JP2811862B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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JP2811862B2
JP2811862B2 JP2315490A JP2315490A JP2811862B2 JP 2811862 B2 JP2811862 B2 JP 2811862B2 JP 2315490 A JP2315490 A JP 2315490A JP 2315490 A JP2315490 A JP 2315490A JP 2811862 B2 JP2811862 B2 JP 2811862B2
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spiral blade
eccentric bearing
crankshaft
bearing
fixed
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修一 山本
道生 山村
二郎 柚田
能宣 小嶋
定夫 河原
学 阪井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はスクロールの圧縮機に関するものである。
従来の技術 従来のスクロール圧縮機は例えば特開昭62−282186号
公報に示す様な構造であった。第4図はその縦断面図で
ある。図において50は固定渦巻羽根部品で、固定羽根枠
体51に固定渦巻羽根52を有している。53は旋回渦巻羽根
部品で、旋回鏡板54に旋回羽根55を有している。この固
定渦巻羽根部品50と旋回渦巻羽根部品53は互いに噛み合
わされ圧縮空間56を形成する。57は旋回鏡板54の旋回渦
巻羽根部品53と反対側に設けられた旋回駆動軸である。
58はこの旋回駆動軸57を旋回駆動するクランク軸であ
り、その一端に主軸59が構成されている。また、主軸59
には方形溝60が設けられており、その内側には類似形状
の偏心軸受け61が嵌入されている。この方形溝60と偏心
軸受け61とはクランク方向と直角あるいは、それに近似
した角度をなす側面に一様に接触する様嵌合されてい
る。従って、この構造で圧縮機が運転された場合でも方
形溝60と偏心軸受け61とは側面で一様に接触擦ることに
なる。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構造のものでは、圧縮機運転時の
急激な負荷変化等により旋回渦巻羽根部品53に傾きが生
じた場合、旋回駆動軸57と偏心軸受け61との間には極度
の境界潤滑状態、あるいは金属接触を生じ、その結果軸
の焼き付け現象を発生する恐れがあった。
課題を解決するための手段 本発明の課題を解決するための手段は、固定羽根枠体
と一体に固定または形成した固定渦巻羽根を有する固定
渦巻羽根部品と、前記固定渦巻羽根と噛み合い複数個の
圧縮空間を形成する旋回渦巻羽根を旋回鏡板の上に設け
た旋回渦巻羽根部品と、前記旋回渦巻羽根部品の自転を
拘束する自動拘束部品と、この旋回渦巻羽根部品を偏心
旋回駆動するクランク軸と、このクランク軸の一端に形
成した主軸を支承する軸受部品とで圧縮機構を構成し、
前記旋回鏡板の旋回羽根部品とは反対側に形成した旋回
駆動軸を、前記クランク軸の主軸の内側に嵌入された偏
心軸受けに嵌入するとともに、前記クランク軸の駆動負
荷が作用する側で、前記偏心軸受けの外側平面と前記主
軸の内側に設けた平面とを摺動自在に当接させ、前記旋
回駆動軸の軸心方向に前記当接が終了する当接端を、前
記偏心軸受けに前記旋回駆動軸が嵌入している軸受け区
間内に位置させて、前記旋回駆動軸の微小な傾きに応じ
て前記偏心軸受けの内面の軸心を従動させるようにした
ことである。また、前記クランク軸の駆動負荷が作用す
る側で、偏心軸受けの外側平面に、前記駆動軸の軸心方
向に対して段差を設けたことである。
作用 この技術手段による作用は次の通りである。固定羽根
枠体と一体に固定または形成した固定渦巻羽根を有する
固定渦巻羽根部品と、前記固定渦巻羽根と噛み合い複数
個の圧縮空間を形成する旋回渦巻羽根を旋回鏡板の上に
設けた旋回渦巻羽根部品と、前記旋回渦巻羽根部品の自
転を拘束する自動拘束部品と、この旋回渦巻羽根部品を
偏心旋回駆動するクランク軸と、このクランク軸の一端
に形成した主軸を支承する軸受部品とで圧縮機構を構成
し、前記旋回鏡板の旋回羽根部品とは反対側に形成した
旋回駆動軸を、前記クランク軸の主軸の内側に嵌入され
た偏心軸受けに嵌入するとともに、前記クランク軸の駆
動負荷が作用する側で、前記偏心軸受けの外側平面と前
記主軸の内側に設けた平面とを摺動自在に当接させ、前
記旋回駆動軸の軸心方向に前記当接が終了する当接端
を、前記偏心軸受けに前記旋回駆動軸が嵌入している軸
受け区間内に位置させて、前記旋回駆動軸の微小な傾き
に応じて前記偏心軸受けの内面の軸心を従動させるよう
にしたこと、また、クランク軸の駆動負荷が作用する側
で、偏心軸受けの外側平面に、前回駆動軸の軸心方向に
対して段差を設けたことにより、圧縮機運転中に急激な
負荷変動が発生した場合でも偏心軸受けは旋回軸の傾き
に追従して傾斜するため、極度な境界潤滑状態あるいは
金属接触を発生することなく安定した運転が実現できる
とともに信頼性の向上が図れる。また、旋回軸の傾斜を
大幅に許容するため、各部品精度、および組立精度を大
幅に緩和することが可能となりコストの低減及び生産性
の向上が図れる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参考に説明す
る。先ず、第1図及び第2図(a)〜(c)により、本
発明の第1の実施例について説明する。図において、1
は密閉容器であり、この内部下方に圧縮機構2と、密閉
容器2の上方にこれを駆動する電動機3の固定子4を固
定し、この電動機3の回転5に圧縮機構2を駆動するク
ランク軸6を結合している。圧縮機構2は、固定羽根枠
体7に一体に形成した固定渦巻羽根8を有する固定渦巻
羽根部品9と、この固定渦巻羽根部品8と噛み合って複
数個の圧縮作業空間10を形成する旋回渦巻羽根11を旋回
鏡板12の上に形成した旋回渦巻羽根部品13と、この旋回
渦巻羽根部品13の自転を防止して旋回のみをおこなわせ
る自転拘束部品15と、この旋回鏡板12の旋回羽根11の反
対側に設けられた旋回駆動軸16と、クランク軸6の主軸
17に嵌入しこの旋回駆動軸16を駆動する偏心軸受け18
と、このクランク軸6の主軸17を支承する主軸受け19を
有する、軸受け部品20と、この軸受け部品20に固定され
て旋回鏡板12の背面でこの旋回鏡板12にかかる背圧力を
半径方向に仕切る背圧仕切環21などを設けてある。偏心
軸受け18には主軸17の内方側面と当接する面に旋回駆動
軸受け16の傾斜に従動可能なように微小隙間あるいは段
差が設けられている。従って圧縮機の運転中に急激な負
荷変動が発生しても偏心軸受けは旋回駆動軸の傾きに追
従して傾斜するため、極度な境界潤滑状態あるいは金属
接触を発生することなく安定した運転が実現できるとと
もに、信頼性の向上が図れる。また、旋回駆動軸の傾斜
を大幅に許容できるため、各部品精度、および組立精度
を大幅に緩和することが可能となりコストの低減及び生
産性の向上が図れる。また、第3図に示すように、偏心
軸受けの側面の段差を上下両端に設けても同様な効果を
奏する。なお、本実施例においては密閉形のスクロール
圧縮機にて説明したが、圧縮機構と駆動機構がシール機
構を介して結合されている解放形の圧縮機に用いても効
果は同様である。
発明の効果 上記実施例から明らかなように、固定羽根枠体と一体
に固定または形成した固定渦巻羽根を有する固定渦巻羽
根部品と、前記固定渦巻羽根と噛み合い複数個の圧縮空
間を形成する旋回渦巻羽根を旋回鏡板の上に設けた旋回
渦巻羽根部品と、前記旋回渦巻羽根部品の自転を拘束す
る自転拘束部品と、この旋回渦巻羽根部品を偏心旋回駆
動するクランク軸と、このクランク軸の一端に形成した
主軸を支承する軸受部品とで圧縮機構を構成し、前記旋
回鏡板の旋回羽根部品とは反対側に形成した旋回駆動軸
を、前記クランク軸の主軸の内側に嵌入された偏心軸受
けに嵌入するとともに、前記クランク軸の駆動負荷が作
用する側で、前記偏心軸受けの外側平面と前記主軸の内
側に設けた平面とを摺動自在に当接させ、前記旋回駆動
軸の軸心方向に前記当接が終了する当接端を、前記偏心
軸受けに前記旋回駆動軸が嵌入している軸受け区間内に
位置させて、前記旋回駆動軸の微小な傾きに応じて前記
偏心軸受けの内面の軸心を従動させるようにしたこと、
また、クランク軸の駆動負荷が作用する側で、偏心軸受
けの外側平面に、前回駆動軸の軸心方向に対して段差を
設けたことにより、圧縮機運転中に急激な負荷変動が発
生した場合でも偏心軸受けは旋回軸の傾きに追従して傾
斜するため、極度な境界潤滑状態あるいは金属接触を発
生することなく安定した運転が実現できるとともに信頼
性の向上が図れる。また、旋回軸の傾斜を大幅に許容で
きるため、各部品精度、および組立精度を大幅に緩和す
ることが可能となりコストの低減及び生産性の向上が図
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例を示す一部切欠縦断面
図、第2図(a),(b),(c)は、同要部斜視図お
よび断面図、第3図は、本発明の第2の実施例の要部斜
視図、第4図(a),(b)は、従来例を示す断面図お
よび要部断面図である。 1……密閉容器、2……圧縮機構、3……電動機、6…
…クランク軸、7……固定羽根枠体、8……固定渦巻羽
根、9……固定渦巻羽根部品、10……圧縮空間、11……
旋回渦巻羽根、12……旋回鏡板、13……旋回渦巻羽根部
品、15……自転拘束部品、16……旋回駆動軸、17……主
軸、18……偏心軸受け、19……主軸受け、20……軸受け
部品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小嶋 能宣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 河原 定夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 阪井 学 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−159783(JP,A) 特開 昭62−85189(JP,A) 実開 昭57−204401(JP,U) 実開 昭55−137274(JP,U) 実開 昭61−126094(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04C 18/02 311

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定羽根枠体と一体に固定または形成した
    固定渦巻羽根を有する固定渦巻羽根部品と、前記固定渦
    巻羽根と噛み合い複数個の圧縮空間を形成する旋回渦巻
    羽根を旋回鏡板の上に設けた旋回渦巻羽根部品と、前記
    旋回渦巻羽根部品の自転を拘束する自動拘束部品と、こ
    の旋回渦巻羽根部品を偏心旋回駆動するクランク軸と、
    このクランク軸の一端に形成した主軸を支承する軸受部
    品とで圧縮機構を構成し、前記旋回鏡板の旋回羽根部品
    とは反対側に形成した旋回駆動軸を、前記クランク軸の
    主軸の内側に嵌入された偏心軸受けに嵌入するととも
    に、前記クランク軸の駆動負荷が作用する側で、前記偏
    心軸受けの外側平面と前記主軸の内側に設けた平面とを
    摺動自在に当接させ、前記旋回駆動軸の軸心方向に前記
    当接が終了する当接端を、前記偏心軸受けに前記旋回駆
    動軸が嵌入している軸受け区間内に位置させて、前記旋
    回駆動軸の微小な傾きに応じて前記偏心軸受けの内面の
    軸心を従動させてなるスクロール圧縮機。
  2. 【請求項2】クランク軸の駆動負荷が作用する側で、偏
    心軸受けの外側平面に、前回駆動軸の軸心方向に対して
    段差を設けてなる請求項1記載のスクロール圧縮機。
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