JP2896251B2 - 紐の止め具 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、紐の止め具に関し、
特に2本の紐を束ねた状態で止め付けることができるよ
うにしたものである。
特に2本の紐を束ねた状態で止め付けることができるよ
うにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の紐の止め具としては、内
部に盲孔状の空部を備えた樽形のハウジングと、このハ
ウジングの空部の開口部からハウジングに摺動自在に収
められる摺動子と、ハウジングの空部内に縮設され、上
記摺動子を開口部側から付勢するバネとを備えたものが
知られていた(例えば実公昭46-22176号公報、実開昭58
-152107号公報等)。
部に盲孔状の空部を備えた樽形のハウジングと、このハ
ウジングの空部の開口部からハウジングに摺動自在に収
められる摺動子と、ハウジングの空部内に縮設され、上
記摺動子を開口部側から付勢するバネとを備えたものが
知られていた(例えば実公昭46-22176号公報、実開昭58
-152107号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の止め具では、摺動子を付勢するバネが必要となるの
で、その構造が複雑で、部品点数も多く、組み立てが面
倒で手数が掛かるという問題点があった。そこで、本発
明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、構造が簡単
で、且つ部品点数が少なく、しかも組み立てが容易な紐
の止め具を提供しようとするものである。
の止め具では、摺動子を付勢するバネが必要となるの
で、その構造が複雑で、部品点数も多く、組み立てが面
倒で手数が掛かるという問題点があった。そこで、本発
明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、構造が簡単
で、且つ部品点数が少なく、しかも組み立てが容易な紐
の止め具を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1記載の紐の止
め具は、紐(10)を通す挿入孔(31)を有する中空筒形の雌
体(30)と、この雌体の挿入孔内にはめ込まれ、該挿入孔
と連通するとともに、紐を通すことができる連通孔(41)
を有する中空筒形の雄体(40)とを備え、上記雄体には、
雌体の挿入孔中に突出するとともに、紐が通る間隔を保
って相対向した少なくとも一対の弾性腕(44,44)が形成
されるとともに、前記雌体の挿入孔内には、雌体と雄体
とのいずれか一方を他方に対して相対的に回転させた際
に、雄体の両弾性腕を互いに接近する方向に押圧するカ
ム面(例えば張出し縁32)が形成されたことを特徴とす
る。
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1記載の紐の止
め具は、紐(10)を通す挿入孔(31)を有する中空筒形の雌
体(30)と、この雌体の挿入孔内にはめ込まれ、該挿入孔
と連通するとともに、紐を通すことができる連通孔(41)
を有する中空筒形の雄体(40)とを備え、上記雄体には、
雌体の挿入孔中に突出するとともに、紐が通る間隔を保
って相対向した少なくとも一対の弾性腕(44,44)が形成
されるとともに、前記雌体の挿入孔内には、雌体と雄体
とのいずれか一方を他方に対して相対的に回転させた際
に、雄体の両弾性腕を互いに接近する方向に押圧するカ
ム面(例えば張出し縁32)が形成されたことを特徴とす
る。
【0005】
【作 用】したがって、請求項1記載の止め具によれ
ば、紐(10)を、雌体(30)の挿入孔(31)に合わせて挿入
し、この挿入孔中に位置する雄体(40)の弾性腕(44)の間
隔内を通し、さらに雄体の連通孔(41)から引き出してお
く。そして、紐の移動を止めるには、雌体と雄体とのい
ずれか一方を他方に対して相対的に回転させればよい。
ば、紐(10)を、雌体(30)の挿入孔(31)に合わせて挿入
し、この挿入孔中に位置する雄体(40)の弾性腕(44)の間
隔内を通し、さらに雄体の連通孔(41)から引き出してお
く。そして、紐の移動を止めるには、雌体と雄体とのい
ずれか一方を他方に対して相対的に回転させればよい。
【0006】雌体と雄体とのいずれか一方が回転される
と、雄体の両弾性腕が、雌体のカム面(例えば張出し縁
32)に押されて、互いに接近する方向に弾性的に移動す
る。このため、両弾性腕の間隔内に紐が挾持され、雌体
の挿入孔中に通した紐の移動が阻止される。
と、雄体の両弾性腕が、雌体のカム面(例えば張出し縁
32)に押されて、互いに接近する方向に弾性的に移動す
る。このため、両弾性腕の間隔内に紐が挾持され、雌体
の挿入孔中に通した紐の移動が阻止される。
【0007】
【実施例】図面は、本発明の一実施例を示すものであ
り、図1は止め具の縦断面図、図2は左半部を断面にし
た止め具の分解側面図、図3は右半部を断面にした止め
具の他の分解側面図、図4は雌体の上面図、図5は雄体
の上面図、図6〜8は止め具を組み立てた状態を示すも
のであって、さらに図6,7は、紐の非ロック状態を示
し、図6は止め具の縦断面図、図7は止め具の上面図、
図8は、図7に対応し、紐のロック状態を示す止め具の
上面図を各々示す。
り、図1は止め具の縦断面図、図2は左半部を断面にし
た止め具の分解側面図、図3は右半部を断面にした止め
具の他の分解側面図、図4は雌体の上面図、図5は雄体
の上面図、図6〜8は止め具を組み立てた状態を示すも
のであって、さらに図6,7は、紐の非ロック状態を示
し、図6は止め具の縦断面図、図7は止め具の上面図、
図8は、図7に対応し、紐のロック状態を示す止め具の
上面図を各々示す。
【0008】図中、10は、紐、20はその止め具をそれぞ
れ示すものである。上記紐10は、例えば直径5mm程度の
組み紐が使用され、特に図6に示すように、ループ状に
折り返され、その折り返し両端部が止め具10に通されて
いる。前記止め具20は、図1,6に示すように、全体が
樽形形状を成している。より具体的には、止め具20は、
図2〜5に示すように、紐10を通す挿入孔31を有する中
空筒形の雌体30と、この雌体30の挿入孔31内にはめ込ま
れ、該挿入孔31と連通するとともに、紐10を通すことが
できる連通孔41を有する中空筒形の雄体40とから構成さ
れている。
れ示すものである。上記紐10は、例えば直径5mm程度の
組み紐が使用され、特に図6に示すように、ループ状に
折り返され、その折り返し両端部が止め具10に通されて
いる。前記止め具20は、図1,6に示すように、全体が
樽形形状を成している。より具体的には、止め具20は、
図2〜5に示すように、紐10を通す挿入孔31を有する中
空筒形の雌体30と、この雌体30の挿入孔31内にはめ込ま
れ、該挿入孔31と連通するとともに、紐10を通すことが
できる連通孔41を有する中空筒形の雄体40とから構成さ
れている。
【0009】上記雌体30は、図2〜4に示すように、円
錐台形形の中空筒形を成し、例えば適度な弾性と剛性と
を有するPOM等の樹脂で一体的に形成されている。前
記挿入孔31は、図2〜4に示すように、雌体30を上下方
向に貫くとともに、全体が略円形断面を成している。挿
入孔31の開放上縁部には、図2〜4に示すように、雌体
30の内周面からロ字形に張り出した張出し縁32が形成さ
れている。張出し縁32の内周縁は、カム面として作用
し、図4に示すように、挿入孔31を挟んで前後方向に離
れて対向するとともに、左右方向に長い前後一対の長縁
32a,32aと、挿入孔31を挟んで左右方向に離れて対向す
るとともに、前後方向に比較的短い左右一対の短縁32
b,32bと、隣接する長縁32aと短縁32bとを円弧状につな
ぐコーナー縁32cとから構成されている。
錐台形形の中空筒形を成し、例えば適度な弾性と剛性と
を有するPOM等の樹脂で一体的に形成されている。前
記挿入孔31は、図2〜4に示すように、雌体30を上下方
向に貫くとともに、全体が略円形断面を成している。挿
入孔31の開放上縁部には、図2〜4に示すように、雌体
30の内周面からロ字形に張り出した張出し縁32が形成さ
れている。張出し縁32の内周縁は、カム面として作用
