JP2874968B2 - フィルムカセット - Google Patents

フィルムカセット

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JP2874968B2
JP2874968B2 JP2168316A JP16831690A JP2874968B2 JP 2874968 B2 JP2874968 B2 JP 2874968B2 JP 2168316 A JP2168316 A JP 2168316A JP 16831690 A JP16831690 A JP 16831690A JP 2874968 B2 JP2874968 B2 JP 2874968B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は内視鏡用カメラで使用されるフィルムカセ
ットに関する。
[従来の技術] 一般に、内視鏡用カメラで使用されるフィルムカセッ
トとして例えば特開昭55−133023号公報および特開昭57
−60318号公報に示されているようにカセット本体に未
露光のフィルムを内蔵するフィルム供給部とこのフィル
ム供給部から供給されるフィルムを巻取るフィルム巻取
部とを設け、これらのフィルム供給部とフィルム巻取部
との間をブリッジによって連結させた構成のものが知ら
れている。このフィルムカセットは写真撮影の終了後、
ブリッジを折って不要になったフィルム供給部を捨て、
フィルム巻取部のみを現像に出すことができるようにし
て、撮影済みのフィルムカセットがかさばることを防ぐ
ようになっている。
ところで、この種のフィルムカセットの表面には通
常、このカセットに装填されたフィルムの種類、例えば
メーカ名、品名、駒数等の情報が使用者によって目視可
能に表示されている。一方、カメラ側でフィルムのISO
感度や駒数等の情報を検知できるように、フィルム面や
フィルムカセットの外表面にバーコードや検知孔等を設
けたものも知られている。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来構成のものにあっては1つのフィルムカセッ
トの外表面には使用者に目視によって認識させたいフィ
ルム種類等の各種情報の他、カメラ側に検知させるため
のフィルム情報がそれぞれ別個に表示されていたので、
表面積が比較的狭いコンパクトなフィルムカセットの制
限された外表面にこれらの多数の情報を表示させること
は難しい問題があった。そのため、コンパクトなフィル
ムカセットにこれらの各種のフィルム情報を設ける場合
にはこれらの各種情報の表示場所に制約があった。
また、内視鏡用カメラ側にフィルムのISO感度や駒数
等の情報を伝達するバーコード等の表示部は使用者が目
視しても全く表示内容を知ることができず、使用者にと
って直接的には意味がないものである。そのため、これ
らの表示によってフィルムカセットの外表面の表示が複
雑化し、目視によって使用者に伝達させるべき必要な情
報の確認が難しくなり、例えば所望のフィルム感度とは
異なる他種類のフィルムカセットをカメラ側に装填して
しまう等のフィルムカセットのセットミス等の間違いが
発生しやすい問題があった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、表面
積が比較的狭いコンパクトなフィルムカセットの外表面
に使用者に目視によって認識させるフィルム種類等の各
種情報およびカメラ側に検知させるためのフィルム情報
を同時に効率よく表示させることができるとともに、フ
ィルムカセットの外表面の表示を簡略化し、必要な情報
の確認を容易化することができるフィルムカセットを提
供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 請求項(1)項の発明は未露光のフィルムを内蔵する
フィルム供給部と、このフィルム供給部と間隔をあけて
設けられ、上記フィルム供給部から供給されるフィルム
を該フィルム供給部との間に形成されるフィルム露光部
を介して巻取るフィルム巻取部と、上記フィルム供給部
とフィルム巻取部とを連結するブリッジと、上記フィル
ム巻取部の外表面に形成され、内蔵されるフィルムの種
類に応じて異なる文字または記号列の態様を有し、直接
目視することおよびカメラ側の上記文字または記号列の
読取り機構を用いることのどちらの方式でも、同じ上記
文字または記号列でフィルムの種類を識別可能なフィル
ム種別表示部とを具備したことを特徴とするフィルムカ
セットである。
また、請求項第(2)項の発明はフィルム種別表示部
はフィルム巻取部内のフィルム巻取軸と連動して移動す
る移動部材上に設けたものである。
[作用] 請求項第(1)項の発明ではフィルムカセットのフィ
ルム種別表示部を使用者が直接目視することおよびカメ
ラ側の上記文字または記号列の読取り機構を用いること
のどちらの方式でも、同じ文字または記号列でフィルム
の種類を識別可能な文字または記号列によって形成し、
このフィルム種別表示部の文字または記号列の態様を使
用者が目視によって確認することにより、フィルムカセ
ットに内蔵されているフィルムの種類が使用者に確認で
きるようにするとともに、フィルムカセットをカメラ側
に装着した場合にはカメラ側の文字または記号列の読取
り機構によってフィルム巻取部の外表面に設けられた文
字または記号列を読取らせ、読取られる文字または記号
列の態様に応じて内蔵されるフィルムの種類を識別させ
るようにしたものである。
さらに、請求項第(2)項の発明ではフィルム種別表
示部をフィルム巻取部内のフィルム巻取軸と連動して移
動する移動部材上に設けることにより、カメラ側の文字
または記号列の読取り機構における上記フィルム種別表
示部の移動方向側の長さを上記フィルム種別表示部の長
さよりも縮小可能にしたものである。
[実施例] 第1図乃至第5図はこの発明の第1の実施例を示すも
のである。
第1図は内視鏡用カメラで使用されるフィルムカセッ
ト1の概略構成を示すものである。
このフィルムカセット1には略円筒状のフィルム供給
部2およびこのフィルム供給部2と間隔をあけて配置さ
れた略円筒状のフィルム巻取部3がそれぞれ設けられて
いる。さらに、これらのフィルム供給部2の筒体の一端
部とフィルム巻取部3の筒体の一端部との間は薄板状の
ブリッジ4を介して連結されている。
また、フィルム供給部2の筒内には第2図に示すよう
にロール状に巻回された未露光のフィルム5を内蔵する
フィルム供給室2a、フィルム巻取部3の筒内には露光済
の撮影フィルム5を巻取るフィルム巻取室3aがそれぞれ
設けられている。この場合、フィルム巻取室3aの筒内に
は軸心部位にフィルム巻取ドラム(フィルム巻取軸)6
が回転自在に装着されている。このフィルム巻取ドラム
6の一端部には表示円板6aが一体成形されている。さら
に、このフィルム巻取ドラム6の表示円板6aの軸心部に
はフィルムカセット1を図示しない内視鏡用カメラ側の
フィルム装填室内に装填した際に内視鏡用カメラ側のフ
ィルム巻取ドラム駆動軸7が例えばスプライン嵌合可能
に挿入可能な駆動軸挿入穴6bが形成されている。
また、フィルム供給部2のフィルム出口とフィルム巻
取部3のフィルム入口との間にはフィルム露光部8が形
成されている。そして、フィルム供給部2内に内蔵され
ているフィルム5の先端部はフィルム供給部2のフィル
ム出口からこのフィルム露光部8を介してフィルム巻取
部3のフィルム入口内に導入され、このフィルム巻取部
3内のフィルム巻取ドラム6に係止されている。
さらに、フィルム巻取部3の外表面には光反射体によ
って形成されたフィルム種別表示部9が設けられてい
る。この場合、フィルム巻取部3にはフィルム巻取ドラ
ム6の表示円板6aを外部側に露出させる窓部3bが形成さ
れている。そして、フィルム種別表示部9はこの表示円
板6aにおける窓部3bからの露出面に表示される例えば
「OES」等の文字列10または記号列によって形成させた
もので、内蔵されるフィルム5の種類に応じて文字列10
または記号列の態様を異ならせ、カメラ側の文字または
記号列の読取り機構11によってフィルム5の種類を識別
可能な構成になっている。例えば、この実施例では「OE
S」の文字列10によってフィルムカセット1の名称を表
わすとともに、この「OES」の文字列10の大きさの違い
によってフィルム5のISO感度の違いを表示するように
なっている。すなわち、内部に装填されているフィルム
5のISO感度が100のフィルムカセット1のフィルム種別
表示部9aは第3図に示すように「OES」の文字列10の大
きさが比較的小さい表示(Aタイプ)、フィルム5のIS
O感度が200のフィルムカセット1のフィルム種別表示部
9bの場合には第4図に示すように第3図に比べて「OE
S」の文字列10の大きさが大きい表示(Bタイプ)にそ
れぞれ設定されている。そして、この表示円板6aのフィ
ルム種別表示部9はフィルム巻取部3のフィルム巻取ド
ラム6とともに回転するようになっている。なお、文字
列10は商標であってもよい。
一方、カメラ側の文字または記号列の読取り機構11に
は発光素子12とラインセンサ(受光素子)13とが並設さ
れた光学式読取り部14が設けられている。この場合、発
光素子12は例えばマイクロコンピュータおよびその周辺
回路によって形成されたコントローラ15に接続されてい
る。さらに、ラインセンサ13はフィルム5の種別検知部
16を介してコントローラ15に接続されている。また、こ
のコントローラ15にはカメラ側のフィルム装填室の蓋の
開閉状態を検出するスイッチが接続されているととも
に、モータ制御部17を介してフィルム巻取ドラム6の駆
動モータ18が接続されている。この駆動モータ18の回転
軸18aに固定されたピニオンギア18bは歯車列によって形
成されたフィルム巻取ドラム駆動軸7の駆動歯車機構19
の入力歯車19aに噛合されている。この駆動歯車機構19
の出力歯車19bはフィルム巻取ドラム駆動軸7の一端部
に固定された駆動歯車7aに噛合されている。
次に、上記構成の作用について第5図のフローチャー
トを参照して説明する。
まず、フィルムカセット1が内視鏡用カメラ側に装着
される(ステップ1)とこのフィルムカセット1のフィ
ルム巻取部3の駆動軸挿入穴6b内に内視鏡用カメラ側の
フィルム巻取ドラム駆動軸7がスプライン嵌合されると
ともに、フィルム巻取部3の表示円板6aのフィルム種別
表示部9がカメラ側の光学式読取り部14と対向配置され
る。この場合、フィルムカセット1のフィルム種別表示
部9は使用者が目視によって確認可能な「OES」の文字
列10によって形成されているので、このフィルム種別表
示部9の文字列10のパターンを使用者が目視によって確
認することにより、フィルムカセット1に内蔵されてい
るフィルム5の種類が使用者に確認できるようになって
いる。また、フィルムカセット1の装着後、カメラ側の
フィルム装着室の蓋が閉じられ、この蓋の閉塞動作がコ
ントローラ15によって検出される(ステップ2)とフィ
ルム巻取ドラム6の駆動モータ18が回転駆動され、フィ
ルムカセット1内のフィルム5が所定駒数だけ空送りさ
れる(ステップ3)。
このフィルム5の空送り動作中、コントローラ15によ
ってカメラ側の光学式読取り部14が駆動され、この光学
式読取り部14によってフィルム巻取部3のフィルム種別
表示部9の表示が読み込まれる(ステップ4)。すなわ
ち、フィルム5の空送り動作中は光学式読取り部14の発
光素子12からの光がフィルム巻取部3の表示円板6aに照
射されるともに、この表示円板6aからの反射光がライン
センサ13に入射される。そして、このラインセンサ13に
よって表示円板6a上に表示されているフィルム種別表示
部9の「OES」の文字列10が読み込まれる。
また、このラインセンサ13からの検出信号はフィルム
5の種別検知部16を介してコントローラ15に入力され
る。そして、読み込まれた「OES」の文字列10の検知パ
ターンがAタイプか、Bタイプかが種別検知部16によっ
て判別され(ステップ5,6)、その判別結果に応じてこ
のコントローラ15によってフィルム5のISO感度が設定
される(ステップ7,8)。さらに、フィルム5のISO感度
の設定後、レリーズ待機状態で保持され、この状態で写
真撮影が行なわれると設定されたISO感度に基づいてそ
れぞれの写真処理ルーチンが実行される(ステップ
9)。
また、ラインセンサ13からの検出信号に基づいて検知
パターンの判別ができない場合には内視鏡用カメラの本
体外面に装着された例えばLED等の警告表示素子を点灯
させ、警告が行なわれた(ステップ10)のち、レリーズ
ロックされ(ステップ11)、写真撮影が不能な状態で保
持される。
そこで、上記構成のものにあってはフィルムカセット
1のフィルム種別表示部9を使用者が目視によって確認
可能な「OES」の文字列10によって形成し、このフィル
ム種別表示部9の文字列10のパターンを使用者が目視に
よって確認することにより、フィルムカセット1に内蔵
されているフィルム5の種類が使用者に確認できるよう
にするとともに、フィルムカセット1をカメラ側に装着
した場合にカメラ側の文字また記号列の読取り機構11に
よってフィルム巻取部3のフィルム種別表示部9の表示
文字列10を読取らせ、読取られる文字列10の検知パター
ンに応じて内蔵されるフィルム5の種類を識別させるよ
うにしたので、表面積が比較的狭いコンパクトなフィル
ムカセット1の外表面に使用者に目視によって認識させ
るフィルム種類等の各種情報およびカメラ側に検知させ
るためのフィルム情報を同時に効率よく表示させること
ができる。そのため、従来のように1つのフィルムカセ
ット1の外表面に使用者に目視によって認識させたいフ
ィルム種類等の各種情報の他、カメラ側に検知させるた
めのフィルム情報をそれぞれ別個に表示させた場合に比
べてフィルムカセット1の外表面の表示を簡略化し、必
要な情報の確認を容易化することができる。
また、フィルム種別表示部9をフィルム巻取部3内の
フィルム巻取ドラム6と連動して移動する表示円板6a上
に設けたので、カメラ側の文字または記号列の読取り機
構11のラインセンサ13におけるフィルム種別表示部9の
移動方向側の長さをフィルム種別表示部9の長さよりも
縮小することができ、内視鏡用カメラ全体の小形化を図
ることができる。
さらに、フィルムカセット1のフィルム巻取部3側に
フィルム種別表示部9を設けたので、写真撮影の終了
後、ブリッジ4を折って不要になったフィルム供給部2
を捨て、フィルム巻取部3のみにした場合であっても使
用者にフィルム種類等の各種情報を目視によって認識さ
せることができる。
また、第6図乃至第8図はこの発明の第2の実施例を
示すものである。
これは、第6図に示すようにフィルムカセット1にお
けるフィルム巻取部3の筒体の外周面に例えば「OES」
等の文字列21または記号列によって形成されたフィルム
種別表示部22を設けたものである。さらに、このフィル
ム種別表示部22には第7図に示すように透光性の拡散板
22aとこの拡散板22aの周囲を覆うカバー22bとが設けら
れている。このカバー22bにはフィルムカセット1の下
面に照明光導入窓23が形成されている。また、このカバ
ー22bには「OES」等の文字列21または記号列と対応する
開口部24が形成されている。そして、フィルム種別表示
部22は照明光導入窓23から拡散板22a内に導入された拡
散光をこの開口部24を介して外部側に導くことにより、
「OES」等の文字列21または記号列を表示する構成にな
っている。
また、内視鏡用カメラの本体25側にはフィルムカセッ
ト1のフィルム種別表示部22の読取り機構26が設けられ
ている。この読取り機構26には照明ランプ27および例え
ばCCD(固体撮像素子)等のイメージセンサ28がそれぞ
れ設けられている。この場合、照明ランプ27はフィルム
種別表示部22の照明光導入窓23と離間対向させた位置に
配設されている。さらに、イメージセンサ28はフィルム
種別表示部22の「OES」等の文字列21または記号列と離
間対向させた位置に配設されており、このイメージセン
サ28の前面には結像用のレンズ29が装着されている。ま
た、イメージセンサ28は第8図に示すようにこのイメー
ジセンサ28の駆動回路30およびフィルム種別表示部22の
文字列21または記号列を判別する判別回路31を順次介し
て制御回路32に接続されている。この制御回路32にはカ
メラの露出条件等を自動的に設定する作動回路33が接続
されている。
そこで、上記構成のものにあってはフィルムカセット
1のフィルム巻取部3の筒体の外周面に形成されたフィ
ルムの種別表示部22の「OES」等の文字列21または記号
列を使用者が目視によって確認することにより、フィル
ムカセット1に内蔵されているフィルム5の種類が使用
者に確認できるようになっている。また、フィルムカセ
ット1が内視鏡用カメラの本体25側に装着されたのち、
カメラ側のフィルム装填室の蓋が閉じられ、フィルムカ
セット1内のフィルム5が所定駒数だけ空送りされるフ
ィルム5の空送り動作中、カメラ本体25側の読取り機構
26が駆動される。この読取り機構26の駆動時には照明ラ
ンプ27からの照明光が照明光導入窓23からフィルム種別
表示部22の拡散板22a内に導入されたのち、この拡散板2
2a内から開口部24を介して外部側に導かれることによ
り、「OES」等の文字列21または記号列が表示される。
さらに、このフィルムカセット1側のフィルム種別表示
部22の「OES」等の文字列21または記号列はカメラ側の
レンズ29によってイメージセンサ28上に結像される。そ
して、このイメージセンサ28からの検出信号は駆動回路
30を介して判別回路31に入力され、この判別回路31によ
ってフィルム種別表示部22の「OES」等の文字列21また
は記号列の種類が判別されるとともに、この判別回路31
からの判別結果にもとづいて制御回路32によって作動回
路33が駆動され、カメラの露出条件等が自動的に設定さ
れる。
したがって、上記構成のものにあっても第1の実施例
と同様にフィルムカセット1のフィルム種別表示部22を
使用者が目視によって確認可能な「OES」の文字列21に
よって形成し、このフィルム種別表示部22の文字列21の
パターンを使用者が目視によって確認することにより、
フィルムカセット1に内蔵されているフィルム5の種類
が使用者に確認できるようにするとともに、フィルムカ
セット1をカメラ側に装着した場合にカメラ側の文字ま
たは記号列の読取り機構26によってフィルム巻取部3の
フィルム種別表示部22の表示文字列21を読取らせ、読取
られる文字列21の検知パターンに応じて内蔵されるフィ
ルム5の種類を識別させるようにしたので、表面積が比
較的狭いコンパクトなフィルムカセット1の外表面に使
用者に目視によって認識させるフィルム種類等の各種情
報およびカメラ側に検知させるためのフィルム情報を同
時に効率よく表示させることができる。そのため、この
場合も第1の実施例と同様にフィルムカセット1の外表
面の表示を簡略化し、必要な情報の確認を容易化するこ
とができる。
さらに、第9図乃至第12図はこの発明の第3の実施例
を示すものである。
これは、第9図に示すようにフィルムカセット1にお
けるフィルム巻取部3の筒体の外周面に突設させた突起
部41によって例えば「OES」等の文字列42または記号列
によって形成させたフィルム種別表示部43を設けたもの
である。さらに、第10図に示すように内視鏡用カメラの
本体44側にはフィルムカセット1のフィルム種別表示部
43の読取り機構45が設けられている。この読取り機構45
には第11図に示すようにマトリックス状の圧力センサ46
が設けれている。この圧力センサ46には多数の圧力検出
要素47…が縦横にマトリックス状に配設されている。ま
た、この圧力センサ46はカメラ本体44側のセンサ取付け
ブラケット48にばね等の弾性部材49を介して弾性的に支
持されている。さらに、この圧力センサ46は例えばマイ
クロコンピュータおよびその周辺回路を内蔵した制御部
50に接続されている。この制御部50には圧力センサ46の
駆動回路および圧力センサ46の各圧力検出要素47…から
の検出データに応じてフィルム種別表示部43の文字列42
または記号列を判別する判別回路がそれぞれ内蔵されて
いる。また、この制御部50にはフィルム種別表示部43の
文字列42または記号列の正しい基準パターンが設定され
た基準パターン設定回路51およびカメラの露出条件等を
自動的に設定する作動回路52がそれぞれ接続されてい
る。
そこで、上記構成のものにあってはフィルムカセット
1のフィルム巻取部3の筒体の外周面に形成されたフィ
ルム種別表示部43の「OES」等の文字列42または記号列
を使用者が目視によって確認することにより、フィルム
カセット1に内蔵されているフィルム5の種類が使用者
に確認できるようになっている。また。フィルムカセッ
ト1が内視鏡用カメラの本体44側に装着されると圧力セ
ンサ46がフィルム種別表示部43の突起部41によって押圧
される。この場合、第12図中に斜線部で示すように圧力
センサ46のマトリックス状の各圧力検出要素47…のうち
フィルム種別表示部43の突起部41によって押圧された圧
力検出要素47…のみがオン操作され、それ以外の圧力検
出要素47…はオフ状態で保持されるようになっており、
各圧力検出要素47…のオン、オフに応じたフィルム種別
表示部43の検出データが出力されるようになっている。
さらに、この圧力センサ46からの検出データは制御部50
に入力されるようになっており、この制御部50内で基準
パターン設定回路51からの基準パターンデータと圧力セ
ンサ46からの検出データとが比較され、フィルム種別表
示部43の「OES」等の文字列42または記号列の種類が判
別されるとともに、この判別結果にもとづいて作動回路
52が駆動され、カメラの露出条件等が自動的に設定され
るようになっている。なお、圧力センサ46をカメラ本体
44側のセンサ取付けブラケット48にばね等の弾性部材49
を介して弾性的に支持させることにより、フィルムカセ
ット1の製作誤差等によって圧力センサ46に異常な圧力
が作用することが防止できるようになっている。
したがって、この場合も第1,第2の実施例と同様の効
果を得ることができる。
また、第13図および第14図は開示例を示すものであ
る。
これは、フィルムカセット1におけるフィルム供給部
2とフィルム巻取部3との間のフィルム露光部8に露出
状態で配置されているフィルム5に穿設させた複数の穿
孔61…によって例えば「OES」等の文字列62または記号
列によって形成されたフィルム種別表示部63を設けたも
のである。さらに、第14図に示すように内視鏡用カメラ
の本体側にはフィルムカセット1のフィルム種別表示部
63の光学式読取り機構64が設けられている。この読取り
機構64には例えば発光ダイオード等の発光素子65とライ
ンセンサ(受光素子)66とが設けられている。この場
合、移動操作機構67には発光素子65をカメラ本体内にお
けるフィルム露光部8上のフィルム5との対向位置に突
出させたフィルム露光位置とこのフィルム露光位置から
退避させた退避位置との間で第14図中で上下方向に移動
操作する第1のプランジャ68が設けられている。この第
1のプランジャ68の鉄心68aはコイルばね68bによってフ
ィルム露光位置方向に付勢されており、この第1のプラ
ンジャ68への通電時にはコイルばね68bの付勢力に抗し
て鉄心68aが退避位置方向に移動操作させるようになっ
ている。さらに、この第1のプランジャ68の鉄心68aの
外周面には係止用段部68cが形成されている。
また、この移動操作機構67では発光素子65を退避位置
まで移動させた状態でロックするロック用の第2のプラ
ンジャ69が設けられている。この第2のプランジャ69の
鉄心69aはコイルばね69bによって突出方向に付勢されて
おり、この第2のプランジャ69への通電時にはコイルば
ね69bの付勢力に抗して鉄心69aが没入方向に移動操作さ
れるようになっている。
さらに、読取り機構64のラインセンサ66はカメラ本体
内のフィルム5押え用の圧板70に装着されている。そし
て、このラインセンサ66はフィルム露光位置方向に突出
された発光素子65と離間対向配置されており、このライ
ンセンサ66と発光素子65との間にフィルム露光部8上の
フィルム5が介挿されている。
そこで、上記構成のものにあってはフィルムカセット
1におけるフィルム供給部2とフィルム巻取部3との間
のフィルム露光部8に露光状態で配置されているフィル
ム5に穿設させた複数の穿孔61…からなるフィルム種別
表示部63の「OES」等の文字列62または記号列を使用者
が目視によって確認することにより、フィルムカセット
1に内蔵されているフィルム5の種類が使用者に確認で
きるようになっている。また、フィルムカセット1が内
視鏡用カメラの本体側に装着されると発光素子65がフィ
ルム露光位置方向に突出され、ラインセンサ66と発光素
子65との間にフィルム露光部8上のフィルム5が介挿さ
れた状態で保持される。さらに、フィルムカセット1の
装着後、カメラ側のフィルム装填室の蓋が閉じられ、フ
ィルムカセット1内のフィルム5が所定駒だけ空送りさ
れるフィルム5の空送り動作中、カメラ本体側の読取り
機構64が駆動される。この読取り機構64の駆動時には発
光素子65からの照明光がフィルム5の「OES」等の文字
列62または記号列を形成するフィルム種別表示部63の穿
孔61…を通り、圧板70上のラインセンサ66に導かれる。
そして、フィルム5上の穿孔61…によって形成される
「OES」等の文字列62または記号列がこのラインセンサ6
6によって読み込まれ、フィルム種別表示部63の「OES」
等の文字列62または記号列の種類が判別されるととも
に、この判別結果にとづいてカメラの露出条件等が自動
的に設定される。
また、カメラの露出条件等が自動的に設定されると1
駒目の撮影位置でフィルム5の空送り動作が停止され
る。次に、移動操作機構67の第1のプランジャ68に通電
され、コイルばね68bの付勢力に抗して鉄心68aが退避位
置方向に移動操作されて発光素子65が退避位置まで移動
されるとともに、発光素子65が退避位置まで移動された
状態でコイルばね69bの付勢力によって第2のプランジ
ャ69の鉄心69aが突出され、第1のプランジャ68の鉄心6
8aの係止用段部68cに係止される。
さらに、所定駒数の撮影が終了すると第2のプランジ
ャ69が通電され、鉄心69aが没入方向に移動操作される
ので、第1のプランジャ68の鉄心68aの係止用段部68cと
を係止が解除される。そのため、第1のプランジャ68の
鉄心68aはコイルばね68bの付勢力によって突出位置方向
に復帰し、発光素子65がフィルム露光位置方向に突出さ
れた初期状態に戻される。
したがって、この場合も第1〜第3の実施例と同様の
効果を得ることができる。
なお、この発明は上記各実施例に限定されるものでは
なく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施
できることは勿論である。
[発明の効果] 請求項第(1)項の発明によればフィルム巻取部の外
表面に、内蔵されるフィルムの種類に応じて異なる文字
または記号列の態様を有し、直接目視することおよびカ
メラ側の文字または記号列の読取り機構を用いることの
どちらかの方式でも、同じ文字または記号列でフィルム
の種類を識別可能なフィルム識別表示部を形成したの
で、表面積が比較的狭いコンパクトなフィルムカセット
の外表面に使用者に目視によって認識させるフィルム種
類等の各種情報のおよびカメラ側に検知させるためのフ
ィルム情報を同時に効率よく表示させることができると
ともに、フィルムカセットの外方面の表示を簡略化し、
必要な情報の確認を容易化することができる。
また、請求項第(2)項の発明によればフィルム種別
表示部をフィルム巻取部内のフィルム巻取軸と連動して
移動する移動部材上に設けたので、カメラ側の文字また
は記号列の読取り機構におけるフィルム種別表示部の移
動方向側の長さをフィルム種別表示部の長さよりも縮小
することができ、カメラ側の文字または記号列の読取り
機構の小形化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はこの発明の第1の実施例を示すもの
で、第1図はフィルムカセットの平面図、第2図はフィ
ルムカセットをカメラ本体内に装填した状態を示す概略
構成図、第3図はフィルムカセットのAタイプのフィル
ム種別表示部を示す平面図、第4図はフィルムカセット
のBタイプのフィルム種別表示部を示す平面図、第5図
はフィルム種別の識別動作を説明するためのフローチャ
ート、第6図乃至第8図はこの発明の第2の実施例を示
すもので、第6図はフィルムカセットのフィルム種別の
識別動作を説明する概略構成図、第7図は同要部の縦断
面図、第8図はフィルムカセットのフィルム種別の識別
手段を示すブロック図、第9図乃至第12図はこの発明の
第3の実施例を示すもので、第9図はフィルムカセット
のフィルム種別表示部を示す斜視図、第10図はカメラ側
の読取り機構の概略構成図、第11図は圧力センサの平面
図、第12図は圧力センサによる読取り状態を示す平面
図、第13図および第14図は開示例を示すもので、第13図
はフィルムカセットのフィルム種別表示部を示す斜視
図、第14図はカメラ側の読取り機構の概略構成図であ
る。 2……フィルム供給部、3……フィルム巻取部、4……
ブリッジ、5……フィルム、9,22,43……フィルム種別
表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 貴俵 厚 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 辻 潔 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 菅田 輝明 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 7/00 - 7/28 G03C 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】未露光のフィルムを内蔵するフィルム供給
    部と、 このフィルム供給部と間隔をあけて設けられ、上記フィ
    ルム供給部から供給されるフィルムを該フィルム供給部
    との間に形成されるフィルム露光部を介して巻取るフィ
    ルム巻取部と、 上記フィルム供給部とフィルム巻取部とを連結するブリ
    ッジと、 上記フィルム巻取部の外表面に形成され、内蔵されるフ
    ィルムの種類に応じて異なる文字または記号列の態様を
    有し、直接目視することおよびカメラ側の上記文字また
    は記号列の読取り機構を用いることのどちらの方式で
    も、同じ上記文字または記号列でフィルムの種類を識別
    可能なフィルム種別表示部と を具備したことを特徴とするフィルムカセット。
  2. 【請求項2】フィルム種別表示部はフィルム巻取部内の
    フィルム巻取軸と連動して移動する移動部材上に設けた
    ものであることを特徴とする請求項第(1)項記載のフ
    ィルムカセット。
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