JPH07213809A - フィルタープレスにおける開板時の濾布支持装置 - Google Patents

フィルタープレスにおける開板時の濾布支持装置

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JPH07213809A
JPH07213809A JP6009159A JP915994A JPH07213809A JP H07213809 A JPH07213809 A JP H07213809A JP 6009159 A JP6009159 A JP 6009159A JP 915994 A JP915994 A JP 915994A JP H07213809 A JPH07213809 A JP H07213809A
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plates
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Kazuo Oka
一男 岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルタープレスの濾過作業の終了後の開板
時における濾布吊下げ棒並びに濾布の支持をしっかりと
行なう。粘着性を有するケーキが濾布に付着したような
場合でも、付着ケーキの重量により吊りばねが伸びたり
せず、濾板の傾きや内側への位置ずれを防止する。濾板
送り機構の誤作動の発生を未然に防止して、開板毎の濾
布振動装置や濾布洗浄装置の作動を確実なものとし、濾
過作業の能率を増大する。 【構成】 左右両側板2,2 に前後移動自在に取り付けら
れた門形移動体6 の左右両脚部6a,6a 内側の所定高さ
に、濾布吊下げ棒受け部材20,20 が略水平状にかつばね
力によって上方に付勢された状態に取り付けられてい
る。圧搾濾過作業の終了後、後方に開かれた濾板1 とこ
れに対向する濾板1 の濾過面を覆う濾布3,3 上端の濾布
吊下げ棒9,9 の左右両端部が、受け部材20,20 によって
支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フィルタープレスに
おける開板時の濾布支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフィルタープレスは、例えば図7
に示すように、左右一対の側板(52)(52)に摺動自在に保
持された各濾板(51)の前後両濾過面はそれぞれ濾布(53)
(53)により被覆されており、各濾布(53)の上縁の濾布吊
下げ棒(54)の左右両端部はコイル状の吊りばね(55)(55)
によって吊下げ部材(56)(56)に吊られていた。そして相
互に隣り合う濾板(51)(51)同志の互いに対向する濾布吊
下げ棒(54)(54)の左右両端部が所定長さのチェンよりな
る連結部材(57)(57)により連結せられていた。また左右
両側板(52)(52)には濾布振動装置を有する正面よりみて
門形の移動体(59)が摺動自在に保持されていた。
【0003】フィルタープレスによる圧搾濾過の終了
後、相互に隣り合う濾板(51)(51)同志の間の濾室内のケ
ーキ(濾滓)(58)(58)を除去するために、濾板送り機構
(図示略)の作動によって、濾板(51)が1枚ずつ所要距
離後方に開かれるが、連結部材(57)(57)の長さは隣り合
う濾板(51)(51)同志の開かれた間隔よりも短いので、互
いに対向する濾布(53)(53)の上端部がともに内側に引き
出され、両濾布(53)(53)は側面よりみて略ハ形に傾斜せ
しめられた。このとき、濾布振動装置を有する門形移動
体(59)は、開かれた両濾板(51)(51)の間の中央部に位置
せしめられていた。そして、互いに対向する濾布(53)(5
3)上端部の濾布吊下げ棒(54)(54)の左右両端部が濾布振
動装置の振動ハンマー(図示略)により叩かれて、ケー
キ(58)(58)が振り落とされて除去されていた。その後、
濾板送り機構の作動によって、さらにつぎの濾板(51)が
引き戻されて後方に開かれ、以下同様に、濾板(51)の開
板毎に、上記ケーキ(58)(58)の振り落とし除去作業が自
動的に反復して行なわれ、各濾板(51)の前後両側の濾布
(53)(53)に付着しているケーキ(58)(58)が順次除去され
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のフィルタープレスによれば、ケーキ(58)(58)
が粘着性のないものであれば、濾室内のケーキ(58)(58)
は、そのほとんどが自重により開板と同時に落下するた
め、問題はないが、ケーキ(58)(58)に粘着性がある場合
には、開板しても、濾布(53)(53)にケーキ(58)(58)が付
着したまゝ落下せず、このため、同図に示すように、ケ
ーキ(58)(58)の重量によりコイル状の吊りばね(55)(55)
が下方に強く引っ張られて伸び、互いに対向する濾板(5
1)(51)が、それらの頂部が内側となるように傾いたり、
あるいは濾板(51)(51)自体が内側に寄せられて位置がず
れたりして、濾板送り機構に誤作動が生じ、ひいてはフ
ィルタープレスによる濾過作業の能率が低下するという
問題があった。
【0005】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、濾過作業の終了後の開板時に、濾布吊下げ棒
並びに濾布をしっかりと支持することができ、従って例
えば粘着性を有するケーキが濾布に付着したような場合
であっても、付着ケーキの重量により吊りばねが下方に
伸びたりするようなことがなく、濾板の傾きや内側への
位置ずれを防止することができて、濾板送り機構の誤作
動の発生を未然に防止することができ、これによって各
濾板の開板毎の濾布振動装置や濾布洗浄装置の作動を確
実なものとなし得て、ケーキをきわめて迅速にかつ確実
に除去することができ、ひいてはフィルタープレスの濾
過作業の能率を大幅に向上し得る、フィルタープレスに
おける開板時の濾布支持装置を提供しようとするにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、左右一対の側板に吊手を介して摺動
自在に保持されかつ前後両濾過面が濾布により被覆され
た多数の濾板と、前後両濾布の上縁部にそれぞれ取り付
けられた濾布吊下げ棒と、濾板の上端部に取り付けられ
かつ濾布吊下げ棒の左右両端部を吊り下げる吊りばね
と、隣り合う濾板同志の互いに対向する濾布吊下げ棒の
両端部を連結する連結部材と、左右両脚部が両側板に前
後移動自在に取り付けられた正面よりみて門形の移動体
とを備えているフィルタープレスにおいて、移動体の左
右両脚部内側の所定高さに、濾布吊下げ棒受け部材が略
水平状にかつばね力によって上方に付勢された状態にそ
れぞれ取り付けられ、圧搾濾過作業の終了後、後方に開
かれた濾板とこれに対向する濾板のそれぞれ濾過面を覆
う濾布上端の濾布吊下げ棒の左右両端部が、これらの受
け部材によって支持されるようになされている、フィル
タープレスにおける開板時の濾布支持装置を要旨として
いる。
【0007】
【作用】上記フィルタープレスにおいては、門形移動体
の左右両脚部内側の所定高さに濾布吊下げ棒受け部材が
略水平状にかつばね力によって上方に付勢された状態に
それぞれ取り付けられているので、濾過作業の終了後、
濾板を1枚ずつ開いてケーキを除去するさいに、後方に
開かれた濾板とこれに対向する濾板のそれぞれ濾過面を
覆う濾布上端の濾布吊下げ棒の左右両端部を、これらの
受け部材によって支持するものである。従ってこれらの
濾布吊下げ棒並びに濾布を、左右両受け部材によってし
っかりと支持することができ、例えばケーキが粘着性を
有していて、濾布に付着したような場合であっても、付
着ケーキの重量によりコイル状吊りばねが下方に引っ張
られて伸びたりすることないので、濾板が傾いたりある
いはまた内側に寄せられて位置がずれたりするのを防止
することができる。このため、濾板送り機構の誤作動の
発生を未然に防止することができ、これによって各濾板
の開板毎の濾布振動装置や濾布洗浄装置の作動が確実な
ものとなり、ケーキをきわめて迅速にかつ確実に除去す
ることができ、ひいてはフィルタープレスの濾過作業の
能率を大幅に向上し得る。
【0008】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。
【0009】この明細書において、前後および左右は図
1を基準とし、前とは図1の右側、後とは同左側をい
ゝ、また右とは同図図面紙葉の表側、左とは同裏側をい
うものとする。
【0010】図1〜図3において、フィルタープレスは
ファーストヘッドおよびリヤヘッド(図示略)に渡し止
められた左右一対の側板(2)(2)に、吊手(4)(4)を介して
多数の濾板(1) が前後摺動自在に保持されている。各濾
板(1) の前後両濾過面は、下端部寄りの原液導入孔(13)
部分で相互に連結された前後一対の濾布(3)(3)により被
覆されている。また左右両側板(2)(2)には、濾布振動装
置(30)および濾布洗浄装置(40)を具備した正面よりみて
門形の移動体(6) が保持され、門形移動体(6)の左右両
脚部(6a)(6a)が両側板(2)(2)のガイド・レール(7)(7)に
ローラ(8)(8)を介して前後移動自在に保持されている。
【0011】各濾布(3) の上縁に濾布吊下げ棒(9) が取
り付けられ、濾布吊下げ棒(9) の左右両端部は、濾板
(1) の上端部左右両側に立上り状に設けられた逆L形の
ばね吊下げ部材(10)(10)の上端水平部(10a)(10a)に取り
付けられたコイル状吊りばね(11)(11)によって、それぞ
れ吊られている。
【0012】また、隣り合う濾板(1)(1)同志の互いに対
向する濾布吊下げ棒(9)(9)の左右両端部が、チェンより
なる連結部材(12)(12)により連結せられ、連結部材(12)
(12)は、隣り合う濾板(1)(1)が相互に離間せしめられた
さいの間隔よりも短い長さをそれぞれ有している。な
お、これらの連結部材(12)(12)はチェン以外の例えばロ
ープ等によって構成されていても勿論よい。
【0013】つぎに、図4〜図6に詳しく示すように、
門形移動体(6) の左右両脚部(6a)(6a)を構成する前後支
柱(16)(16)のそれぞれ内側の所定高さに、濾布吊下げ棒
受け部材(20)(20)が略水平状にかつばね力によって上方
に付勢された状態にそれぞれ渡されている。
【0014】すなわち、門形移動体(6) の左右両脚部(6
a)(6a)を構成する前後支柱(16)(16)のそれぞれ内側の所
定高さに、正面よりみて略コ形のブラケット(22)(22)が
それぞれ取り付けられ、これらのブラケット(22)(22)の
上部水平部(22a)(22a)の先端部にあけられた貫通孔(24)
(24)に、濾布吊下げ棒受け部材(20)(20)の両端部に垂下
状に具備せられた取付バー(21)(21)がそれぞれ挿通さ
れ、ブラケット上部水平部(22a)(22a)より上側の取付バ
ー(21)(21)部分にコイルばね(23)(23)がそれぞれ嵌め被
せられるとともに、取付バー(21)(21)下端部の雄ねじ部
(21a)(21a)に抜止め用ダブルナット(26)(26)がねじ止め
られている。なお、略コ形ブラケット(22)(22)の垂直部
(22b)(22b)に上下方向に長い一対の長孔(27)(27)が設け
られており、これらの長孔(27)(27)に挿通されたボルト
(18)(18)の先端部が移動体脚部(6a)の前後支柱(16)(16)
のねじ孔にねじ込まれることにより、略コ形ブラケット
(22)(22)が高さ調節自在に取り付けられている。またブ
ラケット上部水平部(22a)(22a)の貫通孔(24)(24)には、
取付バー(21)(21)の滑りを良くするために筒形ブッシュ
(25)(25)が嵌め入れられており(図6参照)、濾布吊下
げ棒受け部材(20)(20)は、取付バー(21)(21)に嵌め被せ
られたコイルばね(23)(23)のばね力(弾発力)によって
常に上方に付勢されている。
【0015】また門形移動体(6) の左右両脚部(6a)(6a)
を構成する前後支柱(16)(16)に、略逆L形ブラケット(2
8)(28)が、それぞれ略コ形ブラケット(22)(22)の下方に
位置するように、ボルト(18)(18)によって取り付けられ
ている。略逆L形ブラケット(28)(28)の上部水平部(28
a)(28a)の先端部下面に固定ナット(29)(29)が取り付け
られ、これらの固定ナット(29)(29)に高さ調節ボルト(1
9)(19)が下からねじ込まれ、ブラケット上部水平部(28
a)(28a)を貫通した該ボルト(19)(19)の上端部が略コ形
ブラケット(22)(22)の下部水平部(22c)(22c)に下から当
接せしめられている。
【0016】また、門形移動体(6) の頂部に具備された
濾布振動装置(30)の構成は、つぎの通りである。
【0017】すなわち、門形移動体(6) の頂部に濾布叩
き棒昇降用エア・シリンダ(31)が、そのピストン・ロッ
ド(32)を下向きにして取り付けられ、ピストン・ロッド
(32)の先端には、アーム揺動手段(33)および昇降体(34)
を介して前後一対の主濾布叩き棒(36)(36)付きアーム(3
5)(35)が取り付けられている。
【0018】ここで、前後両アーム(35)(35)は、側面よ
りみて略く形および略逆く形を有しており、これら両ア
ーム(35)(35)の下端に主濾布叩き棒(36)(36)が水平状に
取り付けられている。また、前後両アーム(35)(35)に
は、帯状ステンレス鋼板よりなる可撓性の吊持部材(38)
(38)とこれの下端の濾布叩き用重錘部材(39)(39)とより
なる補助濾布叩き部材(37)(37)が、主濾布叩き棒(36)(3
6)の下側に位置するように取り付けられている。
【0019】なお、濾布叩き用重錘部材(39)(39)は、例
えば金属板に合成ゴムを貼り付けたものを使用するが、
これはその他合成樹脂あるいは金属によりつくられてい
ても良い。上記のような濾布振動装置(30)については、
本出願人が提出した特願平5−60400号明細書に詳
しく記載されている。
【0020】さらに門形移動体(6) の頂部に具備された
濾布洗浄装置(40)の構成は、つぎの通りである。
【0021】すなわち、移動体(6) の頂部に取り付けら
れたホース・リール(43)には洗浄水供給ホース(42)が巻
かれている。該ホース(42)の先端は、シリンダ(44)のピ
ストン・ロッド(45)下端に取り付けられた継手を介して
洗浄用パイプ(41)に接続されており、同ホース(42)の他
端は図示しない洗浄水供給源に連通せしめられている。
そしてシリンダ(44)のピストン・ロッド(45)の突出によ
り、洗浄用パイプ(41)が、開板時の対向状濾布(3)(3)同
志の間の所定高さに配置されるとともに、ホース(42)が
所要長さ引き出され、あるいは逆に、ピストン・ロッド
(45)の引っ込みにより、洗浄用パイプ(41)が上昇せしめ
られるとともに、ホース(42)が巻き取られるようになっ
ている。
【0022】なお、図示は省略したが、濾板送り機構
は、一対の引きばねの力により起立するようになされた
濾板引戻し爪と停止爪を有する濾板牽引ブロックを中間
に介して無端状となされた濾板送り用エンドレスチェン
により構成され、エンドレスチェンの両端の巻回部は前
後一対のチェン・ホイルに巻き掛けられたものであり、
その構造は、上記特願平5−60400号明細書に記載
されている。
【0023】上記フィルタープレスにおいて、圧搾濾過
作業の終了後、開板前の状態では、図3に示すように、
隣り合う濾板(1)(1)同志の間の濾布(3)(3)の大部分は両
濾板(1)(1)により挟まれていて、濾布(3)(3)上端の濾布
吊下げ棒(9)(9)にはケーキ(濾滓)の重量がかかってい
ないので、濾布吊下げ棒(9)(9)の左右両端部は、コイル
状の吊りばね(11)(11)により吊り下げられており、濾布
吊り棒受け部材(20)(20)より上方に離れていて、該受け
部材(20)(20)には支持されていない。
【0024】つぎに、各濾室内のケーキ(5) を除去する
ために、濾板送り機構の作動によって濾板(1) が1枚ず
つ引き戻されて後方に開かれると、図1と図2に示すよ
うに、連結部材(12)の長さは隣り合う濾板(1)(1)同志の
開かれた間隔よりも短いので、互いに対向する濾布(3)
(3)の各上端部がともに内側に引き出されて、両濾布(3)
(3)は側面よりみて略ハ形に傾斜せしめられる。このと
き、門形移動体(6) は、開かれた両濾板(1)(1)同志の間
の中央部に位置せしめられている。そして、後方に開か
れた濾板(1) と、これの前側に対向する濾板(1) のそれ
ぞれ濾過面を覆うケーキ付着濾布(3)(3)上端の濾布吊下
げ棒(9)(9)の左右両端部が、濾布吊り棒受け部材(20)(2
0)によって支持されている。
【0025】なお、このとき、濾布吊下げ棒(9)(9)の左
右両端部が受け部材(20)(20)によって支持されるのは、
濾布吊下げ棒(9)(9)上側の吊りばね(11)(11)の引張り力
よりも、濾布吊下げ棒受け部材(20)(20)の両端部を上方
に支持するコイルばね(23)(23)の弾発力の方が大きいた
めである。
【0026】従って、上記フィルタープレスによれば、
濾過作業の終了後、濾板(1) を1枚ずつ開いてケーキ
(5)(5)を除去するさいに、濾布吊下げ棒(9)(9)並びにケ
ーキ付着濾布(3)(3)を、濾布吊下げ棒受け部材(20)(20)
によってしっかりと支持することができ、例えばケーキ
(5)(5)が粘着性を有していて、濾布(3)(3)に付着したよ
うな場合であっても、付着ケーキ(5)(5)の重量によりコ
イル状吊りばね(11)(11)が下方に引っ張られて伸びたり
することがなく、濾板(1)(1)がそれらの頂部が内側とな
るように傾いたり、あるいはまた濾板(1)(1)自体が内側
に寄せられて位置がずれたりするようなことがない。こ
のため、各濾板(1) の開板毎の濾布振動装置(30)や濾布
洗浄装置(40)の作動が確実なものとなり、ケーキ(5)(5)
をきわめて迅速にかつ確実に除去することができ、ひい
てはフィルタープレスの濾過作業の能率を大幅に向上し
得るものである。
【0027】なお、上記フィルタープレスの開板時、ケ
ーキ付着濾布(3)(3)上端の濾布吊下げ棒(9)(9)の左右両
端部が濾布吊り棒受け部材(20)(20)によって支持された
状態における濾布振動装置(30)の作用は、つぎの通りで
ある。
【0028】すなわち、フィルタープレスの開板直後に
おいては、濾布振動装置(30)の主濾布叩き棒(36)(36)お
よび補助濾布叩き部材(37)(37)は、上記略ハ形に引き出
されて対向する濾布(3)(3)の上方前後両外側に位置し、
また門形移動体(6) は、開かれた両濾板(1)(1)同志の間
の中央部に位置している。
【0029】そして、エア・シリンダ(31)の作動によ
り、これのピストン・ロッド(32)が下向きに突出せしめ
られ、アーム揺動手段(33)と昇降体(34)、並びに主濾布
叩き棒(36)(36)および補助濾布叩き部材(37)(37)付きア
ーム(35)(35)が降下し、昇降体(34)の前後両端部が、図
示しないストッパに当たったところで、アーム揺動手段
(33)およびアーム(35)(35)が、両濾布(3)(3)を叩くべき
下限位置で停止する。このとき、前後両側の主濾布叩き
棒(36)(36)と補助濾布叩き部材(37)(37)は、略ハ形に引
き出されて対向する濾布(3)(3)の上部前後両外側に位置
している つぎに、シリンダ(31)のピストン・ロッド(32)がさらに
下方に突出せしめられることにより、アーム揺動手段(3
3)が作動し、アーム(35)(35)の揺動により開閉して、主
濾布叩き棒(36)(36)により両濾布(3)(3)がケーキ(5) 付
着面と反対側の裏面から直接叩かれて振動せしめられる
とともに、可撓性を有する吊持部材(38)(38)がアーム(3
5)(35)の開閉運動とは異なる固有の振動形態により揺動
して、これらの先端部の濾布叩き用重錘部材(39)(39)に
よって両濾布(3)(3)が、やはりケーキ(5) 付着面と反対
側の裏面から直接叩かれて振動せしめられる。
【0030】この場合、アーム(35)(35)の開閉により、
これらの先端の主濾布叩き棒(36)(36)が、先に両濾布
(3)(3)の裏面に打ち当てられるとともに、可撓性を有す
る吊持部材(38)(38)は素材の弾性により撓むので、アー
ム(35)(35)の開閉運動よりは若干遅れて揺動して、これ
らの先端の濾布叩き用重錘部材(39)(39)が両濾布(3)(3)
の裏面に打ち当てられ、こうして、主濾布叩き棒(36)(3
6)と補助濾布叩き部材(37)(37)とによって、前後に対向
する濾布(3)(3)の表面(対向面)側に付着したケーキ
(5) が、きわめて迅速にかつ確実に落下せしめられ、こ
の操作を数回繰り返し行なうことにより、濾布(3)(3)に
付着したケーキ(5) が除去される。
【0031】そしてこのように、ケーキ(5) の除去作業
が、両濾布(3)(3)に対してケーキ(5) 付着面と反対側の
裏面を一対の主濾布叩き棒(36)(36)と補助濾布叩き部材
(37)(37)によって直接叩いて行なわれるので、振動によ
るケーキ(5) の除去を、きわめて円滑にかつ充分に行な
うことができる。
【0032】ケーキ(5) の除去後、エア・シリンダ(31)
の作動により、今度はピストン・ロッド(32)が引っ込め
られて、アーム揺動手段(33)と昇降体(34)、並びに主濾
布叩き棒(36)(36)および補助濾布叩き部材(37)(37)付き
アーム(35)(35)が上昇せしめられ、元の上限位置に戻
る。
【0033】また、上記濾布洗浄装置(40)の作用は、つ
ぎの通りである。
【0034】すなわち、上記振動によるケーキ(5) の除
去後、濾布吊下げ棒(9)(9)の左右両端部が濾布吊り棒受
け部材(20)(20)によって支持された状態において、門形
移動体(6) の頂部に取り付けられたシリンダ(44)のピス
トン・ロッド(45)が所定長さ突出せしめられ、洗浄水供
給用ホース(42)から洗浄用パイプ(41)に洗浄水が供給さ
れ、洗浄水はノズルより噴出して濾布(3)(3)の対向面に
吹きあてられる。このように濾布(3)(3)に洗浄水を吹き
あてながら、シリンダ(44)のピストン・ロッド(45)が徐
々に突出せしめられることにより、濾布(3)(3)の上から
下へ順に洗浄用パイプ(41)が降下して、濾布(3)(3)表面
のケーキ(5)(5)が上から順に洗浄により除去され、ピス
トン・ロッド(45)が所定の全ストローク突出させられる
ことにより濾布(3)(3)に付着したケーキ(5)(5)がすべて
洗浄除去される。このようにして粘着性の高いケーキ
(5)(5)であっても、これを非常に簡単にかつ確実に濾布
(3)(3)表面から除去することができる。
【0035】上記洗浄操作の終了後、シリンダ(44)のピ
ストン・ロッド(45)が引っ込めることにより、洗浄用パ
イプ(41)が上昇せしめられる。
【0036】上記のような濾布振動装置(30)および濾布
洗浄装置(40)の作動によるケーキ(5)(5)の除去作業の終
了後、濾板送り機構の作動によって、さらにつぎの濾板
(1)が引き戻されて後方に開かれ、以下同様に、濾板(1)
の開板毎に、上記ケーキ(5)(5)の振り落とし除去作業
と洗浄作業とが自動的に反復して行なわれ、開板状態の
濾板(1)(1)同志の間の互いに対向する濾布(3)(3)表面に
付着しているケーキ(5)(5)が順次除去されるものであ
る。
【0037】なお、門形移動体(6) の左右両脚部(6a)(6
a)に取り付けられた濾布吊下げ棒受け部材(20)(20)の高
さは、濾布(3)(3)に付着する粘着性ケーキ(5)(5)の重量
やコイルばね(23)(23)の弾発力の強さなどに応じて予め
設定すれば良い。
【0038】すなわち、門形移動体(6) の左右両脚部(6
a)(6a)を構成する前後支柱(16)(16)において、まず、略
コ形ブラケット(22)(22)の垂直部(22b)(22b)の長孔(27)
(27)に挿通されたボルト(18)(18)をそれぞれゆるめてお
き、この状態で、略コ形ブラケット(22)(22)の下側にお
いて略逆L形ブラケット(28)(28)の固定ナット(29)(29)
にねじ込まれた高さ調節ボルト(19)(19)を回動せしめ
て、該ボルト(19)(19)の上端部によって略コ形ブラケッ
ト(22)(22)の下部水平部(22c)(22c)を下から突き上げ
て、コ形ブラケット(22)(22)ひいては濾布吊下げ棒受け
部材(20)(20)の高さを仮に設定し、そして最後に、略コ
形ブラケット(22)(22)の垂直部(22b)(22b)の長孔(27)(2
7)に挿通されたボルト(18)(18)を締め付けるものであ
る。
【0039】なお、略コ形ブラケット(22)(22)の上部水
平部(22a)(22a)より上側の取付バー(21)(21)部分にコイ
ルばね(23)(23)がそれぞれ嵌め被せられていて、取付バ
ー(21)(21)下端部の雄ねじ部(21a)(21a)に抜止め用ダブ
ルナット(26)(26)がねじ止められているので、これら抜
止め用ダブルナット(26)(26)のねじ止め位置を変えるこ
とによっても、濾布吊下げ棒受け部材(20)(20)の高さを
若干調節することができる。
【0040】なお、上記実施例においては、濾布吊下げ
棒受け部材(20)(20)の高さの設定を、略コ形ブラケット
(22)(22)の取付位置の調節、略逆L形ブラケット(28)(2
8)に取り付けられた高さ調節ボルト(19)(19)のねじ込み
長さの調節、取付バー(21)(21)下端部の雄ねじ部(21a)
(21a)にねじ嵌められた抜止め用ダブルナット(26)(26)
のねじ止め位置の調節により、行ない得るようになされ
ているが、濾布吊下げ棒受け部材(20)(20)の高さの設定
は、場合によっては、略逆L形ブラケット(28)(28)と高
さ調節ボルト(19)(19)の取付を省略して、略コ形ブラケ
ット(22)(22)の取付位置の調節、および/または抜止め
用ダブルナット(26)(26)のねじ止め位置の調節により行
なうこともできる。また高さ調節ボルト(19)(19)の取付
を省略する場合には、該ボルト(19)(19)によってブラケ
ット(22)(22)の下部水平部(22c)(22c)を下から突き上げ
る必要はないので、ブラケット(22)(22)は略コ形でなく
ても良く、略逆L形であっても良い。
【0041】また、濾布吊下げ棒受け部材(20)(20)は、
移動体(6) の左右両脚部(6a)(6a)内側の所定高さに略水
平状にかつばね力によって上方に付勢された状態にそれ
ぞれ取り付けられておれば良く、その取付構造は、図示
のものに限定されないものである。
【0042】また、フィルタープレスの門形移動体(6)
に具備される濾布振動装置(30)および濾布洗浄装置(40)
は、図示の形式および構造を有するものに限らず、例え
ばハンマーを備えた上下振動式の濾布振動装置などその
他の形式および構造を有する濾布振動装置あるいは濾布
洗浄装置を使用しても勿論良い。また場合によっては濾
布洗浄装置(40)の取付を省略することもある。
【0043】
【発明の効果】この発明は、上述のように、左右一対の
側板に吊手を介して摺動自在に保持されかつ前後両濾過
面が濾布により被覆された多数の濾板と、前後両濾布の
上縁部にそれぞれ取り付けられた濾布吊下げ棒と、濾板
の上端部に取り付けられかつ濾布吊下げ棒の左右両端部
を吊り下げる吊りばねと、隣り合う濾板同志の互いに対
向する濾布吊下げ棒の両端部を連結する連結部材と、左
右両脚部が両側板に前後移動自在に取り付けられた正面
よりみて門形の移動体とを備えているフィルタープレス
において、移動体の左右両脚部内側の所定高さに、濾布
吊下げ棒受け部材が略水平状にかつばね力によって上方
に付勢された状態にそれぞれ取り付けられ、圧搾濾過作
業の終了後、後方に開かれた濾板とこれに対向する濾板
のそれぞれ濾過面を覆う濾布上端の濾布吊下げ棒の左右
両端部が、これらの受け部材によって支持されるように
なされているものであるから、濾過作業の終了後の開板
時に、濾布吊下げ棒並びに濾布をしっかりと支持するこ
とができ、従って例えば粘着性を有するケーキが濾布に
付着したような場合であっても、付着ケーキの重量によ
り吊りばねが下方に伸びたりするようなことがなく、濾
板の傾きや内側への位置ずれを防止することができて、
濾板送り機構の誤作動の発生を未然に防止することがで
き、これによって各濾板の開板毎の濾布振動装置や濾布
洗浄装置の作動を確実なものとなし得て、ケーキをきわ
めて迅速にかつ確実に除去することができ、ひいてはフ
ィルタープレスの濾過作業の能率を大幅に向上し得ると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による開板時濾布支持装置を備えたフ
ィルタープレスの開板状態の一部切欠き部分側面図であ
る。
【図2】同要部拡大側面図である。
【図3】同フィルタープレスの開板前の状態の部分切欠
き正面図である。
【図4】図2の要部拡大側面図で、濾布吊り棒受け部材
の取付部分の詳細を示すものである。
【図5】図3の要部拡大正面図で、濾布吊り棒受け部材
の取付部分の詳細を示すものである。
【図6】図5の要部拡大断面図でである。
【図7】従来のフィルタープレスの開板状態の部分側面
図である。
【符号の説明】
1 濾板 2 側板 3 濾布 4 吊手 5 ケーキ 6 門形移動体 6a 脚部 9 濾布吊下げ棒 10 ばね吊下げ棒 11 コイル状吊りばね 12 チェン(連結部材) 20 濾布吊下げ棒受け部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の側板(2)(2)に吊手(4)(4)を介
    して摺動自在に保持されかつ前後両濾過面が濾布(3)(3)
    により被覆された多数の濾板(1) と、前後両濾布(3)(3)
    の上縁部にそれぞれ取り付けられた濾布吊下げ棒(9)(9)
    と、濾板(1)の上端部に取り付けられかつ濾布吊下げ棒
    (9)(9)の左右両端部を吊り下げる吊りばね(11)(11)と、
    隣り合う濾板(1)(1)同志の互いに対向する濾布吊下げ棒
    (9)(9)の両端部を連結する連結部材(12)(12)と、左右両
    脚部(6a)(6a)が両側板(2)(2)に前後移動自在に取り付け
    られた正面よりみて門形の移動体(6) とを備えているフ
    ィルタープレスにおいて、移動体(6) の左右両脚部(6a)
    (6a)内側の所定高さに、濾布吊下げ棒受け部材(20)(20)
    が略水平状にかつばね力によって上方に付勢された状態
    にそれぞれ取り付けられ、圧搾濾過作業の終了後、後方
    に開かれた濾板(1) とこれに対向する濾板(1) のそれぞ
    れ濾過面を覆う濾布(3)(3)上端の濾布吊下げ棒(9)(9)の
    左右両端部が、これらの受け部材(20)(20)によって支持
    されるようになされている、フィルタープレスにおける
    開板時の濾布支持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100436847B1 (ko) * 2003-11-15 2004-06-22 경윤현 필터프레스의 케이크 자동 탈리장치
CN110404306A (zh) * 2018-04-28 2019-11-05 上海同臣环保有限公司 一种带自动卸泥后滤布自回位机构的弹性板框
CN121041750A (zh) * 2025-11-05 2025-12-02 赤峰吉隆矿业有限责任公司 一种矿用板框式压滤装置

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