JP2967962B2 - フルイディックガスメータにおけるフローセンサのゼロ点補正方法 - Google Patents

フルイディックガスメータにおけるフローセンサのゼロ点補正方法

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JP2967962B2
JP2967962B2 JP4311960A JP31196092A JP2967962B2 JP 2967962 B2 JP2967962 B2 JP 2967962B2 JP 4311960 A JP4311960 A JP 4311960A JP 31196092 A JP31196092 A JP 31196092A JP 2967962 B2 JP2967962 B2 JP 2967962B2
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flow sensor
zero point
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克人 酒井
裕一 長野
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Tokyo Gas Co Ltd
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Tokyo Gas Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フルイディックガスメ
ータに組み込まれたフローセンサのゼロ点補正方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】フルイディックガスメータにおいて、低
流量域の計測に使用されるフローセンサの場合、ゼロ流
量域での測定誤差の心配があることから、これを無くす
るために、このゼロ流量付近でのドリフトを自動的に除
去する所謂ゼロ点補正が行われる。特開平4−208818号
公報には、このゼロ点補正方法が示されており、その内
容は、許容し得るシフト量の絶対値の最大値をしきい値
に設定し、フローセンサの出力の絶対値が前記しきい値
以下の場合に限って、そのパルス数を仮想的にフローセ
ンサのゼロ点とみなしてシフト量を推定し、パルス数が
しきい値より大きい場合には、流量があったものとみな
してシフト量の更新は行わず、その時の補正量を用いて
流量を補正するフローセンサのゼロ点補正方法である。
【0003】
【課題が解決しようとする課題】しかし、上記公知例に
おいては、次のような欠点がある。
【0004】ガス流量がない状態において、フローセン
サの出力はゼロ点の微小なシフトを除いて、まったく無
いと考えることが出来るが、高性能のセンサの場合、実
際には内管の圧力変動や他所の器具使用によってフロー
センサが取り付けられているフルイディック素子のノズ
ル部分に微小の流れが起き、このため、フローセンサの
パルス数のばらつきが大きくなり、図5のようにゼロ点
とみなされるしきい値内に入らず、斜線部分のパルス数
の誤積算が行われる恐れがある。また、ガスメーターに
おいて必要検出流量が流れている時においてもフローセ
ンサのパルス数のばらつきにより、図6のように実際に
は斜線部分において流量があるにも拘らず、ゼロ点とみ
なされるしきい値内にフローセンサのパルス数が入り、
ゼロ点の推定が誤って行われることになる。したがっ
て、ゼロ点の誤推定や、誤積算を防ぐためには、フロー
センサのパルス数のばらつきが比較的少ないときにのみ
ゼロ点の推定を行い、ばらつきが大きいときには推定を
行わないようにする必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は斯る点に鑑みて
提案されるもので、そのゼロ点補正方法は次のとおりで
ある。
【0006】1.フローセンサを通過する流量が0の時
の当該フローセンサ出力の推定値P0を設定し、当該フ
ローセンサで実際に計測された値PからP0を差し引い
た値の絶対値としきい値THとを比較し、前記絶対値が
Hより小さい場合であって、しかも、需要家毎に1日
のガスの使用状況を測定し、この中から一番使用量の少
ない時刻において前記絶対値を仮想的に当該フローセン
サのゼロ点とみなしてシフト量を推定し、このシフト量
でゼロ点補正を行い、前記絶対値がTHよりも大きい場
合には流量があったものとみなしてシフト量の更新を行
わず、その時の補正量を用いて流量を補正するフルイデ
ィックガスメータにおけるフローセンサのゼロ点補正方
法。
【0007】2.フローセンサを通過する流量が0の時
の当該フローセンサ出力の推定値P0を設定し、当該フ
ローセンサで実際に計測された値PからP0を差し引い
た値の絶対値としきい値THとを比較し、前記絶対値が
Hより小さい場合であって、しかもあらかじめ設定さ
れた小さなばらつきの範囲内のときにのみその絶対値を
仮想的にフローセンサのゼロ点とみなしてシフト量を推
定してゼロ点補正を行い、絶対値がTHより大きい場合
には、流量があったものとみなしてシフト量の更新は行
わず、その時の補正量を用いて流量を補正するフルイデ
ィックガスメータにおけるフローセンサにおけるゼロ点
補正方法。
【0008】
【作用】上記構成1の場合、ゼロ点補正を行う時刻は、
ガスメータが取り付けられている地域或いは需要家の生
活形態により異なる。例えば、住宅地において最も外乱
が少ないのは深夜の0〜3時と考えられるが、深夜営業
の店が多い歓楽地域とか深夜営業の店の場合には、午前
中の8〜10時ごろと考えられる。したがって、カレンダ
ータイマーの設定時刻は、このような時刻を考慮して、
夫々の需要家の条件に合わせて設定され、この時刻にゼ
ロ点補正回路を起動してゼロ点補正を行い、他の時刻に
は行わない。
【0009】構成2の場合、どの程度のパルスのばらつ
きを基準にするかは、データを基に決定することがで
き、この基準内にパルスが入っているときにのみ補正を
行う。
【0010】
【実施例】その1(請求項1に対応) フローセンサを含むフルイディックガスメータのゼロ点
補正回路を含む積算回路内にカレンダータイマー回路を
付加し、このカレンダータイマー回路により毎日又は一
定の期間ごとにゼロ点補正回路を起動する。このゼロ点
補正回路の構成は、前記した特開平4−208818号公報に
掲載されているものと同様である。
【0011】図1は、カレンダータイマー回路付ゼロ点
補正の方法をフローシートで示したもので、先ず、スタ
ート後、流量0の時のフローセンサ出力の推定値P0
設定し、フローセンサで実際に計測された値PからP0
を差し引いた値の絶対値としきい値THとを比較し、TH
より小さい場合であって、しかも設定された一定の日ま
たは時刻である場合にのみそのパルス数(出力)を仮想
的にフローセンサのゼロ点とみなしてシフト量を推定し
てゼロ点補正を行い、パルス数がしきい値より大きい場
合には、流量があったものとみなしてシフト量の更新は
行わず、その時の補正量を用いて流量を補正するもので
ある。
【0012】その2(請求項2に対応) 図2は、流量のばらつきに注目してゼロ点補正を行うも
ので、このゼロ点補正方法は、先ず、スタート後、流量
0の時のフローセンサ出力の推定値P0を設定し、フロ
ーセンサで実際に計測された値PからP0を差し引いた
値の絶対値としきい値THとを比較し、THより小さい場
合であって、しかもあらかじめ設定された小さなばらつ
きの範囲内のときにのみそのパルス数(出力)を仮想的
にフローセンサのゼロ点とみなしてシフト量を推定して
ゼロ点補正を行い、パルス数がしきい値より大きい場合
には、流量があったものとみなしてシフト量の更新は行
わず、その時の補正量を用いて流量を補正するものであ
る。
【0013】図3はフローセンサのパルスのばらつきが
少ないため誤積算されなくなる場合を示し、図4はフロ
ーセンサの必要検出流量時にパルス数のばらつきが少な
いためゼロ点補正がされない場合を示している。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように、最も外乱が少な
い時刻又はばらつきの少ない時を選んでゼロ点補正を行
うため、外乱によるゼロ点誤補正、流量の誤積算の頻度
が少なくなり、高精度で低流量域での流量計測が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カレンダータイマーを利用するゼロ点補正方法
のフローを示す説明図。
【図2】パルスのばらつきが少ないときにゼロ点補正を
行う方法のフローを示す説明図。
【図3】パルス数のばらつきが少ないため誤積算されな
い説明図。
【図4】必要検出流量時にパルス数のばらつきが少ない
ためゼロ点補正がされない説明図。
【図5】パルス数のばらつきが大きいために誤積算され
る例の説明図。
【図6】必要検出流量時にパルス数のばらつきが大きい
ためにゼロ点補正がかかってしまう例の説明図。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01F 25/00 G01F 1/00 G01F 1/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フローセンサを通過する流量が0の時の
    当該フローセンサ出力の推定値P0を設定し、当該フロ
    ーセンサで実際に計測された値PからP0を差し引いた
    値の絶対値としきい値THとを比較し、前記絶対値がTH
    より小さい場合であって、しかも、需要家毎に1日のガ
    スの使用状況を測定し、この中から一番使用量の少ない
    時刻において前記絶対値を仮想的に当該フローセンサの
    ゼロ点とみなしてシフト量を推定し、このシフト量でゼ
    ロ点補正を行い、前記絶対値がTHよりも大きい場合に
    は流量があったものとみなしてシフト量の更新を行わ
    ず、その時の補正量を用いて流量を補正するフルイディ
    ックガスメータにおけるフローセンサのゼロ点補正方
    法。
  2. 【請求項2】 フローセンサを通過する流量が0の時の
    当該フローセンサ出力の推定値P0を設定し、当該フロ
    ーセンサで実際に計測された値PからP0を差し引いた
    値の絶対値としきい値THとを比較し、前記絶対値がTH
    より小さい場合であって、しかもあらかじめ設定された
    小さなばらつきの範囲内のときにのみその絶対値を仮想
    的にフローセンサのゼロ点とみなしてシフト量を推定し
    てゼロ点補正を行い、絶対値がTHより大きい場合に
    は、流量があったものとみなしてシフト量の更新は行わ
    ず、その時の補正量を用いて流量を補正するフルイディ
    ックガスメータにおけるフローセンサにおけるゼロ点補
    正方法。
JP4311960A 1992-11-20 1992-11-20 フルイディックガスメータにおけるフローセンサのゼロ点補正方法 Expired - Fee Related JP2967962B2 (ja)

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JPH06160158A JPH06160158A (ja) 1994-06-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003075224A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Osaka Gas Co Ltd ガス漏洩検知機能を備えた流量計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003075224A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Osaka Gas Co Ltd ガス漏洩検知機能を備えた流量計

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