JP3031191U - 畦道舗装構造 - Google Patents

畦道舗装構造

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JP3031191U
JP3031191U JP1995005123U JP512395U JP3031191U JP 3031191 U JP3031191 U JP 3031191U JP 1995005123 U JP1995005123 U JP 1995005123U JP 512395 U JP512395 U JP 512395U JP 3031191 U JP3031191 U JP 3031191U
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昌信 杉江
通夫 常澤
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エス・ケー・エンジニアリング株式会社
有限会社グランドワーク
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 素人でも容易に畦道の舗装工事を行うことが
でき、且つ長期間使用しても畦道の舗装状態が崩れるこ
とがなく、歩行や手押し車等での移動をスムーズに行う
ことができ、施工に必要な費用が少なくて済む畦道舗装
構造を提供する。 【構成】 両側の田T、畑に高低差をもつ畦道1の舗装
構造であって、畦道1の少なくとも一側段部1aに杭2
の下部2aを埋設し、板状ブロック3の下面3aに形成
された凹所3bを、杭2の頭部2bに嵌合させ、板状ブ
ロック3の下面3aを、平坦面とされた畦道1の上面1
bに当接させて、複数枚の板状ブロック3を畦道1の前
後方向に連設状に敷設した構造となっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、田、畑等に設けられる畦道の舗装構造に関し、特に、畦道に簡単に 敷設でき、畦道が崩れることを防げ、農作業の環境整備に適した畦道舗装構造に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、田、畑等に設けられた畦道は、土を盛り上げて形成されており、表面の 凹凸が多く、形及び道幅が一定でないために、歩行や手押し車等の移動をスムー ズに行うことができず、農作業などの作業効率が悪かった。 そこで、近来は、図21に示すように、畦道aの上面に平板状のコンクリート ブロックbを畦道aの前後方向に複数枚敷設して、畦道aを舗装してものもある 。 ところが、畦道aの上面に平板状のコンクリートブロックbを敷設するだけで は、長期に渡って使用しているときに、このコンクリートブロックbが畦道aの 側方に崩れ落ちてしまい、コンクリートブロックbが敷設されている箇所と敷設 されていない箇所ができて、畦道aの上面の凹凸が大きくなり、歩行及び手押し 車等による移動が行い難くなってしまうという問題があった。
【0003】 また、図22に示すように、長尺のH型コンクリートブロックcを、埋め込ん で畦道aを舗装することも考えられるが、このH型コンクリートブロックcを埋 め込むには、畦道aとなる部分を図に二点鎖線で示すように掘り下げて溝部を造 り、この溝部にH型コンクリートブロックcを嵌め入れ、更にその上に土壌を埋 め込んで盛り上げるという作業を必要とするので、大規模の工事を必要とし、専 門業者でなくては、この畦道舗装工事を行うことができず、農地改良の事業でこ の畦道舗装工事を行う場合はよいが、農業に従事している人が農業の片手間では 行うことができないという問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、素人でも容易に畦 道の舗装工事を行うことができ、且つ長期間使用しても畦道の舗装状態が崩れる ことがなく、歩行や手押し車等での移動をスムーズに行うことができ、施工に必 要な費用が少なくて済み、且つ畦道の草刈り作業が軽減できる畦道舗装構造を提 供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するためになされたものであって、請求項1の畦道 舗装構造は、両側の田、畑に高低差をもつ畦道の舗装構造であって、前記畦道の 少なくとも一側段部に杭の下部を埋設し、板状ブロックの下面に形成された凹所 を、前記杭の頭部に嵌合させ、前記板状ブロックの下面を、平坦面とされた畦道 の上面に当接させて、複数枚の板状ブロックを前記畦道の前後方向に連設状に敷 設した構造となっている。
【0006】 請求項2の畦道舗装構造は、両側の田、畑に高低差をもつ畦道の舗装構造であ って、前記畦道の少なくとも一側段部に杭の下部を埋設し、板状ブロックの下面 に形成された凹所を、前記杭の頭部に嵌合させ、前記板状ブロックの下面を、平 坦面とされた畦道の上面に当接させて、複数枚の板状ブロックを前記畦道の前後 方向に連設状に敷設した構造とし、前記板状ブロックの少なくとも一側端に、前 記畦道の下段部に埋設される埋設脚が形成されているものである。
【0007】 請求項3の畦道舗装構造は、両側の田、畑に高低差をもつ畦道の舗装構造であ って、前記畦道の少なくとも一側段部に杭の下部を埋設し、板状ブロックの下面 に形成された凹所を、前記杭の頭部に嵌合させ、前記板状ブロックの下面を、平 坦面とされた畦道の上面に当接させて、複数枚の板状ブロックを前記畦道の前後 方向に連設状に敷設した構造とし、前記凹所は、板状ブロックの前後端面に形成 され、前後位置に敷設される板状ブロックの前記凹所を杭の頭部にそれぞれ嵌合 させて、板状ブロックを前記畦道の前後方向に連設状に敷設してなるものである 。
【0008】 請求項4の畦道舗装構造は、両側の田、畑に高低差がない畦道の舗装構造であ って、板状ブロックの両側部に設けられた埋設用脚部を、前記畦道の両側段部に 当接させ、その下部を畦道の両側下段部に埋設し、板状ブロックの下面を、平坦 面とされた畦道の上面に当接させて、複数枚の板状ブロックを前記畦道の前後方 向に連設状に敷設した構造となっている。
【0009】 請求項5の畦道舗装構造は、両側の田、畑に高低差がない畦道の舗装構造であ って、板状ブロックの両側部に設けられた埋設用脚部を、前記畦道の両側段部に 当接させ、その下部を畦道の両側下段部に埋設し、板状ブロックの下面を、平坦 面とされた畦道の上面に当接させて、複数枚の板状ブロックを前記畦道の前後方 向に連設状に敷設した構造とし、前記板状ブロックの前後いずれか一方の側端部 に嵌合凹部を形成し、前記板状ブロックの前後いずれか他方の側端部に嵌合凸部 を形成して、前後位置に敷設される板状ブロックの嵌合凹部に嵌合凸部を嵌合さ せ、前記嵌合凹部と嵌合凸部とを連結具によつて連結固定して、複数枚の板状ブ ロックを前記畦道の前後方向に連設状に敷設してなるものである。
【0010】
【作用】
請求項1の畦道舗装構造によれば、畦道の少なくとも一側段部に下部を埋設し た杭によって、この杭の頭部に下面の凹所を嵌合した板状ブロックが所定位置に 保持されるので、荷重が加わっても正常な位置に固定され、この板状ブロックが 横擦れして畦道から側方に崩れ落ちることがなく、長期間使用しても畦道の舗装 状態が崩れることがない。 更に、板状ブロックはその下面を、平坦面とされた畦道の上面に当接させて複 数枚敷設されるので、その表面に凹凸が生じることがなく、この板状ブロックの 上での歩行や手押し車等での移動をスムーズに行うことができる。 また、杭の下部を畦道の少なくとも一側段部に埋設し、この杭の頭部に板状ブ ロックの下面の凹所を嵌合するだけで畦道の舗装ができるので、素人でも容易に 畦道の舗装工事を行うことができ、且つ、施工に必要な費用が少なくて済む。
【0011】 請求項2の畦道舗装構造によれば、板状ブロックの少なくとも一側端に形成さ れた埋設脚を畦道の下段部に埋設するようにしたので、板状ブロックの畦道に対 する敷設固定状態が更に安定したものとなり、板状ブロックが畦道から崩れ落ち ることを防止できる。 請求項3の畦道舗装構造によれば、前後位置に敷設される板状ブロックの下面 の凹所を、杭の頭部にそれぞれ嵌合させるので、前後の板状ブロックが同一線上 に敷設固定されて杭で所定位置に保持され、前後の板状ブロックの位置擦れを防 止できる。
