JP2985331B2 - バッチ式焼成炉 - Google Patents
バッチ式焼成炉Info
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- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばセラミックスや
金属等の被焼成物を所定のヒートプロファイルに沿って
昇温,冷却するようにしたバッチ式焼成炉に関し、特に
少量多品種生産を行う場合の、製造コストを低減できる
とともに、生産性を向上できるようにした構造に関す
る。
金属等の被焼成物を所定のヒートプロファイルに沿って
昇温,冷却するようにしたバッチ式焼成炉に関し、特に
少量多品種生産を行う場合の、製造コストを低減できる
とともに、生産性を向上できるようにした構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、被焼成物を予め設定されたヒー
トプロファイルに沿って昇温,冷却して加熱処理する場
合、従来、例えば図7に示すようなバッチ式焼成炉が使
用されている。この焼成炉100は天井壁101a,及
び側壁101bからなる箱型の炉本体101の下面開口
に炉床102を昇降自在に配設し、該炉床102を駆動
モーターにより昇降軸102aを介して上下方向に移動
させるよう構成されている。この炉床102の上面には
支持パイプ105で支持された複数の台板104が所定
間隔をあけて配設されており、該各台板104上には被
焼成物103が載置される。また、上記炉本体101内
の各被焼成物103の間には電熱ヒータ106が配列さ
れており、該各ヒータ106には熱電対107が配設さ
れている。さらに、上記炉本体101内の各被焼成物1
03の上部には雰囲気ガス供給管108が挿入されてお
り、各被焼成物103の下部には雰囲気ガス排出管10
9が挿入されている。なお、110は炉本体101の下
面開口と炉床102との隙間をシールするシール部材で
ある。このようなバッチ式焼成炉100では、炉床10
2を下降させて各台板104上に被焼成物103を載置
し、この炉床102を上昇させて炉本体101内に被焼
成物103を収容する。そして予め設定されたヒートプ
ロファイルに沿って、上記炉本体101内に雰囲気ガス
を供給、排出しつつ所定温度に昇温,保持し、この後冷
却して加熱処理を行う。
トプロファイルに沿って昇温,冷却して加熱処理する場
合、従来、例えば図7に示すようなバッチ式焼成炉が使
用されている。この焼成炉100は天井壁101a,及
び側壁101bからなる箱型の炉本体101の下面開口
に炉床102を昇降自在に配設し、該炉床102を駆動
モーターにより昇降軸102aを介して上下方向に移動
させるよう構成されている。この炉床102の上面には
支持パイプ105で支持された複数の台板104が所定
間隔をあけて配設されており、該各台板104上には被
焼成物103が載置される。また、上記炉本体101内
の各被焼成物103の間には電熱ヒータ106が配列さ
れており、該各ヒータ106には熱電対107が配設さ
れている。さらに、上記炉本体101内の各被焼成物1
03の上部には雰囲気ガス供給管108が挿入されてお
り、各被焼成物103の下部には雰囲気ガス排出管10
9が挿入されている。なお、110は炉本体101の下
面開口と炉床102との隙間をシールするシール部材で
ある。このようなバッチ式焼成炉100では、炉床10
2を下降させて各台板104上に被焼成物103を載置
し、この炉床102を上昇させて炉本体101内に被焼
成物103を収容する。そして予め設定されたヒートプ
ロファイルに沿って、上記炉本体101内に雰囲気ガス
を供給、排出しつつ所定温度に昇温,保持し、この後冷
却して加熱処理を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年におい
ては少量多品種の被焼成物を加熱処理することが要請さ
れる場合がある。しかしながら上記従来の焼成炉で少量
の被焼成物を処理する場合、全ての電熱ヒータに通電し
て炉内全体を昇温しなければならないことから、必要以
上の電力が消費されることとなり、それだけ製造コスト
が上昇するという問題点がある。また従来の焼成炉で
は、品種の異なる少量の被焼成物を加熱処理する場合、
品種ごとのヒートプロファイルにより繰り返し焼成炉を
運転しなければならないことから、生産性が低いという
問題がある。
