JP2969005B2 - 人工ハンググライダー施設 - Google Patents

人工ハンググライダー施設

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JP2969005B2
JP2969005B2 JP2043891A JP2043891A JP2969005B2 JP 2969005 B2 JP2969005 B2 JP 2969005B2 JP 2043891 A JP2043891 A JP 2043891A JP 2043891 A JP2043891 A JP 2043891A JP 2969005 B2 JP2969005 B2 JP 2969005B2
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slope
hang glider
hang
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blower
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幸嗣 船橋
美樹 富吉
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Tobishima Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手軽にハンググライダー
飛行が楽しめる人工の施設に関する。
【0002】この種の施設によれば、地理的条件や気流
の状態などに左右されることなくハンググライダーによ
る飛行を行うことが可能となる。
【0003】
【発明の背景】近年、スカイダイビングなどに代表され
るスカイスポーツが注目されており、中でもハンググラ
イダーは人気が高く、参加希望者も増大している。
【0004】しかし、ハンググライダーの飛行に適する
場所(傾斜がゆるく障害物のない草原、砂丘など)は一
般に都市部から遠く隔れているので、現地までの往復移
動に多くの時間と体力を費すこととなり、これにともな
い経済的負担も増えるため、都市居住者が手軽に楽しめ
るスポーツとはいい難い。
【0005】さらに、上述した地理的条件に加えて天候
状態や気流状態が良好でないと安全な飛行が行えず、特
に安定した気流条件のもとで基礎練習を繰り返す必要の
ある初心者および初中級者にとってはわずかな気流の変
化でも飛行への影響が大きいので、飛行を諦めなければ
ならない場合が少なくない。
【0006】従って、ハンググライダーは人気の高いス
ポーツであるにもかかわらず、その醍醐味を味わう前に
飛行への意欲を失ってしまう者が多いという残念な事態
を招いている。
【0007】
【発明の目的】本発明は上記事情に鑑み創案されたもの
で、その目的は、初心者からベテランまで幅広い層の人
が手軽にハンググライダーによる飛行を楽しめる人工の
施設を提供することにある。
【0008】
【発明の構成】上記目的を達成するために、本発明に係
る施設は以下のように構成されている。
【0009】第1の発明に係る人工ハンググライダー施
設においては、傾斜面の勾配が可変とされたスロープ
(10)と、スロープ(10)の上部に設けられ、前記
スロープ(10)の勾配変更に連動して昇降可能なハン
ググライダー離陸用の飛び降り台(12)と、スロープ
(10)の上方に設けられたレール(18)と、前記レ
ール(18)上を走行する車輪を備え、レール(18)
の軸心方向に向かって移動する台車(20)と、台車
(20)に吊り下げられた状態で支持されるハングライ
ダーと、離陸したハンググライダーに向かって送風す
る、前記飛び降り台(12)の反対側に位置するハング
ライダー着地面側に設置された送風機(14)と、送風
機(14)の送風口前面に張設されたネット(16)
と、を有し、前記ハングライダーは、ハングライダーの
前後端部と接続してループ状態とされたロープ(42)
が前記台車(20)内の前後部に設けられたローラ(4
6,46)に係止して吊り下げられ、かつ前記ロープ
(42)の軸心方向への移動が可能にされてローラ(4
6,46)に吊り下げられ、ハングライダーの吊り下げ
角度が変更自在とされた、ことを特徴とする。
【0010】第2の発明に係る人工ハンググライダー施
設においては、傾斜面の勾配が可変とされたスロープ
(10)と、スロープ(10)の上部に設けられ、前記
スロープ(10)の勾配変更に連動して昇降可能なハン
ググライダー離陸用の飛び降り台(12)と、スロープ
(10)の上方に設けられたレール(18)と、前記レ
ール(18)上を走行する車輪を備え、レール(18)
の軸心方向に向かって移動する台車(20)と、台車
(20)に吊り下げられた状態で支持されるハングライ
ダーと、離陸したハンググライダーに向かって送風す
る、前記飛び降り台(12)の反対側に位置するハング
ライダー着地面側に設置された送風機(14)と、送風
機(14)の送風口前面に張設されたネット(16)
と、を有し、前記ハングライダーは、ハングライダーの
前後端部と接続してループ状態とされたロープ(42)
が前記台車(20)内の前後部に設けられたローラ(4
6,46)に係止して吊り下げられ、かつ前記ロープ
(42)の軸心方向への移動が可能にされてローラ(4
6,46)に吊り下げられ、ハングライダーの吊り下げ
角度が変更自在とされると共に、前記ロープ(42)に
は、膨出部からなるストッパー(48,48)が設けら
れてハングライダー吊り下げ角度変更の制御がされてい
る、ことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明では、人工のスロープ10が設けられて
おり、スロープ10上部の飛び降り台12から離陸した
ハンググライダーに向かって地上側から送風が行なわれ
るので、ハンググライダーの飛行に最適な環境を提供す
ることが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例
を説明する。
【0013】図1には実施例の全体構成が示されてい
る。
【0014】大架構建築物22の内部に形成された空間
には傾斜のゆるいスロープ10が設けられており、スロ
ープ10の上部にはハンググライダー離陸用の飛び降り
台12が設けられている。
【0015】スロープ10の下面は図示しない昇降装置
で支持されており、スロープ10の勾配を簡単に変える
ことができる。
【0016】その際には変化するスロープ10の勾配に
合わせて飛び降り台12も昇降する。
【0017】スロープ10の下端にはハンググライダー
23が着陸する着地面24が形成されており、着地面2
4の前面側には送風口26が設けられている。
【0018】送風口26へ通じるダクト内には送風機1
4が設置されており、送風口26から離陸したハンググ
ライダー23に向かって送風機14により送風が行なわ
れる。
【0019】送風口26の前面にはハンググライダー2
3衝突防止用のネット16が張設されており、ネット1
6の後方にはスロープ10の勾配調整と送風口26から
の送風調整を行なう司令操作室32が設けられている。
【0020】さらに、スロープ10上部の飛び降り台1
2後方には排気口34が設けられており、騒音・内部空
調を考慮して排気口34からダクト35を介して送風口
26側へ連通することも可能である。
【0021】また、スロープ10上の天井36にはスロ
ープ10の勾配に沿ってレール18が設けられており、
図2のようにレール18を走行する台車20にハンググ
ライダー23を吊り下げることで、初心者であっても飛
行を楽しめる構造とされている。
【0022】スロープ10下の空間にはハンググライダ
ー23と操縦者を飛び降り台12へ運ぶ輸送設備(図示
せず)が設置可能である。
【0023】また、スロープ10を囲む壁面にはウイン
ドウ38が設けられており、ウインドウ38で仕切られ
た隣室にはテナント40が入っている。
【0024】このため、テナント40側からハンググラ
イダー23の飛行を観覧できる。
【0025】さらに、スロープ10を囲む天井、壁、床
にスクリーンを設置し、ハンググライダー搭載のカメラ
によるシーンなどを前記スクリーンへ写し出すことによ
り、飛行者および観覧者に臨場感を与えたり、飛行のシ
ュミレーション等を行なうことが可能となる。
【0026】図3には台車20に吊り下げられたハング
グライダー23が示されている。
【0027】図示されるようにハンググライダー23中
央の前端部と後端側にはロープ42が取り付けられてお
り、ロープ42は台車20で支持されている。
【0028】台車20には図4、図5のようにレール1
8上を走行する車輪44と、ロープ42をガイドするロ
ーラ46とが取り付けられており、ロープ42の突出部
分にはストッパー48が取り付けられている。
【0029】ハンググライダー23が正常に飛行してい
る場合は図6のようにロープ42に弛みが生じ、ハング
グライダー23に作用する揚力が減少すると図7のよう
にロープ42で台車20に吊り下げられた状態となる。
【0030】その際にはスロープ10とハンググライダ
ー23との間にクリアランスが生じるようにロープ42
の長さが調整されており、吊り下げられた状態であって
も機体および飛行者がスロープ10に接することはな
い。
【0031】また、ロープ42には前後2ヶ所にストッ
パー48が取り付けられているので、図8のようにハン
ググライダー23が失速状態となったり、図9のように
ノーズダイブ状態となっても機体がスロープ10と接す
ることはない。
【0032】以上説明したように本実施例によれば、大
架構建築物22の内部空間にスロープ10が設けられて
おり、飛び降り台12から離陸したハンググライダー2
3に向かって送風機28により送風が行なわれるので、
天候等の自然現象に影響されることなく都市部において
もハンググライダーによる飛行を手軽に楽しめる。
【0033】また、スロープ10の勾配を変え、送風量
の調整を行うことにより、初心者からベテランまで技量
に合わせた飛行環境を設定できる。
【0034】さらに、スロープ10が設けられた空間と
その周囲とはウインドウ38で仕切られ、周囲にテナン
ト40を入れた複合施設とされているので、事業採算面
からも相乗効果が期待できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、人
工のスロープが設けられており、スロープ上部の飛び降
り台から離陸したハンググライダーに向かって送風機に
より送風が行なわれるので、気流の変化等に影響される
ことなく都市部においてもハンググライダーによる飛行
を手軽に楽しめる。
【0036】また、スロープの勾配を変え、送風量を調
整することで、初心者からベテランまで技量に合わせた
飛行環境の設定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体構成を示す断面図である。
【図2】地上側から見たスロープの透視図である。
【図3】台車に吊り下げられたハンググライダーを示す
斜視図である。
【図4】台車の構成を示す部分断面図である。
【図5】台車の構成を示す図4のI−I線断面図であ
る。
【図6】ハンググライダーの飛行状態を示す概要図(そ
の1)である。
【図7】ハンググライダーの飛行状態を示す概要図(そ
の2)である。
【図8】ハンググライダーの飛行状態を示す概要図(そ
の3)である。
【図9】ハンググライダーの飛行状態を示す概要図(そ
の4)である。
【符号の説明】 10 スロープ 12 飛び降り台 14 送風機 16 ネット 18 レール 20 台車 22 大架構建築物 23 ハンググライダー 24 着地面 26 送風口 32 司令操作室 34 排気口 35 ダクト 36 天井 38 ウインドウ 40 テナント 42 ロープ 44 車輪 46 ローラ 48 ストッパー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜面の勾配が可変とされたスロープ
    (10)と、 スロープ(10)の上部に設けられ、前記スロープ(1
    0)の勾配変更に連動して昇降可能なハンググライダー
    離陸用の飛び降り台(12)と、 スロープ(10)の上方に設けられたレール(18)
    と、 前記レール(18)上を走行する車輪を備え、レール
    (18)の軸心方向に向かって移動する台車(20)
    と、 台車(20)に吊り下げられた状態で支持されるハング
    ライダーと、 離陸したハンググライダーに向かって送風する、前記飛
    び降り台(12)の反対側に位置するハングライダー着
    地面側に設置された送風機(14)と、 送風機(14)の送風口前面に張設されたネット(1
    6)と、 を有し、 前記ハングライダーは、ハングライダーの前後端部と接
    続してループ状態とされたロープ(42)が前記台車
    (20)内の前後部に設けられたローラ(46,46)
    に係止して吊り下げられ、 かつ前記ロープ(42)の軸心方向への移動が可能にさ
    れてローラ(46,46)に吊り下げられ、ハングライ
    ダーの吊り下げ角度が変更自在とされた、 ことを特徴とする人工ハンググライダー施設。
  2. 【請求項2】 傾斜面の勾配が可変とされたスロープ
    (10)と、 スロープ(10)の上部に設けられ、前記スロープ(1
    0)の勾配変更に連動して昇降可能なハンググライダー
    離陸用の飛び降り台(12)と、 スロープ(10)の上方に設けられたレール(18)
    と、 前記レール(18)上を走行する車輪を備え、レール
    (18)の軸心方向に向かって移動する台車(20)
    と、 台車(20)に吊り下げられた状態で支持されるハング
    ライダーと、 離陸したハンググライダーに向かって送風する、前記飛
    び降り台(12)の反対側に位置するハングライダー着
    地面側に設置された送風機(14)と、 送風機(14)の送風口前面に張設されたネット(1
    6)と、 を有し、 前記ハングライダーは、ハングライダーの前後端部と接
    続してループ状態とされたロープ(42)が前記台車
    (20)内の前後部に設けられたローラ(46,46)
    に係止して吊り下げられ、 かつ前記ロープ(42)の軸心方向への移動が可能にさ
    れてローラ(46,46)に吊り下げられ、ハングライ
    ダーの吊り下げ角度が変更自在とされると共に、前記ロ
    ープ(42)には、膨出部からなるストッパー(48,
    48)が設けられてハングライダー吊り下げ角度変更の
    制御がされている、 ことを特徴とする人工ハングライダー施設。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20070001861A (ko) * 2006-12-14 2007-01-04 김종회 행글라이더 시물레이터

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