JP2995284B2 - 電極作成方法 - Google Patents

電極作成方法

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JP2995284B2
JP2995284B2 JP8068018A JP6801896A JP2995284B2 JP 2995284 B2 JP2995284 B2 JP 2995284B2 JP 8068018 A JP8068018 A JP 8068018A JP 6801896 A JP6801896 A JP 6801896A JP 2995284 B2 JP2995284 B2 JP 2995284B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体に設けた電
極構造および電極作成方法に関する。その利用分野は、
電極の作成を要する半導体デバイスに関わる産業全体に
わたる。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体への電極形成では、その電
極金属と半導体の界面に形成する整流性の電位障壁−S
chottky障壁−の高さの制御が不可能であった。
このため、Schottkyダイオードに代表される、
Schottky障壁が直接にデバイスの性能を決めて
いるものだけでなく、過去に生産された全ての半導体デ
バイスの全ての電極でその整流性と通電性の制御を人為
的に行うことが不可能であった。このSchottky
障壁高さとその界面のデバイス上の重要な性能を意味す
るリーク電流量は、都合の悪いことに、金属と半導体の
組み合わせだけでなく、その界面の形成プロセスによっ
て大きく異なってくる。従来は、この問題を経験的に解
決してきた。つまり、ある新しい半導体が開発される
と、その半導体のための電極形成方法を一つ一つの金属
に対して逐次研究開発してきた。言い換えれば、これま
での電極形成法は、詳細にまで立ち入ると、半導体と金
属の組み合わせごとに存在していたのである。さらに問
題であったのは、このような経験的側面のおかげで、電
極形成の方法は、各研究機関や製造企業ごとに異なり、
ほとんどの電極金属/半導体の組み合わせで統一的かつ
公知の製造法が確立していないのが現状であった。この
ようなことから、これまでトランジスタが発明されて以
来今日まで、電極開発には多大な研究開発の人的かつ資
金的努力が必要とされてきたのである。超LSI等の集
積化デバイス製造技術を含めた全半導体デバイス製造技
術において、電極形成技術だけが、今日でも唯一自由な
設計が不可能な要素技術として取り残されていた。
【0003】ここで、具体的に通常どのように電極形成
を行っているかをSchottky電極と通電性のOh
mic電極の二つの場合に分けて述べる。
【0004】まず、Schottky電極では、そのS
chottky障壁を制御することはできないので、通
常はできあがってしまったSchottky障壁高さを
そのまま受け入れていた。たとえば、シリコンのSch
ottkyダイオードでは、障壁高さは約0.5から
0.7eV程度とその値がほぼ固定されている。金属を
変えるかまたは熱処理による界面反応を起こさせること
により、障壁高さを多少変化させることができるが、そ
の幅は高々0.2eV程度である。つまり、Schot
tkyデバイスにおいて、デバイス特性の最も重要な指
標であるSchottky障壁高さをこれまで、自由に
制御することができていなかったわけである。
【0005】Ohmic電極の場合、問題はさらに深刻
である。なぜなら、不可避的にSchottky障壁が
できてしまうので、界面は通常整流性の抵抗を示し、そ
の逆の通電性のOhmic電極の形成には、原理的にか
なり難しい技術を要することになる。実際には、これま
でに製造されたほとんど全てのOhmic電極は、界面
のSchottky障壁があることを是認し、その障壁
中にリーク電流を流すという方法をとってきた。
【0006】リーク電流を増加させる方法はいくつかあ
る。デバイス製造に使われる方法は、不純物のドーピン
グによって、電気伝導に寄与する電子ないしホールの濃
度を半導体表面付近で極端に増加させる方法である。こ
れによりSchottky障壁の幅、つまり、空乏層幅
を極めて薄くできるので、この薄い空乏層中にトンネル
電流によるリーク電流を流すことができる。しかし、S
iCやGaN等開発途上の新半導体材料では、通常高濃
度の不純物ドーピングが難しいので、必要な低い抵抗値
を持つ電極形成ができない場合が多い。また、イオン注
入装置ないしガスによる不純物拡散のための電気炉が必
要になるので、簡便な方法ではない。さらに、不純物濃
度は1020cm−3個程度が上限であるので、それに
よって空乏層幅の最小値が必然的に決まってしまう。こ
れがOhmic電極の界面抵抗の技術的限界値を決めて
しまい、原理的にこの方法では界面抵抗をゼロにできな
い。さらに、高濃度ドーピング領域と、そうでない低濃
度ドーピングの基板側との間で電子やホールの反射が起
こるので、これがさらに電極の抵抗を押し上げてしま
う。以上のことから、シリコンを例にとると、Ohmi
c電極での界面抵抗値の技術的限界は、10−8Ωcm
程度に制限されている。
【0007】別のOhmic電極の形成方法として、熱
処理を施し低抵抗化を図るやり方がある。電極金属を堆
積した後、熱処理を行うと、金属と半導体の間で界面化
学反応が起こり、界面付近で半導体の金属化が進行す
る。これにより、Schottky障壁の空乏層中に不
純物準位や欠陥準位を誘起することができ、これがリー
ク電流を発生させる。この方法は、簡便でありまた高濃
度ドーピングの方法と併用できるという利点を持ってい
るので、通常のOhmic電極製造プロセスで必ず用い
られる。しかし、界面反応は、一つ一つの金属/半導体
の系で異なり、また熱処理温度とその時間に大きく依存
してその反応形態が様々に変化するという複雑さを持っ
ている。しかも反応系によっては、シリコンの合金化に
代表されるように、加熱することにより良好なScho
ttky障壁を形成してしまうことも非常に多く、加熱
によってOhmic性が必ずしも強まるわけではない、
という決定的な欠点を有している。
【0008】さらに他の方法としては、半導体の表面に
その半導体よりもバンドギャップの小さな半導体を結晶
成長させて、これにより最大可能Schottky障壁
高さを低く押さえ、Ohmicを形成しやすくする方法
もある。この方法は、半導体をヘテロエピタキシーする
ことになるので、それが可能な半導体系に限られる。ま
たヘテロエピタキシー自身が高度が技術であるので、製
造プロセスが複雑になり、生産コストを押し上げる。従
って、このような方法が適切なのは、GaN等、高濃度
不純物ドーピングが難しいワイドバンドギャップの新半
導体材料に限られる。
【0009】以上の三つの方法は、デバイス製造に向い
た大型のプロセス装置類を使用する方法であって、簡便
な方法ではない。従って、材料の電気的特性評価やデバ
イス開発の基礎段階の研究開発では、もっと簡便な半導
体のスクラッチングによる方法が用いられることもあ
る。ここでのスクラッチングとは、半導体の表面をダイ
ヤモンド針などで傷つけて表面に荒れを作ることをい
う。荒い表面では、構造的欠陥が多数誘起され、これに
よって、リーク電流が増加する。この方法は、デバイス
製造での微細化には全く不都合な方法である。また、ほ
とんどの場合で、良好な界面抵抗値を得ることができな
い。
【0010】以上のように、これまでには、経験則に頼
って電極形成がなされてきた。その根本原因は、金属/
半導体界面の電位障壁の形成メカニズムの統一的理解が
なされていなかったことにつきる。
【0011】Schottky障壁の非制御性およびそ
れが本質的原因となっているOhmic接触形成の複雑
さは、元来Schottky障壁高さが固定されている
ことに由来している。Schottky障壁高さが固定
されていることは、金属/半導体の界面では、半導体の
バンドギャップ中にフェルミ準位が固定されていること
と等価である。このフェルミ準位の固定を、通常フェル
ミ準位のピニングとしう。このピニングは、界面で半導
体のバンドギャップ中に電子的準位が発生していること
によって起こっている。この界面準位に、n型半導体で
は電子が、またp型半導体ではホールが、半導体バルク
から流入してトラップされ、これによって生ずる半導体
バルクと界面の電気的二重層によってポテンシャル障壁
すなわちSchottky障壁が形成している。
【0012】ここで、Schottky障壁の展開を展
望すると、半世紀前の1947年にJ.Bardeen
は、界面準位の原因はもともと半導体の表面に存在する
ダングリングボンドなどに原因する電子的準位であると
主張した。しかしその後、当時の技術をもってしてはこ
の表面準位密度を制御することが不可能であったことか
ら、表面準位密度は制御不可能な本質的なものであり、
固体中に埋もれた界面の電子準位はさらに制御不能な本
質的電子準位であるという考え方に傾いていった。この
ピニングは本質的なものであり、従って人為的に制御で
きないというこの理論は、やがて界面準位の発生原因と
して金属誘起準位(Metal−induced Ga
p States: MIGS)の理論に発展していっ
た。これは、半導体上に金属が近づくだけで界面準位が
誘起されるというもので、このMIGS理論に従えば、
Schottky障壁の高さの制御は原理的に不可能に
なる。1965年にV.Heineがこの考え方を提唱
して以来、今日までこの考え方が主流をなしてきた。こ
のMIGS理論がSchottky障壁を制御しようと
する技術的研究を阻害してきたのである。理論はどうで
あれ、実際に界面準位密度を制御できる高度な技術がこ
れまで存在しなかったのもまた事実である。
【0013】本発明では、このピニングとそれの原因た
る界面準位が本来的なもの(intrinsic)であ
るという考え方から脱却し、界面準位が現在の高度な表
面原子制御技術を利用することにより低減可能な外因的
要因(extrinsic)であることを実証してい
る。
【0014】ここで、ピニングに関する数量的扱いにつ
いて述べると、Schottky障壁に関して最初に言
及したのは、W.Schottkyであり、1942
年、Schottky障壁高さφbnは、以下のように与
えられると提案した。
【0015】
【数1】φbn=φ −χ +C (1) ここで、φ は金属の仕事関数、χ は半導体の電子
親和力である。Cは数百meV以下の微小定数である。
p型半導体のSchottky障壁高さφbpは、ピニン
グフリー状態では、以下のようになる。
【0016】
【数2】 φbp=E −(φ −χ +C)=E −φbn (2) この(1),(2)式は、Schottky−Mott
のモデルと呼ばれるものであるが、実際にはこれまでこ
の式に従う界面は実現されていなかった。現実のこれま
での界面は(3)式に従う。
【0017】
【数3】φbn=S(φ −χ )+C (3) ここで、Sはφbnのφ への依存性を表す係数で、
0≦S≦1の範囲をとる。Sが0なら、φbnは一定に
なり、強くピニングされた界面になる。この状態は、B
ardeen障壁と呼ばれる。反対にSが1なら(1)
式となり、Schottky−Mottの式に従う、ピ
ニングフリーの界面である。現実の界面は通常その両者
の間にある。これまで、このS−factorは個々の
半導体に固有な物理量であると考えられ、その制御はで
きないと信じられてきた。
【0018】表1に代表的な半導体に おけるS−fa
ctorの値とこれまで作成されたSchottky障
壁高さの電流電圧特性から求められた最小値と最大値を
示す。
【0019】
【表1】 01
【0020】図1は、この表1を理解しやすくするため
に、n型Si(001)基板を例に取り、金属の仕事関
数に対してSchottky障壁高さをプロットしたグ
ラフである。この図1から明らかなように、これまで
は、個々の金属に対しては、Schottky障壁高さ
はその範囲が限られていた。また、金属を変えてもその
下限と上限が存在した。結果として、自由にその高さを
制御することは、従来不可能であった。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、トランジ
スタが発明されて以来の重要な課題であった、電極金属
と半導体間の界面に形成するSchottky障壁高さ
の非制御性を克服する。また、従来は別の問題と捉えら
れてきたOhmic電極の非制御性という技術的かつ科
学的課題を解決する。また、歴史的に別々に科学的に取
り扱われ、技術的にも全く別の課題として扱われてきた
Schottky電極とOhmic電極を、統一的に理
解し、一つの原理の元に両者を制御する体系だった技術
を提供することを課題とする。具体的には、従来全く不
可能であった、界面でのフェルミ準位のピニングに関す
る非制御性の問題を解決することを課題としている。
【0022】すなわち、本発明の目的は、半導体上への
電極の電気的特性を自由に制御し、Schottky電
極とOhmic電極の全く新しい作成方法を提供するこ
とである。
【0023】さらに、本発明の目的は、電極金属と半導
体間の界面に形成されるSchottky障壁高さが制
御された高さである、半導体に設けた電極構造を提供す
ることでる。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は半導体基板表面を酸化エッチングで処理し
た後、熱水又は沸騰水処理して半導体基板の表面を平坦
化し、その表面の上に電極金属材料を蒸着することによ
り、電極金属の仕事関数のみによって接触抵抗を制御さ
れる電極を作成する方法を提供する。
【0025】
【発明の実施の形態】Schottky障壁の非制御性
という課題を解決するには、界面準位密度を低減できれ
ばよい。本発明では、界面準位密度の低減は、金属電極
堆積前の半導体表面の表面準位密度を低減することによ
り実現される。この表面準位密度の低減は、基本的に半
導体の表面を原子レベルでフラットにすることにより実
現できる。
【0026】原子レベルで半導体表面をフラット化する
と、表面準位の原因となるダングリングボンドを発生す
る原子ステップ密度や不安定な表面吸着原子の量を低減
できる。この表面準位密度の低減が結果として界面準位
の低減に劇的な効果をもたらす。本発明に従って、はじ
めて原子レベルの平坦化が表面準位密度を低減すること
を発見したことと、その表面準位密度の低減が界面準位
密度の低減に非常に効果的であることを見出し、実証し
た。
【0027】近年、半導体の表面を原子レベルで平坦に
する技術は急速に進歩し、かつその方法は多岐にわたっ
ている。本発明では、その最新で公知の原子レベルのフ
ラット化技術を用いて実証した。ただし、本発明は、こ
の原子レベルのフラット化の個々の特定のフラット化技
術に限定されない。また、表面を原子レベルでフラット
にする技術は重要なものでも幾つかあるが、そのどれも
が界面準位の低減に効果的であることが、本発明により
実証された。
【0028】従来は、特にOhmic接触では、界面の
理想性、つまり急峻性や原子レベルでの構造的接合性を
意図的に低下させることでそれを実現してきた。これに
対して、本発明は、それとは正反対の概念に基づいてい
る。
【0029】以下に、原子レベルで半導体をフラットに
する方法について具体的に説明する。この方法では、酸
化条件をうまく設定することにより、原子的にフラット
に酸化が進み、エッチング後の半導体表面を結果として
初期表面よりもフラット化できる。
【0030】別の方法としては、pH調整した希フッ酸
処理法が挙げられる。アンモニア水を希フッ酸に混合す
ることにより、pHをアルカリ側に振ることができる。
このような溶液は、多量に存在するOH基の弱いエッチ
ング作用により、半導体表面を原子レベルでフラットに
する作用を持っている。類似した方法として、沸騰水に
半導体を浸す方法もある。この方法は、純水の弱いエッ
チング作用により、やはり半導体表面を原子レベルでフ
ラットにできる。
【0031】また、水素ガス中での高温加熱処理も表面
をフラットにする作用を持っている。さらに、ホモエピ
タキシャル成長も成長速度を比較的遅く設定することに
より、原子の表面マイグレーションを促進することがで
き、やはり、結晶成長表面をフラット化できる。最後の
例としては、エレクトロマイグレーションを利用する方
法もある。エレクトロマイグレーションとは、試料に電
気を流すことにより、その流した方向ないしその逆の方
向に表面原子が移動する現象である。この方法を使え
ば、条件によっては、表面をフラット化できる。具体的
には、以上のような方法が挙げられるが、これらに限定
されることなく、その他の原子的に表面をフラットにす
る技術は存在であっても、原子レベルでのフラット化が
得られるものであれば同様に使用することができる。の
ようなものいずれも、界面準位の低減に効果的である。
【0032】原子的にフラットにするということを、以
下に、さらに詳しく説明する。原子的にフラットであれ
ば、それは、一つの原子的に平坦な面つまりテラスが広
く存在することになる。このことは直接的に、原子ステ
ップ密度が低いことを示し手いる。ステップの表面原子
には、テラス上の原子よりも一般にダングリングボンド
が多く存在する。テラス上のダングリングボンドは、界
面形成後に金属との結合により消失してしまうが、ステ
ップでのダングリングボンドはその原子層分の段差のお
かげで完全に消失しない。従って、界面形成後の界面準
位の主な発生原因はステップでのダングリングボンドに
なっている。言い換えれば、ステップ密度を低減すれば
界面準位密度を低減できる。ここから、界面準位密度を
低減するには、ステップ密度を低減するように表面をフ
ラット化すればよいことがわかる。つまり、たとえ、ミ
クロンサイズより大きな視野で表面がフラットになって
いなくても、もっとミクロな領域で広いテラスを持って
いれば、それでも界面準位は低減できるのである。従っ
て、原子レベルで広いテラスを有する界面を有する電極
構造は、たとえそれがもっと広い範囲では凹凸構造をも
っていようとも、界面準位密度の低下が起こるので、本
発明の範囲内である。
【0033】以上のような方法で、界面準位密度を低減
してやれば、フェルミ準位のピニングは消失する。その
ようなピニングフリーの界面で電位障壁を決めるのは、
金属と半導体のフェルミ準位の高さの差つまり仕事関数
差だけである。この場合は、(1),(2)式のSch
ottky−Mottの式に従う。従ってn型半導体で
は、高い仕事関数の金属を電極として用いれば、Sch
ottky障壁が形成され、低い仕事関数の金属を用い
れば、Ohmic接触が形成する。Schottky障
壁高さを制御するには、金属を仕事関数の観点から選定
してやるだけでよい。p型については、仕事関数の大き
さの関係がn型とは逆になるだけで、考え方は同じであ
る。
【0034】本発明の手法を用いると、Schottk
y障壁の最小値を0eV(図2の領域(1))に、最大
値をそのバンドギャップ幅(図2の領域(2))まで拡
大することができる。
【0035】また、ピニングの程度つまりS−fact
orを制御することにより、実際にはSchottky
障壁高さも変化するので、同一の金属を用いていても、
界面準位密度を制御することにより、Schottky
障壁高さを制御することもできる。このピニング制御が
可能となったことにより、個々の金属に対してScho
ttky障壁高さを任意に制御可能となる。このことに
より、図2の領域(3)と(4)にSchottky障
壁高さの制御範囲を拡大できる。
【0036】以上のように、図2の領域(1)から
(4)への拡大は本発明により可能になった。従って、
ある金属に対して、これらの領域内にあるSchott
ky障壁高さを有する電極は、本発明の範囲に入る。本
発明は、材料によらない一般化された発明であるから、
全ての半導体のn型およびp型の基板に対して、この図
2に示された発明領域が設定できる。代表的な半導体材
料に対しては、表1にその範囲が示されている。
【0037】本発明の別の重要な点は、Schottk
y/Ohmic性の制御を熱処理無しで行うことができ
ることにある。しかし、もし電極金属堆積後に熱処理を
施しても、もともと原子的にフラットな表面が用意され
ているので、界面での金属と半導体の界面反応も面内で
より均一に起こるので、反応後もよりフラットな界面を
形成する。従って、本方法は熱処理を行う電極に対して
も有効である。
【0038】
【実施例】(実施例1) Ohmic性確認 本実施例では、6H−SiCを半導体として用いた。S
iC基板として、真空昇華法で作成したn型6H−Si
Cを用いた。この基板のキャリア密度は、約1×10
17cm−3である。このキャリア密度では、通常、半
導体は金属的ではなくOhmic性接触は作成しにく
い。この基板を有機洗浄した後、SiC基板を酸素雰囲
気で満たした電気炉内に挿入し、酸化を行う。これによ
り50nm程度の酸化膜を作成した。その後、その酸化
膜を5%に希釈したフッ酸に浸して除去する。
【0039】このSiC基板に、代表的な高融点金属で
あり仕事関数の低いチタンを蒸着する。チタンの仕事関
数は4.4eVであり、従来Ohmic電極として用い
られてきたNiの5.3eVよりも0.9eV低い値を
持っている。この時のSiC基板は加熱していない。蒸
着膜圧は、約500nmである。また、蒸着は全面には
行わず、後の電気的測定のための直径0.30mmの円
形穴のある金属マスクを通して行われる。
【0040】真空装置からとりだした試料の電流電圧特
性を図3の直線(a)に示す。この測定は、隣接電極間
で行われた。図3に示された直線性は、整流性の特徴で
ある非線形性がないことから、この電極がOhmic性
であること、つまり電圧に対して電流が比例する関係に
あることがわかる。また、その界面抵抗は、6.7×1
−2Ωcm であり、2×1017cm−3という
低いキャリア密度のSiC試料としては、理論的に最良
の低抵抗のOhmic性接触が得られていることがわか
る。
【0041】なお、酸化エッチングを行わない単なる5
%フッ酸処理では、図4のようにOhmic性は得られ
ず、Schottky特性を示した。
【0042】(実施例2) Ohmic性確認 次に、電極金属としてチタン(Ti)の代りに、遷移金
属ではなく、かつ融点の低いIII 族元素のアルミニウム
(Al)を用いた。この場合も実施例1と同様なOhm
ic性接触が得られている。アルミニウムの仕事関数
は、4.3eVである。チタンと同じ条件で作成したア
ルミニウム電極の電流電圧測定結果は、図5に示してあ
る。実施例1の場合と同様に、電流−電圧特性は直線性
を示し、その界面抵抗は、1.4×10−2Ωcm
程度であり、2×1017cm−3という低いキャリア
密度のSiC試料としては、理論的に最良の低抵抗のO
hmic性接触が得られていることがわかる。
【0043】実施例1と実施例2との共通点は、SiC
電極金属として従来の方法で使用されてきた貴金属類よ
りも1eV程度も低い仕事関数の金属を使用しているこ
とである。いずれも、本発明の目的を達成する効果を得
ている。
【0044】(実施例3) Ohmic性確認 Si基板の場合も本発明の手法で、Ohmic性を実現
した。電極金属としてアルミニウムを用いた。電極アル
ミニウムの蒸着前に、Si基板を沸騰水に浸し、原子レ
ベルで表面をフラットにする処理を施してある。図6の
(c)からわかるように、本電極は直線性の良いOhm
ic接触である。これまでは、図1で示されているよう
に、どの金属を用いても高濃度ドーピングを行っていな
いSi基板に対しては、Ohmic性が見いだされたこ
とはなかった。実際、図7にあるように、5%フッ酸処
理では、φbnが0.69eVのSchottky障壁
が得られている。なお、この図7のデータに対して施し
た処理と同じ5%フッ酸処理を行ったものと熱水処理を
施したものを図6の(a)と(b)にそれぞれ示してあ
る。図6の(a)〜(c)を比較すると、平坦化処理を
進めるに従って、電流が増大し、接触抵抗値が下がって
くるのがわかる。本実施例では、ドーピング濃度は、7
×1016cm−3であって、空乏層幅は十分に厚くト
ンネリングが原理的に起らない濃度のものを使用してい
る。従って、この実施例でのOhmic性は、Scho
ttky障壁が十分に低くなったことにより実現された
ことがわかる。
【0045】(実施例4) 電極構造の構造的均一性 本発明の電極作成方法で作成した電極は、極めて平坦性
が高い。図8,図9に熱処理を用いない本方法で作成さ
れたSiC上のTi電極(図8)と、従来の熱処理方法
により作成されたSiC上のNi電極(図9)の写真を
示す。Ti電極は、n型SiC基板を(1)の実施例で
使用したものと同じ有機溶媒で洗浄し、この基板上にN
iを蒸着により堆積した後、1000℃で熱処理して作
成した。図9(A)はこのNi電極の表面の顕微鏡写真
であり、(B)は(A)に示すNi電極の模式的拡大断
面図である。図8(A)は実施例1に従って作成したT
i電極の表面の顕微鏡写真であり、(B)は(A)に示
すTi電極の模式的拡大断面図である。図8,図9にお
いて、1はSiC基板、2は電極の外郭線、3はNi電
極、4はTi電極である。両電極の直径はそれぞれ0.
3mmである。図10に示すNi電極3では表面が荒れ
ており、明らかに構造的均一性を欠いていることがわか
る。これに対して、図9に示す本発明のTi電極4では
このような表面状態の異なる領域の存在が認められず、
電極の外郭線2の内側は均一性を有し、平坦性が高く構
造的に優れていることがわかる。図8(B)に示す本発
明の方法に従って作成した電極は表面の凹凸が5nm以
下であり、図9(B)の従来法に従って作成した電極は
表面の凹凸が200nmに達しており、本発明の電極作
成方法により作成した電極の方がその表面の平坦性が飛
躍的に良好であることがわかる。
【0046】(実施例5) 原子的フラット化処理依存
性−エピタキシャル成長 実施例1では、研磨直後のSiC基板を用いた。ここで
は、研磨基板とそれにSiCをホモエピタキシャル成長
した試料の二つを用いて、その違いを調べた。エピタキ
シャル基板では、表面の平坦化が進んでいるので、界面
準位密度がより低下し、その結果としてSchottk
y障壁高さが下がり、Ohmic性が強まると期待され
る。実際、実施例1の研磨直後に基板での界面抵抗値
1.2×10−2Ωcm (図3の直線(c))は、
エピタキシャル基板では、6×10−3Ωcm3 に改善
されている(図3の直線(d))。このことは、原子レ
ベルの平坦化そして界面準位密度の低減にエピタキシャ
ル成長が有効であることを示している。
【0047】(実施例6) 原子的フラット化処理依存
性−酸化とエッチング 酸化とその酸化膜のエッチングが界面準位密度の低減に
もたらす効果については、実施例1に示した通りであ
る。また、図6の(b)熱水処理と(c)酸化エッチン
グとその後の熱水処理の場合を比べるとわかるように、
Si基板の場合でも酸化とエッチングが界面準位密度の
低減に効果的であることがわかる。
【0048】(実施例7) 原子的フラット化処理依存
性の実施例−熱水処理 熱水ないし沸騰水処理もやはり、界面準位密度の低減に
効果的である。沸騰水とはここでは、100℃の沸騰し
た純水を指す。熱水とは100℃より低い温度の加熱さ
れた純水である。図3の直線(c)は、直線(a)に示
されている酸化/エッチング処理した基板を、沸騰した
純水に10分間浸す処理を行った後、金属を蒸着法で堆
積したSiC基板上への電極の電圧電流特性である。直
線(a)に比べ直線(c)はその界面抵抗が1.2×1
−2Ωcm に改善されていることがわかる。ま
た、図6の(a)5%フッ酸処理と(b)熱水処理とを
比べるとわかるように、Si基板の場合、熱水処理が界
面準位密度の低減に効果があることがわかる。
【0049】(実施例8) 原子的フラット化処理依存
性−pH調整した希フッ酸処理 pH調整した希フッ酸処理もやはり、界面準位密度の低
減に効果的である。図3の直線(b)は、直線(a)に
示されている酸化/エッチング処理した基板を、pH調
整した希フッ酸に10分間浸す処理を行った後、金属を
蒸着法で堆積した電極の電圧電流特性である。この時の
希フッ酸のpH値は10である。直線(a)に比べ直線
(b)はその界面抵抗が1.5×10−2Ωcm
改善されていることがわかる。
【0050】(実施例9) リークの少ないSchot
tky電極作成 6H−SiC(0001)面に金電極を作成した場合を
図10に示す。通常の5%フッ酸処理したSiC表面の
場合は、逆方向リーク電流は10−7A/cm度であ
る。酸化/エッチング処理を施すと、10−19 A/
cm 以下になり、劇的に12桁もリーク特性が改善
する。さらに、沸騰水処理を施すと、10−21 A/
cm でさらに2桁も特性が改善する。これは、平坦
化を促進する酸化/エッチング処理と沸騰水処理によ
り、Schottky障壁のピニングが弱まったことを
示している。従来、処理を変えるとSchottky障
壁の高さやリーク電流特性がバラツクという非常に漠然
とした現象が、ここでははっきり理解され、Schot
tkyの質的向上のための体系だった技術的指針が初め
て与えられた。なお、本例は電極に対して一切の熱処理
を行っていない。従って、本例により熱処理を伴わずに
高品質なSchottky電極が形成できることが示さ
れた。
【0051】(実施例例10) ピニング制御とSch
ottky障壁高さ制御 最後に、最も重要な実施例を示す。図11は、6H−S
iC(0001)面上に様々な金属を堆積したときのS
chottky障壁高さを示している。横軸は、金属の
仕事関数である。通常の前処理である5%フッ酸処理の
場合は、Schottky障壁の高さは、金属の仕事関
数にほとんど依存せず、その傾きS−factorは、
約0.2である。次にSiCを酸化/エッチング処理に
より、原子レベルの平坦化を進めると、S=8になり、
ほとんどピニングフリーの状態になっていることがわか
る。さらに沸騰水処理を施すと、S=1.0になり、ピ
ニングが完全にはずれている。もともとピニングする半
導体に対して、ピニングフリーを実現したのは本発明の
成果である。この結果、金属の仕事関数を変えるだけ
で、Schottky障壁を自由に変えることができる
ことがこの図11にはっきりと示されている。また、同
じ金属を使っても、原子レベルの平坦化処理の方法を変
えるだけで、Schottky障壁高さが変化している
ことも示されている。なお、Ohmic性の得られたT
i電極に対しては、その接触抵抗値から理論に障壁高さ
を見積もってその値を使って示してある。
【0052】図12に6H−SiC(0001)基板に
対して作成された従来のSchottky電極のSch
ottky障壁高さと、本発明による実施例を示す。厳
密な比較のために、従来のデータは、清浄表面に対して
電極作成された、室温でのI−V測定値のみをプロット
してある。従来のデータは、白抜きの領域内に入ってい
る。本発明による酸化/エッチング処理誤に沸騰水処理
を施したTi,Mo,Au電極は、それぞれ領域
(1),(4),(2)にプロットされている。このこ
とは、従来不可能であったSchottky障壁高さの
下限(領域(1))と上限(領域(2))を越えるSc
hottky障壁高さが可能になったことを示してい
る。また、領域(4)にプロットされているMo電極
は、従来のより低い仕事関数をもったTi等の電極と同
じ障壁高さを与えている。このことは、あるSchot
tky障壁高さを与えるのに、従来ではピニング作用に
より適切とは考えられなかった金属を、本発明の方法に
より用いることができることを示している。以上のよう
に、本発明により、Schottky障壁高さが自由に
制御できるようになった。
【0053】
【発明の効果】本発明に従えば、従来経験に頼ってい
た、Schottky電極とOhmic電極の開発が、
非常に短縮されるので、ほとんどの電子デバイスの電極
に、この技術が利用されるようになる。
【0054】本発明は、従来の経験に頼った方法に較
べ、体系化されており、電極の開発労力が飛躍的に低減
する。また、熱処理を必要としないので、熱処理を必要
とする従来方法に較べ、電極構造の安定性が飛躍的に高
まる。また、Ohmic電極作成の場合は、従来法で
は、半導体に高濃度の不純物のドーピングを必要とした
が、本発明では、全く高濃度のドーピングは必要なく、
非常に簡便にOhmic性電極が作成できる。また、従
来のSchottky障壁中への漏れ電流に頼っていた
方法とは違い、障壁高さをゼロにできるので、従来実現
不可能であった、原理的に界面抵抗がゼロの高性能なO
hmic電極を形成できる。
【0055】また、従来はほとんど制御不可能であった
Schottky障壁高さを、界面準位密度の制御と金
属の仕事関数の選定により、自由に制御できるようにな
った。これにより、初めて自由にSchottkyデバ
イスの設計が可能になる。
【0056】本発明を実施するには、技術的には、半導
体の表面をできるだけ原子レベルでフラットにすれば良
いが、原子レベルのフラット化技術には、公知の多種多
様な方法があり、それを利用するだけでよい。従って、
本方法を実施するのに問題となる技術的課題は存在しな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】n型Si(001)基板上に従来作成されたS
chottky電極のSchottky障壁高さをその
電極金属の仕事関数に対してプロットしたグラフであ
る。
【図2】図1と同じグラフ上に、本発明による電極作成
方法で可能になるSchottky障壁の領域を領域
(1)から(4)で示したグラフである。
【図3】本発明の実施例に従うSiC上のTi電極の電
流−電圧特性を示す特性図である。
【図4】従来の5%フッ酸処理を行ったSiC上のTi
電極の電流−電圧特性を示す特性図である。
【図5】本発明に従うSiC上のAl電極の電流−電圧
特性を示す特性図である。
【図6】本発明の実施例に従うSi上のAl電極の電流
−電圧特性を示す特性図である。
【図7】従来の5%フッ酸処理を行ったSi(111)
上のAl電極の電流−電圧特性を示す特性図である。
【図8】(A)は本発明の「電極構造の構造的均一性に
関する実施例」に従う電極作成方法に従って作成したT
i電極の表面の顕微鏡写真、(B)は(A)に示すTi
電極の模式的断面図である。
【図9】(A)は従来の電極作成方法に従って作成した
Ni電極の表面の顕微鏡写真、(B)は(A)に示すT
i電極の模式的断面図である。
【図10】本発明の実施例に従う6H−SiC(000
1)基板上のAu電極の対数表示電流−電圧特性を示す
特性図である。
【図11】本発明の実施例に従う電極金属の仕事関数に
対して、6H−SiC(0001)基板上に作成したそ
の電極のSchottky障壁高さをプロットした特性
図である。
【図12】本発明の実施例に従う6H−SiC(000
1)基板上に作成したSchottky障壁高さを新領
域をプロットした特性図である。
【符号の説明】
1 SiC基板 2 電極外郭線 3 Ni電極 4 Ti電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−81220(JP,A) 特開 平7−161692(JP,A) 特開 平5−21765(JP,A) 特開 平6−252380(JP,A) 特開 昭61−8977(JP,A) 特開 平7−6971(JP,A) 特開 平6−216064(JP,A) 特開 平5−335287(JP,A) 特開 平9−22880(JP,A) 「半導体ハンドブック」第2版 昭和 52年11月30日株式会社オーム社発行 P 317右欄 ”Caracterization of hydrogen−termin ated CVD diamond s urfaces and their contact propertie s”,H.Kawarada,M.Ao ki,H.Sasaki and K. Tsugawa,Diamond an d Related Material s Vol.3 pp961−965(1994) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 29/872

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板表面を酸化エッチングで処理
    した後、熱水又は沸騰水処理して半導体基板の表面を平
    坦化し、その表面の上に電極金属材料を蒸着することに
    より、電極金属の仕事関数のみによって接触抵抗が制御
    される電極を作成することを特徴とする電極作成方法。
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