JP2632497B2 - 配線の敷設収納管 - Google Patents

配線の敷設収納管

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JP2632497B2
JP2632497B2 JP6074242A JP7424294A JP2632497B2 JP 2632497 B2 JP2632497 B2 JP 2632497B2 JP 6074242 A JP6074242 A JP 6074242A JP 7424294 A JP7424294 A JP 7424294A JP 2632497 B2 JP2632497 B2 JP 2632497B2
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隼人 村上
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MEIKOO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内部を配線の敷設収納空
間に形成してなる配線敷設収納管主体の正面適宜箇所に
開口部を形成し、この開口部に蓋体を開閉自在に取付け
てなる配線の敷設収納管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の配線敷設収納管は、図8
に示したように、リップ部付の断面C形を呈するボック
ス状の配線敷設収納管主体10と、この管主体10に設
けている開口部11に開閉自在に取付け蓋体12とか
らなり、この蓋体12の背面上部に、上記開口部11に
おける下向きリップ部11aに係合させる深さの大なる
上向き係止溝13を設けると共に、蓋体12の背面下部
に、上記開口部11における上向きリップ部11bに係
合させる深さの小なる下向き係止溝14を設けている。
そして、管主体10に蓋体12を取付ける場合、上記開
口部11における下向きリップ部11aに蓋体12の上
向き係止溝13を管主体10の上端内面に当接するまで
差し込み、斯る状態で蓋体12を管主体10の下方側に
移動させて開口部11における上向きリップ部11bに
蓋体12の下向き係止溝14を差し込むことにより上向
き係止溝13と下向き係止溝14との溝深さの差を利用
して、上下係止溝13、14を上下リップ部11a、1
1bにそれぞれ係合させ、かつ、蓋体12の自重でもっ
てその係合状態を維持して、管主体10に蓋体12を取
付けるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上の敷設収
納管は、管主体10への蓋体12の取付時、蓋体12の
自重のみにより該蓋体12の管主体10に対する移動を
規制し、上記上下係止溝13、14の上下リップ部11
a、11bへの係合状態を維持しようとする構造である
から、蓋体12に外力が加わった場合、あるいは管主体
方向に設置したようなときに蓋体12が不用意に移
動したり、がたついたりし、更に蓋体全体が管主体10
の上端側に移動して蓋体12の下向き係止溝14が開口
部11における上向きリップ部11bから外れ、蓋体1
2が管主体10から外れたりする問題があった。
【0004】本発明の主目的は、蓋体を管主体の下方側
係合位置に弾圧手段で強制的に保持して、蓋体が管主体
に対して不用意にがたついたり、外れたり、移動するの
を防止できる配線の敷設収納管を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
内部を配線の敷設収納空間に形成してなる配線敷設収納
管主体の正面適宜箇所に開口部を形成し、この開口部に
蓋体を開閉自在に取付けてなる配線の敷設収納管におい
て、上記開口部の上端縁部を下向き係止突片に形成する
と共に該開口部の下端縁部を上向き係止突片に形成し、
上記蓋体の背面上部に上記開口部の下向き係止突片に係
合させる深さの大なる上向き係止溝を設けると共に該蓋
体の背面下部に上記開口部の上向き係止突片に係合させ
る深さの小なる下向き係止溝を設け、さらに、上記蓋体
の背面における少なくとも左右両端部の2ケ所に上記配
線敷設収納管主体の上端内面に反力をとって該蓋体を常
時下方に付勢する弾圧手段を設けていることを特徴とす
る。
【0006】請求項2記載の発明は、上記弾圧手段が、
上記蓋体の背面上部に上下動自在に支承された縦ピン
と、該縦ピンの上端を上記配線敷設収納管主体の上端内
面に圧接させる方向に常時付勢させているスプリングと
からなる構成にある。
