JP3002995B2 - ディスクタンブラー錠 - Google Patents
ディスクタンブラー錠Info
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- 238000007373 indentation Methods 0.000 claims description 7
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 claims description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
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- Packaging For Recording Disks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はピッキングを完全に防止すると共に、大量の
マスターキー及びグランドマスターキーを容易に設定す
ることができる型式のディスクタンブラー錠において、
従来と同等のディスクの移動量の範囲に、より多くの鍵
違いを適用することができるディスクタンブラー錠に関
するものである。
マスターキー及びグランドマスターキーを容易に設定す
ることができる型式のディスクタンブラー錠において、
従来と同等のディスクの移動量の範囲に、より多くの鍵
違いを適用することができるディスクタンブラー錠に関
するものである。
<従来の技術とその問題点> ディスクタンブラー錠は、従来から各種の製品が製造
されており、一般の扉用錠、車輛用の錠等々に広く使用
されている。
されており、一般の扉用錠、車輛用の錠等々に広く使用
されている。
通常ディスクタンブラー錠は、外筒とその内部に回動
自在に収容された内筒とからなり、内筒にはスプリング
によって外筒方向へ突出するように付勢されたディスク
が収容され、そのディスクの一部が外筒に穿設した孔に
突入するようにしておき、適正な鍵が内筒の鍵孔に挿入
されたときにのみ、ディスクが適切に移動せしめられて
外筒の孔から内筒の内部へ移動され、ディスクによる内
筒と外筒の固定が解かれる事によって、外筒に対して内
筒を自在に回動出来るようになり、この内筒の回動をカ
ム等によって外部に伝達して、施錠或は解錠の操作を行
なうものである。
自在に収容された内筒とからなり、内筒にはスプリング
によって外筒方向へ突出するように付勢されたディスク
が収容され、そのディスクの一部が外筒に穿設した孔に
突入するようにしておき、適正な鍵が内筒の鍵孔に挿入
されたときにのみ、ディスクが適切に移動せしめられて
外筒の孔から内筒の内部へ移動され、ディスクによる内
筒と外筒の固定が解かれる事によって、外筒に対して内
筒を自在に回動出来るようになり、この内筒の回動をカ
ム等によって外部に伝達して、施錠或は解錠の操作を行
なうものである。
一般的にこれらディスクタンブラー錠は、製造を容易
にするために、同一の錠筒に挿入されるディスクの種類
を少なくし、種類の少ない分は挿入する数を多くして、
鍵違いの数を確保している。
にするために、同一の錠筒に挿入されるディスクの種類
を少なくし、種類の少ない分は挿入する数を多くして、
鍵違いの数を確保している。
より多くの鍵違いを得るためには、前述のごとく錠筒
に挿入するディスクの数を多くする必要があり、マスタ
ーキーを設定する場合には基本的に鍵違いが多いことが
要求されるので、錠としての完全性を求めると、どうし
ても錠筒が長くなりすぎ、不満足な結果しか得られなか
った。
に挿入するディスクの数を多くする必要があり、マスタ
ーキーを設定する場合には基本的に鍵違いが多いことが
要求されるので、錠としての完全性を求めると、どうし
ても錠筒が長くなりすぎ、不満足な結果しか得られなか
った。
この点を解決するため、本件出願人は平成2年2月24
日付け特許願、発明の名称「ディスクタンブラー錠」
(特願平2−43591)において本件出願添付図面第8図
及び第9図に示すごとき新規の発想に基づくディスクタ
ンブラー錠を提案した。
日付け特許願、発明の名称「ディスクタンブラー錠」
(特願平2−43591)において本件出願添付図面第8図
及び第9図に示すごとき新規の発想に基づくディスクタ
ンブラー錠を提案した。
該特許願に示された発明によると、内筒Iと外筒Oを
相互に固定するためにディスクDを直接利用することを
放棄し、ディスクDの側縁に凹陥Hを穿設し、それら凹
陥Hの整列を検知して、その検知結果により別途設置し
た内筒外筒の固定手段Fを操作する型式を採用した。
相互に固定するためにディスクDを直接利用することを
放棄し、ディスクDの側縁に凹陥Hを穿設し、それら凹
陥Hの整列を検知して、その検知結果により別途設置し
た内筒外筒の固定手段Fを操作する型式を採用した。
このような手法により、鍵違いを大幅に増加させるこ
とができ、また、グランドマスターキー、マスターキー
の設定が幅広い選択範囲で可能になり、且つ、複数のチ
ェンジキーからマスターキーの鍵山を類推することをも
防止できる、有利なディスクタンブラー錠が完成され
た。
とができ、また、グランドマスターキー、マスターキー
の設定が幅広い選択範囲で可能になり、且つ、複数のチ
ェンジキーからマスターキーの鍵山を類推することをも
防止できる、有利なディスクタンブラー錠が完成され
た。
<発明が解決しようとする問題点> 前述の特許願に示された発明は、それ自体で完成して
おり、現在既に実製造の段階に到達しているが、本件発
明者は前述の特許願に示されたものの更なる改良を試
み、それに成功した。
おり、現在既に実製造の段階に到達しているが、本件発
明者は前述の特許願に示されたものの更なる改良を試
み、それに成功した。
望ましい錠とは、製造工程を複雑にすることなく、大
量の鍵違いを生み出せるものであることである。
量の鍵違いを生み出せるものであることである。
そのためには、鍵山一段の高さの差が小さければ小さ
いほど、ディスクの一定の移動量で、大量の鍵違いを得
ることができる。
いほど、ディスクの一定の移動量で、大量の鍵違いを得
ることができる。
そのような精度の高い構造が得られるならば、例えば
従来は鍵山の変化を三段に定めていた寸法の中に、逆
に、五段或はそれ以上の変化を設定することもできるこ
とになる。
従来は鍵山の変化を三段に定めていた寸法の中に、逆
に、五段或はそれ以上の変化を設定することもできるこ
とになる。
単純に、同じ寸法の中で鍵山の変化を三段から五段に
変更できるとすると、そのようなディスクをそれぞれ7
枚使用した場合の鍵違いの数は、 三段の場合 37= 2,187通り 五段の場合 57=78,125通り となる。
変更できるとすると、そのようなディスクをそれぞれ7
枚使用した場合の鍵違いの数は、 三段の場合 37= 2,187通り 五段の場合 57=78,125通り となる。
しかしながら、あまりにも鍵山一段の高さの差が小さ
いと、錠と鍵の製造精度がそれに追い付くことができ
ず、理論的には可能であるが、実際には製造或は使用不
能な錠が出来上がってしまう恐れがある。
いと、錠と鍵の製造精度がそれに追い付くことができ
ず、理論的には可能であるが、実際には製造或は使用不
能な錠が出来上がってしまう恐れがある。
前述のごとくディスクDの側縁に凹陥Hを穿設し、そ
の凹陥の整列を検出する型式においては、検出のための
手段Sが断面円形の棒状の部品であり、またその手段S
が嵌入するディスクDの側縁の凹陥Hも略半円形であっ
た。(第8図及び第9図参照) これは、検出のための手段Sがスプリング等の作用に
よって常にディスクDに当接する方向に付勢されている
ため、適正な鍵の使用によって一度凹陥の内部に陥入し
た検出手段Sが、鍵の抜去によって移動するディスクD
の動作で、容易且迅速に凹陥から押しだされるように、
採用された形状である。
の凹陥の整列を検出する型式においては、検出のための
手段Sが断面円形の棒状の部品であり、またその手段S
が嵌入するディスクDの側縁の凹陥Hも略半円形であっ
た。(第8図及び第9図参照) これは、検出のための手段Sがスプリング等の作用に
よって常にディスクDに当接する方向に付勢されている
ため、適正な鍵の使用によって一度凹陥の内部に陥入し
た検出手段Sが、鍵の抜去によって移動するディスクD
の動作で、容易且迅速に凹陥から押しだされるように、
採用された形状である。
ディスクDの凹陥Hに陥入するように付勢されている
検出手段Sを、ディスクDの移動に従って凹陥Hから脱
出させるには、このような形状を採用するのが最も簡単
な方法である。
検出手段Sを、ディスクDの移動に従って凹陥Hから脱
出させるには、このような形状を採用するのが最も簡単
な方法である。
しかしながら、このような凹陥Hの形状によると、凹
陥Hが裾の開いた半円形となるため、検出手段Sが凹陥
Hの適正な深さまで陥入したか否かを明確に判別するた
めには、定められた寸法の中で三段階程度の凹陥Hの位
置変化に留めるのが安全でありまた製造上問題が発生す
る可能性が少なかった。(第6図参照) その寸法の中に、無理に多量の段階の変化を設定する
と、隣接する段同志の区別を付けることが困難になり、
実際の使用に耐えないものとなってしまう可能性があっ
た。
陥Hが裾の開いた半円形となるため、検出手段Sが凹陥
Hの適正な深さまで陥入したか否かを明確に判別するた
めには、定められた寸法の中で三段階程度の凹陥Hの位
置変化に留めるのが安全でありまた製造上問題が発生す
る可能性が少なかった。(第6図参照) その寸法の中に、無理に多量の段階の変化を設定する
と、隣接する段同志の区別を付けることが困難になり、
実際の使用に耐えないものとなってしまう可能性があっ
た。
<問題点を解決するための手段> 定められた寸法の中で、より多くの段数の変化を得る
ためには、凹陥の形状を変更し、凹陥の少なくとも二つ
の辺が、ディスクの移動方向と直角或は一定の角度を持
ったの直線で形成されることが望ましい。
ためには、凹陥の形状を変更し、凹陥の少なくとも二つ
の辺が、ディスクの移動方向と直角或は一定の角度を持
ったの直線で形成されることが望ましい。
これは、ディスクの側縁から、凹陥の二辺が相互に平
行に且直線的に切り欠かれていることを意味する。(第
7図参照) 少なくとも二つの辺が直線で形成されることが望まし
いが、製造を容易にするためには、切り欠きの形状を、
三つの辺が直線で形成された略「コ」の字状とすること
が望ましい。
行に且直線的に切り欠かれていることを意味する。(第
7図参照) 少なくとも二つの辺が直線で形成されることが望まし
いが、製造を容易にするためには、切り欠きの形状を、
三つの辺が直線で形成された略「コ」の字状とすること
が望ましい。
この凹陥に対応する検出手段の形状は、凹陥に陥入す
る部分の断面が二つ或は三つの辺において直線で構成さ
れることになる。
る部分の断面が二つ或は三つの辺において直線で構成さ
れることになる。
このような凹陥の形状を採用した場合、先出願の発明
における三段階の凹陥の穿設される寸法の中に、大幅な
余裕をもって五段階の凹陥が設置できることは、第6図
と第7図の比較によって明白である。
における三段階の凹陥の穿設される寸法の中に、大幅な
余裕をもって五段階の凹陥が設置できることは、第6図
と第7図の比較によって明白である。
しかしながら、このように直線的な形状に構成された
凹陥に、直線的な断面を持つ検出手段が陥入すると、デ
ィスクが移動出来なくなるため、従来の如く鍵の抜去に
よって凹陥の外へ検出手段を押しだすことができなくな
ってしまう。
凹陥に、直線的な断面を持つ検出手段が陥入すると、デ
ィスクが移動出来なくなるため、従来の如く鍵の抜去に
よって凹陥の外へ検出手段を押しだすことができなくな
ってしまう。
この点は、発想を転換し、検出手段が常にディスクか
ら離れる方向に付勢されるようにスプリングを張設する
ことによって解決する。
ら離れる方向に付勢されるようにスプリングを張設する
ことによって解決する。
それと同時に、従来は錠の内筒Iから突出して外筒O
の一部を貫通し、両者を固定状態に置いていた固定手段
Fを、内筒が回動された場合に内筒の内部に後退する型
式に変更する。
の一部を貫通し、両者を固定状態に置いていた固定手段
Fを、内筒が回動された場合に内筒の内部に後退する型
式に変更する。
この新しい固定手段は、例えば丸棒のごとき構造が簡
便であり、内筒外筒のシャーラインから丸棒断面の二分
の一弱を、外筒内へ突出させた形が望ましい。(第1図
乃至第5図参照) ディスクの凹陥が整列し、検出手段の凹陥への陥入が
可能となった状態(第2図)で内筒を回動すると、固定
手段が外筒に押圧されて内筒内部へ後退し(第3図)、
内筒が回動されている間は、検出手段が凹陥に陥入し且
固定手段が外筒の内周によって押圧されているために、
鍵を抜去することができない(第4図参照)。
便であり、内筒外筒のシャーラインから丸棒断面の二分
の一弱を、外筒内へ突出させた形が望ましい。(第1図
乃至第5図参照) ディスクの凹陥が整列し、検出手段の凹陥への陥入が
可能となった状態(第2図)で内筒を回動すると、固定
手段が外筒に押圧されて内筒内部へ後退し(第3図)、
内筒が回動されている間は、検出手段が凹陥に陥入し且
固定手段が外筒の内周によって押圧されているために、
鍵を抜去することができない(第4図参照)。
固定手段が外筒へ突入できる位置に来ると、固定手段
の移動に伴って検出手段が凹陥から脱出するため、ディ
スクが自由になり、初めて鍵が抜去できる状態になる
(第2図に復帰した状態)。
の移動に伴って検出手段が凹陥から脱出するため、ディ
スクが自由になり、初めて鍵が抜去できる状態になる
(第2図に復帰した状態)。
<作用> 本発明によると、左右二列の鍵山を刻んだ一本の鍵を
使用し、左右のディスク列のそれぞれ上下いずれかの凹
陥を一列に整列させることにより、検出手段をディスク
の凹陥に受け入れることができるようにした上で、内筒
を回動して固定手段を内筒内部に後退させ、解錠施錠の
操作を行う。
使用し、左右のディスク列のそれぞれ上下いずれかの凹
陥を一列に整列させることにより、検出手段をディスク
の凹陥に受け入れることができるようにした上で、内筒
を回動して固定手段を内筒内部に後退させ、解錠施錠の
操作を行う。
<実施例> 図面に従い本発明の具体的実施例を説明する。
第1図乃至第4図は本発明ディスクタンブラー錠の断
面図である。
面図である。
図面において、1はディスクタンブラー錠の外筒、2
は内筒、3は外筒1内部で内筒2と一体に回動する内筒
2の被覆チューブである。
は内筒、3は外筒1内部で内筒2と一体に回動する内筒
2の被覆チューブである。
内筒2にはその略中央に鍵孔4が穿設されており、鍵
孔4に直角にディスク用孔5が穿設されている。本実施
例の場合、ディスク用孔5は、その一部が鍵孔4に開口
すると共に、相互に平行して複数のディスク用孔5が穿
設されており、更に、内筒2にはそれらディスク用孔5
に直角に、検出手段のための収容孔6が穿設されてい
る。
孔4に直角にディスク用孔5が穿設されている。本実施
例の場合、ディスク用孔5は、その一部が鍵孔4に開口
すると共に、相互に平行して複数のディスク用孔5が穿
設されており、更に、内筒2にはそれらディスク用孔5
に直角に、検出手段のための収容孔6が穿設されてい
る。
各ディスク用孔5には、ディスク7が収容され、スプ
リング8の作用下に、ディスク用孔5内で一方向に向け
て付勢されている。
リング8の作用下に、ディスク用孔5内で一方向に向け
て付勢されている。
ディスク7の鍵孔4内に位置する部分には、鍵孔4に
挿入された鍵Kの鍵山に当接し、それによってディスク
7がスプリング8の作用に抗して押し上げられるため
の、鍵受部9が設置されている。
挿入された鍵Kの鍵山に当接し、それによってディスク
7がスプリング8の作用に抗して押し上げられるため
の、鍵受部9が設置されている。
またディスク7の収容孔6に対面する側縁7′には、
凹陥10が穿設される。本実施例の場合、凹陥10の形状は
ディスク7の側縁7′に直角な二辺と、側縁7′に平行
な一辺により構成された「コ」の字状である。更に、凹
陥10は一個のディスク7の側縁7′上の二箇所に穿設さ
れている。
凹陥10が穿設される。本実施例の場合、凹陥10の形状は
ディスク7の側縁7′に直角な二辺と、側縁7′に平行
な一辺により構成された「コ」の字状である。更に、凹
陥10は一個のディスク7の側縁7′上の二箇所に穿設さ
れている。
収容孔6の内部には検出手段が収容されるが、実施例
の場合、検出手段は摺動自在に重合された上移動片11と
下移動片12とによって構成されている。
の場合、検出手段は摺動自在に重合された上移動片11と
下移動片12とによって構成されている。
各移動片は各々、前述の凹陥10に陥入する陥入突起1
3、14を備えると共に、各々互いに対面する彎曲部15、1
6を有している。
3、14を備えると共に、各々互いに対面する彎曲部15、1
6を有している。
収容孔6に面した被覆チューブ3を通して、外筒1内
壁に穿設された凹部17に部分的に陥入する固定手段18
は、前記の上移動片11と下移動片12に設置された対面す
る彎曲部15、16によって形成される窪み19に収容され
る。しかしながら、窪み19内には伝達片20が収容されて
おり、伝達片20は常に上下の移動片11および12、並びに
固定手段18に当接している。
壁に穿設された凹部17に部分的に陥入する固定手段18
は、前記の上移動片11と下移動片12に設置された対面す
る彎曲部15、16によって形成される窪み19に収容され
る。しかしながら、窪み19内には伝達片20が収容されて
おり、伝達片20は常に上下の移動片11および12、並びに
固定手段18に当接している。
上下の移動片11、12はバネ(図示せず)によって、常
にディスク7から遠ざかろうとする方向へ付勢されてお
り、その傾向は伝達片20を介して固定手段18に伝達さ
れ、固定手段18もディスク7から常に遠ざかろうとする
傾向を与えられている。
にディスク7から遠ざかろうとする方向へ付勢されてお
り、その傾向は伝達片20を介して固定手段18に伝達さ
れ、固定手段18もディスク7から常に遠ざかろうとする
傾向を与えられている。
このようにして、一枚以上のディスク7(常識的に考
えるならディスク7の数はおおむね複数であるが)に対
して、それぞれ単一の、上移動片11、下移動片12、伝達
片20および固定手段18が用意されるが、これら部品は断
面形状は第5図に示す通りで、全て棒状に形成するのが
望ましい。
えるならディスク7の数はおおむね複数であるが)に対
して、それぞれ単一の、上移動片11、下移動片12、伝達
片20および固定手段18が用意されるが、これら部品は断
面形状は第5図に示す通りで、全て棒状に形成するのが
望ましい。
一個の錠装置の内筒2内に、上記の如く形成した機構
を左右対称形に二組配置することによって本発明実施例
が完成される(第1図乃至第4図参照)。勿論、この機
構一組だけで錠を作動させることも可能であり任意であ
る。
を左右対称形に二組配置することによって本発明実施例
が完成される(第1図乃至第4図参照)。勿論、この機
構一組だけで錠を作動させることも可能であり任意であ
る。
次に、作動に付説明する。
第1図には内筒2および外筒1が固定手段18によって
相互に固定され、内筒の回動が阻止された施錠状態の内
部部品配置が示されている。
相互に固定され、内筒の回動が阻止された施錠状態の内
部部品配置が示されている。
この状態においては、ディスク7はスプリング8によ
り図中下方に押し下げられており、上移動片11と下移動
片12はバネ(図示せず)の作用によって収容孔6内で外
筒1に向けて付勢されており、その力を伝達片20を介し
て受けた固定手段18は、外筒1の凹部17内に部分的に陥
入している。
り図中下方に押し下げられており、上移動片11と下移動
片12はバネ(図示せず)の作用によって収容孔6内で外
筒1に向けて付勢されており、その力を伝達片20を介し
て受けた固定手段18は、外筒1の凹部17内に部分的に陥
入している。
この状態で適切な鍵によらずに内筒2を回動しようと
すると、固定手段18が外筒1の凹陥17に押圧されて、内
筒2の収容孔6内に移動しようとするが、ディスク7の
凹陥10が整列していないため、上移動片11或は下移動片
12の陥入突起13、14が凹陥10に陥入することができず、
ディスク7の側縁7′に移動を阻止される。そのため、
固定手段18は凹部17から脱出できず、結果的に外筒1と
内筒2は相互に固定され、内筒2の不都合な回動は完全
に阻止される。
すると、固定手段18が外筒1の凹陥17に押圧されて、内
筒2の収容孔6内に移動しようとするが、ディスク7の
凹陥10が整列していないため、上移動片11或は下移動片
12の陥入突起13、14が凹陥10に陥入することができず、
ディスク7の側縁7′に移動を阻止される。そのため、
固定手段18は凹部17から脱出できず、結果的に外筒1と
内筒2は相互に固定され、内筒2の不都合な回動は完全
に阻止される。
次に、適切な鍵Kを鍵孔4に挿入した場合は、ディス
ク7が鍵Kにより第2図のごとく適切な位置に押し上げ
られて、ディスク7の上或は下の凹陥10を整列させるこ
とができる。第2図に示した例は左方のディスク7は上
の凹陥10が、また右方のディスク7は下の凹陥10が整列
した状態にある。
ク7が鍵Kにより第2図のごとく適切な位置に押し上げ
られて、ディスク7の上或は下の凹陥10を整列させるこ
とができる。第2図に示した例は左方のディスク7は上
の凹陥10が、また右方のディスク7は下の凹陥10が整列
した状態にある。
このような状態から内筒2を回動すると、固定手段18
は外筒1の凹部17の壁面により押圧されて(第3図参
照)収容孔6内に移動する。その際に左方のディスク7
の上の凹陥10と対面している左方の上移動片11の陥入突
起13が、左方のディスク7の上の凹陥10に陥入すべく移
動でき、右方の下の凹陥10と対面している右方の下移動
片12の陥入突起14が、右方のディスク7の下の凹陥10に
陥入すべく移動できるので、固定手段18の移動は伝達片
20を介して左方の上移動片11と右方の下移動片12に伝達
され、第2図に示すごとく両移動片がバネ(図示せず)
の作用に抗してディスク7の方向へ移動し、上下の移動
片11、12により形成されている窪み19の形状が変更さ
れ、固定手段18が完全に外筒1と被覆チューブ3のシャ
ーラインの内側に移動することができる(第4図参
照)。
は外筒1の凹部17の壁面により押圧されて(第3図参
照)収容孔6内に移動する。その際に左方のディスク7
の上の凹陥10と対面している左方の上移動片11の陥入突
起13が、左方のディスク7の上の凹陥10に陥入すべく移
動でき、右方の下の凹陥10と対面している右方の下移動
片12の陥入突起14が、右方のディスク7の下の凹陥10に
陥入すべく移動できるので、固定手段18の移動は伝達片
20を介して左方の上移動片11と右方の下移動片12に伝達
され、第2図に示すごとく両移動片がバネ(図示せず)
の作用に抗してディスク7の方向へ移動し、上下の移動
片11、12により形成されている窪み19の形状が変更さ
れ、固定手段18が完全に外筒1と被覆チューブ3のシャ
ーラインの内側に移動することができる(第4図参
照)。
そのため、内筒2は自由に回動できる状態になり、次
に固定手段18が外筒1の凹部17に陥入するまで、その状
態が継続する。
に固定手段18が外筒1の凹部17に陥入するまで、その状
態が継続する。
例えば本実施例の場合、内筒を90度回動して解錠・施
錠が行なえるものとすると、第1図の状態から第2図及
び第3図の状態を経て第4図の状態に至り、更に逆動し
て第1図の状態にに復帰することになる。
錠が行なえるものとすると、第1図の状態から第2図及
び第3図の状態を経て第4図の状態に至り、更に逆動し
て第1図の状態にに復帰することになる。
この場合、第4図の位置においては、固定手段18が外
筒1の内壁に当接してその移動が不可能であるため、上
下の移動片も摺動することができず、その陥入突起14が
ディスク7の凹陥10に陥入してディスク7を固定してい
るので、鍵Kを鍵孔4から抜去することはできない。
筒1の内壁に当接してその移動が不可能であるため、上
下の移動片も摺動することができず、その陥入突起14が
ディスク7の凹陥10に陥入してディスク7を固定してい
るので、鍵Kを鍵孔4から抜去することはできない。
錠の操作が完了して、内筒2が第2図の出発位置に戻
されると、固定手段18が対面する外筒1の凹部17に陥入
することができるので、バネ(図示せず)の作用によっ
て上下の移動片が外筒1に向かって摺動し、ディスク7
の凹陥10から移動片の陥入突起が脱出する。その動作が
伝達片20によって固定手段18に伝達され、固定手段18は
凹部17内に部分的に陥入し、内筒2と外筒1が相互に固
定される。
されると、固定手段18が対面する外筒1の凹部17に陥入
することができるので、バネ(図示せず)の作用によっ
て上下の移動片が外筒1に向かって摺動し、ディスク7
の凹陥10から移動片の陥入突起が脱出する。その動作が
伝達片20によって固定手段18に伝達され、固定手段18は
凹部17内に部分的に陥入し、内筒2と外筒1が相互に固
定される。
それによってディスク7は上下の移動片との係合を解
かれるので、ディスク7は自由に移動できることにな
り、この時点で鍵Kを鍵孔4から抜去することが可能と
なる。
かれるので、ディスク7は自由に移動できることにな
り、この時点で鍵Kを鍵孔4から抜去することが可能と
なる。
図面においては内筒が90度回動されて操作が行なわれ
る場合が示されたが、図面から明らかな如く、180度回
動して操作することも可能であり、必要に応じて凹部17
を図示の場合いがいの箇所に設置することにより、その
位置で鍵Kの抜去を行なわせることも簡単に実施でき
る。
る場合が示されたが、図面から明らかな如く、180度回
動して操作することも可能であり、必要に応じて凹部17
を図示の場合いがいの箇所に設置することにより、その
位置で鍵Kの抜去を行なわせることも簡単に実施でき
る。
<発明の効果> 本発明においては、グランドマスターキー、マスター
キー、チェンジキーの設定及び運用方法に関しては、前
述の平成2年2月24日付け特許願、発明の名称「ディス
クタンブラー錠」において開示した方法をそのまま踏襲
することができ、それに加えて、ディスク7の定められ
た範囲により多くの段数を設定することができるため、
鍵違いの数を飛躍的に増大させることができる効果があ
る。
キー、チェンジキーの設定及び運用方法に関しては、前
述の平成2年2月24日付け特許願、発明の名称「ディス
クタンブラー錠」において開示した方法をそのまま踏襲
することができ、それに加えて、ディスク7の定められ
た範囲により多くの段数を設定することができるため、
鍵違いの数を飛躍的に増大させることができる効果があ
る。
第1図乃至第4図は本発明要部の断面図で、第1図は施
錠状態、第2図は鍵の挿入状態、第3図は内筒の回動開
始状態、第4図は施錠状態のそれぞれの内部部品の配置
を示すもの、第5図は本発明に使用される移動片、伝達
片及び固定手段の拡大斜面図、第6図は先出願のディス
クの説明的正面図、第7図は本発明によるディスクの説
明的正面図、第8図及び第9図は先出願の要部断面図
で、第8図は施錠状態、第9図は解錠状態をそれぞれ示
すものである。 1……外筒、2……内筒、3……被覆チューブ、4……
鍵孔、5……ディスク用孔、6……収容孔、7……ディ
スク、8……スプリング、9……鍵受部、10……凹陥、
11……上移動片、12……下移動片、13、14……陥入突
起、15、16……彎曲部、17……凹部、18……固定手段、
19……窪み、20……伝達片、K……鍵。
錠状態、第2図は鍵の挿入状態、第3図は内筒の回動開
始状態、第4図は施錠状態のそれぞれの内部部品の配置
を示すもの、第5図は本発明に使用される移動片、伝達
片及び固定手段の拡大斜面図、第6図は先出願のディス
クの説明的正面図、第7図は本発明によるディスクの説
明的正面図、第8図及び第9図は先出願の要部断面図
で、第8図は施錠状態、第9図は解錠状態をそれぞれ示
すものである。 1……外筒、2……内筒、3……被覆チューブ、4……
鍵孔、5……ディスク用孔、6……収容孔、7……ディ
スク、8……スプリング、9……鍵受部、10……凹陥、
11……上移動片、12……下移動片、13、14……陥入突
起、15、16……彎曲部、17……凹部、18……固定手段、
19……窪み、20……伝達片、K……鍵。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 29/10 E05B 35/10
Claims (1)
- 【請求項1】内壁に互いに対向して穿設された凹部を有
する有する外筒と、 凹部に収容される固定手段の通過を許す被覆チューブ内
に設置され且つ外筒内に回動自在に収容され、その回動
軸に沿って鍵孔が削設されると共に、該鍵孔に直角に二
枚一組のディスクを収容するディスク用孔複数列が穿設
され、更に、鍵孔ならびにディスク用孔に直角に、また
外筒の凹部に対向する一組の収容孔が互いに他と対向し
て削設された内筒と、 内筒のディスク用孔に収容され、スプリングの作用下に
ディスク用孔内で最下方に位置せしめられると共に、内
筒の中心にある鍵孔に面して鍵受部が設置され、鍵孔か
ら内筒の外側面に向けて設置された前記収容孔に面して
少なくとも一個以上の凹陥を、その二辺はディスク用孔
に直角にまた一辺はディスク用孔平行に削設した二枚一
組且つ複数列のディスクと、 内筒のそれぞれの収容孔に積重して収容され、ディスク
に対面してディスクの凹陥に陥入できる陥入突起また外
筒内壁の凹部に面して彎曲部を有する上移動片と下移動
片と、 二つの移動片の彎曲部により収容孔内に形成された窪み
内に収容され、常に固定手段と上移動片並びに下移動片
と当接する伝達片と、 からなり、固定手段と伝達片が断面円形の棒状体である
と共に、上移動片と下移動片が固定手段に向けて付勢さ
れていることを特徴とするディスクタンブラー錠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2093681A JP3002995B2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | ディスクタンブラー錠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2093681A JP3002995B2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | ディスクタンブラー錠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03290574A JPH03290574A (ja) | 1991-12-20 |
| JP3002995B2 true JP3002995B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=14089148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2093681A Expired - Lifetime JP3002995B2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | ディスクタンブラー錠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3002995B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU672303B2 (en) * | 1994-07-01 | 1996-09-26 | Brian Arthur Cook | A key operable locking mechanism |
-
1990
- 1990-04-09 JP JP2093681A patent/JP3002995B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03290574A (ja) | 1991-12-20 |
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