JP2995195B2 - 自動二輪車のリヤアーム構造 - Google Patents
自動二輪車のリヤアーム構造Info
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- JP2995195B2 JP2995195B2 JP2016577A JP1657790A JP2995195B2 JP 2995195 B2 JP2995195 B2 JP 2995195B2 JP 2016577 A JP2016577 A JP 2016577A JP 1657790 A JP1657790 A JP 1657790A JP 2995195 B2 JP2995195 B2 JP 2995195B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の属する技術分野] この発明は、自動二輪車のリヤアーム構造に係り、詳
しくは角形断面の中空箱形のリヤアームの共振音を低減
する自動二輪車のリヤアーム構造に関する。
しくは角形断面の中空箱形のリヤアームの共振音を低減
する自動二輪車のリヤアーム構造に関する。
[従来の技術] 自動二輪車のリヤアームには、例えばプレス加工で断
面コ字状に形成された一対の分割フレーム部を、向い合
せて溶接して断面が角形のものがある。この角形断面の
中空箱形のリアアームは丸形断面リヤアームに比較して
軽量で、しかも剛性がある等の利点を有している。
面コ字状に形成された一対の分割フレーム部を、向い合
せて溶接して断面が角形のものがある。この角形断面の
中空箱形のリアアームは丸形断面リヤアームに比較して
軽量で、しかも剛性がある等の利点を有している。
[発明が解決しようとする課題] ところで、このようなリヤアームは広い平面部分を有
しているため、内燃機関の駆動により平面部が振動する
と、それによって共振して共振音が生じる。この角形断
面の中空箱形のリヤアームの振動による騒音がライダー
に不快感を与える。
しているため、内燃機関の駆動により平面部が振動する
と、それによって共振して共振音が生じる。この角形断
面の中空箱形のリヤアームの振動による騒音がライダー
に不快感を与える。
このため、中空箱形のリヤアームの平面部分の振動を
軽減させるためには、リヤアームを厚肉にして剛性を増
加させることが考えられるが、その分重量が増加し、製
作コストが嵩む等の問題がある。
軽減させるためには、リヤアームを厚肉にして剛性を増
加させることが考えられるが、その分重量が増加し、製
作コストが嵩む等の問題がある。
この発明はこのような実情に鑑みなされたもので、簡
単な構造で、角形断面の中空箱形のリヤアームの振動を
抑え、騒音を低減させる自動二輪車のリヤアーム構造を
提供することを目的としている。
単な構造で、角形断面の中空箱形のリヤアームの振動を
抑え、騒音を低減させる自動二輪車のリヤアーム構造を
提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この
発明は、以下のように構成した。
発明は、以下のように構成した。
請求項1記載の発明は、『リヤアームブラケットに軸
支されるリヤアームは、左右一対のアーム部を有し、そ
の前側部に支持パイプが接続され、さらに中央部よりや
や前側に互いのアーム部を連結するクロスパイプが連結
され、前記支持パイプが前記リヤアームブラケットのピ
ボット軸に軸支される自動二輪車のリヤアーム構造にお
いて、前記アーム部は、断面が上下方向に縦長の中空箱
形で、かつ前記クロスパイプが連結される部分が上下方
向に広幅であり、この広幅部分から前側及び後側に向け
て狭くなっており、前記クロスパイプより後方の平面部
分に、振動を抑える防振装置を備え、この防振装置は、
前記アーム部の外側壁の上下方向中央部の内面に予め成
形されたゴム材からなる弾性体が直接接すると共に、こ
の弾性体の上下にはアーム部の上下壁との間に隙間を有
するように内側壁内面との間に圧縮した状態で組み付け
られていることを特徴とする自動二輪車のリヤアーム構
造。』である。
支されるリヤアームは、左右一対のアーム部を有し、そ
の前側部に支持パイプが接続され、さらに中央部よりや
や前側に互いのアーム部を連結するクロスパイプが連結
され、前記支持パイプが前記リヤアームブラケットのピ
ボット軸に軸支される自動二輪車のリヤアーム構造にお
いて、前記アーム部は、断面が上下方向に縦長の中空箱
形で、かつ前記クロスパイプが連結される部分が上下方
向に広幅であり、この広幅部分から前側及び後側に向け
て狭くなっており、前記クロスパイプより後方の平面部
分に、振動を抑える防振装置を備え、この防振装置は、
前記アーム部の外側壁の上下方向中央部の内面に予め成
形されたゴム材からなる弾性体が直接接すると共に、こ
の弾性体の上下にはアーム部の上下壁との間に隙間を有
するように内側壁内面との間に圧縮した状態で組み付け
られていることを特徴とする自動二輪車のリヤアーム構
造。』である。
この請求項1記載の発明によれば、リヤアームの左右
一対のアーム部は、断面が上下方向に縦長の中空箱形
で、かつクロスパイプが連結される部分が上下方向に広
幅であり、この広幅部分から前側及び後側に向けて狭く
なっており、クロスパイプが連結される部分を広幅に
し、かつクロスパイプを設けることで剛性を向上してい
る。
一対のアーム部は、断面が上下方向に縦長の中空箱形
で、かつクロスパイプが連結される部分が上下方向に広
幅であり、この広幅部分から前側及び後側に向けて狭く
なっており、クロスパイプが連結される部分を広幅に
し、かつクロスパイプを設けることで剛性を向上してい
る。
また、アーム部のクロスパイプより後方の平面部分
は、比較的大きい平面部で振動音が発生し易いが、ゴム
材からなる弾性体が圧縮された状態で組み付けられてお
り、アーム部の外側壁が振動しても外側壁と弾性体とが
常に接し、離れることがないので、振動吸収機能が十分
発揮されるし、内側壁との間のつっかい棒になって、剛
性が向上する。
は、比較的大きい平面部で振動音が発生し易いが、ゴム
材からなる弾性体が圧縮された状態で組み付けられてお
り、アーム部の外側壁が振動しても外側壁と弾性体とが
常に接し、離れることがないので、振動吸収機能が十分
発揮されるし、内側壁との間のつっかい棒になって、剛
性が向上する。
また、アーム部の上下方向中央部の内面に予め成形さ
れたゴム材からなる弾性体が組み付けられており、外側
壁の振動振幅が最も大きい部分において振動を吸収でき
るので、効率がよい。
れたゴム材からなる弾性体が組み付けられており、外側
壁の振動振幅が最も大きい部分において振動を吸収でき
るので、効率がよい。
さらに、弾性体の上下にはアーム部の上下壁との間に
隙間があり、弾性体を圧縮した状態で組み付ける際の、
組み付け作業が容易であり、またゴム材が振動を受けて
変形するためのスペースとなり、有効に振動を吸収する
ことが可能になる。以上のように、リヤアームを厚肉す
ることがないので、リヤアームの軽量化を図りつつ、振
動や共振音を防止することができる。
隙間があり、弾性体を圧縮した状態で組み付ける際の、
組み付け作業が容易であり、またゴム材が振動を受けて
変形するためのスペースとなり、有効に振動を吸収する
ことが可能になる。以上のように、リヤアームを厚肉す
ることがないので、リヤアームの軽量化を図りつつ、振
動や共振音を防止することができる。
[発明の実施の形態] 次に、この発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図はこの発明の自動二輪車のフレーム構造を的し
た自動二輪車の側面図、第2図はリヤアームの一部を破
断した平面図、第3図はリヤアームの側面図である。
た自動二輪車の側面図、第2図はリヤアームの一部を破
断した平面図、第3図はリヤアームの側面図である。
第1図において、符号1は自動二輪車の車体フレーム
で、この車体フレーム1を構成するヘッドパイプ2には
フロントフォーク3が旋回可能に設けられ、このフロン
トフォーク3には前輪4が設けられている。ヘッドパイ
プ2には左右一対のメインフレーム5が設けられ、メイ
ンフレーム5の後部には左右一対のリヤアームブラケッ
ト6が設けられている。この左右一対のリヤアームブラ
ケット6には斜後方に立上がって後方へ延びる左右一対
のシートレール7が一体に設けられ、このシートレール
7にシート8が載置されている。
で、この車体フレーム1を構成するヘッドパイプ2には
フロントフォーク3が旋回可能に設けられ、このフロン
トフォーク3には前輪4が設けられている。ヘッドパイ
プ2には左右一対のメインフレーム5が設けられ、メイ
ンフレーム5の後部には左右一対のリヤアームブラケッ
ト6が設けられている。この左右一対のリヤアームブラ
ケット6には斜後方に立上がって後方へ延びる左右一対
のシートレール7が一体に設けられ、このシートレール
7にシート8が載置されている。
メインフレーム5及びリヤアームブラケット6には内
燃機関9が搭載され、この内燃機関9の上方には燃料タ
ンク10がメインフレーム5からシートレール7の前側に
載置されている。さらに、フェアリング11がフロントフ
ォーク3の前側から内燃機関9の両側までを覆ってい
る。
燃機関9が搭載され、この内燃機関9の上方には燃料タ
ンク10がメインフレーム5からシートレール7の前側に
載置されている。さらに、フェアリング11がフロントフ
ォーク3の前側から内燃機関9の両側までを覆ってい
る。
リヤアームブラケット6に軸支されるリヤアーム12
は、左右一対のアーム部12aを有し、その前側部12a1が
支持パイプ13で連結され、さらに中央部よりやや前側に
クロスパイプ14が連結されている。このリヤアーム12の
支持パイプ13がピボット軸15に軸支され、さらにリヤア
ーム12はピボット軸15を支点として揺動可能になってい
る。リヤアームブラケット6とリヤアーム12のクロスパ
イプ14に設けたブラケット16とがリンク機構17で連結さ
れ、このリンク機構17とシートレール7との間にリヤク
ッション18が設けられている。このリヤアーム12の後部
には車軸19を介して後輪20が支持されている。
は、左右一対のアーム部12aを有し、その前側部12a1が
支持パイプ13で連結され、さらに中央部よりやや前側に
クロスパイプ14が連結されている。このリヤアーム12の
支持パイプ13がピボット軸15に軸支され、さらにリヤア
ーム12はピボット軸15を支点として揺動可能になってい
る。リヤアームブラケット6とリヤアーム12のクロスパ
イプ14に設けたブラケット16とがリンク機構17で連結さ
れ、このリンク機構17とシートレール7との間にリヤク
ッション18が設けられている。このリヤアーム12の後部
には車軸19を介して後輪20が支持されている。
リヤアーム12のアーム部12aは第2図及び第3図に示
すように、アルミニウムのプレス加工で形成された断面
コ字状の外側分割フレーム部120と内側分割フレーム部1
21とを溶接して形成され、角形断面のフレームとなって
いる。外側分割フレーム部120の上端部120aと下端部120
bとが、内側分割フレーム部121の上端部121と下端部121
bとに溶接され外側分割フレーム部120の平面部120cと内
側分割フレーム部121の平面部121cとが対向している。
すように、アルミニウムのプレス加工で形成された断面
コ字状の外側分割フレーム部120と内側分割フレーム部1
21とを溶接して形成され、角形断面のフレームとなって
いる。外側分割フレーム部120の上端部120aと下端部120
bとが、内側分割フレーム部121の上端部121と下端部121
bとに溶接され外側分割フレーム部120の平面部120cと内
側分割フレーム部121の平面部121cとが対向している。
このリヤアーム12のアーム部12aは外側分割フレーム
部120に形成された平面部120cには振動を抑える防振装
置360が備えられている。
部120に形成された平面部120cには振動を抑える防振装
置360が備えられている。
この実施例では、防振装置360の保持プレート361にも
ゴム板362が固着されている。この保持プレート361のゴ
ム板362を外側分割フレーム部120の平面部120cの内側に
当てがい、内側分割フレーム部121に一体に形成したナ
ット部121dに螺着したボルト363でプレート364を介して
押圧する。このボルト363の押圧で、保持プレート361を
介してゴム板362が外側分割フレーム部120の平面部120c
に圧接され、外側分割フレーム部120と保持プト361との
間にゴム板362が圧縮された状態で保持される。この防
振装置360で、アーム部12aの振動が吸収されると共に、
防振装置360が外側分割フレーム部120と内側分割フレー
ム部121とのつっかい棒になっており、アーム部12aの剛
性が向上する。
ゴム板362が固着されている。この保持プレート361のゴ
ム板362を外側分割フレーム部120の平面部120cの内側に
当てがい、内側分割フレーム部121に一体に形成したナ
ット部121dに螺着したボルト363でプレート364を介して
押圧する。このボルト363の押圧で、保持プレート361を
介してゴム板362が外側分割フレーム部120の平面部120c
に圧接され、外側分割フレーム部120と保持プト361との
間にゴム板362が圧縮された状態で保持される。この防
振装置360で、アーム部12aの振動が吸収されると共に、
防振装置360が外側分割フレーム部120と内側分割フレー
ム部121とのつっかい棒になっており、アーム部12aの剛
性が向上する。
このように、角形断面のリヤアーム12は広い平面部分
を有しているため、例え内燃機関の駆動により振動する
ようになっても、この振動は防振装置360のゴム板362で
外側分割フレーム部120の振動が吸収され、これにより
共振が抑えられる。従って、リヤアーム12の共振音の発
生が軽減され、角形断面のフレームの振動による騒音
で、ライダーに不快感を与えることが防止される。
を有しているため、例え内燃機関の駆動により振動する
ようになっても、この振動は防振装置360のゴム板362で
外側分割フレーム部120の振動が吸収され、これにより
共振が抑えられる。従って、リヤアーム12の共振音の発
生が軽減され、角形断面のフレームの振動による騒音
で、ライダーに不快感を与えることが防止される。
第4図乃至第6図はリヤアームに適用したさらに他の
実施例を示し、第4図はリヤアームの平面図、第5図は
防振装置の側面図、第6図は防振装置のリヤアームの取
付状態を示す斜視図である。
実施例を示し、第4図はリヤアームの平面図、第5図は
防振装置の側面図、第6図は防振装置のリヤアームの取
付状態を示す斜視図である。
左右一対のアーム部12aは前記と同様に外側分割フレ
ーム部120と内側分割フレーム部121とからなり、その上
端部120a,121aと、下端部102b,121bとが溶接され、その
平面部120c,121cが対向している。この左右のリヤアー
ム12には3箇所づつに防振装置140が備えられている。
ーム部120と内側分割フレーム部121とからなり、その上
端部120a,121aと、下端部102b,121bとが溶接され、その
平面部120c,121cが対向している。この左右のリヤアー
ム12には3箇所づつに防振装置140が備えられている。
この防振装置140は第5図に示すように、ラバー141を
有する保持プレート142にスペーサ143が、さらにスペー
サ143にはナット144が、それぞれロウ付けで固定されて
いる。ナット144にはボルト145が螺着されており、この
ボルト145にはラバー146を有する保持プレート147が回
動可能に挿着され、この保持プレート147はボルト145に
固定されたカラー148で位置規制される。
有する保持プレート142にスペーサ143が、さらにスペー
サ143にはナット144が、それぞれロウ付けで固定されて
いる。ナット144にはボルト145が螺着されており、この
ボルト145にはラバー146を有する保持プレート147が回
動可能に挿着され、この保持プレート147はボルト145に
固定されたカラー148で位置規制される。
この防振装置140は第6図に示すように、アーム部12a
の内側分割フレーム部121に形成された取付孔150から挿
着して、保持プレート142のラバー141を外側分割フレー
ム部120の平面部120cに当接させ、保持プレート147のラ
バー146は90度回転させて内側分割フレーム部121の平面
部121cに当接させ、この状態でボルト145を回転させる
と、両保持プレート142,147の間隔が大きくなって、ラ
バー141,146が平面部120c,121cに押圧される。この防振
装置140でも、リヤアーム12の振動が吸収されると共
に、剛性が向上する。
の内側分割フレーム部121に形成された取付孔150から挿
着して、保持プレート142のラバー141を外側分割フレー
ム部120の平面部120cに当接させ、保持プレート147のラ
バー146は90度回転させて内側分割フレーム部121の平面
部121cに当接させ、この状態でボルト145を回転させる
と、両保持プレート142,147の間隔が大きくなって、ラ
バー141,146が平面部120c,121cに押圧される。この防振
装置140でも、リヤアーム12の振動が吸収されると共
に、剛性が向上する。
前記メインフレーム5は第7図乃至第9図に示すよう
に構成され、メインフレーム5の前端部5aはヘッドパイ
プ2に、後端部5bはリヤアームブラケット6に溶接によ
り取付けられる。このメインフレーム5はアルミニウム
のプレス加工で形成された断面コ字状の外側分割フレー
ム部50と内側分割フレーム部51とを溶接して形成され、
角形断面のフレームとなっている。外側分割フレーム部
50の上端部50aと下端部50bとが、内側分割フレーム部51
の上端部51aと下端部51bとに溶接され、外側分割フレー
ム50の平面部50cと内側分割フレーム部51の平面部51cと
が対向している。
に構成され、メインフレーム5の前端部5aはヘッドパイ
プ2に、後端部5bはリヤアームブラケット6に溶接によ
り取付けられる。このメインフレーム5はアルミニウム
のプレス加工で形成された断面コ字状の外側分割フレー
ム部50と内側分割フレーム部51とを溶接して形成され、
角形断面のフレームとなっている。外側分割フレーム部
50の上端部50aと下端部50bとが、内側分割フレーム部51
の上端部51aと下端部51bとに溶接され、外側分割フレー
ム50の平面部50cと内側分割フレーム部51の平面部51cと
が対向している。
このメインフレーム5には5箇所にフレームの振動を
抑える防振装置60が備えられ、この防振装置60は第9図
に示すように構成されている。この防振装置60の保持プ
レート61のラバー62は外側分割フレーム部50の平面部50
cの内側に、保持プレート63のラバー64は内側分割フレ
ーム51の平面部51cの内側に、それぞれ接着されてい
る。この保持プレート61,63の間には支持ステー65が設
けられ、この支持ステー65でそれぞれのラバー62,64を
外側分割フレーム部50の平面部50cと、内側分割フレー
ム部51の平面部51cとに圧接されている。
抑える防振装置60が備えられ、この防振装置60は第9図
に示すように構成されている。この防振装置60の保持プ
レート61のラバー62は外側分割フレーム部50の平面部50
cの内側に、保持プレート63のラバー64は内側分割フレ
ーム51の平面部51cの内側に、それぞれ接着されてい
る。この保持プレート61,63の間には支持ステー65が設
けられ、この支持ステー65でそれぞれのラバー62,64を
外側分割フレーム部50の平面部50cと、内側分割フレー
ム部51の平面部51cとに圧接されている。
このように、角形断面のメインフレーム5は広い平面
部分を有しているため、内燃機関の駆動により振動する
ようになるが、この振動が防振装置60のラバー62,64で
吸収され、これにより共振が抑えられる。従って、メイ
ンフレーム5の共振音の発生が軽減され、角形断面のフ
レームの振動による騒音で、ライダーに不快感を与える
ことが防止される。
部分を有しているため、内燃機関の駆動により振動する
ようになるが、この振動が防振装置60のラバー62,64で
吸収され、これにより共振が抑えられる。従って、メイ
ンフレーム5の共振音の発生が軽減され、角形断面のフ
レームの振動による騒音で、ライダーに不快感を与える
ことが防止される。
また、防振装置60が外側分割フレーム部50の平面部50
cと、内側分割フレーム部51の平面部51cとの間に設けら
れ、その支持ステー65がつっかい棒の機能を有いてお
り、これにより外側分割フレーム部50の平面部50cと、
内側分割フレーム部51の平面部51cとの剛性が向上す
る。
cと、内側分割フレーム部51の平面部51cとの間に設けら
れ、その支持ステー65がつっかい棒の機能を有いてお
り、これにより外側分割フレーム部50の平面部50cと、
内側分割フレーム部51の平面部51cとの剛性が向上す
る。
第10図は他の実施例を示す断面図である。この実施例
では、メインフレーム5の外側分割フレーム部50の平面
部50cと、内側分割フレーム部51の平面部51cとの内側に
防振装置70が設けられている。この防振装置70はラバー
71で構成されており、このラバー71は平面部50c,51c間
に圧縮した状態で接着されており、前記と同様に振動を
吸収すると共に、平面部の剛性を向上するようになって
いる。
では、メインフレーム5の外側分割フレーム部50の平面
部50cと、内側分割フレーム部51の平面部51cとの内側に
防振装置70が設けられている。この防振装置70はラバー
71で構成されており、このラバー71は平面部50c,51c間
に圧縮した状態で接着されており、前記と同様に振動を
吸収すると共に、平面部の剛性を向上するようになって
いる。
第11図はさらに他の実施例を示す断面図である。この
実施例の防振装置80では保持プレート81のラバー82が、
メインフレーム5の外側分割フレーム部50の平面部50c
の内側に接着され、内側分割フレーム部51の内側にも保
持プレート83のラバー84が接着されている。この内側分
割フレーム部51の外側からボルト85が平面部51c、ラバ
ー84及び保持プレート83を貫通して、外側分割フレーム
部50の保持プレート81のナット86に螺着され、ボルト85
の回転で保持プレート81を介してラバー82が外側分割フ
レーム部50に平面部50cへ圧接される。
実施例の防振装置80では保持プレート81のラバー82が、
メインフレーム5の外側分割フレーム部50の平面部50c
の内側に接着され、内側分割フレーム部51の内側にも保
持プレート83のラバー84が接着されている。この内側分
割フレーム部51の外側からボルト85が平面部51c、ラバ
ー84及び保持プレート83を貫通して、外側分割フレーム
部50の保持プレート81のナット86に螺着され、ボルト85
の回転で保持プレート81を介してラバー82が外側分割フ
レーム部50に平面部50cへ圧接される。
内側分割フレーム51の平面部51cに設けられたラバー8
4及び保持プレート83は、ボルト85によって平面部51cに
圧接されることがないから、ダイナミックダンパとして
機能して、振動を抑える。
4及び保持プレート83は、ボルト85によって平面部51cに
圧接されることがないから、ダイナミックダンパとして
機能して、振動を抑える。
第12図は他の実施例を示す断面図である。
この実施例の防振装置90では保持プレート91のラバー
92が、メインフレーム5を形成する外側分割フレーム部
50の平面部50cの内側に接着される。内側分割フレーム
部51の平面部51cは内側に屈曲しており、その外側から
ボルト93を貫通させてナット94,95で締付固定すると、
ボルト93で保持プレート91を介してラバー92が外側分割
フレーム部50の平面部50cに圧接される。
92が、メインフレーム5を形成する外側分割フレーム部
50の平面部50cの内側に接着される。内側分割フレーム
部51の平面部51cは内側に屈曲しており、その外側から
ボルト93を貫通させてナット94,95で締付固定すると、
ボルト93で保持プレート91を介してラバー92が外側分割
フレーム部50の平面部50cに圧接される。
[発明の効果] 以上説明したように、請求項1記載の発明では、リヤ
アームの左右一対のアーム部は、断面が上下方向に縦長
の中空箱形で、かつクロスパイプが連結される部分が上
下方向に広幅であり、この広幅部分から前側及び後側に
向けて狭くなっており、クロスパイプが連結される部分
を広幅にし、かつクロスパイプを設けることで剛性を向
上している。
アームの左右一対のアーム部は、断面が上下方向に縦長
の中空箱形で、かつクロスパイプが連結される部分が上
下方向に広幅であり、この広幅部分から前側及び後側に
向けて狭くなっており、クロスパイプが連結される部分
を広幅にし、かつクロスパイプを設けることで剛性を向
上している。
また、アーム部のクロスパイプより後方の平面部分
は、比較的大きい平面部で振動音が発生し易いが、ゴム
材からなる弾性体が圧縮された状態で組み付けられてお
り、アーム部の外側壁が振動しても外側壁と弾性体とが
常に接し、離れることがないので、振動吸収機能が十分
発揮されるし、内側壁との間のつっかい棒になって、剛
性が向上する。
は、比較的大きい平面部で振動音が発生し易いが、ゴム
材からなる弾性体が圧縮された状態で組み付けられてお
り、アーム部の外側壁が振動しても外側壁と弾性体とが
常に接し、離れることがないので、振動吸収機能が十分
発揮されるし、内側壁との間のつっかい棒になって、剛
性が向上する。
また、アーム部の上下方向中央部の内面に予め成形さ
れたゴム材からなる弾性体が組み付けられており、外側
壁の振動振幅が最も大きい部分において振動を吸収でき
るので、効率がよい。
れたゴム材からなる弾性体が組み付けられており、外側
壁の振動振幅が最も大きい部分において振動を吸収でき
るので、効率がよい。
さらに、弾性体の上下にはアーム部の上下壁との間に
隙間があり、弾性体を圧縮した状態で組み付ける際の、
組み付け作業が容易であり、またゴム材が振動を受けて
変形するためのスペースとなり、有効に振動を吸収する
ことが可能になる。以上のように、リヤアームを厚肉す
ることがないので、リヤアームの軽量化を図りつつ、振
動や共振音を防止することができる。
隙間があり、弾性体を圧縮した状態で組み付ける際の、
組み付け作業が容易であり、またゴム材が振動を受けて
変形するためのスペースとなり、有効に振動を吸収する
ことが可能になる。以上のように、リヤアームを厚肉す
ることがないので、リヤアームの軽量化を図りつつ、振
動や共振音を防止することができる。
第1図はこの発明の自動二輪車のフレーム構造を適用し
た自動二輪車の側面図、第2図はリヤアームの一部を破
断した平面図、第3図はリヤアームの側面図、第4図乃
至第6図はリヤアームに適用したさらに他の実施例を示
し、第4図はリヤアームの平面図、第5図は防振装置の
側面図、第6図は防振装置のリヤアームの取付状態を示
す斜視図、第7図はメインフレームの側面図、第8図は
メインフレームの平面図、第9図は第7図IX−IX断面
図、第10図は他の実施例を示す断面図、第11図はさらに
他の実施例を示す断面図、第12図は他の実施例を示す断
面図である。 図中符号1は車体フレーム、5はメインフレーム、9は
内燃機関、12はリヤアーム、50,120は外側分割フレーム
部、51,121は内側分割フレーム部、60,70,80,90,100,11
0,140,160,260,360は防振装置である。
た自動二輪車の側面図、第2図はリヤアームの一部を破
断した平面図、第3図はリヤアームの側面図、第4図乃
至第6図はリヤアームに適用したさらに他の実施例を示
し、第4図はリヤアームの平面図、第5図は防振装置の
側面図、第6図は防振装置のリヤアームの取付状態を示
す斜視図、第7図はメインフレームの側面図、第8図は
メインフレームの平面図、第9図は第7図IX−IX断面
図、第10図は他の実施例を示す断面図、第11図はさらに
他の実施例を示す断面図、第12図は他の実施例を示す断
面図である。 図中符号1は車体フレーム、5はメインフレーム、9は
内燃機関、12はリヤアーム、50,120は外側分割フレーム
部、51,121は内側分割フレーム部、60,70,80,90,100,11
0,140,160,260,360は防振装置である。
フロントページの続き (72)発明者 岡本 春仁 静岡県磐田市新貝2500番地 ヤマハ発動 機株式会社内 (72)発明者 伊藤 潔 静岡県磐田市新貝2500番地 ヤマハ発動 機株式会社内 (72)発明者 磯部 謙作 静岡県磐田市新貝2500番地 ヤマハ発動 機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−184982(JP,A) 特開 平1−297387(JP,A) 特開 昭56−8775(JP,A) 特開 昭62−184982(JP,A) 特開 昭62−77292(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62K 11/02 - 11/04 B62K 25/20
Claims (1)
- 【請求項1】リヤアームブラケットに軸支されるリヤア
ームは、左右一対のアーム部を有し、その前側部に支持
パイプが接続され、さらに中央部よりやや前側に互いの
アーム部を連結するクロスパイプが連結され、前記支持
パイプが前記リヤアームブラケットのピボット軸に軸支
される自動二輪車のリヤアーム構造において、前記アー
ム部は、断面が上下方向に縦長の中空箱形で、かつ前記
クロスパイプが連結される部分が上下方向に広幅であ
り、この広幅部分から前側及び後側に向けて狭くなって
おり、前記クロスパイプより後方の平面部分に、振動を
抑える防振装置を備え、この防振装置は、前記アーム部
の外側壁の上下方向中央部の内面に予め成形されたゴム
材からなる弾性体が直接接すると共に、この弾性体の上
下にはアーム部の上下壁との間に隙間を有するように内
側壁内面との間に圧縮した状態で組み付けられているこ
とを特徴とする自動二輪車のリヤアーム構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016577A JP2995195B2 (ja) | 1989-11-30 | 1990-01-26 | 自動二輪車のリヤアーム構造 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1-311542 | 1989-11-30 | ||
| JP31154289 | 1989-11-30 | ||
| JP2016577A JP2995195B2 (ja) | 1989-11-30 | 1990-01-26 | 自動二輪車のリヤアーム構造 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15867698A Division JP2941261B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 自動二輪車のメインフレーム構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03220079A JPH03220079A (ja) | 1991-09-27 |
| JP2995195B2 true JP2995195B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=26352943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016577A Expired - Fee Related JP2995195B2 (ja) | 1989-11-30 | 1990-01-26 | 自動二輪車のリヤアーム構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2995195B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP4698103B2 (ja) * | 1999-06-23 | 2011-06-08 | テイ・エス テック株式会社 | 自動二輪車用スイングアーム及び自動二輪車用スイングアームの製造方法 |
| JP4005883B2 (ja) * | 2002-09-13 | 2007-11-14 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車のリヤアーム |
| JP5154354B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2013-02-27 | 東海ゴム工業株式会社 | 車両構造 |
| US20150251721A1 (en) * | 2014-03-07 | 2015-09-10 | Specialized Bicycle Components, Inc. | Bicycle damping system |
| WO2020136681A1 (en) * | 2018-12-26 | 2020-07-02 | Hero MotoCorp Limited | Swing arm of vehicle |
| JP7286694B2 (ja) * | 2021-03-11 | 2023-06-05 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
| JP2024053974A (ja) * | 2022-10-04 | 2024-04-16 | ヤマハ発動機株式会社 | 鞍乗型車両 |
-
1990
- 1990-01-26 JP JP2016577A patent/JP2995195B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03220079A (ja) | 1991-09-27 |
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