し、図4に示すように、挿入孔31を挟んで前後方向に離
れて対向するとともに、左右方向に長い前後一対の長縁
32a,32aと、挿入孔31を挟んで左右方向に離れて対向す
るとともに、前後方向に比較的短い左右一対の短縁32
b,32bと、隣接する長縁32aと短縁32bとを円弧状につな
ぐコーナー縁32cとから構成されている。
【0010】したがって、挿入孔31の開口上端部は、図
4に示すように、長縁32a、短縁32b及びコーナー縁32c
により略ロ字形に縁取られ、より具体的には、左右方向
に長い略長方形状に縁取られている。又、挿入孔31の開
口下端部には、図2,3に示すように、雌体30の内周面
に沿って、半径方向外向きに断面半円形に窪んだ環状凹
部33が形成されている。
4に示すように、長縁32a、短縁32b及びコーナー縁32c
により略ロ字形に縁取られ、より具体的には、左右方向
に長い略長方形状に縁取られている。又、挿入孔31の開
口下端部には、図2,3に示すように、雌体30の内周面
に沿って、半径方向外向きに断面半円形に窪んだ環状凹
部33が形成されている。
【0011】さらに、雌体30の外周面には、図2〜4に
示すように、放射状に突出するとともに、雌体30の高さ
方向に上下に延び、断面半円形の複数条のリブ34・・・が
形成されている。リブ34は、雌体30を回転させる際の滑
り止め用のものであり、図4に示すように、挿入孔31の
開口上端部の縦方向中心軸と横方向中心軸に沿って、ほ
ぼ十字方向に4条形成されている。
示すように、放射状に突出するとともに、雌体30の高さ
方向に上下に延び、断面半円形の複数条のリブ34・・・が
形成されている。リブ34は、雌体30を回転させる際の滑
り止め用のものであり、図4に示すように、挿入孔31の
開口上端部の縦方向中心軸と横方向中心軸に沿って、ほ
ぼ十字方向に4条形成されている。
【0012】一方、前記雄体40は、図2,3,5に示す
ように、雄体40と上下方向にほぼ対称で、上下逆向きの
円錐台形形の中空筒形を成す筒本体42と、この筒本体42
の大径な上縁部から一段、細くなって上方に短く延び、
雌体30の挿入孔31中に突出する中空円筒形の首部43と、
この細くなった首部43から紐10が通る間隔を保って相対
向して上方に延びた一対の弾性腕44,44とを備え、例え
ば適度な弾性と剛性とを有するPOM等の樹脂で一体的
に形成されている。
ように、雄体40と上下方向にほぼ対称で、上下逆向きの
円錐台形形の中空筒形を成す筒本体42と、この筒本体42
の大径な上縁部から一段、細くなって上方に短く延び、
雌体30の挿入孔31中に突出する中空円筒形の首部43と、
この細くなった首部43から紐10が通る間隔を保って相対
向して上方に延びた一対の弾性腕44,44とを備え、例え
ば適度な弾性と剛性とを有するPOM等の樹脂で一体的
に形成されている。
【0013】前記連通孔41は、図2,3,5に示すよう
に、上記筒本体42及び首部43を上下方向に貫くととも
に、対向する2辺が他方の対向する2辺より長い略長方
形断面を成している。前記両弾性腕44は、図2,3,5
に示すように、連通孔41の長い方の2辺に沿い、首部43
の相対向した上縁部からそれぞれ上方に向かってほぼ垂
直に延びている。そして、両弾性腕44の先端部には、相
対向して内方に向かって断面L字形に屈曲した先端挾持
部45がそれぞれ形成されている。
に、上記筒本体42及び首部43を上下方向に貫くととも
に、対向する2辺が他方の対向する2辺より長い略長方
形断面を成している。前記両弾性腕44は、図2,3,5
に示すように、連通孔41の長い方の2辺に沿い、首部43
の相対向した上縁部からそれぞれ上方に向かってほぼ垂
直に延びている。そして、両弾性腕44の先端部には、相
対向して内方に向かって断面L字形に屈曲した先端挾持
部45がそれぞれ形成されている。
【0014】上記先端挾持部45は、図2,3,5に示す
ように、雌体30の張出し縁32の短縁32bの内面に沿った
直線的な外縁45aと、雌体の挿入孔31に臨み、円弧状に
凹んだ内縁45bと、この内縁45bと外縁45aとを相互につ
なぐ、張出し縁32のコーナー縁32cに沿って円弧状に膨
らんだ側縁45cとを備えている。そして、上記内縁45b
は、図2に示すように、側面から見ると、先細状に尖っ
た断面三角形状を成している。
ように、雌体30の張出し縁32の短縁32bの内面に沿った
直線的な外縁45aと、雌体の挿入孔31に臨み、円弧状に
凹んだ内縁45bと、この内縁45bと外縁45aとを相互につ
なぐ、張出し縁32のコーナー縁32cに沿って円弧状に膨
らんだ側縁45cとを備えている。そして、上記内縁45b
は、図2に示すように、側面から見ると、先細状に尖っ
た断面三角形状を成している。
【0015】又、首部43の外周面には、図2,3,5に
示すように、雌体30の環状凹部33にはまり込む、半径方
向外向きに断面半円形に膨らんだ環状凸部46が形成され
ている。さらに、筒本体42の外周面には、図2,3,5
に示すように、雌体30の外周面のリブ34と同様な複数条
のリブ47・・・が形成されている。より具体的には、リブ4
7は、図5に示すように、連通孔41の縦方向中心軸と横
方向中心軸に沿って、ほぼ十字方向に4条形成されてい
る。
示すように、雌体30の環状凹部33にはまり込む、半径方
向外向きに断面半円形に膨らんだ環状凸部46が形成され
ている。さらに、筒本体42の外周面には、図2,3,5
に示すように、雌体30の外周面のリブ34と同様な複数条
のリブ47・・・が形成されている。より具体的には、リブ4
7は、図5に示すように、連通孔41の縦方向中心軸と横
方向中心軸に沿って、ほぼ十字方向に4条形成されてい
る。
【0016】上記雌体30と雄体40とを相互に連結するに
は、図1,6,7に示すように、雌体30の挿入孔31の開
放下面に合わせて、雄体40の両弾性腕44を下方より上方
に向かって挿入すればよい。このとき、雄体40の首部43
が、図1,6に示すように、雌体30の挿入孔31内に突入
する迄、深く挿入する。雄体40の首部43が、雌体30の挿
入孔31内に突入すると、首部43の環状凸部46が、挿入孔
31中の環状凹部33内にパチンとはまり込む。
は、図1,6,7に示すように、雌体30の挿入孔31の開
放下面に合わせて、雄体40の両弾性腕44を下方より上方
に向かって挿入すればよい。このとき、雄体40の首部43
が、図1,6に示すように、雌体30の挿入孔31内に突入
する迄、深く挿入する。雄体40の首部43が、雌体30の挿
入孔31内に突入すると、首部43の環状凸部46が、挿入孔
31中の環状凹部33内にパチンとはまり込む。
【0017】このため、環状凹部33と環状凸部46との嵌
合により、雄体40の首部43が雌体30の挿入孔31中から抜
けなくなるとともに、雌体30と雄体40とは、相互に回転
可能に連結される。又、止め具20の組み立て状態におい
ては、雄体40の両弾性腕44の先端挾持部45が、図1,
6,7に示すように、雌体30の張出し縁32の内側に位置
する。
合により、雄体40の首部43が雌体30の挿入孔31中から抜
けなくなるとともに、雌体30と雄体40とは、相互に回転
可能に連結される。又、止め具20の組み立て状態におい
ては、雄体40の両弾性腕44の先端挾持部45が、図1,
6,7に示すように、雌体30の張出し縁32の内側に位置
する。
【0018】例えば図1,6,7に示された状態は、紐
10の非ロック状態を示す。この非ロック状態では、雄体
40の両弾性腕44の先端挾持部45は、図7に示されている
ように、雌体30の張出し縁32の相対向する両短縁32bの
間隔内に位置している。このため、雄体40の両弾性腕44
の対向間隔は、比較的に離れ、両者の内縁45b間の対向
間隔が、図1,6,7に示すように、紐10の直径より大
きくなる。
10の非ロック状態を示す。この非ロック状態では、雄体
40の両弾性腕44の先端挾持部45は、図7に示されている
ように、雌体30の張出し縁32の相対向する両短縁32bの
間隔内に位置している。このため、雄体40の両弾性腕44
の対向間隔は、比較的に離れ、両者の内縁45b間の対向
間隔が、図1,6,7に示すように、紐10の直径より大
きくなる。
【0019】これに対し、雌体30と雄体40とを連結した
際に、雄体40の両先端挾持部45が、図8に示すように、
雌体30の張出し縁32の相対向する両長縁32aの間隔内に
位置している場合もある。この状態は、紐10のロック状
態である。すなわち、張出し縁32の内部が、左右方向に
長い長方形状に開口していることから、相対向する両長
縁32a間の間隔の方が、相対向する両短縁32b間の間隔よ
り短いことに起因する。
際に、雄体40の両先端挾持部45が、図8に示すように、
雌体30の張出し縁32の相対向する両長縁32aの間隔内に
位置している場合もある。この状態は、紐10のロック状
態である。すなわち、張出し縁32の内部が、左右方向に
長い長方形状に開口していることから、相対向する両長
縁32a間の間隔の方が、相対向する両短縁32b間の間隔よ
り短いことに起因する。
【0020】このため、雄体40の両弾性腕44の対向間隔
は、図8に示すように、比較的に接近し、両者の内縁45
b間の対向間隔が、紐10の直径より小さくなる。紐10を
通すには、止め具20を、図1,6,7に示されるよう
に、非ロック状態としておく。尚、ロック状態から非ロ
ック状態への変換は、雌体30と雄体40とのいずれか一方
を他方に対して回転すればよく、詳しくは後述する。
は、図8に示すように、比較的に接近し、両者の内縁45
b間の対向間隔が、紐10の直径より小さくなる。紐10を
通すには、止め具20を、図1,6,7に示されるよう
に、非ロック状態としておく。尚、ロック状態から非ロ
ック状態への変換は、雌体30と雄体40とのいずれか一方
を他方に対して回転すればよく、詳しくは後述する。
【0021】非ロック状態の止め具20に対して紐10を通
すには、図6に示すように、紐10をループ状に折り返
し、その折り返し両端部を、雌体30の挿入孔31に合わせ
て通せばよい。紐10の折り返し両端部は、揃えた状態
で、同時に雌体30の挿入孔31に通してもよいし、片側ず
つ順に通してもよい。
すには、図6に示すように、紐10をループ状に折り返
し、その折り返し両端部を、雌体30の挿入孔31に合わせ
て通せばよい。紐10の折り返し両端部は、揃えた状態
で、同時に雌体30の挿入孔31に通してもよいし、片側ず
つ順に通してもよい。
【0022】紐10を雌体30の挿入孔31に通すと、紐10
は、図1,6,7に示すように、雄体40の両先端挾持部
45の間隔内を通り、さらにその連通孔41を通り抜けて、
外方に導き出される。このように紐10の折り返し両端部
を、図6に示されるように、共に雌体30の挿入孔31から
通し、雄体40の連通孔41からそれぞれ引き出しておく。
は、図1,6,7に示すように、雄体40の両先端挾持部
45の間隔内を通り、さらにその連通孔41を通り抜けて、
外方に導き出される。このように紐10の折り返し両端部
を、図6に示されるように、共に雌体30の挿入孔31から
通し、雄体40の連通孔41からそれぞれ引き出しておく。
【0023】止め具20は、紐10の引き出し代の長さを可
変させながら、紐10のループの径を変化させる。例え
ば、図示しないが、紐10をレインコートのフードの開口
縁に通しておき、止め具20から出た紐10の引き出し代の
長さを可変させることで、フードの開口径を絞ったり、
拡開させることができる。そして、紐10をロックさせる
には、雌体30と雄体40とのいずれか一方を他方に対して
90度回転させればよい。尚、雌体30と雄体40との回転
方向は、図7において時計回り、反時計回りのいずれで
もよい。
変させながら、紐10のループの径を変化させる。例え
ば、図示しないが、紐10をレインコートのフードの開口
縁に通しておき、止め具20から出た紐10の引き出し代の
長さを可変させることで、フードの開口径を絞ったり、
拡開させることができる。そして、紐10をロックさせる
には、雌体30と雄体40とのいずれか一方を他方に対して
90度回転させればよい。尚、雌体30と雄体40との回転
方向は、図7において時計回り、反時計回りのいずれで
もよい。
【0024】雌体30と雄体40とのいずれかが回転させら
れると、雄体40の両先端挾持部45が、図8に示すよう
に、雌体30の張出し縁32の内側で相対的に回転させられ
る。雄体40の両先端挾持部45が回転すると、その円弧状
に湾曲した側縁45cが、張出し縁32の同じく円弧状に湾
曲したコーナー縁32cに沿って、コーナー縁32cに続く直
線的な長縁32aのある方向に向かって移動する。この過
程で、雄体40の両先端挾持部45が次第に接近しながら、
両内縁45cが紐10の外周に食い込んでいく。
れると、雄体40の両先端挾持部45が、図8に示すよう
に、雌体30の張出し縁32の内側で相対的に回転させられ
る。雄体40の両先端挾持部45が回転すると、その円弧状
に湾曲した側縁45cが、張出し縁32の同じく円弧状に湾
曲したコーナー縁32cに沿って、コーナー縁32cに続く直
線的な長縁32aのある方向に向かって移動する。この過
程で、雄体40の両先端挾持部45が次第に接近しながら、
両内縁45cが紐10の外周に食い込んでいく。
【0025】そして、両先端挾持部45の側縁45cが、張
出し縁32のコーナー縁32cから直線的な長縁32aに至る境
目迄来ると、両先端挾持部45が急激に回転される。すな
わち、両弾性腕44がその弾性復元力により少し開くよう
にして、その直線的な外縁45aが、図8に示すように、
張出し縁32の直線的な長縁32aに当たって受け止めら
れ、雌体30と雄体40との回転が停止する。
出し縁32のコーナー縁32cから直線的な長縁32aに至る境
目迄来ると、両先端挾持部45が急激に回転される。すな
わち、両弾性腕44がその弾性復元力により少し開くよう
にして、その直線的な外縁45aが、図8に示すように、
張出し縁32の直線的な長縁32aに当たって受け止めら
れ、雌体30と雄体40との回転が停止する。
【0026】このため、操作者には、クリック感が与え
られ、止め具20がロックしたことがわかる。止め具20が
ロックされると、図8に示されるように、雄体40の両先
端挾持部45の両内縁45cが紐10の外周に食い込むため、
紐10の長さ方向の移動が阻止される。
られ、止め具20がロックしたことがわかる。止め具20が
ロックされると、図8に示されるように、雄体40の両先
端挾持部45の両内縁45cが紐10の外周に食い込むため、
紐10の長さ方向の移動が阻止される。
【0027】一方、止め具20を非ロック状態に戻すに
は、雌体30と雄体40とのいずれか一方を他方に対して9
0度戻り回転させてもよいし、或いはロック時の回転方
向にされに90度戻り回転させてよく、いずれの方向に
回転させても、先に説明したのと逆の行程を辿って、図
1,6,7に示される非ロック状態に戻る。
は、雌体30と雄体40とのいずれか一方を他方に対して9
0度戻り回転させてもよいし、或いはロック時の回転方
向にされに90度戻り回転させてよく、いずれの方向に
回転させても、先に説明したのと逆の行程を辿って、図
1,6,7に示される非ロック状態に戻る。
【0028】尚、図面に示した実施例のものでは、雄体
40の両弾性腕44を相対向させて一対形成させたが、弾性
腕の数は、2本限らず、3本等、数多く形成させてもよ
い。又、両弾性腕44の内縁45bに、鋸歯状の凹凸を付
け、紐10の外周に一層、食い込み易くしてもよい。一
方、雌体30と雄体40との樹脂に、顔料を混入させ、止め
具20を種々の色に成形できるばかりでなく、雌体30と雄
体40との色を相互に異ならせることで、カラフルな止め
具20を提供することもできる。
40の両弾性腕44を相対向させて一対形成させたが、弾性
腕の数は、2本限らず、3本等、数多く形成させてもよ
い。又、両弾性腕44の内縁45bに、鋸歯状の凹凸を付
け、紐10の外周に一層、食い込み易くしてもよい。一
方、雌体30と雄体40との樹脂に、顔料を混入させ、止め
具20を種々の色に成形できるばかりでなく、雌体30と雄
体40との色を相互に異ならせることで、カラフルな止め
具20を提供することもできる。
【0029】又、止め具20の全体の形状も、樽形に限ら
ず、卵形等、種々の変形が可能である。さらに、止め具
20は、レインコートのフードの開口縁に限らず、衣服だ
けでなく、袋類の開口縁等に使用してもよい。
ず、卵形等、種々の変形が可能である。さらに、止め具
20は、レインコートのフードの開口縁に限らず、衣服だ
けでなく、袋類の開口縁等に使用してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、構
造が簡単で、且つ部品点数が少なく、しかも組み立てが
容易な紐の止め具を提供することができる。
造が簡単で、且つ部品点数が少なく、しかも組み立てが
容易な紐の止め具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】止め具の縦断面図である。
【図2】左半部を断面にした止め具の分解側面図であ
る。
る。
【図3】右半部を断面にした止め具の他の分解側面図で
ある。
ある。
【図4】雌体の上面図である。
【図5】雄体の上面図である。
【図6】止め具の非ロック状態を示す縦断面図である。
【図7】止め具の非ロック状態を示す上面図である。
【図8】図7に対応し、止め具のロック状態を示す上面
図である。
図である。
10 紐 20 止め具 30 雌体 31 挿入孔 32 カム面としての張出し縁 40 雄体 41 連通孔 44 弾性腕
Claims (1)
- 【請求項1】 紐を通す挿入孔を有する中空筒形の雌体
と、この雌体の挿入孔内にはめ込まれ、該挿入孔と連通
するとともに、紐を通すことができる連通孔を有する中
空筒形の雄体とを備え、 上記雄体には、雌体の挿入孔中に突出するとともに、紐
が通る間隔を保って相対向した少なくとも一対の弾性腕
が形成されるとともに、 前記雌体の挿入孔内には、雌体と雄体とのいずれか一方
を他方に対して相対的に回転させた際に、雄体の両弾性
腕を互いに接近する方向に押圧するカム面が形成された
ことを特徴とする紐の止め具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20919691A JP2896251B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 紐の止め具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20919691A JP2896251B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 紐の止め具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0549506A JPH0549506A (ja) | 1993-03-02 |
| JP2896251B2 true JP2896251B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=16568946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20919691A Expired - Lifetime JP2896251B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 紐の止め具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2896251B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6622358B1 (en) * | 2002-03-05 | 2003-09-23 | Philip Troy Christy | Lace tightening article |
| CN100421594C (zh) * | 2002-10-02 | 2008-10-01 | 爱丽丝有限公司 | 套的紧固方法及其装置 |
-
1991
- 1991-08-21 JP JP20919691A patent/JP2896251B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0549506A (ja) | 1993-03-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990128 |