JP2973473B2 - バキュームポンプの警報装置 - Google Patents

バキュームポンプの警報装置

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JP2973473B2 JP2150754A JP15075490A JP2973473B2 JP 2973473 B2 JP2973473 B2 JP 2973473B2 JP 2150754 A JP2150754 A JP 2150754A JP 15075490 A JP15075490 A JP 15075490A JP 2973473 B2 JP2973473 B2 JP 2973473B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はバキュームポンプの警報装置に関し、特に車
両の制動倍力装置に使用されるバキュームポンプの作動
異常を警報する警報装置に関する。
[従来の技術] ディーゼル車等においてはブレーキの制動倍力に使用
する真空圧をバキュームポンプで発生せしめており、か
かる真空系の異常検出は、従来、真空タンクの負圧低下
を検出して行なっている。すなわち、第5図に示す如
く、バキュームポンプ4は逆止弁41を経て真空タンク43
に接続され、真空タンク43は逆止弁42を経てブースタ44
に連通している。上記真空タンク43には負圧が一定圧以
下に低下すると接点が閉成する圧力スイッチ45が設けて
あり、これが警報パネル5に入力接続されている。
異常表示は警報パネル5上のブレーキランプ51を点灯
せしめて行なっており(第6図)、このブレーキランプ
51には上記圧力スイッチ45の他に、パーキングブレーキ
スイッチ3およびブレーキレベルスイッチ46が並列が接
続されている。図中、7はメータであり、6はバッテリ
である。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記従来の警報装置では、真空タンク43の
負圧低下によりバキュームポンプ4の作動不良を間接的
に検出しているため、警報が発せられた時にはもはやブ
ースタの倍力機能は損なわれていることが多い。
そこで、例えば実公昭64−7221号公報には、バキュー
ムポンプの吸入ポートに圧力導出部を設けてこれを圧力
スイッチへ接続することにより、ポンプ停止時の負圧低
下を即座に検出してポンプ作動不良を発するものが提案
されている。
しかしながら、これによっても、警報の即時性は改善
されるが、エンジン始動直後のバキュームポンプ負圧が
十分でない状態や、エンジンストールに伴うバキューム
ポンプの一時的停止によるバキュームポンプ負圧の低下
をバキュームポンプの作動不良と誤報するという問題が
ある。
本発明はかかる課題を解決するもので、バキュームポ
ンプの作動不良を確実に検知して警報する警報装置を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の構成を説明すると、逆止弁41を介して負圧配
管43に負圧を供給するバキュームポンプ4の警報装置で
あって、逆止弁41よりも上流側における負圧異常を検出
して出力信号を発する第1の負圧異常検出手段1と、上
記逆止弁41よりも下流側における負圧異常を検出して出
力信号を発する第2の負圧異常検出手段45と、車両エン
ジンの作動を検出して出力信号を発するエンジン作動検
出手段2と、パーキングブレーキの非作動を検出して出
力信号を発するパーキングブレーキ非作動検出手段3
と、これらの出力信号により作動せしめられ、上記逆止
弁41よりも上流側における負圧異常と、上記逆止弁41よ
りも下流側における負圧異常とを警報する手段であっ
て、上記第1の負圧異常検出手段1により上記逆止弁41
よりも上流側における負圧異常が検出される場合にの
み、上記パーキングブレーキ非作動検出手段3によるパ
ーキングブレーキの非作動を条件となして、上記第1の
負圧異常検出手段1による上記逆止弁41よりも上流側に
おける負圧異常と、上記エンジン作動検出手段2による
車両エンジンの作動と、上記パーキングブレーキ非作動
検出手段3によるパーキングブレーキの非作動とのすべ
てが検出された場合に作動せしめられる警報手段51とを
具備している。
したがって、上記第2の負圧異常検出手段45により上
記逆止弁41よりも下流側における負圧異常が検出される
場合には、上記パーキングブレーキ非作動検出手段3に
よるパーキングブレーキの非作動に検出が条件とされな
いため、パーキングブレーキの作動時でも上記逆止弁41
よりも下流側における負圧異常の警報が可能に構成され
る。
より具体的には、上記第1の負圧異常検出手段1の出
力信号と上記エンジン作動検出手段2の出力信号とパー
キングブレーキ非作動検出手段3の出力信号の論理積に
より、または上記第2の負圧異常検出手段45の出力信号
により作動せしめられる警報手段51とを具備している。
[作用] 上記構成の警報装置において、エンジン始動時にはパ
ーキングブレーキが作動しているため、上記パーキング
ブレーキ非作動検出手段3は出力信号を発せず、この状
態で第1の負圧異常検出手段1が逆止弁41よりも上流側
の負圧異常を検出しても警報は発せられない。
また、車両エンジンが停止した場合には、エンジン作
動検出手段2が出力信号を発しないことにより、この時
に第1の負圧異常検出手段1が逆止弁41よりも上流側の
負圧異常を検出しても警報は発せられない。
かくして、エンジンが作動し、パーキングブレーキが
作動していない通常走行時にのみ、逆止弁41よりも上流
側における負圧異常を、第1の負圧異常検出手段1が、
逆止弁41により分離された負圧配管43の影響を受けるこ
となく即時性をもって検出し、バキュームポンプ4の作
動不良が検出されて警報が発せられ、誤検出の無い確実
なポンプ作動検出が実現される。
また、第2の負圧異常検出手段45が逆止弁41よりも下
流側における負圧異常を検出すると、パーキングブレー
キの作動状態によらず警報が発せられ、駐車中であって
も警報が発せられる。
[実施例] 第2図には真空系の警報系統を示し、逆止弁41よりも
下流側に配置される真空タンク43の従来の圧力スイッチ
45に加えて、逆止弁41よりも上流側に、圧力導出管12に
よりバキュームポンプ4の吸入ポートに連通する圧力ス
イッチ1が設けられ、これら圧力スイッチ1、45はいず
れも警報パネル5に入力接続されている。
第1図には警報パネル5内の回路構成を示し、圧力ス
イッチ1の接点11には、エンジン回転検出センサ2の接
点21およびパーキングブレーキスイッチ3の接点31が直
列に接続され、これらはブザー52と点滅リレー53に接続
されている。
真空タンク43に設けた圧力スイッチ45の接点451は直
接上記ブザー52と点滅リレー53に入力接続されている。
また、上記点滅リレー53はブレーキランプ51に接続され
ており、該ブレーキランプ51にはブレーキレベルスイッ
チ46の接点461と上記パーキングブレーキスイッチ3の
他の接点32が直接入力接続されている。上記ブレーキラ
ンプ51にはメータ7を介してバッテリ6の電源が供給さ
れている。
なお、圧力スイッチ1、45の各接点11、451は検出負
圧が所定圧以下に低下すると閉成する。このうち、圧力
スイッチ1の検出負圧は、バキュームポンプ4側と真空
タンク43側とを分離する逆止弁41よりも上流側の負圧で
あり、真空タンク43負圧の影響を受けることなく即時性
をもってバキュームポンプ4の作動不良を検出すること
ができる。また、エンジン回路検出センサ2およびブレ
ーキレベルスイッチ46の各接点21、461は、それぞれエ
ンジン回転時およびブレーキオイルレベル低下時に閉成
する。パーキングブレーキスイッチ3の一対の接点31、
32は連動し、スイッチ作動時に接点31は開成、接点32は
閉成する。
第1図は車両通常走行時の状態を示し、エンジン回転
検出センサ2およびパーキングブレーキ3の各接点21、
31はいずれも閉じている。しかして、この状態でバキュ
ームポンプ4が回転伝達系の故障等により停止すると、
バキュームポンプ4の吸入ポート負圧は速やかに低下
し、この結果、圧力スイッチ接点11が閉じてブザー52を
作動せしめるとともに、点滅リレー53を介してブレーキ
ランプ51を点滅作動せしめる。
エンジン始動時には、パーキングブレーキ3が作動し
ていることにより接点31は開いており(第3図)、この
状態でバキュームポンプ4の吸入ポート負圧が未だ上昇
せず上記接点11が閉じても、ブザー52およびブレーキラ
ンプ51の点滅作動はなされない。
また、エンジンストールを生じた場合にはエンジン回
転検出センサ2の接点21が開き(第4図)この時のポン
プ停止による負圧低下を検出して接点11が閉じてもブザ
ー52およびブレーキランプ51の点滅作動はなされない。
このようにして、即時性を発揮する圧力スイッチ1に
よる検出では、車両通常走行時の負圧低下のみがバキュ
ームポンプの作動不良として報告される。また、パーキ
ングブレーキが作動しており、したがってパーキングブ
レーキスイッチ3の接点31が開いている場合であって
も、逆止弁41よりも下流側で負圧低下が発生すれば、圧
力スイッチ45の接点451が閉じてブザー52を作動せしめ
るとともに、点滅リレー53を介してブレーキランプ51を
点滅作動せしめる。これにより、駐車中であっても負圧
異常を知ることができる。
真空タンクの圧力スイッチ接点を点滅リレーに接続せ
ず、直接ブレーキランプに接続する構成とすることもで
きる。
警報表示としてブレーキランプを共用せず、別体の専
用ランプを設けても良く、また、エンジン回転検出セン
サは種々のものが使用できる。
[発明の効果] 以上の如く、本発明の警報装置によれば、バキューム
ポンプの作動不良を誤報することなく、確実に検出して
報知することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示し、第1図
は警報装置の作動状態を示す回路図、第2図は負圧低下
の警報系統図、第3図および第4図は警報装置の他の作
動状態を示す回路図、第5図および第6図は従来例を示
し、第5図は負圧低下の警報系統図、第6図は警報装置
の回路図である。 1……圧力スイッチ、(第1の負圧異常検出手段) 2……エンジン回転検出センサ(車両エンジン作動検出
手段) 3……パーキングブレーキスイッチ(パーキングブレー
キ非作動検出手段) 4……バキュームポンプ 43……真空タンク(負圧配管) 45……圧力スイッチ(第2の負圧異常検出手段) 5……警報パネル 51……ブレーキランプ(警報手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生駒 昇 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−26354(JP,A) 特開 昭58−35245(JP,A) 特開 昭51−35865(JP,A) 特開 昭60−156990(JP,A) 実開 昭61−10265(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60T 17/22 F04C 25/02 F04C 29/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】逆止弁を介して負圧配管に負圧を供給する
    バキュームポンプの警報装置であって、逆止弁よりも上
    流側における負圧異常を検出して出力信号を発する第1
    の負圧異常検出手段と、上記逆止弁よりも下流側におけ
    る負圧異常を検出して出力信号を発する第2の負圧異常
    検出手段と、車両エンジンの作動を検出して出力信号を
    発するエンジン作動検出手段と、パーキングブレーキの
    非作動を検出して出力信号を発するパーキングブレーキ
    非作動検出手段と、これらの出力信号により作動せしめ
    られ、上記逆止弁よりも上流側における負圧異常と、上
    記逆止弁よりも下流側における負圧異常とを警報する手
    段であって、上記第1の負圧異常検出手段により上記逆
    止弁よりも上流側における負圧異常が検出される場合に
    のみ、上記パーキングブレーキ非作動検出手段によるパ
    ーキングブレーキの非作動を条件となして、上記第1の
    負圧異常検出手段による上記逆止弁よりも上流側におけ
    る負圧異常と、上記エンジン作動検出手段による車両エ
    ンジンの作動と、上記パーキングブレーキ非作動検出手
    段によるパーキングブレーキの非作動とのすべてが検出
    された場合に作動せしめられる警報手段とを具備するこ
    とを特徴とするバキュームポンプの警報装置。
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