JP2763155B2 - 運動する器官や血液の運動速度を超音波エコーグラフで測定する装置 - Google Patents
運動する器官や血液の運動速度を超音波エコーグラフで測定する装置Info
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- G—PHYSICS
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- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S15/00—Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
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- G01S15/8979—Combined Doppler and pulse-echo imaging systems
- G01S15/8984—Measuring the velocity vector
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61B8/00—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
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Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、サンプリング期間ΔTで作動し、kΔT
(k=−I,−I+1…,I)だけずれた2個の順次のエコ
ーグラフ信号に基づきz方向の2I+1個の相関関数値を
発生する第1の相互相関回路(51z)と、前記z方向の
相関関数のうち最も大きな値に対応するkに対する値I0
を発生する第1の最大値検出回路(53z)とによって、
超音波走査ビームの軸Ozに平行な軸方向速度成分Vzを測
定する運動する器官や血管の運動速度を超音波エコーグ
ラフで測定する装置に関するものである。
(k=−I,−I+1…,I)だけずれた2個の順次のエコ
ーグラフ信号に基づきz方向の2I+1個の相関関数値を
発生する第1の相互相関回路(51z)と、前記z方向の
相関関数のうち最も大きな値に対応するkに対する値I0
を発生する第1の最大値検出回路(53z)とによって、
超音波走査ビームの軸Ozに平行な軸方向速度成分Vzを測
定する運動する器官や血管の運動速度を超音波エコーグ
ラフで測定する装置に関するものである。
(従来の技術) 本発明は、例えば心臓壁のような運動する器官や血管
中の血液流を断層試験する分野において有利なものとし
て用いられる。
中の血液流を断層試験する分野において有利なものとし
て用いられる。
実際には、一般的に用いられているドップラ速度計
は、軸方向の移動速度だけを測定することができる。こ
の測定はエコーグラフ信号を処理する種々の方法で、特
に特開昭62−133944号公報に記載されている相関方法に
よって行なうことができる。この既知の方法は、運動す
る目標物から超音波トランスジューサに反射された順次
の超音波信号が以下の式に従うという事実を利用してい
る。
は、軸方向の移動速度だけを測定することができる。こ
の測定はエコーグラフ信号を処理する種々の方法で、特
に特開昭62−133944号公報に記載されている相関方法に
よって行なうことができる。この既知の方法は、運動す
る目標物から超音波トランスジューサに反射された順次
の超音波信号が以下の式に従うという事実を利用してい
る。
sn+1=Sn(t−τz) τzは以下の式で与えられる。
τz=2VzT/C ここで、Tは回帰周期であり、cは音速である。
Sn(t)とSn+1(t)との間の相関関数は以下のよう
に規定される。
に規定される。
∫Sn+1(t+u)Sn(d)dt=Cnn(u−τz) 関数Cnn(u−τz)は自動相関関数であり、従って
u=τzのとき最大となる。よって、時間変位τzの測
定、つまり軸方向速度Vzの測定は、相関関係が最大とな
る因子uを検出することにより行なうことができる。こ
のため、相関関数は、サンプリング期間ΔTを用い期間
−IΔTと+IΔTとの間で1ステップ毎にサンプリン
グされる。2I+1個の相関関数値のうちu=I0ΔTに対
応する最大値により、以下の式を用いて軸方向速度Vzを
測定することができる。
u=τzのとき最大となる。よって、時間変位τzの測
定、つまり軸方向速度Vzの測定は、相関関係が最大とな
る因子uを検出することにより行なうことができる。こ
のため、相関関数は、サンプリング期間ΔTを用い期間
−IΔTと+IΔTとの間で1ステップ毎にサンプリン
グされる。2I+1個の相関関数値のうちu=I0ΔTに対
応する最大値により、以下の式を用いて軸方向速度Vzを
測定することができる。
Vz=I0CΔT/2T 上記公開公報には、サンプリング期間中における相関
関数の最大値を決定するのに固有な誤差を除去するた
め、相関関数値に基づき軸方向速度を一層精確に評価す
る補間回路を用いるのが有利であることが述べられてい
る。
関数の最大値を決定するのに固有な誤差を除去するた
め、相関関数値に基づき軸方向速度を一層精確に評価す
る補間回路を用いるのが有利であることが述べられてい
る。
しかしながら、この既知の測定装置では、運動する器
官や血液流の移動速度の直交する成分Vx及びVyに関する
情報を全く発生させていない。
官や血液流の移動速度の直交する成分Vx及びVyに関する
情報を全く発生させていない。
本発明が解決しようとする技術的課題は、超音波エコ
ーグラフを用いて、運動する器官や血液流の移動速度の
軸方向成分Vzだけでなく直交する成分Vx,Vyも測定でき
る測定装置を実現することである。
ーグラフを用いて、運動する器官や血液流の移動速度の
軸方向成分Vzだけでなく直交する成分Vx,Vyも測定でき
る測定装置を実現することである。
この技術的課題を解決するため、本発明による測定装
置は、軸Ozと主に三次元系を構成する軸Ox,Oyの原点に
芯立てされたピエゾ電気トランスジューサから成る二次
元モザイク配列(10)と、 kx=−Nx,−Nx+1,…,Nxとし、pxをx方向向のチャネ
ルのピッチとした場合に点(kxpx,O,O)に芯立てされる
と共に、ky=−Ny,−Ny+1…,Nyとし、pyをy方向のチ
ャネルのピッチとした場合に点(O,kypy,O)に芯立てさ
れたビームに対応する2(Nx+Ny)+1個の受波チャネ
ルを形成する回路(20)と、 I0−I,I0,I0+1のkの値について2(Nx+Ny)+1
個の受波チャネルの各々によって受波されたエコーグラ
フ信号を記憶するバッファメモリ(50)と、 中心受波チャネル(0,0,0)によって受波された信号
と受波チャネル(kxpx,O,O)及び(O,ky,py,O)によっ
てそれぞれ受波された次の信号の間の相互相関を形成し
て、3個の相互相関関数Cx(kxpx,O,(I0−1)Δ
T)、Cx(kxpx,O,I0ΔT)、Cx(kxpx,O,(I0+1)Δ
T)及びCy(O,kypy,(I0−1)ΔT)、Cy(O,kypy,I0
ΔT)、Cy(O,kypy,(I0+1)ΔT)をそれぞれ発生
する第2の相互相関回路(51x)及び第3の相互相関回
路(51y)と、 前記3個の相互相関関数に基づいてx方向の相関ピー
クCx(kxpx)及びy方向の相関ピークCy(kypy)をそれ
ぞれ発生するx方向用(53x)及びy方向用(53y)の線
形補間回路と、 2Nx+1個のkx値及び2Ny+1個のky値に基づき、相関
ピークCx(kxpx)及びCy(kypy)がそれぞれ最大となる
kx0値及びky0を発生する第2(54x)及び第3(54y)の
最大値検出回路とを具え、Tをエコーグラフ信号の回帰
周期とした場合、速度成分Vx及びVyが式、 Vx=kx0px/T Vy=ky0py/T を満足するように構成したことを特徴とする 速度成分Vx,Vy及びVzから成る速度Vを有する散乱点
がx,y,zの座標点の三次元系Oxyz内に位置するものとす
る。ここで、zは走査深さである。モザイク配列の点
(O,O,O)に芯立てされたチャネルによって受信される
n番目のエコーグラフ信号は、以下の式で与えられる。
置は、軸Ozと主に三次元系を構成する軸Ox,Oyの原点に
芯立てされたピエゾ電気トランスジューサから成る二次
元モザイク配列(10)と、 kx=−Nx,−Nx+1,…,Nxとし、pxをx方向向のチャネ
ルのピッチとした場合に点(kxpx,O,O)に芯立てされる
と共に、ky=−Ny,−Ny+1…,Nyとし、pyをy方向のチ
ャネルのピッチとした場合に点(O,kypy,O)に芯立てさ
れたビームに対応する2(Nx+Ny)+1個の受波チャネ
ルを形成する回路(20)と、 I0−I,I0,I0+1のkの値について2(Nx+Ny)+1
個の受波チャネルの各々によって受波されたエコーグラ
フ信号を記憶するバッファメモリ(50)と、 中心受波チャネル(0,0,0)によって受波された信号
と受波チャネル(kxpx,O,O)及び(O,ky,py,O)によっ
てそれぞれ受波された次の信号の間の相互相関を形成し
て、3個の相互相関関数Cx(kxpx,O,(I0−1)Δ
T)、Cx(kxpx,O,I0ΔT)、Cx(kxpx,O,(I0+1)Δ
T)及びCy(O,kypy,(I0−1)ΔT)、Cy(O,kypy,I0
ΔT)、Cy(O,kypy,(I0+1)ΔT)をそれぞれ発生
する第2の相互相関回路(51x)及び第3の相互相関回
路(51y)と、 前記3個の相互相関関数に基づいてx方向の相関ピー
クCx(kxpx)及びy方向の相関ピークCy(kypy)をそれ
ぞれ発生するx方向用(53x)及びy方向用(53y)の線
形補間回路と、 2Nx+1個のkx値及び2Ny+1個のky値に基づき、相関
ピークCx(kxpx)及びCy(kypy)がそれぞれ最大となる
kx0値及びky0を発生する第2(54x)及び第3(54y)の
最大値検出回路とを具え、Tをエコーグラフ信号の回帰
周期とした場合、速度成分Vx及びVyが式、 Vx=kx0px/T Vy=ky0py/T を満足するように構成したことを特徴とする 速度成分Vx,Vy及びVzから成る速度Vを有する散乱点
がx,y,zの座標点の三次元系Oxyz内に位置するものとす
る。ここで、zは走査深さである。モザイク配列の点
(O,O,O)に芯立てされたチャネルによって受信される
n番目のエコーグラフ信号は、以下の式で与えられる。
Sn(O,O,t)=∬p(x,y,t)Dn(x,y)dxdy ここで、p(x,y,t)はビームの回折応答であり、Dn
(x,y)は瞬時nTにおける媒質の散乱応答である。D
n(x,y)は以下の回帰関係を満足する。
(x,y)は瞬時nTにおける媒質の散乱応答である。D
n(x,y)は以下の回帰関係を満足する。
Dn+1(x,y)=Dn(x−VxT,y−VyT) この結果、次式が成立する。
Sn+1(x,y,t)=Sn(x−VxT,y−VyT,t−2VzT/C) 信号Sn(O,O,t)及びSn+1(O,O,t)に対する相互相関
関数は次式で与えられる。
関数は次式で与えられる。
Cnn+1(O,O,u)=∫Su(O,O,t)Sn+1(O O+u)dt =∫Su(O,O,t)Sn(−VxT,t−2Vz T/C+u)dt =Cnn(−VxT,−VyT,u−2Vz T/C) 変数uに対してCnnは、u=2Vz T/Cのとき最大値を占
める自動相関関数となる。従って、軸方向速度Vzを測定
する上述した測定方法に基づく同一の概念に到達する。
すなわち、2I+1個のサンプル点をステップΔTでサン
プリングし相互相関関数に対して最も大きな値を占める
値I0を検出することである。
める自動相関関数となる。従って、軸方向速度Vzを測定
する上述した測定方法に基づく同一の概念に到達する。
すなわち、2I+1個のサンプル点をステップΔTでサン
プリングし相互相関関数に対して最も大きな値を占める
値I0を検出することである。
モザイク配列の(kxpx,O,O)点に芯立てされたチャネ
ルで受波されるn番目のエコーグラフ信号について考え
る。
ルで受波されるn番目のエコーグラフ信号について考え
る。
Sn(kxpx,O,t)=∬p(x−kxpx,y,t)Dn(x,y)dt 信号Sn(O,O,t)及びSn+1(kxpx,O,t)に対する相互
相関関数は次式で与えられる。
相関関数は次式で与えられる。
Cnn+1(kxpx,O,u)=∫Sn(O,O,t)Sn+1 (kx,px,O,t+u)dt=∫Sn(O,O,t)Sn (kx,px,−VxT,−VyT,t−2Vz T/C+u)dt =Cnn(kxpx−VxT,−VyT,u−2Vz T/C) 測定感度を一層高感度なものとするため、所望する場
合2個の順次の信号nとn+1との間の相互相関関数値
をアキュミレータで累算することができる。
合2個の順次の信号nとn+1との間の相互相関関数値
をアキュミレータで累算することができる。
Cx(kxpx,O,u) =ΣnCn(kxpx−VxT,−VyT,u−2Vz T/C) xにおけるこの相関関数は、u=2Vz T/Cのとき最大
となる。
となる。
この最大値Cx(kxpx,O,2Vz T/C)は、uについてI0Δ
Tを中心にしてサンプルした3個の値、すなわち(I0−
1)ΔT、I0ΔT、(I0+1)ΔTに基づき線形補間に
よって決定される。関数Cx(kxpx,O,2Vz T/C)=Cx(px
kx)はxにおける自動相関関数となり、従ってkxpx−Vx
T=0のとき最大となる。2Nx+1個のkxの値についてサン
プリングすると共に最大値を検出することにより、C
x(kxpx)の最も大きな値を発生させる値kxoを決定する
ことができる。
Tを中心にしてサンプルした3個の値、すなわち(I0−
1)ΔT、I0ΔT、(I0+1)ΔTに基づき線形補間に
よって決定される。関数Cx(kxpx,O,2Vz T/C)=Cx(px
kx)はxにおける自動相関関数となり、従ってkxpx−Vx
T=0のとき最大となる。2Nx+1個のkxの値についてサン
プリングすると共に最大値を検出することにより、C
x(kxpx)の最も大きな値を発生させる値kxoを決定する
ことができる。
従って、x方向に沿う速度Vxは、 Vx=kxopx/Tとなる。
y方向に沿う直交方向速度も同様に表示でき、以下の
ように表示される。
ように表示される。
Vy=kyopy/T ここで、kyoはy方向に沿う相互相関関数の最大値に
対応し、以下の式で表わされる。
対応し、以下の式で表わされる。
Cy(pyky)=Cy(O,kypy,2Vz T/C) Cy(O,kypy,u)=ΣnCnn(−VxT,kypy−VyT,u−2Vz T/C) =Σ∫Sn(O,O,t)Snn(O,kypy,t+u)dt 軸方向速度Vzに関する限り、直交速度成分Vz,Vyにつ
いて監視サンプリングによって生ずる誤差による影響を
受けない一層精確な評価を得ることができる。この目的
を達成するため、上記第2及び第3の最大値検出回路の
後段に第1及び第2の補間回路をそれぞれ接続する。こ
れら補間回路は、相互相関関数Cx(kxpx)及びCy(k
ypy)がそれぞれ最大となる値kxmax及びkymaxをそれぞ
れ発生する。従って、直交速度成分は以下の式を満足す
る。
いて監視サンプリングによって生ずる誤差による影響を
受けない一層精確な評価を得ることができる。この目的
を達成するため、上記第2及び第3の最大値検出回路の
後段に第1及び第2の補間回路をそれぞれ接続する。こ
れら補間回路は、相互相関関数Cx(kxpx)及びCy(k
ypy)がそれぞれ最大となる値kxmax及びkymaxをそれぞ
れ発生する。従って、直交速度成分は以下の式を満足す
る。
Vx=kxmax px/T Vy=kymax py/T 簡単な構成とするため、第1,第2及び第3の相互相関
回路は、信号Sn及びSn+1が超音波信号パルスで再処理さ
れるように1ビット相関器で構成する。この場合、相関
関数のピークは二等辺三角形の形態を有する。第1及び
第2の補間回路か、相関ピークを完全に再構成するため
に、つまりkxmax及びkymaxの値を精確に決定するため最
高点及びその2個の隣接部に基づいて線形補間するよう
に構成することも可能である。
回路は、信号Sn及びSn+1が超音波信号パルスで再処理さ
れるように1ビット相関器で構成する。この場合、相関
関数のピークは二等辺三角形の形態を有する。第1及び
第2の補間回路か、相関ピークを完全に再構成するため
に、つまりkxmax及びkymaxの値を精確に決定するため最
高点及びその2個の隣接部に基づいて線形補間するよう
に構成することも可能である。
超音波ビームと直交する方向の速度Vx,yが50cm/秒程
度で1周期が200μ秒の場合、量Vx,yTは約0.1mmとな
る。2個の順次のビーム間のピッチpx又はpyはそれぞれ
同じ値を有する必要がある。実際には、ビーム間ピッチ
は、実際に5Hzで作動するトランスジューサの線形アレ
イにおいては約0.3mmである。この値は0.1mmのビームピ
ッチのアレイを実現する上で極めて良好な数値である。
しかし、ビームを形成するための複雑な電子回路が必要
となると共に受波の際に必要な低ノイズ性能に適合しな
い高インピーダンスモジュールを使用する必要もある。
この欠点を解消するため、バッファメモリの前段に補間
器を接続してピッチpx及びpyを1/nに減少させるのが有
利である。この数値列においてnを3に等しくすると有
利である。一方、この説明において、ピッチpx及びpyは
x方向及びy方向のビームの実際のピッチ又はnで分割
されたピッチと称する。
度で1周期が200μ秒の場合、量Vx,yTは約0.1mmとな
る。2個の順次のビーム間のピッチpx又はpyはそれぞれ
同じ値を有する必要がある。実際には、ビーム間ピッチ
は、実際に5Hzで作動するトランスジューサの線形アレ
イにおいては約0.3mmである。この値は0.1mmのビームピ
ッチのアレイを実現する上で極めて良好な数値である。
しかし、ビームを形成するための複雑な電子回路が必要
となると共に受波の際に必要な低ノイズ性能に適合しな
い高インピーダンスモジュールを使用する必要もある。
この欠点を解消するため、バッファメモリの前段に補間
器を接続してピッチpx及びpyを1/nに減少させるのが有
利である。この数値列においてnを3に等しくすると有
利である。一方、この説明において、ピッチpx及びpyは
x方向及びy方向のビームの実際のピッチ又はnで分割
されたピッチと称する。
(実施例) 以下図面に基づき本発明を詳細に説明する。
第1図は、超音波エコグラフィによって運動する器官
や血液の移動速度Vx,Vy成分を測定する装置の構成を示
すブロック線図である。この測定装置はピエゾ電気的ト
ランスジューサの二次元モザイク配列10を有し、このモ
ザイク配列の中心を軸Ox及びOy座標系の原点に配置す
る。軸Ox及びOyは紙面と直交するz軸(図示せず)と共
に三次元系を構成し、軸Ozは超音波走査ビームの方向を
規定する。チャネルを構成する回路20は、中心が(k
xpx,O,O)に位置するビームに対応する2(Nx+Ny)+
1=5個の受波チャネル(この場合、Nx=Ny=1を選択
する)を構成する。ここでkx=−1,0,1であり、(O,kyp
y,O)においてky=−1,O,1である。このようにして規定
された5本のビームは、第1図に示すモザイク配列10の
5個の区域によって決定される。本例においてはピッチ
px及びpyが等しく選択されているから、上記区域は正方
形なる。5個のチャネル芯号ex(kxpx,kypy,t)を回路3
0において通常の方法で処理して固定エコーを除去す
る。必要な場合は、ピッチを例えば1/3に減少させる処
理は得られた信号e′n(kxpx,kypy,t)について線形
補間装置40で行ない、この線形補間装置から以下の式に
従う信号e″nを出力する。
や血液の移動速度Vx,Vy成分を測定する装置の構成を示
すブロック線図である。この測定装置はピエゾ電気的ト
ランスジューサの二次元モザイク配列10を有し、このモ
ザイク配列の中心を軸Ox及びOy座標系の原点に配置す
る。軸Ox及びOyは紙面と直交するz軸(図示せず)と共
に三次元系を構成し、軸Ozは超音波走査ビームの方向を
規定する。チャネルを構成する回路20は、中心が(k
xpx,O,O)に位置するビームに対応する2(Nx+Ny)+
1=5個の受波チャネル(この場合、Nx=Ny=1を選択
する)を構成する。ここでkx=−1,0,1であり、(O,kyp
y,O)においてky=−1,O,1である。このようにして規定
された5本のビームは、第1図に示すモザイク配列10の
5個の区域によって決定される。本例においてはピッチ
px及びpyが等しく選択されているから、上記区域は正方
形なる。5個のチャネル芯号ex(kxpx,kypy,t)を回路3
0において通常の方法で処理して固定エコーを除去す
る。必要な場合は、ピッチを例えば1/3に減少させる処
理は得られた信号e′n(kxpx,kypy,t)について線形
補間装置40で行ない、この線形補間装置から以下の式に
従う信号e″nを出力する。
e″n(kxpx/3,kypy,t) =1/3 e′n(kxpx,kypy,t)+2/3 3e′n(O,O,t) =Sn(kxpx,kypy,t) 信号Sn(kxpx,kypy,t)をバッファメモリ50に記憶す
る。
る。
第2図に軸方向速度Vzを決定する処理チャネルを示
す。バッファメモリ50から取出した信号Sn(O,O,t)と
信号Sn+1(O,O,t)とを例えば1ビット型相関回路51zに
より相関させ、サンプリング期間ΔTで2I+1個につい
てサンプリングする。各サンプルk=−I,−I+1,…I,
について、相互補間関数Cnn+1(O,O,kΔT)をアキュミ
ュレータ52zにおいてnに従って累算する。
す。バッファメモリ50から取出した信号Sn(O,O,t)と
信号Sn+1(O,O,t)とを例えば1ビット型相関回路51zに
より相関させ、サンプリング期間ΔTで2I+1個につい
てサンプリングする。各サンプルk=−I,−I+1,…I,
について、相互補間関数Cnn+1(O,O,kΔT)をアキュミ
ュレータ52zにおいてnに従って累算する。
次に、最大値検出回路53zから、相関関数Cz(O,O,kΔ
T)の最も大きな値に対するサンプルのI0値を発生す
る。このI0値は、直交方向速度を測定する間に後で用い
るためにバッファメモリ50に記憶する。軸方向速度Vzの
近似値は、Vz=CI0ΔT/2Tによって与えられる。より一
層精確なVzの値を得るため、I0−1,I0,I0+1について
3個の相関関数の値に基づいて線形補間を行いkの絶対
最大値及び対応値を見い出すことができ、この値をkmax
とすると、VzはCkmaxΔT/2Tとなる。
T)の最も大きな値に対するサンプルのI0値を発生す
る。このI0値は、直交方向速度を測定する間に後で用い
るためにバッファメモリ50に記憶する。軸方向速度Vzの
近似値は、Vz=CI0ΔT/2Tによって与えられる。より一
層精確なVzの値を得るため、I0−1,I0,I0+1について
3個の相関関数の値に基づいて線形補間を行いkの絶対
最大値及び対応値を見い出すことができ、この値をkmax
とすると、VzはCkmaxΔT/2Tとなる。
第3図は直交方向の速度成分Vxを測定する処理チャネ
ルを示す線図である。尚、y方向の速度成分についても
同一の方法で同様な処理を行なうことにより速度成分Vy
を決定できると理解すべきである。
ルを示す線図である。尚、y方向の速度成分についても
同一の方法で同様な処理を行なうことにより速度成分Vy
を決定できると理解すべきである。
m=I0−1,I0,I0+1とした場合に信号Sn(O,O,t)と
Sn+1(kxpx,O,mΔT)に基づき相関器51x(例えば1ビ
ット型とする)は3個の相関関数Cn+1(kxpx,O,mΔT)
を求め、一旦これらの値をアキュミュレータ52xで累算
して相互相関関数Cx(kxpx,O,mΔT)を発生する。次に
線形補間関数53xが相関ピークCx(kxpx)を演算する。
この相関ピークは、(I0−1)ΔTと(I0+1)ΔTと
の間の値であるuについてCx(kxpx,O,u)の最大値に対
応する。
Sn+1(kxpx,O,mΔT)に基づき相関器51x(例えば1ビ
ット型とする)は3個の相関関数Cn+1(kxpx,O,mΔT)
を求め、一旦これらの値をアキュミュレータ52xで累算
して相互相関関数Cx(kxpx,O,mΔT)を発生する。次に
線形補間関数53xが相関ピークCx(kxpx)を演算する。
この相関ピークは、(I0−1)ΔTと(I0+1)ΔTと
の間の値であるuについてCx(kxpx,O,u)の最大値に対
応する。
最大値検出回路54xは,kxのうち相関ピークCx(kxpx)
の最も大きな値を与える値kxoを決定する、速度成分Vx
の近似値は以下の式で与えられる。
の最も大きな値を与える値kxoを決定する、速度成分Vx
の近似値は以下の式で与えられる。
Vx=kxopx/T 速度成分Vxについて一層高精度な値を得るため、相関
ピークの3個の値、Cx(kxo−1)px)、Cx(kopx)、C
x((kxo+1)px)に基づいて線形補間を実行して、相
関ピークの最大値に対応する値kxmaxを決定する。速度
成分Vxは以下の式で与えられる。
ピークの3個の値、Cx(kxo−1)px)、Cx(kopx)、C
x((kxo+1)px)に基づいて線形補間を実行して、相
関ピークの最大値に対応する値kxmaxを決定する。速度
成分Vxは以下の式で与えられる。
Vx=kxmaxpx/T
第1図は本発明による測定装置のバッファメモリを除い
た構成を示すブロック線図、 第2図は軸方向速度成分用の処理チャネルの構成を示す
ブロック線図、 第3図は直交速度成分用の処理チャネルの構成を示すブ
ロック線図である。 10……モザイク配列 20……チャネル形成回路 30……固定エコー除去回路 40……線形補間回路 50……バッファメモリ 51……相関器 52……アキュミュレータ 54……最大値検出回路
た構成を示すブロック線図、 第2図は軸方向速度成分用の処理チャネルの構成を示す
ブロック線図、 第3図は直交速度成分用の処理チャネルの構成を示すブ
ロック線図である。 10……モザイク配列 20……チャネル形成回路 30……固定エコー除去回路 40……線形補間回路 50……バッファメモリ 51……相関器 52……アキュミュレータ 54……最大値検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 15/50 G01S 7/523 A61B 8/00 - 8/08
Claims (6)
- 【請求項1】運動する器官や血液の運動速度を超音波エ
コーグラフで測定する装置であって、サンプリング期間
ΔTで作動し、kΔT(k=−I,−I+1…,I)だけず
れた2個の順次のエコーグラフ信号に基づきz方向の2I
+1個の相関関数値を発生する第1の相互相関回路(51
z)と、前記z方向の相関関数のうち最も大きな値に対
応するkに対する値I0を発生する第1の最大値検出回路
(53z)とによって、超音波走査ビームの軸Ozに平行な
軸方向速度成分Vzを測定する運動する器官や血液の運動
速度を超音波エコーグラフで測定する装置において、z
方向と直交する速度成分Vx,Vyを測定するため、 軸Ozと共に三次元系を構成する軸Ox,Oyの原点に芯立て
されたピエゾ電気トランスジューサから成る二次元モザ
イク配列(10)と、 kx=−Nx,−Nx+1,…,Nxとし、pxをx方向のチャネルの
ピッチとした場合に点(kxpx,O,O)に芯立てされると共
に、ky=−Ny,−Ny+1…,Nyとし、Pyをy方向のチャネ
ルのピッチとした場合に点(O,kypy,O)に芯立てされた
ビームに対応する2(Nx+Ny)+1個の受波チャネルを
形成する回路(20)と、 I0−1,I0,I0+1のkの値について2(Nx+Ny)+1個
の受波チャネルの各々によって受波されたエコーグラフ
信号を記録するバッファメモリ(50)と、 中心受波チャネル(0,0,0)によって受波された信号と
受波チャネル(kxpx,O,O)及び(O,kypy,O)によってそ
れぞれ受波された次の信号の間の相互相関を形成して、
3個の相互相関関数Cx(kxpx,O,(I0−1)ΔT)、Cx
(kxpx,O,I0ΔT)、Cx(kxpx,O,(I0+1)ΔT)及び
Cy(O,kypy,(I0−1)ΔT)、Cy(O,kypy,I0ΔT)、
Cy(O,kypy,(I0+1)ΔT)をそれぞれ発生する第2
の相互相関回路(51x)及び第3の相互相関回路(51y)
と、 前記3個の相互相関関数に基づいてx方向の相関ピーク
Cx(kxpx)及びy方向の相関ピークCy(kypy)をそれぞ
れ発生するx方向用(53x)及びy方向用(53y)の線形
補間回路と、 2Nx+1個のkx値及び2Ny+1個のky値に基づき、相関ピ
ークCx(kxpx)及びCy(kypy)がそれぞれ最大となるk
x0値及びky0値を発生する第2(54x)及び第3(54y)
の最大値検出回路とを具え、Tをエコーグラフ信号の回
帰周期とした場合、速度成分Vx及びVyが式、 Vx=kx0px/T Vy=ky0py/T を満足するように構成したことを特徴とする運動する器
官や血液の運動速度を超音波エコーグラフで測定する装
置。 - 【請求項2】前記第2(54x)及び第3(54y)の最大値
検出回路の後段に、相互相関関数Cx(kxpx)及びCy(ky
py)がそれぞれ最大となるkxmax値及びkymax値をそれぞ
れ発生する第1(55x)及び第2(55y)の補間回路をそ
れぞれ接続し、速度成分Vx及びVyが式、 Vx=kxmax/T Vy=kymax/T を満足するように構成したことを特徴とする請求項1に
記載の運動する器官や血液の運動速度を超音波エコーグ
ラフで測定する装置。 - 【請求項3】前記第1,第2及び第3の相互相関関数を1
ビット相関器で構成したことを特徴とする請求項1又は
2に記載の運動する器官や血液の運動速度を超音波エコ
ーグラフで測定する装置。 - 【請求項4】前記第1(54x)及び第2(54y)の補間回
路が線形補間を実行することを特徴とする請求項2及び
3に記載の運動する器官や血液の運動速度を超音波エコ
ーグラフで測定する装置。 - 【請求項5】前記バッファメモリ(50)の後段に、ピッ
チpx及びpyを1/nに減少させる直交方向用の補間器(4
0)を接続したことを特徴とする請求項1から4までの
いずれか1項に記載の運動する器官や血液の運動速度を
超音波エコーグラフで測定する装置。 - 【請求項6】前記チャネル形成回路に、固定エコーを除
去する回路(30)を接続したことを特徴とする請求項1
から5までのいずれか1項に記載の運動する器官や血液
の運動速度を超音波エコーグラフで測定する装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8812806A FR2637378B1 (fr) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | Dispositif de mesure par echographie de la vitesse transverse d'organes en mouvement et d'ecoulements sanguins |
| FR8812806 | 1988-09-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02126175A JPH02126175A (ja) | 1990-05-15 |
| JP2763155B2 true JP2763155B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=9370569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1252517A Expired - Fee Related JP2763155B2 (ja) | 1988-09-30 | 1989-09-29 | 運動する器官や血液の運動速度を超音波エコーグラフで測定する装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5000184A (ja) |
| EP (1) | EP0361610B1 (ja) |
| JP (1) | JP2763155B2 (ja) |
| DE (1) | DE68917238T2 (ja) |
| FR (1) | FR2637378B1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| US5390677A (en) * | 1994-05-31 | 1995-02-21 | The Regents Of The University Of California | Method for assessing and displaying the true three dimensional magnitude of blood velocity |
| US5769079A (en) * | 1996-10-22 | 1998-06-23 | Acuson Corporation | Method and apparatus for determining quantitative measures of flow parameters |
| US6270459B1 (en) | 1998-05-26 | 2001-08-07 | The Board Of Regents Of The University Of Texas System | Method for estimating and imaging of transverse displacements, transverse strains and strain ratios |
| EP1175621B1 (en) * | 1999-05-10 | 2016-07-13 | B-K Medical A/S | Vector velocity estimation using directional beam forming and cross-correlation |
| WO2000068678A1 (en) * | 1999-05-10 | 2000-11-16 | B-K Medical A/S | Estimation of vector velocity |
| RU2246896C2 (ru) * | 2001-10-30 | 2005-02-27 | Саратовский государственный технический университет | Способ измерения скорости кровотока и устройство для его реализации |
| US20050047276A1 (en) * | 2003-08-05 | 2005-03-03 | Scott Walter Guy | Ultrasonic beamformer and correlator |
| EP1744181B8 (en) * | 2005-07-15 | 2014-04-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Ultrasonic diagnostic apparatus and ultrasonic image processing method |
| JP5950599B2 (ja) * | 2011-11-07 | 2016-07-13 | キヤノン株式会社 | 被検体情報取得装置、被検体情報取得方法及びプログラム |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4244026A (en) * | 1978-11-06 | 1981-01-06 | General Electric Company | Velocity measuring correlation sonar |
| JPS61100236A (ja) * | 1984-10-08 | 1986-05-19 | 富士通株式会社 | 相関検出型超音波血流計 |
| JPS61154650A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-14 | 株式会社 日立メデイコ | 超音波診断装置 |
| US4803990A (en) * | 1985-12-03 | 1989-02-14 | U.S. Philips Corporation | Examining moving objects by ultrasound echograpy |
| FR2629997B1 (fr) * | 1988-04-19 | 1990-08-17 | Labo Electronique Physique | Dispositif de mesure par correlation de la vitesse d'organes en mouvement et d'ecoulements sanguins |
-
1988
- 1988-09-30 FR FR8812806A patent/FR2637378B1/fr not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-09-15 US US07/407,517 patent/US5000184A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-09-25 DE DE68917238T patent/DE68917238T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-09-25 EP EP89202407A patent/EP0361610B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1989-09-29 JP JP1252517A patent/JP2763155B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| EP0361610A1 (fr) | 1990-04-04 |
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| DE68917238D1 (de) | 1994-09-08 |
| EP0361610B1 (fr) | 1994-08-03 |
| FR2637378B1 (fr) | 1991-03-15 |
| JPH02126175A (ja) | 1990-05-15 |
| DE68917238T2 (de) | 1995-02-23 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |