JP3038302B2 - 移動棚装置 - Google Patents

移動棚装置

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JP3038302B2
JP3038302B2 JP7199293A JP19929395A JP3038302B2 JP 3038302 B2 JP3038302 B2 JP 3038302B2 JP 7199293 A JP7199293 A JP 7199293A JP 19929395 A JP19929395 A JP 19929395A JP 3038302 B2 JP3038302 B2 JP 3038302B2
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藤 裕 保 加
崎 久 二 夫 岩
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、底部に車輪を装着した
棚部材の複数個を、前記車輪を床上に設けたレール上に
載せて設置し、個々の棚部材を移動可能にした移動棚に
おいて、主として高層式の移動棚であって、棚部材の高
い位置に収めてある収納物を容易に取り出したり新たな
収納物を収納したりすることの出来る移動棚装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】底部に車輪を装着した棚部材の複数個
を、前記車輪を床上に設けたレール上に載せて設置し、
個々の棚部材を移動可能にした移動棚は公知であり、収
納効率がよいところから、多方面に亘って有用されてい
る。
【0003】而して、通常の移動棚は、その高さが2m
程度と床上から人の手が届く高さのものが多いが、最近
では収納効率を更によくするために、4〜6mの高さの
ものが作製され、使用されるようになった。然し乍ら、
このように高さが高くなると、収納物の出し入れに梯子
や踏台等が必要となり、出し入れ作業においては梯子を
掛けたり踏台をセットしなければならず、梯子や踏台,
脚立等の運搬や設置に手間とかなりの労力を必要とする
ため、なんらかの配慮が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来技術に鑑み、収納物の出し入れに際して、大がか
りな梯子のようなものを必要とせず、梯子や脚立のよう
なものを用いなくても、容易に収納物の出し入れを行う
ことが出来る移動棚装置を提供することを、その課題と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明の第一の移動棚装置の構成
は、底部に車輪を装着した棚部材の複数個を、前記車輪
を床上に設けたレール上に載せて設置し、個々の棚部材
を移動可能にすると共に、所望の棚部材と隣接する棚部
材との間を開けば、それらの間の適宜高さに足場部材が
形成される手段を設けた移動棚装置において、前記足場
部材が形成される手段は、隣接する棚部材の適宜高さに
位置付けて開閉自在に取付けた足場部材を、その一側を
棚部材の一側に開閉自在に取付け、その他側を対応する
棚部材の対向側に設けた案内部材に支持させ、両棚部材
を開けば、前記足場部材の他側が前記案内部材に案内さ
れて下降し水平状態において当該案内部材に支持される
ように形成したことを、また、第二の移動棚装置の構成
は、底部に車輪を装着した棚部材の複数個を、前記車輪
を床上に設けたレール上に載せて載置し、個々の棚部材
を移動可能にした移動棚装置において、両側に位置させ
て固定した棚部材、又は一側に位置させて固定した棚部
材と他側に固定立設した柱部材に、中間の棚部材を貫通
させて足場部材を架着し、前記中間の棚部材により前記
足場部材を支持させると共に、それら中間の棚部材に該
棚部材を円滑に移動可能にする支持手段を設けたこと
を、更に、第三の移動棚装置の構成は、底部に車輪を装
着した棚部材の複数個を、前記車輪を床上に設けたレー
ル上に載せて載置し、個々の棚部材を移動可能にした移
動棚装置において、移動棚装置の上方に足場部材を昇降
自在に支持した移動可能なクレーン等の昇降手段を配設
し、任意の中間の棚部材とこれに隣接する棚部材との間
を開いて形成された空間に、前記昇降手段に設けた足場
部材を下降させて適宜の高さに固定するようにしたこと
を、それぞれ特徴とするものである。
【0006】本発明の第一の移動棚装置は、隣接する棚
部材の適宜高さに位置付けて足場部材を開閉自在に取付
けたから、棚部材から所望の収容物を取り出したり、新
たに収納物を出し入れする場合、該棚部材と隣接する棚
部材との間を開けば、足場部材が棚板のように開いて足
場が形成されるので、作業者がその上に乗って所望の収
容物の出し入れ作業を簡易に行うことが出来る。尚、足
場部材の高さが高い場合は、図示しないが、例えば移動
自在にした階段状ステップや、移動棚装置の周囲の壁等
に設けた回廊などを用いれば、容易に前記足場部材に乗
り移ることが出来る。
【0007】また、本発明の第二の移動棚装置は、足場
部材を、中間の棚部材を貫通させて両側の固定された棚
部材、または、一側の固定された棚部材と他側の柱部材
に適宜高さに架設し、且つ中間の棚部材が円滑に移動出
来るようにしたから、所望の棚部材と隣接する棚部材間
を開けば、足場部材が露出されるので、上記第一の移動
棚装置と同様、棚の高い位置で簡易に収納物の出し入れ
作業を行うことが出来る。
【0008】更に、本発明の第三の移動棚装置は、移動
棚装置の上方に足場部材を昇降自在に設けた移動可能な
昇降手段、例えば天井クレーンを配設し、任意の中間の
棚部材とこれに隣接する棚部材との間を開いて形成され
た空間に、前記クレーンに設けた足場部材を下降させて
適宜の高さに固定するようにしたから、必要に応じて、
所望の棚部材と隣接する棚部材との間を開いて、足場部
材をその空間に下降設置すれば、足場が形成されるの
で、上記第一,第二の移動棚装置と同様、簡易に収納物
の出し入れ作業を行うことが出来る。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図により説明する。
図1は本発明の第一の移動棚装置の一例の斜視図、図2
は図1の装置の要部の斜視図、図3は図1の装置の足場
部材を開く状態を示す正面図、図4は移動棚装置におけ
る公知の足場部材の正面図、図5は図4の装置の足場部
材を開いた状態の正面図、図6は本発明の第二の移動棚
装置の一例の正断面図、図7は本発明の第三の移動棚装
置の正面図、図8は図7の装置に足場を形成した状態の
正面図である。
【0010】図1〜図3において、1,1a,1b,1
cは底部に設けた車輪1rによりレールR上に移動可能
に設置した棚部材、2は個々の棚部材の間の適宜高さ、
図示した例では高さ方向の中間に開閉自在(又は、起伏
自在、以下、同じ。)に取付けた足場部材で、この足場
部材2は、例えば、棚部材1aの一側(図における右
側)の適宜の高さの部位にピボット21などの軸を介し
てその一側を枢着し、他側にはガイド輪22を1又は複
数個取付けて、棚部材1bの棚部材1aに対面する側に
前記ガイド輪22に対応させて装着した縦レール状の案
内部材23に関連させ、棚部材1a,1bが近接してい
る状態にあっては、足場部材2はガイド輪22が案内部
材23の上端部に位置して直立に近い斜め状態にあり、
棚部材1aと1bを開けば、ガイド輪22が案内部材2
3に案内されて下降し、略水平状態になったところで、
その他側を案内部材23の受け部24に支持させるよう
になっている。ここで、足場部材2は各棚部材1〜1c
の右側に対面した隣接する棚部材に対して設けられてい
る。
【0011】従って、各棚部材1〜1cの上部から所望
の収納物を出し入れするときは、出し入れする棚部材の
間を開き、そこに水平に形成される足場部材2の上に乗
ってその作業を簡易に行うことが出来る。また、足場部
材2の高さが高い場合には専用のステップ台車、或は、
本発明棚装置の周囲に形成した専用回廊から乗り移れ
ば、容易に該足場部材2の上に乗ることが出来る。
【0012】図4,図5は、移動棚装置における公知の
足場部材の例を示すもので、図4,5に示す足場部材2
aは、上記足場部材2と同様の機能を持つ。即ち、図
4,図5の足場部材2aは、その中間を逆V字状に折畳
まれるようにしたもので、中央部をヒンジ2bにより開
閉自在にし、両側を、前記足場部材2のピボット21と
同様に、棚部材1a,1bの対向する面の中央部辺にピ
ボット2c,2cを介して枢着し、密集状態においては
足場部材2aを折畳み状態にして閉じておき、必要に応
じて棚部材1a,1b間を開けば、足場部材2aが水平
状態になり、ヒンジ2bによってこの状態が保持される
構成のものである。
【0013】図6は本発明の第二の移動棚装置の一例の
断面図で、この移動棚装置は、両側の棚部材1,1nの
位置を固定し、それら棚部材1,1nに、中間の棚部材
1a,1bを貫通させて、足場部材3を適宜高さにおい
て架着1fしたものであり、中間の棚部材1a,1b
に、前記足場部材3を支持させると共にそれら中間の棚
部材1a,1bが円滑に移動できるように、取付部材4
を介してローラ5を装着して構成される。
【0014】上記の足場部材3は、各棚部材の間を開け
ばその間に露出されるから、所望の収納物を出し入れす
るときは、足場部材3の上に乗れば、簡易にその作業を
行うことが出来、また、足場部材3の高さが高い場合
は、前述したように脚立等を用いることにより、容易に
該足場部材3の上に乗ることが出来る。図6の実施例に
おいて、棚部材1又は1nの裏面側の左右に柱(図示せ
ず)を立設し、この柱に梁部材を介して又は介さないで
足場部材3を架着することにより、棚部材1又は1nも
移動棚にして使用できるように形成することができる。
【0015】図7,8は本発明の第三の移動棚装置の一
例を示すもので、移動棚の上に、天井等に配備したレー
ルRAに、足場部材6をワイヤやチェーン等の索7aを
介して昇降自在に取付けた天井クレーン7を、足場部材
6の昇降手段の一例として走行自在に装着して成り、例
えば、棚部材1aと1bとの間を開き、前記天井クレー
ン7をその真上に移動させて、足場部材6を所望の高さ
に位置させ、作業者が簡易な梯子や脚立を用いて足場部
材6上に乗れば、上記棚部材に所望の収納物を出し入れ
する作業を簡易に行うことが出来る。従って、この第三
の移動棚装置は、棚部材が更に高層のものである場合
に、足場部材6を任意の高さに位置付けることができる
ので、極めて有効である。尚、足場部材6はこれを図8
に破線で示すように、天井クレーン7に傾斜させて待機
させるようにし、棚部材間に降下させた後、水平になる
ようにすれば、その設置に際して、棚部材に衝突させて
該棚部材を損傷させるようなおそれはない。なお、天井
クレーン7に代え、走行タイプのホイストやチェーンブ
ロック等の昇降手段を使用することは任意である。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のとおりであって、底部に
車輪を装着した棚部材の複数個を、前記車輪を床上に設
けたレール上に載せて設置し、個々の棚部材を移動可能
にした移動棚装置において、隣接する棚部材の間を開け
ば、足場部材がそれらの間に形成されるか、それらの間
に足場部材を設置できるようにしたから、棚部材が高さ
の高いものであっても、この足場部材を使用することに
より、高い収納位置での所望の収納物の出し入れを極め
て簡易に行うことが出来るので、特に高層の移動棚装置
として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の移動棚装置の一例の斜視図。
【図2】図1の装置の要部の斜視図。
【図3】図1の装置の足場部材を開く状態を示す正面
図。
【図4】移動棚装置における公知の足場部材の正面図。
【図5】図4の装置の足場部材を開いた状態の正面図。
【図6】本発明の第二の移動棚装置の一例の正断面図。
【図7】本発明の第三の移動棚装置の正面図。
【図8】図7の装置に足場を形成した状態の正面図。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1n 棚部材 2,2a,3,6 足場部材 21 ピボット 22 ガイド輪 23 案内部材 24 受け部 2b ヒンジ 2c ピボット 4 ローラ取付部材 5 ローラ 7 天井クレーン R レール RA 天井クレーンのレール
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−25652(JP,U) 実開 平3−16432(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 53/00 - 53/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に車輪を装着した棚部材の複数個
    を、前記車輪を床上に設けたレール上に載せて設置し、
    個々の棚部材を移動可能にすると共に、所望の棚部材と
    隣接する棚部材との間を開けば、それらの間の適宜高さ
    に足場部材が形成される手段を設けた移動棚装置におい
    て、前記足場部材が形成される手段は、隣接する棚部材
    の適宜高さに位置付けて開閉自在に取付けた足場部材
    を、その一側を棚部材の一側に開閉自在に取付け、その
    他側を対応する棚部材の対向側に設けた案内部材に支持
    させ、両棚部材を開けば、前記足場部材の他側が前記案
    内部材に案内されて下降し水平状態において当該案内部
    材に支持されるように形成したことを特徴とする移動棚
    装置。
  2. 【請求項2】 底部に車輪を装着した棚部材の複数個
    を、前記車輪を床上に設けたレール上に載せて載置し、
    個々の棚部材を移動可能にした移動棚装置において、両
    側に位置させて固定した棚部材、又は一側に位置させて
    固定した棚部材と他側の柱部材に、中間の棚部材を貫通
    させて足場部材を架着し、前記中間の棚部材により前記
    足場部材を支持させると共に、それら中間の棚部材に該
    棚部材を円滑に移動可能にする手段を設けたことを特徴
    とする移動棚装置。
  3. 【請求項3】 中間の棚部材を円滑に移動可能にする手
    段は、それら棚部材に装着し足場部材を受けて支持する
    ローラ又は転動ボールである請求項2の移動棚装置。
  4. 【請求項4】 底部に車輪を装着した棚部材の複数個
    を、前記車輪を床上に設けたレール上に載せて載置し、
    個々の棚部材を移動可能にした移動棚装置において、移
    動棚装置の上方に足場部材を昇降自在に設けた移動可能
    なクレーンを配設し、任意の中間の棚部材とこれに隣接
    する棚部材との間を開いて形成された空間に、前記クレ
    ーンに設けた足場部材を下降させて適宜の高さに固定す
    るようにしたことを特徴とする移動棚装置。
  5. 【請求項5】 足場部材は、クレーンに傾斜状態で支持
    し、その下降時に水平状態に固定するようにした請求項
    4の移動棚装置。
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