JP3040877B2 - 製織方法 - Google Patents

製織方法

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JP3040877B2
JP3040877B2 JP4109119A JP10911992A JP3040877B2 JP 3040877 B2 JP3040877 B2 JP 3040877B2 JP 4109119 A JP4109119 A JP 4109119A JP 10911992 A JP10911992 A JP 10911992A JP 3040877 B2 JP3040877 B2 JP 3040877B2
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cross
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roll
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勉 西念
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Tsudakoma Corp
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Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロスロールを交換す
べく織布工場内を運行されるクロスロールドッファが、
所定の時刻までに織機の近傍に到着しない場合における
製織方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、織機からのクロスロールの交換要
求の時期について前記織機により製織された布の長さが
切卸し長に達する切卸し時刻以前とし、また、クロスロ
ールドッファの前記織機の近傍への到着時刻を前記切卸
し時刻以前に設定することが提案されている(特開平3
−31154号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これによれば、前記切
卸し時刻後の織機の稼働停止およびこれに伴う稼働率の
低下を回避することができる。しかし、クロスロールの
交換要求が複数の織機においてほぼ同時に生じ、あるい
は、1のクロスロールドッファによるクロスロールの交
換作業が他のクロスロールドッファの移動の妨げとなる
ときは織機の近傍へのクロスロールドッファの到着が遅
れ、その到着時刻が前記切卸し時刻以後となる場合があ
る。この場合には、織機はクロスロールドッファが到着
するまでその稼働を停止され、織機の稼働率は低下す
る。また、この場合、クロスロールドッファは、交換要
求があった当該織機の近傍への到着遅れにも拘わらずこ
れに向けて運行されるため、この間に切卸し時刻に達し
た他の織機があっても該織機についてクロスロールの交
換作業に振り向けられないため、クロスロールドッファ
の効率的運行を期しがたい。本発明の目的は、織機の近
傍へのクロスロールドッファの到着の遅れが生じた場
合、これに伴う織機の稼働率の低下をできるかぎり小さ
いものとすると共にこの場合におけるクロスロールドッ
ファの効率的運行を実現することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の織機が
設置された織布工場内を運行され、前記織機からのクロ
スロールの交換要求を受けて前記織機の近傍に移動し、
前記クロスロールの交換を行うクロスロールドッファが
前記織機により製織された布の切卸し時刻までに前記織
機の近傍に到着しないとき、前記切卸し時刻に前記織機
の稼働を停止し、さらに、前記織機の停止後の予め定め
た時間内に前記クロスロールドッファが前記織機の近傍
に到着しないとき、前記織機からのクロスロールの交換
要求を取り消しかつ予め定めた長さだけ余分に製織すべ
く前記織機を稼働させることを特徴とする。本発明は、
また、複数の織機が設置された織布工場内を運行され、
前記織機からのクロスロールの交換要求を受けて前記織
機の近傍に移動し、前記クロスロールの交換を行うクロ
スロールドッファが前記織機により製織された布の切卸
し時刻までに前記織機の近傍に到着しないとき、前記織
機からのクロスロールの交換要求を取り消しかつ予め定
めた長さだけ余分に製織すべく前記織機の稼働を継続す
ることを特徴とする。余分な製織長さは1反または1疋
とすることができる。
【0005】
【発明の作用および効果】本発明によれば、前記切卸し
時刻後の予め定めた時間の経過後に前記予め定めた長さ
だけ余分に製織すべく織機を稼働することとし、あるい
は、前記予め定めた長さだけ余分に製織すべく前記切卸
し時刻後も織機の稼働を継続することとした結果、前記
切卸し時刻の後は織機を停止状態に維持する場合と比較
して、織機の稼働の停止時間は少なくあるいは全くな
く、したがって、織機の稼働率の低下は小さくあるいは
全く生じない。クロスロールドッファによるクロスロー
ルの交換は、前記余分の製織の終了前後に行なうべく改
めて設定することができる。また、前記予め定めた時間
の経過後、あるいは、前記切卸し時刻に織機からのクロ
スロールの交換要求を取り消すことにより、前記織機へ
向けての前記クロスロールドッファの移動を中止し、あ
るいは、前記予め定めた時間の経過後または前記切卸し
時刻後に前記織機の近傍に到着したクロスロールドッフ
ァによるクロスロールの交換作業の開始を中止し、前記
クロスロールドッファを他の織機におけるクロスロール
の交換の用に振り向け、前記クロスロールドッファをよ
り効率的に運行することができる。
【0006】
【実施例】図1を参照すると、織布工場10に複数の織
機12と、ステーション14とが設置されている。各織
機12には該織機が製織した布を巻き取るためのクロス
ロール(図示せず)が着脱可能に据えつけられている。
【0007】前記布が1の織機12により所定の長さす
なわち切卸し長まで織り上げられたとき、すなわち切卸
し時刻となったとき、前記切卸し長まで織られた布が巻
かれたクロスロール(以下「満クロスロール」とい
う。)は、後記クロスロールドッファ16を介して、新
たなクロスロール(以下「空クロスロール」という。)
と交換される。クロスロールの交換は、前記満クロスロ
ールの当該織機12からの取り外し、当該織機12への
前記空クロスロールの供給および前記布の切断の各作業
を経て行なわれる。前記クロスロールの交換中、当該織
機はその稼働を継続され、製織を続ける。前記クロスロ
ールの交換後、前記満クロスロールはステーション14
に運ばれ、ステーション14内に設けられた保管場所で
あるストッカ(図示せず)におろされる。
【0008】織機12からの前記満クロスロールの回収
および当該織機12への前記空クロスロールの供給のた
め、クロスロールドッファと称される装置16が用いら
れる。クロスロールドッファ16は、各織機12の近傍
およびステーション14を巡る例えば線路18に沿って
織布工場10内を運行される。図示の例では、1台のク
ロスロールドッファ16のみが示されているが、通常、
複数台のクロスロールドッファが使用される。
【0009】クロスロールドッファ16は、織機12の
求めに応じて、好ましくは製織中の布の長さが前記切卸
し長となる切卸し時刻の直前に当該織機12の近傍に到
着するように、ステーション14を発進される。これに
よれば、織機12の稼働停止を回避しかつ織機12の近
傍でのクロスロールドッファ16の待機時間を最小限に
抑えることができる。
【0010】ところで、複数の織機12においてほぼ同
時に前記クロスロールの交換が必要となったり、図示の
例ではないが、1のクロスロールドッファによるクロス
ロールの交換作業のために他のクロスロールドッファが
線路上を移動することができないことがある。このよう
なとき、クロスロールドッファ16の到着は遅れる。こ
のとき、織機12は、前記切卸し時刻にその稼働を停止
され、クロスロールドッファ16の到着を待つ。その結
果、織機12の稼働の中断が長引き、当該織機の稼働率
が低下することがある。
【0011】このような場合、前記布の長さが切卸し長
となったあとの猶予時間(例えば10分間)を予め定
め、この猶予時間内にクロスロールドッファ16が織機
12の近傍に到着しないときは、前記猶予時間すなわち
予め定めた時間の経過後、当該織機16から出されたク
ロスロールドッファ16へのクロスロールの交換要求を
取り消し、また、1反、1疋のような予め定めた長さだ
け余分に製織する。この例に代えて、前記猶予時間を設
定することなく、前記切卸し時刻となったとき、織機1
2からの前記クロスロールの交換要求を取り消しかつ予
め定めた長さだけ余分に製織すべく織機12の稼働を継
続することができる。これにより、当該織機12の稼働
停止時間を最小限に抑えあるいは零とし、また、クロス
ロールドッファ16の行き先を他の織機に変更しあるい
はステーション14に戻してここで待機させることがで
きる。
【0012】より詳細に説明すると、各織機12のため
の織機制御装置(図示せず)が次の式(1)に基づいて
製織長を算出し、その結果を、各織機12に対して製織
に関する制御を行なうためのホストコンピュータ20に
出力する。 製織長=ピック数×布縮率/打込密度 ・・・(1) ホストコンピュータ20は、各織機12における製織長
が切卸し長になるまでの残り時間を次の式(2)に基づ
いて算出する。 残り時間=(切卸し長−製織長)×稼働時間/製織長・・・(2)
【0013】図示の例では、前記残り時間が、ステーシ
ョン14から各織機12へのクロスロールドッファ16
の移動に要する時間等を考慮して定められた所定値とな
ったとき、ホストコンピュータ20が、前記クロスロー
ルの交換を必要とする織機12についての呼出信号をク
ロスロールドッファ制御装置22に出力し、これに基づ
いて、クロスロールドッファ制御装置22がステーショ
ン14に待機中のクロスロールドッファ16に対して発
進指令を出す。
【0014】他方、前記織機制御装置は、当該織機にお
ける製織長が切卸し長となったとき(カウントアップ)
すなわち前記切卸し時刻にクロスロールドッファ16が
当該織機の近傍に到着しているか否かの確認を行なう。
クロスロールドッファ16が織機12の近傍に到着した
ときは、クロスロールドッファ16が作業電力供給用コ
ネクタおよび制御信号用コネクタを介して当該織機に接
続され、前記制御信号用コネクタを介して到着した旨の
信号(以下「到着信号」という。)を当該織機に出力す
る。したがって、前記織機制御装置は前記到着信号の有
無によりクロスロールドッファ16の到着および未到着
を確認する。到着しているとき、当該織機の稼働を継続
させかつクロスロールドッファ16に前記クロスロール
の交換作業を行なわせる。クロスロールドッファ16は
前記クロスロールの交換作業を行なった後、前記織機制
御装置に動作完了信号を出力し、ステーション14に帰
還する。前記動作完了信号を受けた前記織機制御装置
は、製織カウンタをリセットする。
【0015】逆に、クロスロールドッファ16が未到着
のときは、当該織機12の稼働を停止し、クロスロール
ドッファ16の到着を待つ。当該織機12の稼働停止
後、前記猶予時間内にクロスロールドッファ16が当該
織機の近傍に到着したとき、クロスロールドッファ16
は前記したと同様の布の切卸し、クロスロールの交換作
業、動作完了信号の出力を行ない、織機12が起動され
た後、ステーション14に帰還する。前記切卸し時刻ま
でにクロスロールの交換を要求する織機12の近傍にク
ロスロールドッファ16が到着せず、当該織機12の稼
働を継続するときは、前記切卸し時刻の直後に前記製織
カウンタのプリセット値を任意の長さ、例えば1反、1
疋等の単位長さだけ追加し、また、ホストコンピュータ
20へクロスロールドッファ16の呼出しを取り消す信
号を出力する。
【0016】また、前記猶予時間内にクロスロールドッ
ファ16が当該織機の近傍に到着しないときは、前記織
機制御装置がホストコンピュータ20に対してクロスロ
ールドッファ16の呼出しを取り消す信号を出力し、か
つ、前記製織カウンタのプリセット値を任意の長さ、例
えば1反、1疋等の単位長さだけ増やし、その後、当該
織機12を稼働させる。ホストコンピュータ20は、ク
ロスロールドッファ制御装置22に対して、当該織機1
2への呼出しが取り消されたことを知らせる。クロスロ
ールドッファ制御装置22は、移動中のクロスロールド
ッファ16に対して当該織機への移動を中止する指令を
出力する。その結果、クロスロールドッファ16は当該
織機への移動を中止し、ステーション14またはクロス
ロールの交換要求を出力している他の織機へ向かう。
【0017】その後、製織長が新たな切卸し長に達する
までの残り時間が所定値となったとき、前記したと同様
にホストコンピュータ20がクロスロールドッファ制御
装置22へ呼出し信号を出力する。製織長が新たな切卸
し長に達した後、前記と同じ猶予時間が経過してもクロ
スロールドッファ16が到着しないとき、再び前記製織
カウンタのプリセット値を1反、1疋等の単位長さを追
加する。この追加の許容回数は、前記クロスロールへの
巻き取り余裕長さ(巻き取り長さの上限−現在の製織
長)および経糸ビーム(図示せず)における経糸の残量
に基づいて設定することができる。したがって、追加が
許容回数に達していれば、それ以上の追加を行なわず、
前記織機制御装置は警報を出力し、当該織機12を停止
状態におく。
【0018】クロスロールドッファ制御装置22が移動
中のクロスロールドッファ16に対して信号を出力でき
ない制御システムであって、織機12の近傍に到着した
後のクロスロールドッファ16が前記ストッカへ向けて
移動され、該ストッカにおいて前記満クロスロールの受
け渡し動作を行なうようにプログラムされているシステ
ムがある。この場合、次のようにして前記交換要求の取
り消しを行なう。すなわち、クロスロールドッファ制御
装置22は、クロスロールドッファ16が前記満クロス
ロールの受け渡しを行なわないように、その旨の信号を
前記ストッカの制御装置(図示せず)に出力する。これ
により、クロスロールドッファ16は、織機12の近傍
へ移動し、当該織機の織機制御装置から交換中止の指令
を入力した後、交換作業を行なわずに前記ストッカに向
けて移動し、前記ストッカにて満クロスロールの受け渡
し作業を行なうことなくステーション14の待機位置へ
戻る。
【0019】図示の例では、前記猶予時間内にクロスロ
ールドッファ16が当該織機の近傍に到着しないとき、
自動的に呼出しの取り消し信号を出力するとともに、製
織カウンタのプリセット値を1反または1疋追加して織
機を起動したが、これらの操作を職工に行なわせてもよ
い。すなわち、前記織機制御装置によって前記猶予時間
内にクロスロールドッファ16が到着しないと判断され
たとき、織機上にプリセット値の追加可能の表示を自動
的に行ない、その後、職工が織機に設けられた呼出し取
り消しボタンを押すと共に、製織カウンタのプリセット
値を追加して織機を起動する。
【0020】また、前記切卸し時刻までにクロスロール
の交換を要求する織機12の近傍にクロスロールドッフ
ァ16が到着せず、当該織機12の稼働を継続するとき
は、前記切卸し時刻の直後に前記製織カウンタのプリセ
ット値を任意の長さ、例えば1反、1疋等の単位長さだ
け追加し、また、ホストコンピュータ20へクロスロー
ルドッファ16の呼出しを取り消す信号を出力する。
【0021】なお、製織作業上、織機の近傍での作業員
の安全のため、作業中に当該織機の所定位置にクロスロ
ールドッファ16のための停止板(図示せず)を設けて
おくことが望ましい。クロスロールドッファ16は、前
記停止板を確認したとき、一時停止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】織布工場の概略的な平面図である。
【符号の説明】
10 織布工場 12 織機 14 ステーション 16 クロスロールドッファ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D03D 49/20 D03D 51/00 D03D 51/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の織機が設置された織布工場内を運
    行され、前記織機からのクロスロールの交換要求を受け
    て前記織機の近傍に移動し、前記クロスロールの交換を
    行うクロスロールドッファが前記織機により製織された
    布の切卸し時刻までに前記織機の近傍に到着しないと
    き、前記切卸し時刻に前記織機の稼働を停止し、さら
    に、前記織機の停止後の予め定めた時間内に前記クロス
    ロールドッファが前記織機の近傍に到着しないとき、前
    記織機からのクロスロールの交換要求を取り消しかつ予
    め定めた長さだけ余分に製織すべく前記織機を稼働させ
    る、製織方法。
  2. 【請求項2】 複数の織機が設置された織布工場内を運
    行され、前記織機からのクロスロールの交換要求を受け
    て前記織機の近傍に移動し、前記クロスロールの交換を
    行うクロスロールドッファが前記織機により製織された
    布の切卸し時刻までに前記織機の近傍に到着しないと
    き、前記織機からのクロスロールの交換要求を取り消し
    かつ予め定めた長さだけ余分に製織すべく前記織機の稼
    働を継続する、製織方法。
  3. 【請求項3】 前記予め定めた長さは1反である、請求
    項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記予め定めた長さは1疋である、請求
    項1または2に記載の方法。
JP4109119A 1992-04-03 1992-04-03 製織方法 Expired - Lifetime JP3040877B2 (ja)

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JPH05287642A JPH05287642A (ja) 1993-11-02
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3115689U (ja) 2005-08-11 2005-11-10 株式会社 ユニタリー 発光式多面体ブロック

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3115689U (ja) 2005-08-11 2005-11-10 株式会社 ユニタリー 発光式多面体ブロック

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