ては少量多品種の被焼成物を加熱処理することが要請さ
れる場合がある。しかしながら上記従来の焼成炉で少量
の被焼成物を処理する場合、全ての電熱ヒータに通電し
て炉内全体を昇温しなければならないことから、必要以
上の電力が消費されることとなり、それだけ製造コスト
が上昇するという問題点がある。また従来の焼成炉で
は、品種の異なる少量の被焼成物を加熱処理する場合、
品種ごとのヒートプロファイルにより繰り返し焼成炉を
運転しなければならないことから、生産性が低いという
問題がある。
【0004】本発明は上記従来の技術の有する問題点に
鑑みてなされたもので、少量多品種の被焼成物を加熱処
理する場合の、省エネルギーを可能にして製造コストを
低減できるとともに、異なる品種でも同時に加熱処理し
て生産性を向上できるバッチ式焼成炉を提供することを
目的としている。
鑑みてなされたもので、少量多品種の被焼成物を加熱処
理する場合の、省エネルギーを可能にして製造コストを
低減できるとともに、異なる品種でも同時に加熱処理し
て生産性を向上できるバッチ式焼成炉を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るバッチ式焼
成炉は、焼成炉内に被焼成物が載置される複数の領域部
を形成するとともに、該各領域部に加熱手段を配設し、
上記焼成炉内に挿脱可能な断熱壁を配設し、該断熱壁に
より上記領域部を被焼成物の処理量,品種に応じて区分
けし、これにより独立した焼成室を形成するとともに、
該焼成室を上記処理量,品種に応じた独自のヒートプロ
ファイルに沿って昇温制御する昇温制御手段を設けたこ
とを特徴とする。ここで上記加熱手段には、電熱式ヒー
タ,直火式バーナ,あるいは輻射管式バーナ等が採用で
き、特に限定されるものではない。
成炉は、焼成炉内に被焼成物が載置される複数の領域部
を形成するとともに、該各領域部に加熱手段を配設し、
上記焼成炉内に挿脱可能な断熱壁を配設し、該断熱壁に
より上記領域部を被焼成物の処理量,品種に応じて区分
けし、これにより独立した焼成室を形成するとともに、
該焼成室を上記処理量,品種に応じた独自のヒートプロ
ファイルに沿って昇温制御する昇温制御手段を設けたこ
とを特徴とする。ここで上記加熱手段には、電熱式ヒー
タ,直火式バーナ,あるいは輻射管式バーナ等が採用で
き、特に限定されるものではない。
【0006】
【作用】本発明のバッチ式焼成炉により少量の被焼成物
を加熱処理する場合は、該被焼成物の処理量に応じた領
域部を選定し、この領域部を断熱壁で他の領域部と区分
けすることによって独立した焼成室とし、この焼成室の
みを昇温制御する。また、品種の異なる少量の被焼成物
を加熱処理する場合は、各品種ごとに、かつ処理量に応
じた複数の領域部を選定し、各領域部を断熱壁で区分け
して品種ごとの焼成室を形成する。そして各品種に対応
したヒートプロファイルにより上記焼成室を昇温制御す
る。なお、通常の量産を行う場合は、断熱壁で区分けす
る必要はなく、全領域部に被焼成物を配置した状態で加
熱処理することとなる。このように本発明に係るバッチ
式焼成炉によれば、焼成炉内に形成された複数の領域部
に加熱手段を配設するとともに、上記焼成炉内に挿脱可
能な断熱壁を配設して領域部を区分けすることによって
独立した焼成室を形成し、該焼成室を独自のヒートプロ
ファイルに沿って昇温制御するようにしたので、上述の
ように少量の被焼成物を加熱する場合のエネルギーの消
費を抑制でき、この分だけ製造コストを低減できる。ま
た、品種の異なる被焼成物を一つの焼成炉で同時に加熱
処理することができ、この点からもコストを低減できる
とともに、生産性を向上できる。
を加熱処理する場合は、該被焼成物の処理量に応じた領
域部を選定し、この領域部を断熱壁で他の領域部と区分
けすることによって独立した焼成室とし、この焼成室の
みを昇温制御する。また、品種の異なる少量の被焼成物
を加熱処理する場合は、各品種ごとに、かつ処理量に応
じた複数の領域部を選定し、各領域部を断熱壁で区分け
して品種ごとの焼成室を形成する。そして各品種に対応
したヒートプロファイルにより上記焼成室を昇温制御す
る。なお、通常の量産を行う場合は、断熱壁で区分けす
る必要はなく、全領域部に被焼成物を配置した状態で加
熱処理することとなる。このように本発明に係るバッチ
式焼成炉によれば、焼成炉内に形成された複数の領域部
に加熱手段を配設するとともに、上記焼成炉内に挿脱可
能な断熱壁を配設して領域部を区分けすることによって
