JP2902995B2 - 乾式水中作業装置 - Google Patents

乾式水中作業装置

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JP2902995B2
JP2902995B2 JP8186092A JP18609296A JP2902995B2 JP 2902995 B2 JP2902995 B2 JP 2902995B2 JP 8186092 A JP8186092 A JP 8186092A JP 18609296 A JP18609296 A JP 18609296A JP 2902995 B2 JP2902995 B2 JP 2902995B2
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MEGAFUROOTO GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願に係る発明は、平面
的底面を有する船舶や浮体式海洋構造物の水没外底面側
に開口した大気圧環境の作業空間を形成し、この作業空
間から水没外底面への溶接や検査、あるいは修理,塗
装,清掃等を行えるようにした乾式水中作業装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、平面的底面を有する船舶や浮
体式海洋構造物(以下、総称して「浮体式海洋構造物」
という)の水没外底面を溶接したり、検査,修理、ある
いは塗装,清掃等を行いたいという要望がある。これら
の要望の中から、例えば、浮体式海洋構造物の水没外底
面を溶接したいという要望を例に説明すると、このよう
な浮体式海洋構造物を製造する場合には、一般的に工場
内のドック等を利用して製造されているが、ドック等に
も製造可能な大きさに限界があり、長さ,幅とも数百m
を越えるような超大型の浮体式海洋構造物の場合には製
造することができなくなってしまう。そのため、超大型
浮体式海洋構造物を製造する場合には、複数に分割した
浮体ユニットを工場等で製造し、この浮体ユニットを洋
上の所定場所へ海上輸送した後に洋上でこれら浮体ユニ
ットを結合して浮体式海洋構造物全体を組立てるような
方法が必要とされる。
【0003】このような複数の浮体ユニットを洋上結合
する技術として、接合部を大気圧環境にしてから溶接し
て結合する止水ボックス方式(防水区画方式)がある。
この止水ボックス方式は、洋上で浮体ユニットを接合し
た状態で接合部を止水板によってシールするとともに所
定範囲を囲む壁を設けて防水区画を形成し、この防水区
画内の海水を排出することによって接合部を大気圧環境
下にした後、上面から両浮体ユニットの接合部を溶接し
て一体化するものである(従来例1)。
【0004】また、水中作業装置に関する従来技術とし
て、特開昭54−28743号公報記載の発明があり、
この発明では、浮体式海洋構造物の接合部を予め水没外
底面側からシール部材でシールし、構造体を海上側から
順次海中側へと移動させながら、構造体の位置する部分
の海水を排出した後にその部分のみのシール部材を取り
外して接合部を溶接しており、この作業を順次繰り返す
ことによって浮体式海洋構造物の水没外底面側を溶接し
ている(従来例2)。
【0005】さらに、他の従来技術として、特開平6−
180059号公報記載の発明もあり、この発明では、
水中に没している構造物の必要な個所を防水耐圧殻によ
って局部的に覆い、この防水耐圧殻の内部の水を排出す
ることにより内部に作業空間を創りだそうとしている
(従来例3)。
【0006】また、他の従来技術として、実用新案登録
第3014130号の考案があり、この考案では、船底
の検査や補修時における視界不良や溶接不良を解消する
ために、潜水夫の頭部分のみを大気圧環境にする水中作
業装置が記載されている(従来例4)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例1では、水中に位置する接合部の上面に防水区画を
形成する止水板を狭いピッチで取付けて浸水を防止する
必要があるため、防水区画を形成するための止水作業に
多大な労力と時間を要することとなる。しかも、たとえ
止水したとしても接合部の上面のみを大気圧環境にする
技術であるため、接合部の結合は上面からの片面溶接と
なってしまう。さらに、超大型浮体式海洋構造物を構成
する浮体ユニットを洋上接合する場合には、溶接長さが
非常に長くなるので、作業効率が悪化して製造費用や時
間を増大させてしまう。
【0008】また、上記従来例2では、水中溶接用に構
造体を使用してはいるが、接合部の水没外底面に予めシ
ール部材を取付ける必要があるため、潜水夫がシール部
材取付け作業のために長時間水中へ潜る必要があり、潜
水夫作業に多大な時間と労力を要することとなる。しか
も、一旦取付けたシール部材を作業時に取外してから溶
接作業を行うこととなるため、作業に多くの時間と労力
を要することにもなる。
【0009】さらに、上記従来例3では、防水耐圧殻に
よって所定の作業空間を創ることはできるが、この防水
耐圧殻には浮重バランス調整用のタンクや移動用の推進
器も装備されていないため、浮体の水没外底面の所定位
置へ移動することが非常に困難であり、効率的な水中で
の作業を行うことができない。
【0010】また、上記従来例4では、水中に潜って作
業を行うことができる潜水夫が溶接作業も行う必要があ
り、潜水夫が溶接可能な有資格者であることを前提とす
るので限られた作業者のみしか作業ができなくなり効率
的な作業を行うことができない。しかも、作業時におけ
る換気が非常に難しい構成であるため、浮体式海洋構造
物の水中溶接結合に使用するには適していない。
【0011】これら従来例における課題は、浮体ユニッ
トを結合するための溶接作業に限られるものではなく、
浮体式海洋構造物の水没外底面を検査,修理,塗装,清
掃等する場合においても同様であり、水中から大気圧環
境で容易に作業することが困難で効率的な作業を行うこ
とができない。
【0012】そのため、浮体式海洋構造物の水没外底面
を水中から大気圧環境で容易に作業できる乾式の水中作
業装置が切望されている。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために、この出願に係る発明の乾式水中作業装置
は、浮体式海洋構造物の水没外底面側に開口する作業空
間を形成した構造体に浮重バランス手段と注排水手段と
を設け、該構造体の上面に設けた作業空間を囲むシール
手段を、所定位置に設けたガイド手段によって水没外底
面に着底又は離底させることができるようにする。
【0014】これにより、構造体の上面に設けたシール
手段を浮体式海洋構造物の水没外底面に着底させて作業
空間内を排水すれば、大気圧環境の作業空間から浮体式
海洋構造物の水没外底面への溶接,検査,修理,塗装,
清掃等の作業ができる。特に、超大型浮体式海洋構造物
を構成する複数の浮体ユニットを結合する場合、結合部
分を水没外底面側からも大気圧環境下で溶接することが
できるので、接合部の両面溶接が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】この出願に係る発明の乾式水中作
業装置は、浮体式海洋構造物の水没外底面側に開口する
作業空間を形成した構造体を設け、該構造体に浮重バラ
ンス用の浮重バランス手段を設けるとともに作業空間へ
の注排水を行う注排水手段を設け、さらに構造体上面の
前記作業空間を囲む全周にわたってシール手段を設け、
この構造体の前後左右位置に、移動時には該シール手段
を水没外底面から離底させ、作業時には該シール手段を
水没外底面に着底させることができるガイド手段を前記
浮体式海洋構造物の水没外底面に設けた左右のレールに
沿って設け、このレールの少なくとも1本に沿うガイド
手段に、前記構造体の横移動を規制する横ローラを設け
ている。これにより、構造体上面に設けたシール手段を
水没外底面に着底させて注排水手段で作業空間内を排水
すれば、水没外底面側に開口した大気圧環境の作業空間
を容易に形成することができる。この作業空間を長手方
向に形成すれば、長手方向に連続する作業を効率的に行
うことができる。
【0016】また、前記浮体式海洋構造物の水没外底面
に設けレールに沿って乾式水中作業装置の安定移動が
できこの左右のレール間に圧縮空気を注入することに
より水没外底面の所内範囲を止水することができるの
で、止水した所定範囲の上面側を溶接等により容易に結
合することができる。このレールの少なくとも1本に沿
うガイド手段に設けた前記構造体の横移動を規制する横
ローラにより、乾式水中作業装置の水平方向移動を規制
した安定移動が可能となる。
【0017】さらに、前記ガイド手段を浮体式海洋構造
物の水没外底面に沿うガイドローラで構成し、該ガイド
ローラを上下動可能なリンク機構で構造体に支持すれ
ば、このガイドローラによって水没外底面に沿った乾式
水中作業装置の移動を容易に行うことができ、リンク機
構の屈曲量を調節することにより乾式水中作業装置の離
底又は着底を容易に行うことができる。
【0018】また、前記構造体の所定位置に、該構造体
に作用する横力を浮体式海洋構造物で支持する固定手段
を設ければ、乾式水中作業装置と浮体式海洋構造物とを
強固に固定して潮流力等の横力が乾式水中作業装置に作
用しても着底状態を保持することができる。この固定手
段をクランプ機構で形成し、該クランプ機構で構造体を
レールに固定すれば、レールを利用して乾式水中作業装
置を浮体式海洋構造物に機械的に固定することができ
る。
【0019】さらに、前記作業空間を、前記浮体式海洋
構造物に設けた水没外底面に貫通するアクセストランク
と連通可能に形成すれば、作業空間内への出入りや換気
をアクセストランクから容易に行うことができる。この
作業空間を、2箇所のアクセストランクと連通可能に形
成すれば、作業空間内への出入りや換気等を更に効率的
に行うことができる。
【0020】
【実施例】以下、この出願に係る発明の一実施例を図面
に基づいて説明する。図1はこの出願に係る発明の一実
施例を示す乾式水中作業装置の平面図であり、図2は同
乾式水中作業装置の側面図、図3は同乾式水中作業装置
の正面図、図4は同乾式水中作業装置のA−A断面図、
図5は同B−B断面図である。この実施例では浮体式海
洋構造物Mを構成する浮体ユニットmの接合部qの底板
を水没外底面n側から溶接して結合する例を説明する。
なお、浮体ユニットmの所定位置には垂直方向に貫通し
たアクセストランクpが設けられている。
【0021】図示するように、乾式水中作業装置Vの基
本的構成は、浮体式海洋構造物Mの水没外底面n側に開
口する縦長の作業空間2を形成した構造体1と、この構
造体1における浮重バランスを調節するための浮重バラ
ンス手段Eたる浮力タンク10およびバラストタンク3
と、上記作業空間2への注排水を行う注排水手段Fたる
注排水弁4と、この構造体1上面の上記作業空間2を囲
む全周にわたって設けられ、上記浮体式海洋構造物Mの
水没外底面nとの間でシール作用を発揮するシール手段
Gたるシール部材5と、この構造体1の所定位置に設け
られて乾式水中作業装置Vを移動させる時には上記シー
ル部材5を水没外底面nから離底させ、作業時にはシー
ル部材5を水没外底面nに着底させることができるガイ
ド手段Hたるガイドローラ6とから構成されている。W
は水面を示している。なお、この実施例では、それぞれ
の浮体ユニットmの水没外底面nにレール7が設けられ
ており、これらのレール7の間で、且つレール7に沿っ
て乾式水中作業装置Vを移動させる構成を示している。
このように接合部qを挟むようにレール7を設ければ、
これらレール7間に圧縮空気を注入することにより水を
排出して接合部qの下面を大気圧化することができるた
め、乾式水中作業装置Vを設置するに先立って、浮体ユ
ニットmの接合部qの底板上面を前もって溶接しておく
ことができる。また、1本のレール7あるいはレールが
ない場合には、浮体ユニットm側の船体内部の乾式水中
作業装置Vの長さに応じた前後位置に吃水以上の深さの
止水板を設けることにより、乾式水中作業装置Vの作業
空間2内を排水するときに作業空間2内へ外部から水が
侵入するのを防ぐことができるので、接合部qの底板の
上下面より同時に溶接することができる。
【0022】上記構造体1は、浮体ユニットmの長手方
向に連続して作業ができるような縦長の作業空間2が形
成され、全体形状としては作業空間2の上面のみが開口
して他の面が所定の強度を有する壁面で形成された箱形
を成している。また、この構造体1の作業空間2は、作
業時に浮体ユニットmに形成されたアクセストランクp
と連通するように形成されており、作業者が浮体ユニッ
トm上からアクセストランクpを介して作業空間2内に
設けられた作業者昇降用のタラップ2aで出入りできる
ように構成されている。この作業空間2をアクセストラ
ンクpと連通させておけば、作業時の換気やエアー供
給,動力供給等も容易に可能となる。さらに、作業空間
2の前後端の下部には作業空間2内から一段下がった排
水用凹部8が形成されており、この排水用凹部8に後述
する注排水手段Fの排水ポンプ20が設けられている。
また、構造体1の上部所定位置(この実施例では4隅)
には上記レール7に当接して乾式水中作業装置Vの上昇
を規制する上昇位置制限部材9が設けられている。
【0023】上記バラストタンク3は、この構造体1の
バランスを取りやすい所定位置に設けられており、この
例では、長手方向の前後左右に位置する4隅に設けられ
ている。また、これらのバラストタンク3に隣接して浮
力タンク10がそれぞれ設けられている。この浮力タン
ク10の浮力とバラストタンク3の浮力を調節すること
により乾式水中作業装置V全体の水中重量と、前後左右
位置における浮重バランスが調節されている。この乾式
水中作業装置Vにおける水中重量の調節としては、乾式
水中作業装置Vが全没状態で、かつ作業空間2に水が満
たされている状態において、浮体ユニット底部に持って
こられるまでは重量が浮力よりも若干大きくなるように
調節され、一度浮体ユニット底部に設置されると、浮力
が重量よりも若干大きくなるように、すなわち全体とし
て若干の正浮力を持つように調節される。この乾式水中
作業装置Vの正浮力の大きさは、ガイドローラ6で乾式
水中作業装置Vを水没外底面nに着底又は離底させるこ
とができる程度の浮力である。
【0024】上記シール部材5は、構造体1の上面にお
いて上記作業空間2を囲むように全周にわたって設けら
れており、この実施例では2条のシール部材が設けられ
ている。この2条のシール部材5はゴム等の弾性材料で
形成されており、後述する図6の作用説明図にも示すよ
うに、外側に面圧の低い柔軟なリップシール5aが設け
られ、内側に面圧の高い環状中空シール5bが設けられ
ている。この実施例では、上記構造体1の所定位置に設
けられた上昇位置制限部材9によってシール部材5の撓
み量を制限することにより、これらシール部材5が好ま
しいシール効果を発揮できるようにするとともにシール
部材5の保護を図っている。
【0025】上記ガイドローラ6は、構造体1の左右に
設けられたレール7に沿うように設けられており、構造
体1の前後左右の4隅に設けられている。このガイドロ
ーラ6には、上記レール7の底面に沿って乾式水中作業
装置Vを垂直方向にガイドする縦ローラ6aがそれぞれ
設けられ、この実施例では片側のレール7A(図1の下
側,図4の右側)に沿うガイドローラ6に横移動を規制
する横ローラ6bが設けられている。この横ローラ6b
を設けることにより乾式水中作業装置Vの水平方向の移
動を規制している。
【0026】また、このガイドローラ6は、構造体1と
レール7との間の距離を変化させることができるように
上下動可能に構成されており、乾式水中作業装置Vを移
動させる時には、乾式水中作業装置Vを浮体ユニットm
の水没外底面nから離底させ、作業時には乾式水中作業
装置Vを水没外底面nに着底させることができるように
構成されている。
【0027】図6は、上記乾式水中作業装置Vにおける
ガイド手段Hたるガイドローラ6の作用説明図であり、
(a) は移動時、(b) は着底時、(c) は作業時を示す要部
拡大側面図である。これらの図面に基づいてガイドロー
ラ6を以下に説明する。なお、(a) に示す移動時には、
上記構造体1の作業空間2内へ注水して乾式水中作業装
置Vを所定の正浮力としている。
【0028】まず、ガイドローラ6の構成を説明する
と、ガイドローラ6は構造体1に基端部11aが軸支さ
れて先端側が垂直方向に揺動可能な支持フレーム11に
設けられており、この支持フレーム11に設けられた水
平軸11bによって縦ローラ6aが支持されている。こ
の支持フレーム11の先端側下部は、上下動可能なリン
ク機構12によって構造体1の突出部1aと連結されて
おり、リンク機構12の連結部12aには構造体1に後
端が揺動可能に支持されたシリンダ13が連結されてい
る。このシリンダ13先端の連結部には軸方向の長孔1
3aが形成されており、この長孔13aでリンク機構1
2の連結部12aと連結することにより、連結部12a
からシリンダ13へ大きな力が直接作用するのを防止し
ている。
【0029】そして、(a) に示す乾式水中作業装置Vの
移動時には、シリンダ13を縮めてリンク機構12を構
造体1側へ傾かせると、ガイドローラ6がレール7から
構造体1までを所定の距離にするので、シール部材5が
浮体ユニットmの水没外底面nから離底して所定の隙間
aが形成される。また、この時、構造体1に設けられた
ストッパ14によってリンク機構12が構造体1側へ傾
いた状態で機械的に停止するように構成されており、こ
れにより構造体1の垂直方向に作用する浮力をシリンダ
13で常に支持する必要がないようにしている。
【0030】次に、(b) に示す着底時には、シリンダ1
3を伸ばしてリンク機構12を反構造体1側へ屈曲させ
ることにより、構造体1の浮力によって乾式水中作業装
置Vを浮上させてシール部材5を水没外底面nに着底さ
せる。この時、シリンダ13の伸長量を調節することに
よりシール部材5を浮体ユニットmの水没外底面nへ緩
やかに密着させることができる。この実施例では、シー
ル部材5が同一高さのリップシール5aと環状中空シー
ル5bとで構成されており、リップシール5aによる面
圧の低いシールと、環状中空シール5bによる面圧の高
いシールとを組合せた2重シール構造によって確実なシ
ール効果を発揮させている。なお、リップシール5aの
高さを環状中空シール5bよりも高く形成しておけば、
外側のリップシール5aが水没外底面nに着底して初期
シールを行った後、内側の環状中空シール5bが水没外
底面nに着底して荷重支持と主シールを行うようにで
き、シール作用を2段階で発揮させるシール構造とする
ことができる。これらは乾式水中作業装置Vの大きさや
使用場所等に応じて適宜設定すればよい。
【0031】そして、(c) に示す作業時には、上記所定
の浮力に調節された構造体1の浮力のみを利用したガイ
ドローラ6による着底から、作業空間2内を排水するこ
とにより構造体1自体の浮力を増し(例えば、10倍程
度)、この浮力によって構造体1を水没外底面nへ強固
に密着させている。この浮力が作用した時にシール部材
5が所定量撓んで確実なシール効果を発揮する。この
時、シリンダ13をフリーにしておけば構造体1の浮上
量に追従させることができる。また、シリンダ13とリ
ンク機構12との連結部も長孔13aであるため、構造
体1の浮上に伴ってリンク機構12の屈曲量が変わって
も連結部から無理な力が作用することはない。
【0032】このようにして、水没外底面nに設けられ
たレール7に沿わせたガイドローラ6を利用して構造体
1上面のシール部材5を水没外底面nに着底させた後、
作業空間2内を排水すれば大気圧環境の作業空間2を形
成することができる。そして、大気圧環境となった作業
空間2からは、上部に位置する水没外底面nへの作業を
容易に行うことができる。
【0033】なお、この実施例ではガイド手段Hを、上
下動するリンク機構12によって支持したガイドローラ
6で構成しているが、シリンダによって直接ガイドロー
ラ6を上下動させるように構成してもよく、構造体1の
上面を水没外底面nに着底させたり離底させたりできる
ガイド手段Hであれば、他の構成であってもよい。
【0034】一方、図7は上記乾式水中作業装置Vに設
けられた固定手段を示す図面であり、(a) は移動時、
(b) は固定前、(c) は固定時を示す要部拡大正面図であ
る。この実施例では、水没外底面nに乾式水中作業装置
Vを着底させた状態で機械的に固定する固定手段Jを設
けることにより、着底状態で乾式水中作業装置Vに潮流
力等の大きな横力が作用しても着底状態を維持できるよ
うに構成している。
【0035】この固定手段Jはクランプ機構kで形成さ
れており、構造体1の側部に設けられた取付フレーム1
5の所定位置に三角形状の連結部材16の頂部16aが
軸支されるとともに、この取付フレーム15の先端部1
5aにクランプ部材17の基端が軸支されている。ま
た、この連結部材16の下方の頂部16aには伸縮シリ
ンダ18の先端18aが軸支され、上方の頂部16aに
はリンク材19の一端が軸支されている。このリンク材
19の他端はクランプ部材17の略中央に軸支されてい
る。したがって、伸縮シリンダ18を伸縮させることに
より、連結部材16とリンク材19とを介してクランプ
部材17の押圧面17aで浮体ユニットmのレール7と
構造体1とを機械的に固定したり解除したりすることが
できる。
【0036】(a) に示す状態は、乾式水中作業装置Vの
移動時であり、クランプ機構kが解除されるとともに、
構造体1が浮体ユニットmの水没外底面nから離底した
状態を示している。この状態では、伸縮シリンダ18を
縮めて連結部材16を図において左側へ回動させること
により、クランプ部材17をレール7から外している。
【0037】(b) に示す状態は、構造体1を水没外底面
nに着底させた状態でクランプ機構kを作動させる状態
の図面であり、伸縮シリンダ18を伸長させることによ
り、連結部材16を図において右側へ回動させてリンク
材19によりクランプ部材17先端の押圧面17aをレ
ール7の上面に押圧している。
【0038】(c) に示す状態は、上記(b) に示す状態か
ら更にクランプ部材17の先端でレール7を押圧して構
造体1とレール7とを確実に固定した状態であり、この
状態は、上記(b) に示す状態から伸縮シリンダ18を更
に伸長して構造体1の上昇位置を制限する上昇位置制限
部材9をレール7と密着させている。この状態とするこ
とにより、リンク材19をクランプ部材17に軸支する
軸心bがクランプ部材17先端の押圧面17aよりも上
部に位置するとともに、この軸心bを、リンク材19を
連結部材16に軸支する軸心cと、連結部材16を取付
フレーム15に軸支する軸心dを結ぶ線よりも外側(反
構造体1側)に位置させている。このように軸心bを押
圧面17aよりも上部に位置させるとともに軸心c,d
よりも外側に位置させることにより、伸縮シリンダ18
の伸長力による固定のみではなく、軸支位置による力の
作用点の関係による機械的な固定を行っている。
【0039】なお、この固定手段Jを設けることによ
り、潮流力等が浮体式海洋構造物Mに作用したとしても
乾式水中作業装置Vを水没外底面nに確実に固定してお
くことができるが、この固定手段Jは、防波堤内の限ら
れた海上や海洋の状況によっては必ずしも必要な構成で
はなく、また、乾式水中作業装置Vのみの浮力が大きく
て強固に水没外底面nに固定できる構成の場合も設ける
必要はない。
【0040】図8(a),(b) は、このような乾式水中作業
装置Vにおける注排水手段Fの一例を示す平面図と縦断
面図であり、この注排水手段Fの構成としては、(a) に
示すように、構造体1の一側方に設けられた注排水弁4
と、作業空間2の両端部に形成された排水用凹部8内の
排水ポンプ20と、これらを接続する配管21と、この
注排水弁4の開閉動作と排水ポンプ20の駆動を制御す
る図示しない制御装置と、作業空間2の所定位置に設け
られた複数のフロートスイッチ22とから構成されてい
る。この作業空間2内の排水は、排水ポンプ20から配
管21を介して排水弁4bにより外部へと排水され、注
水は、開放した排水弁4bから注水弁4aを介して作業
空間2内へと注水される。この注水時に排水ポンプ20
への逆流を防止する逆止弁23が排水ポンプ20の近傍
に設けられている。
【0041】この作業空間2における排水制御は、(b)
に示すように、所定の水位が検出できるように設けられ
た複数のフロートスイッチ22で検出された水位によっ
て制御されており、通常は、排水用凹部8内の水位eに
設けられたフロートスイッチ22が作動するまで排水ポ
ンプ20を駆動して自動排水するので、作業時にはこの
排水用凹部8内の下部にのみ水が溜まった状態となる。
【0042】一方、水没外底面nに凹凸部等があると、
その部分から作業空間2内に浸水する場合もあり、この
ような浸水で水位fになると排水ポンプ20が自動的に
作動して流入水の排水作業を行う。なお、この水位fか
ら排水作業を行っても浸水量が多くて水位gになったと
すると浸水警報を発するように構成されている。この浸
水警報が発せられると作業者はアクセストランクpから
浮体ユニットm上へと出る。
【0043】なお、注水時の水位は制御する必要がない
ので注水弁4aと排水弁4bの開閉制御のみとなる。
【0044】図9(a) 〜(d) は、この乾式水中作業装置
Vにおける空気系統図であり、(a)は平面図、(b) は側
面図、(c) は中央部を示す縦断面図、(d) は両端部を示
す縦断面図である。図示しないエアー供給源から浮体式
海洋構造物Mの上部に設けられた管制室24へ配管25
によってエアーが供給され、この例では、管制室24に
供給される前の配管25にバラストタンク配管26を設
け、このバラストタンク配管26によって構造体1の前
後に設けられたバラストタンク3内へエアーが供給され
ている。また、管制室24からは、電磁弁24aとフィ
ルター24bを介して配管27によって構造体1の両側
部に形成されたエアーポケット1dへエアーが供給され
ており、配管27のエアーポケット1d内部には逆止弁
27aが設けられている。このエアーポケット1d内の
空気は、上記フロートスイッチ22で水位g又は水位h
を検出した後も浸水した場合に作業者の緊急避難用とし
て用いられる。
【0045】また、バラストタンク3の下部には、バラ
ストタンク3内へ自然注水する注水穴28が設けられて
いる。この注水穴28からの流入水と上記バラストタン
ク配管26から供給する圧縮空気とによってバラストタ
ンク3の浮力が調節されており、乾式水中作業装置Vの
浮重バランスおよび正浮力を一旦調節した後は、バルブ
26aを閉じて配管26は取り外される。
【0046】図10は、上記乾式水中作業装置Vを使用
する浮体式海洋構造物Mの一例を示す図面であり、(a)
は側面図、(b) は平面図、(c) は(b) のC−C拡大断面
図である。この例では、複数の浮体ユニットmを接合部
qで結合することにより超大型の浮体式海洋構造物Mを
海上に形成しようとするものであり、このような超大型
の浮体式海洋構造物Mを形成する浮体ユニットmを乾式
水中作業装置Vで長手方向に結合する場合を以下に説明
する。なお、この超大型浮体式海洋構造物Mは、複数の
係留装置rによって海底sの所定位置に係留されてい
る。
【0047】図11は上記図10の浮体式海洋構造物を
乾式水中作業装置で連結する場合の牽引要領を示す図面
であり、(a) は平面図、(b) は側面図である。図示する
ように、まず、クレーン等で吊り下げられた乾式水中作
業装置Vを浮体ユニットmの側部から海中に沈めて接続
部qの下部へと移動させる。この実施例ではレール7が
設けられているので、ガイドローラ6をこのレール7に
係合させる。この時、乾式水中作業装置Vの前端側に設
けられたブラケット1e(図1参照)に、浮体ユニット
mの他端に設けられたアクセストランクpから挿入され
たワイヤ29の端部が連結され、乾式水中作業装置Vの
後端側に設けられたブラケット1e(図1参照)には、
この側端からワイヤ29の他端が連結される。この前端
側のワイヤ29はシーブ30を介して電動ウインチ31
に連結されて牽引索として乾式水中作業装置Vを牽引
し、後端側のワイヤ29はシーブ30を介してボラード
32に連結されて制動索として速度調整を図っている。
【0048】そして、レール7に係合したガイドローラ
6を上述した図6(a) の状態にし、電動ウインチ31に
よって所定位置(図の実線位置)まで移動させられた乾
式水中作業装置Vは、上述した図6(b),(c) に示すよう
に、ガイドローラ6で水没外底面nに着底させられると
ともに構造体1の作業空間2内が排水される。この所定
位置への移動は、例えばレール7の所定位置にガイドロ
ーラ6が当接するストッパを予め設けておけば迅速な移
動作業が可能となる。
【0049】このようにして所定位置に着底して排水し
た作業空間2内は大気圧となるので、この大気圧環境の
作業空間2内から浮体ユニットmの接続部qの底板を溶
接によって結合することが容易に可能となる。この溶接
時には、作業空間2とアクセストランクpとが連通して
いるので、アクセストランクpから十分な換気を行うこ
とができる。また、溶接した後に接続部qの底板を塗装
する場合でも大気圧環境下で行うことができ、この時の
換気もアクセストランクpから容易に行える。
【0050】そして、所定時間経過後に乾式水中作業装
置Vを次の所定位置へ移動させる場合、上述したように
作業空間2内に注水して乾式水中作業装置Vを所定の正
浮力として水没外底面nから離底させた後、電動ウイン
チ31でワイヤ29を巻き取ることによって次の所定水
没外底面位置まで移動させる。その後は、上記したよう
に乾式水中作業装置Vを水没外底面nに着底させて、作
業空間2内を排水して大気圧環境とし、この作業空間2
から溶接および塗装を行う。以後、順次、上記作業を繰
り返して行く。
【0051】図12(a) 〜 (c)は、上記図11の移動時
における乾式水中作業装置とアクセストランクとの関係
を例示する側面図であり、この図では、乾式水中作業装
置Vにおける作業空間2の前後位置に浮体ユニットmの
アクセストランクpが連通した例を示している。
【0052】この例では、(a) に示すように、所定位置
で浮体ユニットm上の管制室24に接続された配管27
等のケーブルを進行方向前方のアクセストランクpから
乾式水中作業装置V内へ導いて動力供給等を行い、(b)
に示すように、乾式水中作業装置Vを前方へ移動させる
時には、ケーブルを作業空間2へ挿入した状態のままで
乾式水中作業装置Vを前方へ移動させ、(c) に示すよう
に、次の作業位置へ移動完了した時には後方のアクセス
トランクpからケーブルを出すように移動させている。
【0053】このように、作業空間2の前後2箇所にア
クセストランクpが連通するように乾式水中作業装置V
の作業空間2の形状とアクセストランクpのピッチとを
設定すれば、人の出入りや動力供給、あるいは作業空間
2への注排水時の空気抜きや溶接時の換気、移動ワイヤ
ーの取付け等が容易に可能となり、作業性を大幅に向上
させることができる。
【0054】以上のように、この乾式水中作業装置Vに
よれば、浮体式海洋構造物Mの水没外底面nに大気圧環
境を形成することが容易に可能となるため、浮体ユニッ
トmの接合部qの底板を上下両面から大気圧環境下で溶
接することが容易に可能となる。
【0055】なお、上記実施例では、浮体ユニットm上
に設けた電動ウインチ31によって乾式水中作業装置V
を移動させる例を示しているが、乾式水中作業装置Vを
所定位置に移動させることができる手段であれば特に限
定されるものではない。この移動手段を乾式水中作業装
置Vに具備させて、乾式水中作業装置Vが任意の位置へ
自走して移動できる自走機にしてもよい。これらの選択
は乾式水中作業装置Vの使用目的や使用場所に応じて適
宜決定すればよい。
【0056】
【発明の効果】この出願に係る発明は、以上説明したよ
うな形態で実施され、以下に記載するような効果を奏す
る。
【0057】乾式水中作業装置によれば、構造体上面の
シール手段を浮体式海洋構造物の水没外底面に着底させ
て作業空間内を排水すればこの作業空間内を大気圧環境
にすることができるので、この作業空間の開口から水没
外底面の溶接や検査,修理,塗装,清掃等の作業が容易
に可能となり、特に、超大型の浮体式海洋構造物の場合
でも両面溶接により製造費用や作業時間を抑えて製造す
ることが可能となる。
【0058】さらに、浮体式海洋構造物に構造体のガイ
ド手段をガイドするレールを設けたことにより、乾式水
中作業装置を任意の方向に移動させることが容易に可能
となり、このレールを構造体の両側部に設けてレール間
に圧気を注入すれば、底板上面を乾式で溶接することが
容易に可能となる。しかも、このレールの少なくとも1
本に沿うガイド手段に構造体の横移動を規制する横ロー
ラを設けたので、乾式水中作業装置の水平方向移動を規
制した乾式水中作業装置の安定移動が可能となる。
【0059】また、ガイド手段を水没外底面に沿うガイ
ドローラで形成すれば、乾式水中作業装置を水没外底面
に沿って移動させることが容易に可能となり、このガイ
ド手段を上下動可能なリンク機構で構造体に支持すれ
ば、乾式水中作業装置を水没外底面から離底させたり着
底させることが容易に可能となる。
【0060】さらに、構造体の前後に固定手段を設けれ
ば、乾式水中作業装置と浮体式海洋構造物とを強固に固
定して乾式水中作業装置に作用する潮流力等の横力に抗
することが可能となり、この固定手段をクランプ機構で
形成してレールと構造体とを固定すれば、レールを利用
して乾式水中作業装置を浮体式海洋構造物に機械的に固
定することが容易に可能となる。
【0061】また、乾式水中作業装置の作業空間を浮体
式海洋構造物に設けたアクセストランクと連通可能に形
成すれば、浮体式海洋構造物から作業空間内へ出入りす
ることが容易に可能となるとともに、このアクセストラ
ンクを利用して作業空間内を換気することが容易に可能
となる。この作業空間が2箇所のアクセストランクと連
通可能であれば、更に作業性や換気性を向上させること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願に係る発明の一実施例を示す乾式水中
作業装置の平面図である。
【図2】図1に示す乾式水中作業装置の側面図である。
【図3】図1に示す乾式水中作業装置の正面図である。
【図4】図1に示すA−A断面図である。
【図5】図1に示すB−B断面図である。
【図6】図1の乾式水中作業装置におけるガイド手段を
示す作用説明図であり、(a) は移動時を示し、(b) は着
底時を示し、(c) は作業時を示す要部拡大側面図であ
る。
【図7】図1の乾式水中作業装置におけるクランプ手段
を示す作用説明図であり、(a)は移動時を示し、(b) は
固定前を示し、(c) は固定時を示す要部拡大正面図であ
る。
【図8】図1に示す乾式水中作業装置における注排水手
段の図面であり、(a) は平面図、(b) は縦断面図であ
る。
【図9】図1に示す乾式水中作業装置における空気系統
図であり、(a) は平面図、(b)は側面図、(c) は中央部
を示す縦断面図、(d) は両端部を示す縦断面図である。
【図10】この出願に係る発明の乾式水中作業装置を使
用する浮体式海洋構造物の一例を示す図面であり、(a)
は側面図、(b) は平面図、(c) はC−C拡大断面図であ
る。
【図11】図10の浮体式海洋構造物を乾式水中作業装
置で連結する場合の牽引要領を示す図面であり、(a) は
平面図、(b) は側面図である。
【図12】(a) 〜 (c)は、図11の移動時における乾式
水中作業装置とアクセストランクとの関係を例示する側
面図である。
【符号の説明】
1…構造体 1a…突出部 2…作業空間 3…バラストタンク(浮重バランス手段) 4…注排水弁(注排水手段) 5…シール部材(シール手段) 5a…リップシール 5b…環状中空シール 6…ガイドローラ(ガイド手段) 6a…縦ローラ 6b…横ローラ 7…レール 8…排水用凹部 9…上昇位置制限部材 10…浮力タンク(浮重バランス手段) 11…支持フレーム 12…リンク機構 13…シリンダ 14…ストッパ 15…取付フレーム 16…連結部材 17…クランプ部材 17a…押圧面 18…伸縮シリンダ 19…リンク材 20…排水ポンプ 21…配管 22…フロートスイッチ 23…逆止弁 24…管制室 25…配管 26…バラストタンク配管 27…配管 28…注水穴 29…ワイヤ 30…シーブ 31…電動ウインチ 32…ボラード E…浮重バランス手段 F…注排水手段 G…シール手段 H…ガイド手段 J…固定手段 k…クランプ機構(固定手段) M…浮体式海洋構造物 a…隙間 b〜d…軸心 e〜h…水位 m…浮体ユニット n…水没外底面 p…アクセストランク q…接続部 V…乾式水中作業装置 W…水面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−146268(JP,A) 特開 平9−95295(JP,A) 特公 昭54−36590(JP,B2) 特公 昭54−26216(JP,B2) 実公 昭59−5497(JP,Y2) 登録実用新案3014130(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B63B 9/00 B23K 9/00 107

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浮体式海洋構造物の水没外底面側に大気
    圧環境の作業空間を形成するための乾式水中作業装置で
    あって、 前記水没外底面側に開口する作業空間を形成した構造体
    を設け、該構造体に浮重バランス用の浮重バランス手段
    を設けるとともに、前記作業空間への注排水を行う注排
    水手段を設け、該構造体上面の前記作業空間を囲む全周
    にわたってシール手段を設け、該構造体の前後左右位置
    に、移動時には該シール手段を水没外底面から離底さ
    せ、作業時には該シール手段を水没外底面に着底させる
    ことができるガイド手段を前記浮体式海洋構造物の水没
    外底面に設けた左右のレールに沿って設け、該レールの
    少なくとも1本に沿うガイド手段に、前記構造体の横移
    動を規制する横ローラを設けたことを特徴とする乾式水
    中作業装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド手段を浮体式海洋構造物の水
    没外底面に沿うガイドローラで構成し、該ガイドローラ
    を上下動可能なリンク機構で構造体に支持したことを特
    徴とする請求項1記載の乾式水中作業装置。
  3. 【請求項3】 前記構造体の所定位置に、該構造体に作
    用する横力を浮体式海洋構造物で支持する固定手段を設
    けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の乾式
    水中作業装置。
  4. 【請求項4】 前記固定手段をクランプ機構で形成し、
    該クランプ機構で構造体をレールに固定したことを特徴
    とする請求項記載の乾式水中作業装置。
  5. 【請求項5】 前記作業空間を、前記浮体式海洋構造物
    に設けた水没外底面に貫通するアクセストランクと連通
    可能に形成したことを特徴とする請求項1〜のいずれ
    か1項に記載の乾式水中作業装置。
  6. 【請求項6】 前記作業空間を、2箇所のアクセストラ
    ンクと連通可能に形成したことを特徴とする請求項
    載の乾式水中作業装置。
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