JP3012964B2 - フィルタープレスにおける濾布振動装置を備えた移動体の位置決め装置 - Google Patents
フィルタープレスにおける濾布振動装置を備えた移動体の位置決め装置Info
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Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フィルタープレスに
おける濾布振動装置を備えた移動体の位置決め装置、も
しくは濾布振動装置と濾布洗浄装置を備えた移動体の位
置決め装置に関するものである。
おける濾布振動装置を備えた移動体の位置決め装置、も
しくは濾布振動装置と濾布洗浄装置を備えた移動体の位
置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルタープレスは、左右両側板
にそれぞれ吊手を介して摺動自在にかつ吊下げ状に保持
せられた多数の濾板と、左右両側板に取り付けられた濾
板送り機構と、頂部に濾布振動装置および濾布洗浄装置
を有しかつ摺動自在な正面よりみて門形の移動体とを備
えていた。また各濾板の前後両濾過面を覆う濾布の上縁
の濾布吊下げ棒の左右両端部はコイル状吊りばねによっ
て吊下げ部材に吊られており、相互に隣り合う濾板同志
の互いに対向する濾布吊下げ棒の左右両端部が所定長さ
の連結チェンにより連結されていた。
にそれぞれ吊手を介して摺動自在にかつ吊下げ状に保持
せられた多数の濾板と、左右両側板に取り付けられた濾
板送り機構と、頂部に濾布振動装置および濾布洗浄装置
を有しかつ摺動自在な正面よりみて門形の移動体とを備
えていた。また各濾板の前後両濾過面を覆う濾布の上縁
の濾布吊下げ棒の左右両端部はコイル状吊りばねによっ
て吊下げ部材に吊られており、相互に隣り合う濾板同志
の互いに対向する濾布吊下げ棒の左右両端部が所定長さ
の連結チェンにより連結されていた。
【0003】フィルタープレスによる圧搾濾過の終了
後、相互に隣り合う濾板同志の間の濾室内のケーキ(濾
滓)を除去するために、濾板送り機構の作動によって、
濾板が1枚ずつ所要距離後方に開かれるが、連結チェン
の長さは開板状態の対向する濾板同志の間隔よりも短い
ので、互いに対向する濾布の上端部の濾布吊下げ棒が共
に内側に引き出され、両濾布は側面よりみて略ハ形に傾
斜せしめられた。このとき門形移動体は、開かれた両濾
板同志の間の中央部に位置せしめられ、互いに対向する
濾布上端部の濾布吊下げ棒の左右両端部が門形移動体に
備えられた濾布振動装置の振動ハンマーにより叩かれ
て、ケーキが振り落とされて除去された。その後、濾板
送り機構の作動によって、さらにつぎの濾板が引き戻さ
れて後方に開かれ、以下同様に、濾板の開板毎に、上記
ケーキの振り落とし除去作業が自動的に反復して行なわ
れ、各濾板の前後両側の濾布に付着しているケーキが順
次除去されていた。
後、相互に隣り合う濾板同志の間の濾室内のケーキ(濾
滓)を除去するために、濾板送り機構の作動によって、
濾板が1枚ずつ所要距離後方に開かれるが、連結チェン
の長さは開板状態の対向する濾板同志の間隔よりも短い
ので、互いに対向する濾布の上端部の濾布吊下げ棒が共
に内側に引き出され、両濾布は側面よりみて略ハ形に傾
斜せしめられた。このとき門形移動体は、開かれた両濾
板同志の間の中央部に位置せしめられ、互いに対向する
濾布上端部の濾布吊下げ棒の左右両端部が門形移動体に
備えられた濾布振動装置の振動ハンマーにより叩かれ
て、ケーキが振り落とされて除去された。その後、濾板
送り機構の作動によって、さらにつぎの濾板が引き戻さ
れて後方に開かれ、以下同様に、濾板の開板毎に、上記
ケーキの振り落とし除去作業が自動的に反復して行なわ
れ、各濾板の前後両側の濾布に付着しているケーキが順
次除去されていた。
【0004】また上記のような濾布振動装置の作動によ
るケーキの振動除去工程の終了後、濾布の洗浄を必要と
する時に、すべての濾板が再び閉められ、ついで濾板送
り機構の作動によって濾板が1枚ずつ後方に開かれ、門
形移動体に備えられた濾布洗浄装置の作動によって対向
状の濾布が洗浄され、上記ケーキの振動による除去工程
の場合と同様に、濾板の開板毎に、濾布の洗浄作業が自
動的に反復して行なわれて、濾布の洗浄工程が実施され
ていた。
るケーキの振動除去工程の終了後、濾布の洗浄を必要と
する時に、すべての濾板が再び閉められ、ついで濾板送
り機構の作動によって濾板が1枚ずつ後方に開かれ、門
形移動体に備えられた濾布洗浄装置の作動によって対向
状の濾布が洗浄され、上記ケーキの振動による除去工程
の場合と同様に、濾板の開板毎に、濾布の洗浄作業が自
動的に反復して行なわれて、濾布の洗浄工程が実施され
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のフィルタープレスによれば、圧搾濾過終了後
のケーキ除去操作のさい、開板が進むにつれて、開板距
離が次第に狭くなった。というのは、開板操作のさい、
濾板は1枚毎に濾板送り装置の爪によって後方に送られ
るため、送られた濾板同志の間にはどうしてもわずかな
隙間ができ、このわずかな隙間が開板初期から最終まで
の開板距離の大きな差に発展し、開板が進むにつれて、
開板距離が次第に狭くなり、あるいはまた濾板送り装置
の爪によって開板している途中で、次の濾板が開板方向
に寄ってくるため、やはり開板距離が狭くなった。これ
は、濾布吊下げばねの張力や、開板時の濾室内のケーキ
の重量などに起因するものであった。
うな従来のフィルタープレスによれば、圧搾濾過終了後
のケーキ除去操作のさい、開板が進むにつれて、開板距
離が次第に狭くなった。というのは、開板操作のさい、
濾板は1枚毎に濾板送り装置の爪によって後方に送られ
るため、送られた濾板同志の間にはどうしてもわずかな
隙間ができ、このわずかな隙間が開板初期から最終まで
の開板距離の大きな差に発展し、開板が進むにつれて、
開板距離が次第に狭くなり、あるいはまた濾板送り装置
の爪によって開板している途中で、次の濾板が開板方向
に寄ってくるため、やはり開板距離が狭くなった。これ
は、濾布吊下げばねの張力や、開板時の濾室内のケーキ
の重量などに起因するものであった。
【0006】そして、このように開板距離が狭くなる
と、濾布振動装置や濾布洗浄装置が、開かれた濾板同志
の間の中央部に位置せず、振動ハンマーのいわゆる片叩
きが生じたり、誤動作および破損の原因となり、あるい
はまた濾布洗浄装置の洗浄パイプの位置がずれて、対向
する濾布の中央に位置せず、洗浄むらができたり、ひど
い時には、洗浄パイプが下降のさいに濾布吊り棒に引っ
掛かって破損する原因となり、また何よりもフィルター
プレスによる濾過作業の能率が低下するという問題があ
った。
と、濾布振動装置や濾布洗浄装置が、開かれた濾板同志
の間の中央部に位置せず、振動ハンマーのいわゆる片叩
きが生じたり、誤動作および破損の原因となり、あるい
はまた濾布洗浄装置の洗浄パイプの位置がずれて、対向
する濾布の中央に位置せず、洗浄むらができたり、ひど
い時には、洗浄パイプが下降のさいに濾布吊り棒に引っ
掛かって破損する原因となり、また何よりもフィルター
プレスによる濾過作業の能率が低下するという問題があ
った。
【0007】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、圧搾濾過作業の終了後、濾板を1枚ずつ開い
てケーキを除去するさいに、開板距離が狭くなっても、
移動体に備えられた濾布振動装置や濾布洗浄装置を、開
かれた濾板同志の間の中央部に正確に位置せしめること
ができて、振動によるケーキの除去作業や濾布の洗浄作
業をきわめて円滑に行なうことができ、ひいてはフィル
タープレスの濾過作業の能率を大幅に向上し得る、フィ
ルタープレスにおける濾布振動装置を備えた移動体の位
置決め装置を提供しようとするにある。
を解決し、圧搾濾過作業の終了後、濾板を1枚ずつ開い
てケーキを除去するさいに、開板距離が狭くなっても、
移動体に備えられた濾布振動装置や濾布洗浄装置を、開
かれた濾板同志の間の中央部に正確に位置せしめること
ができて、振動によるケーキの除去作業や濾布の洗浄作
業をきわめて円滑に行なうことができ、ひいてはフィル
タープレスの濾過作業の能率を大幅に向上し得る、フィ
ルタープレスにおける濾布振動装置を備えた移動体の位
置決め装置を提供しようとするにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、左右両側板に摺動自在に保持せられ
た多数の濾板と、両側板に移動自在に保持せられかつ濾
布振動装置および濾布洗浄装置のうち少なくとも濾布振
動装置を備えた正面よりみて門形の移動体とを具備して
いるフィルタープレスにおいて、門形移動体の左右両脚
部に、前後一対の濾板押え用揺動レバーがそれぞれ取り
付けられ、両揺動レバーはこれらに両端部がピン連結さ
れた連結部材を介して一体に作動するようになされ、上
記移動体の左右両脚部にレバー作動用シリンダがそれぞ
れ備えられて、シリンダのピストンロッドの先端部が両
揺動レバーのうちの一方のレバーにピン連結されてお
り、シリンダの作動により前後両揺動レバーの先端部同
志が開かれて濾板の移動経路上より内側に突出せしめら
れ、かつこれらの先端部により開板状態の対向する濾板
同志が相互に前後両側に開かれるように押さえられるこ
とにより、相対的に移動体が停止せしめられ、同シリン
ダの作動により前後両揺動レバーの先端部が閉じて、両
揺動レバーが濾板の移動経路上より外側に逃がされるよ
うになされている、フィルタープレスにおける濾布振動
装置を備えた移動体の位置決め装置を要旨としている。
を達成するために、左右両側板に摺動自在に保持せられ
た多数の濾板と、両側板に移動自在に保持せられかつ濾
布振動装置および濾布洗浄装置のうち少なくとも濾布振
動装置を備えた正面よりみて門形の移動体とを具備して
いるフィルタープレスにおいて、門形移動体の左右両脚
部に、前後一対の濾板押え用揺動レバーがそれぞれ取り
付けられ、両揺動レバーはこれらに両端部がピン連結さ
れた連結部材を介して一体に作動するようになされ、上
記移動体の左右両脚部にレバー作動用シリンダがそれぞ
れ備えられて、シリンダのピストンロッドの先端部が両
揺動レバーのうちの一方のレバーにピン連結されてお
り、シリンダの作動により前後両揺動レバーの先端部同
志が開かれて濾板の移動経路上より内側に突出せしめら
れ、かつこれらの先端部により開板状態の対向する濾板
同志が相互に前後両側に開かれるように押さえられるこ
とにより、相対的に移動体が停止せしめられ、同シリン
ダの作動により前後両揺動レバーの先端部が閉じて、両
揺動レバーが濾板の移動経路上より外側に逃がされるよ
うになされている、フィルタープレスにおける濾布振動
装置を備えた移動体の位置決め装置を要旨としている。
【0009】
【作用】上記フィルタープレスにおいて、門形移動体の
左右両脚部に設けられた移動体位置決め装置の前後濾板
押え用揺動レバーは、連結部材を介して一体に作動する
とともに、レバー作動用シリンダのピストンロッドの先
端部が両揺動レバーのうちの一方のレバーにピン連結さ
れており、通常は、シリンダの作動により前後両揺動レ
バーの先端部が閉じて、両揺動レバーが濾板の移動経路
上より外側に逃がされており、このため両揺動レバー
は、濾板の移動のじゃまにならず、かつ移動体は前後移
動可能となされている。
左右両脚部に設けられた移動体位置決め装置の前後濾板
押え用揺動レバーは、連結部材を介して一体に作動する
とともに、レバー作動用シリンダのピストンロッドの先
端部が両揺動レバーのうちの一方のレバーにピン連結さ
れており、通常は、シリンダの作動により前後両揺動レ
バーの先端部が閉じて、両揺動レバーが濾板の移動経路
上より外側に逃がされており、このため両揺動レバー
は、濾板の移動のじゃまにならず、かつ移動体は前後移
動可能となされている。
【0010】そして、フィルタープレスの圧搾濾過作業
の終了後、各濾室毎にケーキを除去するために、まず最
初にすべての濾板に対する締付け力がゆるめられ、この
状態で、濾板送り機構の作動によって濾板が1枚ずつ引
き戻されて後方に開かれる。そして、この濾板の開板毎
に、レバー作動用シリンダの作動により前後両揺動レバ
ーの先端部同志が開かれるとともに、濾板の移動経路上
より内側に突出せしめられ、かつこれらの先端部により
開板状態の対向する濾板同志が相互に前後両側に開かれ
るように押さえられて、両濾板がロック(固定)され
る。また相対的に門形移動体も停止せしめられることと
なって、移動体に備えられた濾布振動装置や濾布洗浄装
置が、開かれた濾板同志の間の中央部に正確に位置せし
められる。
の終了後、各濾室毎にケーキを除去するために、まず最
初にすべての濾板に対する締付け力がゆるめられ、この
状態で、濾板送り機構の作動によって濾板が1枚ずつ引
き戻されて後方に開かれる。そして、この濾板の開板毎
に、レバー作動用シリンダの作動により前後両揺動レバ
ーの先端部同志が開かれるとともに、濾板の移動経路上
より内側に突出せしめられ、かつこれらの先端部により
開板状態の対向する濾板同志が相互に前後両側に開かれ
るように押さえられて、両濾板がロック(固定)され
る。また相対的に門形移動体も停止せしめられることと
なって、移動体に備えられた濾布振動装置や濾布洗浄装
置が、開かれた濾板同志の間の中央部に正確に位置せし
められる。
【0011】従って、この発明の移動体位置決め装置に
よれば、フィルタープレスの開板初期から最終まで開板
が進むにつれて、開板距離が次第に狭くなっても、移動
体に備えられた濾布振動装置や濾布洗浄装置を、開かれ
た濾板同志の間の中央部に正確に位置せしめることがで
き、濾布振動装置の作動によるケーキの振動除去作業、
あるいはまた必要時に行なう濾布洗浄装置による濾布の
洗浄作業を、それぞれきわめて円滑に実施することがで
き、ひいてはフィルタープレスの濾過作業の能率を大幅
に向上し得るものである。
よれば、フィルタープレスの開板初期から最終まで開板
が進むにつれて、開板距離が次第に狭くなっても、移動
体に備えられた濾布振動装置や濾布洗浄装置を、開かれ
た濾板同志の間の中央部に正確に位置せしめることがで
き、濾布振動装置の作動によるケーキの振動除去作業、
あるいはまた必要時に行なう濾布洗浄装置による濾布の
洗浄作業を、それぞれきわめて円滑に実施することがで
き、ひいてはフィルタープレスの濾過作業の能率を大幅
に向上し得るものである。
【0012】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0013】この明細書において、前後および左右は図
1を基準とし、前とは図1の右側、後とは同左側をい
ゝ、また左右は前方に向かっていうものとする。
1を基準とし、前とは図1の右側、後とは同左側をい
ゝ、また左右は前方に向かっていうものとする。
【0014】まず図6において、フィルタープレスは、
それぞれスタンド(1) を有するファーストヘッド(3) お
よびリヤヘッド(4) と、これらに渡し止められた左右一
対の側板(2)(2)と、左右両側板(2)(2)にローラを介して
移動自在に備えられたルーズヘッド(5) と、両側板(2)
(2)に左右一対の吊手(8)(8)を介して摺動自在にかつ吊
下げ状に保持せられた多数の濾板(7) と、左右両側板
(2)(2)のガイド・レール(18)(18)にローラ(19)(19)を介
して前後移動自在に保持せられかつ頂部に濾布振動装置
(60)および濾布洗浄装置(70)を具備した正面よりみて門
形の移動体(6) とをを備えている。
それぞれスタンド(1) を有するファーストヘッド(3) お
よびリヤヘッド(4) と、これらに渡し止められた左右一
対の側板(2)(2)と、左右両側板(2)(2)にローラを介して
移動自在に備えられたルーズヘッド(5) と、両側板(2)
(2)に左右一対の吊手(8)(8)を介して摺動自在にかつ吊
下げ状に保持せられた多数の濾板(7) と、左右両側板
(2)(2)のガイド・レール(18)(18)にローラ(19)(19)を介
して前後移動自在に保持せられかつ頂部に濾布振動装置
(60)および濾布洗浄装置(70)を具備した正面よりみて門
形の移動体(6) とをを備えている。
【0015】また左右両側板(2)(2)には濾板送り機構(4
1)(41)がそれぞれ設けられ、濾板送り機構(41)(41)の濾
板送りブロック(42)(42)と門形移動体(6) の左右両脚部
(6a)(6a)とに移動体送り機構(52)(52)がそれぞれ設けら
れている。門形移動体(6) の左右両脚部(6a)(6a)の下部
横桟(16)(16)には、移動体位置決め装置(20)(20)がそれ
ぞれ備えられている。
1)(41)がそれぞれ設けられ、濾板送り機構(41)(41)の濾
板送りブロック(42)(42)と門形移動体(6) の左右両脚部
(6a)(6a)とに移動体送り機構(52)(52)がそれぞれ設けら
れている。門形移動体(6) の左右両脚部(6a)(6a)の下部
横桟(16)(16)には、移動体位置決め装置(20)(20)がそれ
ぞれ備えられている。
【0016】図4に示すように、各濾板(7) の前後両濾
過面は、原液導入孔(14)部分で相互に連結された前後一
対の濾布(10)(10)により被覆されている。各濾布(10)の
上縁に取り付けられた濾布吊下げ棒(9) の左右両端部
は、濾板(7) の上端部左右両側に立上り状に設けられた
逆L形のばね吊下げ棒(11)(11)の上端水平部(11a)(11a)
に吊下げられたコイルばね(12)(12)によってそれぞれ吊
られている。
過面は、原液導入孔(14)部分で相互に連結された前後一
対の濾布(10)(10)により被覆されている。各濾布(10)の
上縁に取り付けられた濾布吊下げ棒(9) の左右両端部
は、濾板(7) の上端部左右両側に立上り状に設けられた
逆L形のばね吊下げ棒(11)(11)の上端水平部(11a)(11a)
に吊下げられたコイルばね(12)(12)によってそれぞれ吊
られている。
【0017】また図3と図6に示すように、相互に隣り
合う濾板(7)(7)の濾布吊下げ棒(9)(9)の左右両端部同志
が、連結チェン(13)(13)により連結せられ、連結チェン
(13)(13)は、開板状態の対向する濾板(7)(7)同志の間隔
よりも短い長さを有している。このような濾布吊下げ棒
(9)(9)の連結部材はチェン(13)(13)以外の例えばロープ
等によって構成されていても勿論よい。
合う濾板(7)(7)の濾布吊下げ棒(9)(9)の左右両端部同志
が、連結チェン(13)(13)により連結せられ、連結チェン
(13)(13)は、開板状態の対向する濾板(7)(7)同志の間隔
よりも短い長さを有している。このような濾布吊下げ棒
(9)(9)の連結部材はチェン(13)(13)以外の例えばロープ
等によって構成されていても勿論よい。
【0018】図1〜図4に示すように、この発明による
移動体位置決め装置(20)(20)は、門形移動体(6) の左右
両脚部(6a)(6a)の前後支柱(15)(15)に渡された下部横桟
(16)(16)に、それぞれ設けられている。
移動体位置決め装置(20)(20)は、門形移動体(6) の左右
両脚部(6a)(6a)の前後支柱(15)(15)に渡された下部横桟
(16)(16)に、それぞれ設けられている。
【0019】なお、フィルタープレス左右両側におい
て、移動体位置決め装置(20)(20)は、濾板送り機構(41)
(41)の上側に配置されているので、両装置の作用が互い
に干渉し合うことはない。またフィルタープレス左右両
側の移動体位置決め装置(20)(20)は互いに対称で、同じ
構造を有するものであるので、以下に一方の例えば右側
の移動体位置決め装置(20)について説明する。
て、移動体位置決め装置(20)(20)は、濾板送り機構(41)
(41)の上側に配置されているので、両装置の作用が互い
に干渉し合うことはない。またフィルタープレス左右両
側の移動体位置決め装置(20)(20)は互いに対称で、同じ
構造を有するものであるので、以下に一方の例えば右側
の移動体位置決め装置(20)について説明する。
【0020】門形移動体(6) の脚部(6a)の下部横桟(16)
の前後両端部に、一対の水平ブラケット(27)(28)が内方
突出状に設けられている。前部水平ブラケット(27)に
は、平面よりみて略く形の濾板押え用前部揺動レバー(2
1)の一端部がピン(30)により揺動自在に取り付けられて
いる。前部揺動レバー(21)の他端部には、濾板押えロー
ラ(24)が枢軸(34)により回転自在に取り付けられてい
る。これに対し、後部水平ブラケット(28)には、平面よ
りみて長い略S形の濾板押え用後部揺動レバー(22)の略
中央部がピン(32)により揺動自在に取り付けられてい
る。同下部横桟(16)には、レバー作動用シリンダ(25)が
軸受ブラケット(35)および枢軸(36)を介して揺動可能に
取り付けられており、後部揺動レバー(22)の一端部に、
このシリンダ(25)のピストンロッド(26)の先端部がピン
(33)により連結されている。また後部揺動レバー(22)の
他端部には、濾板押えローラ(24)が枢軸(34)により回転
自在に取り付けられている。そして前部揺動レバー(21)
の屈曲部に連結部材(23)の前端部がピン(31)により連結
されるとともに、同連結部材(23)の後端部が、レバー作
動用シリンダ(25)のピストンロッド(26)の先端部に、上
記ピン(33)により後部揺動レバー(22)の端部と一緒に連
結されている。連結部材(23)には、その全体長さを調節
するために、ターンバックル(29)が中央部に介在されて
いる。
の前後両端部に、一対の水平ブラケット(27)(28)が内方
突出状に設けられている。前部水平ブラケット(27)に
は、平面よりみて略く形の濾板押え用前部揺動レバー(2
1)の一端部がピン(30)により揺動自在に取り付けられて
いる。前部揺動レバー(21)の他端部には、濾板押えロー
ラ(24)が枢軸(34)により回転自在に取り付けられてい
る。これに対し、後部水平ブラケット(28)には、平面よ
りみて長い略S形の濾板押え用後部揺動レバー(22)の略
中央部がピン(32)により揺動自在に取り付けられてい
る。同下部横桟(16)には、レバー作動用シリンダ(25)が
軸受ブラケット(35)および枢軸(36)を介して揺動可能に
取り付けられており、後部揺動レバー(22)の一端部に、
このシリンダ(25)のピストンロッド(26)の先端部がピン
(33)により連結されている。また後部揺動レバー(22)の
他端部には、濾板押えローラ(24)が枢軸(34)により回転
自在に取り付けられている。そして前部揺動レバー(21)
の屈曲部に連結部材(23)の前端部がピン(31)により連結
されるとともに、同連結部材(23)の後端部が、レバー作
動用シリンダ(25)のピストンロッド(26)の先端部に、上
記ピン(33)により後部揺動レバー(22)の端部と一緒に連
結されている。連結部材(23)には、その全体長さを調節
するために、ターンバックル(29)が中央部に介在されて
いる。
【0021】このように前後濾板押え用揺動レバー(21)
(22)は、連結部材(23)を介して一体に作動するととも
に、レバー作動用シリンダ(25)のピストンロッド(26)の
先端部が後部揺動レバー(22)の一端部にピン(33)により
連結されているので、フィルタープレスの圧搾濾過作業
のさいの待機時および濾過後の濾板(7) の移動時などの
通常の状態では、図1に一点鎖線で示すように、シリン
ダ(25)のピストンロッド(26)の突出により前後両揺動レ
バー(21)(22)の先端部が閉じて、両揺動レバー(21)(22)
および押付けローラ(24)(24)が濾板(7) の移動経路上よ
り外側に逃がされている。このため両揺動レバー(21)(2
2)は、通常の濾板(7) の移動のさいじゃまにならない。
(22)は、連結部材(23)を介して一体に作動するととも
に、レバー作動用シリンダ(25)のピストンロッド(26)の
先端部が後部揺動レバー(22)の一端部にピン(33)により
連結されているので、フィルタープレスの圧搾濾過作業
のさいの待機時および濾過後の濾板(7) の移動時などの
通常の状態では、図1に一点鎖線で示すように、シリン
ダ(25)のピストンロッド(26)の突出により前後両揺動レ
バー(21)(22)の先端部が閉じて、両揺動レバー(21)(22)
および押付けローラ(24)(24)が濾板(7) の移動経路上よ
り外側に逃がされている。このため両揺動レバー(21)(2
2)は、通常の濾板(7) の移動のさいじゃまにならない。
【0022】これに対し、フィルタープレスの圧搾濾過
作業終了後において、後述する濾板送り機構(41)の作動
により開かれた濾板(7) と次の濾板(7) の間に門形移動
体(6) が位置せしめられたときは、移動体位置決め装置
(20)のシリンダ(25)のピストンロッド(26)が引っ込めら
れて、図1と図2に実線で示すように、前後両揺動レバ
ー(21)(22)の先端部同志が互いに開かれ、対向する濾板
(7)(7)の移動経路上より内側に突出せしめられるととも
に、これらの先端部の押付けローラ(24)(24)により両濾
板(7)(7)同志が相互に前後両側に開かれるように押さえ
付けられ、これによって両濾板(7)(7)がロックされる。
このようにして両濾板(7)(7)がロックされると、相対的
に門形移動体(6) も停止せしめられることとなって、移
動体(6)に備えられた濾布振動装置(60)および濾布洗浄
装置(70)が、開かれた濾板(7)(7)同志の間の中央部に正
確に位置せしめられる。
作業終了後において、後述する濾板送り機構(41)の作動
により開かれた濾板(7) と次の濾板(7) の間に門形移動
体(6) が位置せしめられたときは、移動体位置決め装置
(20)のシリンダ(25)のピストンロッド(26)が引っ込めら
れて、図1と図2に実線で示すように、前後両揺動レバ
ー(21)(22)の先端部同志が互いに開かれ、対向する濾板
(7)(7)の移動経路上より内側に突出せしめられるととも
に、これらの先端部の押付けローラ(24)(24)により両濾
板(7)(7)同志が相互に前後両側に開かれるように押さえ
付けられ、これによって両濾板(7)(7)がロックされる。
このようにして両濾板(7)(7)がロックされると、相対的
に門形移動体(6) も停止せしめられることとなって、移
動体(6)に備えられた濾布振動装置(60)および濾布洗浄
装置(70)が、開かれた濾板(7)(7)同志の間の中央部に正
確に位置せしめられる。
【0023】フィルタープレスの左右両側にそれぞれ設
けられた濾板送り機構(41)(41)および移動体送り機構(5
2)(52)の構成は、つぎの通りである。
けられた濾板送り機構(41)(41)および移動体送り機構(5
2)(52)の構成は、つぎの通りである。
【0024】なお、フィルタープレス左右両側の濾板送
り機構(41)(41)および移動体送り機構(52)(52)は互いに
対称で、左右両側のものが同じ構造を有するものである
ので、以下に一方の例えば右側の濾板送り機構(41)およ
び移動体送り機構(52)について説明する。
り機構(41)(41)および移動体送り機構(52)(52)は互いに
対称で、左右両側のものが同じ構造を有するものである
ので、以下に一方の例えば右側の濾板送り機構(41)およ
び移動体送り機構(52)について説明する。
【0025】図2〜図6において、濾板送り機構(41)
は、エンドレスチェン(43)の中途に取り付けられた濾板
送り用ブロック(42)を備えており、該ブロック(42)の前
端寄りの部分には濾板引戻し爪(44)が頭付きピンよりな
る枢軸(47)によって揺動自在に取り付けられ、またブロ
ック(42)の後端寄りの部分には停止爪(45)が頭付きピン
よりなる枢軸(47)により揺動自在に取り付けられてい
る。そして枢軸(47)(47)を下側に越えた爪(44)(45)の下
端部同志の間に引きばね(46)が掛け渡され、この引きば
ね(46)の作用によって爪(44)(45)が常に起立するように
付勢せられている。エンドレスチェン(43)の両端の巻回
部は前後一対のチェン・ホイル(48)(48)に巻き掛けられ
ている。前側のチェン・ホイル(48)には減速機付き可逆
モータから伝動機構を介して駆動力が伝達される。
は、エンドレスチェン(43)の中途に取り付けられた濾板
送り用ブロック(42)を備えており、該ブロック(42)の前
端寄りの部分には濾板引戻し爪(44)が頭付きピンよりな
る枢軸(47)によって揺動自在に取り付けられ、またブロ
ック(42)の後端寄りの部分には停止爪(45)が頭付きピン
よりなる枢軸(47)により揺動自在に取り付けられてい
る。そして枢軸(47)(47)を下側に越えた爪(44)(45)の下
端部同志の間に引きばね(46)が掛け渡され、この引きば
ね(46)の作用によって爪(44)(45)が常に起立するように
付勢せられている。エンドレスチェン(43)の両端の巻回
部は前後一対のチェン・ホイル(48)(48)に巻き掛けられ
ている。前側のチェン・ホイル(48)には減速機付き可逆
モータから伝動機構を介して駆動力が伝達される。
【0026】濾板送り用ブロック(42)の前後両端部には
帯板状の濾板引戻し爪押倒し用部材(49)が渡されて、こ
れの前後両端部の長孔(50)(50)に頭付きピン(51)(51)が
ゆるく挿通せられており、この押倒し用部材(49)はブロ
ック(42)の長さ方向に長孔(50)(50)の長さ分だけ前後に
移動することができる。濾板引戻し爪(44)と停止爪(45)
とは、ブロック(42)の水平部と押倒し用部材(49)との間
に挾まれている。
帯板状の濾板引戻し爪押倒し用部材(49)が渡されて、こ
れの前後両端部の長孔(50)(50)に頭付きピン(51)(51)が
ゆるく挿通せられており、この押倒し用部材(49)はブロ
ック(42)の長さ方向に長孔(50)(50)の長さ分だけ前後に
移動することができる。濾板引戻し爪(44)と停止爪(45)
とは、ブロック(42)の水平部と押倒し用部材(49)との間
に挾まれている。
【0027】ところで、右側の移動体送り機構(52)は、
同側の上記濾板送り用ブロック(42)の後端部に外方突出
状に設けられた移動体送り部材(53)と、これに対応して
門形移動体(6) の右側脚部(6a)に設けられた前後部当て
板(55)(55)とで構成されている。ここで、前後部当て板
(55)(55)はつぎのようにして脚部(6a)に取り付けられて
いる。すなわち、右側脚部(6a)の下部横桟(16)の略中央
部に前部固定ブラケット(54)が内方突出状に取り付けら
れて、このブラケット(54)の先端部に、前部当て板(55)
を有する雄ねじ棒(57)が挿通され、該雄ねじ棒(57)にブ
ラケット(54)の先端部を挟むようにねじ合わせられた3
つのナット(58)により前部当て板(55)付き雄ねじ棒(57)
がブラケット(54)に固定されている。なお、ブラケット
(54)の下側には、平面よりみて略L形の当て板受け部材
(59)が水平状に固定されている。一方、門形移動体(6)
の右側脚部(6a)に、下部横桟(16)を後方に延長する後方
突出桟(56)が取り付けられていて、該後方突出桟(56)の
先端部に後部固定ブラケット(54)が同様に内方突出状に
取り付けられ、このブラケット(54)の先端部に、後部当
て板(55)を有する雄ねじ棒(57)が挿通され、該雄ねじ棒
(57)にブラケット(54)の先端部を挟むようにねじ合わせ
られた3つのナット(58)により後部当て板(55)付き雄ね
じ棒(57)がブラケット(54)に固定されている。またブラ
ケット(54)の下側には、平面よりみて略L形の当て板受
け部材(59)が水平状に取り付けられている。
同側の上記濾板送り用ブロック(42)の後端部に外方突出
状に設けられた移動体送り部材(53)と、これに対応して
門形移動体(6) の右側脚部(6a)に設けられた前後部当て
板(55)(55)とで構成されている。ここで、前後部当て板
(55)(55)はつぎのようにして脚部(6a)に取り付けられて
いる。すなわち、右側脚部(6a)の下部横桟(16)の略中央
部に前部固定ブラケット(54)が内方突出状に取り付けら
れて、このブラケット(54)の先端部に、前部当て板(55)
を有する雄ねじ棒(57)が挿通され、該雄ねじ棒(57)にブ
ラケット(54)の先端部を挟むようにねじ合わせられた3
つのナット(58)により前部当て板(55)付き雄ねじ棒(57)
がブラケット(54)に固定されている。なお、ブラケット
(54)の下側には、平面よりみて略L形の当て板受け部材
(59)が水平状に固定されている。一方、門形移動体(6)
の右側脚部(6a)に、下部横桟(16)を後方に延長する後方
突出桟(56)が取り付けられていて、該後方突出桟(56)の
先端部に後部固定ブラケット(54)が同様に内方突出状に
取り付けられ、このブラケット(54)の先端部に、後部当
て板(55)を有する雄ねじ棒(57)が挿通され、該雄ねじ棒
(57)にブラケット(54)の先端部を挟むようにねじ合わせ
られた3つのナット(58)により後部当て板(55)付き雄ね
じ棒(57)がブラケット(54)に固定されている。またブラ
ケット(54)の下側には、平面よりみて略L形の当て板受
け部材(59)が水平状に取り付けられている。
【0028】そして、前後部雄ねじ棒(57)(57)のそれぞ
れ3つのナット(58)の位置を適宜調節するにより、前後
部当て板(55)(55)の位置を適正に設定することができ
る。
れ3つのナット(58)の位置を適宜調節するにより、前後
部当て板(55)(55)の位置を適正に設定することができ
る。
【0029】上記フィルタープレスにおいて、圧搾濾過
作業の終了後、リヤヘッド(4) に備えられた油圧シリン
ダ(図示略)の作動によりルーズヘッド(5) が後退せし
められ、すべての濾板(7) に対する締付け力がゆるめら
れる。このとき、濾布振動装置(60)および濾布洗浄装置
(70)を搭載した門形移動体(6) は、フィルタープレスの
リヤヘッド(4) 側に待機している。
作業の終了後、リヤヘッド(4) に備えられた油圧シリン
ダ(図示略)の作動によりルーズヘッド(5) が後退せし
められ、すべての濾板(7) に対する締付け力がゆるめら
れる。このとき、濾布振動装置(60)および濾布洗浄装置
(70)を搭載した門形移動体(6) は、フィルタープレスの
リヤヘッド(4) 側に待機している。
【0030】ついで、濾板(7) の両面に装着された濾布
(10)に付着しているケーキを除去するために、濾板(7)
を引き戻すには、まずエンドレスチェン(43)を側面より
みて時計回りの方向に回動させる。エンドレスチェン(4
3)の回動に伴い濾板送り用ブロック(42)が前進する。こ
の前進に伴い、まず最初に濾板送り用ブロック(42)の後
端部に外方突出状に設けられた移動体送り部材(53)が、
門形移動体(6) の脚部(6a)側の前後部当て板(55)に掛か
り合って、門形移動体(6) が前進する。
(10)に付着しているケーキを除去するために、濾板(7)
を引き戻すには、まずエンドレスチェン(43)を側面より
みて時計回りの方向に回動させる。エンドレスチェン(4
3)の回動に伴い濾板送り用ブロック(42)が前進する。こ
の前進に伴い、まず最初に濾板送り用ブロック(42)の後
端部に外方突出状に設けられた移動体送り部材(53)が、
門形移動体(6) の脚部(6a)側の前後部当て板(55)に掛か
り合って、門形移動体(6) が前進する。
【0031】なおこのとき、移動体位置決め装置(20)の
レバー作動用シリンダ(25)のピストンロッド(26)の突出
により前後両揺動レバー(21)(22)の先端部が閉じて、両
揺動レバー(21)(22)および押付けローラ(24)(24)が濾板
(7) に当たらないように外側に逃がされており、かつ門
形移動体(6) は前後移動可能となされている。
レバー作動用シリンダ(25)のピストンロッド(26)の突出
により前後両揺動レバー(21)(22)の先端部が閉じて、両
揺動レバー(21)(22)および押付けローラ(24)(24)が濾板
(7) に当たらないように外側に逃がされており、かつ門
形移動体(6) は前後移動可能となされている。
【0032】そして濾板送り用ブロック(42)が、引き戻
すべき濾板(7) までくると、前側の濾板引戻し爪(44)は
濾板(7) の吊手(8) の下側を倒れながら通過し、吊手
(8) を越えたところで立ち上がる。後側の停止爪(45)は
立ち上がったままであるので、これが吊手(8) に当た
る。従って濾板送り用ブロック(42)はそれより前へ進み
得ず、エンドレスチェン(43)が停止し、これによって門
形移動体(6) が停止する。エンドレスチェン(43)が停止
すると、回転方向切替え手段の作動によりエンドレスチ
ェン(43)が今度は反時計回りの方向に回転する。その結
果、前側の濾板引戻し爪(44)が濾板(7) の吊手(8) を引
っ掛け、濾板(7) を既に後退しているルーズヘッド(5)
および濾板(7) のところまで戻す。濾板(7) はこれより
後へ進むことができないので、濾板送り用ブロック(42)
はそこで停止するとともに、エンドレスチェン(43)が停
止する。
すべき濾板(7) までくると、前側の濾板引戻し爪(44)は
濾板(7) の吊手(8) の下側を倒れながら通過し、吊手
(8) を越えたところで立ち上がる。後側の停止爪(45)は
立ち上がったままであるので、これが吊手(8) に当た
る。従って濾板送り用ブロック(42)はそれより前へ進み
得ず、エンドレスチェン(43)が停止し、これによって門
形移動体(6) が停止する。エンドレスチェン(43)が停止
すると、回転方向切替え手段の作動によりエンドレスチ
ェン(43)が今度は反時計回りの方向に回転する。その結
果、前側の濾板引戻し爪(44)が濾板(7) の吊手(8) を引
っ掛け、濾板(7) を既に後退しているルーズヘッド(5)
および濾板(7) のところまで戻す。濾板(7) はこれより
後へ進むことができないので、濾板送り用ブロック(42)
はそこで停止するとともに、エンドレスチェン(43)が停
止する。
【0033】こうして開かれた対向する濾板(7)(7)同志
の間隔よりも連結チェン(13)の長さが短いので、互いに
対向する濾布(10)(10)の各上端部が共に内側に引き出さ
れて、両濾布(10)(10)は側面よりみて略ハ形に傾斜せし
められる。
の間隔よりも連結チェン(13)の長さが短いので、互いに
対向する濾布(10)(10)の各上端部が共に内側に引き出さ
れて、両濾布(10)(10)は側面よりみて略ハ形に傾斜せし
められる。
【0034】このとき、門形移動体(6) は、開かれた両
濾板(7)(7)同志の間に位置せしめられている。
濾板(7)(7)同志の間に位置せしめられている。
【0035】この状態より、この発明による移動体位置
決め装置(20)のシリンダ(25)のピストンロッド(26)が引
っ込められて、前後両揺動レバー(21)(22)の先端部同志
が互いに開かれ、対向する濾板(7)(7)の移動経路上より
内側に突出せしめられるとともに、これらの先端部の押
付けローラ(24)(24)により両濾板(7)(7)同志が相互に前
後両側に開かれるように押さえられ、これによって両濾
板(7)(7)がロックされる。このようにして両濾板(7)(7)
がロックされると、相対的に門形移動体(6) も停止せし
められることとなって、移動体(6) に備えられた濾布振
動装置(60)および濾布洗浄装置(70)が、開かれた濾板
(7)(7)同志の間の中央部に正確に位置せしめられる。
決め装置(20)のシリンダ(25)のピストンロッド(26)が引
っ込められて、前後両揺動レバー(21)(22)の先端部同志
が互いに開かれ、対向する濾板(7)(7)の移動経路上より
内側に突出せしめられるとともに、これらの先端部の押
付けローラ(24)(24)により両濾板(7)(7)同志が相互に前
後両側に開かれるように押さえられ、これによって両濾
板(7)(7)がロックされる。このようにして両濾板(7)(7)
がロックされると、相対的に門形移動体(6) も停止せし
められることとなって、移動体(6) に備えられた濾布振
動装置(60)および濾布洗浄装置(70)が、開かれた濾板
(7)(7)同志の間の中央部に正確に位置せしめられる。
【0036】従って、この発明の移動体位置決め装置(2
0)によれば、フィルタープレスの開板初期から最終まで
開板が進むにつれて、開板距離が次第に狭くなっても、
移動体(6) に備えられた濾布振動装置(60)および濾布洗
浄装置(70)を、開かれた濾板(7)(7)同志の間の中央部に
正確に位置せしめることができ、濾布振動装置(60)の作
動によるケーキの振動除去作業をきわめて円滑に実施す
ることができる。
0)によれば、フィルタープレスの開板初期から最終まで
開板が進むにつれて、開板距離が次第に狭くなっても、
移動体(6) に備えられた濾布振動装置(60)および濾布洗
浄装置(70)を、開かれた濾板(7)(7)同志の間の中央部に
正確に位置せしめることができ、濾布振動装置(60)の作
動によるケーキの振動除去作業をきわめて円滑に実施す
ることができる。
【0037】ここで、濾布振動装置(60)の一例を示す図
3、図4および図6において、門形移動体(6) の頂部に
エア・シリンダ(61)が、そのピストン・ロッド(62)を下
向きにして取り付けられ、ピストン・ロッド(62)の先端
には、アーム揺動手段(63)および昇降体(64)を介して前
後一対の主濾布叩き棒(66)(66)付きアーム(65)(65)が取
り付けられている。ここで、前後両アーム(65)(65)は、
側面よりみて略く形および略逆く形を有しており、これ
ら両アーム(65)(65)の下端に主濾布叩き棒(66)(66)が水
平状に取り付けられている。また前後両アーム(65)(65)
には、帯状ステンレス鋼板よりなる可撓性の吊持部材(6
8)(68)とこれの下端の濾布叩き用重錘部材(69)(69)とよ
りなる補助濾布叩き部材(67)(67)が、主濾布叩き棒(66)
(66)の下側に位置するように取り付けられている。
3、図4および図6において、門形移動体(6) の頂部に
エア・シリンダ(61)が、そのピストン・ロッド(62)を下
向きにして取り付けられ、ピストン・ロッド(62)の先端
には、アーム揺動手段(63)および昇降体(64)を介して前
後一対の主濾布叩き棒(66)(66)付きアーム(65)(65)が取
り付けられている。ここで、前後両アーム(65)(65)は、
側面よりみて略く形および略逆く形を有しており、これ
ら両アーム(65)(65)の下端に主濾布叩き棒(66)(66)が水
平状に取り付けられている。また前後両アーム(65)(65)
には、帯状ステンレス鋼板よりなる可撓性の吊持部材(6
8)(68)とこれの下端の濾布叩き用重錘部材(69)(69)とよ
りなる補助濾布叩き部材(67)(67)が、主濾布叩き棒(66)
(66)の下側に位置するように取り付けられている。
【0038】フィルタープレスの開板後、上記移動体位
置決め装置(20)の作動により、移動体(6) に備えられた
濾布振動装置(60)が、開かれた濾板(7)(7)同志の間の中
央部に位置しているときは、該濾布振動装置(60)の主濾
布叩き棒(66)(66)および補助濾布叩き部材(67)(67)は、
上記略ハ形に引き出されて対向する濾布(10)(10)の上方
前後両外側に位置し、また門形移動体(6) は、上記移動
体位置決め装置(20)の作用により、開かれた両濾板(7)
(7)同志の間の中央部に位置している。
置決め装置(20)の作動により、移動体(6) に備えられた
濾布振動装置(60)が、開かれた濾板(7)(7)同志の間の中
央部に位置しているときは、該濾布振動装置(60)の主濾
布叩き棒(66)(66)および補助濾布叩き部材(67)(67)は、
上記略ハ形に引き出されて対向する濾布(10)(10)の上方
前後両外側に位置し、また門形移動体(6) は、上記移動
体位置決め装置(20)の作用により、開かれた両濾板(7)
(7)同志の間の中央部に位置している。
【0039】そして、エア・シリンダ(61)の作動によ
り、これのピストン・ロッド(62)が下向きに突出せしめ
られ、アーム揺動手段(63)およびアーム(65)(65)が降下
して、両濾布(10)(10)を叩くべき下限位置で停止する。
シリンダ(61)のピストン・ロッド(62)がさらに下方に突
出することにより、アーム揺動手段(63)が作動し、アー
ム(65)(65)の揺動により開閉して、主濾布叩き棒(66)(6
6)により両濾布(10)(10)がケーキ付着面と反対側の裏面
から直接叩かれて振動せしめられるとともに、可撓性を
有する吊持部材(68)(68)がアーム(65)(65)の開閉運動と
は異なる固有の振動形態により揺動して、これらの先端
部の濾布叩き用重錘部材(69)(69)によって両濾布(10)(1
0)が、やはりケーキ付着面と反対側の裏面から直接叩か
れて振動せしめられる。こうして、主濾布叩き棒(66)(6
6)と補助濾布叩き部材(67)(67)とによって、前後に対向
する濾布(10)(10)の表面(対向面)側に付着したケーキ
が、きわめて迅速に落下せしめられ、この操作を数回繰
り返し行なうことにより、濾布(10)(10)に付着したケー
キが除去される。なお、このような濾布振動装置(60)に
ついては、本出願人の提案による特願平5−60400
号明細書に詳しく記載されている。
り、これのピストン・ロッド(62)が下向きに突出せしめ
られ、アーム揺動手段(63)およびアーム(65)(65)が降下
して、両濾布(10)(10)を叩くべき下限位置で停止する。
シリンダ(61)のピストン・ロッド(62)がさらに下方に突
出することにより、アーム揺動手段(63)が作動し、アー
ム(65)(65)の揺動により開閉して、主濾布叩き棒(66)(6
6)により両濾布(10)(10)がケーキ付着面と反対側の裏面
から直接叩かれて振動せしめられるとともに、可撓性を
有する吊持部材(68)(68)がアーム(65)(65)の開閉運動と
は異なる固有の振動形態により揺動して、これらの先端
部の濾布叩き用重錘部材(69)(69)によって両濾布(10)(1
0)が、やはりケーキ付着面と反対側の裏面から直接叩か
れて振動せしめられる。こうして、主濾布叩き棒(66)(6
6)と補助濾布叩き部材(67)(67)とによって、前後に対向
する濾布(10)(10)の表面(対向面)側に付着したケーキ
が、きわめて迅速に落下せしめられ、この操作を数回繰
り返し行なうことにより、濾布(10)(10)に付着したケー
キが除去される。なお、このような濾布振動装置(60)に
ついては、本出願人の提案による特願平5−60400
号明細書に詳しく記載されている。
【0040】そして、上記のような濾布振動装置(60)の
作動によるケーキの除去作業の終了後、移動体位置決め
装置(20)のレバー作動用シリンダ(25)のピストンロッド
(26)が突出せしめられて、前後両揺動レバー(21)(22)の
先端部が閉じ、両揺動レバー(21)(22)および押付けロー
ラ(24)(24)が濾板(7) の移動経路上より外側にじゃまに
ならないように逃がされる。
作動によるケーキの除去作業の終了後、移動体位置決め
装置(20)のレバー作動用シリンダ(25)のピストンロッド
(26)が突出せしめられて、前後両揺動レバー(21)(22)の
先端部が閉じ、両揺動レバー(21)(22)および押付けロー
ラ(24)(24)が濾板(7) の移動経路上より外側にじゃまに
ならないように逃がされる。
【0041】ついで濾板送り機構(41)の回転方向切替え
手段の作動によりエンドレスチェン(43)が再び時計回り
の方向に回動することにより前進して、つぎの濾板(7)
へと向う。エンドレスチェン(43)の回動に伴い濾板送り
用ブロック(42)が前進するが、該ブロック(42)の前進毎
に、これに設けられた移動体送り部材(53)が門形移動体
(6) の脚部(6a)側の前部当て板(55)に掛かり合って、門
形移動体(6) が濾板(2) 1枚分前進せしめられるととも
に、濾板(7)(7)が対向状に開かれたときに、この発明に
よる移動体位置決め装置(20)の作動により両濾板(7)(7)
同志の間の開板距離が一定に保持されて、両濾板(7)(7)
がロックされ、また相対的に門形移動体(6) が、両濾板
(7)(7)同志の間の中央部に位置せしめられるものであ
る。
手段の作動によりエンドレスチェン(43)が再び時計回り
の方向に回動することにより前進して、つぎの濾板(7)
へと向う。エンドレスチェン(43)の回動に伴い濾板送り
用ブロック(42)が前進するが、該ブロック(42)の前進毎
に、これに設けられた移動体送り部材(53)が門形移動体
(6) の脚部(6a)側の前部当て板(55)に掛かり合って、門
形移動体(6) が濾板(2) 1枚分前進せしめられるととも
に、濾板(7)(7)が対向状に開かれたときに、この発明に
よる移動体位置決め装置(20)の作動により両濾板(7)(7)
同志の間の開板距離が一定に保持されて、両濾板(7)(7)
がロックされ、また相対的に門形移動体(6) が、両濾板
(7)(7)同志の間の中央部に位置せしめられるものであ
る。
【0042】以下同様にして濾板(7) が順次1枚ずつ引
き戻され、濾板(7) の開板毎に、門形移動体(6) の前進
と、前進後の門形移動体(6) と両濾板(7)(7)との相対的
なロックが行なわれるとともに、ケーキの振動除去作業
が自動的に反復して行なわれ、濾布(10)(10)表面に付着
しているケーキが順次除去されるものである。
き戻され、濾板(7) の開板毎に、門形移動体(6) の前進
と、前進後の門形移動体(6) と両濾板(7)(7)との相対的
なロックが行なわれるとともに、ケーキの振動除去作業
が自動的に反復して行なわれ、濾布(10)(10)表面に付着
しているケーキが順次除去されるものである。
【0043】ところで、引き戻すべきすべての濾板(7)
が引き戻されて、ケーキの振動除去作業が終了した後、
門形移動体(6) および濾板送り用ブロック(42)が前方位
置に停止していたのでは、つぎの濾過操作のさいにじゃ
まになる。
が引き戻されて、ケーキの振動除去作業が終了した後、
門形移動体(6) および濾板送り用ブロック(42)が前方位
置に停止していたのでは、つぎの濾過操作のさいにじゃ
まになる。
【0044】そこで、濾板送り機構(41)のエンドレスチ
ェン(43)が時計回りの方向に回動することにより、濾板
送り用ブロック(42)が前進して、ファーストヘッド(3)
側の最後の濾板(7) へと向う。該ブロック(42)がファー
ストヘッド(3) に至ると、ブロック(42)に備えられた押
倒し用部材(49)がファーストヘッド(3) 側の図示しない
ストッパに当たり、これによってエンドレスチェン(43)
および濾板送り用ブロック(42)が停止するとともに、押
倒し用部材(49)が所要長さ後方に移動し、これによって
濾板引戻し爪(44)が下方に強制的に押さえ込まれる。
ェン(43)が時計回りの方向に回動することにより、濾板
送り用ブロック(42)が前進して、ファーストヘッド(3)
側の最後の濾板(7) へと向う。該ブロック(42)がファー
ストヘッド(3) に至ると、ブロック(42)に備えられた押
倒し用部材(49)がファーストヘッド(3) 側の図示しない
ストッパに当たり、これによってエンドレスチェン(43)
および濾板送り用ブロック(42)が停止するとともに、押
倒し用部材(49)が所要長さ後方に移動し、これによって
濾板引戻し爪(44)が下方に強制的に押さえ込まれる。
【0045】濾板送り機構(41)の回転方向切替え手段の
作動によりエンドレスチェン(43)が反時計回りの方向に
回動することにより濾板送り用ブロック(42)が後退する
が、濾板引き戻し爪(44)は倒れたままであるので、ファ
ーストヘッド(3) 側の最後の濾板(7) は引き戻されず、
またブロック(42)は、既に開かれた濾板(7) の吊手(8)
の下側を通過して、これらの濾板(7) およびルーズヘッ
ド(5) を越えて後方に移動する。このブロック(42)の後
退に伴い、該ブロック(42)に設けられている移動体送り
部材(53)が、今度は門形移動体(6) の脚部(6a)の後部当
て板(55)に掛かり合い、門形移動体(6) はブロック(42)
と一緒に後退して、最初のリヤヘッド(4) 側の所定位置
に待機せしめられる。なお、上記のような濾板送り機構
(41)については、本出願人の提案による実公平3−34
259号公報に詳しく記載されている。
作動によりエンドレスチェン(43)が反時計回りの方向に
回動することにより濾板送り用ブロック(42)が後退する
が、濾板引き戻し爪(44)は倒れたままであるので、ファ
ーストヘッド(3) 側の最後の濾板(7) は引き戻されず、
またブロック(42)は、既に開かれた濾板(7) の吊手(8)
の下側を通過して、これらの濾板(7) およびルーズヘッ
ド(5) を越えて後方に移動する。このブロック(42)の後
退に伴い、該ブロック(42)に設けられている移動体送り
部材(53)が、今度は門形移動体(6) の脚部(6a)の後部当
て板(55)に掛かり合い、門形移動体(6) はブロック(42)
と一緒に後退して、最初のリヤヘッド(4) 側の所定位置
に待機せしめられる。なお、上記のような濾板送り機構
(41)については、本出願人の提案による実公平3−34
259号公報に詳しく記載されている。
【0046】上記濾布振動装置(60)の作動によるケーキ
の振動除去工程の終了後、濾布(10)(10)の洗浄を必要と
する時に、すべての濾板(7) が再び閉められ、濾板送り
機構(41)と門形移動体(60)の濾布洗浄装置(70)との作動
によって対向状の濾布(10)(10)の洗浄工程が実施され
る。
の振動除去工程の終了後、濾布(10)(10)の洗浄を必要と
する時に、すべての濾板(7) が再び閉められ、濾板送り
機構(41)と門形移動体(60)の濾布洗浄装置(70)との作動
によって対向状の濾布(10)(10)の洗浄工程が実施され
る。
【0047】濾布洗浄装置(70)の一例を示す図3、図4
および図6において、門形移動体(6) の頂部に具備され
たホース・リール(73)に、洗浄水供給ホース(72)が巻か
れている。また移動体(6) の頂部にはシリンダ(74)がそ
のピストン・ロッド(75)を下向きにピストン・ロッド(7
5)下端に洗浄用パイプ(71)が取り付けられている。ホー
ス(72)の先端は、継手を介して洗浄用パイプ(71)に接続
されており、同ホース(72)の他端は図示しない洗浄水供
給源に連通せしめられている。
および図6において、門形移動体(6) の頂部に具備され
たホース・リール(73)に、洗浄水供給ホース(72)が巻か
れている。また移動体(6) の頂部にはシリンダ(74)がそ
のピストン・ロッド(75)を下向きにピストン・ロッド(7
5)下端に洗浄用パイプ(71)が取り付けられている。ホー
ス(72)の先端は、継手を介して洗浄用パイプ(71)に接続
されており、同ホース(72)の他端は図示しない洗浄水供
給源に連通せしめられている。
【0048】そして、濾布(10)(10)の洗浄工程を実施す
るには、門形移動体(6) 頂部のシリンダ(74)のピストン
・ロッド(75)が所定長さ突出せしめられ、洗浄水供給用
ホース(72)から洗浄用パイプ(71)に洗浄水が供給され
る。洗浄水はノズルより噴出して濾布(10)(10)の対向面
に吹きあてられる。このように濾布(10)(10)に洗浄水を
吹きあてながら、シリンダ(74)のピストン・ロッド(75)
が徐々に突出せしめられることにより、濾布(10)(10)の
上から下へ順に洗浄用パイプ(71)が降下して、濾布(10)
(10)表面が上から順に洗浄せしめられる。
るには、門形移動体(6) 頂部のシリンダ(74)のピストン
・ロッド(75)が所定長さ突出せしめられ、洗浄水供給用
ホース(72)から洗浄用パイプ(71)に洗浄水が供給され
る。洗浄水はノズルより噴出して濾布(10)(10)の対向面
に吹きあてられる。このように濾布(10)(10)に洗浄水を
吹きあてながら、シリンダ(74)のピストン・ロッド(75)
が徐々に突出せしめられることにより、濾布(10)(10)の
上から下へ順に洗浄用パイプ(71)が降下して、濾布(10)
(10)表面が上から順に洗浄せしめられる。
【0049】このような濾布洗浄装置(70)による濾布(1
0)(10)の洗浄作業の終了後、移動体位置決め装置(20)の
作動によりレバー作動用シリンダ(25)のピストンロッド
(26)が突出せしめられて、前後両揺動レバー(21)(22)の
先端部が閉じ、両揺動レバー(21)(22)および押付けロー
ラ(24)(24)が濾板(7) の移動経路上より外側にじゃまに
ならないように逃がされ、以下、上記ケーキの振動除去
工程の場合と同様に、濾板(7) の開板毎に、濾布(10)(1
0)の洗浄作業が自動的に反復して行なわれる。
0)(10)の洗浄作業の終了後、移動体位置決め装置(20)の
作動によりレバー作動用シリンダ(25)のピストンロッド
(26)が突出せしめられて、前後両揺動レバー(21)(22)の
先端部が閉じ、両揺動レバー(21)(22)および押付けロー
ラ(24)(24)が濾板(7) の移動経路上より外側にじゃまに
ならないように逃がされ、以下、上記ケーキの振動除去
工程の場合と同様に、濾板(7) の開板毎に、濾布(10)(1
0)の洗浄作業が自動的に反復して行なわれる。
【0050】なお、上記実施例においては、前後部揺動
レバー(21)(22)の先端部には、濾板押えローラ(24)(24)
がそれぞれ枢軸(34)(34)により回転自在に取り付けられ
ているが、場合によっては、このような濾板押えローラ
(24)(24)の取付けを省略して、前後部揺動レバー(21)(2
2)の先端部自体によって開板状態の対向する濾板(7)(7)
同志を前後両側に押し開くようにしても良い。
レバー(21)(22)の先端部には、濾板押えローラ(24)(24)
がそれぞれ枢軸(34)(34)により回転自在に取り付けられ
ているが、場合によっては、このような濾板押えローラ
(24)(24)の取付けを省略して、前後部揺動レバー(21)(2
2)の先端部自体によって開板状態の対向する濾板(7)(7)
同志を前後両側に押し開くようにしても良い。
【0051】また門形移動体(6) に具備される濾布振動
装置(60)は、図示のものに限らず、例えばハンマーを備
えた上下振動式の濾布振動装置などその他の形式および
構造を有する濾布振動装置を使用しても勿論良い。また
濾布洗浄装置(70)も図示のものに限らず、その他の形式
および構造を有する濾布洗浄装置(70)を使用しても良
く、また場合によっては、濾布洗浄装置(70)の取付けを
省略することもある。
装置(60)は、図示のものに限らず、例えばハンマーを備
えた上下振動式の濾布振動装置などその他の形式および
構造を有する濾布振動装置を使用しても勿論良い。また
濾布洗浄装置(70)も図示のものに限らず、その他の形式
および構造を有する濾布洗浄装置(70)を使用しても良
く、また場合によっては、濾布洗浄装置(70)の取付けを
省略することもある。
【0052】さらに、フィルタープレスの濾板送り機構
(41)および移動体送り機構(52)なども、図示のものに限
らず、その他の形式および構造を有するものを使用して
も良い。
(41)および移動体送り機構(52)なども、図示のものに限
らず、その他の形式および構造を有するものを使用して
も良い。
【0053】
【発明の効果】この発明は、上述のように、左右両側板
に摺動自在に保持せられた多数の濾板と、両側板に移動
自在に保持せられかつ濾布振動装置および濾布洗浄装置
のうち少なくとも濾布振動装置を備えた正面よりみて門
形の移動体とを具備しているフィルタープレスにおい
て、門形移動体の左右両脚部に、前後一対の濾板押え用
揺動レバーがそれぞれ取り付けられ、両揺動レバーはこ
れらに両端部がピン連結された連結部材を介して一体に
作動するようになされ、上記移動体の左右両脚部にレバ
ー作動用シリンダがそれぞれ備えられて、シリンダのピ
ストンロッドの先端部が両揺動レバーのうちの一方のレ
バーにピン連結されており、シリンダの作動により前後
両揺動レバーの先端部同志が開かれて濾板の移動経路上
より内側に突出せしめられ、かつこれらの先端部により
開板状態の対向する濾板同志が相互に前後両側に開かれ
るように押さえられることにより、相対的に移動体が停
止せしめられ、同シリンダの作動により前後両揺動レバ
ーの先端部が閉じて、両揺動レバーが濾板の移動経路上
より外側に逃がされるようになされているもので、この
発明の移動体位置決め装置によれば、濾板の開板毎に、
レバー作動用シリンダの作動により前後両揺動レバーの
先端部同志が開かれるとともに、濾板の移動経路上より
内側に突出せしめられ、かつこれらの先端部により開板
状態の対向する濾板同志が相互に前後両側に開かれるよ
うに押さえられて、両濾板がロック(固定)され、かつ
相対的に門形移動体も停止せしめられることとなって、
移動体に備えられた濾布振動装置や濾布洗浄装置が、開
かれた濾板同志の間の中央部に正確に位置せしめられる
ものであり、従ってフィルタープレスの開板初期から最
終まで開板が進むにつれて、開板距離が次第に狭くなっ
ても、移動体に備えられた濾布振動装置や濾布洗浄装置
を、開かれた濾板同志の間の中央部に正確に位置せしめ
ることができ、濾布振動装置の作動によるケーキの振動
除去作業、あるいはまた必要時に行なう濾布洗浄装置に
よる濾布の洗浄作業を、それぞれきわめて円滑に実施す
ることができ、ひいてはフィルタープレスの濾過作業の
能率を大幅に向上し得るという効果を奏する。
に摺動自在に保持せられた多数の濾板と、両側板に移動
自在に保持せられかつ濾布振動装置および濾布洗浄装置
のうち少なくとも濾布振動装置を備えた正面よりみて門
形の移動体とを具備しているフィルタープレスにおい
て、門形移動体の左右両脚部に、前後一対の濾板押え用
揺動レバーがそれぞれ取り付けられ、両揺動レバーはこ
れらに両端部がピン連結された連結部材を介して一体に
作動するようになされ、上記移動体の左右両脚部にレバ
ー作動用シリンダがそれぞれ備えられて、シリンダのピ
ストンロッドの先端部が両揺動レバーのうちの一方のレ
バーにピン連結されており、シリンダの作動により前後
両揺動レバーの先端部同志が開かれて濾板の移動経路上
より内側に突出せしめられ、かつこれらの先端部により
開板状態の対向する濾板同志が相互に前後両側に開かれ
るように押さえられることにより、相対的に移動体が停
止せしめられ、同シリンダの作動により前後両揺動レバ
ーの先端部が閉じて、両揺動レバーが濾板の移動経路上
より外側に逃がされるようになされているもので、この
発明の移動体位置決め装置によれば、濾板の開板毎に、
レバー作動用シリンダの作動により前後両揺動レバーの
先端部同志が開かれるとともに、濾板の移動経路上より
内側に突出せしめられ、かつこれらの先端部により開板
状態の対向する濾板同志が相互に前後両側に開かれるよ
うに押さえられて、両濾板がロック(固定)され、かつ
相対的に門形移動体も停止せしめられることとなって、
移動体に備えられた濾布振動装置や濾布洗浄装置が、開
かれた濾板同志の間の中央部に正確に位置せしめられる
ものであり、従ってフィルタープレスの開板初期から最
終まで開板が進むにつれて、開板距離が次第に狭くなっ
ても、移動体に備えられた濾布振動装置や濾布洗浄装置
を、開かれた濾板同志の間の中央部に正確に位置せしめ
ることができ、濾布振動装置の作動によるケーキの振動
除去作業、あるいはまた必要時に行なう濾布洗浄装置に
よる濾布の洗浄作業を、それぞれきわめて円滑に実施す
ることができ、ひいてはフィルタープレスの濾過作業の
能率を大幅に向上し得るという効果を奏する。
【図1】この発明の実施例を示すフィルタープレスの開
板状態の部分切欠き要部拡大側面図である。
板状態の部分切欠き要部拡大側面図である。
【図2】同部分切欠き要部拡大側面図である。
【図3】同フィルタープレスの門形移動体を示す部分切
欠き要部拡大側面図である。
欠き要部拡大側面図である。
【図4】同移動体を示す部分切欠き要部拡大断面図であ
る。
る。
【図5】同フィルタープレスの濾板送り機構および移動
体送り機構を示す拡大断面図である。
体送り機構を示す拡大断面図である。
【図6】この発明の実施例を示すフィルタープレス全体
の側面図である。
の側面図である。
2 側板 6 門形移動体 6a 脚部 7 濾板 10 濾布 20 移動体位置決め装置 21 前部揺動レバー 22 後部揺動レバー 23 連結部材 24 押え付けローラ 25 レバー揺動用シリンダ 26 ピストンロッド 41 濾板送り機構 42 濾板送りブロック 52 移動体送り機構 60 濾布振動装置 70 濾布洗浄装置
Claims (1)
- 【請求項1】 左右両側板(2)(2)に摺動自在に保持せら
れた多数の濾板(7)と、両側板(2)(2)に移動自在に保持
せられかつ濾布振動装置(60)および濾布洗浄装置(70)の
うち少なくとも濾布振動装置(60)を備えた正面よりみて
門形の移動体(6) とを具備しているフィルタープレスに
おいて、門形移動体(6) の左右両脚部(6a)(6a)に、前後
一対の濾板押え用揺動レバー(21)(22)がそれぞれ取り付
けられ、両揺動レバー(21)(22)はこれらに両端部がピン
連結された連結部材(23)を介して一体に作動するように
なされ、上記移動体(6) の左右両脚部(6a)(6a)にレバー
作動用シリンダ(25)がそれぞれ備えられて、シリンダ(2
5)のピストンロッド(26)の先端部が両揺動レバー(21)(2
2)のうちの一方のレバーにピン連結されており、シリン
ダ(25)の作動により前後両揺動レバー(21)(22)の先端部
同志が開かれて濾板(7) の移動経路上より内側に突出せ
しめられ、かつこれらの先端部により開板状態の対向す
る濾板(7)(7)同志が相互に前後両側に開かれるように押
さえられることにより、相対的に移動体(6) が停止せし
められ、同シリンダ(25)の作動により前後両揺動レバー
(21)(22)の先端部が閉じて、両揺動レバー(21)(22)が濾
板(7) の移動経路上より外側に逃がされるようになされ
ている、フィルタープレスにおける濾布振動装置を備え
た移動体の位置決め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6024155A JP3012964B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | フィルタープレスにおける濾布振動装置を備えた移動体の位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6024155A JP3012964B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | フィルタープレスにおける濾布振動装置を備えた移動体の位置決め装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07232010A JPH07232010A (ja) | 1995-09-05 |
| JP3012964B2 true JP3012964B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=12130461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6024155A Expired - Lifetime JP3012964B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | フィルタープレスにおける濾布振動装置を備えた移動体の位置決め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3012964B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100795218B1 (ko) * | 2007-08-07 | 2008-01-17 | 이건호 | 전자동 필터프레스의 슬러지 제거 및 여과포 세척장치 |
-
1994
- 1994-02-22 JP JP6024155A patent/JP3012964B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07232010A (ja) | 1995-09-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991019 |