【0007】請求項3記載の発明は、上記弾圧手段が、
上記蓋体の背面上部に取付けられてその先端部を上記配
線敷設収納管主体の上端内面に圧接させる板バネからな
る構成にある。
【0008】請求項4記載の発明は、大小の上記配線敷
設収納管主体を上下に積層一体化してなる構成にある。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、配線を敷設収納する
管主体に蓋体を取付ける場合、上記弾圧手段を管主体の
上端内面に押圧しながら蓋体の上向き係止溝を開口部に
おける下向き係止突片に差し込み、斯る状態で蓋体の下
向き係止溝を開口部における上向き係止突片に位置合わ
せして手を離せば、弾圧手段により蓋体が管主体の下方
側に強制的に移動して上向き係止突片に下向き係止溝が
係合する。これにより、上向き係止溝と下向き係止溝と
の溝深さの差を利用して上下係止溝を上下係止突片にそ
れぞれ係合させることができながら、その係合状態を蓋
体両端部2ヶ所の弾圧手段により強制的に保持させるこ
とができ、この結果、蓋体が管主体に対して不用意にが
たついたり、外れたり、移動するのを確実に防止するこ
とができる。又蓋体を取外すときは蓋体表面に手を圧
接しながら弾圧手段に抗して上方へ押え付けながら持ち
上げれば容易に取外しができる。
【0010】請求項2記載の発明では、蓋体の背面上部
に上下動自在に支承した縦ピンをスプリングにより管主
体の上端内面に圧接させることにより、蓋体を管主体の
下方側へ垂直状に付勢して、下向き係止溝を上向き係止
突片に強制的に係合保持することができる。従って取外
しをする場合には前記したと同様動作で取外しができ
る。
【0011】請求項3記載の発明では、蓋体の背面上部
に取付けた板バネを介して蓋体を管主体の下方側に付勢
させて、下向き係止溝を上向き係止突片に強制的に係合
保持することができる。従って蓋体の取外しは前記同様
である。
【0012】請求項4記載の発明では、大小の管主体を
上下に積層一体化しているから、壁などへの1度の取付
け作業で大小の管主体を取付けることができるし、また
管理保管も容易に行うことができる。
【0013】
【実施例】図1ないし図3は本発明に係る敷設収納管の
第1実施例を示す。図1および図2において、1は内部
を電線コードCなどの配線の敷設収納空間に形成してな
る横長ボックス状の金属製又は合成樹脂製の配線敷設収
管主体で、該管主体1の正面にその左右両端部を残し
て開口部2を形成している。この開口部2はその上端縁
部を下向き係止突片21に、下端縁部を上向き係止突片
22にそれぞれ形成している。又、上記管主体1の背面
には、複数箇所に取付ネジ1bの取付孔1aが形成さ
れ、この管主体1は取付ネジ1bで壁や床などに沿わせ
て取付けられる。この場合、壁や床などの取付箇所の長
さに応じて、複数の上記管主体1を直列に突合わせた状
態で取付けられる。
【0014】図1ないし図3において、3は上記開口部
2に開閉自在に取付ける金属製又は合成樹脂製蓋体であ
る。この蓋体3はその背面に蓋体3の幅方向、つまり図
1において上下方向に延び、かつ、その上下両端部に後
方側に立ち上がる第1および第2折曲段部41、42を
備えた金属製又は合成樹脂製背板4を取付けている。そ
して、第1折曲段部41から背板4上端までの長さ
は、第2折曲段部42から背板4下端までの長さより
も長く設定されており、これにより第1および第2折曲
段部41、42を備えた背板4と蓋体3との組合わせ
で、蓋体3の背部上部に上記開口部2の下向き係止突片
21に係合させる深さの大なる上向き係止溝31を形成
すると共に背面下部に上記開口部2の上向き係止突片2
2に係合させる深さの小なる下向き係止溝32を形成し
ている。
【0015】図1および図3において、5は蓋体3の背
面に設けられた弾圧手段で、管主体1の上端内面に反力
をとって該蓋体3を常時下方に付勢させるものである
この弾圧手段5は背板4の上端を直角に後方に延長して
延長部43を連設すると共に背板4の背面側中間部から
後方に突出する支持板44を設ける一方、これら延長部
43と支持板44とに穿設した通孔5a、5bにストッ
パ用鍔部61をもつ縦ピン6を上下動自在に挿通、支持
させ、かつ、該縦ピン6の鍔部61と支持板44との間
に、縦ピン6の上端を管主体1の上端内面に圧接する方
向に常時付勢させるスプリング7を設けて構成してい
る。
【0016】斯くして、壁や床などに取付けられ、電線
コードCを内部に配した管主体1に蓋体3を取付ける場
合、先ず管主体1の開口部2における下向き係止突片2
1に蓋体3の上向き係止溝31を差し込む。このとき、
縦ピン6をスプリング7に抗して管主体1の上端内面に
押圧しながら上向き係止溝31が管主体1の上端内面に
当接するまで差し込む。次に斯る状態で開口部2にお
ける上向き係止突片22に蓋体3の下向き係止溝32が
入り込むように位置合わせをして手を離せば、スプリン
グ7による反力が支持板44および背板4を介し蓋体3
に作用し、これにより蓋体3が管主体1の下方側に強制
的に移動して上向き係止突片22に下向き係止溝32が
係合し、その係合状態が保持される。つまり、上向き係
止溝31と下向き係止溝32との溝深さの差を利用して
上下係止溝31、32を上下係止突片21、22にそれ
ぞれ係合させることができながら、その係合状態を縦ピ
ン6とスプリング7とによる弾圧手段5を介して強制的
に保持させることができる。この結果、蓋体3が管主体
1に対して不用意にがたついたり、外れたりするのを確
実に防止することができると共に、又蓋体3を取外すと
きは蓋体を押圧しながら上方へ押し上げることにより、
蓋体3の下端を外して簡単に取外しできる。
【0017】
【第2実施例】図4は、本発明に係る配線敷設収納管の
第2実施例を示しており、上記弾圧手段5として、背板
4の上端に連設する延長部43に、ストッパ用鍔部61
をもつ縦ピン6を上下動自在に支承する一方、背板4の
背面側中間部に縦ピン6の下端を上方へ押圧する板バネ
8を設けて、該板バネ8により縦ピン6の上端を管主体
1の上端内面に常時圧接するように付勢させたものであ
る。
【0018】この場合にも、縦ピン6と板バネ8とによ
る弾圧手段5を介して蓋体3を管主体1の下方側に強制
的に付勢させて、下向き係止溝32を上向き係止突片2
2に係合保持させ、蓋体3が管主体1に対してがたつい
たり、外れたりするのを確実に防止できる。又、弾圧手
段5以外の構成は先の第1実施例と同様である。
【0019】
【第3実施例】図5は本発明に係る配線敷設収納管の第
3実施例を示しており、上記弾圧手段5として、蓋体3
に取付けた背板4の背面上部に板バネ5を取付け、該板
バネ5を介して蓋体3を管主体1の下方側に付勢させる
ようにしたものである。この場合にも、板バネ5を介し
て蓋体3を管主体1の下方側に強制的に付勢させて、下
向き係止溝32を上向き係止突片22に係合保持させ、
蓋体3が管主体1に対してがたついたり、外れたりする
のを確実に防止できる。又、弾圧手段5以外の構成は先
の第1実施例と同様である。尚、板バネ5としては、図
5に示したように背板4とは別の板バネ5を用いて、こ
の板バネ5を背板4にスポット溶接又は熱溶着などによ
り取付ける他、背板4の上端部の一部を後方上部に向か
って延長し、この延長部を板バネ部としてもよいことは
勿論である。
【0020】
【第4実施例】図6および図7は、本発明に係る配線
設収納管の第4実施例を示しており、大小の配線敷設収
管主体1を上下に積層一体化してなる構成にしたもの
である。この場合、図7に示したように、リップ部をも
つC形チャンネル材を用い、該チャンネル材の上方リッ
プ部を下向き係止突片21とし、下方リップ部を上向き
係止突片22とする一方、チャンネル材の中間部下方側
よりに大小二つの敷設収納空間a、bに仕切る仕切壁2
3を設け、該仕切壁23の上端部に上記下向き係止突片
21と対向する上向き係止突片22aおよび上記上向き
係止突片22と対向する下向き係止突片21aとをそれ
ぞれ設けて、大小二つの敷設収納空間a、bを上下に有
する管主体1を構成したものである。又、仕切壁23と
しては、前端に上向き係止突片22aをもち、下端にチ
ャンネル材への取付片23aをもつ断面C形の型材を用
い、該仕切壁23を、チャンネル材の内面に取付片23
aを介してスポット溶接などにより固定している。又、
仕切壁23の前端下面には、下向き係止突片21aをも
つ断面L形の型材24をスポット溶接又は熱溶着などに
より固定している。そして、各敷設収納空間a、bには
第1実施例の蓋体3と同様の大小二つの蓋体3、3aを
取付けて用いるのである。
【0021】斯くして、管主体1の壁などへの1度の取
付け作業で大小の敷設収納空間a、bをもつ管主体1を
取付けることができて、その作業性を向上できるし、又
管主体1の箇数を少なくできるので、管理保管も容易に
できる。その上、上記実施例のように管主体1としてリ
ップ部をもつC形チャンネル材を用いる場合には、ボッ
クスタイプのものを二つ組合わせる場合に比べて、構造
簡単で能率よく製作でき安価に提供できる。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、配線敷設
