JP2681880B2 - スプリッター - Google Patents

スプリッター

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JP2681880B2
JP2681880B2 JP28443695A JP28443695A JP2681880B2 JP 2681880 B2 JP2681880 B2 JP 2681880B2 JP 28443695 A JP28443695 A JP 28443695A JP 28443695 A JP28443695 A JP 28443695A JP 2681880 B2 JP2681880 B2 JP 2681880B2
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英紀 柳沢
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ユニテック株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒状又は円柱状
の特殊な形態のコンクリートブロックの特定部位を割り
取るためのスプリッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、図3で示すように、円周面上に凹
溝3を介して一定の間隔で軸線方向に長い凸部2を放射
状に形成した円筒状又は円柱状のコンクリートブロック
1が開発され提供されている。このコンクリートブロッ
ク1は、前記凸部2の付根4を割り取って、その表面に
図5で示すように、凹溝3で区画された面内に自然石状
の凹凸形態5を具現する。
【0003】前記凸部2の付根4を割り取って、その表
面に自然石状の凹凸形態5を具現する面は、付根4を割
り取られる凸部2の個数によって8角形,12角形等の
多角形に形成され、自然石形態の門柱あるいは円筒状の
コンクリートブロックにおいては、公園,遊園地その他
の場所に設置し、筒内に土を入れて植物を植えることに
より、外周面が自然石形態の花壇として用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、塀等に用いられ
る一般のコンクリートブロックは、規格された寸法の横
に長い方形の形態である。このコンクリートブロックを
積み重ねて施工する場合、隅角等では規格寸法のままで
は大きすぎて対応しない時に、所定寸法で切り割りして
用いる。
【0005】この一般のコンクリートブロックを切り割
りするためのスプリッターは、例えば、実公平6−38
884号で開示されているように、コンクリートブロッ
クの横長方向を水平に位置して、下刃と上刃とによりに
切断している。
【0006】このような従来のスプリッターで、上記円
周面上に凹溝3を介して一定の間隔で軸線方向に長い凸
部2を放射状に形成した円筒状又は円柱状のコンクリー
トブロック1の前記凸部2を上下面から切断した場合、
凸部2の上下面の近くは正常に切り割りできるが、凸部
2の長手方向の中央部は、切り割りの作用力が及ばない
ため、凸部2を割り取った後の付根のコンクリートブロ
ック1の面は、その長手方向の中央部が大きく膨らんだ
形態で割れたり、凸部2が不完全に割れてしまう不具合
がある。
【0007】まして、前記従来のようなスプリッターで
は、円筒状又は円柱状のコンクリートブロック1の円周
面上に一定の間隔で放射状に形成されている軸線方向に
長い凸部2の付根を切り割りすることは不可能である。
【0008】本発明の目的は、円筒状又は円柱状の特殊
な形態のコンクリートブロックの特定部位を割り取り可
能にしたスプリッターを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成要旨は、円周面上に一定の間隔で軸線
方向に長い凸部が放射状に形成された円筒状又は円柱状
のコンクリートブロックの前記凸部の付根を割り取っ
て、その表面に自然石状の凹凸形態を具現させるスプリ
ッターであって、固定アームと、この固定アームに回動
可能に枢支された可動アームと、この可動アームを開閉
作動するシリンダとを備え、前記固定,可動アームの先
端に、前記コンクリートブロックに形成されている凸部
の長手方向の付根の両側面に対接して、凸部の長手方向
の付根の両側面より切り割りするスプリットエッジを設
けたことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。本発明のスプリッターにより切り割りさ
れるコンクリートブロックは、図3及び図4で示すよう
に、円周面上に凹溝3を介して一定の間隔で軸線方向に
長い凸部2を放射状に形成した円筒状又は円柱状のコン
クリートブロック1であり、前記凸部2の付根4を割り
取って、その表面に図5で示すように、凹溝3で区画さ
れた面内に自然石状の凹凸形態5を具現するものであ
る。
【0011】そこで、本発明によるスプリッターは図1
で示すように、固定アーム6と、この固定アーム6にヒ
ンジ8によって回動可能に枢支された可動アーム7と、
この可動アーム7を開閉作動する油圧シリンダ11とを
備え、前記固定,可動アーム6,7の先端に、前記コン
クリートブロック1に形成されている凸部2の長手方向
の付根4の両側面に対接するスプリットエッジ9を設け
た構成である。
【0012】前記可動アーム7の開閉作動機構は、可動
アーム7と固定アーム6との対向面に拡開用のスプリン
グ10が介装して、可動アーム7を固定アーム6に対し
常に開き方向に付勢し、また、油圧シリンダ11のピス
トンロッド12は固定アーム6と可動アーム7を貫通し
て、その先端にナット12を螺着した構造である。
【0013】上記の構成のスプリッターは、円筒状又は
円柱状のコンクリートブロック1の円周面上に凹溝3に
よって一定の間隔で突出している凸部2の両側のピッチ
間に可動アーム7と固定アーム6を挿入し、可動アーム
7と固定アーム6の先端のスプリットエッジ9を凹溝3
の底面より若干円周面方向の位置の凸部2の付根4に対
応させる。
【0014】これにより、凸部の長手方向の付根の両側
面に対接したスプリットエッジ9は、油圧シリンダ11
を作動させて可動アーム7を固定アーム6に対し閉じ方
向に動作させることにより、凸部2の長手方向の付根4
の両側面より切り割りするのである。
【0015】この凸部2の長手方向の付根4の両側面よ
りスプリットエッジ9でを切り割り作用を行うことによ
り、スプリットエッジ9は凸部2の長手方向の付根4に
対し全長に渡って均等に切り割り作用力が付与され、し
かも、切り割り幅が凸部2の長手方向よりも短いため
に、十分な切り割り作用力がスプリットエッジ9による
切り割り方向の幅全体に得られ、円滑に切り割りされ
る。
【0016】これにより、凸部2を割り取った後の付根
4のコンクリートブロック1の面は、その長手方向の中
央部が大きく膨らんだ形態で割れたり、不完全に割れて
しまうような不具合を発生することなく、図5に示すよ
うな凹溝3で区画された面内に自然石状の凹凸形態5の
面が具現される。
【0017】
【実施例】本発明のスプリッターは、前述の通り円筒状
又は円柱状のコンクリートブロック1の円周面上に凹溝
3を介して一定の間隔で軸線方向に長く、放射状に形成
された凸部2を、その付根4から切り割りして取り除く
ものである。従って、この多数個の凸部2を生産性よく
切り割りする必要がある。
【0018】そのための装置の一実施例として図2によ
って説明する。基台14上にガイドポスト16を固設
し、このガイドポスト16の外周に油圧シリンダ18に
よって昇降動する円筒状のコンクリートブロック1の環
状支持体17を案内させる。
【0019】また、全部の配置は図示省略しているが、
例えば、前記本発明の構成による4台のスプリッターを
前記ガイドポスト16を中心にして、円周上に90°間
隔で配置し、固定アーム6をヒンジ8とブラケット15
とによって基台14上に固設した構成が適当である。
【0020】この装置では、環状支持体17を図2の破
線で示す上昇端で円筒状のコンクリートブロック1を環
状支持体17上に載置してを環状支持体17を下降端ま
で移動して凸部2の付根4をスプリッターのスプリット
エッジ9に対応させ、円周上の90°間隔位置の4個所
の凸部2の付根4を同時に切り割り作業し、再び環状支
持体17を上昇端まで移動して、次に切り割りする凸部
2がスプリッターと対応するよう円筒状のコンクリート
ブロック1を所要の角度で回動させ、環状支持体17を
下降端まで移動して次に切り割りする4個所の凸部2の
付根4を同時に切り割りする作業動作を繰り返し行うも
のである。
【0021】また、円柱状のコンクリートブロック1の
場合は、前記ガイドポスト16を廃止し、環状支持体1
7をフラットなテーブルに代えることにより、上記と同
様な凸部2の付根4の切り割り作業を行うことができ
る。
【0022】さらに、前記環状支持体17を平面内で割
り出し回転可能なテーブルとし、スプリッターをテーブ
ル上に載置した円筒状又は円柱状のコンクリートブロッ
ク1の円周面に対し進退移動可能にすることにより、多
数の凸部2が順次スプリッターと対応するようテーブル
を割り出し回転制御し、スプリッターを前進後退作動制
御して凸部2の付根4の切り割り作業を連続自動的に行
わせることも可能である。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によると、円周面上
に一定の間隔で軸線方向に長い凸部が放射状に形成さ
れ、この凸部の付根を割り取って、その表面に自然石状
の凹凸形態を具現させるた円筒状又は円柱状の特殊形態
のコンクリートブロック前記凸部の付根を切り割りを円
滑,確実に行うことができ、コンクリートブロック側の
多角面に自然石状の形態の良好な凹凸を具現させことが
できる極めて有効な利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面図
【図2】本発明の位置実施例を示す一部側面図
【図3】本発明が用いられるコンクリートブロックの斜
視図
【図4】図3の平面図
【図5】凸部を切り割りした後のコンクリートブロック
の正面図
【符号の説明】
1 コンクリートブロック 2 凸部 3 凹溝 4 付根 5 自然石状の凹凸形態 6 固定アーム 7 可動アーム 8 ヒンジ 9 スプリットエッジ 10 スプリング 11 油圧シリンダ 12 ピストンロッド 13 ナット 14 基台 15 ブラケット 16 ガイドポスト 17 環状支持体 18 油圧シリンダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周面上に一定の間隔で軸線方向に長い
    凸部が放射状に形成された円筒状又は円柱状のコンクリ
    ートブロックの前記凸部の付根を割り取って、その表面
    に自然石状の凹凸形態を具現させるスプリッターであっ
    て、固定アームと、この固定アームに回動可能に枢支さ
    れた可動アームと、この可動アームを開閉作動するシリ
    ンダとを備え、前記固定,可動アームの先端に、前記コ
    ンクリートブロックに形成されている凸部の長手方向の
    付根の両側面に対接して、凸部の長手方向の付根の両側
    面より切り割りするスプリットエッジを設けたことを特
    徴とするスプリッター。
JP28443695A 1995-10-06 1995-10-06 スプリッター Expired - Fee Related JP2681880B2 (ja)

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