JP2993201B2 - 多機能電子時計のモード表示構造 - Google Patents

多機能電子時計のモード表示構造

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JP2993201B2
JP2993201B2 JP3218418A JP21841891A JP2993201B2 JP 2993201 B2 JP2993201 B2 JP 2993201B2 JP 3218418 A JP3218418 A JP 3218418A JP 21841891 A JP21841891 A JP 21841891A JP 2993201 B2 JP2993201 B2 JP 2993201B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多機能電子時計のモー
ド表示構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多機能電子時計のモード表示構造
といえば次の通りであった。時計中心から7mm程度離
れた6時方向位置に配置され、前記位置を回転中心とし
て回転するモード表示部材を用いて 1)文字板に印されたモードを表わす文字・マークを前
記表示部材に取付けた針にて指示する。 2)前記モード表示部材がモードを表わす文字・マーク
を印された表示部を有しており、文字板に設けた窓穴よ
り前記文字・マークを選択的に見せることにより各モー
ドを指示する。 等々のモード表示を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述の従来技術
は以下の課題を有していた。 1)モード表示部材が6時方向の特定位置を中心として
回動する為、巻真位置を3時方向に限定すると6時方向
におけるモード表示しかできずデザイン的自由度が少な
い。 2)モードを表わす文字・マーク等を印す表示部につい
ても半径6mm程度の範囲が限度であり、前記文字・マ
ーク等のサイズが小さくなり、見ずらいモード表示とな
ってしまう。
【0004】そこで本発明の目的は、見易いモード表示
により実用性を高め、デザイン的にも自由度の大きい多
機能電子時計を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の多機能電子時計
のモード表示構造は、外部操作部材である巻真、電気的
な機能モード(以下モードと記す)切替えの為のロータ
リースイッチの回転軸であり躍制用歯車を有する軸部
材、前記躍制用歯車と係合し前記軸部材の回転位置決め
をする躍制部材、前記軸部材と一体的に回転可能な様に
前記軸部材に係合し、前記巻真の回転を前記軸部材に伝
える修正伝え車、前記モードを表わす文字列・マーク等
が印されリング形状を有するモード表示部と該モード表
示部が内径部に設けた内歯部から成るモード表示部材、
前記軸部材と一体的に回転可能な様に前記軸部材に係合
し前記軸部材の回転を前記モード表示部材に伝える修正
車、前記モード表示部材の断面方向の位置決めをする押
え板部材等を有し、前記モード表示部材は前記内歯で前
記修正車と噛合し、時計中心を回転中心に回動する様配
置されることを特徴とする。
【0006】更に前記モード表示部材の平面的な位置決
めをする躍制部材を有することを特徴とする。
【0007】更に前記軸部材の回転位置決め躍制をする
躍制部材の躍制部は前記躍制歯車と平面的微小スキマを
持って係合し前記軸部材の回転位置決めをすることを特
徴とする。
【0008】更に前記軸部材と前記修正伝え車とのあい
だには、前記軸部材の1モード分の回転角θに対し少な
くともθ/2以上の回転方向の遊びを設けたことを特徴
とする。
【0009】更に前記モード表示部材が、回転方向の一
特定位置を指示する目印を有することを特徴とする。
【0010】更に前記押え板部材は、前記モード表示部
材の内歯の歯底位置と概略同じである平面的位置に段差
形状を有しており、前記段差形状は時計中心側が低く、
外周側が高くなる様形成されていることを特徴とする。
【0011】
【実施例】以下、本発明について実施例に基づき詳述す
る。図1は本発明の多機能電子時計の一実施例を示す表
平面図である。本実施例では2つのステップモータを用
い、多機能化を実現している。
【0012】1はプラスチック樹脂成形より成る地板で
あり、2は電池である。3は時分針の時刻を指針表示す
るための輪列を駆動するステップモータAであり、高透
磁率材より成る磁心3a、磁心3aに巻かれたコイルと
その両端を導通可能に端末処理したコイルリード基板3
bとコイル枠3cより成るコイルブロック3d、高透磁
率材より成るステータ4、ロータ磁石5aとかな5bよ
りなるロータ5により構成されている。また、6、7、
8はそれぞれ、五番車、三番車、二番車であり、9は日
の裏車、10は筒車である。分針の付く二番車8と時針
の付く筒車は時計体のセンター位置に配置されている。
これらのモータ及び輪列構成により、時計体のセンター
にそれぞれの機能に応じた時分表示を行なっている。た
とえば、現時刻表示機能状態では通常時分表示、ストッ
プウォッチ機能状態ではストップウォッチ計測時分表
示、アラームセット機能状態ではアラームセット時刻時
分表示等となる。図2は、この時分表示の為の輪列の係
合状態を示した断面図である。図に示した様に、ロータ
かな5bは五番車6の歯車6aと噛み合い、五番かな6
bは三番車7の歯車7aと噛み合っている。また、三番
車7のかな7bは二番車8の歯車8aと噛み合ってい
る。このロータかな5bから二番歯車8aまでの減速比
は1/120となっており、ロータが15秒間に半回転
(180°)することにより、二番車は3600秒即ち
60分に1回転し、時刻の分表示が可能となる。11は
分表示のために二番車8の先端にかん合された分針であ
る。また、二番かな8bは日の裏車9の歯車9aと噛み
合い、日の裏かな9bは筒車10と噛み合っている。二
番かな8bから筒車10までの減速比は1/12となっ
ており、時刻の時表示が可能となっている。12は時表
示のために筒車10の先端にかん合された時針である。
【0013】図1において、13はストップウォッチ秒
及び日付表示のためのステップモータBであり、高透磁
率材より成る磁心13a、磁心13aに巻かれたコイル
とその両端を導通可能に端末処理したコイルリード基板
13bとコイル枠13cより成るコイルブロック13
d、高透磁率材より成るステータ14、ロータ磁石15
aとかな15bより成るロータ15により構成されてい
る。また、16、17、18、19はそれぞれ秒CG第
一中間車、秒CG第二中間車、秒CG第三中間車、秒
車であり、秒CG車19は時計体のセンター位置に配
置されている。これらの輪列構成により、時計体のセン
ター位置に時分針と同軸にストップウォッチの秒及び日
の表示を行なっている。図3は、このストップウォッチ
秒及び日表示のための輪列係合状態を示した断面図であ
る。図に示した様に、ロータかな15bは秒CG第一中
間車16の歯車16aと噛み合い、秒CG第一中間かな
16bは秒CG第二中間車17の歯車17aと噛み合っ
ている。そして、秒CG第二中間かな17bは秒CG
三中間車18の歯車18aと噛み合い、秒CG第三中間
かな18bは秒CG車19の歯車19aと噛み合ってい
る。このロータかな15bから秒CG歯車19aまでの
減速比は1/900となっている。20は秒表示及び日
表示のために秒CG車19の先端にかん合されたセンタ
ー針である。このセンター針はそれぞれの機能状態によ
り、一端で秒表示、他端でカレンダー表示の機能と成る
針である。また、図1において、21は時計体の12時
方向の軸上に配置された1/10秒CG車であり、ロー
タ15、秒CG第一中間車16、1/10秒CG車21
による輪列構成により、1/10秒ストップウォッチ表
示を行なう。図4は、このストップウォッチ1/10秒
表示のための輪列の係合状態を示した断面図である。図
に示した様に、秒CG第一中間かな16bは秒CG車2
1の歯車と噛み合っている。ロータかな15bからの秒
CG歯車21aまでの減速比は1/15となっている。
【0014】ストップウォッチ機能状態において、CM
OS−IC32からの電気信号により、ロータ15は1
/10秒ごとに、180°×3回転する。これにより秒
CG車19は1/10秒ごとに0.6°即ち、1秒間に
0.6°×10ステップ回転し、60秒に1回転する秒
表示が可能となる。また、1/10秒CG車21は1/
10秒ごとに36°即ち1秒間に36°×10ステップ
回転し、1/10秒表示が秒CG車と連動して可能とな
る。また、現時刻表示機能状態においては、CMOS−
IC32からの電気信号により、ロータ15は180°
×30回転あるいは180°×60回転する。これによ
り秒CG車19は6°あるいは12°回転し、センター
針20は一端で日の表示が可能となる。日の表示の実施
例として、秒CG車19が6°きざみで表示した場合、
たとえば3時位置から9時位置にかけて1〜31の半周
カレンダー表示が可能となる。また、12°きざみの場
合、29−30と30−31の間隔を6°きざみにする
と全周カレンダー表示が可能である。後述の実施例の外
観図では全周カレンダー表示の実施例を示す。
【0015】図1においては22は外部操作部材であり
リューズの付く巻真、23は該巻真22と係合するおし
どりである。おしどり23はかんぬき24と係合し、巻
真22の引き出し位置を決めると同時に、スイッチレバ
ー25と下面ダボ23cにより係合し、スイッチレバー
25を連動させる。かんぬき24はおしどり23との係
合によりつづみ車26を巻真22の軸方向に位置を決め
る。これらの切換構造により、時計体としての回路的切
換状態を設定している。図5はこの切換構造の係合状態
を示した断面図である。図に示した様に、おしどり23
は地板1に組み込まれたおしどり軸27に軸支され、一
段下がった側面23aでかんぬき24と係合し、その下
面に一体で構成されたダボ23cでスイッチレバー25
と係合する。また、一段上がった下面部23bで巻真と
係合している。おしどり23は、電池プラス端子28の
おしどり押えばね28aにより押圧固定され、安定する
と同時におしどり23がおしどり軸27で受ける面を基
準として上下に三段となっており、巻真22から受ける
力とかんぬき24から受ける力のモーメントを最少に
し、おしどり23がこじ上げられることなく安定させる
ことが可能となる。かんぬき24とスイッチ部材である
スイッチレバー25は輪列受29と地板1の間で一定の
スキマを持って挟持され、案内されている。スイッチレ
バー25は地板1のダボ1aを中心として回転可能であ
り、おしどり23に連動することにより、スイッチレバ
ー25の回路との接点ばね部25aが回路ブロック30
に圧接される。また、スイッチレバー25は回路ブロッ
ク30に圧接すると同時にその反力でモード修正ジャン
パ31と圧接導通をする構造となっている。モード修正
ジャンパ31は電池プラス端子28のプラス導通ばね2
8bによりプラス導通され、スイッチレバー25に導通
するものとなる。
【0016】図1において、28は電池プラス端子であ
り、弾性導電性部材よりなる。電池2は電池プラス端子
28の電池側圧ばね28cと28dにより保持導通され
ており、上面を電池押え板33により固定されている。
電池プラス端子28は3時に位置する巻真22に対して
ほぼ対称にスイッチばね部28e、28fを有する。ま
た、電池プラス端子は時計体と外装部材である裏ブタと
の間に位置する耐磁板のガタ防止用のばね28g、28
h、28i、時計体の断面方向のガタ防止用ばね28
k、28l、28m、水晶ユニットの押えばね28n、
昇圧コイルへのプラス導通ばね28pを有する。これら
の弾性ばね構成により、時計体としての導通、部品の保
持固定、時計体の保持等を行なっている。
【0017】図6は電池プラス端子28によって保持さ
れている電池2の固定部を示した断面図である。図に示
した様に、電池2は電池プラス端子28の電池側圧ばね
28cと28dにより側面より保持すると同時にプラス
導通を行なっている。電池側圧ばね28dの電池組み込
み以前の状態は2点鎖線で示す様に28d′の位置にあ
り、電池2の組み込みと同時に地板の1の被係合部1b
に電池プラス端子28の係合部28d−1が係合するこ
とにより、ばねの側圧で電池2を保持し、電池プラス端
子28の断面上方への浮き上りを防止できる構造となっ
ている。また、電池押え板33は地板1に打ち込み固定
されたねじピン81の電池側先端部に案内されるバーリ
ング部33aを有し、該バーリング部33aの外周を逃
げる地板の開口部1cの外周部とねじ91の締め付けに
より挟持、固定されている。また、電池押え板33は前
記バーリング部33aで位置決めされると同時に、電池
プラス端子28の位置決め用穴部28qに係合する係合
部33bにより回転方向、位置決めがされる。電池押え
板33を組み込み固定する場合に、バーリング部33a
で位置決めし、さらに同じ位置でねじ91を締め付け固
定できることから、非常に少スペースで部材の固定が可
能となっている。また、前述したように電池プラス端子
28の電池側圧ばね28dは、電池2の取り外しと同時
に28d′の位置に戻るため、ねじなどを外すといった
工程を必要としない構造となっている。
【0018】図7は電池プラス端子28によって構成さ
れるスイッチばね部28fのスイッチ部を示した断面図
である。また、図8、9は回路基板30aと電池プラス
端子28のスイッチ導通部28f−1との接点部を示し
た断面図及び、ボタン押し当て部28f−2を示した断
面図である。図に示した様に、電池プラス端子28のス
イッチばね部28fの先端に位置するスイッチ導通部2
8f−1はばね組み込み前の状態において、2点鎖線で
示す28f−1′の位置にあり、組み込みと同時に地板
1のばね引っ掛け部1dに係合し、ばねに初期たわみを
持たせている。スイッチばねに初期たわみを持たせるこ
とにより、スイッチ導通部やボタン押し当て部の平面的
ばね位置のばらつきを押えることができると同時に、ボ
タンをもどすための反力を持つことが可能となる。本実
施例ではばね先端部のスイッチ導通部28f−1を地板
1dに引っ掛けたことにより、ばねの中ほどに位置する
ボタン押し当て部の平面的位置はばらつきなく安定する
ものである。次にボタン押し時について詳述する。スイ
ッチばね部28fはばね根元部28f−3とスイッチ導
通部28f−1に対してボタン押し当て部28f−2が
Tの字形に構成されている。ボタン34を押すことによ
りスイッチ導通部28f−1に接しスイッチ入力がされ
る。さらにボタン34が押されてもスイッチばね部のボ
タン押し当て部28f−2がねじれることにより、ボタ
ン34を押し込みすぎてもスイッチばね部28fに必要
以上の応力は発生せず、折れ、ヘタリ等は皆無である。
【0019】次に回路ブロック30の回路構成について
記述する。図1において、35は電池マイナス端子、3
6は圧電素子に圧接するブザーリード端子である。回路
ブロック30に実装される電気素子類として、37は昇
圧コイル、38はブザー用トランジスタ、39は電池保
護用コンデンサー、40は歩度緩急用コンデンサー、4
1は水晶振動子を内装した水晶ユニット、そして32は
電気信号を伝えるCMOS−ICである。また、42は
回路ブロック30とコイルリード基板3b、13bのそ
れぞれを断面的に圧接導通させるための回路スペーサで
ある。電気回路構成は後に記述するものとして、ここで
は回路構造について詳述する。CMOS−IC32は回
路基板30aにワイヤーボンド実装された後に、モール
ド30bにより固着されている。他の素子はハンダ付実
装されて固定されている。
【0020】図10は電池マイナス端子35の導通構造
を示した断面図である。電池マイナス端子35は地板1
の案内ダボ1e、1fで案内され、地板の肩部1gを支
点として一端を電池2の(−)側に接し、他端を回路基
板30aに接する構造となっている。電池マイナス端子
35とブザー用トランジスタ38は平面的に重なる様に
配置されている。トランジスタ38は外周を樹脂材料で
被覆されており、接してもショートしないものとなって
いる。また、同図において電池プラス端子28のガタ防
止用ばね28kは近傍に昇圧コイル37にプラスの電位
を導通させるばね28pが構成されている。ガタ防止用
ばね28kは外装部材である裏ブタ71が組み込まれる
ことにより、ばね28pをともなってたわみ、ばね28
pが回路基板30cに圧接する。すなわち、昇圧コイル
37は外装を組み込み、コンプリート状態になって初め
てプラスの電位を得る構造となっている。これは圧電素
子が結線されない状態において、ブザーの出力があった
場合、該出力ノイズによりCMOS−ICがリセットさ
れてしまう可能性があるためである。
【0021】また、前述した様に図10において電池マ
イナス端子35の位置決めである地板1の案内ダボ1e
と1fの中間に、平面的に重なるようにトランジスタ3
8が配置されている。平面的に重ねたことにより、通常
のトランジスタ38の実装位置は他部品と重ならないよ
うに配置するため、少スペース化が可能となり、他部品
の配置に余裕を持たせることができる。また地板1の案
内ダボ1e・1fとトランジスタ38の断面的は重なり
H1を一定量確保することにより、衝撃が加わった時な
どに電池マイナス端子35が案内1e・1fから係合外
れをおこさない構造にすることができる。
【0022】図11は図1で示した本発明の多機能電子
時計の一実施例を示す裏平面図である。図1とともに本
発明の電子時計が基本時計機能に加えてストップウォッ
チ機能、アラーム機能、タイマー機能、デュアルタイム
表示機能等を時計体中心及び3時、9時、12時位置に
配した針式表示により行なうことを示すものである。そ
れぞれの機能を文字板上の6時位置に配した窓により表
示するモード表示構造について、次に説明する。
【0023】図12は図1の切換部とモード修正接点部
を示す要部表平面図であり、図13、14、15はモー
ド修正構造を示す断面図である。図11〜14におい
て、通常携帯状態において巻真22を回すことによりモ
ード切替えが可能な様に、巻真0段目でつづみ車26が
モード修正伝え車101と噛み合っている。巻真22を
廻すと、つづみ車26が回転し、更にモード修正伝え車
101、第一モード修正中間車102、第二モード修正
中間車103を介してモード修正車軸104に回転が伝
わる。モード修正車軸104は図13に示す様に時計体
の表側から裏側(文字板72側)へ貫通しており、地板
1及び輪列受29に各々設けた案内穴に案内・保持され
ている。モード修正車軸104の地板係合部104aは
円形断面を有しており、ロータリースイッチであるモー
ド接点ばね105の係合部104b及び第二モード修正
中間車103との係合部104cは図12に示す様なD
形形状を有し、前記モード接点ばね105、前記第二モ
ード修正中間車103各々に設けたD形形状穴と係合
し、前記3部品は一体的に回転する様構成されている。
前記モード接点ばね105の接点部105a及び105
bは、電気素子類を実装した回路ブロック30の基板3
0a上のパターン30d、30e、30f、30g、3
0hと接触するものとなる。前述した構造により巻真操
作に連動してモード接点ばね105が回転し、前記接点
部105a及び105bと前記パターン30d〜30h
の接点の組み合わせが変わることにより、モードが電気
的に切替えられることが可能となる。すなわち、モード
接点ばね105の接点部105bはつねにプラス電位の
30dに導通され、他端の接点部105aがオープン
(無接触状態)か、30e、30fあるいは30gにど
の様に組み合わせられて接しているかで、max23
りの状態を作り出すことが可能となる。また、巻真通常
状態において巻真を回転させながらAおよびBスイッチ
を同時押しすることにより、前記モード接点ばね105
の接点部105aが回路基板上のパターン30hと導通
し、前記回路基板30a上のCMOS−ICのシステム
セットをすることが可能である。
【0024】モード修正車軸104はモード修正ジャン
パ31の躍制部31aをモード修正車軸104に一体で
形成した躍制歯車104eに係合させることにより回転
位置決めされている。モード修正ジャンパ31は地板1
のダボ1n、1iで組み込み案内され躍制部31aは地
板1jに引っ掛けられ位置決めされる。この状態でモー
ド修正車軸104の躍制歯車104eとモード修正ジャ
ンパ31の躍制部31aとは一定のスキマH2 を有して
いる。
【0025】スキマを設けない方がモード修正車軸10
4の回転位置決めはガタ付きなくできるが、組立工程に
おいてモード修正車軸104の案内が地板だけの時にモ
ード修正ジャンパ31により力を加えると傾き、後で組
込む輪列受が非常に組込みずらくなってしまう。従って
前述のスキマH2 を設けることにより、組立性の向上が
図られている。ただしスキマH2 は大きすぎると位置決
めが不可能となるため、2/100mm程度に設定され
ている。
【0026】巻真22を回転させることにより、モード
修正車軸104の躍制歯車104eがモード修正ジャン
パ31の躍制部31aの頂点を越えるまでは巻真に負荷
トルクを持ちながら回転する。そして前記躍制部31a
の頂点を越えてから静止位置までは、モード修正ジャン
パ31の躍制力によって回転する構造となっている。従
ってモード修正車軸104から、第二モード修正中間車
103、第一モード修正中間車102、モード修正伝え
車101、つづみ車26を介する巻真22までのモード
の修正に関わる伝達系において、モード修正車軸104
がモード修正ジャンパ31の躍制力によって確実に回転
できる様に配慮が必要となる。本実施例ではモード修正
車軸104の係合部104cのD形形状と第二モード修
正中間車103のD形中心穴形状において、モード修正
車軸104の躍制歯車104eの歯車ピッチの半分以上
回転方向に遊びが得られる様に、第二モード修正中間車
103のD形中心穴形状の穴幅を広げている。従ってモ
ード修正車軸104の動きがスムーズになり、以下に述
べるモード表示車106の動きもスムーズにすることが
可能となる。図11において、モード表示車106は合
成樹脂材から成り、“Time”、“Reset”、
“→0←”、“chrono”、Timer”等の機能
状態を示す文字列、マーク等が印刷されたモード表示部
106bと表示部の内側に設けた内歯を有しており、地
板1に設けたほぼ時計中心を中心とする円弧形状を有す
る案内部1kに前記内歯部で案内されている。本実施例
では6時方向に位置する表示を、文字板72の6時方向
に設けられた窓穴72aからのぞかせることにより、選
択的にモード状態を表示する構造となっている。107
はモード修正車であり、中心に設けたD形穴でモード修
正車軸104のモード修正車係合部104dと係合して
おり、前記モード修正車軸104と一体的に回転する。
モード修正車107はモード表示車106の内歯と噛合
しており、モード修正車軸104の回転をモード表示車
106に伝える。従ってモード表示車106は時計中心
を回転中心として回転可能となる。前述の構造によれば
モード表示車106のモード表示部106bを時計中心
に対して外周寄りに配置可能となり、結果としてモード
表示部106bにおける1モード分の表示領域が広くな
り、大きく見易いモード表示が可能となる。モード表示
車106はモード表示ジャンパ108により平面位置決
めを行ない、断面方向はモード表示車押え板109によ
り一定のスキマをもち挟持されている。このモード表示
ジャンパ108によるモード表示車106の躍制力はモ
ード修正車107を介してモード修正車軸104に負荷
として伝わる為、このモード表示ジャンパ108の躍制
力は前述したモード修正ジャンパ31の躍制力に対して
極力弱く設定を行っている。モード表示ジャンパ108
を用いることによりモード表示位置のバラツキを少なく
できる為文字板の窓穴とモードを示す文字列、マーク等
とのスキマを少なくでき、その分文字サイズを大きくす
ることが可能となる。
【0027】巻真22の回転操作により前述した様にモ
ード修正車軸104が回転し、時計体の表側で電気的な
モード切替えができると同時に、時計体の裏側でモード
修正車107を介してモード表示車106が回転しモー
ド表示が切替わる構造となっている。本実施例ではモー
ド修正車軸104の躍制歯車104eの歯数は6枚であ
り、モード修正車軸104一周に対して、6つの機能状
態が可能となっているモード修正車107の歯数を12
枚、モード表示車106の歯数を24枚とし、モード修
正車軸104の一周に対してモード表示車106が半周
する様な設定としている。また、モード修正車107と
モード表示車106の機能状態の位相を合わせるため
に、モード修正車107に位置決め用穴107aとモー
ド表示車106に印刷で106aをもうけ、お互いに合
わせた位置に組込みを実施している。これにより電気的
なモード設定状態に合致したモード表示が可能となる。
【0028】109、110は各々モード表示車押え
板、筒車押え板であり、副針表示に関わる車類及びモー
ド表示に関わる車類の押え部材である。モード表示車押
え板109は文字板72と同様にモード表示用の窓穴1
09aを有している。本実施例においては6時方向にモ
ード表示部を設定したが、本発明のモード表示構造によ
れば、モード表示車106のモード表示部が回動する範
囲であればどの位置にでも表示部を設定できる為、デザ
イン上の自由度が高まる。また、モード表示車押え板1
09はモード表示車106のモード印刷面を擦すらない
様にほぼモード表示車106の内歯の歯底位置付近に段
差109bを有している。モード表示車押え板109は
モード表示車106の歯部を断面的に一定のスキマを介
して保持し、その外周部に段差をもうけ印刷面の保護を
行なう構造が可能である。さらに筒車押え板110は時
計体の中心部に配置した筒車10の断面位置決めを行な
う。筒車押え110の筒車10の上部には曲げおこし部
110a、110bを有しており、モード表示車押え板
109との間に位置する。これは筒車10の先端部にか
ん合する時針12の針抜き時において、筒車10の浮き
上がりを文字板72とモード表示車押え109を介して
防止し、筒車10に噛合する日の裏かな9bや24時中
間車111の歯つぶれを皆無にすることができる効果を
有する。
【0029】図12において、スイッチ部材であるスイ
ッチレバー25は、巻真22の引き出しに伴ない、おし
どり23を介して地板に形成した回転軸1aを中心に回
転し、接点部25aにより巻真1段目では回路基板上に
形成されたパターン30iと導通し、巻真2段目におい
てはパターン30jと導通する。これにより、前述した
モード接点ばね105の回路パターンとの接触状態との
組み合わせにより、時分針や日付の修正状態を作り出し
ている。
【0030】図11において、10は筒車であり前述し
た表輪列構成により時表示を行なう。111は筒車と噛
合する24時中間車であり、112は該24時中間車に
噛合する24時車である。また、113は同じく筒車に
噛合するDT24時中間車であり、114は該DT24
時中間車に噛合するDT24時車である。24時車11
2とDT24時車114、さらに前述した1/10CG
車21は時計体の中心から等距離位置に配置されている
副針用指針車である。これらの裏輪列構成により、24
時とデュアルタイム24時の表示を行なっている。図1
4、16はこの24時デュアルタイム24時表示のため
の輪列噛合状態を示した断面図である。図に示した様
に、24時車112及びDT24時車114は筒車10
から各々24時中間車、DT24時中間車を介して1/
2に減速され、24時間を示す副針指針車として機能す
る。DT24時車114は巻真22を一段引き出すこと
により、単独でデュアルタイムを修正できる構造となっ
ている。巻真22を一段引き出すことにより、前述した
おしどり23、かんぬき24の作動によりつづみ車26
が移動し、DT24時修正車115と噛合する。この状
態で巻真22を回転させることにより、DT24時修正
車115が回転し、該DT24時修正車115と噛合す
るDT24時車114が回転する。DT24時車は筒車
10とDT24中間車113を介して連動している
が、DT24時中間車113において歯車部113aと
かな部113bがスリップ回転可能な構造となっている
為、巻真22の操作によりDT24時車114の単独修
正が可能となり、デュアルタイム表示ができるものとな
る。
【0031】次に本発明の多機能電子時計の回路構成に
ついて説明する。
【0032】図17に、CMOS−IC32と他の電気
素子との回路結線図を示す。図17において、2は酸化
銀電池、3dはステップモータAのコイルブロック、1
3bはステップモータBのコイルブロック、37及び3
8はブザー駆動用の素子であり、37は昇圧コイル、3
8は保護ダイオード付ミニモールドトランジスタ、39
はCMOS−IC32に内蔵されている定電圧回路の電
圧変動を抑えるための0.1μFのチップコンデンサ
ー、41はCMOS−IC32に内蔵されている発振回
路の源振となる超小型音叉型水晶振動子、40は歩度調
整用の緩急コンデンサー、53は圧電ブザーである。4
5はAスイッチ、46はBスイッチであり、プッシュボ
タンスイッチのプッシュ時のみ入力される。47はCス
イッチ、48はDスイッチであり、前述したスイッチレ
バー25とのスイッチとなり巻真22の引き出し位置を
電気的に判定するものである。スイッチC47が閉じた
時は巻真22が二段目であり、スイッチD48が閉じた
時は巻真22が一段目、スイッチC47とスイッチD4
8が開いている時は巻真22が通常位置であると判定さ
れる。49はRA1スイッチ、50はRA2スイッチ、
51はRB1スイッチであり、前述としたモード切換部
のスイッチパターン30e、30g、30fに対応して
モードを電気的に切換えている。52はFB2スイッチ
であり、Aスイッチ45とBスイッチ46との同時入力
によりCMOS−ICのシステムリセットを可能として
いる。28pは前述した昇圧コイル37へプラスの電位
をおとすための電池プラス端子ばねである。
【0033】図18に、本実施例で用いたCMOS−I
C20のブロック図を示す。図18に示した様に、CM
OS−IC32は、コアCPUを中心にワンチップ上に
プログラムメモリ、データメモリ、4個のモータドライ
バ、モータ運針制御回路、サウンドジェネレータ、イン
タラプト制御回路等を集積したアナログ電子時計用のワ
ンチップマイクロコンピュータである。以下、図18に
ついて説明する。
【0034】201はコアCPUであり、ALU、演算
用レジスタ、アドレス制御レジスタ、スタックポイン
タ、インストラクションレジスタ、インストラクション
デコーダ等で構成されており、周辺回路とはメモリマッ
I/O方式によりアドレスバス(adbus)及び
データバス(dbus)で接続されている。
【0035】202は2048word×12bit構
成のマスクROMよりなるプログラムメモリであり、I
Cを動作させるためのソフトウエアを格納している。
【0036】203はプログラムメモリ202のアドレ
スデコーダである。
【0037】204は112word×4bit構成の
RAMからなるデータメモリであり、各種計時のための
タイマや各指針の針位置を記憶するためのカウンタ等に
用いられる。
【0038】205はデータメモリ204のアドレスデ
コーダである。
【0039】206は発振回路であり、Xin及びXo
ut端子に接続される音叉型水晶振動子を源振に327
68Hzで発振する。
【0040】207は発振停止検出回路であり、発振回
路206の発振が停止するとそれを検出し、システムに
リセットをかける。
【0041】208は第1分周回路であり、発振回路2
06より出力される32768Hz信号φ32K を順次分
周して、16Hz信号φ16を出力する。
【0042】209は第2分周回路であり、第1分周回
路の208より出力される16Hz信号φ16を1Hz信
号φ1 で分周する。尚、8Hzから1Hzまでの各分
周段の状態はソフトウエアによりコアCPU201内に
読み込むことができる。
【0043】また、本実施例のICにおいては、時計計
時等の処理のためのタイムインタラプトTintとし
て、16Hz信号φ16、8Hz信号φ8 、1Hz信号φ
1 を用いている。タイムインタラプトTintは各信号
の立下りで発生し、各インタラプト要因の読み込みとリ
セット及びマスクはすべてソフトウエアにより行なわ
れ、リセットとマスクについては各要因ごと個別に行な
える様に構成されている。
【0044】210はサウンドジュネレータであり、ブ
ザー駆動信号を形成しAL端子に出力する。ブザー駆動
信号の駆動周波数、ON/OFF、鳴鐘パターンはソフ
トウエアにより制御することができる。
【0045】211はストップウォッチ回路であり1/
100秒計ストップウォッチを構成する際に1/100
秒針の運針制御をハードウエアで行ないソフトウエアの
負荷を著しく軽減することが可能である。
【0046】212はモータ運針制御回路であり、具体
的には図20の様に構成されており、ソフトウエアから
の指令に基づいて各モータドライバーにモータ駆動パル
スを出力する。以下、図20について説明する。
【0047】219はモータ運針方式制御回路であり、
各モータの運針方式をソフトウエアからの指令に従って
記憶するとともに 、正転駆動Iを選択するSa、正転
駆動IIを選択するSb、逆転駆動Iを選択するSc、
逆転駆動IIを選択するSd、正転補正駆動を選択する
Seの各制御信号を形成し出力する。
【0048】220は運針基準信号形成回路であり、具
体的には図19の様に構成され、ソフトウエアからの指
令により運針用基準クロックCdrvを形成し出力す
る。
【0049】図19に於いて、2201は3bitのレ
ジスタであり、ソフトウエアからの指令(アドレスデコ
ーダ2202の出力信号)によって、運針用基準クロッ
クCdrvの周波数を決定するためのデータを記憶す
る。2203は3bitのレジスタであり、プログラマ
ブル分周期2205から出力される運針基準用クロック
Cdrvの立下りで、レジスタ2201が記憶している
データをとり込み記憶する。2204はデコーダであ
り、レジスタ2203が記憶するデータに対応して、
2、3、4、5、6、8、10、16の数を2進数の形
で出力する。2205はプログラマブル分周器であり、
第1分周回路208から出力される256Hz信号φ
256 を、デコーダ2204から出力される数値をnとす
ると、1/nに分周し出力する。従って、運針基準信号
形成回路220はソフトウエアからの指令によって運針
用基準クロックCdrvの周波数を128Hz、85.
3Hz、64Hz、51.2Hz、42.7Hz、32
Hz、25.6Hz、16Hzの8種類から選択するこ
とができる。また、運針用基準クロックCdrvの周波
数変更は、レジスタ2203にデータがとりこまれた時
点で行なわれ、レジスタ2203へのデータとりこみは
運針基準用クロックCrdvに同期して行なわれるた
め、前の周波数faから次の周波数fbに切り替わる際
には、必ず1/faの間隔が確保される。
【0050】尚、正転駆動I及び逆転駆動を連結して行
なう場合には、運針基準用クロックCdrvの周波数は
64Hz以下に限定される。
【0051】221は、第1駆動パルス形成回路であ
り、図21に示した正転駆動I用の駆動パルスPaを形
成し出力する。
【0052】222は、第2駆動パルス形成回路であ
り、図22に示した正転駆動II用の駆動パルスPbを
形成し出力する。
【0053】223は、第3駆動パルス形成回路であ
り、図23に示した逆転駆動I用の駆動パルスPcを形
成し出力する。
【0054】224は、第4駆動パルス形成回路であ
り、図24に示した逆転駆動II用の駆動パルスPdを
形成し、出力する。
【0055】225は第5駆動パルス形成回路であり、
補正駆動用のパルス群Pe(特開昭60−260883
に開示されている通常駆動パルスP1 、補正駆動パルス
2、交流磁界検出時パルスP3 、交流磁界検出パルス
SP1 、回転検出パルスSP2 )を形成し出力する。
【0056】226、227、228、229は、モー
タクロック制御回路であり、具体的には図25の様に構
成されており、それぞれステップモータの運針パルス数
をソフトウエアからの指令により制御する。
【0057】図25において、2261は4bitのレ
ジスタであり、ソフトウエアにより指令された運針パル
ス数を記憶する。2262は4bitのアップカウンタ
であり、ANDゲート2274を通過する運針用基準ク
ロックCdrvをカウントし、制御信号Sresetに
よりリセットされる。2263は一致検出回路であり、
レジスタ2261とアップカウンタ2262の内容を比
較し一致した時に一致信号Dy を出力する。2264は
オール1検出回路であり、レジスタ2261の内容がオ
ール1の時にオール1検出信号D15を出力する。226
5はモータ駆動パルス形成用トリガー信号発生回路であ
り、NOTゲート2266及び2267、3入力アンド
ゲート2268、2入力ANDゲート2269、2入力
ORゲート2270から成り、レジスタ2261にオー
ル1(15)がセットされた時にはそれ以外のデータが
セットされるまで繰り返しモータパルスを出力し続け、
オール1以外のデータがセットされた時にはそのデータ
分だけモータパルスを出力し、次のデータがセットされ
るまでモータパルス出力が停止するように構成されてい
る。2271は双方向スイッチであり、制御信号Sre
adが出力されたときにONし、アップカウンタ226
2のデータバスに乗せる。2272は制御信号形成回路
であり、ソフトウエアからの指令によりレジスタ226
1に運針パルス数をセットするための信号Sset、ア
ップカウンタ2262のデータを読み込むための信号S
read、レジスタ2261及びアップカウンタ226
2をリセットするための信号Sresetを形成し出力
する。尚、信号Sreadが出力された場合にはNOT
ゲート2273とANDゲート2274により運針基準
用クロックCdrvの通過が禁止される。この場合、読
み込み後には信号Sresetを発生させてレジスタ2
261とアップカウンタ2262をリセットする必要が
ある。また、一致検出回路2263が一致を検出した時
(セットされたパルス数を出力し終えた時)各モータは
モータコントロールインタラプト(Mint)を発生す
る。モータコントロールインタラプトが発生した場合に
は、ソフトでどのインタラプトが発生したかの読み込む
ことができ、読み込み後にはリセットすることができ
る。
【0058】230、231、232、233はトリガ
ー形成回路であり、モータ運針方式制御回路219から
出力される運針方式制御信号Sa、Sb、Sc、Sd、
Seに対応してモータクロック制御回路から出力される
トリガー信号Trを221、222、223、224、
225の各駆動パルス制御回路がモータ駆動パルスP
a、Pb、Pc、Pd、Peを形成するためのトリガー
信号Sat、Sbt、Sct、Sdt、Setとして通
過させる。
【0059】234、235、236、237はモータ
駆動パルス選択回路であり、運針方式制御信号Sa、S
b、Sc、Sd、Seに対応して、各駆動パルス形成回
路から出力されるモータ駆動パルスPa、Pb、Pc、
Pd、Peの中から各ステップモータに必要な駆動パル
スを選択し出力する。以上で図17の説明を終わる。
【0060】図18において、213、214、21
5、216はモータドライバであり、モータ駆動パルス
選択回路から出力されるモータ駆動パルスを各々のモー
タ駆動回路が有する2個の出力端子に交互に出力し、各
ステップモータを駆動する。
【0061】217は入力制御及びリセット回路であ
り、A、B、C、D、RA1、RA2、RB1、RB2
の各スイッチ入力の処理及びK、T、Rの入力端子の処
理を行なう。前記A、B、C、Dのうちいずれか1つま
たはRA1、RA2、RB1、RB2のうちいずれか1
つのスイッチが入力するとスイッチインタラプトSwi
ntを発生する。この時のインタラプト要因の読み込み
及びリセットはソフトウエアにより行なわれる。尚、各
入力端子はVSSにアルダウンされており、オープン状態
ではデータ0、VDDに接続された状態でデータ1とな
る。
【0062】図17において、K端子及びD1、D2、
D3、D4(図示せず)端子は仕様切り替え端子であ
り、これらの端子のデータによって何種類かの仕様を選
択することができる。尚、これらの端子のデータの読み
込みはソフトウエアにより行なう。
【0063】R端子はシステムリセット端子であり、R
端子がVDDに接続されるとハードウエアにより、コアC
PU、分周回路、及びその他周辺回路が強制的に初期状
態に設定される。
【0064】T端子はテストモード変換端子であり、
A2、端子をVDDに接続した状態でT端子にクロックを
入力することにより、周辺回路をテストするための16
のテストモードを切替えることができる。主なテストモ
ードとして、正転I確認モード、正転II確認モード、
逆転I確認モード、逆転II確認モード、補正駆動確認
モード、クロノグラフ1/100秒確認モード等を有し
ており、これらの確認モードに於いては、各モータ駆動
パルス出力端子に自動的にモータ駆動パルスが出力され
る。
【0065】システムリセットはR端子をVDDに接続す
る方法の他にスイッチの同時入力でも行なうことがで
き、本ICにおいては、A、B、RB2の同時入力があ
ったときに、ハードウエアにより強制的にシステムリセ
ットがかかるように構成されている。
【0066】また、ソフトウエアで処理できるリセット
機能として分周回路リセットと周辺回路リセットがあ
り、周辺回路リセットを行なった場合には分周回路もリ
セットされる。
【0067】218はインタラプト制御回路であり、ス
イッチインタラプト、クロノグラフインタラプト、モー
タコントロールインタラプトに関して、各々のインタラ
プトの優先順位づけ、読み込みが行なわれるまでの記
憶、読み込み後のリセット処理を行なう。
【0068】200は定電圧回路であり、VDD−VSS
に印加される電池電圧(約1.58V)から約1.2V
の低定電圧を形成し si 端子に出力する。
【0069】以上で図18についての説明を終わる。
【0070】以上詳細に説明してきた様に、CMOS−
IC32はステップモータの駆動に関して以下の特徴を
備えており、多針タイプの多機能アナログ電子時計用I
Cとして非常に優れている。モータドライバ213、
214、215、216を有しており、4個までのステ
ップモータを同時に駆動できる。運針制御方式制御回
路219と駆動パルス形式回路221〜225とモータ
駆動パルス選択回路234〜237を有しており、ソフ
トウエアによって、4個までのステップモータそれぞれ
に3種類の正転駆動と2種類の逆転駆動をさせることが
できる。運針基準信号形成回路220を有しており、
ソフトウエアによって、各ステップモータの運針速度を
自在に変更することができる。4個のステップモータ
それぞれに対応するモータクロック形成回路226〜2
29を有しており、ソフトウエアによって、各ステップ
モータの運針パルス数を自在に設定することができる。
【0071】図26は本実施例の多機能電子時計の完成
体の外観図である。60は外装ケース、72は文字板で
ある。3時位置に巻真と連動するリューズ61、2時、
4時位置にボタン45a、46aが配置される。時計体
中心には前述した時針12、分針11、センター針20
を有し、それぞれ時、分ストップウォッチ秒あるいは日
の表示を行なう。また、時計体の中心から等距離位置に
配置される副針は、12時位置に1/10秒クロノグラ
フ針64、3時位置にデュアルタイム24時針66、9
時位置に24時針65である。そして6時位置に機能を
表示するためのモード表示窓72aが文字板にあり、そ
の下方にモード表示車106により、機能表示がされる
ものである。本実施例では以下の6つのモード表示を有
し、それぞれのモード表示に応じた機能をはたす。6つ
のモード表示とは“TIME”、
【外1】
【0072】6つのモードのうち、“→0←”の表示で
示される0位置セットモードでは、時針12、分針1
1、センター針20、1/10秒クロノグラフ針64、
24時針65の基準位置の設定を行なう。リューズ61
を回転させて、図17に示すモード切り替え用のスイッ
チRA130e、RA230g、RB130fのうち、
RB130fのスイッチ51のみがオンされると0位置
セットモードとなる。リューズ61が1段目にあるとき
(D48がオンの時)、Aスイッチ45がオンされると
1/10秒クロノグラフ針64が1ステップずつ時計回
り方向(以降正転方向と呼称する)に運針され、これに
連動してセンター針20も運針される。Bスイッチ46
が入力されると1/10秒クロノグラフ針64は反時計
回り方向(以降逆転方向と呼称する)に運針され、これ
に連動してセンター針20も運針される。AまたはBス
イッチ45、46を押し続けることにより、早送り運針
し素早く0位置を設定することができるが、このときの
運針用基準クロックCdrvは正転方向に128Hz、
逆転方向に51.2Hzを用いている。同様にリューズ
61が2段目にあるとき(C47がオンの時)、Aまた
はBボタン45a、46aを押すことにより、時針1
2、分針11、24時針65の基準位置の設定が可能で
ある。運針ステップ数、運針方向、運針用基準クロック
Cdrvは、センター針20、1/10秒クロノグラフ
針64の設定の場合と同じである。運針用基準クロック
は、他のモードにおいてもすべて正転方向は128H
z、逆転方向は51、2Hzである。0位置セットモー
ドで設定された位置を基準として、どのモードにおいて
も、現在各針がどの位置にあるかを常にデータメモリ2
04の一部に形成される針位置カウンタに記憶してい
る。
【0073】図27、図28に“Time”の表示で示
される通常時刻モードのフローチャートを示す。モード
切り替え用のスイッチがどれもオンしていないとき通常
時刻モードとなる。本発明の多機能電子時計を使用する
場合、通常時刻モードで使用される時間が最も長いこと
が予想されるため、このモードでモード切り替え用のス
イッチが全てオフされていることで平均消費電流の低減
及び使用電池の長寿命化が期待できる。図27、図28
に示されるように、1Hzのインタラプトが入力される
とデータメモリ204の一部に形成される15秒カウン
タに1を足し15秒カウンタの値が15である場合に
は、モータ運針方式制御回路219にステップモータA
3の正転駆動をセットしモータクロック制御回路A22
6に運針数1をセットする。
【0074】現在時刻の修正はリューズ61が2段目に
ある状態で行なう。リューズ61を2段目とすると、時
分針12、11は、正分の位置まで正転方向に運針され
る。ボタン45a(Aスイッチ45)を押す毎に時分針
12、11は正転方向に1分単位で運針される。ボタン
46a(Bスイッチ46)を押す毎に時分針12、11
は逆転方向に1分単位で運針される。ボタン45a、ま
たは46aを押し続けることにより早送りで運針され、
短時間での修正が可能である。
【0075】日付の修正は、リューズ61が1段目にあ
る状態で行なう。リューズ61が1段目にある状態で
タン45aを押すことによりセンター針20は、1日毎
正転方向に運針される。ボタン46aを押す毎にセンタ
ー針20は1日毎逆転方向に運針される。現在時刻の修
正と同じく、ボタン45a、または46aを押し続ける
ことにより早送りでの修正も可能である。この日付を指
し示すセンター針20は現在時刻が24時になると、瞬
間的に1/10秒クロノグラフ針を同時回転させ、日付
を1日進めるため、従来のアナログ時計と異なり、深夜
24時頃においてもはっきりと日付を確認することがで
きる。
【0076】図29、図30にストップウォッチ機能の
フローチャートを示す。尚、図29、図30で用いてい
る“CG”はストップウォッチの意味である。また、
“CGスタート”はストップウォッチ計測中かつスプリ
ット表示解除状態を表す。リューズ回転によりRA13
0eのスイッチ49がオンかつリューズ0段目(Cおよ
びDスイッチがオフ)の時、ストップウォッチの表示及
び計測の操作が可能となる。ボタン45a(Aスイッチ
45)が入力されるたびにストップウォッチ計測のスタ
ートとストップが繰り返される。ストップウォッチ計測
が開始されると、CGインタラプトによりデータメモリ
204の一部に形成されるCG1/10秒カウンタが+
1され、1/10秒クロノグラフ針64が1/ 10秒
刻みで3ステップ毎運針されると共に、1/10秒カウ
ンタが15秒をカウントすると、やはりデータメモリ2
04の一部に形成されるCG15秒カウンタが+1され
分針11が15秒刻みで運針される。また、“CGスタ
ート”時にボタン46a(Bスイッチ46)が入力され
るとスプリット表示状態となり、スプリット表示状態で
ボタン46a(Bスイッチ46)が入力されると、“C
Gスタート”となり、1/10秒クロノグラフ針64、
これと連動している計測時間の秒を示すセンター針2
0、及び時針12、分針11は、計測時間を表示するま
で早送りされる。また、ストップウォッチ停止状態でボ
タン46a(Bスイッチ46)が入力されると、ストッ
プウォッチ計測がリセットされデュアルタイム24針6
6以外の各針は0位置を表示するまで早送りされる。ス
トップウォッチ計測状態で10分間リューズ及びボタン
操作がない場合には1/10秒クロノグラフ針は0位置
を中心として図31に示されるような扇形運針を行な
う。通常ストップウォッチ計測中は、1秒当たり30発
のモータパルスが発生するが、図31の様な運針を行な
っている場合には1秒間に3発しかモータパルスが発生
しないため電池寿命を延ばすことができ、かつストップ
ウォッチ計測中であることも一目で知ることができる。
【0077】図32、図33、図34にタイマー機能の
フローチャートを示す。タイマー設定時間は分針11に
より示される。リューズ回転によりRA130eおよび
RB130fのスイッチ49、51がオンの時タイマー
モードとなり、リューズを2段目(Cスイッチ47をオ
ン)とすれば設定時間を変更することができる。ボタン
46a(Aスイッチ46)を入力する毎に1分単位ずつ
(4ステップ)設定時間を増やすことができる。ボタン
46a(Bスイッチ46)を入力する毎に1分単位ずつ
設定時間を減らすことができる。どちらのボタンにおい
ても押し続けることにより早送りで設定することができ
る。最大60分までの設定が可能である。リューズ61
を0段目とするとタイマー計測の操作が可能になる。他
のモードよりタイマーモードへ切り替わった、ボタン
46a(Bスイッチ46)を入力することによりタイマ
ー設定時間がプリセットされ、、分針11は設定時間ま
で早送りされる。タイマーのスタートストップはボタン
45a(Aスイッチ45)で行う。タイマー動作がスタ
ートすると、センター針20が反時計方向に1秒毎30
ステップずつ、分針11が反時計方向に15秒運針し、
タイマー残り時間を表示する。但し、タイマー残り時間
が5分以上である場合にはストップウォッチ計測10分
以上の場合と同様の扇形運針を1/10秒クロノグラフ
針64が行い、分針11のみが残り時間を表示する。残
り時間3秒前から予告音が鳴鐘し、0秒に達した時にタ
イムアップ音が鳴鐘し、タイマー動作を終了する。
【0078】図35にアラームセット機能のフローチャ
ートを示す。リューズ回転によりRA230g及びRB
130fのスイッチ50、51がオンの時、アラームセ
ットモードとなり、時針12、分針11、24時針6
5、デュアルタイム24時針66は早送りでアラームセ
ット時刻を表示するまで運針される。アラームセット時
刻を修正する場合にはリューズ2段目(Cスイッチ47
をオン)とし、ボタン45a(Aスイッチ45)を入力
する毎に正転方向に1分ずつ、ボタン46a(Bスイッ
チ46)を入力する毎に逆転方向に1分ずつ、分針11
が運針されてアラームセット時刻の修正ができる。他の
修正モードと同様、ボタン45a、またはボタン46a
を押し続けることにより分針は早送りで正転または逆転
運針されるため短時間で修正を行うことができる。リュ
ーズを2段目としたとき、まだ時針12、分針11、2
4時針65、デュアルタイム24時針66がアラームセ
ット時刻への自走中、ボタン45aまたは46aを押す
ことにより自走を停止してその停止した位置をアラーム
セット時刻とすることができる。
【0079】リューズ回転によりRA230gのスイッ
チ50のみをオンとすると時針12、分針11、24時
針65は通常時刻を示すモードとなるが、この状態でア
ラームセットモードでセットされたアラームセット時刻
と現在時刻とが一致するとアラーム音が鳴鐘する。
【0080】図36にリューズを回転させ、モードを切
り替えたときの各針の早送りの運針方向を決める方法の
フローチャートを示す。あるモードから、他のモードへ
切り替わった場合には、各モードの表示内容が異なるた
めに早送りで現在のモードの表示支持位置へ自走運針す
るが、このときの運針方向は自走時間が最も短かくなる
ようにさだめている。これはモード切り替え時のみなら
ず、ストップウォッチモードあるいはタイマーモードに
おいて各針が自走する場合にも同様である。
【0081】図37、図38に各モータの運針方法のフ
ローチャートを示す。図37は運針数が14発以下の場
合のモータの運針方法であり、図38(a)及び(b)
は15発以上の早送りの運針方法である。尚、図中の
“モータパルスレジスタ”は図25のレジスタ2261
のことである。
【0082】また、リューズ2段目にした時のシステム
リセット直後に各モータ毎逆転1発、正転1発のデモ運
針を行うことにより、ステップモータA3とステップモ
ータB13のそれぞれのロータ磁石の磁化されている方
向を一義的に定めることが可能となる。すなわち、ロー
タはシステムリセット後の運針パルス信号に必ず合致し
た位置に合わせることが可能となる。また、この位置で
1/10秒クロノグラフ針やセンター秒針を0位置に取
り付けることにより、0位置合せ後にシステムリセット
を行った場合でも、0位置がズレることなく正常な運針
を行うものとなる。
【0083】本発明の多機能電子時計は以上の機能の他
に報時アラーム機能や12時間制アラーム機能等も備え
ており、これらの仕様の切り替え、加えて日付表示機能
の有無等もK端子及びD1、D2、D3端子をVDDに接
続するか否かにより、選択することができる。このた
め、本ICひとつで数種類の仕様の時計を構成すること
が可能である。
【0084】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば以下の
効果が得られる。 1)モード表示部が6時位置に限定されることなく、モ
ード表示部材モード表示部が回動する範囲であれば、
どの位置にでも配置可能である。また文字板に設けた複
数個の窓穴とモード表示部材に印された文字、マーク等
を組合わせることにより、文字板全周を用いたおもしろ
みのあるモード表示も可能である。 2)従来技術よりもモード表示部の回転径が大きく設定
できるので、モードを表わす文字・マーク等のサイズを
大きくでき判読しやすいモード表示となる。 3)前述の実施例の様な副針表示を用いた場合、時計基
枠である地板の文字板装着側には副針表示に関わる車類
が多く配置されている為、モード表示に関わる構造に使
えるスペースは制約されるが本発明による構造であれ
ば、その限られたスペースを最大限有効活用し見やすい
モード表示が提供できる。 4)モード部材の回転位置決めに専用の躍制部材を設け
たことによりモードを表わす文字等の位置ズレを少なく
すると共に、モード表示部材の押え板部材に前記文字等
の印刷がこすれない様な配慮をして高品質が確保されて
いる。 5)モード表示部材に組込み目印を設け、組立性の向上
が図られている。
【0085】この様に本発明の多機能電子時計のモード
表示構造の持つ効果は絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多機能電子時計の一実施例を示す表平
面図。
【図2】時刻時分表示用輪列を示す断面図。
【図3】クロノグラフ秒及び日表示用輪列を示す断面
図。
【図4】1/10秒クロノグラフ表示用輪列を示す断面
図。
【図5】切換構造を示す断面図。
【図6】電池固定構造を示す断面図。
【図7】スイッチばね構造を示す断面図。
【図8】スイッチ構造を示す断面図。
【図9】ボタンスイッチ構造を示す断面図。
【図10】電池マイナス導通構造を示す断面図。
【図11】本発明の多機能電子時計の一実施例を示す裏
平面図。
【図12】モード修正用輪列及び裏輪列を示す断面図。
【図13】モード修正構造を示す断面図。
【図14】モード修正構造を示す断面図。
【図15】モード修正構造を示す断面図。
【図16】裏輪列を示す断面図。
【図17】図1の実施例の回路結線図。
【図18】図1のCMOS−IC32のブロック図。
【図19】運針基準信号形成回路220の具体的構成例
を示すブロック図。
【図20】モータ運針制御回路212の具体的構成例を
示すブロック図。
【図21】第1駆動パルス形成回路221から出力され
るモータ駆動パルスPaのタイミングチャート。
【図22】第2駆動パルス形成回路222から出力され
るモータ駆動パルスPbのタイミングチャート。
【図23】第3駆動パルス形成回路223から出力され
るモータ駆動パルスPcのタイミングチャート。
【図24】第4駆動パルス形成回路224から出力され
るモータ駆動パルスPdのタイミングチャート。
【図25】モータクロック制御回路226、227、2
28、229の具体的構成を示すブロック図。
【図26】本実施例の多機能電子時計の完成体の外観
図。
【図27】通常時刻モードのフローチャート。
【図28】通常時刻モードのフローチャート。
【図29】スイッチウォッチ機能のフローチャート。
【図30】ストップウォッチ機能のフローチャート。
【図31】扇形運針状態を示すチャート。
【図32】タイマー機能のフローチャート。
【図33】タイマー機能のフローチャート。
【図34】タイマー機能のフローチャート。
【図35】アラームセット機能のフローチャート。
【図36】モードを切り替えたときの各針の早送りの運
針方向を決める方法のフローチャート。
【図37】各モータの運針方法のフローチャート。
【図38】各モータの運針方法のフローチャート。
【符号の説明】
1 地板 2 電池 28 電池プラス端子 29 輪列受 30 回路ブロック 104 モード修正車軸 105 モード接点ばね 106 モード表示車 109 モード表示車押え板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−263588(JP,A) 特開 平3−276093(JP,A) 実開 平4−109390(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G04C 3/00 G04C 3/14 G04G 1/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多機能電子時計において、外部操作部材で
    ある巻真、電気的な機能モード(以下モードと記す)切
    替えの為のロータリースイッチの回転軸であり躍制用歯
    車を有する軸部材、前記躍制用歯車と係合し前記軸部材
    の回転位置決めをする躍制部材、前記軸部材と一体的に
    回転可能な様に前記軸部材に係合し、前記巻真の回転を
    前記軸部材に伝える修正伝え車、前記モードを表わす文
    字列・マーク等が印されリング形状を有するモード表示
    部と該モード表示部の内径部に設けた内歯部から成るモ
    ード表示部材、前記軸部材と一体的に回転可能な様に前
    記軸部材に係合し前記軸部材の回転を前記モード表示部
    材に伝える修正車、前記モード表示部材の断面方向の位
    置決めをする押え板部材等を有し、 前記モード表示部材は前記内歯で前記修正車と噛合し、
    時計中心を回転中心に回動する様配置されることを特徴
    とする多機能電子時計のモード表示構造。
  2. 【請求項2】前記モード表示部材の平面的な位置決めを
    する躍制部材を有することを特徴とする請求項1記載の
    多機能電子時計のモード表示構造。
  3. 【請求項3】前記軸部材の回転位置決め躍制をする躍制
    部材の躍制部は前記躍制歯車と平面的微小スキマを持っ
    て係合し前記軸部材の回転位置決めをすることを特徴と
    する請求項1記載の多機能電子時計のモード表示構造。
  4. 【請求項4】前記軸部材と前記修正伝え車とのあいだに
    は、前記軸部材の1モード分の回転角θに対し少なくと
    もθ/2以上の回転方向の遊びを設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の多機能電子時計のモード表示構造。
  5. 【請求項5】前記モード表示部材が、回転方向の一特定
    位置を指示する目印を有することを特徴とする請求項1
    記載の多機能電子時計のモード表示構造。
  6. 【請求項6】前記押え板部材は、前記モード表示部材の
    内歯の歯底位置と概略同じである平面的位置に段差形状
    を有しており、前記段差形状は時計中心側が低く、外周
    側が高くなる様形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の多機能電子時計のモード表示構造。
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