JP3021933B2 - X線データ測定装置 - Google Patents
X線データ測定装置Info
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Description
て試料ステージを任意方向に駆動することによって試料
上の開始点から終了点まで電子線を走査し試料から発生
する特性X線のデータ収集を行い線分析を行うX線デー
タ測定装置に関する。
イザ)では、電子線を試料に照射しそこから発生する特
性X線を検出して物質の構成元素を分析しているが、こ
のときの分析パターンとして電子線を二次元的に走査す
る面分析や直線的に走査する線分析がある。そのうち、
試料上の開始点と終了点を設定して電子線を開始点から
終了点まで直線的に走査するEPMA等による線分析に
於いては、試料ステージのx軸またはy軸のみを駆動し
てその間のX線計測を行い、そのX線強度の変化を記録
するものであった。
料ステージを滑らかに駆動して連続的に線分析を行うも
のはなかった。すなわち、まれにx軸またはy軸と任意
の角度をなす任意方向の線分析ができるものはあった
が、ステージ駆動を一定速度で滑らかに連続して駆動す
るのではないのが普通であり、ステージ駆動に際し、連
続して滑らかに駆動するタイプの線分析ができるものが
あっても、X線計測系とステージ駆動系が連動制御され
ていないために、目的とするX線計測位置を外してX線
データを収集してしまうという問題があった。そのほ
か、ステージ駆動が連続せず、ステージを1ステップ移
動後ステージが停止している間にX線を計測するタイプ
もあったが、この場合には、ステージが動いたり、止ま
ったりするため、ステージの振動および駆動音があり、
また全体のデータ収集時間もX線を計測していない時間
が大きな割合を占めるため、必要以上に長くかかってい
た。
って、任意の方向でステージを連続的に滑らかに駆動し
線分析を行うことができるX線データ測定装置を提供す
ることを目的とするものである。
料に電子線を照射して試料ステージを任意方向に駆動す
ることによって試料上の開始点から終了点まで電子線を
直線的に走査し試料から発生する特性X線のデータ収集
を行い線分析を行うX線データ測定装置において、試料
から発生する特性X線を検出するX線検出手段、一定の
間隔でX線測定ゲートをオンにしてX線検出手段からX
線データを取り込むX線計測手段、試料ステージを各駆
動軸方向に駆動する複数の駆動手段、及び指定された試
料上の開始点と終了点から複数の各駆動手段の駆動量を
計算すると共に駆動量の大きい駆動軸を求めて複数の駆
動手段やX線計測手段を制御し計測されたX線データを
測定処理するデータ処理制御手段を備え、X線計測手段
により駆動量の大きい駆動軸の駆動手段の駆動信号に基
づいてX線測定ゲートのオン間隔を制御するように構成
したことを特徴とするものである。
制御手段により指定された試料上の開始点と終了点から
複数の各駆動手段の駆動量を設定すると共に駆動量の大
きい駆動軸をX線計測手段に指示し、複数の駆動手段で
試料ステージを各駆動軸方向に駆動して、X線計測手段
により駆動量の大きい駆動軸の駆動手段の駆動信号に基
づいてX線測定ゲートをオン間隔を制御するので、X線
測定ゲートをオンにする時間を細かく制御することがで
きる。しかも、試料ステージを停止させずに連続的に線
分析でき、モータ駆動によるステージの振動、騒音を小
さくすることができる。
明する。図1は本発明のX線データ測定装置の1実施例
を示す図であり、1は電子銃、2は電子線、3と4は電
子レンズ、5は試料、6はステージ、7は特性X線、8
は分光結晶、9は分光器駆動モータ、10はX線検出
器、11はX線計測装置、12は分光器駆動制御装置、
13は記憶装置、14はコンピュータ、15は表示出力
装置、16〜18はパルスモータ、19〜21は駆動制
御装置を示す。
子線2を電子レンズ3、4により細く絞って試料5に照
射し、試料から発生する特性X線7を分光結晶8で分光
してX線検出器10で検出する。そして、X線計測装置
11を経由してX線検出器10からX線の計測データを
コンピュータ14に取り込んで分析を行い、計測データ
や分析結果を記憶装置13に格納し、必要に応じて表示
出力装置15に表示する。また、コンピュータ14は、
分析者から分析条件が指示入力されると、分光器駆動制
御装置12、X線計測装置11、駆動制御装置19〜2
1に制御・計測情報を設定する。
テージ6のそれぞれx、y、z軸方向に駆動するもので
あり、駆動制御装置19、20、21は、コンピュータ
14からの設定に基づき試料面における電子線の照射位
置が与えられた開始点から終了点まで移動するように駆
動パルスを発生させてパルスモータ16、17、18を
駆動し、さらに指定された所定ステップ毎(駆動パルス
の一定個数毎)に駆動終了パルスを生成しX線計測装置
11に送出するものである。X線計測装置11は、コン
ピュータ14から駆動量の最も大きい駆動軸(スキャン
軸)の信号を入力し、駆動制御装置19、20、21の
駆動によりパルスモータ16、17、18が試料ステー
ジ6を開始点から終了点に向けて移動させると、駆動量
の最も大きい駆動軸の駆動終了パルスを選択してX線計
測ゲートをオンーオフ制御しX線検出器10から計測X
線データをメモリへ取り込むことによりX線計測を行う
ものである。コンピュータ14は、キーボードやマウス
等(図示省略)を用いて計測者から指定入力される測定
条件にしたがって各部を制御し、X線計測装置11で計
測されたX線データを測定処理するデータ処理制御手段
であり、本発明の線計測に際して上記のように開始点と
終了点が指定されると、その指定に基づきx、y、z軸
方向の駆動量を計算して駆動制御装置19、20、21
及びX線計測装置11に制御データを設定し、X線計測
装置11で計測されたX線データを測定処理するデータ
処理制御手段である。
明するための図、図3は開始点と終了点と駆動軸との関
係を説明するための図、図4はX線計測装置の計測動作
のタイミングを説明するための図、図5はX線計測装置
の制御回路の構成例を示す図である。
計測に際して開始点と終了点が指定入力されると、その
座標値(x、y、z)を入力し(ステップS1)、x、
y、z軸方向それぞれの駆動量を計算する(ステップS
2)。続いて、その中から駆動量の最も大きい駆動軸を
スキャン軸として求める(ステップS3)。
了点Eが例えば図3に示すようなx軸とy軸からなる平
面にあるとすると、その間の直線距離l及びその直線距
離lとx軸との角度θから、周知のようにx軸方向がl
cos θ、y軸方向がlsin θの計算により求められる。
したがって、lcos θをx軸方向に駆動すると同時にl
sin θをy軸方向に駆動することによって開始点Sから
終了点Eに直線的に電子線の照射位置が移動することに
なる。そして、図3の場合には、x軸方向がy軸方向よ
り長くなるので、x軸がスキャン軸となる。
なり駆動量の最も大きい駆動軸が複数になるので、駆動
量が最長のスキャン軸が1つか否かを調べ(ステップS
4)、2つ以上の場合には、例えばx、y、zの優先順
にしたがってスキャン軸を1つに決定する(ステップS
5)。そして、駆動量(駆動速度)と駆動終了パルスを
生成するパルス数nを制御データとして各駆動制御装置
19、20、21に設定し(ステップS6)、スキャン
軸を制御データとしてX線計測装置11に設定する(ス
テップS7)。
0、21及びX線計測装置11に制御データを設定した
後、起動をかけることによって、各駆動制御装置19、
20、21は、設定された駆動量に応じてパルスモータ
16〜18を駆動してnパルス毎に駆動終了パルスをX
線計測装置11に送り出し、X線計測装置11は、図4
に示すように駆動量の最も大きい駆動軸の駆動終了パル
スが入力する毎にX線計測ゲートをオンーオフして計測
X線データをメモリに取り込む。なお、試料ステージ6
の移動は、開始点と終了点近傍領域で加減速があるた
め、この領域では駆動終了パルスの間隔が定速度に達し
た領域より長くなる。
5に示すように選択駆動軸レジスタ31とアンドゲート
回路32ー1〜32ー3とオアゲート回路33からなる
駆動終了パルスの選択部で最も駆動量の大きい駆動軸
(スキャン軸)からの駆動終了パルスを計測制御部34
に入力するように構成される。そして、計測制御部34
は、図4に示すタイムチャートにしたがってステージ駆
動スタート後、スキャン軸nステップで駆動終了パルス
を入力する毎にX線計測ゲート35のオンーオフ、計測
X線データのメモリへの取り込みを行うようにX線計測
ゲート35と計測X線データ取り込み部36を制御す
る。
x、y、z軸の駆動速度(パルス発生時間間隔)および
X線計測装置11に信号を伝えるパルス間隔数n及び
x、y、z軸の何れかを選択するかが設定され、X線計
測装置11によって計測されたX線の計測データが取り
込まれて、取り込まれた計測データが記憶装置13に格
納され、それらの値が例えばグラフにして表示出力装置
15に表示される。
るデータ点数をN点、各データ点ごとのX線収集時間
(ドウェルタイム)をT秒、この1点のデータを収集す
る間に移動するステージ6のスキャン軸のモータのパル
スステップをnとする。この場合、ステージ6の駆動速
度vがn/T以下であれば、ステージ移動中に1点のデ
ータ収集(X線計測)は終わり、データ収集をせずにス
テージが移動するダミー時間tが生ずることになる。こ
のダミー時間tには、計測X線データのメモリへの取り
込み時間m、X線ゲートオンに要する時間g、X線ゲー
トオフからステージがnステップ駆動終了パルスがくる
までの時間uが含まれるが、これらの時間はいずれも小
さくすることが可能である。そのため、図2では分かり
易くするためにダミー時間は大きくとってあるが、この
ダミー時間tを小さく抑えて、X線計測時間に比べ事実
上無視できる位にまでにすることが可能となる。このよ
うにすることにより、ステージがnステップ移動しては
止まってX線を計測するよりも、全データ収集時間を短
くできることになる。また、全データ収集時間中に占め
るダミー時間が小さくなれば、ステージの駆動中にX線
が計測されていない時間はそれだけ小さくなり、この間
にX線ピークプロファイルのピークを逃す確率が小さく
なるので、より正確な線分析スペクトルのデータ収集が
可能になる。
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、ステージ駆動手段としてパルスモータを
用いたが、極微小ステップで駆動するマイクロステップ
モータを用いてもよいし、パルス電流によらない直流モ
ータを用いてもよい。ただし、直流モータを用いた場合
には、一定駆動間隔ごとにX線計測開始の信号を与える
ために、エンコーダ等の手段によって位置検出を行える
ことが必要であることはいうまでもない。
たが、コンピュータから駆動終了パルスを出力する駆動
制御装置を指定し、指定された駆動制御装置のみが駆動
終了パルスを出力するように構成してもよい。この場合
には、図5においてレジスタ及びアンドゲート回路は省
略され、各駆動制御装置からの駆動終了パルスのライン
が直接オアゲート回路に接続される。さらに、駆動終了
パルスを発生するステップ数nは、角度θに関係なく設
定したが、開始点と終了点とを結ぶ空間長で所定の単位
長毎になるように調整してもよい。すなわち、図2にお
いてスキャン長lに対してスキャン軸が同じx軸であっ
ても、θが大きくなった場合にはnを小さくし、逆にθ
が大きくなった場合にはnを大きくして1点のデータを
収集する間に移動するステージ6の距離を一定にする。
によれば、指定された試料上の開始点と終了点から複数
の各駆動軸方向の駆動量を設定すると共に駆動量の大き
い駆動軸をスキャン軸として指示し、このスキャン軸の
駆動信号に基づいてX線測定ゲートのオン間隔を制御す
るので、X線測定ゲートをオンにする時間を細かく制御
することができる。しかも、試料ステージを停止させず
に連続的に線分析でき、1点当たり同一ドウェルタイム
のデータ収集を行う時間を短縮できる。また、モータ駆
動によるステージの振動、騒音を小さくすることができ
る。しかも、X線計測ゲートを閉じて駆動している時間
を最小にできるため、収集されたデータに線分析経路中
にある微細なX線強度変化も正しく反映される。
す図である。
めの図である。
ための図である。
するための図である。
ある。
料、6…ステージ、7…特性X線、8…分光結晶、9…
分光器駆動モータ、10…X線検出器、11…X線計測
装置、12…分光器駆動制御装置、13…記憶装置、1
4…コンピュータ、15…表示出力装置、16〜18…
パルスモータ、19〜21…駆動制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 試料に電子線を照射して試料ステージを
任意方向に駆動することによって試料上の開始点から終
了点まで電子線を直線的に走査し試料から発生する特性
X線のデータ収集を行い線分析を行うX線データ測定装
置において、試料から発生する特性X線を検出するX線
検出手段、一定の間隔でX線測定ゲートをオンにしてX
線検出手段からX線データを取り込むX線計測手段、試
料ステージを各駆動軸方向に駆動する複数の駆動手段、
及び指定された試料上の開始点と終了点から複数の各駆
動手段の駆動量を計算すると共に駆動量の大きい駆動軸
を求めて複数の駆動手段やX線計測手段を制御し計測さ
れたX線データを測定処理するデータ処理制御手段を備
え、X線計測手段により駆動量の大きい駆動軸の駆動手
段の駆動信号に基づいてX線測定ゲートのオン間隔を制
御するように構成したことを特徴とするX線データ測定
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4067167A JP3021933B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | X線データ測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4067167A JP3021933B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | X線データ測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05275044A JPH05275044A (ja) | 1993-10-22 |
| JP3021933B2 true JP3021933B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=13337072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4067167A Expired - Fee Related JP3021933B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | X線データ測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3021933B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP4067167A patent/JP3021933B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05275044A (ja) | 1993-10-22 |
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