JP2770180B2 - 錠剤フィーダ - Google Patents

錠剤フィーダ

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JP2770180B2
JP2770180B2 JP1023257A JP2325789A JP2770180B2 JP 2770180 B2 JP2770180 B2 JP 2770180B2 JP 1023257 A JP1023257 A JP 1023257A JP 2325789 A JP2325789 A JP 2325789A JP 2770180 B2 JP2770180 B2 JP 2770180B2
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司郎 大村
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株式会社東京商会
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、薬剤を多数収容しておき、必要に応じて
順次排出させる薬剤フィーダに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の薬剤フィーダには、多数の薬剤を収容
するカセット内に配置された整列盤を回転させると薬剤
が供給口から順次排出され、その排出路に薬剤の通過を
検出する検出部材を具えたものがある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の薬剤フィーダにあっ
ては、一般に、検出部材は通過する薬剤の大きさを検出
するのでなく、通過する薬剤の存在を光学的に検出する
ようになっているため、正規の薬剤を1個として検出す
ることはもちろんであるが、たとえば何らかの原因で半
分に欠けた薬剤が通過した場合は、その欠けら1つを薬
剤1個として検出する結果、合わせて正規の薬剤1個で
あるべき薬剤の欠けら2つを2個の薬剤として検出して
しまい、しかも、検出部材のみを使用する限り、このよ
うな誤検出の発生を未然に回避することは全く不可能で
ある等の問題点があった。
この発明は上記従来のもののもつ問題点を解決して、
排出される薬剤の通過を検出するだけでなく、その薬剤
が排出されるであろうことをあらかじめ推定して、両者
を対比することにより、薬剤の排出を誤りなく確認する
ことのできる薬剤フィーダを提供することを目的とする
ものである。
[課題を解決するための手段] この発明は上記目的を達成するため、多数の薬剤を収
容するカセット内に配置された整列盤を回転させると薬
剤が供給口から順次排出され、その排出路に薬剤の通過
を検出する検出部材を具えた薬剤フィーダにおいて、前
記供給口より手前の適宜位置における薬剤の有無を検出
する検出部材を設け、前記両検出部材の出力を利用して
薬剤の排出を確認するように構成したものである。
[作用] この発明は上記手段を採用したことにより、供給口よ
り手前の適宜位置における薬剤の有無が検出部材によっ
て検出され、そのため、その位置にある薬剤が整列盤の
回転にともなって供給口の位置まで移動したとき排出さ
れるかどうかが、薬剤の排出動作が実際に行われるのを
待たずにあらかじめ推定されることとなり、したがっ
て、この推定と、排出路における薬剤の通過結果とか
ら、薬剤の排出が誤りなく確認されることとなる。
[実施例] 以下、図面に示すこの発明の実施例について説明す
る。
第1〜5図はこの発明の一実施例を示し、この薬剤フ
ィーダは、多数の薬剤を収容する中空容器状のカセット
1と、カセット1を着脱自在に載置させるベース2とか
ら構成されている。
カセット1は、ベース2に載置される際ベース2の段
部3と嵌合して位置決めされる枠板4が周囲に形成され
た長方形の底板5を具えている。底板5の所定位置には
下方へ筒状に延びた貫通孔6が形成され、また底板5に
は、貫通孔6を中心として底板5にほぼ内接する大きさ
の円筒部7が上方へ立設され、そのため円筒部7の底面
は底板5によって構成されている。円筒部7の上方に
は、断面積が底板5の大きさにほぼ等しい拡大部8が連
設され、また底板5には、薬剤の補給等、カセット1を
ベース2から着脱するときに使用される把手9が設けら
れている。
円筒部7内に配置される整列盤10は、整列部11と挿通
部12とが合成樹脂で一体成形されたものである。整列部
11は上面がその中心13から下り勾配をなし、かつ円周方
向に三分割されてそれぞれ円周方向に沿って同一方向に
傾斜した傾斜面14、14、14が、相互間にそれぞれ段差15
を介して形成され、また周囲には薬剤を1錠ずつ整列さ
せて収容する凹所16、16、…が、それぞれ隔壁17、17、
…を隔てて円周方向に均等間隔で多数形成されている。
一方、挿通部12は整列部11の上面からその中心軸線に
沿って下方へ延びた円筒形をなし、下部内周にはスプラ
イン18が形成され、また下端付近の外周には溝19が形成
されている。
そして、挿通部12を貫通孔6に上方から挿通して整列
部11を円筒部7内に配置し、整列部11の下面が円筒部7
の底板5に接した状態で、貫通孔6から下方へ突出した
挿通部12にワッシャ20を遊嵌したうえ弾性リング21を溝
19に嵌合することによって、整列盤10は、カセット1に
がたなくしかも回転可能に取付けられている。
カセット1の底板5には、所定の一箇所において凹所
16と連通する供給口22が形成されている。また、供給口
22の真上位置において円筒部7から拡大部8にかけての
側面には、複数のスリット23、23、…が上下方向に間隔
を隔てて形成され、このうち取り扱う薬剤の大きさに適
合した高さのスリット23に仕切板24が差し込んでねじ止
めされ、それによりこの仕切板24が、供給口22に対応し
た位置にある凹所16の上端に蓋をして、その凹所16内の
薬剤より上方にある整列前の薬剤が、凹所16内の薬剤と
ともに排出されることを防止するようになっている。
ベース2には、適宜のモータ25が取り付けられ、モー
タ25の回転軸にはスプライン軸26が固着され、カセット
1がベース2に位置決めして載置されると、整列盤10の
スプライン18がスプライン軸26に係合されるようになっ
ている。そして、この状態でモータ25を駆動させると、
整列盤10が第2図の矢印方向に沿って凹所16、16、…の
1ピッチ分ずつ回転し、この整列盤10の回転にともなっ
て、カセット1内の薬剤は、傾斜面14、14、14によって
上方へ押し上げられつつ一方向に撹拌されながら凹所1
6、16、…内に整列して収容され、仕切板24の真下位置
に到達した薬剤から順に、供給口22を通って1個ずつ落
下して排出されるようになっている。
また、ベース2には、供給口22の真下位置にホトイン
タラプタ27が固着され、カセット1の供給口22を通って
落下する薬剤が、ホトインタラプタ27の発光素子28から
受光素子29に至る光路を遮光することによって、ホトイ
ンタラプタ27が薬剤の通過を検出するようになってい
る。
第3図に示すように、カセット1の底板5には、屈曲
した作動部材30の中間部が支軸31によって枢着されてい
る。底板5の上方に配置された作動部材30の一側片は、
支軸31から、最下位のスリット23の下方において円筒部
7の側面に形成された長溝32を通って、供給口22の支軸
31とは反対側まで延びていて、その先端部33は、整列盤
10の回転方向に関して供給口22の直前位置において、整
列盤10の凹所16に侵入するようになっている。そして、
整列盤10には、隔壁17、17、…の中間高さに、作動部材
30の先端部33を通過させる溝34、34、…がそれぞれ形成
されている。
一方、支軸31から底板5を貫通してその裏面に沿って
延びた作動部材30の他側片は、枠板4との間にばね35が
取り付けられて、作動部材30を支軸31のまわりに反時計
方向に回動させるように付勢されていて、その先端部36
は、カセット1がベース2に装着されているとき、ベー
ス2に設けられた溝孔37に侵入するようになっている。
そして、溝孔37の一部にはホトインタラプタ38が設けら
れている。
第4図に示すように、供給口22の直前位置における凹
所16に薬剤が収容されていなくて、そのため作動部材30
の一方の先端部33がばね35の付勢力によって凹所16また
は溝34に侵入しているとき、他方の先端部36は溝孔37内
にあってホトインタラプタ38の光路を遮光せず、また、
第5図に示すように、供給口22の直前位置における凹所
16に薬剤が収容されていて、そのため作動部材30の一方
の先端部33が凹所16内にある薬剤に乗り上げて外方へ変
位したとき、他方の先端部36は溝孔37内を変位してホト
インタラプタ38の光路を遮光し、それにより、ホトイン
タラプタ38が、供給口22の直前位置における凹所16に薬
剤が収容されていることを検出するようになっている。
さらに、図示してないが、ホトインタラプタ38の出力
とホトインタラプタ27の出力とを対比する適宜の手段が
設けられている。
つぎに上記のものの作用について説明する。
まず、薬剤が多数収容されたカセット1をベース2に
位置決めして載置したうえ、適宜の薬剤排出指令にした
がってモータ25を作動させると、整列盤10が回転する。
この整列盤10の回転にともなって、カセット1内の薬剤
は、傾斜面14、14、14によって上方へ押し上げられつつ
一方向に攪拌されながら凹所16、16、…内に整列して収
容される。
そして、整列盤10の回転にともなって供給口22の直前
位置にきた凹所16に薬剤が収容されているときは、作動
部材30の一方の先端部33がその薬剤に乗り上げて外方へ
変位するため、他方の先端部36がホトインタラプタ38の
光路を遮光し、それによりホトインタラプタ38が、供給
口22の直前位置における凹所16に薬剤が収容されている
ことを検出し、したがって、続く整列盤10の回転によっ
てその凹所16が仕切板24の真下位置に到達したとき、そ
の薬剤が供給口22から排出されることがあらかじめ推定
されることとなる。
また、整列盤10の回転にともなって供給口22の直前位
置にきた凹所16に薬剤が収容されていないときは、作動
部材30の一方の先端部33が薬剤に乗り上げないため、他
方の先端部36がホトインタラプタ38の光路を遮光せず、
それによりホトインタラプタ38が、供給口22の直前位置
における凹所16に薬剤が収容されていないことを検出
し、したがって、続く整列盤10の回転によってその凹所
16が仕切板24の真下位置に到達しても、供給口22から薬
剤が排出されないことがあらかじめ推定されることとな
る。
一方、供給口22から薬剤が排出されると、その薬剤は
落下してホトインタラプタ27を通過し、そのときホトイ
ンタラプタ27の発光素子28から受光素子29に至る光路を
遮光することによって、ホトインタラプタ27が薬剤の通
過を検出することとなる。
そして、作動部材30の作動によりホトインタラプタ38
が薬剤の収容されていることを検出した凹所16から、ホ
トインタラプタ27が薬剤の通過を1回だけ検出したとき
は、間違いなく1個の薬剤が排出されたことが確認さ
れ、また、作動部材30の作動によりホトインタラプタ38
が薬剤の収容されていることを検出した凹所16から、ホ
トインタラプタ27が薬剤の通過を2回検出したときは、
合わせて1個であるべき薬剤の欠けら2つが排出された
ことが確認され、さらに、作動部材30の不作動によりホ
トインタラプタ38が薬剤の収容されていないことを検出
した凹所16から、ホトインタラプタ27が薬剤の通過を検
出したときは、そのホトインタラプタ27の検出動作は光
学的または電気的ノイズ等による誤検出であって、実際
には薬剤が排出されていないことが確認され、その他、
ホトインタラプタ38の出力とホトインタラプタ27の出力
とを対比することによって、薬剤フィーダの種々の作動
状態が確認されることとなる。
なお、上記実施例では整列盤10の挿通部12とモータ25
とをスプライン係合するようにしたが、挿通部12とモー
タ25または他の駆動部材とをスプライン係合以外の適宜
の手段により係合するようにしてもよく、また上記実施
例では挿通部12にワッシャ20を遊嵌したうえ弾性リング
21を溝19に嵌合することによって、整列盤10をカセット
1に取り付けるようにしたが、他の適宜の手段によって
整列盤10をカセット1に取り付けるようにしてもよく、
さらに、整列盤10の傾斜面14、14、14や隔壁17、17、…
の形状等は上記実施例のものに限定しない。
また、上記実施例では作動部材30が、供給口22の直前
位置における凹所16に薬剤が収容されているかどうかを
検出するようにしたが、供給口22の直前位置に限らず、
適宜の位置における凹所16内の薬剤の有無を検出するよ
うにしてもよいし、適宜の位置に一時蓄えられた薬剤の
有無を検出するようにしてもよく、また作動部材30は図
示のように屈曲した形状に限定せず、また整列盤10の隔
壁17、17、…に、作動部材30の先端部33を通過させるた
めの溝34、34、…を設けずに、先端部33は隔壁17、17、
…を乗り越えて通過するようにしてもよい。
さらに、作動部材30の先端部36の位置によって薬剤の
有無を検出する検出部材としては、上記実施例に示すよ
うなホトインタラプタ38の他に、リードスイッチやホー
ル素子等適宜のものを使用することができ、また作動部
材30を設けずに、所定位置における凹所16内にある薬剤
を適宜の手段によって直接検出するようにしてもよく、
その他この発明は上記実施例の種々の変更、修正が可能
であることはいうまでもない。
[発明の効果] この発明は上記のように構成したので、供給口より手
前の適宜位置における薬剤の有無を検出部材によって検
出することができ、そのため、その位置にある薬剤が整
列盤の回転にともなって供給口の位置まで移動したとき
排出されるかどうかを、薬剤の排出動作が実際に行われ
るのを待たずにあらかじめ推定することができ、したが
って、この推定と、排出路における薬剤の通過結果とを
対比することにより、薬剤の排出を誤りなく確認するこ
とができる等のすぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す一部切欠した展開縦
断面図、第2図は第1図のもののカセットの平面図、第
3図は第1図のものの要部の展開斜視図、第4図は所定
位置の凹所に薬剤が収容されていないときの第3図のも
のの作動を示す説明図、第5図は所定位置の凹所に薬剤
が収容されているときの第3図のものの作動を示す説明
図である。 1……カセット 2……ベース 5……底板 6……貫通孔 7……円筒部 8……拡大部 10……整列盤 11……整列部 12……挿通部 16……凹所 17……隔壁 22……供給口 27……ホトインタラプタ 30……作動部材 31……支軸 32……長溝 33……先端部 34……溝 35……ばね 36……先端部 37……溝孔 38……ホトインタラプタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】錠剤を個別に収容する凹所がそれぞれ隔壁
    を隔てて円周方向に沿って多数形成された整列盤の回転
    にともなって、前記各凹所にそれぞれ収容された錠剤を
    供給口から順次排出させ、その排出通路に錠剤の通過を
    検出する検出部材を具えた錠剤フィーダにおいて、前記
    供給口より手前の所定位置における前記凹所に錠剤が収
    容されているとき、当該凹所内にある錠剤を検出するよ
    うになった検出部材を設け、前記両検出部材の出力を利
    用して検出回数の異同に基づき錠剤の排出を確認するよ
    うに構成したことを特徴とする錠剤フィーダ。
JP1023257A 1989-02-01 1989-02-01 錠剤フィーダ Expired - Lifetime JP2770180B2 (ja)

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