JP2683683B2 - 産業用ロボットおよびその制御方法 - Google Patents

産業用ロボットおよびその制御方法

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JP2683683B2 JP5019566A JP1956693A JP2683683B2 JP 2683683 B2 JP2683683 B2 JP 2683683B2 JP 5019566 A JP5019566 A JP 5019566A JP 1956693 A JP1956693 A JP 1956693A JP 2683683 B2 JP2683683 B2 JP 2683683B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は産業用ロボットおよびそ
の制御方法に関する。さらに詳しくは、塗布幅変更時の
過渡状態における塗布幅の乱れが低減されてなる産業用
ロボットおよびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、塗布作業の省力化を目的とし
て多数の産業用ロボットが用いられている。また、この
種作業における就労人口の減少から、従来人手によりな
されていた複雑な塗布作業についても産業用ロボットが
用いられるようになってきている。そのため、産業用ロ
ボットの適用範囲の拡大が求められている。
【0003】かかる要求に対応すべく、図7に示すよう
に、塗装機器制御盤bに吐出量あるいは塗布幅を段階的
に切替えられる吐出量切替装置cを設け、この切替装置
cをロボットコントローラaにより制御することによ
り、吐出量あるいは塗布幅の切替えを行う制御方式がと
られている。
【0004】すなわち、ロボットコントローラaから吐
出量あるいは塗布幅の切替えを吐出量切替装置cに指示
する。この指示を受けた吐出量切替装置cは、この指示
に対応した制御信号をサーボ増幅器dに出力する。この
制御信号を受けたサーボ増幅器dは、それに対応した駆
動電流をサーボモータeに供給して、サーボモータeを
所定回転数で回転する。その結果、このサーボモータe
により駆動されているギャポンプgからは、所定量の吐
出がなされる。それに伴って、塗布ガンh(以下、単に
ガンということもある)から所定量の吐出あるいは塗布
がなされる。
【0005】なお、このサーボモータeの回転数はタコ
ジェネレータfにより検出されて、サーボ増幅器dにフ
ィードバックされる。これにより、サーボモータeの回
転数は所定値に維持されるとともに、ギャポンプgの吐
出量も所定値に維持される。
【0006】しかるに、このようにギャポンプgを用い
て塗布ガンhからの吐出量あるいは塗布幅を調整する方
式では、ギャポンプg吐出側から塗布ガンhまでの配管
p内の圧力が所定値に達しないと、塗布ガンhからは所
定量の吐出あるいは塗布はなされない。そのため、運転
開始から配管p内の圧力が所定値に達するまでの間は、
塗布ガンhを閉とする制御方式が採用されている。
【0007】すなわち、配管pに設置された圧力伝送器
tにより配管p中の圧力が検出されるとともに、その値
が塗装機器制御盤bに設けられた圧力設定装置iに入力
される。圧力設定装置iは圧力が所定値に達するまでサ
ーボ増幅器dに回転継続信号を出力し続ける。
【0008】圧力伝送器tからの圧力が所定値に到達す
るのに必要な時間が経過した後、ロボットコントローラ
aはガン開閉制御装置jに塗布ガンhの開を指示する。
【0009】このように従来の制御方式では、圧力が所
定値に到達するまで、ロボットはガン開の指示を待たな
ければならないという問題点がある。
【0010】塗布ガンhが開になると、信号切替装置k
により制御信号系が切替えられ、サーボ増幅器dへは吐
出量切替装置cからの制御信号が入力されるようにな
り、塗布ガンhから所定量の塗布材料の吐出あるいは塗
布が継続される。
【0011】この状態において、ロボットコントローラ
aから、例えば吐出量の増大が吐出量切替装置cに入力
されると、吐出量切替装置cはレンジを上げ、サーボ増
幅器dにサーボモータeの回転数の増大を指示する。
【0012】しかしながら、配管材料は塗布ガンhの自
由な移動を可能にするために、柔軟で可撓性を有するも
のが用いられているので、例えば、ギャポンプgからの
吐出量が増大すると配管p内の圧力が上昇するために配
管pが膨張してしまう。そのため、定常状態に達するま
で、ギャポンプgからの吐出量の増大に見合う分の吐出
量の増大が塗布ガンh出口では得られない。その上、前
述のごとく、配管材料として柔軟で可撓性を有する材料
を用いているため、定常状態に達するまでの時間は、産
業用ロボットの制御系に用いられている各種の素子の応
答性と比較してかなり長い。なお、図中のlはかかる配
管の膨張に伴う配管容量の増大による相当アキュームレ
ータを示す。
【0013】かかる特性を有する産業用ロボットによ
り、図8に示す回転数指令値により塗装を行うと、図9
に示すように、塗装幅増大地点に比較的長いテーパ部m
が形成されてしまう。この問題を回避するため、塗布量
を増大させる場合は、現状では塗布ガン開閉制御装置j
により塗布ガンhを一旦閉にして、圧力設定装置iの設
定圧力を上げ、配管p内の圧力を所定値まで上昇せしめ
た後、再度塗布ガンhを開にして塗装がなされるという
制御方法がとられている。
【0014】そのため、吐出量切替え地点に形成される
テーパ部mが実用上問題のない程度まで短縮できるよ
う、過渡状態の時間を短縮することが、産業用ロボット
のユーザから求められている。
【0015】また、吐出量あるいは塗布幅の切替えも段
階的にしかなし得ないために、かかる産業用ロボットに
よる塗装パターンも限られたものとならざるを得ないと
いう問題もある。
【0016】さらに、圧力伝送器tの検出圧力は、ロボ
ットコントローラaには入力できないため、配管p内の
圧力が異常に上昇した場合に、産業用ロボットを緊急に
停止するための圧力スイッチsを別途配管pに設けなけ
ればならないという問題もある。
【0017】その上、塗布材料の温度が変化した場合、
塗装機器制御盤bに備えられている温度調整装置nによ
り、サーボモータeの回転数を調整して所定量の吐出を
得ることがなされている。これは、マニュアル操作によ
りなされるため手間がかかるとともに、温度変化が激し
い作業環境においては適切な吐出量が得にくいという問
題もある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の問題点に鑑みなされたものであって、吐出量の変更
があった場合に生じる過渡状態の時間を短縮することに
より、吐出量変更地点に生じるテーパ部が実用上問題の
ない程度まで短縮でき、しかも吐出量の切替えが任意に
なし得る産業用ロボットおよびその制御方法を提供する
ことを主たる目的としている。
【0019】また、本発明は、塗布材料の保持圧力が変
更された場合に生じる過渡状態の時間を短縮することに
よって、ガン開の待ち時間を短縮できる産業用ロボット
およびその制御方法も提供することを目的としている。
【0020】さらに、本発明は、塗布材料の温度に変化
が生じても適切な吐布がなし得る産業用ロボットおよび
その制御方法をも提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の産業用ロボット
は、定量供給手段により塗布材料が塗布ガンに供給され
てなる産業用ロボットにおいて、前記産業用ロボットが
回転数制御手段を備えてなり、該回転数制御手段によ
り、前記定量供給手段の駆動手段が所望回転数により回
転され、それにより塗布ガンから所望の吐出量が得られ
ることを特徴とする。
【0022】本発明の産業用ロボットにおいては、前記
定量供給手段が定量ポンプであり、前記駆動手段がモー
タであるのが好ましい。
【0023】また、本発明の産業用ロボットにおいて
は、塗布材料の温度検出手段と、温度補正手段とが付加
されてなり、前記温度検出手段の検出温度に基づいて、
前記温度補正手段が補正回転数を算出してなるのが好ま
しい。
【0024】さらに、本発明の産業用ロボットにおいて
は、前記補正回転数が、材料温度が低下した場合には、
前記所望回転数に所定回転数を加算することにより得ら
れ、材料温度が上昇した場合には、前記所望回転数から
所定回転数を減算することにより得られるのが好まし
い。
【0025】一方、本発明の産業用ロボットの制御方法
は、回転数制御手段により回転数が制御されている、駆
動手段により駆動されている定量供給手段により、塗布
材料が塗布ガンに供給されてなる産業用ロボットの制御
方法であって、塗布材料の供給量を変更するときは、前
記回転数制御手段により、前記駆動手段を過渡状態期間
中は、過渡状態回転数で回転させることを特徴とする。
【0026】本発明の産業用ロボットの制御方法におい
ては、前記塗布材料の供給量の変更が供給量を増大させ
る場合や、塗布材料の圧力を増大させる場合、前記過渡
状態回転数が所望回転数に増加量に応じた回転数を加算
することにより生成されるのが好ましく、また前記塗布
材料の供給量の変更が供給量を減少させる場合や、塗布
材料の圧力を減少させる場合、前記過渡状態回転数が所
望回転数から減少量に応じた回転数を減算することによ
り生成されるのが好ましい。
【0027】また、本発明の産業用ロボットの制御方法
においては、塗布材料の温度を検出し、該検出温度によ
り、駆動手段の回転数を補正するのが好ましい。
【0028】さらに、本発明の産業用ロボットの制御方
法においては、前記駆動手段の回転数の補正が、塗布材
料の温度が低下した場合には、前記所望回転数に所定回
転数を加算することによりなされ、塗布材料の温度が上
昇した場合には、前記所望回転数から所定回転数を減算
することによりなされるのが好ましい。
【0029】
【作用】本発明の産業用ロボットは、前記のごとく構成
されているので、定量供給手段の吐出量を任意に設定す
ることができる。
【0030】また、本発明の産業用ロボットの制御方法
によれば、定量供給手段の吐出量を変更する場合、変更
後における過渡状態の間は、駆動手段を過渡状態回転数
により回転させているので、配管の体積変化に要する時
間を短縮することができる。また、過渡状態においても
ガンからは所望吐出量に近い吐出がなされる。したがっ
て、吐出量変更地点に生ずるテーパ部を実用上問題のな
い程度にまで短縮することができる。
【0031】また材料圧力を変更する場合、変更後にお
ける過渡状態の間は、駆動手段を過渡回転数により回転
させているので、配管の体積変化に要する時間を短縮す
ることができる。
【0032】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明を実施
例に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみに
限定されるものではない。
【0033】図1は本発明の産業用ロボットの一実施例
の概略図、図2は同実施例におけるロボットコントロー
ラの概略図である。図において、1は操作盤、2はロボ
ットコントローラ、3は増幅器、4は駆動手段、5は回
転数検出手段、6は定量供給手段、7は圧力伝送器、8
は温度伝送器、9は塗布ガン(ガン)、10は配管の相
当アキュームレータ量、pは配管を示す。
【0034】本発明の産業用ロボットの一実施例は、図
1に示すごとく、操作盤1、ロボットコントローラ2、
増幅器3、駆動手段4、定量供給手段6、ガン9を主要
構成要素としてなる。
【0035】操作盤1は、その入力部からガン9の吐出
量あるいは塗布幅が指定できるよう構成されている。か
かる構成は、例えば操作盤1のCRTディスプレイ(図
示せず)に表示された吐出量あるいは塗布幅入力要求に
応じて、所望の吐出量あるいは塗布幅をテンキー(図示
せず)により入力する構成を採用することにより実現さ
れる。
【0036】ロボットコントローラ2は、この操作盤1
から入力された吐出量あるいは塗布幅に応じた駆動手段
4の回転数を算出し、それを内臓している回転数制御手
段21に指示する。回転数制御手段21は、指示された
回転数に対応した制御電圧を増幅器3に指示する。
【0037】かかる機能を有する回転数制御手段21
は、例えば駆動手段4として交流サーボモータを用い、
これに対してPWM駆動方式を採用する場合には、ロボ
ットコントローラ2のROMに各相ごとのPWM電圧パ
ターンをデジタル化した信号列として記憶させておき、
これをロボットコントローラ2からの回転数指令に応じ
て対応する電圧パターンを読出し、これをA/D変換器
によりアナログ信号とするという構成をとることにより
実現される(図2参照)。
【0038】ロボットコントローラ2には、この他にガ
ン9の開閉を制御するガン開閉制御手段22および温度
補正手段23も設けらるとともに、従来よりこの種のロ
ボットの制御に用いられているものも、本発明の必要な
範囲内で設けられている。
【0039】前述のごとく駆動手段4としてサーボモー
タが用いられた場合には、増幅器3としてはサーボ増幅
器が用いられる。
【0040】また、定量供給手段6としては、例えばギ
ャポンプなどのような回転式定量ポンプやプランジャー
ポンプなどの容積式定量ポンプが用いられる。その中で
も、脈動が生じないという点から、回転式定量ポンプを
用いるのが好ましい。
【0041】しかして、ガン9の吐出量は、駆動手段4
の回転数、配管pの内圧および配管p内を流れる塗布材
料の温度にも影響されるので、駆動手段4の回転数が回
転数検出手段5により検出されてロボットコントローラ
2にフィードバックされるとともに、配管p内の圧力お
よび塗布材料の温度も、圧力伝送器7および温度伝送器
8により、それぞれロボットコントローラ2に入力され
ている。
【0042】この温度伝送器により検出されロボットコ
ントローラ2に入力された塗布材料の温度は、ロボット
コントローラ2の指示により温度補正手段23に導入さ
れる。温度補正手段23はこの温度に基づいて補正回転
数を算出し、それを回転数制御手段21に入力する。
【0043】本実施例の産業用ロボットのその余の構成
についての詳細な説明は省略するが、従来より産業用ロ
ボットに用いられているものを好適に用いることができ
る。
【0044】次に、このように構成された産業用ロボッ
トによる塗装について説明する。
【0045】ステップ1:操作盤1よりガンの吐出量あ
るいは塗布幅が入力される。
【0046】ステップ2:ロボットコントローラ2は、
指定された吐出量あるいは塗布幅に応じたサーボモータ
4の回転数を算出し、回転数制御手段21に入力する。
【0047】ステップ3:回転数制御手段21は、指定
された回転数に対応した制御電圧パターンをROMから
呼び出し所定の演算処理を行った後、それをアナログ電
圧に変換する。
【0048】ステップ4:ロボットコントローラ2は、
アナログ電圧に変換された制御電圧をサーボ増幅器3に
出力する。
【0049】ステップ5:サーボ増幅器3は、入力され
た制御電圧に対応した駆動電流をサーボモータ4に出力
する。
【0050】ステップ6:ロボットコントローラ2は、
圧力伝送器7からの圧力が所定値に到達すると、ガン開
閉制御手段22にガン9の開を指示する。
【0051】ステップ7:ガン開閉制御手段22は、前
記指示に基づきガン開閉装置(図示せず)にガン9の開
を指示する。これにより塗布が開始される。
【0052】ステップ8:ロボットコントローラ2は、
回転数検出手段5、圧力伝送器7、温度伝送器8からの
値に異常がないかを監視する。ここで、例えば回転数が
低下したり、圧力が低下したり、あるいは温度が低下し
た場合には、ロボットコントローラ2および温度補正手
段23は回転数制御手段21に回転数の増大を指示す
る。その逆に、回転数が増加したり、圧力が上昇した
り、あるいは温度が上昇した場合には、ロボットコント
ローラ2および温度補正手段23は回転数制御手段21
に回転数の減少を指示する。この回転数の増大あるいは
減少の割合は、使用されている塗布材料の種類、その変
動の程度等に応じて適宜調整される。
【0053】ステップ9:操作盤1から塗布幅の変更、
例えば塗布幅の拡大を指示する。この指示は、あらかじ
め定められたパターンに応じて自動的になされるように
されてもよい。
【0054】ステップ10:ロボットコントローラ2は、
変更された塗布幅に応じたサーボモータ4の回転数を算
出するとともに、過渡状態回転数および過渡状態回転数
で回転させる期間(以下、過渡期間という)をも算出
し、これらの値を回転数制御手段21に入力する。これ
らの過渡状態回転数および過渡期間は、塗布幅変更地点
に生ずるテーパ部を実用上問題のない長さにまで短縮す
るよう設定される。すなわち、塗布幅を拡大するとき
は、サーボモータ4の回転数を所望回転数よりも所定量
増大せしめ(図3参照)、所望回転数時における配管p
の膨張量まで配管pを急速に膨張させ、配管の膨張に伴
う過渡状態を実用上問題のない程度にまで短縮する(図
4参照)。その逆に、塗装幅を縮小するときは、サーボ
モータ4の回転数を所望回転数よりも所定量減少せしめ
(図5参照)、所望回転数時における配管pの縮小量ま
で配管pを急速に縮小させ、配管pの膨張に伴う過渡状
態を実用上問題のない程度にまで短縮する(図6参
照)。なお、これらの所定値は所定のアルゴリズムによ
り算出される。また、これらの過渡状態回転数および過
渡期間の算出に関するデータは、あらかじめ実機テスト
等により得られたデータに基づいて作製され、テーブル
あるいは関数の形でロボットコントローラ2のROMに
格納されている。
【0055】ステップ11:回転数制御手段21は、過渡
状態回転数に対応した制御電圧を前記と同様の手順で算
出し、サーボ増幅器3に過渡期間中入力する。
【0056】ステップ12:サーボ増幅器3は入力された
制御電圧に対応した駆動電流で過渡期間中サーボモータ
4を駆動する。
【0057】ステップ13:サーボモータ4は入力された
駆動電流に対応する回転数でギャポンプ6を回転する。
これにより、ギャポンプ6は過渡期間、過渡状態回転数
に応じた吐出を行う。すなわち塗布幅が拡大されるとき
は、所望の吐出量よりも多く吐出し、その逆に、塗布幅
が縮小されるときは、所望の吐出量よりも少なく吐出す
る。この場合、ギャポンプ6からの吐出量は、所望吐出
量とは異なるが、その異なっている分は配管の変形作用
に費やされるので、ガン9からの吐出量は所望吐出量に
近いものとなる。
【0058】ステップ14:過渡期間が終了すると、回転
数制御手段21は所望回転数に対応した制御電圧を前記
と同様の手順で算出し、サーボ増幅器3に入力する。
【0059】ステップ15:サーボ増幅器3は、入力され
た制御電圧に対応した駆動電流でサーボモータ4を駆動
する。
【0060】ステップ16:サーボモータ4は、入力され
た駆動電流に対応した回転数でギャポンプ6を回転す
る。これにより、ギャポンプ6からは所望量の吐出がな
される。すなわち、ガン9から所望量の吐出がなされ
る。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、 塗装中に塗装幅を変更しても、塗装幅変更部に形成さ
れるテーパ部を実用上問題のない程度の大きさにできる
ので、産業用ロボットの稼働率の向上を図ることができ
る。
【0062】ガンの吐出量あるいは塗布幅も任意に指
定できるので、産業用ロボットの適用範囲を拡大するこ
とができる。
【0063】塗布材料の圧力変化に対しても過渡時間
を縮めることができるので、ガン開までの時間を短縮で
き、作業能率の向上を図ることができる。
【0064】塗布材料の温度変化に対しても追従する
ことができるので、温度変化が頻繁に生ずる場所にも設
置しても良好な塗装を行うことができる。という効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の産業用ロボットの一実施例の概略図で
ある。
【図2】同実施例のロボットコントローラの概略図であ
る。
【図3】同実施例における回転数指令値のグラフであっ
て、回転数を増大させる場合を示すものである。
【図4】図3に示す回転数指令値によりガンの吐出量を
制御した場合に得られる塗布パターンの模式図である。
【図5】図1に示す実施例における回転数指令値のグラ
フであって、回転数を減少させる場合を示すものであ
る。
【図6】図4に示す回転数指令値によりガンの吐出量を
制御した場合に得られる塗布パターンの模式図である。
【図7】従来の産業用ロボットの概略図である。
【図8】同ロボットにおける回転数指令値のグラフであ
る。
【図9】同回転数指令値によりガンの吐出量を制御した
場合に得られる塗布パターンの模式図である。
【符号の説明】
1 操作盤 2 ロボットコントローラ 21 回転数制御手段 22 ガン開閉制御手段 23 温度補正手段 3 増幅器 4 駆動手段 5 回転数検出手段 6 定量供給手段 7 圧力伝送器 8 温度伝送器 9 ガン 10 配管の相当アキュムレータ量 p 配管

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転式駆動手段により駆動される定量供
    給手段により塗布材料が塗布ガンに供給されてなる産業
    用ロボットにおいて、 前記産業用ロボットが、塗布材料の温度検出手段と、温
    度補正手段を有する回転数制御手段を備えてなり、 該回転数制御手段が、前記温度検出手段の検出温度に基
    づいて、前記温度補正手段により温度補正された補正回
    転数を算出し、 前記定量供給手段の回転式駆動手段がその補正された
    転数により回転され、それにより塗布ガンから所望の吐
    出量が得られることを特徴とする産業用ロボット。
  2. 【請求項2】 前記定量供給手段が定量ポンプであり、
    前記駆動手段がモータであることを特徴とする請求項1
    記載の産業用ロボット。
  3. 【請求項3】 前記補正回転数が、 材料温度が低下した場合には、前記所望回転数に所定回
    転数を加算することにより得られ、 材料温度が上昇した場合には、前記所望回転数から所定
    回転数を減算することにより得られることを特徴とする
    請求項記載の産業用ロボット。
  4. 【請求項4】 回転数制御手段により回転数が制御され
    ている、回転式駆動手段により駆動されている定量供給
    手段により、塗布材料が塗布ガンに供給されてなる産業
    用ロボットの制御方法であって、 塗布材料の供給量を変更するときは、前記回転数制御手
    段により、前記回転式駆動手段が、過渡期間中は過渡状
    態回転数で回転されることを特徴とする産業用ロボット
    の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記塗布材料の供給量の変更が供給量を
    増大させる場合、前記過渡状態回転数が所望回転数に所
    定回転数を加算することにより生成されることを特徴と
    する請求項記載の産業用ロボットの制御方法。
  6. 【請求項6】 前記塗布材料の供給量の変更が供給量を
    減少させる場合、前記過渡状態回転数が所望回転数から
    所定回転数を減算することにより生成されることを特徴
    とする請求項記載の産業用ロボットの制御方法。
  7. 【請求項7】 塗布材料の温度を検出し、該検出温度に
    より、回転式駆動手段の回転数を補正することを特徴と
    する請求項4、5または記載の産業用ロボットの制御
    方法。
  8. 【請求項8】 前記回転式駆動手段の回転数の補正が、 塗布材料の温度が低下した場合には、前記所望回転数に
    所定回転数を加算することによりなされ、 塗布材料の温度が上昇した場合には、前記所望回転数か
    ら所定回転数を減算することによりなされることを特徴
    とする請求項記載の産業用ロボットの制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6121757A (ja) * 1984-07-09 1986-01-30 Toyota Motor Corp ロボツトによる自動塗装における塗料吐出量制御方法

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JPH06206022A (ja) 1994-07-26

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