ回路において、前記第 1の電流を前記電流
応答ノードに与える手段は、第1の電極が前記第3のノ
ードに電気的に接続され、第2の電極が、所定の電位が
与えられる第1の電流制御端子に電気的に接続され、第
3の電極が第3の抵抗の一端に接続された第3のTr
と、第1の電極が前記電流応答ノードに電気的に接続さ
れ、第2の電極が前記第1の電流制御端子に電気的に接
続され、第3の電極が第4の抵抗の一端に接続された第
4のTrを備えている。そして、前記第3及び第4の抵
抗の他端は前記第2の電位ノードに電気的に接続してい
る。
電流スイッチ回路において、前記第 1の電流を前記電流
応答ノードに与える手段は、第1の電極が前記第3のノ
ードに電気的に接続され、第2の電極が、所定の電位が
与えられる第1の電流制御端子に電気的に接続され、第
3の電極が第3の抵抗の一端に接続された第3のTr
と、第1の電極が前記電流応答ノードに電気的に接続さ
れ、第2の電極が前記第1の電流制御端子に電気的に接
続され、第3の電極が第4の抵抗の一端に接続された第
4のTrを備えている。そして、前記第3及び第4の抵
抗の他端は前記第2の電位ノードに電気的に接続してい
る。
【0011】第5の考案では、第2の考案の電流スイッ
チ回路において、前記第1の電流の大きさに応じた大き
さの電位差を与える手段は、第1の電極が第5の抵抗を
介して前記第1の電位ノードに電気的に接続され、第2
の電極が、信号源からの信号が与えられる第1の入力端
子に電気的に接続され、第3の電極が、前記電流応答ノ
ードと電気的に接続される第4のノードに電気的に接続
される第5のTrと、第1の電極が、第6の抵抗を介し
て前記第1の電位ノードに電気的に接続され、第2の電
極が、リファレンス電源または逆相信号源からの信号が
与えられる第2の入力端子に電気的に接続され、第3の
電極が、前記第4のノードに電気的に接続される第6の
Trとを有している。そして、前記第1または第2の入
力端子に与えられる電位の高低関係に応じて、前記第1
及び第2のノードに与えられる電位の高低関係が決定さ
れる構成にしている。
チ回路において、前記第1の電流の大きさに応じた大き
さの電位差を与える手段は、第1の電極が第5の抵抗を
介して前記第1の電位ノードに電気的に接続され、第2
の電極が、信号源からの信号が与えられる第1の入力端
子に電気的に接続され、第3の電極が、前記電流応答ノ
ードと電気的に接続される第4のノードに電気的に接続
される第5のTrと、第1の電極が、第6の抵抗を介し
て前記第1の電位ノードに電気的に接続され、第2の電
極が、リファレンス電源または逆相信号源からの信号が
与えられる第2の入力端子に電気的に接続され、第3の
電極が、前記第4のノードに電気的に接続される第6の
Trとを有している。そして、前記第1または第2の入
力端子に与えられる電位の高低関係に応じて、前記第1
及び第2のノードに与えられる電位の高低関係が決定さ
れる構成にしている。
【0012】第6の考案では、第5の考案の電流スイッ
チ回路において、第1の電極が前記第1の電位ノードに
電気的に接続され、第2の電極が、前記第5のTrの第
1の電極と前記第5の抵抗との間で、前記第5のTrの
第1の電極及び第5の抵抗と電気的に接続され、第3の
電極が第7の抵抗を介して前記第2のノードに電気的に
接続され、かつ前記第2の電位ノードに電気に接続され
る第7のTrと、第1の電極が前記第1の電位ノードに
電気的に接続され、第2の電極が前記第6のTrの第1
の電極と前記第6の抵抗との間で、前記第6のTrの第
1の電極及び前記第6の抵抗に電気的に接続され、第3
の電極が第8の抵抗を介して前記第1のノードに電気的
に接続され、かつ、前記第2の電位ノードに電気的に接
続される 第8のTrとを、有している。
チ回路において、第1の電極が前記第1の電位ノードに
電気的に接続され、第2の電極が、前記第5のTrの第
1の電極と前記第5の抵抗との間で、前記第5のTrの
第1の電極及び第5の抵抗と電気的に接続され、第3の
電極が第7の抵抗を介して前記第2のノードに電気的に
接続され、かつ前記第2の電位ノードに電気に接続され
る第7のTrと、第1の電極が前記第1の電位ノードに
電気的に接続され、第2の電極が前記第6のTrの第1
の電極と前記第6の抵抗との間で、前記第6のTrの第
1の電極及び前記第6の抵抗に電気的に接続され、第3
の電極が第8の抵抗を介して前記第1のノードに電気的
に接続され、かつ、前記第2の電位ノードに電気的に接
続される 第8のTrとを、有している。
【0013】第7の考案では、第6の考案の電流スイッ
チ回路において、前記第1及び第2のTrの導通時と非
導通時の電流をそれぞれIP(on)及びIP(of
f)とし、電子の電荷をq、ボルツマン定数をk、絶対
温度をT、前記第3のTrがバイポーラTrであり、前
記第3のTrのエミッタ面積をA3、前記第4のTrが
バイポーラTrであり、前記第4のTrのエミッタ面積
をA4、それらのTrのエミッタ接地電流増幅率をHF
Eとするとき、下記の式に基づきK1、K2、K3の値
を設定することで、ドライブファクタmの電流と温度に
対する依存特性を制御するようにしている。 n=A3/
A4=第4の抵抗/第3の抵抗 IP(on)》IP(off)、IP=IP(on) m=Ln(IP(on)/IP(off)) (但し、Ln();自然対数) Rc=第5の抵抗=第6の抵抗、Re=第1の抵抗=第
2の抵抗、Rb=第7の抵抗=第8の抵抗 (Rb/n−Re−Rb/(1+HFE))=K1 Rc*c−m*k*T/q=K2 (但し、*;乗算) Δ(Rc*c−m*k*T/q)/(ΔT)=K3
チ回路において、前記第1及び第2のTrの導通時と非
導通時の電流をそれぞれIP(on)及びIP(of
f)とし、電子の電荷をq、ボルツマン定数をk、絶対
温度をT、前記第3のTrがバイポーラTrであり、前
記第3のTrのエミッタ面積をA3、前記第4のTrが
バイポーラTrであり、前記第4のTrのエミッタ面積
をA4、それらのTrのエミッタ接地電流増幅率をHF
Eとするとき、下記の式に基づきK1、K2、K3の値
を設定することで、ドライブファクタmの電流と温度に
対する依存特性を制御するようにしている。 n=A3/
A4=第4の抵抗/第3の抵抗 IP(on)》IP(off)、IP=IP(on) m=Ln(IP(on)/IP(off)) (但し、Ln();自然対数) Rc=第5の抵抗=第6の抵抗、Re=第1の抵抗=第
2の抵抗、Rb=第7の抵抗=第8の抵抗 (Rb/n−Re−Rb/(1+HFE))=K1 Rc*c−m*k*T/q=K2 (但し、*;乗算) Δ(Rc*c−m*k*T/q)/(ΔT)=K3
【0014】第8の考案では、第5乃至第7の考案のい
ずれか1つの電流スイッチ回路において、前記第4のノ
ードと前記第2の電位ノードとの間に電気的に接続され
る正の温度依存特性を有する定電流源を備えている。 第
9の考案では、第5乃至第8の考案のいずれか1つの電
流スイッチ回路において、前記第5の抵抗及び前記第6
の抵抗は、抵抗またはダイオードを介して前記第1の電
位ノードに電気的に接続している。 第10の考案では、
第1乃至第9の考案のいずれか1つの電流スイッチ回路
において、前記負荷からの光を受光し、それに応じて、
前記負荷に流れる電流を制御する構成にしている。
ずれか1つの電流スイッチ回路において、前記第4のノ
ードと前記第2の電位ノードとの間に電気的に接続され
る正の温度依存特性を有する定電流源を備えている。 第
9の考案では、第5乃至第8の考案のいずれか1つの電
流スイッチ回路において、前記第5の抵抗及び前記第6
の抵抗は、抵抗またはダイオードを介して前記第1の電
位ノードに電気的に接続している。 第10の考案では、
第1乃至第9の考案のいずれか1つの電流スイッチ回路
において、前記負荷からの光を受光し、それに応じて、
前記負荷に流れる電流を制御する構成にしている。
【0015】第11の考案では、第5乃至第10の考案
のいずれか1つの電流スイッチ回路において、前記第1
のTrと前記負荷との間及び前記第2のTrと前記第2
の電位ノードとの間に、それぞれベースに共通の電源が
与えられる第9及び第10のTrを有し、前記第3のノ
ードと前記第3のTrとの間及び前記電流応答ノードと
前記第4のノードとの間に、それぞれベースに共通の電
源が与えられる第11及び第12のTrを有し、前記第
5の抵抗と前記第5のTrとの間及び前記第6の抵抗と
前記第6のTrとの間に、それぞれベースに共通の電源
が与えられる第13及び第14のTrを有している。
のいずれか1つの電流スイッチ回路において、前記第1
のTrと前記負荷との間及び前記第2のTrと前記第2
の電位ノードとの間に、それぞれベースに共通の電源が
与えられる第9及び第10のTrを有し、前記第3のノ
ードと前記第3のTrとの間及び前記電流応答ノードと
前記第4のノードとの間に、それぞれベースに共通の電
源が与えられる第11及び第12のTrを有し、前記第
5の抵抗と前記第5のTrとの間及び前記第6の抵抗と
前記第6のTrとの間に、それぞれベースに共通の電源
が与えられる第13及び第14のTrを有している。
【0016】第12の考案では、第2の考案の電流スイ
ッチ回路において、前記第1のTrは、第1の電極が、
一端が前記第1の電位ノードに電気的に接続された前記
負荷の他端に電気的に接続され、第2の電極が前記第1
のノードに電気的に接続されている。前記第2のTr
は、第1の電極が前記第1の電位ノードに電気的に接続
され、第2の電極が前記第2のノードに電気的に接続さ
れている。前記第1の電流を前記電流応答ノードに与え
る手段は、第1の電極が前記第1のTrの第3の電極に
電気的に接続され、第2の電極が第1の電流制御端子に
電気的に接続され、第3の電極が第1の抵抗を介して前
記第2の電位ノードに電気的に接続された第3のTr
と、第1の電極が前記電流応答ノードに電気的に接続さ
れ、第2の電極が前記第1の電流制御端子に電気的に接
続され、第3の電極が第2の抵抗を介して前記第2の電
位ノードに電気的に接続された第4のTrと、第1の電
極が前記第2のTrの第3の電極に電気的に接続され、
第2の電極が前記第1の電流制御端子に電気的に接続さ
れ、第3の電極が第3の抵抗を介して前記第2の電位ノ
ードに電気的に接続された第5のTrとを備えている。
そして、前記第1のTrの第3の電極と第2のTrの第
3の電極とは、抵抗を介して電気的に接続している。
ッチ回路において、前記第1のTrは、第1の電極が、
一端が前記第1の電位ノードに電気的に接続された前記
負荷の他端に電気的に接続され、第2の電極が前記第1
のノードに電気的に接続されている。前記第2のTr
は、第1の電極が前記第1の電位ノードに電気的に接続
され、第2の電極が前記第2のノードに電気的に接続さ
れている。前記第1の電流を前記電流応答ノードに与え
る手段は、第1の電極が前記第1のTrの第3の電極に
電気的に接続され、第2の電極が第1の電流制御端子に
電気的に接続され、第3の電極が第1の抵抗を介して前
記第2の電位ノードに電気的に接続された第3のTr
と、第1の電極が前記電流応答ノードに電気的に接続さ
れ、第2の電極が前記第1の電流制御端子に電気的に接
続され、第3の電極が第2の抵抗を介して前記第2の電
位ノードに電気的に接続された第4のTrと、第1の電
極が前記第2のTrの第3の電極に電気的に接続され、
第2の電極が前記第1の電流制御端子に電気的に接続さ
れ、第3の電極が第3の抵抗を介して前記第2の電位ノ
ードに電気的に接続された第5のTrとを備えている。
そして、前記第1のTrの第3の電極と第2のTrの第
3の電極とは、抵抗を介して電気的に接続している。
【0017】第13の考案では、光通信用送信器等の電
流スイッチ回路において、第1と第2のノード間の電位
差に応じてオン,オフ動作して電源電流を切換える第1
及び第2のTrを有し、該電源電流を光源等の負荷に供
給する差動スイッチ回路と、前記第1及び第2のTrと
第3のノードとの間にそれぞれ電気的に接続された第1
及び第2の抵抗と、第1の電極が第1の電流制御端子に
電気的に接続され、第2の電極が前記第3のノードに電
気的に接続され、第3の電極が第2の電流制御端子に電
気的に接続された第3のTrと、第1の電極が前記第1
の電流制御端子に電気的に接続され、第2の電極が第4
のノードに電気的に接続され、第3の電極が前記第2の
電流制御端子に電気的に接続された第4のTrとを、備
えている。さらに、電源にそれぞれ接続された第1及び
第2の負荷抵抗と、信号源からの信号が与えられる第1
の入力端子と、リファレンス電源または逆相信号源から
の信号が与えられる第2の入力端子と、第1の電極が前
記第1の入力端子に電気的に接続され、第2の電極が前
記第1の負荷抵抗に電気的に接続され、第3の電極が前
記第4のノードに電気的に接続され、出力電圧を前記第
1のノードに供給するように制御する第5のTrと、第
1の電極が前記第2の入力端子に接続され、第2の電極
が前記第2の負荷抵抗に電気的に接続され、第3の電極
が前記第4のノードに電気的に接続され、出力電圧を前
記第2のノードに供給するように制御する第6のTrと
が、設けられている。
流スイッチ回路において、第1と第2のノード間の電位
差に応じてオン,オフ動作して電源電流を切換える第1
及び第2のTrを有し、該電源電流を光源等の負荷に供
給する差動スイッチ回路と、前記第1及び第2のTrと
第3のノードとの間にそれぞれ電気的に接続された第1
及び第2の抵抗と、第1の電極が第1の電流制御端子に
電気的に接続され、第2の電極が前記第3のノードに電
気的に接続され、第3の電極が第2の電流制御端子に電
気的に接続された第3のTrと、第1の電極が前記第1
の電流制御端子に電気的に接続され、第2の電極が第4
のノードに電気的に接続され、第3の電極が前記第2の
電流制御端子に電気的に接続された第4のTrとを、備
えている。さらに、電源にそれぞれ接続された第1及び
第2の負荷抵抗と、信号源からの信号が与えられる第1
の入力端子と、リファレンス電源または逆相信号源から
の信号が与えられる第2の入力端子と、第1の電極が前
記第1の入力端子に電気的に接続され、第2の電極が前
記第1の負荷抵抗に電気的に接続され、第3の電極が前
記第4のノードに電気的に接続され、出力電圧を前記第
1のノードに供給するように制御する第5のTrと、第
1の電極が前記第2の入力端子に接続され、第2の電極
が前記第2の負荷抵抗に電気的に接続され、第3の電極
が前記第4のノードに電気的に接続され、出力電圧を前
記第2のノードに供給するように制御する第6のTrと
が、設けられている。
【0018】第14の考案では、第13の考案の電流ス
イッチ回路において、前記第1及び第2のノードを介し
て前記第1及び第2のTrにそれぞれ電気的に接続され
た第1及び第2のベース抵抗と、前記第3及び第4のT
rと前記第2の電流制御端子との間にそれぞれ接続され
た第1及び第2の安定化抵抗とを、設けている。さら
に、前記第5及び第6のTrの出力電圧を前記第1及び
第2のベース抵抗を介して前記第1及び第2のノードへ
それぞれ伝達するバッファ兼レベルシフト用の第7及び
第8のTrと、前記第7及び第8のTrに定電流をそれ
ぞれ供給する第1及び第2の定電流源または第1及び第
2のバッファ抵抗とが、設けられている。
イッチ回路において、前記第1及び第2のノードを介し
て前記第1及び第2のTrにそれぞれ電気的に接続され
た第1及び第2のベース抵抗と、前記第3及び第4のT
rと前記第2の電流制御端子との間にそれぞれ接続され
た第1及び第2の安定化抵抗とを、設けている。さら
に、前記第5及び第6のTrの出力電圧を前記第1及び
第2のベース抵抗を介して前記第1及び第2のノードへ
それぞれ伝達するバッファ兼レベルシフト用の第7及び
第8のTrと、前記第7及び第8のTrに定電流をそれ
ぞれ供給する第1及び第2の定電流源または第1及び第
2のバッファ抵抗とが、設けられている。
【0019】
【作用】従来の電流スイッチ回路では、差動スイッチ回
路を構成する第1,第2のTrを駆動する駆動電圧の振
幅が一定である。差動スイッチ回路によるスイッチング
電流の値が小さければ、該差動スイッチ回路の駆動電圧
の振幅が小さくてもスイッチングが可能であるが、該ス
イッチング電流が大きくなると、該駆動電圧の振幅が大
きくないと、スイッチングしない。つまり、スイッチン
グに必要な駆動電圧の振幅(電位差)は、スイッチング
電流及び温度に対して依存性がある。ところが、従来の
電流スイッチ回路では、大きなスイッチング電流値に合
わせて、差動スイッチ回路を駆動する駆動電圧の振幅を
大きな値に設定せざるをえなかった。この場合、駆動電
圧の振幅に対して、スイッチング電流値が小さい時に
は、その駆動電圧の振幅値が大きすぎるため、スイッチ
ング電流に大きなリンギングが生じるという不都合があ
った。
路を構成する第1,第2のTrを駆動する駆動電圧の振
幅が一定である。差動スイッチ回路によるスイッチング
電流の値が小さければ、該差動スイッチ回路の駆動電圧
の振幅が小さくてもスイッチングが可能であるが、該ス
イッチング電流が大きくなると、該駆動電圧の振幅が大
きくないと、スイッチングしない。つまり、スイッチン
グに必要な駆動電圧の振幅(電位差)は、スイッチング
電流及び温度に対して依存性がある。ところが、従来の
電流スイッチ回路では、大きなスイッチング電流値に合
わせて、差動スイッチ回路を駆動する駆動電圧の振幅を
大きな値に設定せざるをえなかった。この場合、駆動電
圧の振幅に対して、スイッチング電流値が小さい時に
は、その駆動電圧の振幅値が大きすぎるため、スイッチ
ング電流に大きなリンギングが生じるという不都合があ
った。
【0020】そこで、このような不都合を解決するため
に、第1〜第12の考案では、第1及び第2の入力端子
に与えられる電位と、第3のノードに流れる負荷を駆動
する電流の大きさに応じた電位とに基づき、該第3のノ
