JP2956884B2 - 種子のゲル被覆加工装置の製品回収部 - Google Patents

種子のゲル被覆加工装置の製品回収部

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JP2956884B2
JP2956884B2 JP6291216A JP29121694A JP2956884B2 JP 2956884 B2 JP2956884 B2 JP 2956884B2 JP 6291216 A JP6291216 A JP 6291216A JP 29121694 A JP29121694 A JP 29121694A JP 2956884 B2 JP2956884 B2 JP 2956884B2
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01CPLANTING; SOWING; FERTILISING
    • A01C1/00Apparatus, or methods of use thereof, for testing or treating seed, roots, or the like, prior to sowing or planting
    • A01C1/06Coating or dressing seed

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Soil Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種子を高分子ゲルで被
覆したゲル被覆種子の表面を一定時間だけ硬化剤に浸漬
した後に、表面の硬化剤を除去する水洗槽に入れ、水洗
槽の搬出端から水と共に排出されるゲル被覆種子を、水
と分離して回収する種子のゲル被覆加工装置の製品回収
部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、種子はコーティングされないまま
播種されるのが一般的であるが、種子を被覆して保護す
るために種子を被覆するコーティング種子がある。従来
から種子をコーティングする技術は存在したが、粉剤な
どで種子を被覆成形し、機械播種を可能にすることが主
眼におかれていた。従って、催芽種子の播種は、現在使
用されている播種機で実施することができなかった。
【0003】この被覆方法は、種子にバインダと呼ばれ
る接着剤を噴霧した後、被覆剤をドラムなどで転着させ
る方式を採っているため、大量処理には適するが、処理
設備が大規模となるため、一般農家など小規模な実施は
困難であった。高分子ゲルで種子類似物をを封入するカ
プセル化装置があるが(特開昭62−266137号,
特開昭63−197530号参照)、両者ともゲル化剤
中に封入物を分散させて硬化剤中に滴下させるために、
封入物数の制御,カプセル径の制御,ゲル被覆層の硬さ
の制御を行うことが困難であった。
【0004】本出願人は、このような問題を解決するた
めに、種子をゲル膜で被覆してほぼ一定の大きさの球状
に形成されたゲル被覆種子を形成し、このゲル被覆種子
を硬化剤を収容する硬化槽に一定時間浸漬して所定の厚
さの表面層のみを硬化した後に、ゲル被覆種子を水洗し
て硬化剤を除去し、水切りするまでの一貫作業を自動化
する種子のゲル被覆加工装置を出願した(特開平4−1
41007号公報参照)。
【0005】このゲル被覆加工装置のうち、硬化槽,水
洗槽及び水切り回収機構について簡単に説明すると、図
10の平面図に示すように、ケイシング1の内部に懸吊
された流路台2に硬化槽3が設けられる。硬化槽3は、
ゲル被覆種子落下供給される受入部4と、受入部4に接
続する搬送路5を有し、搬送路5の左端に上端が硬化剤
に没する隔壁6が設けられ、隔壁6と搬送路5の右端壁
7にはスクリュウコンベア8が回転可能に支承され、ス
クリュウコンベア8の搬出側(図10において右端側)
に掻き上げ羽根8aが固着され、スクリュウコンベア8
はカプリング9を介してモータ10の出力軸に連結され
る。
【0006】受入部4の外底壁に設けられたモータ11
の出力軸は、カップリング12を介して受入部4内のイ
ンペラ13に連結され、インペラ13の回転により硬化
槽3内に収容された硬化剤が受入部4から搬送路5の方
向に流れる。搬送路5に送られた硬化剤は、管路14か
らポンプ15,管路16を経由して受入部4に循環す
る。
【0007】搬送路5の右側に設けられた搬出口17の
外側には、先端が下方に低くなる傾斜を有し底壁に多数
の孔が貫通するシュート18が設けられ、シュート18
の先端の下方に水洗槽19が設けられる。水洗槽19の
内部には水が収容され、水洗槽19の右端部に接続する
管路20が給水源に連通する。
【0008】水洗槽19の左端に、上面にネットを有す
るオーバーフロー槽21が設けられ、水はオーバーフロ
ー槽21から外部に排出し、ゲル被覆種子はネット上を
転動して滑り台22に搬送され、滑り台22の先端から
ホッパ23を通過して2本の送りねじ24に送られ、送
りねじ24の回転によりベルトコンベア25に移載され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、ゲ
ル被覆種子は、硬化槽3の受入部4に供給された後に、
ほぼ一定時間で搬送路5を通過して水洗槽19に送ら
れ、水洗された後に水と分離され、送りねじ24により
ベルトコンベア25に送られる。然し、この種子のゲル
被覆加工装置には次のような課題が残されていた。 (1) ゲル被覆種子は、水洗槽19のオーバーフロー槽2
1のネットだけでは水切りが不十分であり、送りねじ2
4上で水を除去しながらゲル被覆種子のみを搬送する水
切り機構が必要であった。従って、種子のゲル被覆加工
装置の全体構造が複雑になる欠点があった。
【0010】(2) ゲル被覆種子と分離される水は、オー
バーフロー槽21のネットでは充分に回収されず、送り
ねじ24の下方にも水が落下するので、広範囲にわたる
水の回収設備が必要になる。本発明は、かかる課題を解
決することを目的とし、ゲル被覆種子と水とをほぼ完全
に分離することができるコンパクトな製品回収部を提供
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ゲル被覆種子の表面を水洗する水洗槽か
ら搬出されたゲル被覆種子を回収する種子のゲル被覆加
工装置の製品回収部において、上記水洗槽の搬出側端部
の下方に、上部が開口し、底壁に設けられた仕切り壁の
一側に製品回収口が設けられ、他側に排水孔が設けられ
る製品受けケースを、上記他側が上記搬出側端部の真下
に位置するように配設し、上記他側の底壁の上方を被覆
し、上記製品回収口に向けて低くなる傾斜を有し、傾斜
方向に交差する方向に長い複数の水切り孔を配列した排
水シュートを設けて種子のゲル被覆加工装置の製品回収
部を構成した。
【0012】上記種子のゲル被覆加工装置の製品回収部
には、上記排水シュートの下位側の端部に下方に延びる
脚部を設け、該脚部を上記他側の底壁に載置することに
より、上記排水シュートの下位側の端部と上記仕切り壁
の間に水切り用の隙間を形成することができる。この場
合、水切り用の隙間の幅を、上記排水シュート上を転動
するゲル被覆種子が落ち込むことなく通過する寸法とす
る。
【0013】上記製品受けケースに、製品回収口を開閉
可能な底蓋を枢着すると共に、閉鎖する方向に付勢し、
上記底蓋の外底面に、上部が開口する製品回収籠が下方
に載置されたときに、該製品回収籠に押されて上記底蓋
を付勢反対方向に押動する開蓋用レバーを設けることが
できる。
【0014】
【作用】以上のように構成された種子のゲル被覆加工装
置の製品回収部は、水洗槽の搬出端部からゲル被覆種子
と水が排出され、排水シュート上に落下する。球状化さ
れているゲル被覆種子は排水シュート上を転動して製品
回収口に供給される。一方、水は、水切り孔によって製
品回収口に向かう流れが遮断され、水切り孔の下方に落
下し、排水孔を通過して下方に排出される。
【0015】排水シュートの下位側端部に脚部を設け、
この脚部を他側の底壁に載せることにより、排水シュー
トの下位側端部と仕切り壁の間に水切り用の隙間を設
け、この水切り用の隙間の幅を、排水シュート上を転動
してきたゲル被覆種子がその転動の慣性により落ち込ま
ないで通過する幅にしておくと、ゲル被覆種子と水との
分離がここでも行い得るので、ゲル被覆種子と水との分
離の確実性が更に向上する。
【0016】製品受けケースに、開蓋用レバー付きの底
蓋を設けた場合には、製品回収籠が下方に載置されてい
るときには、製品回収籠に押された開蓋用レバーが底蓋
を開いているので、製品回収口に供給されたゲル被覆種
子が製品回収籠に落下し、収容される。製品回収籠を取
り出すと底蓋が閉鎖され、再び製品回収籠が載置される
までゲル被覆種子がこぼれ落ちることなく、底蓋の上に
滞留する。
【0017】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照しなが
ら、種子のゲル被覆加工装置の全体の概要及び製品回収
部について説明する。種子のゲル被覆加工装置は、図8
の正面図に示すように、キャスタ26付きのケイシング
27の中に内蔵される。ケイシング27は、底壁28の
4隅に立設される柱29の中間部に連結される中間梁3
0に支持板31が取付けられ、正面に開閉扉(図示しな
い)が設けられる。
【0018】支持板31には、支持柱32の下端部に設
けられた固定台32aがねじ止めされ、支持柱32の右
側にゲル加工ノズルAが固着される。ゲル加工ノズルA
には、図12に示すように、ゲル化剤を収容するゲル収
容部33aが内部に形成されるノズル本体33と、ノズ
ル本体33を上下方向に貫通し、ゲル収容部33aに連
通するプランジャ挿入孔34bに昇降可能に挿入され、
下端部にプランジャ挿入孔33bを開閉する弁34aが
形成される筒状のプランジャ34と、ゲル収容部33a
を加圧するエアシリンダ35(図8参照)が設けられ
る。
【0019】ノズル本体33の上部に設けられた雄ねじ
に圧力調整蓋33cが螺合し、プランジャ34の上に載
置された押圧部材33dと圧力調整蓋33cとの間にス
プリング33eが挿入されているので、プランジャ34
は下方に付勢されている。従って、通常は、プランジャ
34の弁34aはプランジャ挿入孔34bの下端部を閉
鎖している。ゲル収容部33に連通する逆止弁33gに
は、底壁28に載置されたゲル化剤タンク36(図8参
照)に連通する管路37が接続する。ゲル化剤タンク3
6は、底壁28に設けられたスライド機構66によりケ
イシング27より引き出せるようになっている。
【0020】ケイシング27内に設けられた制御ケース
38に内蔵された制御部の指令により、エアシリンダ3
5のピストンが作動してゲル収容部33a内のゲル化剤
を昇圧すると、筒状のプランジャ34が上昇して開弁
し、流出したゲル化剤がプランジャ34の下方にゲル膜
を形成する。エアシリンダ35のピストンが復帰する
と、ゲル収容部33a内が減圧されるので、ゲル化剤タ
ンク36のゲル化剤が、管路37及び逆止弁を経由して
ゲル収容部33a内に供給される。
【0021】支持柱32の左側側面に設けられた摺動案
内板39に、容器支持部材40が昇降可能に設けられ、
支持柱32の固定台32aに取付けられたエアシリンダ
41のピストンの先端が容器支持部材40に固着され
る。容器支持部材40の上端には、上部が開口する種子
容器42が固着され、種子容器42に種子が収容され
る。
【0022】支持柱32の上部に設けられた上部板43
に、180度の角度で往復回転するロータリーアクチュ
エータ44が取付けられ、ロータリーアクチュエータ4
4の回転軸に回転アーム45の中央部が固着される。回
転アーム45の両端部に中空状の吸引チップ46が固着
され、吸引チップ46の上端に固着されるチューブ47
は電磁弁48を介して空圧源及び負圧源に連通する。
【0023】以上のように構成された種子供給機構B
は、一方の吸引チップ46が種子容器42の真上にある
とき、他方の吸引チップ46はゲル加工ノズルAの筒状
のプランジャ34(図12参照)の真上にある(図8参
照)。種子容器42が上昇すると吸引チップ46に負圧
が供給され、吸引チップ46下端に種子が吸引され、次
に、回転アーム45が180度回転した後に、吸引チッ
プ46に空圧が供給され、種子がゲル加工ノズルAの筒
状のプランジャ34(図12参照)の中に落下供給さ
れ、中央が垂れ下がりつつあるゲル膜に載置される。
【0024】プランジャ34(図12参照)が再び開弁
すると、ゲル膜が種子と気泡を包み込むと共に、重量増
加したゲル膜が自重を支え切れずに落下し、落下中に、
表面張力により球状化され、下方の硬化槽49へ供給さ
れる。一方、落下しないでゲル加工ノズルAの下面に残
留したゲルが、新たなゲル膜を形成し、次の種子の供給
を待っている。
【0025】中間梁30と底壁28との間に設けられた
下部柱51と柱29との間に載置板52が設けられ、載
置板52には、図9に示す硬化槽49及び水洗槽50が
取付けられる。硬化槽49は、図9に示すように、上部
が開口する横長の硬化槽本体53の上部に、ゲル被覆種
子の落下供給路となる案内筒54(図8参照)が設けら
れ、案内筒54の右側端の下方に、隔壁55(図9参
照)が設けられる。
【0026】硬化槽本体53は、隔壁55の左側に底の
深い種子の受入部56が形成され、隔壁55の右側には
半円形の底壁を有する底の浅い搬送路57が形成され
る。硬化槽本体53の右側の側壁58に流出管59が設
けられ、受入部56の底壁の左端部に流入管60が設け
られ、流入管60にバルブ61が接続する(図8参
照)。
【0027】流出管59に接続する管路62は、底壁2
8に設置されたポンプ63を経由してバルブ61に接続
する(図8参照)。受入部56の底壁には、流入管60
の右側に整流板64が立設され、整流板64の右側面に
右方向に延びる水平案内壁65が設けられる。整流板6
4の上端面が水平面に形成されているので、整流板64
の上端面からオーバーフローする硬化剤の量は、硬化槽
本体53の幅方向に対して均一になる。
【0028】水平案内壁65は、整流板64の上端面か
らオーバーフローする硬化剤が、オーバーフローの落下
速度により受入部56内で渦を巻くので、整流にならな
い弊害が生じる。水平案内壁65は、オーバーフローす
る硬化剤を水平に案内して、渦の発生を防止するもので
ある。
【0029】隔壁55の上端は、硬化槽本体53に収容
される硬化剤の液面よりも低いので、受入部56内の硬
化剤はほぼ整流となって搬送路57に供給される。隔壁
55と側壁58に、スクリュウ羽根67aと右端部に掻
き揚げ羽根67bを有するスクリュウフィーダ67が構
成される。
【0030】硬化槽49と一体に設けられる水洗槽50
は、硬化槽49よりも底の深い半円形の底壁を有し、硬
化槽49の側壁58によって右端の側壁が形成され(図
9参照)、左側に設けられた内部側壁68と側壁58
に、外周面にスクリュウ羽根69aを有し、左端に掻き
上げ羽根69bを有するスクリュウフィーダ69の両端
部が回転可能に支承される。
【0031】硬化槽49には、図9において右側端部
に、水洗槽50との境界壁の上面を一部切欠した移載通
路70が形成され、水洗槽50の反対側に、水洗槽50
に向かって空圧を供給する空圧部71(図9参照)が配
設され、硬化槽49のスクリュウフィーダ67の掻き上
げ羽根67bが搬送路57のゲル被覆種子を持ち上げた
ときに、空圧部71から噴出した空圧によりゲル被覆種
子が移載通路70を経由して水洗槽50に移載される。
【0032】水洗槽50の内部側壁68の上端部に流出
堰72が形成され、側壁58に設けられた流入管73か
ら供給された水が、ゲル被覆種子と共に流出堰72をオ
ーバフローし、次に述べる製品回収部Cに落下,供給さ
れる。製品回収部Cの構造は、図1に示すように、上部
が開口した製品受けケース74の底壁75に、高さの低
い仕切り壁76が設けられ、仕切り壁76の右側の底壁
75に製品回収口77が設けられ、仕切り壁76の左側
は、水洗槽50の流出堰72の真下に位置し、底壁75
に排水孔78が設けられる。
【0033】製品受けケース74の左側の内壁面に突起
79が設けられ、突起79と仕切り壁76に両端を載置
される排水シュート80は、製品回収口77に向けて低
くなる傾斜を有する。排水シュート80は、図4,図5
に示すように、傾斜方向に対して平行な方向に長く、所
定の間隔を挟んで配列される複数の支持棒81と、傾斜
方向に対して直角な方向に長く、一定の間隔を挟んで支
持棒81の上に配列して固着される角状棒82と、支持
棒81の下方に設けられる遮蔽板83と、支持棒81の
下方の右端部に設けられ、仕切り壁76に係止される係
止部84とにより構成される。相隣る角状棒82の間に
は、水切り孔97が形成されている。
【0034】製品受けケース74の下面に、蝶板85の
一端がねじ86止めされ、蝶板85の他端に製品回収口
77を開閉する底蓋87がねじ88止めされる。底蓋8
7の下面にねじ89止めされた開閉用レバー90の先端
に錘91がねじ92によって取付けられる(図1,図
2,図3参照)。 従って、底蓋87は製品回収口77を
閉鎖する方向に付勢される。
【0035】図6は、第2実施例の排水シュート80′
を示す縦断面図であり、排水シュート80′は、傾斜方
向に対して平行な方向に長い2個の側板99と、側板9
9に両端が固着され、所定の間隔を挟んで配列される複
数の角状棒82と、最下位の角状棒82の下位側に間隔
を挟んで配設され、側板99に両端が固着される平板状
棒100と、2個の側板99の下位側端部に設けられる
脚部101とにより構成される。
【0036】脚部101は、図6に示すように、下端部
が外側に向けて傾斜しているので、排水シュート80′
の上位側端部を、製品受けケース74の内壁面に設けら
れた突起79に載置し、脚部101を底壁75の右端部
に載置したときに、平板状棒100と仕切り壁76との
間に水切り用の隙間102が形成される。水切り用の隙
間102の幅は狭く、且つ、平板状棒100が仕切り壁
76よりも高い位置にあるので、排水シュート80′上
を転動するゲル被覆種子Gが水切り用の隙間102に落
ち込むことはない。
【0037】以上のように構成された製品回収部Cの下
方に、製品回収籠93を着脱自在に載置する載置台94
が配設される(図7参照)。製品回収籠93はネットに
より構成され、上部に開口95が形成され、側面に持ち
運び用の取手96が設けられる。製品回収籠93が載置
台94に載置されたときに、製品回収籠93が開蓋用レ
バー90を図1において左側に押動するようになってい
る。
【0038】次に、以上のように構成された種子のゲル
被覆加工装置の製品回収部Cの作用を、種子のゲル被覆
加工装置の全体の動作と共に説明する。ゲル加工ノズル
Aにおいて、エアシリンダ35のピストンが作動し、筒
状のプランジャ34(図12参照)が上昇して開弁し、
流出したゲル化剤がプランジャ34の下方にゲル膜を形
成する。
【0039】負圧が供給された吸引チップ46が種子容
器42の種子を吸引した後に、回転アーム45が180
度回転して筒状のプランジャ34(図12参照)の真上
に位置決めされ、吸引チップ46に空圧が供給され、吸
引チップ46に吸引されていた種子が、ゲル加工ノズル
Aの垂れ下がりつつあるゲル膜に落下供給される。プラ
ンジャ34が再び開弁し、ゲル膜が種子と気泡を包み込
むと共に、重量増加したゲル膜が自重を支え切れずに落
下し、落下中に、表面張力により球状化され、下方の硬
化槽49の受入部56に落下供給される。
【0040】硬化槽49では、受入部56から搬送路5
7に流れる整流が形成されているので、受入部56に供
給されたゲル被覆種子が、ほぼ所定時間で搬送路57に
到達し、スクリュウフィーダ67によって搬送され、掻
き上げ羽根67bによって硬化剤の液面より上に持ち上
げられたときに、空圧部71から噴出した空圧により移
載通路70を通過して水洗槽50に移載される。従っ
て、ゲル被覆種子が硬化槽49内の硬化剤に浸漬される
時間がほぼ一定となり、ゲル表面の硬化層の厚さがほぼ
一定になり、種子の発育不良が防止される。
【0041】水洗槽50に移載されたゲル被覆種子Gは
スクリュウフィーダ69の回転により内部側壁68まで
搬送され、水と共に内部側壁68の流出堰72からオー
バーフローし、製品回収部Cの排水シュート80上に落
下する。載置台94に製品回収籠93が載置されている
ときには、製品回収籠93に押された開蓋用レバー90
が押動されて底蓋87が開いているので、排水シュート
80上に落下した球状のゲル被覆種子Gは角状棒82の
上を転動して(図5参照)製品回収口77を通過し、製
品回収籠93内に回収される。一方、排水シュート80
に落下した水は、水切り孔97を通過することが出来な
いので、下方に落下し、排水孔78より排除される。
【0042】排水シュート80の代わりに第2実施例の
排水シュート80′を設置した場合には、平板状棒10
0上を転動して落下速度が増加されたゲル被覆種子G
は、水切り用の隙間102に落ち込むことなく通過し
て、製品回収口77を落下して製品回収籠93内に回収
される。転動するゲル被覆種子Gから振るい落とされた
水滴が平板状棒100上に付着した場合でも、水は水切
り用の隙間102を通過することができないので、下方
に落下し、排水孔78より排除される。従って、ゲル被
覆種子Gと水との分離が更に確実になる。
【0043】ゲル被覆種子が溜った製品回収籠93を載
置台94から取り出すと、底蓋87が閉鎖され、ゲル被
覆種子が底蓋87の上に載置される。次に、空の製品回
収籠93を載置台94に載置すると、再び底蓋87が開
いてゲル被覆種子が製品回収籠93に収容される。従っ
て、種子のゲル被覆加工装置を自動運転中しているとき
でも、製品回収籠93の取替が可能である。
【0044】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) 水とゲル被覆種子が製品回収部に供給されると、ゲ
ル被覆種子は排水シュートの上を転動して製品受けケー
スの製品回収口に送られ、水は排水シュートの水切り孔
によって製品回収口への流れを確実に阻止されるので、
ゲル被覆種子から分離されるようになった。第2実施例
の排水シュートでは、排水シュートと仕切り壁との間に
も水切り用の隙間が形成されるので、水の分離が更に確
実になる。
【0045】(2) 製品受けケースの製品回収口の下方に
製品回収籠が載置されているときには、底蓋が開いてお
り、ゲル被覆種子が製品回収口から落下して製品回収籠
に収容されるが、製品回収籠を取り外したときには、底
蓋が閉じてゲル被覆種子が底蓋の上に溜まるので、種子
のゲル被覆加工装置の自動運転中でも製品回収籠を取り
替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】製品回収部の縦断面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】排水シュートの斜視図である。
【図5】排水シュートの作用を説明する縦断面図であ
る。
【図6】第2実施例の排水シュートの作用を説明する縦
断面図である。
【図7】載置台に載せられた製品回収籠の一部破断正面
図である。
【図8】種子のゲル被覆加工装置の正面図である。
【図9】硬化槽及び水洗槽の平面図である。
【図10】従来の種子のゲル被覆加工装置の硬化槽,水
洗槽及び水切り機構の平面図である。
【図11】図9の正面図である。
【図12】加工ノズルの縦断面図である。
【符号の説明】
A 加工ノズル B 種子供給機構 C 製品回収部 G ゲル被覆種子 27 ケイシング 33 ノズル本体 34 プランジャ 42 種子容器 49 硬化槽 50 水洗槽 56 受入部 57 搬送路 68 内部側壁 72 流出壁 74 製品受けケース 75 底壁 76 仕切り壁 77 製品回収口 78 排水孔 80,80′ 排水シュート 81 支持棒 82 角状棒 83 遮蔽板 90 開蓋用レバー 93 製品回収籠 101 脚部 102 水切り用隙間

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲル被覆種子の表面を水洗する水洗槽か
    ら搬出されたゲル被覆種子を回収する種子のゲル被覆加
    工装置の製品回収部において、 上記水洗槽の搬出側端部の下方に、上部が開口し、底壁
    に設けられた仕切り壁の一側に製品回収口が設けられ、
    他側に排水孔が設けられる製品受けケースを、上記他側
    が上記搬出側端部の真下に位置するように配設し、 上記製品回収口に対してほぼ直角に交差する複数の水切
    り孔を配列し、ゲル被覆種子が上記製品回収口に向けて
    転動可能な傾斜を有する排水シュートにより、上記他側
    の底壁の上方に被覆したことを特徴とする種子のゲル被
    覆加工装置の製品回収部。
  2. 【請求項2】上記排水シュートの下位側の端部に下方に
    延びる脚部を設け、該脚部を上記他側の底壁に載置する
    ことにより、上記排水シュートの下位側の端部と上記仕
    切り壁の間に水切り用の隙間を形成し、 該水切り用の隙間の幅は、上記排水シュート上を転動す
    るゲル被覆種子が落ち込むことなく通過する寸法である
    ことを特徴とする請求項1記載の種子のゲル被覆加工装
    置の製品回収部。
  3. 【請求項3】 上記製品受けケースに、製品回収口を開
    閉可能な底蓋を枢着すると共に、閉鎖する方向に付勢
    し、上記底蓋の外底面に、上部が開口する製品回収籠が
    下方に載置されたときに、該製品回収籠に押されて上記
    底蓋を付勢反対方向に押動する開蓋用レバーを設けたこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の種子のゲル被覆加
    工装置の製品回収部。
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