JP2732142B2 - 軽量気泡コンクリート部材並びにその製造方法及び取付構法 - Google Patents
軽量気泡コンクリート部材並びにその製造方法及び取付構法Info
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、取付用アンカーが埋設されたパネルやコー
ナー部材等の軽量気泡コンクリート部材(以下、軽量気
泡コンクリートをALCという。)と、該ALC部材の製造方
法と、該ALC部材の構造躯体に対する取付構法とに関す
るものである。
ナー部材等の軽量気泡コンクリート部材(以下、軽量気
泡コンクリートをALCという。)と、該ALC部材の製造方
法と、該ALC部材の構造躯体に対する取付構法とに関す
るものである。
[従来の技術] ALCパネルには雌ねじ孔を備えた取付用アンカーを埋
設したものが多く、該取付用アンカーの雌ねじ孔に外部
から取付用ボルトを螺入することにより、該ALCパネル
を構造躯体に取付けるようなっている。
設したものが多く、該取付用アンカーの雌ねじ孔に外部
から取付用ボルトを螺入することにより、該ALCパネル
を構造躯体に取付けるようなっている。
ところが、ALCパネルの製造途中において前記取付用
アンカーの雌ねじ孔にALCが流れ込むと、ALCパネルの製
造後にその流れ込んだALCを除去する作業が必要とな
り、非常に面倒である。
アンカーの雌ねじ孔にALCが流れ込むと、ALCパネルの製
造後にその流れ込んだALCを除去する作業が必要とな
り、非常に面倒である。
そこで、上記ALCの流れ込みを防ぐものとして、次の
ような考案が知られている。
ような考案が知られている。
(1)オートクレーブ養生に伴う熱で溶融しない多孔質
のゴム状弾性材を、取付用ボルトを螺入する側の取付用
アンカーの端面に雌ねじ孔を塞ぐように貼着し、該取付
用アンカーを埋設したALCパネル(実開昭60−179716号
公報)。
のゴム状弾性材を、取付用ボルトを螺入する側の取付用
アンカーの端面に雌ねじ孔を塞ぐように貼着し、該取付
用アンカーを埋設したALCパネル(実開昭60−179716号
公報)。
(2)板状の取付用アンカーに取付用ボルトを螺合させ
るとともに、該取付用ボルトの先端部分を取付用アンカ
ーより所定の長さ以上に突出させ、これらの取付用アン
カー及び取付用ボルトを埋設したALCパネル(実開昭62
−193009号公報)。
るとともに、該取付用ボルトの先端部分を取付用アンカ
ーより所定の長さ以上に突出させ、これらの取付用アン
カー及び取付用ボルトを埋設したALCパネル(実開昭62
−193009号公報)。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記(1)のゴム状弾性材の貼着では、貼
着のばらつきにより雌ねじ孔にALCが染み込むことがあ
った。また、ALCパネルに座繰穴を開けて取付用アンカ
ーを露出させるときには、ゴム状弾性材を廃棄するので
無駄となっていた。さらに、構造躯体への取付施工時に
は、ALCパネルに合った取付用ボルトを該ALCパネルとは
別に準備する必要があり、施工現場でこの取付用ボルト
を探すのは面倒であった。
着のばらつきにより雌ねじ孔にALCが染み込むことがあ
った。また、ALCパネルに座繰穴を開けて取付用アンカ
ーを露出させるときには、ゴム状弾性材を廃棄するので
無駄となっていた。さらに、構造躯体への取付施工時に
は、ALCパネルに合った取付用ボルトを該ALCパネルとは
別に準備する必要があり、施工現場でこの取付用ボルト
を探すのは面倒であった。
また、上記(2)の取付用ボルトの螺合では、取付用
アンカーが板状であり、取付用ボルトの先端部分を取付
用アンカーより所定の長さ以上に突出させた状態で埋設
するので、該取付用ボルトの先端部分にALCが付着して
しまい、これを防ぐにはその先端部分に離型剤等を塗布
する必要があった。
アンカーが板状であり、取付用ボルトの先端部分を取付
用アンカーより所定の長さ以上に突出させた状態で埋設
するので、該取付用ボルトの先端部分にALCが付着して
しまい、これを防ぐにはその先端部分に離型剤等を塗布
する必要があった。
本発明の目的は、上記問題を解決し、取付用アンカー
の雌ねじ付き長孔にALCが染み込んだり、取付用ボルト
の雄ねじ部にALCが付着したりするのを防止することが
できるとともに、構造躯体への取付施工時には取付用ア
ンカーに螺合した取付用ボルトをそのまま使用すること
ができ、もって施工準備や施工作業を効率的に行うこと
ができる新規なALC部材並びにその製造方法及び取付構
法を提供することにある。
の雌ねじ付き長孔にALCが染み込んだり、取付用ボルト
の雄ねじ部にALCが付着したりするのを防止することが
できるとともに、構造躯体への取付施工時には取付用ア
ンカーに螺合した取付用ボルトをそのまま使用すること
ができ、もって施工準備や施工作業を効率的に行うこと
ができる新規なALC部材並びにその製造方法及び取付構
法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明においては次のよ
うな手段をとった。
うな手段をとった。
請求項1記載のALC部材は、雌ねじ付き長孔を備えた
取付用アンカーと、雄ねじ部の略全長が前記雌ねじ付き
長孔に螺合された取付用ボルトとが、共に埋設されてい
る構成とした。
取付用アンカーと、雄ねじ部の略全長が前記雌ねじ付き
長孔に螺合された取付用ボルトとが、共に埋設されてい
る構成とした。
請求項2記載のALC部材の製造方法は、雌ねじ付き長
孔を備えた取付用アンカーと、雄ねじ部の略全長が前記
雌ねじ付き長孔に螺合された取付用ボルトとを、共に埋
設するようにALC部材を成形する工程と、該ALC部材を高
圧高温蒸気養生する工程とを含む構成とした。
孔を備えた取付用アンカーと、雄ねじ部の略全長が前記
雌ねじ付き長孔に螺合された取付用ボルトとを、共に埋
設するようにALC部材を成形する工程と、該ALC部材を高
圧高温蒸気養生する工程とを含む構成とした。
請求項3記載のALC部材の製造方法は、請求項2記載
の製造方法において、取付用アンカーの螺入側端面に取
付用ボルトの頭部を当接させることとした。
の製造方法において、取付用アンカーの螺入側端面に取
付用ボルトの頭部を当接させることとした。
請求項4記載のALC部材の製造方法は、請求項2記載
の製造方法において、取付用アンカーの反螺入側端面は
雌ねじ付き長孔を塞ぐように密閉される構成とした。こ
の密閉は別部材を接着する方法でもよいし、取付用アン
カーを有底状に形成する方法でもよい。
の製造方法において、取付用アンカーの反螺入側端面は
雌ねじ付き長孔を塞ぐように密閉される構成とした。こ
の密閉は別部材を接着する方法でもよいし、取付用アン
カーを有底状に形成する方法でもよい。
請求項5記載のALC部材の製造方法は、請求項2記載
の製造方法において、ALC部材の成形前に、取付用ボル
トの頭部にALC付着防止材を被覆することとした。
の製造方法において、ALC部材の成形前に、取付用ボル
トの頭部にALC付着防止材を被覆することとした。
請求項6記載のALC部材の製造方法は、請求項5記載
の製造方法において、ALC付着防止材は100〜180℃の温
度範囲で加熱溶融する特性を有するものとした。
の製造方法において、ALC付着防止材は100〜180℃の温
度範囲で加熱溶融する特性を有するものとした。
請求項7記載のALC部材の取付構法は、雌ねじ付き長
孔を備えた取付用アンカーと、雄ねじ部の略全長が前記
雌ねじ付き長孔に螺入された取付用ボルトとが、共に埋
設されているALC部材を用い、該ALC部材の取付用ボルト
埋設位置に開けられた座繰穴から該取付用ボルトを取り
出す工程と、該取付用ボルトを用いて該ALC部材を構造
躯体に取り付ける工程とを含む構成とした。
孔を備えた取付用アンカーと、雄ねじ部の略全長が前記
雌ねじ付き長孔に螺入された取付用ボルトとが、共に埋
設されているALC部材を用い、該ALC部材の取付用ボルト
埋設位置に開けられた座繰穴から該取付用ボルトを取り
出す工程と、該取付用ボルトを用いて該ALC部材を構造
躯体に取り付ける工程とを含む構成とした。
[作用] 請求項1記載のALC部材によれば、取付用アンカーの
雌ねじ付き長孔に螺合された取付用ボルトを取り出すこ
とにより、該ALC部材の構造躯体への取り付けに使用す
ることができる。また、取付用アンカーの雌ねじ付き長
孔や取付用ボルトの雄ねじ部にはALCが付着しない。
雌ねじ付き長孔に螺合された取付用ボルトを取り出すこ
とにより、該ALC部材の構造躯体への取り付けに使用す
ることができる。また、取付用アンカーの雌ねじ付き長
孔や取付用ボルトの雄ねじ部にはALCが付着しない。
請求項2記載のALC部材の製造方法によれば、取付用
ボルトの雄ねじ部の略全長が取付用アンカーの雌ねじ付
き長孔に螺合されているので、該雌ねじ付き長孔へのAL
Cの染み込みや、取付用ボルトの雄ねじ部へのALCの付着
がほとんどなくなる。
ボルトの雄ねじ部の略全長が取付用アンカーの雌ねじ付
き長孔に螺合されているので、該雌ねじ付き長孔へのAL
Cの染み込みや、取付用ボルトの雄ねじ部へのALCの付着
がほとんどなくなる。
請求項3記載のALC部材の製造方法によれば、取付用
アンカーの螺入側端面に取付用ボルトの頭部を当接させ
るので、該螺入側端面から雌ねじ付き長孔へのALCの染
み込みがさらになくなる。
アンカーの螺入側端面に取付用ボルトの頭部を当接させ
るので、該螺入側端面から雌ねじ付き長孔へのALCの染
み込みがさらになくなる。
請求項4記載のALC部材の製造方法によれば、取付用
アンカーの反螺入側端面は雌ねじ付き長孔を塞ぐように
密閉される構成とするので、該反螺入側端面から雌ねじ
付き長孔へのALCの染み込みがさらになくなる。
アンカーの反螺入側端面は雌ねじ付き長孔を塞ぐように
密閉される構成とするので、該反螺入側端面から雌ねじ
付き長孔へのALCの染み込みがさらになくなる。
請求項5記載のALC部材の製造方法によれば、ALC部材
の成形前に取付用ボルトの頭部にALC付着防止材を被覆
するので、該頭部へのALCの付着もなくなる。
の成形前に取付用ボルトの頭部にALC付着防止材を被覆
するので、該頭部へのALCの付着もなくなる。
請求項6記載のALC部材の製造方法によれば、養生工
程でALC付着防止材が加熱溶融するので、取付用ボルト
の頭部の周囲が空洞となる。
程でALC付着防止材が加熱溶融するので、取付用ボルト
の頭部の周囲が空洞となる。
請求項7記載のALC部材の取付構法によれば、従来の
ように取付用ボルトを別に準備したり探したりする必要
がなくなる。
ように取付用ボルトを別に準備したり探したりする必要
がなくなる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した実施例について、第1図〜
第4図を参照して説明する。
第4図を参照して説明する。
第2図は完成したALCパネル1を示したもので、補強
筋2、取付用アンカー3、取付用ボルト7等が埋設され
ている。すなわち、補強筋2は横筋と縦筋とにより籠状
に形成され、ALCパネル1の両面寄りに埋設されてい
る。この補強筋2には、断面L型の支持金具4とこれに
溶接固定された長ナット5とからなる取付用アンカー3
が、支持金具4において溶接固定され、長ナット5はAL
Cパネル1の厚さ方向に延びるように配されている。こ
の長ナット5の雌ねじ付き長孔6には取付用ボルト7の
雄ねじ部8の略全長が螺合され、該長ナット5の螺入側
端面には取付用ボルト7の頭部9が当接している。この
取付用ボルト7の頭部9の周囲は後述するALC付着防止
材が加熱溶融してできた空洞10となっており、この空洞
10とパネル背面との間のALCの厚さは2〜12mmが一般的
である。一方、長ナット5の反螺入側端面には蓋体11が
接着され、雌ねじ付き長孔6を塞ぐように密閉してい
る。この蓋体11の材質はALCが浸透しなければどのよう
なものでもよい。
筋2、取付用アンカー3、取付用ボルト7等が埋設され
ている。すなわち、補強筋2は横筋と縦筋とにより籠状
に形成され、ALCパネル1の両面寄りに埋設されてい
る。この補強筋2には、断面L型の支持金具4とこれに
溶接固定された長ナット5とからなる取付用アンカー3
が、支持金具4において溶接固定され、長ナット5はAL
Cパネル1の厚さ方向に延びるように配されている。こ
の長ナット5の雌ねじ付き長孔6には取付用ボルト7の
雄ねじ部8の略全長が螺合され、該長ナット5の螺入側
端面には取付用ボルト7の頭部9が当接している。この
取付用ボルト7の頭部9の周囲は後述するALC付着防止
材が加熱溶融してできた空洞10となっており、この空洞
10とパネル背面との間のALCの厚さは2〜12mmが一般的
である。一方、長ナット5の反螺入側端面には蓋体11が
接着され、雌ねじ付き長孔6を塞ぐように密閉してい
る。この蓋体11の材質はALCが浸透しなければどのよう
なものでもよい。
上記ALCパネル1は、例えば次のような工程で製造す
ることができる。
ることができる。
(1)取付用ボルト7の頭部9に100〜180℃の温度範囲
で加熱溶融する特性を有するALC付着防止材12を被覆し
ておく。その材質としては、独立発泡させたゴムや合成
樹脂を例示することができる。
で加熱溶融する特性を有するALC付着防止材12を被覆し
ておく。その材質としては、独立発泡させたゴムや合成
樹脂を例示することができる。
(2)取付用アンカー3を組み立て、その長ナット5の
雌ねじ付き長孔6に取付用ボルト7の雄ねじ部8の略全
長を螺合させ、螺入側端面に取付用ボルト7の頭部9を
当接させるとともに、反螺入側端面に蓋体11を接着す
る。籠状に形成した補強筋2に、この取付用アンカー3
を溶接固定する。
雌ねじ付き長孔6に取付用ボルト7の雄ねじ部8の略全
長を螺合させ、螺入側端面に取付用ボルト7の頭部9を
当接させるとともに、反螺入側端面に蓋体11を接着す
る。籠状に形成した補強筋2に、この取付用アンカー3
を溶接固定する。
(3)図示しない型枠に複数個の前記補強筋2を並べて
セットし、ALC原料スラリーを注入することにより、補
強筋2、取付用アンカー3、取付用ボルト7等が埋設さ
れた半硬化状態のALCグリーンケーキを成形する。この
とき、前述の通り長ナット5の雌ねじ付き長孔6には取
付用ボルト7の雄ねじ部8の略全長が螺合し、螺入側端
面には取付用ボルト7の頭部9が当接し、また反螺入側
端面は蓋体11で密閉されているので、雌ねじ付き長孔6
にALCが染み込んだり、取付用ボルト7の雄ねじ部8にA
LCが付着したりするのを防止することができる。また、
取付用ボルト7の頭部9にはALC付着防止材12が被覆さ
れているので、該頭部9にALCが付着することもない。
セットし、ALC原料スラリーを注入することにより、補
強筋2、取付用アンカー3、取付用ボルト7等が埋設さ
れた半硬化状態のALCグリーンケーキを成形する。この
とき、前述の通り長ナット5の雌ねじ付き長孔6には取
付用ボルト7の雄ねじ部8の略全長が螺合し、螺入側端
面には取付用ボルト7の頭部9が当接し、また反螺入側
端面は蓋体11で密閉されているので、雌ねじ付き長孔6
にALCが染み込んだり、取付用ボルト7の雄ねじ部8にA
LCが付着したりするのを防止することができる。また、
取付用ボルト7の頭部9にはALC付着防止材12が被覆さ
れているので、該頭部9にALCが付着することもない。
(4)前記ALCグリーンケーキを切断して、第1図に示
すような半硬化状態のALCパネル1とする。
すような半硬化状態のALCパネル1とする。
(5)前記ALCパネル1を図示しないオートクレーブに
入れて高圧高温蒸気養生することにより、ALCパネル1
を十分に硬化させる。この養生時の温度は例えば約180
℃となるので、前記ALC付着防止材12は加熱溶融して空
洞10となり、第2図に示すようなALCパネル1が形成さ
れる。なお、第2図に鎖線で示すように、取付用ボルト
7の埋設位置のALC(すなわちこの空洞10とパネル背面
との間のALC)を工場において穴開けすることにより、
座繰穴13を形成しておいてもよい。この取付用ボルト7
の埋設位置は、空洞10の存在により叩いたときの打音が
異なるので、容易に探すことができる。
入れて高圧高温蒸気養生することにより、ALCパネル1
を十分に硬化させる。この養生時の温度は例えば約180
℃となるので、前記ALC付着防止材12は加熱溶融して空
洞10となり、第2図に示すようなALCパネル1が形成さ
れる。なお、第2図に鎖線で示すように、取付用ボルト
7の埋設位置のALC(すなわちこの空洞10とパネル背面
との間のALC)を工場において穴開けすることにより、
座繰穴13を形成しておいてもよい。この取付用ボルト7
の埋設位置は、空洞10の存在により叩いたときの打音が
異なるので、容易に探すことができる。
上記ALCパネル1は、例えば次のような構法で構造躯
体に取り付けることができる。
体に取り付けることができる。
(1)工場で座繰穴13が開けられていないときは、施工
現場でこの座繰穴13を開ける。そして、第3図に示すよ
うに取付用ボルト7を螺退させて取り出す。
現場でこの座繰穴13を開ける。そして、第3図に示すよ
うに取付用ボルト7を螺退させて取り出す。
(2)第4図に示すように、ALCパネル1の背面に稲妻
状の取付用プレート14を当て、前記取付用ボルト7をこ
の取付用プレート14に通して長ナット5の雌ねじ付き長
孔6に螺入する。そして、この取付用プレート14を構造
躯体としての鉄骨梁15に溶接固定された通しアングル16
に引掛け、取付用ボルト7を締めればよい。
状の取付用プレート14を当て、前記取付用ボルト7をこ
の取付用プレート14に通して長ナット5の雌ねじ付き長
孔6に螺入する。そして、この取付用プレート14を構造
躯体としての鉄骨梁15に溶接固定された通しアングル16
に引掛け、取付用ボルト7を締めればよい。
上記取付構法によれば、取付用アンカー3に螺合した
取付用ボルト7をそのまま使用することができ、従来の
ように取付用ボルトを別に準備したり探したりする必要
がないので、施工準備や施工作業を効率的に行うことが
できる。
取付用ボルト7をそのまま使用することができ、従来の
ように取付用ボルトを別に準備したり探したりする必要
がないので、施工準備や施工作業を効率的に行うことが
できる。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で任意に変更
して具体化することもできる。
はなく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で任意に変更
して具体化することもできる。
[発明の効果] 本発明は、上記の通り構成されているので、次のよう
な優れた効果を奏する。
な優れた効果を奏する。
請求孔1記載のALC部材によれば、取付用アンカーに
螺合した取付用ボルトを取り出して、該ALC部材の構造
躯体への取り付けに使用することができ、従来のように
取付用ボルトを別に準備したり探したりする必要がない
ので、施工準備や施工作業を効率的に行うことができ
る。また、取付用アンカーの雌ねじ付き長孔や取付用ボ
ルトの雄ねじ部にはALCが付着していないので、これら
を掃除する必要もない。
螺合した取付用ボルトを取り出して、該ALC部材の構造
躯体への取り付けに使用することができ、従来のように
取付用ボルトを別に準備したり探したりする必要がない
ので、施工準備や施工作業を効率的に行うことができ
る。また、取付用アンカーの雌ねじ付き長孔や取付用ボ
ルトの雄ねじ部にはALCが付着していないので、これら
を掃除する必要もない。
請求項2記載のALC部材の製造方法によれば、雌ねじ
付き長孔にALCが染み込んだり、取付用ボルトの雄ねじ
部にALCが付着したりするのを防止することができる。
付き長孔にALCが染み込んだり、取付用ボルトの雄ねじ
部にALCが付着したりするのを防止することができる。
請求項3記載のALC部材の製造方法によれば、螺入側
端面から雌ねじ付き長孔へのALCの染み込みをさらに確
実に防止することができる。
端面から雌ねじ付き長孔へのALCの染み込みをさらに確
実に防止することができる。
請求項4記載のALC部材の製造方法によれば、反螺入
側端面から雌ねじ付き長孔へのALCの染み込みをさらに
確実に防止することができる。
側端面から雌ねじ付き長孔へのALCの染み込みをさらに
確実に防止することができる。
請求項5記載のALC部材の製造方法によれば、取付用
ボルトの頭部へのALCの付着も防止することができる。
ボルトの頭部へのALCの付着も防止することができる。
請求項6記載のALC部材の製造方法によれば、養生工
程において取付用ボルトの頭部の周囲を空洞とすること
ができる。
程において取付用ボルトの頭部の周囲を空洞とすること
ができる。
請求項7記載のALC部材の取付構法によれば、従来の
ように取付用ボルトを別に準備したり探したりする必要
がないので、施工準備や施工作業を効率的に行うことが
できる。また、取付用アンカーの雌ねじ付き長孔や取付
用ボルトの雄ねじ部にはALCが付着していないので、こ
れらを掃除する必要もない。
ように取付用ボルトを別に準備したり探したりする必要
がないので、施工準備や施工作業を効率的に行うことが
できる。また、取付用アンカーの雌ねじ付き長孔や取付
用ボルトの雄ねじ部にはALCが付着していないので、こ
れらを掃除する必要もない。
第1図は本発明を具体化したALCパネルの成形後の断面
図、第2図は該ALCパネルの養生後の断面図、第3図は
該ALCパネルから取付用ボルトを取り出した状態の断面
図、第4図は該ALCパネルを鉄骨梁に取付けた状態の断
面図である。 1……ALCパネル、3……取付用アンカー、 4……支持金具、5……長ナット、 6……雌ねじ付き長孔、7……取付用ボルト、 8……雄ねじ部、9……頭部、11……蓋体、 12……ALC付着防止材、13……座繰穴、 15……構造躯体としての鉄骨梁。
図、第2図は該ALCパネルの養生後の断面図、第3図は
該ALCパネルから取付用ボルトを取り出した状態の断面
図、第4図は該ALCパネルを鉄骨梁に取付けた状態の断
面図である。 1……ALCパネル、3……取付用アンカー、 4……支持金具、5……長ナット、 6……雌ねじ付き長孔、7……取付用ボルト、 8……雄ねじ部、9……頭部、11……蓋体、 12……ALC付着防止材、13……座繰穴、 15……構造躯体としての鉄骨梁。
Claims (7)
- 【請求項1】雌ねじ付き長孔(6)を備えた取付用アン
カー(3)と、雄ねじ部(8)の略全長が前記雌ねじ付
き長孔(6)に螺合された取付用ボルト(7)とが、共
に埋設されている軽量気泡コンクリート部材。 - 【請求項2】雌ねじ付き長孔(6)を備えた取付用アン
カー(3)と、雄ねじ部(8)の略全長が前記雌ねじ付
き長孔(6)に螺合された取付用ボルト(7)とを、共
に埋設するように軽量気泡コンクリート部材(1)を成
形する工程と、該軽量気泡コンクリート部材(1)を高
圧高温蒸気養生する工程とを含む軽量気泡コンクリート
部材の製造方法。 - 【請求項3】取付用アンカー(3)の螺入側端面に取付
用ボルト(7)の頭部(9)を当接させる請求項2記載
の軽量気泡コンクリート部材の製造方法。 - 【請求項4】取付用アンカー(3)の反螺入側端面は雌
ねじ付き長孔(6)を塞ぐように密閉される請求項2記
載の軽量気泡コンクリート部材の製造方法。 - 【請求項5】軽量気泡コンクリート部材(1)の成形前
に、取付用ボルト(7)の頭部(9)に軽量気泡コンク
リート付着防止材(12)を被覆する請求項2記載の軽量
気泡コンクリート部材の製造方法。 - 【請求項6】軽量気泡コンクリート付着防止材(12)は
100〜180℃の温度範囲で加熱溶融する特性を有する請求
項5記載の軽量気泡コンクリート部材の製造方法。 - 【請求項7】雌ねじ付き長孔(6)を備えた取付用アン
カー(3)と、雄ねじ部(8)の略全長が前記雌ねじ付
き長孔(6)に螺入された取付用ボルト(7)とが、共
に埋設されている軽量気泡コンクリート部材(1)を用
い、該軽量気泡コンクリート部材(1)の取付用ボルト
埋設位置に開けられた座繰穴(13)から該取付用ボルト
(7)を取り出す工程と、該取付用ボルト(7)を用い
て該軽量気泡コンクリート部材(1)を構造躯体(15)
に取り付ける工程とを含む軽量気泡コンクリート部材の
取付構法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16377990A JP2732142B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 軽量気泡コンクリート部材並びにその製造方法及び取付構法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16377990A JP2732142B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 軽量気泡コンクリート部材並びにその製造方法及び取付構法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0452351A JPH0452351A (ja) | 1992-02-20 |
| JP2732142B2 true JP2732142B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=15780558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16377990A Expired - Lifetime JP2732142B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 軽量気泡コンクリート部材並びにその製造方法及び取付構法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2732142B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0814170B2 (ja) * | 1991-09-19 | 1996-02-14 | 住友金属鉱山株式会社 | 取り付け用ナット埋設型alcパネル及びその製造方法 |
| JP2002251952A (ja) | 2001-02-22 | 2002-09-06 | Jst Mfg Co Ltd | ヒューズホルダー |
| CN105089186B (zh) * | 2015-08-12 | 2017-11-24 | 苏州柯利达光电幕墙有限公司 | 一种全玻璃幕墙支撑结构及全玻璃幕墙安装方法 |
-
1990
- 1990-06-21 JP JP16377990A patent/JP2732142B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0452351A (ja) | 1992-02-20 |
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