ードに流れる電流の大きさに応じた電位差を有する電位
を生成して、第1及び第2のノードを介して第1及び第
2のTrに与える。このようにすることで、負荷を駆動
する電流が第3のノードに流れるが、該電流値の大きさ
に対応する電位差の電圧が生成されて第1及び第2のT
rに与えられる。よって、第1及び第2のTrのスイッ
チング速度を低下させずに、負荷を駆動する電流におけ
るリンギングの割合も一定以下に抑えられる。
に、第1〜第12の考案では、第1及び第2の入力端子
に与えられる電位と、第3のノードに流れる負荷を駆動
する電流の大きさに応じた電位とに基づき、該第3のノ
ードに流れる電流の大きさに応じた電位差を有する電位
を生成して、第1及び第2のノードを介して第1及び第
2のTrに与える。このようにすることで、負荷を駆動
する電流が第3のノードに流れるが、該電流値の大きさ
に対応する電位差の電圧が生成されて第1及び第2のT
rに与えられる。よって、第1及び第2のTrのスイッ
チング速度を低下させずに、負荷を駆動する電流におけ
るリンギングの割合も一定以下に抑えられる。
【0021】第2の考案では、第3のノードに流れる電
流に比例した第1の電流が電流応答ノードに与えられ、
該電流応答ノードに流れる第1の電流と、第1及び第2
の入力端子に与えられる電位に基づき、第3のノードに
流れる電流の大きさに応じた電位差を有する電位が、第
1及び第2のノードを介して第1及び第2のTrに与え
られる。 第3の考案では、第1及び第2の抵抗は、第1
及び第2のTr自身の持つ内部エミッタオーミック抵抗
を無視するように働き、さらに、第1及び第2のTrの
ドライブファクタの電流依存をコントロールする。ここ
で、ドライブファクタは、 (ドライブファクタ)=Ln
(Ip(on)/Ip(off))で表せる。 このドラ
イブファクタを大きくすれば、スイッチング速度が早い
が、リンギングが大きくなる。逆に、ドライブファクタ
を小さくすれば、スイッチングは遅いがリンギングが小
さくなる。
流に比例した第1の電流が電流応答ノードに与えられ、
該電流応答ノードに流れる第1の電流と、第1及び第2
の入力端子に与えられる電位に基づき、第3のノードに
流れる電流の大きさに応じた電位差を有する電位が、第
1及び第2のノードを介して第1及び第2のTrに与え
られる。 第3の考案では、第1及び第2の抵抗は、第1
及び第2のTr自身の持つ内部エミッタオーミック抵抗
を無視するように働き、さらに、第1及び第2のTrの
ドライブファクタの電流依存をコントロールする。ここ
で、ドライブファクタは、 (ドライブファクタ)=Ln
(Ip(on)/Ip(off))で表せる。 このドラ
イブファクタを大きくすれば、スイッチング速度が早い
が、リンギングが大きくなる。逆に、ドライブファクタ
を小さくすれば、スイッチングは遅いがリンギングが小
さくなる。
【0022】第4の考案では、第3及び第4のTrのミ
ラー動作により、第1の電流が第4のTrから電流応答
ノードに出力される。第3及び第4の抵抗がミラー比を
設定する。 第5の考案では、電流応答ノードと電気的に
接続された第4ノードに接続された第5及び第6のTr
により、第3のノードに流れる電流の大きさに応じた電
位差を有する電位が生成される。 第6の考案では、第7
及び第8のTrは、第5及び第6のTrで生成された電
位差を駆動して第1及び第2のノードに与える。 第7及
び第8の考案では、K1,K2,K3の値を設定するこ
とでドライブファクタのスイッチング電流と温度に対す
る依存特性をコントロールできる。
ラー動作により、第1の電流が第4のTrから電流応答
ノードに出力される。第3及び第4の抵抗がミラー比を
設定する。 第5の考案では、電流応答ノードと電気的に
接続された第4ノードに接続された第5及び第6のTr
により、第3のノードに流れる電流の大きさに応じた電
位差を有する電位が生成される。 第6の考案では、第7
及び第8のTrは、第5及び第6のTrで生成された電
位差を駆動して第1及び第2のノードに与える。 第7及
び第8の考案では、K1,K2,K3の値を設定するこ
とでドライブファクタのスイッチング電流と温度に対す
る依存特性をコントロールできる。
【0023】第9の考案では、第5及び第6の抵抗に接
続された抵抗またはダイオードにより、第1のTrの飽
和等が防止される。 第10の考案では、負荷から出力さ
れる光によって、該負荷に流れる電流が制御される。 第
11の考案では、第9〜第14のTrは、ミラー電流値
の精度を向上させると共に、スイッチング速度を改善す
るように機能する。 第12の考案では、第3及び第4の
Trの第1の電極間を接続する抵抗が、該第3及び第4
のTrの飽和を防止するように働く。
続された抵抗またはダイオードにより、第1のTrの飽
和等が防止される。 第10の考案では、負荷から出力さ
れる光によって、該負荷に流れる電流が制御される。 第
11の考案では、第9〜第14のTrは、ミラー電流値
の精度を向上させると共に、スイッチング速度を改善す
るように機能する。 第12の考案では、第3及び第4の
Trの第1の電極間を接続する抵抗が、該第3及び第4
のTrの飽和を防止するように働く。
【0024】第13の考案の電流スイッチ回路では、差
動スイッチ回路を流れるスイッチング電流に比例した第
1,第2のTrの駆動電圧レベルを、第4,第5,第6
のTrの制御によって発生させて第1,第2のノードへ
供給する。例えば、第4のノード側が正の温度特性を持
つ場合、温度上昇に応じた第1,第2のTrの駆動電圧
レベルが、第5,第6のTrで発生する。即ち、スイッ
チング電流が大きくなると、第4のTrにより、第1,
第2のTrの駆動電圧の振幅が大きくなる。また、温度
が上昇すると、第4のノード側の正の温度特性により、
第1,第2のTrの駆動電圧の振幅が大きくなる。この
ように、スイッチング電流の値と温度に応じて、差動ス
イッチ回路を駆動する第5,第6のTrの出力電圧の振
幅が最適値となるように変化し、常に最適レベルで差動
スイッチ回路のスイッチングが行える。これにより、小
さなスイッチング電流から大きなスイッチング電流ま
で、また温度が変化しても、スイッチング電流のリンギ
ングが小さく、かつ応答速度の速い電流スイッチが行え
る。
動スイッチ回路を流れるスイッチング電流に比例した第
1,第2のTrの駆動電圧レベルを、第4,第5,第6
のTrの制御によって発生させて第1,第2のノードへ
供給する。例えば、第4のノード側が正の温度特性を持
つ場合、温度上昇に応じた第1,第2のTrの駆動電圧
レベルが、第5,第6のTrで発生する。即ち、スイッ
チング電流が大きくなると、第4のTrにより、第1,
第2のTrの駆動電圧の振幅が大きくなる。また、温度
が上昇すると、第4のノード側の正の温度特性により、
第1,第2のTrの駆動電圧の振幅が大きくなる。この
ように、スイッチング電流の値と温度に応じて、差動ス
イッチ回路を駆動する第5,第6のTrの出力電圧の振
幅が最適値となるように変化し、常に最適レベルで差動
スイッチ回路のスイッチングが行える。これにより、小
さなスイッチング電流から大きなスイッチング電流ま
で、また温度が変化しても、スイッチング電流のリンギ
ングが小さく、かつ応答速度の速い電流スイッチが行え
る。
【0025】第14の考案において、第1,第2のベー
ス抵抗と第13の考案の第1,第2の抵抗は、第1,第
2のTr自身の持つ内部ベース抵抗や内部エミッタオー
ミック抵抗を無視するように働き、さらに第1,第2の
Trのドライブファクタのスイッチング電流の依存をコ
ントロールする。つまり、ドライブファクタのスイッチ
ング電流依存係数を+にも−にも、第1,第2のベース
抵抗及び第1,第2の抵抗の選択で可能となる。そし
て、ドライブファクタが大きな時には、スイッチングは
速いが、リンギングが大きくなる。逆に、ドライブファ
クタが小さな時は、スイッチングは遅いが、リンギング
が小さくなる。また、第1,第2の安定化抵抗は、第3
及び第4のTrで構成するミラー電流比を安定化する。
従って、前記課題を解決できるのである。
ス抵抗と第13の考案の第1,第2の抵抗は、第1,第
2のTr自身の持つ内部ベース抵抗や内部エミッタオー
ミック抵抗を無視するように働き、さらに第1,第2の
Trのドライブファクタのスイッチング電流の依存をコ
ントロールする。つまり、ドライブファクタのスイッチ
ング電流依存係数を+にも−にも、第1,第2のベース
抵抗及び第1,第2の抵抗の選択で可能となる。そし
て、ドライブファクタが大きな時には、スイッチングは
速いが、リンギングが大きくなる。逆に、ドライブファ
クタが小さな時は、スイッチングは遅いが、リンギング
が小さくなる。また、第1,第2の安定化抵抗は、第3
及び第4のTrで構成するミラー電流比を安定化する。
従って、前記課題を解決できるのである。
【0026】
【実施例】第1の実施例 図1は、本考案の第1の実施例を示す電流スイッチ回路
の回路図である。この電流スイッチ回路は、LEDまた
はLDの光源Dを駆動する回路であり、伝送信号源Sが
接続される第1の入力端子11、該伝送信号源Sの逆相
信号源rまたは該伝送信号源Sに対応するリファレンス
電源Vrが接続される第2の入力端子12、第1,第2
の電流制御端子21,22、及びNPN型の第1〜第8
のTr31〜38を有している。第1,第2のTr3
1,32は差動スイッチ手段である差動スイッチ回路を
構成し、第3,第4のTr33,34は電流ミラー回路
を構成し、第5,第6のTr35,36はスイッチドラ
イバを構成し、さらに第7,第8のTr37,38はバ
ッファ兼レベルシフト機能を有している。
の回路図である。この電流スイッチ回路は、LEDまた
はLDの光源Dを駆動する回路であり、伝送信号源Sが
接続される第1の入力端子11、該伝送信号源Sの逆相
信号源rまたは該伝送信号源Sに対応するリファレンス
電源Vrが接続される第2の入力端子12、第1,第2
の電流制御端子21,22、及びNPN型の第1〜第8
のTr31〜38を有している。第1,第2のTr3
1,32は差動スイッチ手段である差動スイッチ回路を
構成し、第3,第4のTr33,34は電流ミラー回路
を構成し、第5,第6のTr35,36はスイッチドラ
イバを構成し、さらに第7,第8のTr37,38はバ
ッファ兼レベルシフト機能を有している。
【0027】ノードNaと、第1のノードN1になる第
1のTr31のベースとの間には第1のベース抵抗41
が接続され、ノードNbと、第2のノードN2になる第
2のTr32のベースとの間にも第2のベース抵抗42
が接続されている。第1の電位ノードNv1上の正電源
+Vが光源Dを介して第1のTr31のコレクタに接続
されると共に、該正電源+Vが第2のTr32のコレク
タに接続されている。第1,第2のTr31,32の各
エミッタは、第1,第2の抵抗51,52を介して第3
のノードN3に共通接続されている。第3のノードN3
と第2の電流制御端子22との間には、第3のTr33
及び第3の抵抗である第1の安定化抵抗61が直列接続
され、さらに第4のノードN4に接続される電流応答ノ
ードNcと第2の電流制御端子22との間に、第4のT
r34及び第4の抵抗である第2の安定化抵抗62が直
列接続されている。
1のTr31のベースとの間には第1のベース抵抗41
が接続され、ノードNbと、第2のノードN2になる第
2のTr32のベースとの間にも第2のベース抵抗42
が接続されている。第1の電位ノードNv1上の正電源
+Vが光源Dを介して第1のTr31のコレクタに接続
されると共に、該正電源+Vが第2のTr32のコレク
タに接続されている。第1,第2のTr31,32の各
エミッタは、第1,第2の抵抗51,52を介して第3
のノードN3に共通接続されている。第3のノードN3
と第2の電流制御端子22との間には、第3のTr33
及び第3の抵抗である第1の安定化抵抗61が直列接続
され、さらに第4のノードN4に接続される電流応答ノ
ードNcと第2の電流制御端子22との間に、第4のT
r34及び第4の抵抗である第2の安定化抵抗62が直
列接続されている。
【0028】第3のTr33は、差動スイッチ回路を構
成する第1,第2のTr31,32にスイッチング電流
Ipを流し、第4のTr34は、スイッチドライバを構
成する第5,第6のTr35,36に該スイッチング電
流Ipに比例した第1の電流Ip/nを流すトランジス
タである。このTr33,34のベースは、第1の電流
制御端子21に共通接続されている。第1,第2の安定
化抵抗61,62は、電流ミラー回路を安定に動作させ
るための抵抗であり、第3のTr33と第4のTr34
の面積比が1に近い場合は省略可能である。
成する第1,第2のTr31,32にスイッチング電流
Ipを流し、第4のTr34は、スイッチドライバを構
成する第5,第6のTr35,36に該スイッチング電
流Ipに比例した第1の電流Ip/nを流すトランジス
タである。このTr33,34のベースは、第1の電流
制御端子21に共通接続されている。第1,第2の安定
化抵抗61,62は、電流ミラー回路を安定に動作させ
るための抵抗であり、第3のTr33と第4のTr34
の面積比が1に近い場合は省略可能である。
【0029】第1,第2の電流制御端子21と22間に
は、制御電圧源を接続するか、あるいは第1の電流制御
端子21に、適当な直流電圧Vpを印加すると共に、第
2の電流制御端子22に、制御電流源Ipcを接続し
て、必要なスイッチング電流Ipに設定する。第1,第
2の入力端子11,12は、スイッチドライバを構成す
る第5,第6のTr35,36の各ベースに接続され、
そのTr35,36の各コレクタが第5,第6の抵抗で
ある第1及び第2の負荷抵抗71,72を介して正電源
+Vにそれぞれ接続されている。第5,第6のTr3
5,36の各エミッタは、第4のノードN4に共通接続
され、そのノードN4と第2の電位ノードNv2上の負
電源−Vとの間には、Tr35,36に定電流Ic0を
供給するための正の温度依存特性を持つ定電流源Icが
接続されている。
は、制御電圧源を接続するか、あるいは第1の電流制御
端子21に、適当な直流電圧Vpを印加すると共に、第
2の電流制御端子22に、制御電流源Ipcを接続し
て、必要なスイッチング電流Ipに設定する。第1,第
2の入力端子11,12は、スイッチドライバを構成す
る第5,第6のTr35,36の各ベースに接続され、
そのTr35,36の各コレクタが第5,第6の抵抗で
ある第1及び第2の負荷抵抗71,72を介して正電源
+Vにそれぞれ接続されている。第5,第6のTr3
5,36の各エミッタは、第4のノードN4に共通接続
され、そのノードN4と第2の電位ノードNv2上の負
電源−Vとの間には、Tr35,36に定電流Ic0を
供給するための正の温度依存特性を持つ定電流源Icが
接続されている。
【0030】第5,第6のTr35,36の各コレクタ
には、バッファ兼レベルシフト用の第7,第8のTr3
7,38の各ベースが接続されている。このTr37,
38は、スイッチドライバと差動スイッチ回路とを連結
するトランジスタであり、そのTr37,38の各コレ
クタが正電源+Vに、各エミッタが第2,第1のノード
N2,N1にそれぞれ接続されている。第2,第1のノ
ードN2,N1と負電源−Vとの間には、第1,第2の
Tr31,32のオフ動作を円滑に動作させるための第
1,第2の定電流源IL1,IL2がそれぞれ接続され
ている。なお、この第1,第2の定電流源IL1,IL
2は、抵抗に置き換えてもよい。この電流スイッチ回路
では、第2の入力端子12に、逆相信号源rを接続すれ
ば平衡入力方式となり、伝送信号源Sに対応するリファ
レンス電源Vrを接続すれば不平衡入力方式の回路とな
る。
には、バッファ兼レベルシフト用の第7,第8のTr3
7,38の各ベースが接続されている。このTr37,
38は、スイッチドライバと差動スイッチ回路とを連結
するトランジスタであり、そのTr37,38の各コレ
クタが正電源+Vに、各エミッタが第2,第1のノード
N2,N1にそれぞれ接続されている。第2,第1のノ
ードN2,N1と負電源−Vとの間には、第1,第2の
Tr31,32のオフ動作を円滑に動作させるための第
1,第2の定電流源IL1,IL2がそれぞれ接続され
ている。なお、この第1,第2の定電流源IL1,IL
2は、抵抗に置き換えてもよい。この電流スイッチ回路
では、第2の入力端子12に、逆相信号源rを接続すれ
ば平衡入力方式となり、伝送信号源Sに対応するリファ
レンス電源Vrを接続すれば不平衡入力方式の回路とな
る。
【0031】次に、動作を説明する。この電流スイッチ
回路を、例えば光通信用送信器に設けた場合、この光通
信用送信器は、差動スイッチ回路を構成するTr31,
32のオフ動作側に、オン動作側の1/100以下程度
の微小電流が流れていても、実用上問題とならない。T
r31がオンしてスイッチング電流Ip(on)が流
れ、Tr32がぎりぎりオフして微小電流Ip(of
f)が流れているものとする。Trのコレクタ電流Ic
cは、ベース・エミッタ間電圧をVbe、Trの逆方向
飽和電流をIs、電子の電荷をq、ボルツマン定数を
k、絶対温度をTとすれば、次式(1)で近似できる。 Icc=Is*exp(q*Vbe/k/T) ・・・(1) 但し、*;乗算
回路を、例えば光通信用送信器に設けた場合、この光通
信用送信器は、差動スイッチ回路を構成するTr31,
32のオフ動作側に、オン動作側の1/100以下程度
の微小電流が流れていても、実用上問題とならない。T
r31がオンしてスイッチング電流Ip(on)が流
れ、Tr32がぎりぎりオフして微小電流Ip(of
f)が流れているものとする。Trのコレクタ電流Ic
cは、ベース・エミッタ間電圧をVbe、Trの逆方向
飽和電流をIs、電子の電荷をq、ボルツマン定数を
k、絶対温度をTとすれば、次式(1)で近似できる。 Icc=Is*exp(q*Vbe/k/T) ・・・(1) 但し、*;乗算
【0032】Trのエミッタ接地電流増幅率をHFE、
Rc=第5の抵抗71=第6の抵抗72、Re=第1の
抵抗51=第2の抵抗52、Rb=第1のベース抵抗4
1=第2のベース抵抗42、Ip(on)》Ip(of
f)、Ip≒Ip(on)とし、 m=Ln(Ip(on)/Ip(off)) ・・・(2) 但し、Ln( );自然対数と置くと、ノードNa,N
b間の電位差V12は、 V12=Ip*(Re+Rb/(1+HFE))+m*k*T/q ・・・(3) と表わせる。
Rc=第5の抵抗71=第6の抵抗72、Re=第1の
抵抗51=第2の抵抗52、Rb=第1のベース抵抗4
1=第2のベース抵抗42、Ip(on)》Ip(of
f)、Ip≒Ip(on)とし、 m=Ln(Ip(on)/Ip(off)) ・・・(2) 但し、Ln( );自然対数と置くと、ノードNa,N
b間の電位差V12は、 V12=Ip*(Re+Rb/(1+HFE))+m*k*T/q ・・・(3) と表わせる。
【0033】k*T/q≒26mV、Ip(on)/I
p(off)=100〜1000とすると、(3)式に
おける(m*k*T/q)の値は約120mV〜180
mVとなる。Ip(on)/Ip(off)=1000
0でも約240mV程度である。第3,第4のTr3
3,34及び第1,第2の安定化抵抗61,62で構成
される電流ミラー回路において、Tr33とTr34の
面積比、及び安定化抵抗61と62の抵抗比を次の様に
設定すると、 n=(Tr33のエミッタ面積比)/(Tr34のエミッタ面積比) =安定化抵抗62/安定化抵抗61 ・・・(4) Tr33にスイッチング電流Ipが流れれば、Tr34
に流れる電流は(Ip/n)となる。従って、Tr3
5,36で構成されるスイッチドライバに流れる電流I
coは、次式(5)のようになる。
p(off)=100〜1000とすると、(3)式に
おける(m*k*T/q)の値は約120mV〜180
mVとなる。Ip(on)/Ip(off)=1000
0でも約240mV程度である。第3,第4のTr3
3,34及び第1,第2の安定化抵抗61,62で構成
される電流ミラー回路において、Tr33とTr34の
面積比、及び安定化抵抗61と62の抵抗比を次の様に
設定すると、 n=(Tr33のエミッタ面積比)/(Tr34のエミッタ面積比) =安定化抵抗62/安定化抵抗61 ・・・(4) Tr33にスイッチング電流Ipが流れれば、Tr34
に流れる電流は(Ip/n)となる。従って、Tr3
5,36で構成されるスイッチドライバに流れる電流I
coは、次式(5)のようになる。
【0034】 Ico=Ic+Ip/n ・・・(5) さらに、Tr35,36で構成されるスイッチドライバ
の出力振幅電圧V0は、 V0=Rc*Ico=Rc*(Ic+Ip/n) ・・・(6) となる。回路動作より、出力振幅電圧V0と第1,第2
のノードN1,N2間電圧V12とが等しいので、次式
(7),(8)が成り立つ。
の出力振幅電圧V0は、 V0=Rc*Ico=Rc*(Ic+Ip/n) ・・・(6) となる。回路動作より、出力振幅電圧V0と第1,第2
のノードN1,N2間電圧V12とが等しいので、次式
(7),(8)が成り立つ。
【0035】 V0−V12≒0 ・・・(7) V0−V12=Rc*(Ic+Ip/n) −Ip*(Re+Rb/(1+HFE))−m*k*T/q =Ip*(Rc/n−Re−Rb/(1+HFE)) +(Rc*Ic−m*k*T/q) ・・・(8) (8)式の第1項が独立に“≒0”であれば、Ipが変
化してもmは影響されない。mを一定値として、(8)
式の第2項が独立に“≒0”であれば、温度が変化して
も、mは影響されないことになる。第1項と第2項の両
方が“≒0”であれば、Ipの変化及び温度変化に対し
てmを一定に保つことができる。これらの関係を次式
(9)〜(11)に示す。
化してもmは影響されない。mを一定値として、(8)
式の第2項が独立に“≒0”であれば、温度が変化して
も、mは影響されないことになる。第1項と第2項の両
方が“≒0”であれば、Ipの変化及び温度変化に対し
てmを一定に保つことができる。これらの関係を次式
(9)〜(11)に示す。
【0036】 Rc/n−Re−Rb/(1+HFE)≒0 ・・・(9) (第1項≒0) Rc*Ic−m*k*T/q≒0 ・・・(10) (常温における第2項≒0) Δ(Rc*Ic−m*k*T/q)/(ΔT)≒0 即ち、 Δ(Rc*Ic)/(ΔT)−m*k/q≒0 (第2項温度匂配≒0) ・・・(11) Tr31及び32の内部ベース抵抗と内部エミッタオー
ミック抵抗の値を、それぞれRbとReに加え、(9)
〜(11)式を満足させると、理想形となる。(11)式の
(m*k/q)の絶対値は0.5mV/℃前後であり、
(Rc*Ic)の温度匂配が同程度となる定電流源Ic
は、バンドギャップ電源とトランジスタ等を組み合わせ
ることで容易に実現できる。
ミック抵抗の値を、それぞれRbとReに加え、(9)
〜(11)式を満足させると、理想形となる。(11)式の
(m*k/q)の絶対値は0.5mV/℃前後であり、
(Rc*Ic)の温度匂配が同程度となる定電流源Ic
は、バンドギャップ電源とトランジスタ等を組み合わせ
ることで容易に実現できる。
【0037】(7)式及び(8)式より明らかなよう
に、Ip、Ic及びT等の変化に対して、mは、(8)
式の値がゼロとなる値へ変化する。(8)式の第1項の
構成要素である(9)式をプラスにすることで、Ipの
増加に伴い、mを大きくしていくこともできる。外付け
抵抗であるRc,Rb,Reをある程度大きく取れば、
Tr内部のベース抵抗やエミッタオーミック抵抗を無視
しうる。定電流源Icの温度係数を適当に設定すること
で、温度に対してもmを適当に変えていくこともでき
る。以上、(9)〜(11)式の値を自由に設定すること
で、Ipや温度変化に対してのスイッチドライブファク
タをコントロール(m値のコントロール)できる。
に、Ip、Ic及びT等の変化に対して、mは、(8)
式の値がゼロとなる値へ変化する。(8)式の第1項の
構成要素である(9)式をプラスにすることで、Ipの
増加に伴い、mを大きくしていくこともできる。外付け
抵抗であるRc,Rb,Reをある程度大きく取れば、
Tr内部のベース抵抗やエミッタオーミック抵抗を無視
しうる。定電流源Icの温度係数を適当に設定すること
で、温度に対してもmを適当に変えていくこともでき
る。以上、(9)〜(11)式の値を自由に設定すること
で、Ipや温度変化に対してのスイッチドライブファク
タをコントロール(m値のコントロール)できる。
【0038】この第1の実施例では、次のような利点が
ある。小さいスイッチング電流Ipから大きいスイッチ
ング電流Ipまで、広い範囲のスイッチング電流Ipに
渡り、常にリンギングの小さい電流スイッチを実現でき
る。例えば、従来の図2とこの第1の実施例の図1とを
同一素子で構成し、シミュレーション比較を行うと、I
pのリンギング分を定常Ipの15%以下に抑さえるた
めには、従来の図2の回路ではIp範囲がIp(ma
x)〜Ip(max)/2であるのに対し、本実施例の
図1の回路ではIp(max)〜Ip(max)/20
となり、約1桁Ipの可変範囲が広くなる。
ある。小さいスイッチング電流Ipから大きいスイッチ
ング電流Ipまで、広い範囲のスイッチング電流Ipに
渡り、常にリンギングの小さい電流スイッチを実現でき
る。例えば、従来の図2とこの第1の実施例の図1とを
同一素子で構成し、シミュレーション比較を行うと、I
pのリンギング分を定常Ipの15%以下に抑さえるた
めには、従来の図2の回路ではIp範囲がIp(ma
x)〜Ip(max)/2であるのに対し、本実施例の
図1の回路ではIp(max)〜Ip(max)/20
となり、約1桁Ipの可変範囲が広くなる。
【0039】従って、本実施例の電流スイッチ回路を、
例えば光通信のLEDドライバやLDドライバ等に用い
ると、送信器の光波形が良好になるため、安定な送信器
オートパワーコントロールの実現や、誤り率の小さい高
品質の受信が可能となる。さらに、リンギングが収束す
る時間のぎりぎりまで信号パルス幅を短縮できるため、
高速の光送信器が実現できる。その上、各種のLDやL
ED等に対応できる汎用性の高い(スイッチング電流I
pの範囲が広い)光送信器を実現できる。図5〜図8
に、本考案の第2〜第5の実施例である電流スイッチ回
路の回路図を示す。
例えば光通信のLEDドライバやLDドライバ等に用い
ると、送信器の光波形が良好になるため、安定な送信器
オートパワーコントロールの実現や、誤り率の小さい高
品質の受信が可能となる。さらに、リンギングが収束す
る時間のぎりぎりまで信号パルス幅を短縮できるため、
高速の光送信器が実現できる。その上、各種のLDやL
ED等に対応できる汎用性の高い(スイッチング電流I
pの範囲が広い)光送信器を実現できる。図5〜図8
に、本考案の第2〜第5の実施例である電流スイッチ回
路の回路図を示す。
【0040】第2の実施例 図5の電流スイッチ回路では、オン時の電圧ドロップが
大きい光源Dに対応できるよう、レベルシフト用の抵抗
73を追加して第7,第8のTr37,38のエミッタ
電位をレベルシフトする。バッファ用Tr37,38の
第1,第2の定電流源IL1,IL2を第1,第2のバ
ッファ抵抗81,82に置き換える。そして、光源Dに
直流バイアス源Ibを追加し、第3,第4のTR33,
34のベース側の第1の電流制御端子21でスイッチン
グ電流Ipの制御を行う。このような構成にすれば、レ
ベルシフト用の抵抗73によって第1のTr31の飽和
等を防止でき、的確な電流スイッチが行える。
大きい光源Dに対応できるよう、レベルシフト用の抵抗
73を追加して第7,第8のTr37,38のエミッタ
電位をレベルシフトする。バッファ用Tr37,38の
第1,第2の定電流源IL1,IL2を第1,第2のバ
ッファ抵抗81,82に置き換える。そして、光源Dに
直流バイアス源Ibを追加し、第3,第4のTR33,
34のベース側の第1の電流制御端子21でスイッチン
グ電流Ipの制御を行う。このような構成にすれば、レ
ベルシフト用の抵抗73によって第1のTr31の飽和
等を防止でき、的確な電流スイッチが行える。
【0041】第3の実施例 図6の電流スイッチ回路では、図5の電流スイッチ回路
における抵抗73の代わりにダイオード74を用いてレ
ベルシフトを行う。バッファ抵抗81,82に定電流源
ILを付加して混成回路にしている。第2の電流制御端
子22と負電源−Vとの間に抵抗63を追加する。そし
て、LDで構成される光源Dの光出力の一部を、受光ダ
イオード(以下、PDという)等のバック光検出器90
で受けて、スイッチング電流Ip及びTr31のコレク
タの出力電流Ibの制御を行うオートパワーコントロー
ル回路91を付加している。このような構成にすれば、
図5と同様に、的確な電流スイッチが行えると共に、オ
ートパワーコントロール回路91を付加しているので、
光源Dの変動を制御できる。
における抵抗73の代わりにダイオード74を用いてレ
ベルシフトを行う。バッファ抵抗81,82に定電流源
ILを付加して混成回路にしている。第2の電流制御端
子22と負電源−Vとの間に抵抗63を追加する。そし
て、LDで構成される光源Dの光出力の一部を、受光ダ
イオード(以下、PDという)等のバック光検出器90
で受けて、スイッチング電流Ip及びTr31のコレク
タの出力電流Ibの制御を行うオートパワーコントロー
ル回路91を付加している。このような構成にすれば、
図5と同様に、的確な電流スイッチが行えると共に、オ
ートパワーコントロール回路91を付加しているので、
光源Dの変動を制御できる。
【0042】第4の実施例 図7の電流スイッチ回路では、図1の電流スイッチ回路
において、第2の電流制御端子22と負電源−Vとの間
に抵抗63を接続し、スイッチング電流Ipの制御を第
1の電流制御端子21で行う。第7,第8のTr37,
38の各エミッタにバッファ抵抗81,82を追加して
レベルシフトを行う。電源Vd1がベースに共通接続さ
れた第9及び第10のTr101,102を第1,第2
のTr31,32のコレクタにそれぞれ直列接続し、ベ
ースが電源Vcに共通接続された第11及び第12のT
r103,104を第3,第4のノードN3,N4にそ
れぞれ直列接続し、さらにベースが電源Vd2に共通接
続された第13及び第14のTr105,106を第
5,第6のTr35,36のコレクタ側に直列接続して
いる。このような構成にすれば、ミラー電流値の精度向
上とスイッチング速度の改善が図れる。
において、第2の電流制御端子22と負電源−Vとの間
に抵抗63を接続し、スイッチング電流Ipの制御を第
1の電流制御端子21で行う。第7,第8のTr37,
38の各エミッタにバッファ抵抗81,82を追加して
レベルシフトを行う。電源Vd1がベースに共通接続さ
れた第9及び第10のTr101,102を第1,第2
のTr31,32のコレクタにそれぞれ直列接続し、ベ
ースが電源Vcに共通接続された第11及び第12のT
r103,104を第3,第4のノードN3,N4にそ
れぞれ直列接続し、さらにベースが電源Vd2に共通接
続された第13及び第14のTr105,106を第
5,第6のTr35,36のコレクタ側に直列接続して
いる。このような構成にすれば、ミラー電流値の精度向
上とスイッチング速度の改善が図れる。
【0043】第5の実施例 図8の電流スイッチ回路では、図1の電流スイッチ回路
において、第1,第2の定電流源IL1,IL2を、第
1,第2のベース抵抗81,82と定電流源ILとの混
成回路に置き換え、第7,第8のTr37,38の各エ
ミッタにダイオード111,112をそれぞれ追加して
レベルシフトを行う。第2の電流制御端子22と負電源
−Vとの間に抵抗63を設け、スイッチング電流Ipの
制御を第1の電流制御端子21で行う。そして、図9
(a),(b)のような回路の置き換えを行っている。
において、第1,第2の定電流源IL1,IL2を、第
1,第2のベース抵抗81,82と定電流源ILとの混
成回路に置き換え、第7,第8のTr37,38の各エ
ミッタにダイオード111,112をそれぞれ追加して
レベルシフトを行う。第2の電流制御端子22と負電源
−Vとの間に抵抗63を設け、スイッチング電流Ipの
制御を第1の電流制御端子21で行う。そして、図9
(a),(b)のような回路の置き換えを行っている。
【0044】即ち、図9(a),(b)は図1中の部分
回路図である。図9(a)に示すように、図1の抵抗5
1,52,61とTr33で構成されるT形回路を、図
9(b)に示すように、抵抗51,52と、第1及び第
3の抵抗61−1,61−2と、第3及び第5のTr3
3−1,33−2とで構成されるπ形回路に置き換え、
第2の抵抗62及び第2のTr34と相まってミラー動
作するようにしている。抵抗51と52の抵抗値は等し
く、抵抗61−1,61−2は抵抗61の2倍の抵抗値
を有している。また、Tr33のエミッタサイズをA3
とすると、Tr33−1,33−2の各エミッタサイズ
はA3/2に設定されている。このような構成にすれ
ば、抵抗51,52に直流電流が流れないため、Tr3
3−1及びTr33−2の飽和を防止できる等の利点が
ある。
回路図である。図9(a)に示すように、図1の抵抗5
1,52,61とTr33で構成されるT形回路を、図
9(b)に示すように、抵抗51,52と、第1及び第
3の抵抗61−1,61−2と、第3及び第5のTr3
3−1,33−2とで構成されるπ形回路に置き換え、
第2の抵抗62及び第2のTr34と相まってミラー動
作するようにしている。抵抗51と52の抵抗値は等し
く、抵抗61−1,61−2は抵抗61の2倍の抵抗値
を有している。また、Tr33のエミッタサイズをA3
とすると、Tr33−1,33−2の各エミッタサイズ
はA3/2に設定されている。このような構成にすれ
ば、抵抗51,52に直流電流が流れないため、Tr3
3−1及びTr33−2の飽和を防止できる等の利点が
ある。
【0045】なお、本考案は上記実施例に限定されず、
種々の変形が可能である。例えば、上記第1〜第5の実
施例の電流スイッチ回路では、NPN型Trを用いてい
るが、これらをPNP型Trや電界効果Tr等の他のT
rで構成してもよい。PNP型Trを用いた場合、電圧
及び電流や接続用ダイオードの極性等を反転すればよ
い。第3の実施例における図6のオートパワーコントロ
ール回路91は、他の実施例に設けることも可能であ
る。また、上記実施例は光源以外の負荷にも通用でき
る。
種々の変形が可能である。例えば、上記第1〜第5の実
施例の電流スイッチ回路では、NPN型Trを用いてい
るが、これらをPNP型Trや電界効果Tr等の他のT
rで構成してもよい。PNP型Trを用いた場合、電圧
及び電流や接続用ダイオードの極性等を反転すればよ
い。第3の実施例における図6のオートパワーコントロ
ール回路91は、他の実施例に設けることも可能であ
る。また、上記実施例は光源以外の負荷にも通用でき
る。
【0046】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、第1〜第1
2の考案によれば、第1及び第2の入力端子に与えられ
る電位と第3のノードに流れる負荷を駆動する電流の大
きさに応じた電位とに基づき、該第3のノードに流れる
電流の大きさに応じた電位差を有する電位を生成して、
差動スイッチ手段を構成する第1及び第2のTrに第1
及び第2のノードを介して与える構成にしている。その
ため、負荷を駆動する電流が第3のノードに流れるが、
第1及び第2の入力端子に与えられる電位差が大 きく、
該電流が大きな電流値の場合に、該電流値に対応する大
きな電位差が第1及び第2のTrに与えられる。よっ
て、第1及び第2のTrのスイッチング速度が低下しな
い。また、負荷に流れる電流も大きいので、該電流にお
けるリンギングの割合も大きくならない。一方、第3の
ノードに流れる電流が小さい場合には、それに応じ、第
1及び第2のTrに与えられる電位差が小さなるので、
負荷を駆動する電流が小さくとも、リンギングの割合が
大きくならない。また、この場合には負荷を駆動する電
流が小さいので、第1及び第2のTrに与えられる電位
差が小くとも、第1及び第2のスイッチング速度が低下
しない。よって、負荷を駆動する電流の大小にかかわら
ず、LEDやLD等の負荷の出力振幅の過渡応答特性を
低下させることなく、該負荷を駆動する電流におけるリ
ンギング電流の割合を一定以下にできる。よって、各種
の光源の駆動に対応する汎用性が高まると共に、光信号
等の信頼性を向上できる。
2の考案によれば、第1及び第2の入力端子に与えられ
る電位と第3のノードに流れる負荷を駆動する電流の大
きさに応じた電位とに基づき、該第3のノードに流れる
電流の大きさに応じた電位差を有する電位を生成して、
差動スイッチ手段を構成する第1及び第2のTrに第1
及び第2のノードを介して与える構成にしている。その
ため、負荷を駆動する電流が第3のノードに流れるが、
第1及び第2の入力端子に与えられる電位差が大 きく、
該電流が大きな電流値の場合に、該電流値に対応する大
きな電位差が第1及び第2のTrに与えられる。よっ
て、第1及び第2のTrのスイッチング速度が低下しな
い。また、負荷に流れる電流も大きいので、該電流にお
けるリンギングの割合も大きくならない。一方、第3の
ノードに流れる電流が小さい場合には、それに応じ、第
1及び第2のTrに与えられる電位差が小さなるので、
負荷を駆動する電流が小さくとも、リンギングの割合が
大きくならない。また、この場合には負荷を駆動する電
流が小さいので、第1及び第2のTrに与えられる電位
差が小くとも、第1及び第2のスイッチング速度が低下
しない。よって、負荷を駆動する電流の大小にかかわら
ず、LEDやLD等の負荷の出力振幅の過渡応答特性を
低下させることなく、該負荷を駆動する電流におけるリ
ンギング電流の割合を一定以下にできる。よって、各種
の光源の駆動に対応する汎用性が高まると共に、光信号
等の信頼性を向上できる。
【0047】第13の考案によれば、小さい出力電流か
ら大きい出力電流まで広い範囲の出力電流に渡り、常に
リンギングの小さい電流スイッチが行える。リンギング
レベルを小さくできるので、信号パルス幅もリンギング
収束時間のぎりぎりまで短縮することが可能となり、動
作速度を高速化できる。広い出力電流範囲に渡ってリン
ギングを小さくできるので、各種の光源の駆動に対応で
きる汎用性が広がる。第14の考案によれば、第1及び
第2の安定化抵抗を設けたので、第3及び第4のTrを
安定に動作させることができる。しかも、第1及び第2
の定電流源または第1及び第2のバッファ抵抗は、第1
のTrと第2のTrの例えばオフ動作を円滑に動作させ
ることができる。
ら大きい出力電流まで広い範囲の出力電流に渡り、常に
リンギングの小さい電流スイッチが行える。リンギング
レベルを小さくできるので、信号パルス幅もリンギング
収束時間のぎりぎりまで短縮することが可能となり、動
作速度を高速化できる。広い出力電流範囲に渡ってリン
ギングを小さくできるので、各種の光源の駆動に対応で
きる汎用性が広がる。第14の考案によれば、第1及び
第2の安定化抵抗を設けたので、第3及び第4のTrを
安定に動作させることができる。しかも、第1及び第2
の定電流源または第1及び第2のバッファ抵抗は、第1
のTrと第2のTrの例えばオフ動作を円滑に動作させ
ることができる。
【図1】本考案の第1の実施例を示す電流スイッチ回路
の回路図である。
の回路図である。
【図2】従来の電流スイッチ回路の回路図である。
【図3】従来の電流スイッチ回路の回路図である。
【図4】図2のスイッチング電流Ipの波形図である。
【図5】本考案の第2の実施例を示す電流スイッチ回路
の回路図である。
の回路図である。
【図6】本考案の第3の実施例を示す電流スイッチ回路
の回路図である。
の回路図である。
【図7】本考案の第4の実施例を示す電流スイッチ回路
の回路図である。
の回路図である。
【図8】本考案の第5の実施例を示す電流スイッチ回路
の回路図である。
の回路図である。
【図9】図1及び図8中の部分回路図である。
11,12 第1,第2の入力端子 21,22 第1,第2の電流制御端子 31〜38 第1〜第8のTr 41,42 ベース抵抗 51,52,61,62 第1,第2,第3,第4の
抵抗71,72 第1,第2の負荷抵抗 IL1,IL2 第1,第2の定電流源 Ip スイッチング電流 Ipc 制御電流源 D 光源 +V 正電源 −V 負電源N1〜N4 第1〜第4のノード Nc 電流応答ノード Nv1,Nv2 第1,第2の電位ノード
抵抗71,72 第1,第2の負荷抵抗 IL1,IL2 第1,第2の定電流源 Ip スイッチング電流 Ipc 制御電流源 D 光源 +V 正電源 −V 負電源N1〜N4 第1〜第4のノード Nc 電流応答ノード Nv1,Nv2 第1,第2の電位ノード
Claims (14)
- 【請求項1】 第1のノード及び第2のノードにそれぞ
れ与えられる電位に応じて、導通状態が制御され、第1
の電位が与えられる第1の電位ノードと、第2の電位が
与えられる第2の電位ノードに電気的に接続される第3
のノードとの間に、電気的かつそれぞれ並列に接続され
た第1のトランジスタ及び第2のトランジスタを有し、
前記第1の電位ノードと前記第3のノードとの間に、前
記第1のトランジスタと直列に接続された負荷に流す電
流量を制御する差動スイッチ手段と、 第1の入力端子及び第2の入力端子にそれぞれ与えられ
る電位及び前記第3のノードに流れる電流に応じて、前
記第1及び第2のノードに、前記第3のノードに流れる
電流の大きさに応じた大きさの電位差を有する電位を与
える手段を有することを特徴とする電流スイッチ回路。 - 【請求項2】 前記第3のノードに流れる電流の大きさ
に応じた大きさの電位差を有する電位を与える手段は、 前記第3のノードに流れる電流の大きさに比例した大き
さの第1の電流を電流応答ノードに与える手段と、 前記電流応答ノードに電気的に接続され、前記第1の入
力端子及び前記第2の入力端子にそれぞれ与えられる電
位及び前記第1の電流に応じて、前記第1のノードと前
記第2のノードに前記第1の電流の大きさに応じた大き
さの電位差を有する電位を与える手段とを、有すること
を特徴とする請求項1記載の電流スイッチ回路。 - 【請求項3】 前記第1のトランジスタは、第1の電極
が前記負荷を介して前記第1の電位ノードに電気的に接
続され、第2の電極が前記第1のノードに電気的に接続
され、第3の電極が第1の抵抗を介して前記第3のノー
ドに電気的に接続され、 前記第2のトランジスタは、第1の電極が前記第1の電
位が与えられる前記第1の電位ノードに電気的に接続さ
れ、第2の電極が前記第2のノードに電気的に 接続さ
れ、第3の電極が第2の抵抗を介して前記第3のノード
に電気的に接続されることを特徴とする請求項1または
2記載の電流スイッチ回路。 - 【請求項4】 前記第1の電流を前記電流応答ノードに
与える手段は、第1の電極が前記第3のノードに電気的
に接続され、第2の電極が、所定の電位が与えられる第
1の電流制御端子に電気的に接続され、第3の電極が第
3の抵抗の一端に接続された第3のトランジスタと、第
1の電極が前記電流応答ノードに電気的に接続され、第
2の電極が前記第1の電流制御端子に電気的に接続さ
れ、第3の電極が第4の抵抗の一端に接続された第4の
トランジスタを有し、前記第3及び第4の抵抗の他端は
前記第2の電位ノードに電気的に接続されることを特徴
とする請求項2記載の電流スイッチ回路。 - 【請求項5】 前記第1の電流の大きさに応じた大きさ
の電位差を与える手段は、第1の電極が第5の抵抗を介
して前記第1の電位ノードに電気的に接続され、第2の
電極が、信号源からの信号が与えられる第1の入力端子
に電気的に接続され、第3の電極が、前記電流応答ノー
ドと電気的に接続される第4のノードに電気的に接続さ
れる第5のトランジスタと、第1の電極が、第6の抵抗
を介して前記第1の電位ノードに電気的に接続され、第
2の電極が、リファレンス電源または逆相信号源からの
信号が与えられる第2の入力端子に電気的に接続され、
第3の電極が、前記第4のノードに電気的に接続される
第6のトランジスタとを有し、前記第1または第2の入
力端子に与えられる電位の高低関係に応じて、前記第1
及び第2のノードに与えられる電位の高低関係が決定さ
れる構成にしたことを特徴とする請求項2記載の電流ス
イッチ回路。 - 【請求項6】 第1の電極が前記第1の電位ノードに電
気的に接続され、第2の電極が、前記第5のトランジス
タの第1の電極と前記第5の抵抗との間で、前記第5の
トランジスタの第1の電極及び第5の抵抗と電気的に接
続され、第3の電極が第7の抵抗を介して前記第2のノ
ードに電気的に接続され、かつ前記第2の電位ノードに
電気に接続される第7のトランジスタと、 第1の電極が前記第1の電位ノードに電気的に接続さ
れ、第2の電極が前記第6のトランジスタの第1の電極
と前記第6の抵抗との間で、前記第6のトランジスタの
第1の電極及び前記第6の抵抗に電気的に接続され、第
3の電極が第8の 抵抗を介して前記第1のノードに電気
的に接続され、かつ、前記第2の電位ノードに電気的に
接続される第8のトランジスタを有することを特徴とす
る請求項5記載の電流スイッチ回路。 - 【請求項7】 前記第1及び第2のトランジスタの導通
時と非導通時の電流をそれぞれIP(on)及びIP
(off)とし、電子の電荷をq、ボルツマン定数を
k、絶対温度をT、前記第3のトランジスタがバイポー
ラトランジスタであり、前記第3のトランジスタのエミ
ッタ面積をA3、前記第4のトランジスタがバイポーラ
トランジスタであり、前記第4のトランジスタのエミッ
タ面積をA4、それらのトランジスタのエミッタ接地電
流増幅率をHFEとする時、下記の式に基づきK1、K
2、K3の値を設定することで、ドライブファクタmの
電流と温度に対する依存特性を制御する構成にしたこと
を特徴とする請求項6記載の電流スイッチ回路。 n=A
3/A4=第4の抵抗/第3の抵抗 IP(on)》IP(off)、IP=IP(on) m=Ln(IP(on)/IP(off)) (但し、Ln();自然対数) Rc=第5の抵抗=第6の抵抗、Re=第1の抵抗=第
2の抵抗、Rb=第7の抵抗=第8の抵抗 (Rb/n−Re−Rb/(1+HFE))=K1 Rc*c−m*k*T/q=K2 (但し、*;乗算) Δ(Rc*c−m*k*T/q)/(ΔT)=K3 - 【請求項8】 前記第4のノードと前記第2の電位ノー
ドとの間に電気的に接続される正の温度依存特性を有す
る定電流源を有することを特徴とする請求項5乃至7の
いずれか1つに記載の電流スイッチ回路。 - 【請求項9】 前記第5の抵抗及び前記第6の抵抗は、
抵抗またはダイオードを介して前記第1の電位ノードに
電気的に接続されることを特徴とする請求項5乃至8の
いずれか1つに記載の電流スイッチ回路。 - 【請求項10】 前記負荷からの光を受光し、それに応
じて、前記負荷に流 れる電流を制御する構成にしたこと
を特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つに記載の電
流スイッチ回路。 - 【請求項11】 前記第1のトランジスタと前記負荷と
の間及び前記第2のトランジスタと前記第2の電位ノー
ドとの間に、それぞれベースに共通の電源が与えられる
第9及び第10のトランジスタを有し、 前記第3のノードと前記第3のトランジスタとの間及び
前記電流応答ノードと前記第4のノードとの間に、それ
ぞれベースに共通の電源が与えられる第11及び第12
のトランジスタを有し、 前記第5の抵抗と前記第5のトランジスタとの間及び前
記第6の抵抗と前記第6のトランジスタとの間に、それ
ぞれベースに共通の電源が与えられる第13及び第14
のトランジスタを有することを特徴とする請求項5乃至
10のいずれか1つに記載の電流スイッチ回路。 - 【請求項12】 前記第1のトランジスタは、第1の電
極が、一端が前記第1の電位ノードに電気的に接続され
た前記負荷の他端に電気的に接続され、第2の電極が前
記第1のノードに電気的に接続され、 前記第2のトランジスタは、第1の電極が前記第1の電
位ノードに電気的に接続され、第2の電極が前記第2の
ノードに電気的に接続され、 前記第1の電流を前記電流応答ノードに与える手段は、
第1の電極が前記第1のトランジスタの第3の電極に電
気的に接続され、第2の電極が第1の電流制御端子に電
気的に接続され、第3の電極が第1の抵抗を介して前記
第2の電位ノードに電気的に接続された第3のトランジ
スタと、第1の電極が前記電流応答ノードに電気的に接
続され、第2の電極が前記第1の電流制御端子に電気的
に接続され、第3の電極が第2の抵抗を介して前記第2
の電位ノードに電気的に接続された第4のトランジスタ
と、第1の電極が前記第2のトランジスタの第3の電極
に電気的に接続され、第2の電極が前記第1の電流制御
端子に電気的に接続され、第3の電極が第3の抵抗を介
して前記第2の電位ノードに電気的に接続された第5の
トランジスタとを有し、 前記第1のトランジスタの第3の電極と第2のトランジ
スタの第3の電極とは、抵抗を介して電気的に接続され
ることを特徴とする請求項2記載の電流スイッ チ回路。 - 【請求項13】 第1と第2のノード間の電位差に応じ
てオン,オフ動作して電源電流を切換える第1及び第2
のトランジスタを有し、該電源電流を負荷に供給する差
動スイッチ回路と、 前記第1及び第2のトランジスタと第3のノードとの間
にそれぞれ電気的に接続された第1及び第2の抵抗と、 第1の電極が第1の電流制御端子に電気的に接続され、
第2の電極が前記第3のノードに電気的に接続され、第
3の電極が第2の電流制御端子に電気的に接続された第
3のトランジスタと、 第1の電極が前記第1の電流制御端子に電気的に接続さ
れ、第2の電極が第4のノードに電気的に接続され、第
3の電極が前記第2の電流制御端子に電気的に接続され
た第4のトランジスタと、 電源にそれぞれ接続された第1及び第2の負荷抵抗と、
信号源からの信号が与えられる第1の入力端子と、 リファレンス電源または逆相信号源からの信号が与えら
れる第2の入力端子と、 第1の電極が前記第1の入力端子に電気的に接続され、
第2の電極が前記第1の負荷抵抗に電気的に接続され、
第3の電極が前記第4のノードに電気的に接続され、出
力電圧を前記第1のノードに供給するように制御する第
5のトランジスタと、 第1の電極が前記第2の入力端子に接続され、第2の電
極が前記第2の負荷抵抗に電気的に接続され、第3の電
極が前記第4のノードに電気的に接続され、出力電圧を
前記第2のノードに供給するように制御する第6のトラ
ンジスタとを有することを特徴とする電流スイッチ回
路。 - 【請求項14】 請求項1記載の電流スイッチ回路にお
いて、 前記第1及び第2のノードを介して前記第1及び第2の
トランジスタにそれぞれ電気的に接続された第1及び第
2のベース抵抗と、 前記第3及び第4のトランジスタと前記第2の電流制御
端子との間にそれぞれ電気的に接続された第1及び第2
の安定化抵抗と、 前記第5及び第6のトランジスタの出力電圧を前記第1
及び第2のベース抵抗を介して前記第1及び第2のノー
ドへそれぞれ伝達するバッファ兼レベルシフト用の第7
及び第8のトランジスタと、 前記第7及び第8のトランジスタに定電流をそれぞれ供
給する第1及び第2の定電流源または第1及び第2のバ
ッファ抵抗とを設けたことを特徴とする電流スイッチ回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991074477U JP2602802Y2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 電流スイッチ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991074477U JP2602802Y2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 電流スイッチ回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0528127U JPH0528127U (ja) | 1993-04-09 |
| JP2602802Y2 true JP2602802Y2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=13548393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991074477U Expired - Lifetime JP2602802Y2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 電流スイッチ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2602802Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4620289B2 (ja) * | 2001-06-15 | 2011-01-26 | 旭化成エレクトロニクス株式会社 | 高速電流スイッチ回路 |
-
1991
- 1991-09-17 JP JP1991074477U patent/JP2602802Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0528127U (ja) | 1993-04-09 |
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