【0012】 請求項4の畦道舗装構造によれば、板状ブロックの両側部に設けられた埋設用 脚部が、畦道の両側段部に当接した状態で、これら両側部の埋設用脚部の下部が 畦道の両側下段部に埋設されるので、板状ブロックは、安定した状態で畦道の上 面に敷設され、畦道上で横擦れすることがなく、畦道から側方に崩れ落ちること がない。 更に、板状ブロックは、その下面を、平坦面とされた畦道の上面に当接させて 畦道の前後方向に連設状に敷設されるので、その表面に凹凸が生じることがなく 、この板状ブロックの上での歩行や手押し車等での移動をスムーズに行うことが できる。
【0013】 請求項5の畦道舗装構造によれば、板状ブロックの前後いずれか一方の側端部 に形成された嵌合凹部を、板状ブロックの前後いずれか他方の側端部に形成され た嵌合凸部に嵌合させ、これら嵌合凹部と嵌合凸部とを連結具で連結固定して、 複数枚の板状ブロックを畦道の前後方向に連設状に順次敷設するので、前後の板 状ブロックが互いに連結固定されて畦道の所定位置に位置決めされる。 従って、前後の板状ブロックが位置擦れすることがなく、更に安定した状態で 畦道の所定位置に保持され、畦道から側方に個別に崩れ落ちることがない。
【0014】
【実施例】
以下、本考案に係る畦道舗装構造の実施例について、図面を参照しつつ説明す る。 図1は、第1実施例の畦道舗装構造を縦断面した状態を示し、図2は第1実施 例の畦道舗装構造における板状ブロックを畦道の前後方向に複数枚連設状に敷設 して平面視した状態を示している。
【0015】 この第1実施例の畦道舗装構造は、図1に示すように、両側の田T、畑に高低 差をもつ畦道1に適用されるものである。 その構造は、図1,図2,図5に示すように、畦道1の一側段部(図1におい ては左側段部)1aに杭2の下部2aを埋設し、コンクリートブロックからなる 板状ブロック3の下面3aに形成された凹所3bを、杭2の頭部2bに嵌合させ 、板状ブロック3の下面3aを、平坦面とされた畦道1の上面1bに当接させて 、複数枚の板状ブロック3を畦道1の前後方向に連設状に敷設している。
【0016】 杭2の頭部2bは、図10に示すように、平面視長方形に形成され、板状ブロ ック3の下面3aの凹所3bは、杭2の頭部2bに嵌合するように下面視四辺形 に形成されている。 また、杭2は、横断面長方形の角柱状に形成されたものであって、その下端部 が鋭角状に形成されている。 尚、杭2は上記の形状のものに限らず、例えば、円柱状、六角柱状に形成され たものでもよく、この場合、板状ブロック3の下面3aの凹所3bも、嵌合され る杭3の頭部2bの形状に適合する形状となる。
【0017】 更に、板状ブロック3の一側端に、畦道1の下段部1cに埋設される埋設脚3 cが形成されている。 尚、この考案は、埋設脚3cが形成されたものに限らず、埋設脚3cがないも のも勿論含むものである。 また、凹所3bは、板状ブロック3の前後端面に形成され、前後位置に敷設さ れる板状ブロック3,3の凹所3b,3bを杭2の頭部2bにそれぞれ嵌合させ て、板状ブロック3を畦道1の前後方向に連設状に敷設するようになっている。
【0018】 図中、符号Kは、コンクリートブロックからなる板状ブロック3内に補強の為 に埋設された鉄筋である。 尚、この考案では、凹所3bが板状ブロック3の前後端面に形成されたものに 限らず、板状ブロック3の下面の適宜箇所、例えば、中央寄りの左端近傍に前後 2つ形成してもよい。
【0019】 次に、第1実施例の畦道舗装構造の作用と効果について説明する。 畦道1の一側段部1aに下部2aを埋設した杭2によって、この杭2の頭部2 bに下面3aの凹所3bを嵌合した板状ブロック3が所定位置に保持されるので 、荷重が加わっても正常な位置に固定され、この板状ブロック3が横擦れして畦 道1から側方に崩れ落ちることがなく、長期間使用しても畦道1の舗装状態が崩 れることがない。
【0020】 更に、板状ブロック3はその下面3aを、平坦面とされた畦道1の上面1bに 当接させて複数枚敷設されるので、その表面3dに凹凸が生じることがなく、こ の板状ブロック3の上での歩行や手押し車等での移動をスムーズに行うことがで きる。 また、杭2の下部2aを畦道1の一側段部1aに埋設し、この杭2の頭部2b に板状ブロック3の下面3aの凹所3bを嵌合するだけで畦道1の舗装ができる ので、素人でも容易に畦道1の舗装工事を行うことができ、且つ、施工に必要な 費用が少なくて済む。
【0021】 板状ブロック3の一側端に形成された埋設脚3cを畦道1の下段部1cに埋設 するようにしたものでは、板状ブロック3の畦道1に対する敷設固定状態が更に 安定したものとなり、板状ブロック3が畦道1から崩れ落ちることを防止できる 。 前後位置に敷設される板状ブロック3の下面3aの凹所3bを、杭2の頭部2 bにそれぞれ嵌合させるものでは、前後の板状ブロック3,3が同一線上に敷設 固定されて杭2で所定位置に保持され、前後の板状ブロック3,3の位置擦れを 防止できる。
【0022】 尚、上記第1実施例では、畦道1の一側段部1aに杭2の下部2aを埋設して 、この杭2の頭部2bに、板状ブロック3の下面3aの凹所3bを嵌合するもの について説明したが、本考案はこれに限らず、例えば、畦道1の両側段部にそれ ぞれ杭2の下部2aを埋設して、これらの杭2の頭部2bに、板状ブロック3の 下面3aの両側部に形成された凹所3bを嵌合するようにしてもよい。 また、上記第1実施例では、板状ブロック3がコンクリートブロックで形成さ れたものについて説明したが、これに限らず、板状ブロック3を硬質合成樹脂で 形成してもよく、あるいは、コンクリートと発泡スチロールを合成した軽量ブロ ックで形成してもよく、又は、コンクリート板に、超軽量性、耐圧縮性、耐水性 等の特徴を有する発泡スチロールを接着して補強したものでもよい。 このように、板状ブロックを軽量ブロックで形成すると、畦道舗装の施工が行 い易く、農業に従事している人でも容易に施工を行うことができる。
【0023】 図11は、第2実施例の畦道舗装構造を縦断面した状態を示し、図12は第2 実施例の畦道舗装構造における板状ブロックを畦道の前後方向に複数枚連設状に 敷設して平面視した状態を示している。 この第2実施例の畦道舗装構造は、図11に示すように、両側の田T、畑に高 低差がない畦道11に適用されるものである。
【0024】 その構造は、コンクリートブロックからなる板状ブロック13の両側部に設け られた埋設用脚部13a,13aを、畦道11の両側段部11a,11aに当接 させ、その下部13b,13bを畦道11の両側下段部11b,11bに埋設し 、板状ブロック13の下面13fを、平坦面とされた畦道11の上面11cに当 接させて、複数枚の板状ブロック13を畦道11の前後方向に連設状に敷設して いる。
【0025】 更に、図12,図14,図15に示すように、板状ブロック13の前部の側端 部に嵌合凹部13c,13cを形成し、板状ブロック13の後部の側端部に嵌合 凸部13d,13dを形成して、前後位置に敷設される板状ブロック13,13 の嵌合凹部13c,13cに嵌合凸部13d,13dを嵌合させ、嵌合凹部13 c,13cと嵌合凸部13d,13dとを取付けボルトからなる連結具14によ つて連結固定して、複数枚の板状ブロック13を畦道11の前後方向に連設状に 敷設している。
【0026】 嵌合凹部13c,13cは、板状ブロック13の後部の側端部をL字形に切り 落とした形状となっており、嵌合凸部13d,13dは、板状ブロック13の後 部の側端部の後方にコ字形に突出した形状となっている。 嵌合凸部13d,13dには、取付けボルトからなる連結具14を螺入するた めの貫通ネジ孔13gが形成され、嵌合凹部13c,13cには、連結具14の 先端を螺入するためのネジ孔13hが形成されている。 嵌合凹部13c,13cを板状ブロック13の後部に形成し、嵌合凸部13d ,13dを板状ブロック13の前部に形成してもよい。
【0027】 尚、本考案は、嵌合凹部13c,13cと嵌合凸部13d,13dとを形成し て、これらの嵌合凹部13c,13cと嵌合凸部13d,13dを連結具14に よつて連結固定したものに限らず、他の形状、他の連結部材で、前後の板状ブロ ック13を連結固定するようにしてもよく、例えば、板状ブロック13の前端部 の上面に左右端まで切欠凹所を形成し、板状ブロック13の後端部の下面に左右 端まで切欠凹所を形成して、これら上下面の切欠凹所を互いに突き合わせて、ビ スなどの適宜な連結部材で前後の板状ブロック13,13を連結固定して、複数 枚の板状ブロック13を畦道11の前後方向に連設状に敷設するようにしてもよ い。
【0028】 次に、第2実施例の畦道舗装構造の作用と効果について説明する。 板状ブロック13の両側部に設けられた埋設用脚部13a,13aが、畦道1 1の両側段部11a,11aに当接した状態で、これら両側部の埋設用脚部13 a,13aの下部13b,13bが畦道11の両側下段部11b,11bに埋設 されるので、板状ブロック13は、安定した状態で畦道11の上面11cに敷設 され、畦道11上で横擦れすることがなく、畦道11から側方に個別に崩れ落ち ることがない。
【0029】 更に、板状ブロック13は、その下面13fを、平坦面とされた畦道11の上 面11cに当接させて畦道11の前後方向に連設状に敷設されるので、その表面 13eに凹凸が生じることがなく、この板状ブロック13の上での歩行や手押し 車等での移動をスムーズに行うことができる。 板状ブロック13の前部の側端部に形成された嵌合凹部13c,13cを、板 状ブロック13の後部の側端部に形成された嵌合凸部13d,13dに嵌合させ 、これら嵌合凹部13c,13cと嵌合凸部13d,13dとを取付けボルトか らなる連結具14で連結固定して、複数枚の板状ブロック13を畦道11の前後 方向に連設状に順次敷設するものでは、前後の板状ブロック13,13が互いに 連結固定されて畦道11の所定位置に位置決めされる。 従って、前後の板状ブロック13,13が位置擦れすることがなく、更に安定 した状態で畦道11の所定位置に保持され、畦道11から側方に個別に崩れ落ち ることがない。
【0030】 尚、上記第2実施例では、板状ブロック3がコンクリートブロックで形成され たものについて説明したが、これに限らず、板状ブロック3を硬質合成樹脂で形 成してもよく、あるいは、コンクリートと発泡スチロールを合成した軽量ブロッ クで形成してもよく、又は、コンクリート板に、超軽量性、耐圧縮性、耐水性等 の特徴を有する発泡スチロールを接着して補強したものでもよい。 このように、板状ブロックを軽量ブロックで形成すると、畦道舗装の施工が行 い易く、農業に従事している人でも容易に施工を行うことができる。
【0031】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1の畦道舗装構造は、両側の田、畑に高低差をも つ畦道の舗装構造であって、前記畦道の少なくとも一側段部に杭の下部を埋設し 、板状ブロックの下面に形成された凹所を、前記杭の頭部に嵌合させ、前記板状 ブロックの下面を、平坦面とされた畦道の上面に当接させて、複数枚の板状ブロ ックを前記畦道の前後方向に連設状に敷設した構造となっているものであるから 、以下に述べる効果を奏する。
【0032】 即ち、畦道の少なくとも一側段部に下部を埋設した杭によって、この杭の頭部 に下面の凹所を嵌合した板状ブロックが所定位置に保持されるので、荷重が加わ っても正常な位置に固定され、この板状ブロックが横擦れして畦道から側方に崩 れ落ちることがなく、長期間使用しても畦道の舗装状態が崩れることがない。 更に、板状ブロックはその下面を、平坦面とされた畦道の上面に当接させて複 数枚敷設されるので、その表面に凹凸が生じることがなく、この板状ブロックの 上での歩行や手押し車等での移動をスムーズに行うことができる。 また、杭の下部を畦道の少なくとも一側段部に埋設し、この杭の頭部に板状ブ ロックの下面の凹所を嵌合するだけで畦道の舗装ができるので、素人でも容易に 畦道の舗装工事を行うことができ、且つ、施工に必要な費用が少なくて済む。
【0033】 請求項2の畦道舗装構造は、両側の田、畑に高低差をもつ畦道の舗装構造であ って、前記畦道の少なくとも一側段部に杭の下部を埋設し、板状ブロックの下面 に形成された凹所を、前記杭の頭部に嵌合させ、前記板状ブロックの下面を、平 坦面とされた畦道の上面に当接させて、複数枚の板状ブロックを前記畦道の前後 方向に連設状に敷設した構造とし、前記板状ブロックの少なくとも一側端に、前 記畦道の下段部に埋設される埋設脚が形成されているものであるから、以下に述 べる効果を奏する。 即ち、板状ブロックの少なくとも一側端に形成された埋設脚を畦道の下段部に 埋設するようにしたので、板状ブロックの畦道に対する敷設固定状態が更に安定 したものとなり、板状ブロックが畦道から崩れ落ちることを防止できる。
【0034】 請求項3の畦道舗装構造は、両側の田、畑に高低差をもつ畦道の舗装構造であ って、前記畦道の少なくとも一側段部に杭の下部を埋設し、板状ブロックの下面 に形成された凹所を、前記杭の頭部に嵌合させ、前記板状ブロックの下面を、平 坦面とされた畦道の上面に当接させて、複数枚の板状ブロックを前記畦道の前後 方向に連設状に敷設した構造とし、前記凹所は、板状ブロックの前後端面に形成 され、前後位置に敷設される板状ブロックの前記凹所を杭の頭部にそれぞれ嵌合 させて、板状ブロックを前記畦道の前後方向に連設状に敷設してなるものである から、以下に述べる効果を奏する。 即ち、前後位置に敷設される板状ブロックの下面の凹所を、杭の頭部にそれぞ れ嵌合させるので、前後の板状ブロックが同一線上に敷設固定されて杭で所定位 置に保持され、前後の板状ブロックの位置擦れを防止できる。
【0035】 請求項4の畦道舗装構造は、両側の田、畑に高低差がない畦道の舗装構造であ って、板状ブロックの両側部に設けられた埋設用脚部を、前記畦道の両側段部に 当接させ、その下部を畦道の両側下段部に埋設し、板状ブロックの下面を、平坦 面とされた畦道の上面に当接させて、複数枚の板状ブロックを前記畦道の前後方 向に連設状に敷設した構造となっているので、以下に述べる効果を奏する。
【0036】 即ち、板状ブロックの両側部に設けられた埋設用脚部が、畦道の両側段部に当 接した状態で、これら両側部の埋設用脚部の下部が畦道の両側下段部に埋設され るので、板状ブロックは、安定した状態で畦道の上面に敷設され、畦道上で横擦 れすることがなく、畦道から側方に崩れ落ちることがない。 更に、板状ブロックは、その下面を、平坦面とされた畦道の上面に当接させて 畦道の前後方向に連設状に敷設されるので、その表面に凹凸が生じることがなく 、この板状ブロックの上での歩行や手押し車等での移動をスムーズに行うことが できる。
【0037】 請求項5の畦道舗装構造は、両側の田、畑に高低差がない畦道の舗装構造であ って、板状ブロックの両側部に設けられた埋設用脚部を、前記畦道の両側段部に 当接させ、その下部を畦道の両側下段部に埋設し、板状ブロックの下面を、平坦 面とされた畦道の上面に当接させて、複数枚の板状ブロックを前記畦道の前後方 向に連設状に敷設した構造とし、前記板状ブロックの前後いずれか一方の側端部 に嵌合凹部を形成し、前記板状ブロックの前後いずれか他方の側端部に嵌合凸部 を形成して、前後位置に敷設される板状ブロックの嵌合凹部に嵌合凸部を嵌合さ せ、前記嵌合凹部と嵌合凸部とを連結具によつて連結固定して、複数枚の板状ブ ロックを前記畦道の前後方向に連設状に敷設してなるものであるから、以下に述 べる効果を奏する。
【0038】 即ち、板状ブロックの前後いずれか一方の側端部に形成された嵌合凹部を、板 状ブロックの前後いずれか他方の側端部に形成された嵌合凸部に嵌合させ、これ ら嵌合凹部と嵌合凸部とを連結具で連結固定して、複数枚の板状ブロックを畦道 の前後方向に連設状に順次敷設するので、前後の板状ブロックが互いに連結固定 されて畦道の所定位置に位置決めされる。 従って、前後の板状ブロックが位置擦れすることがなく、更に安定した状態で 畦道の所定位置に保持され、畦道から側方に個別に崩れ落ちることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る畦道舗装構造の第1実施例の縦断
面図である。
【図2】第1実施例の畦道舗装構造における板状ブロッ
クの連結固定状態を示す平面図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】図2におけるB−B線断面図である。
【図5】図2におけるC−C線断面図である。
【図6】第1実施例の畦道舗装構造における板状ブロッ
クの平面図である。
【図7】図6におけるD−D線断面図である。
【図8】図6におけるE−E線断面図である。
【図9】図6におけるF−F線断面図である。
【図10】第1実施例の畦道舗装構造における杭の斜視
図である。
【図11】第2実施例の畦道舗装構造の縦断面図であ
る。
【図12】第2実施例の畦道舗装構造における板状ブロ
ックの連結固定状態を示す平面図である。
【図13】図12におけるG−G線断面図である。
【図14】図12におけるH−H線断面図である。
【図15】図12におけるI−I線断面図である。
【図16】第2実施例の畦道舗装構造における板状ブロ
ックの平面図である。
【図17】図16におけるJ−J線断面図である。
【図18】図16におけるK−K線断面図である。
【図19】図16におけるL−L線断面図である。
【図20】図16におけるM−M線断面図である。
【図21】従来の畦道舗装構造の一例を示す縦断面図で
ある。
【図22】従来の畦道舗装構造の他の例を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
T 田 1 畦道 1a 一側段部 1b 上面 1c 下段部 2 杭 2a 下部 2b 頭部 3 板状ブロック 3a 下面 3b 凹所 3c 埋設脚 11 畦道 11a 両側段部 11b 両側下段部 11c 上面 13 板状ブロック 13a 埋設用脚部 13b 下部 13c 嵌合凹部 13d 嵌合凸部 13f 下面 14 連結具

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側に高低差をもつ畦道の舗装構造であっ
    て、 前記畦道の少なくとも一側段部に杭の下部を埋設し、 板状ブロックの下面に形成された凹所を、前記杭の頭部
    に嵌合させ、 前記板状ブロックの下面を、平坦面とされた畦道の上面
    に当接させて、複数枚の板状ブロックを前記畦道の前後
    方向に連設状に敷設した構造としたことを特徴とする畦
    道舗装構造。
  2. 【請求項2】両側の田、畑に高低差をもつ畦道の舗装構
    造であって、 前記畦道の少なくとも一側段部に杭の下部を埋設し、 板状ブロックの下面に形成された凹所を、前記杭の頭部
    に嵌合させ、 前記板状ブロックの下面を、平坦面とされた畦道の上面
    に当接させて、複数枚の板状ブロックを前記畦道の前後
    方向に連設状に敷設した構造とし、 前記板状ブロックの少なくとも一側端に、前記畦道の下
    段部に埋設される埋設脚が形成されていることを特徴と
    する畦道舗装構造。
  3. 【請求項3】両側の田、畑に高低差をもつ畦道の舗装構
    造であって、 前記畦道の少なくとも一側段部に杭の下部を埋設し、 板状ブロックの下面に形成された凹所を、前記杭の頭部
    に嵌合させ、 前記板状ブロックの下面を、平坦面とされた畦道の上面
    に当接させて、複数枚の板状ブロックを前記畦道の前後
    方向に連設状に敷設した構造とし、 前記凹所は、板状ブロックの前後端面に形成され、 前後位置に敷設される板状ブロックの前記凹所を杭の頭
    部にそれぞれ嵌合させて、板状ブロックを前記畦道の前
    後方向に連設状に敷設してなることを特徴とする畦道舗
    装構造。
  4. 【請求項4】両側の田、畑に高低差がない畦道の舗装構
    造であって、 板状ブロックの両側部に設けられた埋設用脚部を、前記
    畦道の両側段部に当接させ、その下部を畦道の両側下段
    部に埋設し、 板状ブロックの下面を、平坦面とされた畦道の上面に当
    接させて、複数枚の板状ブロックを前記畦道の前後方向
    に連設状に敷設した構造としたことを特徴とする畦道舗
    装構造。
  5. 【請求項5】両側の田、畑に高低差がない畦道の舗装構
    造であって、 板状ブロックの両側部に設けられた埋設用脚部を、前記
    畦道の両側段部に当接させ、その下部を畦道の両側下段
    部に埋設し、 板状ブロックの下面を、平坦面とされた畦道の上面に当
    接させて、複数枚の板状ブロックを前記畦道の前後方向
    に連設状に敷設した構造とし、 前記板状ブロックの前後いずれか一方の側端部に嵌合凹
    部を形成し、 前記板状ブロックの前後いずれか他方の側端部に嵌合凸
    部を形成して、 前後位置に敷設される板状ブロックの嵌合凹部に嵌合凸
    部を嵌合させ、 前記嵌合凹部と嵌合凸部とを連結具によつて連結固定し
    て、複数枚の板状ブロックを前記畦道の前後方向に連設
    状に敷設してなることを特徴とする畦道舗装構造。
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