JP2910568B2 - エアフィルタの濾材支持装置 - Google Patents

エアフィルタの濾材支持装置

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JP2910568B2 JP6192710A JP19271094A JP2910568B2 JP 2910568 B2 JP2910568 B2 JP 2910568B2 JP 6192710 A JP6192710 A JP 6192710A JP 19271094 A JP19271094 A JP 19271094A JP 2910568 B2 JP2910568 B2 JP 2910568B2
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エアフィルタなかん
づく濾材自動巻取式エアフィルタの濾材支持装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ビル・工場等の室内に清浄空気を供給す
るための空調設備においては、一般に濾材自動巻取式の
エアフィルタと温・湿度調整可能な空調機を接続してな
る空気清浄装置が用いられている。
【0003】濾材自動巻取式のエアフィルタは、上段の
新濾材ロールから濾過面を経て下段の巻取ロールに順次
濾材を巻き取り濾過面を更新し、巻き取りが終了したと
きは新しい濾材ロールに交換するようになっている。
【0004】この濾材交換を行うための保守スペースを
節減するために、フィルタを収容したケーシングの一側
面の上下両端(横置きの場合は左右両端)に、夫々軸受
孔を有する扉を枢着して、互いに反対方向に(縦置きの
場合は上下に,横置きの場合は左右に)開閉できるよう
にし、この扉を開いて側方から濾材ロールを出し入れす
濾材交換装置が開発されている。(一例として、実開
平5−79326号公報参照)
【0005】しかし、新濾材をロール状にを巻き付けた
スプールを、フィルタ収納ケーシングの一側面から差し
込み、前記スプールの先端を、最も奥に位置する他側面
の濾材支持部材の円形孔に嵌合させることは極めて困難
である。また、前記扉の開閉方向が上下(又は左右)で
互いに反対方向となるため、新濾材ロールの交換と使用
済み濾材ロールの交換とでは、作業が勝手違いとなる。
【0006】すなわち、濾材ロールの交換には、濾材ロ
ールの横幅に相当する長さの差し込み距離を必要とし、
ケーシングの一側から最も奥にある他側の取付孔を目指
して新濾材ロールのスプールを差し込まなければなら
ず、この場合、差し込み距離が長いばかりでなく、新濾
材のロール径が太いため視界が妨げられ、目標が定め難
く、さらに扉の開閉方向が上下(又は左右)で勝手違い
となるため作業性が低下するという問題点がある。
【0007】
【この発明が解決しようとする課題】この発明は、上記
の問題点を解決するためになされたものであって、差し
込み距離が長く、視界不良であっても、容易に濾材交換
を行うことができるエアフィルタの濾材支持装置を提供
しようとするものである。
【0008】さらに、新濾材ロールと使用済濾材ロール
の交換に当たり、扉の開閉作業が上下(又は左右)で勝
手違いとなることなく、全く同じ要領で扉を開閉でき、
濾材 の交換作業も全く同じ要領で行うことができるよう
にして作業性の向上を図ろうとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するための手段を提供するものであって、上段に新
濾材ロールを支持する新濾材サポート、下段に使用済濾
材の巻取り用スプールを支持する使用済濾材サポートを
備えた濾材自動巻取式エアフィルタにおいて、駆動側の
新濾材サポート9および使用済濾材サポート14はケー
シングの一側に固定し、保守側の新濾材サポート10お
よび使用済濾材サポート11はケーシングの他側に同心
ヒンジ13を介して両者同一方向に開閉自在に枢着
し、前記新濾材サポート9,10には、それぞれ内方が
下向きに傾斜したスプール支持用の切り欠き溝9a,1
0aを形成し、前記駆動側の使用済濾材サポート14に
は、ギヤードモータ15からスプロケット16,ローラ
チェン18を介して駆動されるスプロケット17を取り
付け、該スプロケット17のボス部にスプール20の一
端を支持するための角形凹孔17aを設け、前記保守側
の使用済濾材サポート11にはスプール20の他端を支
持する支持孔11aを穿設すると共に、前記スプール2
0の一端には端板20Bと僅かな間隙sを隔てて角形金
具20Aを固着し、新濾材ロール19は、前記切り欠き
溝9a,10aに巻戻し用スプール20を差し込むこと
により回転自在に支持され、一方、使用済濾材の巻取り
用スプール20は、一端の角形金具20Aを前記角形凹
孔17aに嵌入し、他端を前記支持孔11aに挿入させ
ることにより、前記スプロケット17と一体に回動可能
としたことを特徴とするエアフィルタの濾材支持装置を
発明要旨とするものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、保守側の新濾材サポート10
はヒンジ13を介して開閉自在となっているので、新濾
材ロール19を、開放された保守側新濾材サポート10
側から差し込み、スプール20の端板20Bを駆動側新
濾材サポート9に当接させ、該端板20Bとスプール2
0先端の角形金具20Aとの間の隙間sを前記新濾材サ
ポート9の切り欠き溝9aに当てがって、スプール20
を該切り欠き溝9a内に挿入することにより、視界不良
に拘らず手探りで容易に新濾材ロール19の交換取付け
を行うことができる。
【0011】保守側の使用済濾材サポート11も、同じ
くヒンジ13を介して開閉自在となっているので、開放
された保守側使用済濾材サポート11側から、前記巻取
用のスプール20を差し込み、その先端の角形金具20
Aを手探りで角形凹孔17aに嵌合させることにより、
視界不良に拘らず容易に使用済濾材巻取用のスプール2
0の交換取付けを行うことができる。
【0012】
【実施例】図1はエアフィルタの全体構造を示す。図
中、1は駆動側サイドパネル、2は保守側サイドパネル
であって、何れも断面U字状をなし、そのU字の底面が
互いに向き合うように左右対向して立設されている。
3,3’は上・下パネルであって、それぞれ基端側を前
記サイドパネル1,2間に支承されている。これらサイ
ドパネル1,2および上・下パネル3,3’によってエ
アフィルタのケーシングが形成されている。
【0013】4は新濾材押付けパネルであって、図2
(a)(b)に示すように、その基端側が前記上パネル
3に枢着され、上下揺動自在となっており、その下面が
新濾材ロール19に摺接することにより、巻取停止時に
該ロール19の惰性による空転を防止して濾材のたるみ
を防止し、濾材交換時には、上動位置でロック金具5に
よって上パネル3に固定可能となっている。
【0014】図3にロック機構の概要を示す。ロック金
具5は、平板の先端をコ字状に屈曲させて鉤部5aを形
成した形状をなし、平板部に列設された2個の長孔5b
と固定用ネジ5cを介して、前後摺動および固定可能に
前記上パネル3に連結されており、操作用指掛け部5d
により前後に摺動させて、新濾材押付けパネル4の切り
欠き部4aに係合させた後、ネジ5cを締めることによ
り、図2(b)のように前記パネル4を固定でき、逆の
操作によってロックを解き、図2(a)のように上下揺
動自在とすることができる。
【0015】6は、前記サイドパネル1,2及び上・下
パネル3,3’に四周を固定された濾材下流側パネルで
あって、開口率の大きな打ち抜き多孔板で形成され、空
気の流通を許しながら濾材の下流側を支持するものであ
る。
【0016】7は上部濾材繰り出しリール、8は下部濾
材繰り出しリールであって、前記サイドパネル1,2間
に、上下互いに平行に回転自在に支持されている。
【0017】9は駆動側新濾材サポートであって、前記
駆動側サイドパネル1と上パネル3の一側に固定されて
いる。10は保守側新濾材サポート、11は保守側使用
済濾材サポートであって、何れも保守側サイドパネル2
に枢着され、同心のヒンジ13を軸として回動して同一
方向に開閉自在となっており、閉じたときにはラッチ1
2によって、上パネル3または下パネル3’に固定され
るようになっている。14は駆動側使用済濾材サポート
であって、前記駆動側サイドパネル1と下パネル3’の
一側に固定されている。
【0018】15はギヤードモータであって、スプロケ
ット16,17およびローラチェン18を介して使用済
濾材巻取側のスプール20を回動させ、新濾材ロール1
9から順次濾材を巻き取るためのものである。従動側ス
プロケット17のボス部にはスプール20の一端を支持
するための角形凹孔17aが設けられている。
【0019】20Aはスプール20の一端に固着された
角形金具で、前記角形凹孔17aに嵌合する形状をなし
ている。20Bはスプール端板である。そして、図4
(a)に示すように、角形金具20Aと端板20Bの間
には僅かの隙間sが形成されている。
【0020】前記駆動側新濾材サポート9および保守側
新濾材サポート10の下部には、それぞれ内方が下向き
に傾斜した切り欠き溝9a,10aが形成され、図4
(b)に示すように、該切り欠き溝9a,10aにスプ
ール20を差し込むことにより新濾材ロール19が回転
自在に支持されるようになっている。
【0021】保守側使用済濾材サポート11には支持孔
11aが穿設され、使用済濾材巻取側のスプール20の
一端は角形金具20Aと角形凹孔17aを介してスプロ
ケット17に、他端は前記支持孔11aで支持されるよ
うになっている。
【0022】次に作動の概要について説明すると、フィ
ルタ上部に支持された新濾材ロール19から繰り出され
る濾材を、上下の濾材繰り出しリール7,8を経て使用
済濾材巻取用のスプール20に順次巻き取り、濾過面を
更新しながら空気濾過を行い、定期的に濾材交換を行う
ことは公知のとおりである。
【0023】濾材交換に当たっては、保守側サイドパネ
ル2に枢着された保守側新濾材サポート10および保守
側使用済濾材サポート11を、同心のヒンジ13を軸と
して同一方向に開き、使用済の濾材を取り除く。この取
り出し作業は容易であるから詳細な説明は省略し、新濾
材の取付作業について説明する。
【0024】先ず、垂れ下がった新濾材押付けパネル4
を上動させ、ロック金具5によって図2(b)に示す状
態に固定する。
【0025】次いで、新濾材をスプール20に捲回させ
てなる新濾材ロール19を、開放された保守側新濾材サ
ポート10側から差し込み、スプール20の端板20B
を駆動側新濾材サポート9に当接させ、該端板20Bと
スプール20先端の角形金具20Aとの間の隙間sを前
記新濾材サポート9の切り欠き溝9aに当てがって、ス
プール20を該切り欠き溝9a内に挿入する。切り欠き
溝9aは内方が下向きに傾斜しているので、新濾材ロー
ル19の自重を利用して容易に挿入することができる
【0026】このようにしてスプール20の奥側の一端
を切り欠き溝9aに取り付けた後、片手で新濾材ロール
19を支持しつつ保守側新濾材サポート10を閉じ、そ
の切り欠き溝10aに前記スプール20の手前側の一端
を挿入し、ラッチ12によって上パネル3に前記サポー
ト10を固定する。保守側新濾材サポート10は、保守
側サイドパネル2に枢着され、ヒンジ13を軸として回
動して開閉するので、閉じ行程の終期に前記スプール2
0の手前側の一端を切り欠き溝10aの開口端に当てが
うだけでよく、切り欠き溝10aも、前記切り欠き溝9
aと同様に内方が下向きに傾斜しているので、新濾材ロ
ール19の自重を利用して容易に挿入することができ
【0027】以上により、新濾材ロール19の新濾材サ
ポート9,10への取付が完了し、ロック金具5の固定
を解けば、新濾材押付けパネル4は自重により垂れ下が
り、図2()に示すように、新濾材ロール19の外周
に摺接してその空転を防止する。
【0028】次に、使用済濾材巻取側のスプール20の
取付作業について説明すると、先ず開放された保守側使
用済濾材サポート11側から、前記スプール20を差し
込みその先端の角形金具20Aを角形凹孔17aに嵌合
させる。
【0029】この状態で片手で該スプール20を支持し
つつ保守側使用済濾材サポート11を閉じ、その支持孔
11aに前記スプール20の他端を挿入し、ラッチ12
によって下パネル3’に前記サポート11を固定する。
保守側の新濾材サポート10と使用済濾材サポート11
は、いずれも保守側サイドパネル2に枢着され、その開
閉方向は同一方向であるから、全く同じ要領で開閉で
き、濾材の交換作業も全く同じ要領で行うことができ
る。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、新濾材ロール19の
取付,交換に当たっては、開放された保守側新濾材サポ
ート10側から差し込み、スプール20の端板20Bを
駆動側新濾材サポート9に当接させ、該端板20Bとス
プール20先端の角形金具20Aとの間の隙間sを前記
新濾材サポート9の切り欠き溝9aに当てがって、スプ
ール20を該切り欠き溝9a内に挿入することにより、
視界不良に拘らず手探りで容易に新濾材ロール19の交
換取付けを行うことができ、また、巻取用のスプール2
0の取付,交換に当たっても、開放された保守側使用済
濾材サポート11側から、巻取用のスプール20を差し
込み、その先端の角形金具20Aを手探りで角形凹孔1
7aに嵌合させることにより、視界不良に拘らず容易に
使用済濾材巻取用のスプール20の交換取付けを行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エアフィルタ全体を示す分解斜視図である。
【図2】新濾材ロールと新濾材押付けパネルの関係を示
す側断面図である。
【図3】新濾材押付けパネルとロック金具の関係を示す
斜視図である。
【図4】(a)はスプールの一端を示す断面図、(b)
は新濾材サポートの切り欠き溝とスプールとの関係を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 駆動側サイドパネル 2 保守側サイドパネル 3 上パネル 3’下パネル 4 新濾材押付けパネル 5 ロック金具 6 濾材下流ネル 7 上部濾材繰り出しリール 8 下部濾材繰り出しリール 9 駆動側新濾材サポート 9a 切り欠き溝 10 保守側新濾材サポート 10a 切り欠き溝 11 保守側使用済濾材サポート 11a 支持孔 12 ラッチ 13 ヒンジ 14 駆動側使用済濾材サポート 15 ギャードモータ 16 スプロケット 17 スプロケット 17a 角形凹孔 18 ローラチェン 19 新濾材ロール 20 スプール 20A 角形金具 20B スプール端板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01D 46/18 - 46/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上段に新濾材ロールを支持する新濾材サ
    ポート、下段に使用済濾材の巻取り用スプールを支持す
    る使用済濾材サポートを備えた濾材自動巻取式エアフィ
    ルタにおいて、駆動側の新濾材サポート(9)及び使用
    済濾材サポート(14)はケーシングの一側に固定し、
    保守側の新濾材サポート(10)及び使用済濾材サポー
    ト(11)はケーシングの他側に同心のヒンジ(13)
    を介して両者同一方向に開閉自在に枢着し、前記新濾材
    サポート(9)(10)には、それぞれ内方が下向きに
    傾斜したスプール支持用の切り欠き溝(9a)(10
    a)を形成し、前記駆動側の使用済濾材サポート(1
    4)には、ギヤードモータ(15)からスプロケット
    (16),ローラチェン(18)を介して駆動されるス
    プロケット(17)を取り付け、該スプロケット(1
    7)のボス部にスプール(20)の一端を支持するため
    の角形凹孔(17a)を設け、前記保守側の使用済濾材
    サポート(11)には、スプール(20)の他端を支持
    する支持孔(11a)を穿設すると共に、前記スプール
    (20)の一端には端板(20B)と僅かな間隙(s)
    を隔てて角形金具(20A)を固着し、新濾材ロール
    (19)は、前記切り欠き溝(9a)(10a)に巻戻
    し用スプール(20)を差し込むことにより回転自在に
    支持され、使用済濾材の巻取り用スプール(20)は、
    一端の角形金具(20A)を前記角形凹孔(17a)に
    嵌入し、他端を前記支持孔(11a)に挿入させること
    により、前記スプロケット(17)と一体に回動可能と
    したことを特徴とするエアフィルタの濾材支持装置。
  2. 【請求項2】 断面U字状をなしそのU字の底面が互い
    に向き合うように左右対向して立設された駆動側サイド
    パネル(1)及び保守側サイドパネル(2)と、該サイ
    ドパネル(1)(2)の上端間を連結する上パネル
    (3)及び同じく下端間を連結する下パネル(3')とに
    よってエアフィルタの機枠が形成され、駆動側の新濾材
    サポート(9)は駆動側サイドパネル(1)及び上パネ
    ル(3)に、使用済濾材サポート(14)は駆動側サイ
    ドパネル(1)及び下パネル(3')に、それぞれ固定さ
    れ、保守側の新濾材サポート(10)及び使用済濾材サ
    ポート(11)は保守側サイドパネル(2)に、それぞ
    同心の縦軸ヒンジ(13)を介して両者同一方向に
    動自在に枢着され開閉自在となっている請求項1記載の
    エアフィルタの濾材支持装置。
  3. 【請求項3】 上パネル(3)には、新濾材押付けパネ
    ル(4)が上下方向に揺動自在に枢着され、上動位置で
    ロック金具(5)により上パネル(3)に固定可能とな
    っている請求項2記載のエアフィルタの濾材支持装置。
  4. 【請求項4】 サイドパネル(1)(2)及び上・下パ
    ネル(3)(3')に四周を固定された濾材下流側パネル
    (6)を備え、該濾材下流側パネル(6)は開口率の大
    きな打ち抜き多孔板で形成されている請求項2又は3記
    載のエアフィルタの濾材支持装置。
  5. 【請求項5】 サイドパネル(1)(2)間で濾材下流
    側パネル(6)の前面に、上下互いに平行に回転自在に
    支持された上部濾材繰り出しリール(7)及び下部濾材
    繰り出しリール(8)を備え、上段の新濾材ロール(1
    9)から、前記上下の濾材繰り出しリール(7)(8)
    を経て、下段の使用済濾材の巻取り用スプール(20)
    に濾材を巻き取るようにした請求項4記載のエアフィル
    タの濾材支持装置。
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