JP2995206B2 - 光学分割法 - Google Patents

光学分割法

Info

Publication number
JP2995206B2
JP2995206B2 JP2414693A JP41469390A JP2995206B2 JP 2995206 B2 JP2995206 B2 JP 2995206B2 JP 2414693 A JP2414693 A JP 2414693A JP 41469390 A JP41469390 A JP 41469390A JP 2995206 B2 JP2995206 B2 JP 2995206B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
hydroxy
naphthol
optically active
mmol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2414693A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07173081A (ja
Inventor
正敏 川島
Original Assignee
株式会社環境科学センター
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社環境科学センター filed Critical 株式会社環境科学センター
Priority to JP2414693A priority Critical patent/JP2995206B2/ja
Priority to CA002048286A priority patent/CA2048286A1/en
Priority to EP91307218A priority patent/EP0471498B1/en
Priority to DE69128442T priority patent/DE69128442T2/de
Priority to US07/974,826 priority patent/US5395962A/en
Priority to US08/293,036 priority patent/US5510520A/en
Publication of JPH07173081A publication Critical patent/JPH07173081A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2995206B2 publication Critical patent/JP2995206B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多官能性化合物の光学分
割法に関する。
【0002】
【従来の技術】脂肪族ジオール、ジヒドロキシビアリー
ル、ヒドロキシオキシムなどは、中性もしくは弱い酸性
しか示さないために、通常はそのままでは分割剤と相互
作用を起こさず、また、複数の官能基を有するため、極
めて分割の難しい化合物である。数少ない従来の光学分
割法はエステルなどの誘導体へ変換した後に分割する方
法であり、また分割剤が入手しにくいため実用的でなか
った。
【0003】広範囲にわたる不斉反応において極めて有
効な光学活性化合物である1,1′−ビ−2−ナフトー
ル(例えばJ.Am.Chem.Soc.,106,6
709(1984))の純化学的光学分割法として、ラ
セミ体の1,1′−ビ−2−ナフトールにオキシ塩化リ
ンを作用させて得られるリン酸エステルをシンコニン、
またはシンコニジンで分割(Org.Synth.,6
7,(1988))、もしくは光学活性2−アミノブ
タノールで分割(Synthesis,222(199
0))した後、水素化アルミニウムリチウムで還元(O
rg.Synth.,67,13(1988))して光
学活性1,1′−ビ−2−ナフトールを得る方法が知ら
れていた。しかしながら、これらの方法は1,1′−ビ
−2−ナフトールを一度、リン酸エステルに導きこれを
光学分割後、リン酸部分を還元的に除くという煩雑な操
作を必要とする上、最後の工程において毒ガスであるホ
スフィンが生成するという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、本発明の目
的は、上記問題点を解決することであり、ラセミ体もし
くは部分分割された化合物であるジヒドロキシビアリー
ル、脂肪族ジオールおよびヒドロキシオキシムからなる
群から選ばれたカルボキシル基を含まない多官能性化合
物の有効な光学分割法を提供することである。また、操
作の簡便さを有し、工業的に、かつ安全で実用性がある
該多官能性化合物の光学分割法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、脂肪族ジオ
ール、ジヒドロキシビアリール、ヒドロキシオキシムな
どのカルボキシル基を含まない少なくとも二個のヒドロ
キシル基を有する化合物に対して同じく二官能性ジアミ
ノ化合物を分割剤として作用させれば効果的な光学分割
ができることを見出し本発明の光学分割法を完成した。
【0006】本発明はつぎの構成を有する。ラセミ体も
しくは部分分割された化合物であるジヒドロキシビアリ
ール、脂肪族ジオールおよびヒドロキシオキシムからな
る群から選ばれたカルボキシル基を含まない多官能性化
合物(以下、多官能性化合物ということがある)に光学
活性ジアミノ化合物からなる二官能性分割剤(以下、分
割剤ということがある)を作用させ水素結合による錯体
を形成させることを特徴とする該多官能性化合物の光学
分割法。
【0007】
【0008】
【0009】本発明の光学分割法において、多官能性化
合物と光学活性な二官能性化合物とは構造対称性が似た
ものが好ましく、同じものがもっとも好ましい。
【0010】本発明の光学分割法の多官能性化合物とし
て、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、2,3−ブタンジオール、3,4−ヘキサンジオー
ル、4,5−オクタンジオール、5,6−デカンジオー
ル、1,2−シクロペンタンジオール、1,2−シクロ
ヘキサンジオール、1,2−シクロオクタンジオール、
1,2−ジフェニル−1,2−エタンジオール、1,2
−ジヒドロ−1,2−ジヒドロキシベンゼン、2,2′
−ジヒドロキシ−1,1′−ビナフチル、6,6′−ジ
ブロモ−2,2′−ジヒドロキシ−1,1′−ビナフチ
ル、6,6′−ジメチル−2,2′−ジヒドロキシ−
1,1′−ビフェニル、2−ヒドロキシ−3−ヒドロキ
シイミノブタン、3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシイミ
ノヘキサン、4−ヒドロキシ−5−ヒドロキシイミノオ
クタン、5−ヒドロキシ−6−ヒドロキシイミノデカ
ン、1,2−ジフェニル−1−ヒドロキシ−2−ヒドロ
キシイミノエタン、および1,2−ビス(4−メトキシ
フェニル)−1−ヒドロキシ−2−ヒドロキシイミノエ
タンからなる群から選ばれたラヤミ体もしくはラセミ体
の一部が分割された化合物が挙げられる。
【0011】一方、分割剤として用いられる二官能性化
合物は1,2−ジアミノプロパン、2,3−ジアミノブ
タン、1,2−ジアミノシクロヘキサン、1,2−ジア
ミノ−1,2−ジフェニルエタン、2,2′−ジアミノ
−1,1′−ビナフチルなどの光学活性化合物が挙げら
れる。本発明の分割法に用いる溶媒は通常、ベンゼン、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
類、ペンタン、ヘキサン等の脂肪族炭化水素、アセトニ
トリル、あるいはこれらの溶媒とメタノール、エタノー
ル等のアルコールとからなる溶媒群から選ばれたアルコ
ールを主溶媒としない混合溶媒を用いることができる。
【0012】分割剤の使用量は多官能性化合物に対して
通常の場合は0.5ないし1.5当量であるが、好まし
くは1当量である。0.5当量未満あるいは1.5当量
以上の場合は化学収率および光学純度に影響を与える場
合がある。
【0013】分割剤と多官能性化合物から形成される2
種のジアステレオメリックな化合物は、結晶性および溶
解性が異なるため、ろ過、クロマトグラフィーなどによ
って容易にジアステレオマーと分離できる。また結晶性
の化合物は再結晶によって純度をあげることができる。
【0014】分割剤と多官能性化合物から形成されて分
離された錯体は、塩酸、硫酸などの鉱酸、酢酸などの有
機酸、あるいはシリカゲルなどによって分解され、分割
剤と多官能性化合物に分離することができる。
【0015】本発明の分割法は具体的には次のような方
法である。
【0016】ラセミ体もしくは部分分割された化合物で
ある多官能性化合物と0.5−1.5当量の光学活性な
二官能性分割剤とをベンゼン等の溶媒に加えて反応さ
せ、析出した結晶性化合物を固液分離する。得られた結
晶性化合物は必要に応じてベンゼン等の溶媒を用いて再
結晶により精製する。再結晶を繰り返せば極めて光学的
に高純度にすることができる。ついで、これを鉱酸など
で処理し遊離した光学活性な多官能性化合物をろ別もし
くは有機溶媒で抽出し、水洗後、乾燥することにより、
あるいはシリカゲルカラムクロマトグラフィーにかけ有
機溶媒で流出させることにより光学活性な化合物が得ら
れる。
【0017】また、結晶性化合物を除いたろ液を濃縮し
て得られる易溶性錯体を、鉱酸で処理することにより、
結晶性化合物から得られる光学活性な多官能性化合物の
鏡像体が得られる。これを更に初めに用いた分割剤の鏡
像体と反応させ、結晶性化合物へ導き、同様の処理をす
ることにより光学純度を高めることができる。
【0018】結品性化合物を酸で処理し、多官能性化合
物を除いたろ液中に存在する分割剤はアルカリで処理す
ることにより光学純度の低下を伴うことなく高収率で回
収される。
【0019】さらに、本発明における多官能性化合物お
よび分割剤の役割を入れ替えて、光学活性化合物を得る
ことができる。例えば、光学活性なジオール化合物でラ
セミ体のジアミノ化合物を光学分割し、光学活性なジア
ミノ化合物が得られる。
【0020】多官能性化合物として、式
【化1】 で表わされる1,1′−ビ−2−ナフトールを用い、光
学活性な二官能性分割剤として、式
【化2】 で表わされる光学活性1,2−ジフェニルエチレンジア
ミンを用いる本発明の光学分割法について具体的に説明
する。一つは、式(I)で表わされる1,1′−ビ−2
−ナフトールに、式
【化3】 で示される(R,R)−(+)−1,2−ジフェニルエ
チレンジアミンを作用させ、難溶性錯体を形成させ、該
錯体を鉱酸で処理し、式
【化4】 で示される(R)−(+)−1,1′−ビ−2−ナフト
ールを得る。
【0021】他の一つは、式(I)で表わされる1,
1′−ビ−2−ナフトールに、式
【化5】 で示される(S,S)−(−)−1,2−ジフェニルエ
チレンジアミンを作用させ、難溶性錯体を形成させ、該
錯体を鉱酸で処理し、式
【化6】 で示される(S)−(−)−1,1′−ビ−2−ナフト
ールを得る。
【0022】式[II]の光学活性1,2−ジフェニル
エチレンジアミンは式(II)の(R,R)−(+)
−1,2−ジフェニルエチレンジアミンと、式(I
)の(S,S)−(−)−1,2−ジフェニルエチ
レンジアミンの光学活性threo−1,2−ジフェニ
ルエチレンジアミンである。目的に応じてこれらのいず
れかを用いる。
【0023】光学活性1,2−ジフェニルエチレンジア
ミンの使用量はラセミ体の1,1′−ビ−2−ナフトー
ルに対して0.5〜1.0当量である。0.5当量未満
の場合は収率が低下し、1.0当量以上の場合は収率お
よび光学純度に影響を与えないが、非経済的である。ラ
セミ体の1,1′−ビ−2−ナフトールに対する光学活
性1,2−ジフェニルエチレンジアミンの作用は溶媒中
で溶解した後、難溶性錯体を形成させるものである。
【0024】鉱酸として塩酸、硫酸などを使用し、その
使用量は使用された光学活性1,2−ジフェニルエチレ
ンジアミンの当量以上であり、通常水溶液あるいは水−
アルコール混合溶液として使用され、その濃度は限定さ
れないが、0.1−1Mが好ましい。アルコール性水溶
液とした場合には1,1′−ビ−2−ナフトールを析出
しやすくするため、アルコールは50%以下とすること
が望ましい。
【0025】また、溶媒は通常、ベンゼン、トルエン等
の芳香族炭化水素、あるいはこれらとヘキサン等の脂肪
族炭化水素との混合溶媒を用いることができる。難溶性
錯体の鉱酸での処理の温度は、通常0℃〜30℃、好ま
しくは0℃〜15℃である。
【0026】上述の具体的な方法は次のようである。ベ
ンゼン等の溶媒にラセミ体の1,1′−ビ−2−ナフト
ール、および0.5〜1.5当量の光学活性1,2−ジ
フェニルエチレンジアミンを加え、加熱溶解した後、冷
却して過飽和溶液となし、析出した難溶性錯体を固液分
離するか、またはラセミ体1,1′−ビ−2−ナフトー
ルのベンゼン溶液に0.5〜1.5当量の光学活性1,
2−ジフェニルエチレンジアミンのベンゼン溶液を加え
て析出した難溶性錯体を固液分離する。
【0027】得られた錯体は必要に応じてベンゼン等の
溶媒を用いて再結晶により精製する。得られた難溶性錯
を鉱酸で処理し、光学活性1,1′−ビ−2−ナフト
ールが白色固体として遊離される。これをろ取し、水洗
後、乾燥することにより光学活性な(R)−(+)−
1,1′−ビ−2−ナフトールもしくは(S)−(−)
−1,1′−ビ−2−ナフトールが得られる。
【0028】また、難溶性錯体を除いたろ液を濃縮して
得られる易溶性錯体を鉱酸で処理することにより難溶性
錯体から得られる光学活性1,1′−ビ−2−ナフトー
ルと逆の立体配置を有する光学活性1,1′−ビ−2−
ナフトールが得られる。これを更に難溶性錯体へ導き、
同様の処理をすることにより光学純度を高めることがで
きる。
【0029】一方、水溶液中に鉱酸塩として存在する光
学活性1,2−ジフェニルエチレンジアミンはアルカリ
処理により光学純度の低下を伴うことなく高収率で回収
され、分割剤として再利用が可能である。
【0030】形成される難溶性錯体は、(R)−(+)
−1,1′−ビ−2−ナフトール・(R,R)−(+)
−1,2−ジフェニルエチレンジアミン錯体もしくは
(S)−(−)−1,1′−ビ−2−ナフトール・
(S,S)−(−)−1,2−ジフェニルエチレンジア
ミン錯体である。これらの難溶性錯体を鉱酸で処理する
ことにより加水分解されて(R)−(+)−1,1′−
ビ−2−ナフトールもしくは(S)−(−)−1,1′
−ビ−2−ナフトールが遊離される。
【0031】式(II)で示される光学活性1,2−ジ
フェニルエチレンジアミンを式
【化7】 で表わされる光学活性1,2−ジアミノシクロヘキサン
に替えても前述と同様に式(I)もしくは式(I
で示される光学活性1,1′−ビ−2−ナフトールを得
ることができる。
【0032】その一つは、式(I)で表わされる1,
1′−ビ−2−ナフトールに式
【化8】 で示される(IR,2R)−(−)−1,2−ジアミノ
シクロヘキサンを作用させ、難溶性錯体を形成させ、該
錯体を鉱酸で処理し、式(I)で示される(R)−
(+)−1,1′−ビ−2−ナフトールを得る。
【0033】他の一つは、式(I)で表わされる1,
1′−ビ−2−ナフトールに、式
【化9】 で示される(IS,2S)−(+)−1,2−ジアミノ
シクロヘキサンを作用させ、難溶性錯体を形成させ、該
錯体を鉱酸で処理し、式(I)で示される(S)−
(−)−1,1′−ビ−2−ナフトールを得る。詳細な
手順は前述と同様である。
【0034】上記の方法により、芳香族炭化水素を含む
溶媒から形成される難溶性錯体は、(R)−(+)−
1,1′−ビーナフトール・(IR,2R)−(−)−
1,2−ジアミノシクロヘキサン・芳香族炭化水素
(1:1:n)錯体もしくは(S)−(−)−1,1′
−ビ−2−ナフトール。・(IS,2S)−(+)−
1,2−ジアミノシクロヘキサン・芳香族炭化水素
(1:1:n)錯体である。ただしnは、芳香族炭化水
素がベンゼン、トルエン、キシレンの場合にそれぞれn
=2、n=1、n=1である。これらの錯体はその含ま
れる芳香族炭化水素の沸点以上に加熱することにより芳
香族炭化水素を放出し、(R)−(+)−1,1′−ビ
−2−ナフトール・(1R,2R)−(−)−1,2−
ジアミノシクロヘキサン(1:1)錯体もしくは(S)
−(−)−1,1′−ビ−2−ナフトール・(1S,2
S)−(+)−1,2−ジアミノシクロヘキサン(1:
1)錯体となる。また芳香族炭化水素を含まない溶媒か
ら形成された錯体は(R)−(+)−1,1′−ビ−2
−ナフトール・(1R,2R)−(−)1,2−ジアミ
ノシクロヘキサン(1:1)錯体もしくは(S)−
(−)−1,1′−ビ−2−ナフトール・(1S,2
S)−(+)−1,2−ジアミノシクロヘキサン(1:
1)錯体である。
【0035】これらの難溶性錯体はいずれも鉱酸で処理
するこにより加水分解されて、(R)−(+)−1,
1′−ビ−2−ナフトールもしくは(S)−(−)−
1,1′−ビ−2−ナフトールを遊離する。
【0036】本発明の光学分割法は被分割化合物となる
多官能性化合物と光学活性な二官能性分割剤との間に2
ヶ所の相互作用を生じさせることが特徴である。相互作
用とは多官能性化合物と光学活性な二官能性分割剤のそ
れぞれの官能基との水素結合である。たとえばヒドロキ
シル基、ヒドロキシイミノ基、アミノ基の間に生じる結
合であり、具体的にはつぎに示す(a)ヒドロキシル基
とアミノ基との水素結合および(b)ヒドロキシイミノ
基とアミノ基の水素結合である。
【化10】 すなわち、二組の水素結合によって、ジアステレオメリ
ックな関係にあって三次元構造が大きく異なる2種の化
合物が形成され、かつ、この2種の化合物の溶解性など
の物理的性質が大きく異なることにより、きわめて効果
的に分割できる。
【0037】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説
明するが、本発明の範囲はこれにより限定されるもので
はない。 (実施例1) エーテル2mlに[α] 20−36.7°(c 4.
14,HO)の(1R,2R)−(−)−1,2−ジ
アミノシクロヘキサン1.28g(11.2mmol)
およびdl−threo−2,3−ブタンジオール1.
00g(11.1mmol)を加え、加熱攪拌した後、
室温まで冷却し、析出した結晶をエーテル2mlから2
回再結晶させることにより、(1R,2R)−(−)−
1,2−ジアミノシクロヘキサン・(2R,3R)−
(−)−2,3−ブタンジオール1.00gを得た。物
性値は次のとおりである。 m.p.128−138℃、 H−NMR(CDCl)δ:1.2(d)6H),
2.3(s,6H),0.8−2.7(m,10H),
3.3−4.0(m,2H) この結晶1.00g(4.89mmol)をエタノール
に溶かし、シリカゲルショートカラムを通した後、濃縮
し、(2R,3R)−(−)−2,3−ブタンジオール
0.428g(4.75mmol)を得た。収率86
%、[α]D20−4.8°(c 0.3,EtOH)
であった。
【0038】(実施例2) トルエン3mlに[α] 20−36.7°(c 4.
14,HO)の(1R,2R)−(−)−1,2−ジ
アミノシクロヘキサン1.00g(8.76mmol)
およびdl−trans−1,2−シクロヘキサンジオ
ール1.02g(8.78mmol)を加え、加熱攪拌
した後、室温まで冷却し、析出した結晶をトルエン3m
lから2回再結晶させることにより、(1R,2R)−
(−)−1,2−ジアミノシクロヘキサン・(1R,2
R)−(−)−1,2−シクロヘキサンジオール0.4
85gを得た。物性値は次のとおりである。 m.p.73−76℃、 IR(cm−1,KBr disk):3450,34
00,3350,3600−2400,1070 H−NMR(CDCl)δ:0.7−2.7(m)
18H),2.5(brs,6H),3.1−3.6
(m,2H) この結晶0.485g(2.11mmol)をエタノー
ルに溶かし、シリカゲルショートカラムを通した後、濃
縮し(1R,2R)−(−)−1,2−シクロヘキサン
ジオール0.245g(2.11mmol)を得た。収
率48%、光学純度96%であり、m.p.98−10
0℃、[α] 24−44.6°(c0.02,H
O)であった。
【0039】(実施例3) トルエン10mlに[α] 20−36.7°(c
4.14,HO)の(1R,2R)−(−)−1,2
−ジアミノシクロヘキサン0.268g(2.35mm
ol)およびdl−threo−1,2−ジヒドロキシ
−1,2−ジフェニルエタン0.502g(2.34m
mol)を加え、加熱攪拌した後、室温まで冷却し、析
出した結晶をトルエン5mlから2回再結晶させること
により、(1R,2R)−(−)−1,2−ジアミノシ
クロヘキサン・(1S,2S)−(−)−1,2−ジヒ
ドロキシ−1,2−ジフェニルエタン0.300gを得
た。物性値は次のとおりである。 m.p.95−98℃、 IR(cm−1,KBr disk):3540,34
40,3300−2500,1050 H−NMR(CDCl)δ:0.8−2.7(m、
10H),2.6(s,6H),4.6(s,2H),
7.1(s,10H) この結晶0.300g(0.913mmol)を氷冷下
でメタノール1mlと1M塩酸10mlを加え、30分
間攪拌した。塩化メチレンで抽出後、水洗、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥、ついで濃縮し、(S,S)−(−)−
1,2−ジヒドロキシ−1,2−ジフェニルエタン0.
193g(0.901mmol)を得た。収率77%、
光学純度98%であり、[α] 24−88.3°(c
1.25,EtOH)であった。
【0040】(実施例4) トルエン2mlに[α] 20−36.7°(c 4.
14,HO)の(1R,2R)−(−)−1,2−ジ
アミノシクロヘキサン0.826g(7.23mmo
l)およびdl−trans−1,2−シクロオクタン
ジオール1.04g(7.21mmol)を加え、加熱
攪拌した後、室温まで冷却し、析出した結晶をトルエン
2mlから2回再結晶させることにより(1R,2R)
−(−)−1,2−ジアミノシクロヘキサン・(1R,
2R)−(−)−1,2−シクロオクタンジオール0.
735gを得た。物性値は次のとおりである。 m.p.59−63℃、 IR(cm−1,KBr disk):3450,36
00−2400,1040 H−NMR(CDCl)δ:0.7−2.7(m、
22H),2.2(brs,6H),3.4−3.7
(m,2H) この結晶0.735g(2.84mmol)をエタノー
ルに溶かし、シリカゲルショートカラムを通した後、濃
縮し(1R,2R)−(−)−1,2−シクロオクタン
ジオール0.390g(2.70mmol)を得た。収
率75%、[α] 24−16.4°(c 0.32,
EtOH)であった。
【0041】(実施例5) ベンゼン10mlに[α] 20−35°(c 4.0
0,HO)の(1R,2R)−(−)−1,2−ジア
ミノシクロヘキサン1.00g(8.76mmol)お
よびdl−1,1′−ビ−2−ナフトール2.51g
(8.77mmol)を加え、加熱攪拌した後、室温ま
で冷却し、析出した結晶をろ取することにより(R)−
(+)−1,1′−ビ−2−ナフトール・(1R,2
R)−(−)−1,2−ジアミノシクロヘキサン・ベン
ゼン(1:1:2)錯体の2.05g(3.68mmo
l)を得た。収率84%(dl−1,1′−ビ−2−ナ
フトールの半量に対して)であり、物性値は次のとおり
である。m.p.144−1478℃、 [α] 24−16.3°(c 1.02,CHC
) IR(cm−1,KBr disk):3450,33
80,3300,30602950,2860,162
0,1600,1515,1460,1380,136
0,1230,1210,960,820,745,6
95 H−NMR(CDCl)δ:0.3−2.0(m、
10H),3.6(s,6H),7.1−8.3(m,
12H),7.4(s、12H)
【0042】(実施例6) 実施例5と同様にして得た(R)−(+)−1,1′−
ビ−2−ナフトール・(1R,2R)−(−)−1,2
−ジアミノシクロヘキサン・ベンゼン(1:1;2)錯
体の2.55g(4.58mmol)に冷却下でメタノ
ール5mlと0.1M塩酸50mlを加え、30分間攪
拌した。析出した白色固体を水で洗浄後、減圧下で乾燥
し、(R)−(+)−1,1′−ビ−2−ナフトール
1.29g(4.51mmol)を得た。収率98%、
光学純度81%であり、m.p.202−203℃、 [α] 24+29.7°(c 0.539,THF)
であった。
【0043】(実施例7) 実施例5と同様にして得た(R)−(+)−1,1′−
ビ−2−ナフトール・(1R,2R)−(−)−1,2
−ジアミノシクロヘキサン・ベンゼン(1:1;2)錯
体の1.79g(3.22mmol)をベンゼン50m
lから再結晶し、無職透明の針状結晶1.50g(2.
69mmol)を得た。これを実施例6と同様にして錯
体を分解し、(R)−(+)−1,1′−ビ−2−ナフ
トール0.764g(2.67mmol)を得た。収率
83%、光学純度96%であり、m.p.202−20
4℃、[α] 24+35.0°(c 0.500,T
HF)であった。
【0044】(実施例8) 実施例5で用いた(1R,2R)−(−)−1,2−ジ
アミノシクロヘキサンのかわりに[α] 24+35°
(c 4.00,HO)の(1S,2S)−(+)−
1,2−ジアミノシクロヘキサンを使用して、実施例5
および実施例7と同様の操作を行なうことにより、
(S)−(−)−1,1′−ビ−2−ナフトールを得
た。収率75%(dl−1,1′ビ−2−ナフトールの
半量に対して)、光学純度96%であり、m.p.20
2−204℃、[α] 24−35.1°(c 0.5
04,THF)であった。
【0045】(実施例9)ベンゼン5mlに[α]
24+103°(c 1.00,MEOH)の(R,
R)−(+)−1,2−ジフェニルエチレンジアミン1
0.0g(47.lmmol)およびdl−1,1′−
ビ−2−ナフトール13.5g(47.lmmol)を
加え、加熱溶解した後、室温まで冷却し、析出した結晶
をろ取することにより難溶性錯体を得た。この錯体をベ
ンゼン20mlから4回再結晶することにより精製
(R)−(+)−1,1′−ビ−2−ナフトール・
(R,R)−(+)1,2−−ジフェニルエチレンジア
ミン錯体7.97gを得た。収率68%(dl−1.
1′−ビ−2−ナフトールの半量に対して)であり、物
性値はつぎのとおりである。 m.p.55−57℃、[α] 24 +14.8°
(c 0.500,ベンゼン)IR(cm−1,KBr
disk):3520,3420,3390,330
0,3600−2000,1615,1590,150
H−NMR(CDCl)δ:3.20(s、6
H),3.78(s,2H),6.8−8.1(m,1
2H),7.33(s,10H)
【0046】(実施例10) 実施例9で得た(R)−(+)−1,1′−ビ−2−ナ
フトール・(R,R)−(+)1,2−ジフェニルエチ
レンジアミン錯体2.12g(4.25mmol)に、
氷冷下で0.1M塩酸150mlを加え、30分間攪拌
した。析出した白色固体を水で洗浄後、減圧下で乾燥
し、(R)−(+)−1,1′−ビ−2−ナフトール
1.19g(4.16mmol)を得た。収率66%
(dl−1.1′−ビ−2−ナフトールの半量に対し
て)であり、m.p.202−203℃、[α] 24
+30.1°(c 0.500,THF)であった。
【0047】(実施例11)実施例9で用いた(R,
R)−(+)−1,2−ジフェニルエチレンジアミンの
かわりに[α] 24−103°(c 1.00,Me
OH)の(S,S)−(−)−1,2−ジフェニルエチ
レンジアミンを使用して、実施例9(ただし、再結晶に
よる錯体の精製は省略)、および実施例10と同様の操
作を行なうことにより(S)−(−)−1,1′−ビ−
2−ナフトールを得た。収率123%(dl−1,1′
−ビ−2−ナフトールの半量に対して)であり、m.
p.202−204℃、[α] 24−20.8°(c
0.504,THF)であった。
【0048】(実施例12) エーテル4mlに[α] 20+103°(c 1.0
0,MeOH)の(1R,2R)−(+)−1,2−ジ
アミノ−1,2−ジフェニルエタン1.00g(4.7
mmol)およびdl−6,6′−ジブロモ−2,2′
−ジヒドロキシ−1,1′−ビナフチル2.09g
(4.71mmol)を加え、加熱攪拌した後、室温ま
で冷却し、析出した結晶をエーテル3mlから1回再結
晶させることにより、(1R,2R)−1,2−ジアミ
ノ−1,2−ジフェニルエタン・(R)−(−)−6,
6′−ジブロモ−2,2′−ジヒドロキシ−1,1′−
ビナフチルの0.836gを得た。物性値は次のとおり
である。m.p.101−104℃、 IR(cm−1,KBr disk):3460,34
00,3320,3600−2400,1610,15
90,1500,820,700 H−NMR(CDSOCD)δ:3.4(br
s,6H),3.7(s,2H),6.7−8.0
(m,20H) この結晶0.0.836g(1.27mmol)に氷冷
下でエタノール3mlと1M塩酸10mlを加え、30
分間攪拌した。析出した結晶をろ取し、真空乾燥して、
(R)−(−)−6,6′−ジブロモ−2,2′−ジヒ
ドロキシ−1,1′−ビナフチル0.410g(0.9
23mmol)を得た。収率39%、m.p.109−
114℃、[α]578 24−131.7°(c 0.
501,CHCl)であった。(文献値:[α]
578 24−129°(c 1.0,CHCl))
であった。
【0049】(実施例13) ベンゼン10mlに[α] 20−36.7°(c
4.14,HO)の(1R,2R)−(−)−1,2
−ジアミノシクロヘキサン2.00g(17.5mmo
l)およびdl−1−ヒドロキシ−2−ヒドロキシイミ
ノ−1,2−ジフェニルエタン4.00g(17.6m
mol)を加え、加熱攪拌した後、室温まで冷却し、析
出した結晶をベンゼン30mlから2回再結晶させるこ
とにより、(1R,2R)−−(−)−1,2−ジアミ
ノシクロヘキサン・(R)−(−)−(E)−1−ヒド
キシ−2−ヒドロキシイミノ−1,2−ジフェニルエタ
ンの2.30gを得た。物性値は次のとおりである。
m.p.85−100℃、 IR(cm−1,KBr disk):3500,34
00,3360,3330,3300,3250,36
00−2400,960,710 −NMR(CDCl−CDSOCD)δ:
0.7−2.7(m,10H),2.7−4.6(br
s,6H),5.6(s,1H),7.2(s,10
H)この結晶1.00g(2.93mmol)に氷冷下
でエタノール2mlと1M塩酸10mlを加え、30分
間攪拌した。析出した結晶をろ取し、真空乾燥して、
(R)−(E)−1−ヒドロキシ−2ヒドロキシイミノ
−1,2−ジフェニルエタンの0.483g(2.13
mmol)を得た。収率56%、[α] 24−5.1
2°(c 0.508,CHCl)、(文献値:
[α] 24−3.2゜(c 0.5,CHCl))
であった。H−NMR(CDCOCD−CD
OCD)δ:4.8(s,1H),5.6(s,1
H),7.2(s,10H),10.0(s,1H)で
あった。
【0050】(実施例14) ベンゼン3mlに[α] 20−103.1°(c
1.00,MeOH)の(1S,2S)−(−)−1,
2−ジアミノ−1,2−ジフェニルエタン0.934g
(4.40mmol)およびdl−1−ヒドロキシ−2
−ヒドロキシイミノ−1,2−ジフェニルエタン1.0
0g(4.40mmol)を加え、加熱攪拌した後、室
温まで冷却し、析出した結晶をベンゼン2mlから1回
再結晶させることにより、(1S,2S)−(−)−
1,2−ジアミノ−1,2−ジフェニルエタン・l−1
−ヒドロキシ−2−ヒドロキシイミノ−1,2−ジフェ
ニルエタンの0.250gを得た。物性値は次のとおり
である。m.p.152−155℃、[α] 24
8.98°(c 1.00,CHCl H−NMR(CDCl)δ:4.2(s,2H),
5.6(s,1H),7.3(s,20H) この結晶0.250g(0.569mmol)に氷冷下
でエタノール2mlと1M塩酸20mlを加え、30分
間攪拌した。析出した結晶をろ取し、真空乾燥して、
(S)−(+)−1−ヒドロキシ−2−ヒドロキシイミ
ノ−1,2−ジフェニルエタンの0.129g(0.5
69mmol)を得た。収率26%、[α] 24
7.95°(c 1.01,CHCl)、H−NM
R(CDSOCD)δ:3.3(s,1.5H),
5.5(s,0.5H),5.9(brs,0.5
H),7.20(s,5H),7.25(s,5H),
10.7(s,0.5H)であった。
【0051】(実施例15) トルエン25mlに[α] 20−35°(c 4.0
0,HO)の(1R,2R)−(−)−1,2−ジア
ミノシクロヘキサン1.00g(8.76mmol)お
よびdl−1,1′−ビ−2−ナフトール2.51g
(8.77mmol)を加え、加熱攪拌した後、室温ま
で冷却し、析出した結晶をろ取することにより(R)−
(+)−1,1′−ビ−2−ナフトール・(1R,2
)−(−)−1,2−ジアミノシクロヘキサン・トル
エン(1:1:1)錯体の2.15g(4.36mmo
l)を得た。収率100%(dl−1,1′−ビ−2−
ナフトールの半量に対して)であり、物性値は次のとお
りである。m.p.150−155℃、 [α] 24−16.3°(c 1.02,CHC
) IR(cm−1,KBr disk):3450,33
80,3300,3060,1620,1600,15
15,820,745 H−NMR(CDCl)δ:0.3−2.0(m、
10H),2.3(s,3H),3.7(s,6H),
7.1−8.0(m、12H),7.3(s,5H) この錯体に氷冷下でメタノール5mlと1M塩酸50m
lを加え、10分間撹拌した。析出した白色固体を水で
洗浄後、減圧下で乾燥し、(R)−(+)−1,1′−
ビ−2−ナフトール1.23g(4.30mmol)を
得た。収率98%(dl−1,1′ビ−2−ナフトール
の半量に対して)、光学収率100%ee(HPLC,
ダイセル化学工業(株)製CHIRALPAK OP,
MEOH,0.5ml/min)であった。
【0052】(実施例16) m−キシレン25mlに[α] 20−35°(c
4.00,HO)の(1R,2R)−(−)−1,2
−ジアミノシクロヘキサン1.00g(8.76mmo
l)およびdl−1,1′−ビ−2−ナフトール2.5
1g(8.77mmol)を加え、加熱攪拌した後、室
温まで冷却し、析出した結晶をろ取することにより、
(R)−(+)−1,1′−ビ−2−ナフトール・(1
R,2R)−(−)−1,2−ジアミノシクロヘキサン
・m−キシレン(1:1:1)錯体の2.20g(4.
34mmol)を得た。収率99%(dl−1,1′−
ビ−2−ナフトールの半量に対して)であり、物性値は
次のとおりである。m.p.150−155℃、 IR(cm−1,KBr disk):3450,33
80,3300,3060,1620,1600,15
15,820,745 H−NMR(CDCl)δ:0.3−2.0(m、
10H),2.3(s,6H),3.7(s,6H),
7.1−8.0(m、12H),7.3(s,4H) この錯体に氷冷下でメタノール5mlと1M塩酸50m
lを加え、10分間撹拌した。析出した白色固体を水で
洗浄後、減圧下で乾燥し、(R)−(+)−1,1′−
ビ−2−ナフトール1.20g(4.19mmol)を
得た。収率96%(dl−1,1′ビ−2−ナフトール
の半量に対して)、光学収率100%ee(HPLC,
ダイヤル化学工業(株)製CHIRALPAK OP,
MEOH,0.5ml/min)であった。
【0053】
【発明の効果】本発明の分割法は、光学活性ジアミノ化
合物からなる二官能性分割剤を用いることにより、ラセ
ミ体もしくは部分分割された化合物であるジヒドロキシ
ビアリール、脂肪族ジオールおよびヒドロキシオキシム
からなる群から選ばれたカルボキシル基を含まない多官
能性化合物を有効に光学分割することができるものであ
る。すなわち、誘導体へ変換しなければ分割できないほ
ど従来直接分割が困難であった化合物を簡便に分割でき
る実用的な光学分割法である。また、操作が簡便で工業
的に安全で実用性のあるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 35/06 C07C 35/06 35/14 35/14 35/20 35/20 39/14 39/14 39/38 39/38 249/14 249/14 251/40 251/40 251/48 251/48

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラセミ体もしくは部分分割された化合物
    であるジヒドロキシビアリール、脂肪族ジオールおよび
    ヒドロキシオキシムからなる群から選ばれたカルボキシ
    ル基を含まない多官能性化合物に光学活性ジアミノ化合
    物からなる二官能性分割剤を作用させ水素結合による錯
    体を形成させることを特徴とする該多官能性化合物の
    学分割法。
  2. 【請求項2】 アルコールを主溶媒として含まない溶媒
    中で前記多官能性化合物に前記二官能性分割剤を作用さ
    せることからなる請求項1記載の光学分割法。
  3. 【請求項3】 前記ジヒドロキシビアリール、脂肪族ジ
    オールおよびヒドロキシオキシムからなる群から選ばれ
    たカルボキシル基を含まない多官能性化合物が12−ブ
    タンジオール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタ
    ンジオール、3,4−ヘキサンジオール、4,5−オク
    タンジオール、5,6−デカンジオール、12−シクロ
    ペンタンジオール、1,2−シクロヘキサンジオール、
    1,2−シロオクタンジオール、1,2−ジフェニル−
    1,2−エタンジオール、1,2−ジヒドロ−1,2−
    ジヒドロキシベンゼン、2,2′−ジヒドロキシ−1,
    1′−ビナフチル、6,6′−ジブロモ−2,2′−ジ
    ヒドロキシ−1,1′−ビナフチル、6,6′−ジメチ
    ル−2,2′−ジヒドロキシ−1,1′−ビフェニル,
    2−ヒドロキシ−3−ヒドロキシイミノブタン、3−ヒ
    ドロキシ−4−ヒドロキシイミノヘキサン、4−ヒドロ
    キシ−5−ヒドロキシイミノオクタン、5−ヒドロキシ
    −6−ヒドロキシイミノデカン、1,2−ジフェニル−
    1−ヒドロキシ−2−ヒドロキシイミノエタン、および
    1,2−ビス(4−メトキシフェニル)−1−ヒドロキ
    シ−2−ヒドロキシイミノエタンからなる群から選ばれ
    たラセミ体もしくはラセミ体の一部が分割された化合物
    であり、前記光学活性ジアミノ化合物からなる二官能性
    分割剤が1,2−ジアミノプロパン、2,3−ジアミノ
    ブタン、1,2−ジアミノシクロヘキサン、1,2−ジ
    アミノ−,2−ジフェニルエタン、2,2′−ジアミノ
    −1,1′−ビナフチルから選ばれた化合物である請求
    項1または2記載の光学分割法。
  4. 【請求項4】 前記ジヒドロキシビアリール、脂肪族ジ
    オールおよびヒドロキシオキシムから選ばれたカルボキ
    シル基を含まない多官能性化合物が、2,3−ブ タンジ
    オール、1,2−シクロヘキサンジオール、1,2−ジ
    フェニル−,2−エタンジオール、1,2−シクロオク
    タンジオール、2,2′−ジヒドロキシ−11′−ビナ
    フチル、6,6′−ジブロモ−2,2′−ジヒドロキシ
    −1,1′−ビナフチルまたは1,2−ジフェニル−1
    −ヒドロキシ−2−ヒドロキシイミノエタンのラセミ体
    もしくはラセミ体の一部が分割された化合物であり、前
    記光学活性ジアミノ化合物からなる二官能性分割剤が
    1,2−ジアミノシクロヘキサンまたは1,2−ジアミ
    ノ−,2−ジフェニルエタンである請求項1または2記
    載の光学分割法。
JP2414693A 1990-08-06 1990-12-27 光学分割法 Expired - Fee Related JP2995206B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2414693A JP2995206B2 (ja) 1990-08-06 1990-12-27 光学分割法
CA002048286A CA2048286A1 (en) 1990-08-06 1991-08-01 Optical resolution method
EP91307218A EP0471498B1 (en) 1990-08-06 1991-08-06 Optical resolution method
DE69128442T DE69128442T2 (de) 1990-08-06 1991-08-06 Optisches Trennungsverfahren
US07/974,826 US5395962A (en) 1990-08-06 1992-11-16 Optical resolution method
US08/293,036 US5510520A (en) 1990-08-06 1994-08-19 Optical resolution method

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20684690 1990-08-06
JP2-242706 1990-09-14
JP2-206846 1990-09-14
JP24270690 1990-09-14
JP2414693A JP2995206B2 (ja) 1990-08-06 1990-12-27 光学分割法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07173081A JPH07173081A (ja) 1995-07-11
JP2995206B2 true JP2995206B2 (ja) 1999-12-27

Family

ID=27328691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2414693A Expired - Fee Related JP2995206B2 (ja) 1990-08-06 1990-12-27 光学分割法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2995206B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07173081A (ja) 1995-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0745437B2 (ja) エステルの製造法
JP2995206B2 (ja) 光学分割法
EP0471498B1 (en) Optical resolution method
AU2021377857A1 (en) Method for producing 4-borono-l-phenylalanine and intermediate thereof
US3873648A (en) Method for separating mixtures of orthophosphoric esters
JP5219319B2 (ja) アダマンチル(メタ)アクリレート類の製造方法
JP4415543B2 (ja) 光学活性6,6’−ジメチル−1,1’−ビフェニル−2,2’−ジオール誘導体の製造方法
JP3885497B2 (ja) 1,2,4−ブタントリオールの製造方法
EP0382506B1 (en) Optically active diastereomer salts of tetrahydro-2-furoic acid
JP4437012B2 (ja) ムスコンのアセタール付加体、その調製方法、並びに(±)−ムスコンの光学分割方法
JP2002506453A (ja) ホスホニウムフェノレートの製造法
CN113956157A (zh) 一种合成2-甲酰基-1-环丙烷甲酸乙酯的方法
JP5968301B2 (ja) 嵩高い水酸基含有化合物由来のエステルの製造方法
US4983768A (en) Process of preparation of phosphinamides applications and new products
US6303796B1 (en) β-diketone compounds β-diketone compounds coordinated to metal, method of organic synthesis with these, and catalyst
JP2580404B2 (ja) ビナフトール類のラセミ化および光学分割法
JPH0413659A (ja) 光学活性1―ベンジル―3―ヒドロキシピロリジンの製造方法
JP2858015B2 (ja) 光学活性な1―アルキルアミノ―3―アリールオキシ―2―プロパノール類の製造方法
JPWO2007091446A1 (ja) ジホスフィン化合物の製造方法、この製造方法により製造されるジホスフィン化合物及び中間生成物
Cheng et al. Synthesis of hybrid dendritic molecules with diazaphospholidine oxide grafted at the surface of octavinylsilsesquioxane (OVS)
JPH0621114B2 (ja) フタル酸ジフェニルの精製方法
EP0122279A1 (en) A process for preparing a cycloaddition compound
JP2002161073A (ja) イタコナートおよびスクシナート誘導体を製造するための新規なオレフィン化方法
JPH09286763A (ja) 1−アルキル−2−(置換フェニル)エチルアミン類の光学活性体の製造方法
JP2001064275A (ja) イソクマリン誘導体の光学分割方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071029

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101029

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees