JP2950177B2 - 高温炉壁の熱間補修方法および防熱装置 - Google Patents
高温炉壁の熱間補修方法および防熱装置Info
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- JP2950177B2 JP2950177B2 JP6323805A JP32380594A JP2950177B2 JP 2950177 B2 JP2950177 B2 JP 2950177B2 JP 6323805 A JP6323805 A JP 6323805A JP 32380594 A JP32380594 A JP 32380594A JP 2950177 B2 JP2950177 B2 JP 2950177B2
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- Japan
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- furnace
- parasol
- opening
- furnace wall
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高温雰囲気炉の炉壁
耐火物の熱間補修を行う際、炉内からの熱風の吹き出し
および炉内への外気の侵入を防止でき、炉壁開口部より
簡単に取付けできる防熱装置および該防熱装置を用いた
熱間補修方法に関する。
耐火物の熱間補修を行う際、炉内からの熱風の吹き出し
および炉内への外気の侵入を防止でき、炉壁開口部より
簡単に取付けできる防熱装置および該防熱装置を用いた
熱間補修方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼業を初めとする各種産業分野におい
ては、加熱炉、均熱炉、熱処理炉等の熱設備(以下窯炉
という)が設置されている。窯炉の内壁には、断熱材と
して定形、不定形耐火物あるいはセラミックファイバー
等がライニングされている。しかし、炉内の断熱材は、
いずれのライニング材であっても、使用中に部分的な損
傷が生じることを防止することは不可能である。
ては、加熱炉、均熱炉、熱処理炉等の熱設備(以下窯炉
という)が設置されている。窯炉の内壁には、断熱材と
して定形、不定形耐火物あるいはセラミックファイバー
等がライニングされている。しかし、炉内の断熱材は、
いずれのライニング材であっても、使用中に部分的な損
傷が生じることを防止することは不可能である。
【0003】窯炉のライニング材が損傷した際の補修方
法としては、窯炉を休止して炉温を下げ冷間補修する手
段が広く一般に採用されている。例えば、炉内側よりラ
イニング材を損傷部より若干広範囲に解体し、解体箇所
を定形、不定形耐火物あるいはセラミックファイバー等
により更新する手段が採用されている。しかし、上記従
来の冷間補修は、いずれも作業者が炉内に入って作業で
きる程度まで炉内温度を下げる必要があり、生産中断に
よるコストアップの問題や炉温の昇降に起因する設備上
の諸問題、すなわち耐火物や鉄皮の膨張、収縮による目
地切れやライニングの脱落等の損傷が生じ易く、補修部
分が拡大する恐れが多いという問題点を有している。
法としては、窯炉を休止して炉温を下げ冷間補修する手
段が広く一般に採用されている。例えば、炉内側よりラ
イニング材を損傷部より若干広範囲に解体し、解体箇所
を定形、不定形耐火物あるいはセラミックファイバー等
により更新する手段が採用されている。しかし、上記従
来の冷間補修は、いずれも作業者が炉内に入って作業で
きる程度まで炉内温度を下げる必要があり、生産中断に
よるコストアップの問題や炉温の昇降に起因する設備上
の諸問題、すなわち耐火物や鉄皮の膨張、収縮による目
地切れやライニングの脱落等の損傷が生じ易く、補修部
分が拡大する恐れが多いという問題点を有している。
【0004】上記冷間補修の問題点を解決する方法とし
ては、繊維質耐火物をライニングした鉄皮式窯炉におい
て、ライニング損傷部を鉄皮と共に切断除去し、ついで
切断開口部外方から熱遮蔽板を炉内に挿入して前記切断
開口部を炉内側から閉塞し、炉内側からの熱放射および
高温ガスの噴出を遮蔽したのち、予め鉄板に繊維質耐火
物をライニングした補修用耐火パネルを前記切断開口部
に嵌装し、該切断開口部と補修用耐火パネルとの間隙に
耐火物を充填したのち、前記鉄板を鉄皮に溶接する方法
(特開平1−123992号公報)が提案されている。
ては、繊維質耐火物をライニングした鉄皮式窯炉におい
て、ライニング損傷部を鉄皮と共に切断除去し、ついで
切断開口部外方から熱遮蔽板を炉内に挿入して前記切断
開口部を炉内側から閉塞し、炉内側からの熱放射および
高温ガスの噴出を遮蔽したのち、予め鉄板に繊維質耐火
物をライニングした補修用耐火パネルを前記切断開口部
に嵌装し、該切断開口部と補修用耐火パネルとの間隙に
耐火物を充填したのち、前記鉄板を鉄皮に溶接する方法
(特開平1−123992号公報)が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平1−123
992号公報に開示の方法は、鉄皮と共にライニング損
傷部を切断除去して開口するに際しては、熱風の吹き出
し防止のために炉内圧力の調整が必要である。また、こ
の補修方法は、ライニング材をスタッドや取付けボルト
等によって鉄皮に固定するセラミックファイバーやキャ
スタブル等の不定形耐火物で構築されている炉壁の補修
のみ有効であるが、煉瓦で構築されている炉壁の場合
は、大きく開口すると迫りがなくなって目地が緩んでし
まうため、適用することはできない欠点がある。
992号公報に開示の方法は、鉄皮と共にライニング損
傷部を切断除去して開口するに際しては、熱風の吹き出
し防止のために炉内圧力の調整が必要である。また、こ
の補修方法は、ライニング材をスタッドや取付けボルト
等によって鉄皮に固定するセラミックファイバーやキャ
スタブル等の不定形耐火物で構築されている炉壁の補修
のみ有効であるが、煉瓦で構築されている炉壁の場合
は、大きく開口すると迫りがなくなって目地が緩んでし
まうため、適用することはできない欠点がある。
【0006】この発明の目的は、上記従来技術の欠点を
解消し、熱風の吹き出し防止のための炉内圧力の調整が
不要で、かつ全てのライニング材にも適用できる高温炉
壁の熱間補修方法および防熱装置を提供することにあ
る。
解消し、熱風の吹き出し防止のための炉内圧力の調整が
不要で、かつ全てのライニング材にも適用できる高温炉
壁の熱間補修方法および防熱装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく種々試験研究を重ねた結果、耐火繊維クロ
スで製縫した断熱布を取付けたパラソル型防熱装置を折
り畳んだ状態で鉄皮側開口部から高温雰囲気炉内に挿入
し、炉内でパラソル型防熱装置を開いてその状態で炉内
壁に断熱布を密着させることによって、炉内圧力を調整
することなく、炉内からの熱風の吹き出しおよび炉内へ
の外気の侵入を防止でき、炉外側から補修範囲外の損傷
防止処置を行った後、補修範囲のライニング損傷部を解
体撤去し、折り畳んだパラソル型防熱装置を取出すため
の最小開口部のみを残してライニング材を施工し、つい
でパラソル型防熱装置を炉内で折り畳んだのち最小開口
部から取出し、最後に最小開口部にライニング材を施工
し、開口部鉄皮を溶接復旧することによって、全てのラ
イニング材にも適用できることを究明し、この発明に到
達した。
を達成すべく種々試験研究を重ねた結果、耐火繊維クロ
スで製縫した断熱布を取付けたパラソル型防熱装置を折
り畳んだ状態で鉄皮側開口部から高温雰囲気炉内に挿入
し、炉内でパラソル型防熱装置を開いてその状態で炉内
壁に断熱布を密着させることによって、炉内圧力を調整
することなく、炉内からの熱風の吹き出しおよび炉内へ
の外気の侵入を防止でき、炉外側から補修範囲外の損傷
防止処置を行った後、補修範囲のライニング損傷部を解
体撤去し、折り畳んだパラソル型防熱装置を取出すため
の最小開口部のみを残してライニング材を施工し、つい
でパラソル型防熱装置を炉内で折り畳んだのち最小開口
部から取出し、最後に最小開口部にライニング材を施工
し、開口部鉄皮を溶接復旧することによって、全てのラ
イニング材にも適用できることを究明し、この発明に到
達した。
【0008】すなわちこの発明は、高温炉壁の炉壁ライ
ニングの熱間補修方法において、耐火繊維クロスで製縫
した断熱布を取付けたパラソル型防熱装置を折り畳んだ
状態で鉄皮側開口部から高温雰囲気炉内に挿入し、炉内
でパラソル型防熱装置を開いてその状態で炉内壁に断熱
布を密着させ、炉外側から補修範囲外の損傷防止処置を
行ったのち、補修範囲のライニング損傷部を解体撤去
し、折り畳んだパラソル型防熱装置を取出すための最小
開口部のみを残してライニング材を施工し、ついでパラ
ソル型防熱装置を炉内で折り畳んだのち最小開口部から
取出し、最後に最小開口部にライニング材を施工し、開
口部鉄皮を溶接復旧することを特徴とする高温炉壁の熱
間補修方法である。
ニングの熱間補修方法において、耐火繊維クロスで製縫
した断熱布を取付けたパラソル型防熱装置を折り畳んだ
状態で鉄皮側開口部から高温雰囲気炉内に挿入し、炉内
でパラソル型防熱装置を開いてその状態で炉内壁に断熱
布を密着させ、炉外側から補修範囲外の損傷防止処置を
行ったのち、補修範囲のライニング損傷部を解体撤去
し、折り畳んだパラソル型防熱装置を取出すための最小
開口部のみを残してライニング材を施工し、ついでパラ
ソル型防熱装置を炉内で折り畳んだのち最小開口部から
取出し、最後に最小開口部にライニング材を施工し、開
口部鉄皮を溶接復旧することを特徴とする高温炉壁の熱
間補修方法である。
【0009】また、この発明は、高温炉壁の炉壁ライニ
ングを熱間補修する際に用いる防熱装置において、外管
と内管からなる支持棒の操作により開閉自在のパラソル
型フレームに、耐火繊維クロスで製縫した断熱布を取付
けたことを特徴とする高温炉壁の熱間補修時の防熱装置
である。
ングを熱間補修する際に用いる防熱装置において、外管
と内管からなる支持棒の操作により開閉自在のパラソル
型フレームに、耐火繊維クロスで製縫した断熱布を取付
けたことを特徴とする高温炉壁の熱間補修時の防熱装置
である。
【0010】
【作用】この発明においては、耐火繊維クロスで製縫し
た断熱布を取付けたパラソル型防熱装置を折り畳んだ状
態で鉄皮側開口部から高温雰囲気炉内に挿入し、炉内で
パラソル型防熱装置を開いてその状態で炉内壁に断熱布
を密着させることによって、炉内圧力の調整を行うこと
なく、炉内からの熱風の吹き出しおよび炉内への外気の
侵入を防止することができる。また、この発明において
は、炉外側から補修範囲外の損傷防止処置を行ったの
ち、補修範囲のライニング損傷部を解体撤去し、折り畳
んだパラソル型防熱装置を取出すための最小開口部のみ
を残してライニング材を施工し、ついでパラソル型防熱
装置を炉内で折り畳んだのち最小開口部から取出し、最
後に最小開口部にライニング材を施工し、開口部鉄皮を
溶接復旧することによって、パラソル型防熱装置を取出
用の開口部を小さくできるため、炉内の圧力調整を行う
ことなく、炉内からの熱風の吹き出しおよび炉内への外
気の侵入を防止することができると共に、定形、不定形
耐火物あるいはセラミックファイバー等全てのライニン
グ材の場合にも適用することができ、しかも、パラソル
型防熱装置の取付けも簡単で、短時間で装着することが
できる。
た断熱布を取付けたパラソル型防熱装置を折り畳んだ状
態で鉄皮側開口部から高温雰囲気炉内に挿入し、炉内で
パラソル型防熱装置を開いてその状態で炉内壁に断熱布
を密着させることによって、炉内圧力の調整を行うこと
なく、炉内からの熱風の吹き出しおよび炉内への外気の
侵入を防止することができる。また、この発明において
は、炉外側から補修範囲外の損傷防止処置を行ったの
ち、補修範囲のライニング損傷部を解体撤去し、折り畳
んだパラソル型防熱装置を取出すための最小開口部のみ
を残してライニング材を施工し、ついでパラソル型防熱
装置を炉内で折り畳んだのち最小開口部から取出し、最
後に最小開口部にライニング材を施工し、開口部鉄皮を
溶接復旧することによって、パラソル型防熱装置を取出
用の開口部を小さくできるため、炉内の圧力調整を行う
ことなく、炉内からの熱風の吹き出しおよび炉内への外
気の侵入を防止することができると共に、定形、不定形
耐火物あるいはセラミックファイバー等全てのライニン
グ材の場合にも適用することができ、しかも、パラソル
型防熱装置の取付けも簡単で、短時間で装着することが
できる。
【0011】また、この発明の防熱装置は、外管と内管
からなる支持棒の操作により開閉自在のパラソル型フレ
ームに、耐火繊維クロスで製縫した断熱布を取付けたこ
とによって、パラソル部の窯炉内への挿入を折り畳んで
閉じた状態で行えば、小さな開口から挿入することがで
き、かつ窯炉へ挿入後に支持棒を操作してパラソル部を
開放したのち、支持棒を引っ張って断熱布を炉壁のライ
ニング材に密着すれば、窯炉の作業を中断することなく
防熱装置を設置することができる。しかも、防熱装置を
設置後は、補修箇所のライニング材を直ちに解体除去
し、積替え復旧する際も折り畳んだパラソル部の取出し
用の最小限の開口を残しておけば、復旧後パラソル部を
折り畳んだ状態で取出すことができる。
からなる支持棒の操作により開閉自在のパラソル型フレ
ームに、耐火繊維クロスで製縫した断熱布を取付けたこ
とによって、パラソル部の窯炉内への挿入を折り畳んで
閉じた状態で行えば、小さな開口から挿入することがで
き、かつ窯炉へ挿入後に支持棒を操作してパラソル部を
開放したのち、支持棒を引っ張って断熱布を炉壁のライ
ニング材に密着すれば、窯炉の作業を中断することなく
防熱装置を設置することができる。しかも、防熱装置を
設置後は、補修箇所のライニング材を直ちに解体除去
し、積替え復旧する際も折り畳んだパラソル部の取出し
用の最小限の開口を残しておけば、復旧後パラソル部を
折り畳んだ状態で取出すことができる。
【0012】パラソル型防熱装置の耐火繊維クロスで製
縫した断熱布としては、シリカクロス、セラミックファ
イバークロス、アルミナファイバークロス縫合製品の断
熱シートから選択することによって、1300℃の高温
域まで取付けが可能である。また、パラソル型防熱装置
の支持棒は、空気冷却を施したものを用いることができ
る。
縫した断熱布としては、シリカクロス、セラミックファ
イバークロス、アルミナファイバークロス縫合製品の断
熱シートから選択することによって、1300℃の高温
域まで取付けが可能である。また、パラソル型防熱装置
の支持棒は、空気冷却を施したものを用いることができ
る。
【0013】
【実施例】以下にこの発明の詳細を実施の一例を示す図
1ないし図3に基づいて説明する。図1はこの発明の実
施例にかかるライニング材として煉瓦積み構造の加熱炉
煙道の概略断面図、図2は煙道耐火煉瓦の部分損傷部の
拡大断面図、図3はこの発明のパラソル型防熱装置の取
付け状況の側断面図である。図1ないし図3において、
1は予熱帯2、加熱帯3、均熱帯4および煙道5から構
成された加熱炉で、煙道5の鉄皮6の内側には断熱ボー
ド7、耐火断熱煉瓦8および耐火煉瓦9がライニングさ
れている。煙道5の雰囲気温度は800〜850℃であ
る。10は煙道5の耐火煉瓦9の部分損傷部、11は煙
道5に設けたレキュペレータである。
1ないし図3に基づいて説明する。図1はこの発明の実
施例にかかるライニング材として煉瓦積み構造の加熱炉
煙道の概略断面図、図2は煙道耐火煉瓦の部分損傷部の
拡大断面図、図3はこの発明のパラソル型防熱装置の取
付け状況の側断面図である。図1ないし図3において、
1は予熱帯2、加熱帯3、均熱帯4および煙道5から構
成された加熱炉で、煙道5の鉄皮6の内側には断熱ボー
ド7、耐火断熱煉瓦8および耐火煉瓦9がライニングさ
れている。煙道5の雰囲気温度は800〜850℃であ
る。10は煙道5の耐火煉瓦9の部分損傷部、11は煙
道5に設けたレキュペレータである。
【0014】煙道5の耐火煉瓦9の部分損傷部10を部
分補修する場合は、部分損傷部10の鉄皮6aを切断し
て取外したのち、部分損傷部10のほぼ中央にパラソル
型防熱装置搬入用として必要最小限度の範囲で断熱ボー
ド7、耐火断熱煉瓦8および耐火煉瓦9にエアードリル
またはブレーカーを用いて開口する。この開口部12か
らパラソル型フレーム13に耐火繊維製クロス14を取
付けたパラソル型防熱装置15の折り畳んで閉じた状態
のパラソル部を挿入する。この場合の開口部12の大き
さは、折り畳んで閉じた状態のパラソル部を挿入するの
に必要最小限度としたことによって、窯炉の作業を中断
する必要がなく、かつ、開口部12からの熱風の吹き出
しならびに炉内への外気の侵入を抑制することができ、
炉内圧力の調整は全く必要がない。
分補修する場合は、部分損傷部10の鉄皮6aを切断し
て取外したのち、部分損傷部10のほぼ中央にパラソル
型防熱装置搬入用として必要最小限度の範囲で断熱ボー
ド7、耐火断熱煉瓦8および耐火煉瓦9にエアードリル
またはブレーカーを用いて開口する。この開口部12か
らパラソル型フレーム13に耐火繊維製クロス14を取
付けたパラソル型防熱装置15の折り畳んで閉じた状態
のパラソル部を挿入する。この場合の開口部12の大き
さは、折り畳んで閉じた状態のパラソル部を挿入するの
に必要最小限度としたことによって、窯炉の作業を中断
する必要がなく、かつ、開口部12からの熱風の吹き出
しならびに炉内への外気の侵入を抑制することができ、
炉内圧力の調整は全く必要がない。
【0015】また、パラソル型防熱装置15の支持棒1
6は、外管17と内管18の二重管となっており、外管
17と内管18の間隙には冷却用空気19が吹き込まれ
ており、パラソル型防熱装置15のパラソル部の開閉操
作を容易としている。パラソル型防熱装置15のパラソ
ル部を開口部12から炉内に挿入後、外管17をさらに
押し込むことによって、パラソル部が開く構造となって
いる。パラソル部が開いたのち、支持棒16の内管18
を炉外側に引っ張ることによって、パラソル部に取付け
られている耐火繊維製クロス14が炉壁の耐火煉瓦9に
密着し、パラソル型防熱装置15の取付けを完了する。
6は、外管17と内管18の二重管となっており、外管
17と内管18の間隙には冷却用空気19が吹き込まれ
ており、パラソル型防熱装置15のパラソル部の開閉操
作を容易としている。パラソル型防熱装置15のパラソ
ル部を開口部12から炉内に挿入後、外管17をさらに
押し込むことによって、パラソル部が開く構造となって
いる。パラソル部が開いたのち、支持棒16の内管18
を炉外側に引っ張ることによって、パラソル部に取付け
られている耐火繊維製クロス14が炉壁の耐火煉瓦9に
密着し、パラソル型防熱装置15の取付けを完了する。
【0016】パラソル型防熱装置15の取付けが完了し
た後は、補修箇所上部に煉瓦受け金物20を取付け、補
修範囲の断熱ボード7、耐火断熱煉瓦8および耐火煉瓦
9を解体除去する。しかるのち復旧する方法としては、
パラソル型防熱装置15の取出し用開口部を最小限に残
して下部より断熱ボード7、耐火断熱煉瓦8および耐火
煉瓦9を積み上げる。この場合煉瓦受け金物20は、片
側から取外して順次耐火煉瓦9、耐火断熱煉瓦8および
断熱ボード7と差し替える。
た後は、補修箇所上部に煉瓦受け金物20を取付け、補
修範囲の断熱ボード7、耐火断熱煉瓦8および耐火煉瓦
9を解体除去する。しかるのち復旧する方法としては、
パラソル型防熱装置15の取出し用開口部を最小限に残
して下部より断熱ボード7、耐火断熱煉瓦8および耐火
煉瓦9を積み上げる。この場合煉瓦受け金物20は、片
側から取外して順次耐火煉瓦9、耐火断熱煉瓦8および
断熱ボード7と差し替える。
【0017】したがって、補修範囲の断熱ボード7、耐
火断熱煉瓦8および耐火煉瓦9の解体中ならびに下部よ
り断熱ボード7、耐火断熱煉瓦8および耐火煉瓦9を積
み上げ作業中は、パラソル型防熱装置15のパラソル部
に取付けられている耐火繊維製クロス14が炉壁の耐火
煉瓦9に密着し、作業環境を炉内高温雰囲気から遮断し
ているので、解体、積み替え作業に悪影響を与えること
はない。次にパラソル型防熱装置15の取外しは、引っ
張っていた支持棒16の内管18を炉内側に押し込むこ
とによってパラソル部を閉じたのち、パラソル型防熱装
置15を開口部を介して取出す。パラソル型防熱装置1
5の取出しが完了すれば、開口部に耐火煉瓦、耐火断熱
煉瓦を差し込み、鉄皮を溶接して補修作業を完了する。
火断熱煉瓦8および耐火煉瓦9の解体中ならびに下部よ
り断熱ボード7、耐火断熱煉瓦8および耐火煉瓦9を積
み上げ作業中は、パラソル型防熱装置15のパラソル部
に取付けられている耐火繊維製クロス14が炉壁の耐火
煉瓦9に密着し、作業環境を炉内高温雰囲気から遮断し
ているので、解体、積み替え作業に悪影響を与えること
はない。次にパラソル型防熱装置15の取外しは、引っ
張っていた支持棒16の内管18を炉内側に押し込むこ
とによってパラソル部を閉じたのち、パラソル型防熱装
置15を開口部を介して取出す。パラソル型防熱装置1
5の取出しが完了すれば、開口部に耐火煉瓦、耐火断熱
煉瓦を差し込み、鉄皮を溶接して補修作業を完了する。
【0018】
【発明の効果】以上述べたとおり、この発明によれば、
窯炉の作業を全く中断することなく、また、炉内圧力の
調整を行うことなく、炉内からの熱風の吹き出し、炉内
への外気の侵入が防止でき、かつ、炉外側から安全、確
実に補修を行うことができる。また、部分補修として
は、直径1m程度と比較的広範囲を一度に実施すること
ができる。
窯炉の作業を全く中断することなく、また、炉内圧力の
調整を行うことなく、炉内からの熱風の吹き出し、炉内
への外気の侵入が防止でき、かつ、炉外側から安全、確
実に補修を行うことができる。また、部分補修として
は、直径1m程度と比較的広範囲を一度に実施すること
ができる。
【図1】この発明の実施例にかかるライニング材として
煉瓦積み構造の加熱炉煙道の概略断面図である。
煉瓦積み構造の加熱炉煙道の概略断面図である。
【図2】煙道耐火煉瓦の部分損傷部の拡大断面図であ
る。
る。
【図3】この発明のパラソル型防熱装置の取付け状況の
側断面図である。
側断面図である。
1 加熱炉 2 予熱帯 3 加熱帯 4 均熱帯 5 煙道 6、6a 鉄皮 7 断熱ボード 8 耐火断熱煉瓦 9 耐火煉瓦 10 部分損傷部 11 レキュペレータ 12 開口部 13 パラソル型フレーム 14 耐火繊維製クロス 15 パラソル型防熱装置 16 支持棒 17 外管 18 内管 19 冷却用空気 20 煉瓦受け金物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米田 弥一 和歌山県和歌山市湊1850番地 住友金属 工業株式会社 和歌山製鉄所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F27D 1/16
Claims (2)
- 【請求項1】 高温炉壁の炉壁ライニングの熱間補修方
法において、耐火繊維クロスで製縫した断熱布を取付け
たパラソル型防熱装置を折り畳んだ状態で鉄皮側開口部
から高温雰囲気炉内に挿入し、炉内でパラソル型防熱装
置を開いてその状態で炉内壁に断熱布を密着させ、炉外
側から補修範囲外の損傷防止処置を行ったのち、補修範
囲のライニング損傷部を解体撤去し、折り畳んだパラソ
ル型防熱装置を取出すための最小開口部のみを残してラ
イニング材を施工し、ついでパラソル型防熱装置を炉内
で折り畳んだのち最小開口部から取出し、最後に最小開
口部にライニング材を施工し、開口部鉄皮を溶接復旧す
ることを特徴とする高温炉壁の熱間補修方法。 - 【請求項2】 高温炉壁の炉壁ライニングを熱間補修す
る際に用いる防熱装置において、外管と内管からなる支
持棒の操作により開閉自在のパラソル型フレームに、耐
火繊維クロスで製縫した断熱布を取付けたことを特徴と
する高温炉壁の熱間補修時の防熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6323805A JP2950177B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 高温炉壁の熱間補修方法および防熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6323805A JP2950177B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 高温炉壁の熱間補修方法および防熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08159668A JPH08159668A (ja) | 1996-06-21 |
| JP2950177B2 true JP2950177B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=18158810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6323805A Expired - Lifetime JP2950177B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 高温炉壁の熱間補修方法および防熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2950177B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100879368B1 (ko) * | 2001-10-18 | 2009-01-19 | 주식회사 포스코 | 풍구를 이용한 정련로 내부 보수장치 |
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-
1994
- 1994-11-30 JP JP6323805A patent/JP2950177B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08159668A (ja) | 1996-06-21 |
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