JP2897687B2 - フラッシュメモリのデータ消去装置 - Google Patents

フラッシュメモリのデータ消去装置

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JP2897687B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフラッシュメモリのデー
タ消去に係り、特にフラッシュメモリの過消去を防止す
るデータ消去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フラッシュメモリのデータ消去
を行う際には、過消去による破壊を防止するためにフラ
ッシュメモリの全領域の内容が‘0’であることを確認
する必要がある。例えば、特開平4−228193号公
報には、フラッシュEEPROMの読み出しセンスアン
プの出力をベリファイ/消去制御回路に接続し、消去ベ
リファイを行った後で消去電圧を印加する回路が開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フラッ
シュメモリとプロセッサとがバスラインで接続されてプ
ロセッサがフラッシュメモリを制御するシステムでは、
何らかの原因でデータバスラインや制御ラインに異常が
発生すると、フラッシュメモリからの読み出しデータが
‘0’でないにもかかわらず、プロセッサが読み出しデ
ータを全て‘0’であると誤認してデータ消去が実行さ
れ、過消去により破壊が生じる場合がある。
【0004】本発明の目的は、過消去を確実に防止する
ことができるフラッシュメモリのデータ消去装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるデータ消去
装置は、フラッシュメモリのデータ入出力端子及び制御
信号入力端子に接続され、フラッシュメモリの読み出し
データと制御回路から制御信号入力端子に入力した制御
信号との全ビットが一定レベルであるか否かを判定する
第1ビット判定手段と、制御回路のデータ入力端子及び
制御信号出力端子に接続されフラッシュメモリから受信
したデータと制御信号出力端子から出力されている制御
信号との全ビットが前記一定レベルであるか否かを判定
する第2ビット判定手段と、第1ビット判定手段の判定
結果と第2ビット判定手段の判定結果とが不一致である
時にフラッシュメモリのデータ消去を禁止する消去禁止
手段と、からなることを特徴とする。
【0006】
【作用】フラッシュメモリからの読み出しデータ及び制
御信号が全てが一定レベルか否かの判断結果と制御回路
が受信したフラッシュメモリの読み出しデータ及び制御
信号とが全て前記一定レベルか否かの判断結果とが比較
され、不一致が検出された場合に、データ消去処理が禁
止される。したがって、例えば、データバスライン及び
/又は制御ラインの異常により、制御回路の読み込みデ
ータ及び制御信号が全て‘0’の場合であってもフラッ
シュメモリ側の読み出しデータ及び制御信号が‘0’以
外のビットを含む場合にはデータ消去処理が禁止され、
過消去が確実に防止される。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0008】図1は本発明によるフラッシュメモリアク
セス回路の一実施例を示すブロック図である。フラッシ
ュメモリ101のデータ入出力端子は、バスバッファ1
02、バスライン103、及びバスバッファ104を通
して制御回路(CPU)105のデータ入出力端子に接
続されている。
【0009】フラッシュメモリ101には、周知のよう
に、データ消去手段が内蔵されており、CPU105か
らバスライン103を通して受信したデータ消去命令に
従って記憶データの消去を行う。
【0010】CPU105は、フラッシュメモリ101
へ制御ラインを通してリード信号(RD)を出力し、ア
ドレスバスを通してアドレスを出力する。また、アドレ
スバスはアドレスデコーダ110に接続され、アドレス
デコーダ110は制御ラインを通してフラッシュメモリ
101へチップセレクト信号(CS)を出力する。
【0011】フラッシュメモリ101側のバスラインの
全ビット線と制御ライン(リード信号RD及びチップセ
レクト信号CS)の全ビット線とは、NORゲート10
6に接続されている。他方、CPU105側のバスライ
ンの全ビット線と制御ライン(リード信号RD及びチッ
プセレクト信号CS)の全ビット線とは、NORゲート
107に接続されている。NORゲート106及び10
7の出力は排他的論理和(ExOR)ゲート108に入
力し、ExORゲート108の出力はフリップフロップ
回路109を介してCPU105の割り込み端子に入力
する。
【0012】このような構成において、CPU105が
フラッシュメモリ101をリードアクセスする場合に
は、アドレスデコーダ110から出力されるチップセレ
クト信号CSをロー(L)レベルとし、更にリード信号
RDをLレベルにする。これによって、読み出しデータ
がフラッシュメモリ101からバスライン103を通し
てCPU105へ出力される。
【0013】フラッシュメモリ101のデータ入出力端
子の読み出しデータビットが全て‘0’のときには、N
ORゲート106には全てLレベル信号が入力するか
ら、NORゲート106はハイ(H)レベルを出力す
る。逆に、その読み出しデータビットに少なくとも1つ
の‘1’が存在するときにはNORゲート106の出力
はLレベルになる。
【0014】同様に、CPU105のデータ入出力端子
のデータビットが全て‘0’のときには、NORゲート
107には全てLレベル信号が入力するから、NORゲ
ート107はハイ(H)レベルを出力する。逆に、その
データビットに少なくとも1つの‘1’が存在するとき
にはNORゲート107の出力はLレベルになる。
【0015】従って、読み出しデータを伝送するバスラ
イン103及び制御信号を伝送する制御ラインに異常が
なければ、NORゲート106及び107の出力は常に
一致する。バスラインあるいは制御ラインに何らかの異
常が発生したことによりデータビットあるいは制御信号
ビットが変化した場合には、NORゲート106及び1
07の出力は一致しなくなる。また、バスライン切断状
態やフラッシュメモリ101を正常にアクセスできない
状態の時には、フラッシュメモリ101側の読み出しデ
ータには‘1’が存在するにも拘わらず、CPU105
の受信データは全て‘0’となり、NORゲート106
及び107の出力は一致しなくなる。
【0016】このようなNORゲート106及び107
の出力の一致/不一致がExORゲート108によって
検出される。NORゲート106及び107の出力が一
致する場合には、ExORゲート108はLレベルを、
不一致の場合にはHレベルを出力する。ExORゲート
108の出力がLレベルの時には、バスバッファ102
及び104の間でデータビットの変化がないために、C
PU105の割り込み処理は実行されない。ExORゲ
ート108の出力がHレベルになると、何らかの異常が
発生してCPU105が正しい読み出しデータを取得で
きないのであるから、CPU13に対して割り込みを実
行し、データ消去プログラムの実行を即時中止する。
【0017】このように、CPU105は、フラッシュ
メモリ101からの読み出しデータが全て‘0’である
ことを確実に判断することができ、1ビットでも‘0’
以外のデータが存在する場合は、消去処理を禁止してフ
ラッシュメモリ101の過消去を防止することができ
る。
【0018】また、本実施例では、フラッシュメモリ1
01の記憶データだけでなく、CPU105からフラッ
シュメモリ101へ出力されるリード信号RD及びチッ
プセレクト信号CS等の制御信号に対しても一致/不一
致を検出するために、制御ラインの故障も検知してフラ
ッシュメモリ101の過消去を防止することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるフラ
ッシュメモリのデータ消去装置は、フラッシュメモリか
ら出力された読み出しデータが全て‘0’か否かの判断
結果と制御回路が受信したフラッシュメモリの読み出し
データが全て‘0’か否かの判断結果とが比較され、不
一致が検出された場合に、データ消去処理が禁止され
る。したがって、制御回路の読み込みデータが全て
‘0’の場合であっても、データバスライン及び/又は
制御ラインの異常によりフラッシュメモリ側の読み出し
データが‘0’以外のビットを含む時には、データ消去
処理が禁止される。これによってフラッシュメモリの過
消去が確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ消去装置の一実施例を組み
込んだメモリアクセス回路のブロック図である。
【符号の説明】
101 フラッシュメモリ 102 バスバッファ 103 バスライン 104 バスバッファ 105 CPU 106 NORゲート 107 NORゲート 108 ExORゲート 109 フリップフロップ 110 アドレスデコーダ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシュメモリ及び制御回路からなる
    データ消去装置において、 前記フラッシュメモリのデータ入出力端子及び制御信号
    入力端子に接続され、前記フラッシュメモリの読み出し
    データと前記制御回路から前記制御信号入力端子に入力
    した制御信号との全ビットが一定レベルであるか否かを
    判定する第1ビット判定手段と、 前記制御回路のデータ入力端子及び制御信号出力端子に
    接続され、前記フラッシュメモリから受信したデータと
    前記制御信号出力端子から出力されている前記制御信号
    との全ビットが前記一定レベルであるか否かを判定する
    第2ビット判定手段と、 前記第1ビット判定手段の判定結果と前記第2ビット判
    定手段の判定結果とが不一致である時に、前記フラッシ
    ュメモリのデータ消去を禁止する消去禁止手段と、 からなることを特徴とするフラッシュメモリのデータ消
    去装置。
  2. 【請求項2】 前記制御信号は、前記フラッシュメモリ
    のチップセレクト信号と、読み出し制御信号と、からな
    ることを特徴とする請求項1記載のフラッシュメモリの
    データ消去装置。
  3. 【請求項3】 前記フラッシュメモリと前記制御回路と
    は、バスラインで接続されていることを特徴とする請求
    項1又は2のいずれかに記載のフラッシュメモリのデー
    タ消去装置。
JP12307695A 1995-04-24 1995-04-24 フラッシュメモリのデータ消去装置 Expired - Lifetime JP2897687B2 (ja)

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JPH08297985A JPH08297985A (ja) 1996-11-12
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JPS62293438A (ja) * 1986-06-12 1987-12-21 Fujitsu Ltd コンピユ−タ応用装置
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