JP3013191U - 自在車付カゴ車の固定装置 - Google Patents

自在車付カゴ車の固定装置

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JP3013191U JP1994016021U JP1602194U JP3013191U JP 3013191 U JP3013191 U JP 3013191U JP 1994016021 U JP1994016021 U JP 1994016021U JP 1602194 U JP1602194 U JP 1602194U JP 3013191 U JP3013191 U JP 3013191U
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俊一 横村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自在車付カゴ車を個別に貨物自動車などの荷
箱内に固定することの可能な自在車付カゴ車の固定装置
を提供する。 【構成】 荷箱2の内面側部に取付レール3を設け、こ
の取付レール3に自在車付カゴ車Tの車幅に応じた間隔
をもって取付部材4を固設する。前記取付部材4に固定
レバー5を回動自在に枢着する。前記固定レバー5に
は、保持部材6がリンク7により接続されている。前記
保持部材6は自在車付カゴ車Tを後端側から保持する屈
曲部62を有し、前記取付部材4に回動用枢着部63を回動
自在に枢着している。 【効果】 保持部材6は固定レバー5を回動させると前
記リンク7を介して連動し、自在車付カゴ車Tを屈曲部
62により後端部側から保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自在車付カゴ車を貨物自動車などの荷箱内に固定するための装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、貨物自動車のアルミバン型の荷箱で物流事業における運搬業務を遂行す るには、種類の異なる荷物を別けて収容し、そして走行中の振動や車両の発進、 停止等による荷崩れを防止するためにゴム製のベルトなどで各荷物を固定して、 配送先である各小売り店舗で該ベルトを解いて必要な個数ずつ降ろすなどしてい た。しかしながら近年の物流事業の合理化に対する要請から、底部に自在車を有 するカゴ車にあらかじめ各小売り店舗ごとに必要な荷物を搭載しておき、この必 要な荷物を搭載した自在車付カゴ車を降ろす順番とは逆に貨物自動車の荷箱に積 み込み、各小売り店舗で自在車を有する自在車付カゴ車を順次降ろす方法が採ら れるようになってきている。この自在車付カゴ車を用いた配送方法においては、 自在車付カゴ車の底部に設けられ自在車により走行中の振動や車両の発進、停止 、カーブ等で自在車付カゴ車が移動したり、積み込む自在車付カゴ車の数が少な いときには横倒したりするので、自在車付カゴ車を荷箱に固定してやる必要があ る。この自在車付カゴ車の固定方法としては、荷箱内に固定具を設けてベルトを 固設し該ベルトにより自在車付カゴ車を固定する方法、荷箱内に着脱自在のバー や仕切り板などを取り付けて、これらにより仕切られた区画を形成し自在車付カ ゴ車を固定する方法、などが行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら前記各自在車付カゴ車の固定方法において、荷箱内に固定具を設 けてベルトを固設し、該ベルトにより自在車付カゴ車を固定する方法では、発進 、停止、カーブなどで荷重が何度もかかるとベルトにゆるみなどが生じやすいと いう問題点がある。さらに各小売店舗等で自在車付カゴ車を降ろすたびにベルト の掛け外しを行う必要があり面倒であるという問題点がある。また荷箱内に着脱 自在のバーや仕切り板などを取り付けて仕切られた区画を形成し自在車付カゴ車 を固定する方法では、バーや仕切り板などを荷箱に着脱する作業が極めて面倒で あるという問題点がある。そこで昇降機構を備えた底部固定具を荷箱の床面に設 置し自在車付カゴ車を浮かせた状態で保持することが考えられるが、自在車付カ ゴ車を浮かせた状態で保持するための底部固定具は、その構造が複雑とならざる をえず、実用的でないという問題点がある。
【0004】 本考案は、前記問題を解決することを目的としたものであり、自在車付カゴ車 を個別に貨物自動車などの荷箱内に固定することの可能な自在車付カゴ車の固定 装置を提供することを目的とする。また本考案は簡単な構造で、自在車付カゴ車 の固定及び解除の容易な自在車付カゴ車の固定装置を提供することを目的とする 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1の自在車付カゴ車の固定装置は、荷箱の内面側部に取付レー ルを設け、この取付レールに所望とする自在車付カゴ車の車幅に応じた間隔をも って取付部材を固設し、前記取付部材に固定レバーを回動自在に枢着したもので あって、前記固定レバーには自在車付カゴ車を保持する屈曲部を有し前記取付部 材に基端を回動自在に枢着したロック機構がリンク部材により接続されており、 前記ロック機構は前記固定レバーを回動させると前記リンク部材を介して連動し 、前記自在車付カゴ車が前記ロック機構の屈曲部により後端部側から保持される ものである。
【0006】 また請求項2の自在車付カゴ車の固定装置は、前記荷箱の前面側部に前記自在 車付カゴ車の前端受部を有し、前記固定レバーは後部側に他の自在車付カゴ車の 前端掛止部が形成されているものである。
【0007】 請求項3の自在車付カゴ車の固定装置は、前記リンク部材は、前記ロック機構 が前記自在車付カゴ車の保持位置にあるときには、前記取付レールと概ね平行も しくは鋭角をなすように前記固定レバーと前記ロック機構とを接続しているもの である。
【0008】 請求項4の自在車付カゴ車は、前記固定レバーの基端部が側面略コ字状であり 、該側面略コ字状の基端部が前記取付部材を狭在させて枢着されているとともに 前記ロック機構が側面略コ字状の基端部の内側で接続されているものである。
【0009】 さらに請求項5の自在車付カゴ車の固定装置は、前記取付部材が軸方向の長孔 を有し、該長孔により前記取付レールに微調整可能に取付られているものである 。
【0010】
【作用】
前記請求項1の構成によれば、荷箱内に自在車付カゴ車を収納し、前記固定レ バーを回動させることによりロック機構を連動させ、該ロック機構の屈曲部で自 在車付カゴ車の後端部を保持して自在車付カゴ車を個別に固定することができる 。この際、自在車付カゴ車は、後端部側から保持されるので、前後方向の移動が 抑制されるとともに、屈曲部により左右方向の移動が抑制されるので、自在車付 カゴ車を確実に固定することができる。
【0011】 また請求項2の構成によれば、前記荷箱の前面側部に前記自在車付カゴ車の前 端受部を有し、前記固定レバーは後部側に他の自在車付カゴ車の前端掛止部が形 成されているので、まず先頭の自在車付カゴ車の前端部を前記前端受部に掛止め たら固定レバーを回動させて、該自在車付カゴ車の後端部をロック機構の屈曲部 で保持することにより固定することができる。そしてこの固定レバーの後部側に 形成された前端掛止部に、さらに2個め自在車付カゴ車の前端部を掛止めて、次 の固定レバーを回動させることにより、該自在車付カゴ車の後端部をロック機構 の屈曲部で保持することにより固定することができる。前記操作を繰り返すこと により、自在車付カゴ車を縦方向に複数個並べて固定することができる。
【0012】 請求項3の構成によれば、前記リンク部材は、前記ロック機構が前記自在車付 カゴ車の保持位置にあるときには、前記取付レールと概ね平行もしくは鋭角をな すように前記固定レバーと前記ロック機構とを接続しているので、自在車付カゴ 車に前後方向の大きな荷重かかっても、ロック機構及び固定レバーが逆転する方 向に荷重がかかることがなく、自在車付カゴ車の固定が確実かつ強固である。
【0013】 請求項4の構成では、前記固定レバーの基端部が側面略コ字状であり、該側面 略コ字状の基端部が前記取付部材を狭在させて枢着されているとともに、前記ロ ック機構が側面略コ字状の基端部の内側で接続されているので、前記固定レバー の取付けが簡単でかつその取付け強度が大きく、しかもロック機構が側面略コ字 状の基端部の内側に概ね収納されるため、装置のコンパクト化を図ることができ る。
【0014】 さらに請求項5の構成では、前記取付部材が軸方向の長孔を有し、該長孔によ り前記取付レールに微調整可能に取付られているので、該長孔による取付け位置 を調整することにより自在車付カゴ車をガタつきなく固定することができる。ま た自在車付カゴ車わずかな寸法の差にも容易に対応することができる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の自在車付カゴ車の固定装置について添付図面を参照して詳述す る。図1乃至図9において貨物自動車1の荷箱2の前面両側部には自在車付カゴ 車Tの前端受部21が突設されており、前記荷箱2の内面両側部の中間位置には取 付レール3が設けられており、前記取付レール3には、屈折した板状の固設部41 とこの固設部41の先端部に該固設部41を上下から挟むようにして設けられた2枚 の板材からなる回動基部42とからなる取付部材4が自在車付カゴ車Tの車幅に応 じた間隔をもって複数個固設され、荷箱2の両側に2個で自在車付カゴ車Tを固 定する構成となっている。前記取付部材4の固設部41には3個の軸方向(荷箱の 奥行き方向)の長孔41Aが形成されており、また取付レール3にも取付孔(図示 せず)が形成されているので、長孔41Aと取付レール3の取付孔との位置を合わ せて該長孔41Aにボルト43を嵌入し、ナット44を締結することにより、取付部材 4の固設位置の微調整が可能となっている。また2枚の板材からなる回動基部4
2 には両板材を貫通して2個の枢着孔42A,42Bが形成されている。5は固定レ
バ ーであり、この固定レバー5は、先端部に形成された把手部51と前記把手部51か ら側面略コ字状に上下の板材が離間した基端部52とからなり、前記基端部52の先 端は二叉状に分岐して平面が略T字をなし、それぞれ回動用枢着部53及び接続用 枢着部54となっている。そして前記回動用枢着部53が取付部材4の回動基部42を 外側から挟みこむようにして枢軸55により回動可能に枢着されている。また固定 レバー5の基端部52の後部側すなわち接続用枢着部54側には前記離間した基端部 52が突出してその先端部が上下に連接して次の自在車付カゴ車Tの前端掛止部56 が形成されている。また6は、本体部61と前記本体部61の先端に突設された屈曲 部62と基端に突設された回動用枢着部63とからなる平面略コ字形状のロック機構 たる保持部材であり、前記固定レバー5の上下に板材が離間した基端部52の内側 で回動用枢着部63が枢着孔42Bに回動可能に枢着されている。そして前記保持部 材6の本体部61にはリンク7の一端が回動可能に枢着されており、またこのリン ク7の他端は固定レバー5の接続用枢着部54に回動可能に枢着されている。なお 、64、71、72は枢軸である。固定レバー5を回動させると、保持部材6の本体部 61と固定レバー5の接続用枢着部54との距離Lが前記リンク7により規定されて いるため、図5に示すように保持部材6も連動して回動する。そして、前記リン ク7は図6に示すように保持部材6が前記取付レール3と概ね直交するまで回動 すると、前記取付レール3とほぼ概ね平行をなすように固定レバー5と保持部材 6とを接続している。そして保持部材6が前記取付レール3と概ね直交する位置 からさらに回動しようとすると、図6に示す前記保持部材6におけるリンク7の 枢着箇所の回動によりなす円の軌跡S1 と、固定レバー5におけるリンク7の枢 着箇所の回動によりなす円の軌跡S2 とから明らかな通り、本体部61と固定レバ ー5の接続用枢着部54との距離は、リンク7の長さより長くならざるをえないた め、固定レバー5及び保持部材6は停止するようになっている。すなわちリンク 7は固定レバー5及び保持部材6とストッパとしても機能するように構成されて いる。なお、8は、自在車付カゴ車Tが荷箱2の側壁と接触した際の衝撃を緩和 するためのプロテクタである。
【0016】 前記構成につきその作用について説明する。自在車付カゴ車Tを荷箱2に搭載 する際には、まず固定レバー5は、図3及び図4に示すように取付レール3と概 ね平行の解放状態となっている。この状態でまず図7に示すように荷箱2の前端 受部21とプロテクタ8との間に自在車付カゴ車Tの前端角部を入れて保持し、前 記自在車付カゴ車Tを荷箱2に対して揃える。次に固定レバー5を図3に実線の 矢印で示すように荷箱2の内方に向けて回動させる。そうすると保持部材6の本 体部61と固定レバー5の接続用枢着部54との距離Lが前記リンク7により規定さ れているため、図5に示すように保持部材6も連動して回動する。そして固定レ バー5が取付レール3と概ね直交するまで回動すると、図6に示すように保持部 材6の本体も取付レール3と概ね直交し、屈曲部62が自在車付カゴ車Tの前端角 部を保持する(図8)。この際保前記保持部材6におけるリンク7の枢着箇所の 回動によりなす円の軌跡S1 と、固定レバー5におけるリンク7の枢着箇所の回 動によりなす円の軌跡S2 との相違から、固定レバー5及び保持部材6がこれ以 上回動することがないようになっている。そして、前記リンク7は取付レール3 とほぼ概ね平行となっており、固定レバー5及び保持部材6に接続しているため 、自在車付カゴ車Tの振動による荷重Gが屈曲部62にかかっても、該荷重Gは固 定レバー5及び保持部材6においては取付レール3と平行方向の荷重gとして作 用するので、固定レバー5及び保持部材6の両方を同時に逆転させる方向の回動 力には転換されないので、固定レバー5及び保持部材6は容易には逆転しない。 このように自在車付カゴ車Tを保持部材6の屈曲部62により後端側から保持する ことにより、自在車付カゴ車Tの前後方向の移動を防止するにとともに、荷箱2 の前端受部21と保持部材6の屈曲部62とにより自在車付カゴ車Tの左右方向の移 動を防止することができ、もって自在車付カゴ車Tを確実に固定することができ る。さらに、固定レバー5の後部側に形成された前端掛止部56とプロテクタ8と の間に自在車付カゴ車Tの前端角部を入れて保持し、固定レバー5を回動するこ とにより同様にして2個目の自在車付カゴ車Tを固定することができる(図9) 。この操作を繰り返すことにより複数個、例えば4個程度の自在車付カゴ車Tを 荷箱2内に並べて固定するこができる。
【0017】 また自在車付カゴ車Tを荷箱2から降ろす際には、まず固定レバー5は、図6 に示すように取付レール3と概ね直交してロックした状態となっている。この状 態でまず固定レバー5を図6に二点鎖線で示すように荷箱2の外方に向けて回動 させる。そうすると保持部材6の本体部61と固定レバー5の接続用枢着部54との 距離Lが前記リンク7により規定されているため、図5に示すように保持部材6 も連動して回動する。そして固定レバー5が図3及び図4に示すように取付レー ル3と概ね平行になると、屈曲部62のロックが完全に解除され、自在車付カゴ車 Tを後方に引くことにより、荷箱2から簡単に降ろすことができる。この際ロッ ク解除される自在車付カゴ車Tは、取付レール3と概ね平行に回動させた固定レ バー5に保持されていたものだけであるので、所望とする自在車付カゴ車Tを降 ろしたら、そのまま発車することができ、他の自在車付カゴ車Tを再度ロックす る必要がない。
【0018】 以上詳述したとおり前記第1実施例の自在車付カゴ車の固定装置は、荷箱2の 内面側部に取付レール3を設け、この取付レール3に自在車付カゴ車Tの車幅に 応じた間隔をもって取付部材4を固設し、前記取付部材4に固定レバー5を回動 自在に枢着したものであり、前記固定レバー5には自在車付カゴ車Tを後端側か ら保持する屈曲部62を有し、前記取付部材4に基端たる回動用枢着部63を回動自 在に枢着したロック機構たる保持部材6がリンク7により接続されており、前記 保持部材6は前記固定レバー5を回動させると前記リンク7を介して連動し、前 記自在車付カゴ車Tが前記保持部材6の屈曲部62により後端部側から保持される ものである。このため、荷箱2内に自在車付カゴ車Tを収納し、前記固定レバー 5を回動させることにより保持部材6を連動させ、該保持部材6の屈曲部62で自 在車付カゴ車Tを保持して自在車付カゴ車Tを個別に固定することができる。こ の際、自在車付カゴ車Tは、後端部側から保持されるので、前後方向の移動が抑 制されるとともに、屈曲部により左右方向の移動が抑制されるので、確実に固定 することができる。
【0019】 特に本実施例においては、前記荷箱2の前面側部に前記自在車付カゴ車Tの前 端受部21を有し、前記固定レバー5は後部側に他の自在車付カゴ車Tの前端掛止 部56が形成されているので、まず先頭の自在車付カゴ車Tの前端部を前記前端受 部21に掛止めたら固定レバー5を回動させて、該自在車付カゴ車Tの後端部を保 持部材6の屈曲部62で保持することにより固定することができる。そしてこの固 定レバー5の後部側に形成された前端掛止部56に、さらに2個目の自在車付カゴ 車Tの前端受部21を掛止めて、次の固定レバー5を回動させることにより、該2 個目の自在車付カゴ車Tの後端部を保持部材6の屈曲部62で保持することにより 固定することができる。前記操作を繰り返すことにより、自在車付カゴ車Tを縦 方向に複数個並べて固定することができる。
【0020】 さらにリンク7は、前記保持部材6が自在車付カゴ車Tの保持位置にあるとき には、前記取付レール3と概ね平行をなすように前記固定レバー5と前記保持部 材6とを接続しているものであるので、自在車付カゴ車Tに前後方向の大きな荷 重かかっても、固定レバー5及び保持部材6が逆転する方向に荷重がかかること がなく、自在車付カゴ車の固定が確実かつ強固である。なお、前記リンク7は取 付レール3に対して荷箱の内方側にむけて回動した状態、すなわち鋭角をなすよ うに前記固定レバー5と前記保持部材6とを接続していてもよい。また前記固定 レバー5の基端部52が側面略コ字状であり、該側面略コ字状の基端部52が前記取 付部材4を狭在させて枢着されているとともに、前記保持部材6が側面略コ字状 の基端部52の内側で接続されているものであるので、前記固定レバー5の取付け が簡単でかつその取付け強度が大きく、しかも保持部材6が該側面略コ字状の基 端部52の内側に概ね収納されるため、自在車付カゴ車の固定装置装置のコンパク ト化を図ることができる。その上、前記取付部材4が軸方向の長孔41Aを有し、 該長孔41Aにより前記取付レール3に微調整可能に取付られているものであるの で、該長孔41Aによる取付け位置を調整することにより自在車付カゴ車Tをガタ つきなく固定することができる。また自在車付カゴ車Tの種類の相違によるわず かな寸法の差にも容易に対応することができる。
【0021】 以上本考案を前記添付図面に基づき説明してきたが、本考案は前記実施例に限 定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内で種々変形が可能である。例えば 固定レバー5、保持部材6、リンク7の形状や取付け位置などは前記実施例に限 られず、上述した本考案の作用効果を損なわない範囲で適宜変更可能である。ま た、保持部材6がロックした状態の際に逆転するのを防止する、戻り止め用スト ッパ部材などを設けることもできる。
【0022】
【考案の効果】
本考案の請求項1の自在車付カゴ車の固定装置は、荷箱の内面側部に取付レー ルを設け、この取付レールに所望とする自在車付カゴ車の車幅に応じた間隔をも って取付部材を固設し、前記取付部材に固定レバーを回動自在に枢着したもので あって、前記固定レバーには自在車付カゴ車を保持する屈曲部を有し前記取付部 材に基端を回動自在に枢着したロック機構がリンク部材により接続されており、 前記ロック機構は前記固定レバーを回動させると前記リンク部材を介して連動し 、前記自在車付カゴ車が前記ロック機構の屈曲部により後端部側から保持される ものであるので、荷箱内に自在車付カゴ車を収納し、前記固定レバーを回動させ ることによりロック機構を連動させ、該ロック機構の屈曲部で自在車付カゴ車の 後端部を保持して自在車付カゴ車を個別に固定することができる。この際、自在 車付カゴ車は、後端部側から保持されるので、前後方向の移動が抑制されるとと もに、屈曲部により左右方向の移動が抑制されるので、自在車付カゴ車を確実に 固定することができる。
【0023】 また請求項2の自在車付カゴ車の固定装置は、前記荷箱の前面側部に前記自在 車付カゴ車の前端受部を有し、前記固定レバーは後部側に他の自在車付カゴ車の 前端掛止部が形成されているものであるので、まず先頭の自在車付カゴ車の前端 部を前記前端受部に掛止めたら固定レバーを回動させて、該自在車付カゴ車の後 端部をロック機構の屈曲部で保持することにより固定することができる。そして この固定レバーの後部側に形成された前端掛止部に、さらに2個め自在車付カゴ 車の前端部を掛止めて、次の固定レバーを回動させることにより、該自在車付カ ゴ車の後端部をロック機構の屈曲部で保持することにより固定することができる 。前記操作を繰り返すことにより、自在車付カゴ車を縦方向に複数個並べて固定 することができる。
【0024】 請求項3の自在車付カゴ車の固定装置は、前記リンク部材は、前記ロック機構 が前記自在車付カゴ車の保持位置にあるときには、前記取付レールと概ね平行も しくは鋭角をなすように前記固定レバーと前記ロック機構とを接続しているもの であるので、自在車付カゴ車に前後方向の大きな荷重かかっても、ロック機構及 び固定レバーが逆転する方向に荷重がかかることがなく、自在車付カゴ車の固定 が確実かつ強固である。
【0025】 請求項4の自在車付カゴ車の固定装置は、前記固定レバーの基端部が側面略コ 字状であり、該側面略コ字状の基端部が前記取付部材を狭在させて枢着されてい るとともに、前記ロック機構が側面略コ字状の基端部の内側で接続されているも のであるので、前記固定レバーの取付けが簡単でかつその取付け強度が大きく、 しかもロック機構が側面略コ字状の基端部の内側に概ね収納されるため、装置の コンパクト化を図ることができる。
【0026】 さらに請求項5の自在車付カゴ車の固定装置は、前記取付部材が軸方向の長孔 を有し、該長孔により前記取付レールに微調整可能に取付られているものである ので、該長孔による取付け位置を調整することにより自在車付カゴ車をガタつき なく固定することができる。また自在車付カゴ車わずかな寸法の差にも容易に対 応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例による自在車付カゴ車の固
定装置を備えた貨物自動車を示す斜視図である。
【図2】前記第1実施例の固定装置を備えた貨物自動車
を示す平面図である。
【図3】前記第1実施例の固定装置の解放状態を示す平
面図である。
【図4】前記第1実施例の固定装置の解放状態を示す側
面図である。
【図5】前記第1実施例の固定装置の回動途中の状態を
示す斜視図である。
【図6】前記第1実施例の固定装置のロックした状態を
示す平面図である。
【図7】前記第1実施例の固定装置の使用工程を示す概
略図である。
【図8】図7の次の工程を示す概略図である。
【図9】図8の次の工程を示す概略図である。
【符号の説明】
2 荷箱 3 取付レール 4 取付部材 5 固定レバー 6 保持部材(ロック機構) 7 リンク(リンク部材) 21 前端受部 41A 長孔 52 固定レバーの基端部 62 屈曲部 63 回動用枢着部 T 自在車付カゴ車

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷箱の内面側部に取付レールを設け、こ
    の取付レールに所望とする自在車付カゴ車の車幅に応じ
    た間隔をもって取付部材を固設し、前記取付部材に固定
    レバーを回動自在に枢着した自在車付カゴ車の固定装置
    であって、前記固定レバーには自在車付カゴ車を保持す
    る屈曲部を有し前記取付部材に基端を回動自在に枢着し
    たロック機構がリンク部材により接続されており、前記
    ロック機構は前記固定レバーを回動させると前記リンク
    部材を介して連動し、前記自在車付カゴ車が前記ロック
    機構の屈曲部により後端部側から保持されることを特徴
    とする自在車付カゴ車の固定装置。
  2. 【請求項2】 前記荷箱の前面側部に前記自在車付カゴ
    車の前端受部を有し、前記固定レバーは後部側に他の自
    在車付カゴ車の前端掛止部が形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の自在車付カゴ車の固定装置。
  3. 【請求項3】 前記リンク部材は、前記ロック機構が前
    記自在車付カゴ車の保持位置にあるときには、前記取付
    レールと概ね平行もしくは鋭角をなすように前記固定レ
    バーと前記ロック機構とを接続していることを特徴とす
    る請求項2記載の自在車付カゴ車の固定装置。
  4. 【請求項4】 前記固定レバーの基端部が側面略コ字状
    であり、該側面略コ字状の基端部が前記取付部材を狭在
    させて枢着されているとともに、前記ロック機構が側面
    略コ字状の基端部の内側で接続されていることを特徴と
    する請求項3記載の自在車付カゴ車の固定装置。
  5. 【請求項5】 前記取付部材が軸方向の長孔を有し、該
    長孔により前記取付レールに微調整可能に取付けられて
    いることを特徴とする請求項4記載の自在車付カゴ車の
    固定装置。
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JP1994016021U Expired - Lifetime JP3013191U (ja) 1994-12-28 1994-12-28 自在車付カゴ車の固定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011245980A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Logical:Kk コンテナ輸送時のカゴ台車固定装置

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