独立した焼成室を形成し、該焼成室を独自のヒートプロ
ファイルに沿って昇温制御するようにしたので、上述の
ように少量の被焼成物を加熱する場合のエネルギーの消
費を抑制でき、この分だけ製造コストを低減できる。ま
た、品種の異なる被焼成物を一つの焼成炉で同時に加熱
処理することができ、この点からもコストを低減できる
とともに、生産性を向上できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1ないし図3は本発明の一実施例によるバッ
チ式焼成炉を説明するための図である。図において、1
は本実施例のバッチ式焼成炉であり、この焼成炉1は天
井壁2a,及び四側壁2bからなる箱型の炉本体2の下
面開口2cに炉床3を昇降自在に配設するとともに、該
焼成炉1に昇温制御手段20を接続して構成されてい
る。上記炉床3の下面には一対の昇降軸4が固定されて
おり、該昇降軸4は駆動モータに接続されたギヤを正
転、逆転させることによって上下方向(図1の→印参
照)に進退するようなっている。また上記床壁3の下部
外周には樋状の溝部5aが配設されており、該溝部5a
内には水5b,あるいは砂等のシール材が充填されてい
る。また上記炉本体2の下面開口2cの周縁部には上記
溝部5a内に位置するシール部材5cが配設されてお
り、これにより上記炉本体2と床壁3との隙間をシール
している。
明する。図1ないし図3は本発明の一実施例によるバッ
チ式焼成炉を説明するための図である。図において、1
は本実施例のバッチ式焼成炉であり、この焼成炉1は天
井壁2a,及び四側壁2bからなる箱型の炉本体2の下
面開口2cに炉床3を昇降自在に配設するとともに、該
焼成炉1に昇温制御手段20を接続して構成されてい
る。上記炉床3の下面には一対の昇降軸4が固定されて
おり、該昇降軸4は駆動モータに接続されたギヤを正
転、逆転させることによって上下方向(図1の→印参
照)に進退するようなっている。また上記床壁3の下部
外周には樋状の溝部5aが配設されており、該溝部5a
内には水5b,あるいは砂等のシール材が充填されてい
る。また上記炉本体2の下面開口2cの周縁部には上記
溝部5a内に位置するシール部材5cが配設されてお
り、これにより上記炉本体2と床壁3との隙間をシール
している。
【0008】また、上記炉床3の上面には炉幅方向に所
定間隔をあけて5つの載置部3aが突出形成されてお
り、この各載置部3aの上面には上記炉床3内に埋設さ
れた支持パイプ6の上端部が突出している。上記各載置
部3aの支持パイプ6の上面には台板7が着脱可能に配
設されており、該台板7上に被焼成物10が搭載される
ようになっている。また上記炉本体2の各載置部3aの
上部には雰囲気ガス供給管8が挿入されており、上記炉
本体2の各載置部3aの下部には雰囲気ガス排出管9が
挿入されている。
定間隔をあけて5つの載置部3aが突出形成されてお
り、この各載置部3aの上面には上記炉床3内に埋設さ
れた支持パイプ6の上端部が突出している。上記各載置
部3aの支持パイプ6の上面には台板7が着脱可能に配
設されており、該台板7上に被焼成物10が搭載される
ようになっている。また上記炉本体2の各載置部3aの
上部には雰囲気ガス供給管8が挿入されており、上記炉
本体2の各載置部3aの下部には雰囲気ガス排出管9が
挿入されている。
【0009】上記炉本体2内の炉幅方向両端部,及び上
記各載置部3aの間には上下方向に並列された電熱ヒー
タH1〜H6がそれぞれ配設されており、各電熱ヒータ
H1〜H6近辺にはそのヒータに対応した炉内温度を検
出する熱電対11が挿入されている。これにより上記焼
成炉1内には上記各載置部3aと各電熱ヒータH1〜H
6とにより囲まれた部分に第1〜第5領域部a〜eが形
成されている。
記各載置部3aの間には上下方向に並列された電熱ヒー
タH1〜H6がそれぞれ配設されており、各電熱ヒータ
H1〜H6近辺にはそのヒータに対応した炉内温度を検
出する熱電対11が挿入されている。これにより上記焼
成炉1内には上記各載置部3aと各電熱ヒータH1〜H
6とにより囲まれた部分に第1〜第5領域部a〜eが形
成されている。
【0010】そして、上記第2,及び第4領域部b,d
内には断熱壁12が挿脱可能に挿入されており、該断熱
壁12の各側面は上記天井壁2a,前後側壁2b,及び
載置部3aに気密に当接している。また上記断熱壁12
の上端面には上記雰囲気ガス供給管8を囲う凹部12a
が形成されており、下端面には上記支持パイプ6の上端
部に係合する溝部12bが形成されている。この各断熱
壁12により上記焼成炉1内の第1,第3,及び第5領
域部a,c,eは区分けされており、各領域部a,c,
eにはそれぞれ品種の異なる被焼成物10が配置されて
おり、これにより各被焼成物10は独立した焼成室A,
C,E内に収容されている。
内には断熱壁12が挿脱可能に挿入されており、該断熱
壁12の各側面は上記天井壁2a,前後側壁2b,及び
載置部3aに気密に当接している。また上記断熱壁12
の上端面には上記雰囲気ガス供給管8を囲う凹部12a
が形成されており、下端面には上記支持パイプ6の上端
部に係合する溝部12bが形成されている。この各断熱
壁12により上記焼成炉1内の第1,第3,及び第5領
域部a,c,eは区分けされており、各領域部a,c,
eにはそれぞれ品種の異なる被焼成物10が配置されて
おり、これにより各被焼成物10は独立した焼成室A,
C,E内に収容されている。
【0011】上記昇温制御手段20は、図2に示すよう
に、3台の昇温プログラム設定器(DPC)21,2
2,23と、各電熱ヒータH1〜H6をオン,オフ制御
する温度調節器T1〜T6と、第1〜第5領域部a〜e
に雰囲気ガスを供給する電磁弁24,25,26とから
構成されている。上記各設定器21,22,23には、
図3に示すように、被焼成物10の品種に応じて設定さ
れた独自のヒートプロファイルx,y,zが入力されて
いるとともに、雰囲気ガス選定パターンが入力されてい
る。上記第1設定器21は、上記ヒートプロファイルx
に応じたリモート信号を各温度調節器T1〜T6に出力
し、第2設定器22は上記プロファイルyに応じたリモ
ート信号を温度調節器T2〜T6に出力し、さらに第3
設定器23は上記プロファイルzに応じたリモート信号
を温度調節器T5,T6に出力するよう構成されてい
る。
に、3台の昇温プログラム設定器(DPC)21,2
2,23と、各電熱ヒータH1〜H6をオン,オフ制御
する温度調節器T1〜T6と、第1〜第5領域部a〜e
に雰囲気ガスを供給する電磁弁24,25,26とから
構成されている。上記各設定器21,22,23には、
図3に示すように、被焼成物10の品種に応じて設定さ
れた独自のヒートプロファイルx,y,zが入力されて
いるとともに、雰囲気ガス選定パターンが入力されてい
る。上記第1設定器21は、上記ヒートプロファイルx
に応じたリモート信号を各温度調節器T1〜T6に出力
し、第2設定器22は上記プロファイルyに応じたリモ
ート信号を温度調節器T2〜T6に出力し、さらに第3
設定器23は上記プロファイルzに応じたリモート信号
を温度調節器T5,T6に出力するよう構成されてい
る。
【0012】また、上記第1設定器21は雰囲気ガス選
定パターンに応じてそれぞれAir,N2 ,O2 用電磁
弁27を開閉制御するとともに、雰囲気ガス供給電磁弁
24を開閉制御し、この雰囲気ガスを第1〜第5領域部
a〜eに供給する。上記第2設定器22は各電磁弁2
8,及び供給電磁弁25を開閉制御するとともに、雰囲
気ガスを第2〜第5領域部b〜eに供給し、さらに第3
設定器23は各電磁弁29,及び供給電磁弁26を開閉
制御するとともに、雰囲気ガスを第4,第5領域部d,
eに供給するよう構成されている。
定パターンに応じてそれぞれAir,N2 ,O2 用電磁
弁27を開閉制御するとともに、雰囲気ガス供給電磁弁
24を開閉制御し、この雰囲気ガスを第1〜第5領域部
a〜eに供給する。上記第2設定器22は各電磁弁2
8,及び供給電磁弁25を開閉制御するとともに、雰囲
気ガスを第2〜第5領域部b〜eに供給し、さらに第3
設定器23は各電磁弁29,及び供給電磁弁26を開閉
制御するとともに、雰囲気ガスを第4,第5領域部d,
eに供給するよう構成されている。
【0013】さらに、上記各温度調節器T1〜T6は各
熱電対11からの炉内検出温度を入力し、該検出温度が
上記各ヒートプロファイルx,y,zに沿うよう各サイ
リスタS1〜S6を介して電熱ヒータH1〜H6をオン
オフ制御するよう構成されている。また上記各温度調節
器T2〜T6には上記各昇温プログラム設定器21,2
2,23からのリモート信号を切り換えるリレースイッ
チR1〜R5が接続されている。
熱電対11からの炉内検出温度を入力し、該検出温度が
上記各ヒートプロファイルx,y,zに沿うよう各サイ
リスタS1〜S6を介して電熱ヒータH1〜H6をオン