収納管主体の開口部に開閉自在に取り付ける蓋体の背面
上記管主体の上端内面に反力をとって該蓋体を常時下
方に付勢する弾圧手段を設けたから、この蓋体の背面上
下部にそれぞれ設けている上向き係止溝と下向き係止溝
との溝深さの差を利用してこれらの上下係止溝を上記開
口部の上下端縁部にそれぞれ形成している下向き係止突
片と上向き係止突片に係合させて上記管主体の開口部
上記蓋体を取付ける場合に、その係合状態を上記弾圧手
段により強制的に保持でき、この結果、蓋体が管主体に
対して不用意にがたついたり、外れたりするのを確実に
防止することができる。又蓋体3を取外すときは手の
ひらを押圧しながら上方へ移動させることにより、簡単
に取外しができる。
【0023】請求項2記載の発明によれば、上記弾圧手
段が、上記蓋体の背面上部に上下動自在に支承された縦
ピンと、該縦ピンの上端を上記管主体の上端内面に圧接
させる方向に常時付勢させているスプリングとからなる
ものであるから、縦ピンをスプリングにより上記管主体
の上端内面に圧接させることにより、上記蓋体を上記
主体の下方側へ垂直状に付勢して、上記下向き係止溝を
上記上向き係止突片に強制的に係合保持させることがで
きる。
【0024】請求項3記載の発明によれば、上記弾圧手
段が、上記蓋体の背面上部に取付けられてその先端部を
上記管主体の上端内面に圧接させる板バネより構成され
ているから、この板バネを介して上記蓋体を上記管主体
の下方側に付勢して、上記下向き係止溝を上記上向き係
止突片に強制的に係合保持させることができる。その
上、部品点数を減らして安価に提供できる。
【0025】請求項4記載の発明によれば、大小の配線
敷設収納管主体を上下に積層一体化しているから、
主体1の壁や床などへの1度の取付け作業でこの大小の
管主体を同時に取付けることができるし、また管主体1
の箇数を少なくできるので管理保管も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部の縦断面図である。
【図2】同一部省略正面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】本発明の第2実施例の要部の縦断面図である。
【図5】本発明の第3実施例の要部の縦断面図である。
【図6】本発明の第4実施例の一部省略正面図である。
【図7】同要部の要部の縦断面図である。
【図8】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 管主体 2 開口部 3 蓋体 4 配線 5 弾圧手段(板バネ) 6 縦ピン 7 スプリング 21 下向き係止突片 22 上向き係止突片 31 上向き係止溝 32 下向き係止溝

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部を配線の敷設収納空間に形成してな
    配線敷設収納管主体の正面適宜箇所に開口部を形成
    し、この開口部に蓋体を開閉自在に取付けてなる配線
    敷設収納管において、上記開口部の上端縁部を下向き係
    止突片に形成すると共に該開口部の下端縁部を上向き係
    止突片に形成し、上記蓋体の背面上部に上記開口部の下
    向き係止突片に係合させる深さの大なる上向き係止溝を
    設けると共に該蓋体の背面下部に上記開口部の上向き係
    止突片に係合させる深さの小なる下向き係止溝を設け、
    さらに、上記蓋体の背面における少なくとも左右両端部
    の2ケ所に上記配線敷設収納管主体の上端内面に反力を
    とって該蓋体を常時下方に付勢する弾圧手段を設けてい
    ることを特徴とする配線の敷設収納管。
  2. 【請求項2】 上記弾圧手段が、上記蓋体の背面上部に
    上下動自在に支承された縦ピンと、該縦ピンの上端を
    記配線敷設収納管主体の上端内面に圧接させる方向に常
    時付勢させているスプリングとからなる求項1記載の
    配線の敷設収納管。
  3. 【請求項3】 上記弾圧手段が、上記蓋体の背面上部に
    取付けられてその先端部を上記配線敷設収納管主体の上
    端内面に圧接させる板バネより構成されている請求項1
    記載の配線の敷設収納管。
  4. 【請求項4】 大小の上記配線敷設収納管主体を上下積
    層一体化してなる請求項1記載の配線の敷設収納管。
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