JP2958088B2 - 樹脂被覆金属 - Google Patents
樹脂被覆金属Info
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- JP2958088B2 JP2958088B2 JP2252001A JP25200190A JP2958088B2 JP 2958088 B2 JP2958088 B2 JP 2958088B2 JP 2252001 A JP2252001 A JP 2252001A JP 25200190 A JP25200190 A JP 25200190A JP 2958088 B2 JP2958088 B2 JP 2958088B2
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- Japan
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- resin
- metal
- coated metal
- resin composition
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属表面にフッ素系樹脂フィルムを熱融着
により積層してなるメタリック調樹脂被覆金属に関す
る。
により積層してなるメタリック調樹脂被覆金属に関す
る。
従来の樹脂被覆金属は、アルミニウム等の金属基板の
表面にフッ素系樹脂層を形成することによって、該金属
にフッ素系樹脂層を有する耐熱性、耐薬品性、電気的特
性、機械的特性に優れた性質が付与されたものとして知
られている。
表面にフッ素系樹脂層を形成することによって、該金属
にフッ素系樹脂層を有する耐熱性、耐薬品性、電気的特
性、機械的特性に優れた性質が付与されたものとして知
られている。
しかしながら、従来の樹脂被覆金属のフッ素系樹脂
は、顔料等の着色成分を練り込んで樹脂全体を同一色に
着色することはできるが、一般に、装飾、表示用の文
字、図形等を印刷により着色することが極めて難しいた
め、樹脂被覆金属に文字、図形等を着色表示することが
極めて困難であるという課題があった。
は、顔料等の着色成分を練り込んで樹脂全体を同一色に
着色することはできるが、一般に、装飾、表示用の文
字、図形等を印刷により着色することが極めて難しいた
め、樹脂被覆金属に文字、図形等を着色表示することが
極めて困難であるという課題があった。
従って、本発明の目的は、金属の表面に表示された文
字、図形等を表示内容が堅牢で、剥離し難いメタリック
調樹脂被覆金属を提供することにある。
字、図形等を表示内容が堅牢で、剥離し難いメタリック
調樹脂被覆金属を提供することにある。
本発明は、金属の表面に、インキ樹脂組成物よって形
成された印刷層を有するフッ素系樹脂フィルムが熱融着
されてなり、且つ上記インキ樹脂組成物は金属粉を含有
してなることを特徴とするメタリック調樹脂覆金属を提
供することにより上記目的を達成したものである。
成された印刷層を有するフッ素系樹脂フィルムが熱融着
されてなり、且つ上記インキ樹脂組成物は金属粉を含有
してなることを特徴とするメタリック調樹脂覆金属を提
供することにより上記目的を達成したものである。
以下、本発明を第1図を参照しながら具体的に説明す
る。
る。
第1図は本発明による一実施例の樹脂被覆金属の概略
を示す部分断面図である。
を示す部分断面図である。
本実施例の樹脂被覆金属は、樹脂被覆金属板で、金属
1の表面に、インキ樹脂組成物よって形成された印刷層
2を有するフッ素系樹脂フィルム3が熱融着されるもの
である。
1の表面に、インキ樹脂組成物よって形成された印刷層
2を有するフッ素系樹脂フィルム3が熱融着されるもの
である。
上記金属板1は、特定の材質に制限されず、後述の材
料の中から必要に応じて適宜選択することができるが、
通常は、アルミニウムまたはアルミニウム系合金を用い
ることが好ましい。また、上記金属板1の厚さも特に制
限されず、適宜な厚さを必要に応じて選択することがで
きる。
料の中から必要に応じて適宜選択することができるが、
通常は、アルミニウムまたはアルミニウム系合金を用い
ることが好ましい。また、上記金属板1の厚さも特に制
限されず、適宜な厚さを必要に応じて選択することがで
きる。
また、上記印刷層2は、上記フッ素系樹脂フィルム3
に印刷によって形成されたインキ樹脂組成物からなって
おり、上記印刷層2は上記フッ素系樹脂フィルム3の両
面のいずれの面に形成されたものであってもよいが、上
記金属板1に接触する側である上記フッ素系樹脂フィル
ム3の裏面に形成されていることが印刷層2を摩耗等か
ら保護する上で好ましい。また、上記印刷層2の厚さ
は、特に制限されず、通常は、1〜100μmが好まし
い。また、上記フッ素系樹脂フィルム3は、後述の従来
公知の材料の中から必要に応じて適宜選択することがで
きる。また、その厚さは、特に制限されず、通常は、5
〜1000μmが好ましい。
に印刷によって形成されたインキ樹脂組成物からなって
おり、上記印刷層2は上記フッ素系樹脂フィルム3の両
面のいずれの面に形成されたものであってもよいが、上
記金属板1に接触する側である上記フッ素系樹脂フィル
ム3の裏面に形成されていることが印刷層2を摩耗等か
ら保護する上で好ましい。また、上記印刷層2の厚さ
は、特に制限されず、通常は、1〜100μmが好まし
い。また、上記フッ素系樹脂フィルム3は、後述の従来
公知の材料の中から必要に応じて適宜選択することがで
きる。また、その厚さは、特に制限されず、通常は、5
〜1000μmが好ましい。
次に、上記金属板、インキ樹脂組成物及びフッ素系樹
脂フィルムについて更に詳述する。
脂フィルムについて更に詳述する。
上記金属板1を形成する金属材料は、上述の如く、種
々の金属を採用することができ、中でもアルミニウム単
独またはジュラルミンの如き各種アルミニウム合金、更
にはマンガン、マグネシウム等を少量含有するアルミニ
ウム金属等のアルミニウム系金属が好ましい。その他、
鉄系金属、銅系金属、チタン系金属等も好ましく用いる
ことができる。そして、上記金属板1は、フッ素樹脂フ
ィルム3との密着力を向上させるために、その表面に洗
浄処理(脱脂洗浄等)や粗面化処理(サンドブラスト、
化学的エッチング等)等の表面処理を予め行っておくこ
とが好ましい。
々の金属を採用することができ、中でもアルミニウム単
独またはジュラルミンの如き各種アルミニウム合金、更
にはマンガン、マグネシウム等を少量含有するアルミニ
ウム金属等のアルミニウム系金属が好ましい。その他、
鉄系金属、銅系金属、チタン系金属等も好ましく用いる
ことができる。そして、上記金属板1は、フッ素樹脂フ
ィルム3との密着力を向上させるために、その表面に洗
浄処理(脱脂洗浄等)や粗面化処理(サンドブラスト、
化学的エッチング等)等の表面処理を予め行っておくこ
とが好ましい。
上記印刷層2を形成するインキ樹脂組成物は、金属粉
を含有しており、且つ、樹脂バインダーを主成分として
いる。樹脂バインダーとしてはフッ素系樹脂バインダ
ー、アクリル系樹脂バインダー等があるが、フッ素系樹
脂バインダーが好ましい(尚、樹脂バインダーについて
は主としてフッ素系樹脂バインダーについて説明す
る)。また、上記インキ樹脂組成物は、樹脂バインダ
ー、金属粉の他、溶剤、チキソトロピー付与剤、架橋
剤、金属粉以外の顔料(または染料)及び必要に応じそ
の他の各種の添加剤を含有したものである。
を含有しており、且つ、樹脂バインダーを主成分として
いる。樹脂バインダーとしてはフッ素系樹脂バインダ
ー、アクリル系樹脂バインダー等があるが、フッ素系樹
脂バインダーが好ましい(尚、樹脂バインダーについて
は主としてフッ素系樹脂バインダーについて説明す
る)。また、上記インキ樹脂組成物は、樹脂バインダ
ー、金属粉の他、溶剤、チキソトロピー付与剤、架橋
剤、金属粉以外の顔料(または染料)及び必要に応じそ
の他の各種の添加剤を含有したものである。
上記フッ素系樹脂バインダーは、特に制限されない
が、上記フッ素系樹脂バインダーとしては、通常、ジフ
ルオロエチレン−テトラフルオロエチレン−ヘキサフル
オロプロピレン共重合樹脂、ジフルオロエチレン−ヘキ
サフルオロプロピレン共重合樹脂、ジフルオロエチレン
−テトラフルオロエチレン共重合樹脂が好ましく、ジフ
ルオロエチレン−テトラフルオロエチレン−ヘキサフル
オロプロピレン共重合樹脂が特に好ましい。その他のフ
ッ素系樹脂バインダーとしては、一般にフッ素含有量が
30重量%以上、特に40重量%以上のものが好ましく、例
えば、エチレン−テトラフルオロエチレン系共重合体、
エチレン−クロロトリフルオロエチレン系共重合体、ヘ
キサフルオロプロピレン−テトラフルオロエチレン系共
重合体、パーフルオロアルキルビニルエーテル−テトラ
フルオロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、フ
ッ化ビニデンーテトラフルオロエチレン共重合体、フッ
化ビニリデンーテトラフルオロエチレン共重合体、フッ
化ビニリデンーテトラフルオロエチレンーヘキサフルオ
ロプロピレン共重合体、ポリフッ化ビニル等が好まし
い。その中でも、フルオロオレフィン、シクロヘキシル
ビニルエーテル、アルキルビニルエーテルおよびヒドロ
キシアルキルビニルエーテルを必須構成成分とするエチ
レン−テトラフルオロエチレン系共重合体が好ましく、
更に、フルオロオレフィン、シクロヘキシルビニルエー
テル、アルキルビニルエーテル、ヒドロキシアルキルビ
ニルエーテル及び他の共単量体に基づく単位の含有量が
それぞれ40〜60モル%、5〜45モル%、5〜45モル%、
3〜15モル%および0〜30モル%であり、且つ末硬化状
態でテトラヒドロフラン中で30℃で測定される固有粘度
が0.1〜2.0dl/gであるものが好ましい。更に、上記フッ
素共重合体において、フルオロオレフィンがクロロトリ
フルオロエチレン、テトラフルオロエチレン等のパーハ
ロオレフィンで、アルキルビニルエーテルが炭素数2〜
8の直鎖状または分岐状のアルキル基を含有するもの
で、ヒドロキシアルキルビニルエーテルがヒドロキシブ
チルビニルエーテルであるものが一層好ましい。
が、上記フッ素系樹脂バインダーとしては、通常、ジフ
ルオロエチレン−テトラフルオロエチレン−ヘキサフル
オロプロピレン共重合樹脂、ジフルオロエチレン−ヘキ
サフルオロプロピレン共重合樹脂、ジフルオロエチレン
−テトラフルオロエチレン共重合樹脂が好ましく、ジフ
ルオロエチレン−テトラフルオロエチレン−ヘキサフル
オロプロピレン共重合樹脂が特に好ましい。その他のフ
ッ素系樹脂バインダーとしては、一般にフッ素含有量が
30重量%以上、特に40重量%以上のものが好ましく、例
えば、エチレン−テトラフルオロエチレン系共重合体、
エチレン−クロロトリフルオロエチレン系共重合体、ヘ
キサフルオロプロピレン−テトラフルオロエチレン系共
重合体、パーフルオロアルキルビニルエーテル−テトラ
フルオロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、フ
ッ化ビニデンーテトラフルオロエチレン共重合体、フッ
化ビニリデンーテトラフルオロエチレン共重合体、フッ
化ビニリデンーテトラフルオロエチレンーヘキサフルオ
ロプロピレン共重合体、ポリフッ化ビニル等が好まし
い。その中でも、フルオロオレフィン、シクロヘキシル
ビニルエーテル、アルキルビニルエーテルおよびヒドロ
キシアルキルビニルエーテルを必須構成成分とするエチ
レン−テトラフルオロエチレン系共重合体が好ましく、
更に、フルオロオレフィン、シクロヘキシルビニルエー
テル、アルキルビニルエーテル、ヒドロキシアルキルビ
ニルエーテル及び他の共単量体に基づく単位の含有量が
それぞれ40〜60モル%、5〜45モル%、5〜45モル%、
3〜15モル%および0〜30モル%であり、且つ末硬化状
態でテトラヒドロフラン中で30℃で測定される固有粘度
が0.1〜2.0dl/gであるものが好ましい。更に、上記フッ
素共重合体において、フルオロオレフィンがクロロトリ
フルオロエチレン、テトラフルオロエチレン等のパーハ
ロオレフィンで、アルキルビニルエーテルが炭素数2〜
8の直鎖状または分岐状のアルキル基を含有するもの
で、ヒドロキシアルキルビニルエーテルがヒドロキシブ
チルビニルエーテルであるものが一層好ましい。
上記金属粉としては、例えばアルミニウム粉、ステン
レス粉、銅粉、しんちゅう粉、或いはポリエステルフィ
ルム等のベースフィルムに金属蒸着を施したものを粉砕
して形成した金属粉等が利用できるが特にアルミニウム
粉が好ましい。
レス粉、銅粉、しんちゅう粉、或いはポリエステルフィ
ルム等のベースフィルムに金属蒸着を施したものを粉砕
して形成した金属粉等が利用できるが特にアルミニウム
粉が好ましい。
上記金属粉の好ましい添加量は5〜100重量PHR、特に
好ましくは10〜80重量PHR、更に好ましくは20〜60重量P
HRである。5重量PHR未満の含有量では金属調の発現が
不足する等の欠点を有する傾向があり100重量PHR超の含
有では密着力、耐食性、曲げ加工が不足する等の欠点を
有する傾向がある。
好ましくは10〜80重量PHR、更に好ましくは20〜60重量P
HRである。5重量PHR未満の含有量では金属調の発現が
不足する等の欠点を有する傾向があり100重量PHR超の含
有では密着力、耐食性、曲げ加工が不足する等の欠点を
有する傾向がある。
上記金属粉としては、好ましくは平均粒径5〜150μ
特に好ましくは10〜100μ、更に好ましくは15〜70μで
ある。平均粒径5μ未満であると金属調の発現が不足す
る等の欠点を有する傾向があり、平均粒径150μ超であ
ると密着力、耐食性、曲が加工が不足する欠点を有する
傾向がある。
特に好ましくは10〜100μ、更に好ましくは15〜70μで
ある。平均粒径5μ未満であると金属調の発現が不足す
る等の欠点を有する傾向があり、平均粒径150μ超であ
ると密着力、耐食性、曲が加工が不足する欠点を有する
傾向がある。
上記アルミニウム粉としては、例えばミラグロ−1000
(東洋アルミ(株))MG500、MG1000、MG1300、MF113
0、MFI140、54−497、54−452、等が挙げられる。
(東洋アルミ(株))MG500、MG1000、MG1300、MF113
0、MFI140、54−497、54−452、等が挙げられる。
また金属粉を含有させメタリック調を得た上に更にパ
ール顔料を添加してパール色調メタリック模様を得るこ
とができる。
ール顔料を添加してパール色調メタリック模様を得るこ
とができる。
上記パール顔料としてはマイカ系の顔料が好ましく、
特に酸化鉄、酸化チタン等の金属酸化物でマイカを被覆
した無機パール顔料が好ましく、更に酸化鉄でマイカを
被覆したパール顔料が耐候性、耐酸、耐アルカリ性、耐
熱性、着色力、パール光沢感等の点で好ましい。
特に酸化鉄、酸化チタン等の金属酸化物でマイカを被覆
した無機パール顔料が好ましく、更に酸化鉄でマイカを
被覆したパール顔料が耐候性、耐酸、耐アルカリ性、耐
熱性、着色力、パール光沢感等の点で好ましい。
酸化鉄で被覆したパール顔料としてはイリオジン50
0、502、504、520、522、524、530(メルク社製、酸化
鉄被覆率20〜60%)イリオジン300、302、303、320、32
3、351、355(メルク社製、酸化鉄被覆率4〜40%、酸
化チタン被覆率10〜50%)等が挙げられ、酸化チタンで
被覆したパール顔料としてはイリオジン100、103、11
1、120、121、131、153、163、173(メルク社製、酸化
チタン被覆率10〜40%)、イリオジン205、215、217、2
19、225、235(メルク社製、酸化チタン被覆率40〜60
%)等が挙げられる。
0、502、504、520、522、524、530(メルク社製、酸化
鉄被覆率20〜60%)イリオジン300、302、303、320、32
3、351、355(メルク社製、酸化鉄被覆率4〜40%、酸
化チタン被覆率10〜50%)等が挙げられ、酸化チタンで
被覆したパール顔料としてはイリオジン100、103、11
1、120、121、131、153、163、173(メルク社製、酸化
チタン被覆率10〜40%)、イリオジン205、215、217、2
19、225、235(メルク社製、酸化チタン被覆率40〜60
%)等が挙げられる。
上記パール顔料としては、好ましくは平均粒径5〜20
0μ、特に好ましくは10〜100μ、更に好ましくは20〜50
μのものが用いられる。又パール顔料はパール顔料独特
の真珠光沢、特異な色調を出すためにインキ樹脂100重
量部に対して好ましくは5〜100重量部、特に好ましく
は10〜80重量部である。
0μ、特に好ましくは10〜100μ、更に好ましくは20〜50
μのものが用いられる。又パール顔料はパール顔料独特
の真珠光沢、特異な色調を出すためにインキ樹脂100重
量部に対して好ましくは5〜100重量部、特に好ましく
は10〜80重量部である。
また、パール顔料及びアルミ粉については、上記のよ
うなそれぞれの添加量を満足する範囲であれば特に制限
されないが、パール顔料の特異な色調をアルミ粉の金属
色で阻害しないように、パール顔料をアルミ粉よりも多
く含有させるのが良く、好ましくは、アルミ粉含有量に
対し、パール顔料含有量を重量比で2.5倍以上、更に好
ましくは5倍以上とするのが良い。
うなそれぞれの添加量を満足する範囲であれば特に制限
されないが、パール顔料の特異な色調をアルミ粉の金属
色で阻害しないように、パール顔料をアルミ粉よりも多
く含有させるのが良く、好ましくは、アルミ粉含有量に
対し、パール顔料含有量を重量比で2.5倍以上、更に好
ましくは5倍以上とするのが良い。
上記架橋剤としては、例えば、OH架橋型のポリオール
類、アミン架橋型の有機アミン類及びパーオキサイド架
橋型のパーオキサイド類が好ましく用いられる。
類、アミン架橋型の有機アミン類及びパーオキサイド架
橋型のパーオキサイド類が好ましく用いられる。
上記OH架橋型に用いられるポリオール類は、フッ素系
樹脂バインダーの貯蔵中に硬化する、いわゆるスコーチ
トラブルがなく、しかも架橋速度が速く、架橋剤として
は優れたものである。該ポリオールとしては、例えば、
ビスフェノール、ビスフェノールAF(ヘキサフルオロイ
ソプロピリデンビスフェノール)等が好ましく用いられ
る。尚、該ポリオール類は必要に応じて架橋時に発生す
る酸を除去する酸化マグネシウム、酸化亜鉛、水酸化カ
ルシウム等の受酸剤を添加する。
樹脂バインダーの貯蔵中に硬化する、いわゆるスコーチ
トラブルがなく、しかも架橋速度が速く、架橋剤として
は優れたものである。該ポリオールとしては、例えば、
ビスフェノール、ビスフェノールAF(ヘキサフルオロイ
ソプロピリデンビスフェノール)等が好ましく用いられ
る。尚、該ポリオール類は必要に応じて架橋時に発生す
る酸を除去する酸化マグネシウム、酸化亜鉛、水酸化カ
ルシウム等の受酸剤を添加する。
また、上記アミン架橋型に用いられる有機アミン類
は、架橋速度が早い反面、スコーチトラブルがあるた
め、スコーチ防止剤を添加する必要があり、また、上記
受酸剤も添加する必要がある。該有機アミン類として
は、例えば、ヘキサメチレンジアミン、ヘキサメチレン
ジアミンカルバメート(HMDAc)、チレンジアミンカル
バメート、N、N′−ジシンナミリデン−1,6−ヘキサ
ンジジアミン(DCHDA)等が好ましく用いられる。
は、架橋速度が早い反面、スコーチトラブルがあるた
め、スコーチ防止剤を添加する必要があり、また、上記
受酸剤も添加する必要がある。該有機アミン類として
は、例えば、ヘキサメチレンジアミン、ヘキサメチレン
ジアミンカルバメート(HMDAc)、チレンジアミンカル
バメート、N、N′−ジシンナミリデン−1,6−ヘキサ
ンジジアミン(DCHDA)等が好ましく用いられる。
また、上記パーオキサイド架橋型に用いられるパーオ
キサイド類は、受酸剤を必ずしも必要とせず、しかも架
橋点が安定なC−C結合によってフッ素系樹脂バインダ
ーを構成することができる。該パーオキサイド類として
は、例えば、ベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパー
オキサイド等が好ましく用いられる。
キサイド類は、受酸剤を必ずしも必要とせず、しかも架
橋点が安定なC−C結合によってフッ素系樹脂バインダ
ーを構成することができる。該パーオキサイド類として
は、例えば、ベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパー
オキサイド等が好ましく用いられる。
また、上記架橋剤のフッ素系樹脂バインダーに対する
含有量は、樹脂100重量部に対して1〜20重量部が好ま
しく、2〜15重量部がより好ましく、3〜10重量部が更
に好ましい。
含有量は、樹脂100重量部に対して1〜20重量部が好ま
しく、2〜15重量部がより好ましく、3〜10重量部が更
に好ましい。
また、上記インキ樹脂組成物のメルトフローインデッ
クスは、1〜500が好ましく、20〜400がより好ましく、
30〜300が更に好ましい。メルトフローインデックスが
1未満になると、後述する熱融着の段階での金属板1へ
の密着が低下するため好ましくなく、また、500を超え
ると、文字、図形等の印刷が滲むため好ましくない。
尚、上記メルトフローインデックスは、上記インキ樹脂
組成物の溶剤成分を除いた固形分のもので、熱可塑性樹
脂の溶融時における流動性を表す指標で、例えば、下降
式フローテスターを使用して、温度300℃、荷重30kg/cm
2のもとに、ノズル径1mm、ランド2mmのノズルより1gの
試料を押出し、その際の単位時間に押出される溶融試料
の容量で表され、上記温度は、試料樹脂(フッ素系樹
脂)の溶融成形加工可能な温度領域(流動開始温度と熱
分解開始温度との間の温度範囲)で且つ流動開始温度に
近い温度がである。
クスは、1〜500が好ましく、20〜400がより好ましく、
30〜300が更に好ましい。メルトフローインデックスが
1未満になると、後述する熱融着の段階での金属板1へ
の密着が低下するため好ましくなく、また、500を超え
ると、文字、図形等の印刷が滲むため好ましくない。
尚、上記メルトフローインデックスは、上記インキ樹脂
組成物の溶剤成分を除いた固形分のもので、熱可塑性樹
脂の溶融時における流動性を表す指標で、例えば、下降
式フローテスターを使用して、温度300℃、荷重30kg/cm
2のもとに、ノズル径1mm、ランド2mmのノズルより1gの
試料を押出し、その際の単位時間に押出される溶融試料
の容量で表され、上記温度は、試料樹脂(フッ素系樹
脂)の溶融成形加工可能な温度領域(流動開始温度と熱
分解開始温度との間の温度範囲)で且つ流動開始温度に
近い温度がである。
また、上記溶剤としては、沸点100〜200℃のものが好
ましく、例えば、下記のものが好ましい。
ましく、例えば、下記のものが好ましい。
脂肪族炭化水素;ミネラルスピリット 芳香族炭化水素;キシレン、ソルベントナフタ、テトラ
リン、ジペンテン、トルエン アルコール類;シクロヘキシルアルコール、2−メチル
シクロヘキシルアルコール エステル類;ブチルアセテート ケトン類;シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノ
ン、ジアセトンアルコール、イソホロン グリコール類;エチレングリコール、プロピレングリコ
ール グリコールエーテル類;メチルセロソルブ(エチレング
リコールモノメチルエーテル)、セロソルブ(エチレン
グリコールモノエーテル)、ブチルセロソルブ、カルビ
トール グリコールエーテルエステル;酢酸セロソルブ、酢酸ブ
チルセロソルブ、酢酸カルビトール(ジエチレングリコ
ールモノエチルエーテルアセテート) アミド類;ジメチルフォルムアミド、ジメチルアセトア
ミド また、上記チキソトロピー付与剤としては、コロイダ
ルシリカ(アエロジル#400)、アルミニウムアルコレ
ート、有機ベントナイト、アルミニウムキレート、硫酸
バリウム等が挙げられる。
リン、ジペンテン、トルエン アルコール類;シクロヘキシルアルコール、2−メチル
シクロヘキシルアルコール エステル類;ブチルアセテート ケトン類;シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノ
ン、ジアセトンアルコール、イソホロン グリコール類;エチレングリコール、プロピレングリコ
ール グリコールエーテル類;メチルセロソルブ(エチレング
リコールモノメチルエーテル)、セロソルブ(エチレン
グリコールモノエーテル)、ブチルセロソルブ、カルビ
トール グリコールエーテルエステル;酢酸セロソルブ、酢酸ブ
チルセロソルブ、酢酸カルビトール(ジエチレングリコ
ールモノエチルエーテルアセテート) アミド類;ジメチルフォルムアミド、ジメチルアセトア
ミド また、上記チキソトロピー付与剤としては、コロイダ
ルシリカ(アエロジル#400)、アルミニウムアルコレ
ート、有機ベントナイト、アルミニウムキレート、硫酸
バリウム等が挙げられる。
また、上記インキ樹脂組成物は、そのチキソトロピー
指数(TI値)が2〜8であることが好ましく、3〜7が
より好ましく、4〜6が更に好ましい。尚、TI値は、温
度25゜でBH粘度計を用いてNo.7のローターを使用し、回
転数2及び20回転で測定された粘度N2とN20の比、即
ち、 TI=N2/N20で示される。
指数(TI値)が2〜8であることが好ましく、3〜7が
より好ましく、4〜6が更に好ましい。尚、TI値は、温
度25゜でBH粘度計を用いてNo.7のローターを使用し、回
転数2及び20回転で測定された粘度N2とN20の比、即
ち、 TI=N2/N20で示される。
また、上記顔料または染料は、その目的、用途に応じ
適宜選択して用いられる。
適宜選択して用いられる。
上記顔料としては、無機顔料と有機顔料と体質顔料が
ある。無機顔料としては、酸化チタン、カーボンブラッ
ク、弁柄、鉄黒、紺青、群青、亜鉛華、黄鉛、クロムバ
ーミリオン、コバルトブルー、焼成グリーン、硫化亜
鉛、ブロンズ粉、アルミニウム粉、パール顔料等が好ま
しく用いられ、また、有機顔料としては、不溶性アゾ類
アゾレーキ類、キナクリドンレッド、カーミンレッド、
ウオッチングレッド、縮合アゾレッド、ペリレンレッ
ド、アンスラキノン、ジスアゾオレンジ、ジニトロアニ
リンオレンジ、アセトロンオレンジ、ジスアゾイエロ
ー、ハンザイエロー、アセトロンイエロー、塩素化フタ
ロシアニン、ブリリアンオグリーンレーキ、フタロシア
ニン、インダスレンブルー、ジオキサジンバイオレッ
ト、メチルバイオレット、蛍光顔料、蓄光顔料等が好ま
しく用いられ、体質顔料としては、沈降性硫酸バリウ
ム、炭酸カルシウム、アルミナホワイト、クレー等が好
ましく用いられる。
ある。無機顔料としては、酸化チタン、カーボンブラッ
ク、弁柄、鉄黒、紺青、群青、亜鉛華、黄鉛、クロムバ
ーミリオン、コバルトブルー、焼成グリーン、硫化亜
鉛、ブロンズ粉、アルミニウム粉、パール顔料等が好ま
しく用いられ、また、有機顔料としては、不溶性アゾ類
アゾレーキ類、キナクリドンレッド、カーミンレッド、
ウオッチングレッド、縮合アゾレッド、ペリレンレッ
ド、アンスラキノン、ジスアゾオレンジ、ジニトロアニ
リンオレンジ、アセトロンオレンジ、ジスアゾイエロ
ー、ハンザイエロー、アセトロンイエロー、塩素化フタ
ロシアニン、ブリリアンオグリーンレーキ、フタロシア
ニン、インダスレンブルー、ジオキサジンバイオレッ
ト、メチルバイオレット、蛍光顔料、蓄光顔料等が好ま
しく用いられ、体質顔料としては、沈降性硫酸バリウ
ム、炭酸カルシウム、アルミナホワイト、クレー等が好
ましく用いられる。
また、上記染料としては、通常の酸性染料、塩基性染
料、油溶染料、分散染料が用いられ、油溶染料として
は、アゾ系、トリアリールメタン系、アントラキノン
系、アジン系のものが用いられる。
料、油溶染料、分散染料が用いられ、油溶染料として
は、アゾ系、トリアリールメタン系、アントラキノン
系、アジン系のものが用いられる。
また、その他の添加剤としては、従来公知のゲル化
剤、増粘剤、酸化防止剤、消泡剤、つや消し剤、紫外線
吸収剤、光安定剤が用いられ、また、必要に応じてベン
ジルトリエールフォスオニウムクロリド等の硬化触媒が
用いられる。
剤、増粘剤、酸化防止剤、消泡剤、つや消し剤、紫外線
吸収剤、光安定剤が用いられ、また、必要に応じてベン
ジルトリエールフォスオニウムクロリド等の硬化触媒が
用いられる。
上記インキ樹脂組成物は、上述の各成分からなるもの
で、各成分の好ましい配合割合は、フッ素系樹脂バイン
ダー100重量部に対し、溶剤50〜150重量部、チキソトロ
ピー付与剤2〜10重量部で、これに目的、用途に応じて
適量の顔料または染料(通常10〜400重量部)、及びそ
の他の添加剤を加え、更に、必要に応じて硬化触媒を0.
1〜2重量部添加することできる。また、各成分の配合
に際しては、得られる樹脂組成物のメルトフローインデ
ックスが1〜500となるように各成分及びそれらの配合
量を適宜選定する。
で、各成分の好ましい配合割合は、フッ素系樹脂バイン
ダー100重量部に対し、溶剤50〜150重量部、チキソトロ
ピー付与剤2〜10重量部で、これに目的、用途に応じて
適量の顔料または染料(通常10〜400重量部)、及びそ
の他の添加剤を加え、更に、必要に応じて硬化触媒を0.
1〜2重量部添加することできる。また、各成分の配合
に際しては、得られる樹脂組成物のメルトフローインデ
ックスが1〜500となるように各成分及びそれらの配合
量を適宜選定する。
また、上記フッ素樹脂フィルム3を形成するフッ素系
樹脂としては、エチレン−四フッ化エチレン系共重合
体、三フッ化エチレン共重合体、フッ化ビニリデン共重
合体、フッ化ビニル重合体、フッ化アルコキシエチレン
樹脂、四フッ化エチレン樹脂、テトラフルオロエチレン
−六フッ化プロピレン共重合体等が好ましく、更に、エ
チレン−四フッ化エチレン系共重合体がより好ましく、
その中でも、四フッ化エチレン/エチレンの含有モル比
が40/60〜60/40で、且つ一般式CH2=CH−Cn F2n+1
(但し、式中のnは2〜10の整数である)で表されるパ
ーフルオロアルキルビニルモノマーの含有量が0.1〜10
モル%であり、そのメルトフローインデックスが10〜50
0mm3/秒であるものが好ましい。メルトフローインデッ
クスがこの範囲にあると、上記フッ素系樹脂フィルム3
の上記金属板1に対する密着強度が大きくなって剥離し
ない良好な樹脂被覆金属を得ることができる。尚、上記
メルトフローインデックスは、前記フッ素系樹脂組成物
の場合と同様に測定される。
樹脂としては、エチレン−四フッ化エチレン系共重合
体、三フッ化エチレン共重合体、フッ化ビニリデン共重
合体、フッ化ビニル重合体、フッ化アルコキシエチレン
樹脂、四フッ化エチレン樹脂、テトラフルオロエチレン
−六フッ化プロピレン共重合体等が好ましく、更に、エ
チレン−四フッ化エチレン系共重合体がより好ましく、
その中でも、四フッ化エチレン/エチレンの含有モル比
が40/60〜60/40で、且つ一般式CH2=CH−Cn F2n+1
(但し、式中のnは2〜10の整数である)で表されるパ
ーフルオロアルキルビニルモノマーの含有量が0.1〜10
モル%であり、そのメルトフローインデックスが10〜50
0mm3/秒であるものが好ましい。メルトフローインデッ
クスがこの範囲にあると、上記フッ素系樹脂フィルム3
の上記金属板1に対する密着強度が大きくなって剥離し
ない良好な樹脂被覆金属を得ることができる。尚、上記
メルトフローインデックスは、前記フッ素系樹脂組成物
の場合と同様に測定される。
上記樹脂被覆金属の製造方法は、特に制限されず、任
意の方法を採用できる。例えば、予め上記インキ樹脂組
成物によって印刷層2が形成されたフッ素系樹脂フィル
ム3を用意し、該フッ素系樹脂フィルムを上記印刷層2
を内側にして表面処理の施された金属板1の表面に熱融
着することによって本発明の樹脂被覆金属を製造するこ
とができる。また、この場合、上記印刷層2を外側にし
て上記フッ素系樹脂フィルムを上記金属板に熱融着して
もよい。また、予め上記インキ樹脂組成物によって印刷
層2が形成された上記金属板1の表面に、上記フッ素系
樹脂フィルムを熱融着することによっても本発明の樹脂
被覆金属を製造することができる。
意の方法を採用できる。例えば、予め上記インキ樹脂組
成物によって印刷層2が形成されたフッ素系樹脂フィル
ム3を用意し、該フッ素系樹脂フィルムを上記印刷層2
を内側にして表面処理の施された金属板1の表面に熱融
着することによって本発明の樹脂被覆金属を製造するこ
とができる。また、この場合、上記印刷層2を外側にし
て上記フッ素系樹脂フィルムを上記金属板に熱融着して
もよい。また、予め上記インキ樹脂組成物によって印刷
層2が形成された上記金属板1の表面に、上記フッ素系
樹脂フィルムを熱融着することによっても本発明の樹脂
被覆金属を製造することができる。
また、フッ素系樹脂フィルム3に印刷層2を形成する
方法は、上記インキ樹脂組成物の薄膜を密着形成し得る
手段であれば特に制限されないが、上記インキ樹脂組成
物をスクリーン印刷によって上記フッ素系樹脂フィルム
3に印刷することによって印刷層2を形成する方法や金
属板1に上記インキ樹脂組成物を直接印刷する方法等が
ある。
方法は、上記インキ樹脂組成物の薄膜を密着形成し得る
手段であれば特に制限されないが、上記インキ樹脂組成
物をスクリーン印刷によって上記フッ素系樹脂フィルム
3に印刷することによって印刷層2を形成する方法や金
属板1に上記インキ樹脂組成物を直接印刷する方法等が
ある。
以下、印刷層2をフッ素系樹脂フィルム3に形成する
具体的方法について説明する。
具体的方法について説明する。
フッ素系樹脂フィルム3としては、例えば、厚さ5〜
1000μmのものを用い、また、スクリーン印刷に用いる
スクリーンとしては、例えば、目開き100〜300メッシュ
のスクリーンを用い、厚さ1〜100μのインキ樹脂組成
物の薄膜(印刷層2)が得られるようにする。
1000μmのものを用い、また、スクリーン印刷に用いる
スクリーンとしては、例えば、目開き100〜300メッシュ
のスクリーンを用い、厚さ1〜100μのインキ樹脂組成
物の薄膜(印刷層2)が得られるようにする。
また、上記フッ素系樹脂フィルム3に、上記インキ樹
脂組成物を印加するに先立ってフッ素系樹脂フィルム3
の表面を、コロナ放電処理、プラスト処理、ナトリウム
エッチング処理等を施して、その表面のぬれ指数が、例
えば35ダイン以上となるように活性化して置くことが密
着性を高める上で好ましい。
脂組成物を印加するに先立ってフッ素系樹脂フィルム3
の表面を、コロナ放電処理、プラスト処理、ナトリウム
エッチング処理等を施して、その表面のぬれ指数が、例
えば35ダイン以上となるように活性化して置くことが密
着性を高める上で好ましい。
而して、スクリーン印刷によって上記樹脂被覆金属に
おける印刷層2を得るには、上述の如く処理したフッ素
系樹脂フィルム3に、上記スクリーンを用いて、常法に
より上記インキ樹脂組成物を印刷すればよい。その際、
上記インキ樹脂組成物のチキソトロピーが3未満になる
と版切れ不良、糸引きなどの不都合を生じ、また、8を
超えるとスクリーン目の発生、セルフレベリング性の低
下などの不都合を発生する虞がある。
おける印刷層2を得るには、上述の如く処理したフッ素
系樹脂フィルム3に、上記スクリーンを用いて、常法に
より上記インキ樹脂組成物を印刷すればよい。その際、
上記インキ樹脂組成物のチキソトロピーが3未満になる
と版切れ不良、糸引きなどの不都合を生じ、また、8を
超えるとスクリーン目の発生、セルフレベリング性の低
下などの不都合を発生する虞がある。
上述の如くして一面に印刷層2が形成されたフィルム
素系樹脂フィルム3を、印刷層2を内側にして所定の表
面処理を施した上記金属板1を表面に重ね、次いで、26
0〜360℃に加熱して熱融着することによって本発明の樹
脂被覆金属が製造される。
素系樹脂フィルム3を、印刷層2を内側にして所定の表
面処理を施した上記金属板1を表面に重ね、次いで、26
0〜360℃に加熱して熱融着することによって本発明の樹
脂被覆金属が製造される。
本発明においては、印刷層2を形成するインキ組成物
が、金属粉を所定量含有し且つその固形物のメルトフロ
ーインデックスが1〜500に調整されているため、上記
の如く熱融着する場合においても、印刷のパターン形状
を鮮明に維持することができると同時に堅牢な印刷層2
を金属板1の表面に熱融着させることができる。
が、金属粉を所定量含有し且つその固形物のメルトフロ
ーインデックスが1〜500に調整されているため、上記
の如く熱融着する場合においても、印刷のパターン形状
を鮮明に維持することができると同時に堅牢な印刷層2
を金属板1の表面に熱融着させることができる。
尚、本発明の樹脂被覆金属は、上途した金属板1に制
限されるものではなく、フッ素系樹脂フィルムが熱融着
するものであれば任意の形態からなるものであってもよ
い。
限されるものではなく、フッ素系樹脂フィルムが熱融着
するものであれば任意の形態からなるものであってもよ
い。
本発明の樹脂被覆金属によれば、フッ素系樹脂フィル
ムが金属に強固に融着して金属から剥離し難く、しかも
メタリック調の美麗な印刷層を形成することができる。
ムが金属に強固に融着して金属から剥離し難く、しかも
メタリック調の美麗な印刷層を形成することができる。
次に、本発明を下記実施例に基づいてより具体的に説
明する。
明する。
実施例1 まず、ジフルオロエチレン−テトラフルオロエチレン
−ヘキサフルオロプロピレン共重合樹脂(カイナー930
1:三菱油化(株)製)をイソホロン及びシクロヘキサノ
ンからなる混合溶剤に対して下記割合になるように溶解
させた。
−ヘキサフルオロプロピレン共重合樹脂(カイナー930
1:三菱油化(株)製)をイソホロン及びシクロヘキサノ
ンからなる混合溶剤に対して下記割合になるように溶解
させた。
カイナー9310 ;100g イソホロン ; 75g シクロヘキサノン; 75g 次いで、上記樹脂溶液を下記成分を下記割合になるよ
うに調整した配合物をインキミルによって分散混練して
メタリック調のインキ樹脂組成物を作製した。
うに調整した配合物をインキミルによって分散混練して
メタリック調のインキ樹脂組成物を作製した。
(a)カイナー9301;100g (b)アルミニウム粉(ミラグロ−1000、東洋アルミ
製);30g (c)コロイダルシリカ;10g (d)硫酸バリウム;5g (e)酸化マグネシウム;5g 尚、該インキ樹脂組成物のチキソトロピーインデック
スは6であった。
製);30g (c)コロイダルシリカ;10g (d)硫酸バリウム;5g (e)酸化マグネシウム;5g 尚、該インキ樹脂組成物のチキソトロピーインデック
スは6であった。
上記インキ樹脂組成物を用いて、50μmのエチレン−
テトラフルオロエチレン共重合樹脂(アフロンCOP:旭硝
子(株)製)フィルム上に、180メッシュのスクリーン
を用いてフィルム全面にスクリーン印刷を施した後、12
0℃で60分間熱風乾燥を行った。このフィルムの印刷層
の厚みを測定したところで、その厚さが15μmであっ
た。こうして得られた印刷フィルムを特願平1−73899
号公報、特願平1−139155号公報それぞれに示されてい
る方法で厚さ2mmのアルミニウム板(JIS A3004グレー
ド)に熱融着を行って、本発明品1を作製した。
テトラフルオロエチレン共重合樹脂(アフロンCOP:旭硝
子(株)製)フィルム上に、180メッシュのスクリーン
を用いてフィルム全面にスクリーン印刷を施した後、12
0℃で60分間熱風乾燥を行った。このフィルムの印刷層
の厚みを測定したところで、その厚さが15μmであっ
た。こうして得られた印刷フィルムを特願平1−73899
号公報、特願平1−139155号公報それぞれに示されてい
る方法で厚さ2mmのアルミニウム板(JIS A3004グレー
ド)に熱融着を行って、本発明品1を作製した。
実施例2 実施例1におけるカイナー9301の代わりにテクノフロ
ンTN50(旭モント(株)製)を用いた以外は全て実施例
1と同様にして本発明品2を作製した。
ンTN50(旭モント(株)製)を用いた以外は全て実施例
1と同様にして本発明品2を作製した。
実施例3 実施例1におけるカイナー9301の代わりにフッ化ビニ
リデン樹脂(カイナー301F)を、混合溶剤イソホロン−
シクロヘキサノンの代わりにメチルエチルケトンをそれ
ぞれ用いて、本発明品3を作製した。
リデン樹脂(カイナー301F)を、混合溶剤イソホロン−
シクロヘキサノンの代わりにメチルエチルケトンをそれ
ぞれ用いて、本発明品3を作製した。
実施例4 実施例1におけるアルミニウム粉の代わりに銅粉平均
粒度80μを用いた以外は全て実施例1と同様にして本発
明品4を作成した。
粒度80μを用いた以外は全て実施例1と同様にして本発
明品4を作成した。
実施例5 実施例1におけるアルミニウム粉の代わりにステンレ
ス粉平均粒度50μを用いた以外は全て実施例1と同様に
して本発明品5を作成した。
ス粉平均粒度50μを用いた以外は全て実施例1と同様に
して本発明品5を作成した。
実施例6 実施例1に更にイリオジン500WII(酸化鉄コーテイン
グマイカ)5g、フタロシアニンブルー5gを用いた以外全
て実施例1と同様にして本発明品6を作成した。
グマイカ)5g、フタロシアニンブルー5gを用いた以外全
て実施例1と同様にして本発明品6を作成した。
上記本発明品1〜6それぞれについてテーバー摩耗、
耐候性、及び曲げ加工性それぞれの試験を行って、それ
ぞれを下記基準に従って評価し、それぞれの評価結果を
下記第1表に示した。
耐候性、及び曲げ加工性それぞれの試験を行って、それ
ぞれを下記基準に従って評価し、それぞれの評価結果を
下記第1表に示した。
下記第1表に示す結果からも明らかなように、本発明
品1〜6は、いずれもテーバー摩耗、耐候性及び曲げ加
工性のいずれも優れていることが判った。
品1〜6は、いずれもテーバー摩耗、耐候性及び曲げ加
工性のいずれも優れていることが判った。
第1表中、テーバー摩耗、耐候性及び曲げ加工性はそ
れぞれ下記基準による評価を示すものである。
れぞれ下記基準による評価を示すものである。
テーバー摩耗:JIS−K7204に規定される摩耗試験機を用
いて、荷重500gf、回転数1000回転の条件で摩耗試験を
行った。◎は良好、△はやや不良、×は不良である。
いて、荷重500gf、回転数1000回転の条件で摩耗試験を
行った。◎は良好、△はやや不良、×は不良である。
耐候性 :JIS A1415−1977に示されるWS型サンシャ
インカーボン(スガ試験機製)を用いて、5000時間の促
進暴露試験を行い、保存試験片と外観変化を比較した。
保存試験変の外観と殆ど変わらない場合を◎、多少変化
している場合を○で示した。
インカーボン(スガ試験機製)を用いて、5000時間の促
進暴露試験を行い、保存試験片と外観変化を比較した。
保存試験変の外観と殆ど変わらない場合を◎、多少変化
している場合を○で示した。
曲げ加工性 :長さ100mm、幅50mm、厚さ2mmの試験片の
中央に直径2mmの鋼製丸棒を配し、該丸棒を支点として1
80゜の曲げ加工を行い、その際に曲げ部分に生じるクラ
ック・剥離の有無を調べ、クラック・剥離が無い場合を
◎で、多少ある場合を○、かなりある場合を△でしめし
た。
中央に直径2mmの鋼製丸棒を配し、該丸棒を支点として1
80゜の曲げ加工を行い、その際に曲げ部分に生じるクラ
ック・剥離の有無を調べ、クラック・剥離が無い場合を
◎で、多少ある場合を○、かなりある場合を△でしめし
た。
本発明の樹脂被覆金属は、メタリック調色調が美麗で
金属の表面に表示された文字、図形等の表示内容が堅牢
で、剥離し難いものである。
金属の表面に表示された文字、図形等の表示内容が堅牢
で、剥離し難いものである。
第1図は本発明の樹脂被覆金属の一例を拡大して示す部
分断面図である。 1……金属板 2……印刷層 3……フッ素系樹脂フィルム
分断面図である。 1……金属板 2……印刷層 3……フッ素系樹脂フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B32B 15/08
Claims (5)
- 【請求項1】金属の表面に、インキ樹脂組成物よって形
成された印刷層を有するフッ素系樹脂フィルムが熱融着
されてなり、且つ上記インキ樹脂組成物は金属粉を含有
してなることを特徴とするメタリック調樹脂被覆金属。 - 【請求項2】上記印刷層が、上記フッ素系樹脂フィルム
と上記金属の表面との間に介在する、請求項(1)記載
のメタリック調樹脂被覆金属。 - 【請求項3】上記インキ樹脂組成物のメルトフローイン
デックスが、1〜500である、請求項(1)または
(2)記載のメタリック調樹脂被覆金属。 - 【請求項4】上記インキ樹脂組成物が、フッ素系樹脂組
成物を主成分とする、請求項(1)〜(3)のいずれか
一つに記載のメタリック調樹脂被覆金属。 - 【請求項5】上記金属が、アルミニウムまたはアルミニ
ウム系合金である、請求項(1)〜(4)のいずれか一
つに記載のメタリック調樹脂被覆金属。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2252001A JP2958088B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 樹脂被覆金属 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2252001A JP2958088B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 樹脂被覆金属 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04131231A JPH04131231A (ja) | 1992-05-01 |
| JP2958088B2 true JP2958088B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=17231180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2252001A Expired - Lifetime JP2958088B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 樹脂被覆金属 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2958088B2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-25 JP JP2252001A patent/JP2958088B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04131231A (ja) | 1992-05-01 |
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