オフ制御するよう構成されている。また上記各温度調節
器T2〜T6には上記各昇温プログラム設定器21,2
2,23からのリモート信号を切り換えるリレースイッ
チR1〜R5が接続されている。
【0014】次に本実施例の作用効果について説明す
る。本実施例のバッチ式焼成炉1において、少量で、か
つ品種の異なる3つの被焼成物10を同時に加熱処理す
る場合は、図1に示すように、炉床3を下降させた状態
で第2、第4領域部b,dの台板7を取り外し、載置部
3a上に断熱壁12をこれの溝部12bが支持パイプ6
に係合するよう嵌装させて位置決めする。また第1,第
3,第5領域部a,c,eの台板7上にそれぞれ被焼成
物10を載置する。そして駆動モータにより炉床3を上
昇させて被焼成物10を炉本体2内に収容する。これに
より被焼成物10が収容された各領域部a,c,eは独
立した焼成室A,C,Eとなっている。この状態で昇温
制御手段20をスタートさせる。すると、各昇温プログ
ラム設定器21,22,23は各焼成室A,C,Eにそ
れぞれ選定された雰囲気ガスを供給しつつ、各焼成室
A,C,Eをそれぞれヒートプロファイルx,y,zに
沿って昇温保持し、しかる後、各焼成室A,C,E内の
温度が900 ℃に達したときモータを駆動させて炉床3を
下降させる。これにより3種類の被焼成物10を1つの
焼成炉で同時に加熱処理できる。
る。本実施例のバッチ式焼成炉1において、少量で、か
つ品種の異なる3つの被焼成物10を同時に加熱処理す
る場合は、図1に示すように、炉床3を下降させた状態
で第2、第4領域部b,dの台板7を取り外し、載置部
3a上に断熱壁12をこれの溝部12bが支持パイプ6
に係合するよう嵌装させて位置決めする。また第1,第
3,第5領域部a,c,eの台板7上にそれぞれ被焼成
物10を載置する。そして駆動モータにより炉床3を上
昇させて被焼成物10を炉本体2内に収容する。これに
より被焼成物10が収容された各領域部a,c,eは独
立した焼成室A,C,Eとなっている。この状態で昇温
制御手段20をスタートさせる。すると、各昇温プログ
ラム設定器21,22,23は各焼成室A,C,Eにそ
れぞれ選定された雰囲気ガスを供給しつつ、各焼成室
A,C,Eをそれぞれヒートプロファイルx,y,zに
沿って昇温保持し、しかる後、各焼成室A,C,E内の
温度が900 ℃に達したときモータを駆動させて炉床3を
下降させる。これにより3種類の被焼成物10を1つの
焼成炉で同時に加熱処理できる。
【0015】図4は、処理量及び品種の異なる被焼成物
10を同時に加熱処理する場合を示す。この場合は、第
2領域部bの載置部3a上に断熱壁12を嵌装させて位
置決めし、第1領域部aに少量の被焼成物10を載置す
るとともに、第3〜第5領域部c〜eにそれぞれ被焼成
物10を載置して焼成室Aと焼成室C〜Eとに区分けす
る。そして昇温プログラム設定器21,22を作動する
ことにより、焼成室Aはヒートプロファイルx,焼成室
C〜Eはヒートプロファイルyに沿って昇温され、これ
により処理量及び品種の異なる2種類の被焼成物10が
1つの焼成炉で同時に加熱処理できる。
10を同時に加熱処理する場合を示す。この場合は、第
2領域部bの載置部3a上に断熱壁12を嵌装させて位
置決めし、第1領域部aに少量の被焼成物10を載置す
るとともに、第3〜第5領域部c〜eにそれぞれ被焼成
物10を載置して焼成室Aと焼成室C〜Eとに区分けす
る。そして昇温プログラム設定器21,22を作動する
ことにより、焼成室Aはヒートプロファイルx,焼成室
C〜Eはヒートプロファイルyに沿って昇温され、これ
により処理量及び品種の異なる2種類の被焼成物10が
1つの焼成炉で同時に加熱処理できる。
【0016】図5は、少量の被焼成物10を加熱処理す
る場合を示す。この場合は、第3領域部cの載置部3a
上に断熱壁12を嵌装させ、第1,第2領域部a,bを
焼成室A,Bとして使用する。そしてこの場合の昇温プ
ログラム設定器21は電熱ヒータH1〜H3のみ通電す
ることとなり、これにより省エネルギーで加熱処理され
ることとなる。
る場合を示す。この場合は、第3領域部cの載置部3a
上に断熱壁12を嵌装させ、第1,第2領域部a,bを
焼成室A,Bとして使用する。そしてこの場合の昇温プ
ログラム設定器21は電熱ヒータH1〜H3のみ通電す
ることとなり、これにより省エネルギーで加熱処理され
ることとなる。
【0017】このように本実施例によれば、焼成炉1内
に第1〜第5領域部a〜eを形成するとともに、該各領
域部a〜eに電熱ヒータH1〜H6を配設し、上記各領
域部a〜eに着脱自在に断熱壁12を配設して任意の独
立した焼成室A〜Eを形成し、かつ各焼成室A〜Eを被
焼成物10の品種に応じたヒートプロファイルx,y,
zに沿って昇温制御するようにしたので、必要以上の電
力消費を回避でき、その分だけ製造コストを低減でき
る。ちなみに、図5に示すように、2室の焼成室A,B
を使用し、かつ3回路の電熱ヒータH1〜H3で焼成し
た場合は、従来の全ヒータに通電した場合に比べて電力
使用量を約40%低減できる。また、品種の異なる被焼
成物10を一つの焼成炉1で同時に加熱処理することが
でき、この点からもコストを低減できるとともに、生産
性を向上できる。
に第1〜第5領域部a〜eを形成するとともに、該各領
域部a〜eに電熱ヒータH1〜H6を配設し、上記各領
域部a〜eに着脱自在に断熱壁12を配設して任意の独
立した焼成室A〜Eを形成し、かつ各焼成室A〜Eを被
焼成物10の品種に応じたヒートプロファイルx,y,
zに沿って昇温制御するようにしたので、必要以上の電
力消費を回避でき、その分だけ製造コストを低減でき
る。ちなみに、図5に示すように、2室の焼成室A,B
を使用し、かつ3回路の電熱ヒータH1〜H3で焼成し
た場合は、従来の全ヒータに通電した場合に比べて電力
使用量を約40%低減できる。また、品種の異なる被焼
成物10を一つの焼成炉1で同時に加熱処理することが
でき、この点からもコストを低減できるとともに、生産
性を向上できる。
【0018】図6は、上記実施例の他の例を示し、これ
は各領域部a〜eに対応する炉床3部分を切り離して床
部3bを形成し、各床部3bに昇降軸4を接続すること
によって、各床部3bを独立して昇降できるように構成
した例である。このように構成した場合は、任意のタイ
ミングで各焼成室A,C,Eを制御でき、連続操業が可
能となり、さらに生産性を向上できる。
は各領域部a〜eに対応する炉床3部分を切り離して床
部3bを形成し、各床部3bに昇降軸4を接続すること
によって、各床部3bを独立して昇降できるように構成
した例である。このように構成した場合は、任意のタイ
ミングで各焼成室A,C,Eを制御でき、連続操業が可
能となり、さらに生産性を向上できる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明に係るバッチ式焼成
炉によれば、焼成炉内に形成された複数の領域部に加熱
手段を配設するとともに、上記焼成炉内に挿脱可能な断
熱壁を配設し、該断熱壁により上記領域部を区分けする
ことによって独立した焼成室を形成し、該焼成室を独自
のヒートプロファイルに沿って昇温制御するようにした
ので、少量多品種生産に対応する場合の、製造コストを
低減できるとともに、生産性を向上できる。
炉によれば、焼成炉内に形成された複数の領域部に加熱
手段を配設するとともに、上記焼成炉内に挿脱可能な断
熱壁を配設し、該断熱壁により上記領域部を区分けする
ことによって独立した焼成室を形成し、該焼成室を独自
のヒートプロファイルに沿って昇温制御するようにした
ので、少量多品種生産に対応する場合の、製造コストを
低減できるとともに、生産性を向上できる。
【図1】本発明の一実施例によるバッチ式焼成炉を説明
するための断面図である。
するための断面図である。
【図2】上記実施例の昇温制御手段を説明するための制
御系統図である。
御系統図である。
【図3】上記実施例の品種の異なる被焼成物に応じたヒ
ートプロファイルを示す特性図である。
ートプロファイルを示す特性図である。
【図4】上記実施例の焼成炉における処理量,品種が異
なる場合の使用例を示す断面図である。
なる場合の使用例を示す断面図である。
【図5】上記実施例の処理量が少ない場合の使用例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図6】上記実施例のその他の例を示す断面図である。
【図7】従来の焼成炉を示す断面図である。
1 バッチ式焼成炉 10 被焼成物 12 断熱壁 20 昇温制御手段 H1〜H6 電熱ヒータ(加熱手段) a〜e 領域部 A〜E 焼成室 x,y,z ヒートプロファイル
Claims (1)
- 【請求項1】 焼成炉内に被焼成物が載置される複数の
領域部を形成するとともに、該各領域部に加熱手段を配
設し、上記焼成炉内に挿脱可能な断熱壁を配設し、該断
熱壁により上記領域部を被焼成物の処理量,品種に応じ
て区分けし、これにより独立した焼成室を形成するとと
もに、該焼成室を上記処理量,品種に応じた独自のヒー
トプロファイルに沿って昇温制御する昇温制御手段を設
けたことを特徴とするバッチ式焼成炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3059419A JP2985331B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | バッチ式焼成炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3059419A JP2985331B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | バッチ式焼成炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04273983A JPH04273983A (ja) | 1992-09-30 |
| JP2985331B2 true JP2985331B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=13112729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3059419A Expired - Fee Related JP2985331B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | バッチ式焼成炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2985331B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3166303B2 (ja) | 1992-06-15 | 2001-05-14 | 株式会社村田製作所 | 熱処理炉 |
| FR3084737A1 (fr) * | 2018-07-31 | 2020-02-07 | Safran Ceramics | Installation pour reactions chimiques en phase vapeur a chargement facilite |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4523479B2 (ja) * | 2005-03-01 | 2010-08-11 | 日本碍子株式会社 | 連続式熱処理炉及び熱処理方法 |
| EP1647789A1 (en) | 2004-10-04 | 2006-04-19 | Ngk Insulators, Ltd. | Continuous heat treatment furnace and heat treatment method |
| JP5491222B2 (ja) * | 2010-02-02 | 2014-05-14 | 高砂工業株式会社 | バッチ式熱処理炉 |
| PL3403041T3 (pl) * | 2016-01-15 | 2021-02-08 | Corning Incorporated | Wypalanie w piecu z gradientami różnicy temperatury |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP3059419A patent/JP2985331B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3166303B2 (ja) | 1992-06-15 | 2001-05-14 | 株式会社村田製作所 | 熱処理炉 |
| FR3084737A1 (fr) * | 2018-07-31 | 2020-02-07 | Safran Ceramics | Installation pour reactions chimiques en phase vapeur a chargement facilite |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04273983A (ja) | 1992-09-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |