JP3051679U - 誘導専用の改良旗 - Google Patents

誘導専用の改良旗

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JP3051679U JP1997008591U JP859197U JP3051679U JP 3051679 U JP3051679 U JP 3051679U JP 1997008591 U JP1997008591 U JP 1997008591U JP 859197 U JP859197 U JP 859197U JP 3051679 U JP3051679 U JP 3051679U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】近年、誘導旗が大型化したので、それに応じて
把手部分も長くした方が旗を持ち支えるにはよいが、把
手部分が長くなるとそれだけ旗振りの自由度はなくな
り、かえって交通の誘導には不便となる。そのため、必
要十分な長さとしてはおおむね掌のサイズ程度となって
いた。しかしながら、把手部分が短いと旗自体の重さ
や、誘導旗を振った時に旗のばたつきによる抵抗をより
強く感じ易く、警備員にとっては疲労の元となっていた
ので、これを解消しようとするものである。 【解決手段】旗棒が軽量素材からなっていて軽量であ
り、かつ滑らないので長時間持っていてもほとんど疲労
を感じないようにしたことを特徴とする誘導専用の改良
旗。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、道路、工事現場等において行われる交通整理に用いられる誘導専 用の改良旗に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在各地の道路や工事現場等において、警備員により交通整理が行われている 。その警備員が使用するものに誘導灯と誘導旗とがある。これらは何れも一長一 短を有しているが、特に日中に誘導灯を使用することはドライバーに指示内容が 正確に伝わらずに混乱させることがある。また、日中に赤旗を示せば赤信号と同 じでドライバーは本能的に停止する。これらの理由から山梨県下では、昼間は誘 導旗を、夜は誘導灯を使用するように申し合わせている。それゆえ、日中の交通 整理には誘導旗の方がよいということで誘導旗の使用が見直されてきた。
【0003】 現在使用されている誘導旗は、交通量の増加にともない、ドライバから見易く 目立つように以前のものより大型になってきている。従来の誘導旗は、単なる丸 棒を、旗の袋状に形成した挿入部に挿入したものが一般的である。旗には棒挿入 部の開口部に紐がついており、これを丸棒に縛りつけ、さらに抜け止めとしてこ の紐にビニールテープ等を巻き付けている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
近年、誘導旗が大型化したので、それに応じて把手部分も長くした方が旗を持 ち支えるにはよいが、把手部分が長くなるとそれだけ旗振りの自由度はなくなり 、かえって交通の誘導には不便となる。そのため、必要十分な長さとしてはおお むね掌のサイズ程度となっていた。
【0005】 しかしながら、把手部分が短いと旗自体の重さや、誘導旗を振った時に旗のば たつきによる抵抗をより強く感じ易く、警備員にとっては疲労の元となっていた 。
【0006】 また、把手の部分がすぐに黒く汚れてしまっていたため非常に不快であった。 しかもこのようになると把手部分は非常に滑りやすくなり、把手部分の持ちにく さも手伝って旗振りの際に、誤って落としてしまわないようにと、必要以上に神 経を遣わなければならなかった。
【0007】 このように把手部分が汚れた場合には、旗棒の向きを変えて旗に挿入して使用 していたが、すぐに汚れてしまうため、不便でありかつ煩わしかった。旗自体が 汚れて交換する場合にも同様に面倒であった。
【0008】 そして、このような旗を用いたのではドライバーになかなか意思が伝わらず、 そのために何度も旗を振るしかなかったのが現状である。
【0009】 そこでこの考案の誘導専用の改良旗は、従来例の上記欠点を解消するために考 案されたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この考案の誘導専用の改良旗は、旗棒が軽量素材からなっていて軽 量であり、かつ滑らないので長時間持っていてもほとんど疲労を感じないように したことを特徴とするものである。
【0011】 この考案の誘導専用の改良旗は、旗の一側縁に沿って通した旗棒がアルミニウ ム製パイプであり、旗の上記旗棒に近接する位置を開口して把手用の把持孔を設 けたことをも特徴としている。
【0012】 この考案の誘導専用の改良旗は、旗から突出して設けた旗棒の把手部分に、円 弧状断面の握りを取り付けたことをも特徴としている。
【0013】 この考案の誘導専用の改良旗は、円弧状断面の握りが、その周縁を外側に反ら せたことをも特徴としている。
【0014】 この考案によれば、把手部分が手によくなじんで非常に持ちやすく、旗棒をし っかり握ることができるので使用中に滑ることがほとんどなく、確実かつ快適に 旗振り作業を行うことが可能な誘導専用の改良旗を提供することができるように なった。
【0015】 また、大きい旗の場合にも、軽量で持ちやすく、しかも使用の状態の握りのま まで手を下ろして休めることができ、長時間の旗振り作業にも疲れの少ない誘導 専用の改良旗を提供することができるようになった。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の誘導専用の改良旗の実施の形態を、図面に基いて詳細に説明 する。
【0017】 図1および図2はこの考案の誘導専用の改良旗の1実施例を示すもので、旗が 大きい場合を説明するためのものである。図1は誘導旗1の斜視図、図2は誘導 旗1の使用状態の斜視図である。上記誘導旗1は全体的な形状その物は従来から のものと何ら変わるところはなく、一端に袋状の旗棒挿入部を設けた旗3に旗棒 挿入部から突出した部分を把手とする旗棒4が挿入されている。
【0018】 上記旗棒4は、旗3が大きい場合でも、アルミニウム製パイプからなる軽量素 材からなっていて非常に軽量である。そして旗3には、上記旗棒4に近接する位 置を部分的に開口することにより、把手用の把持孔11が設けてある。この把持 孔11の周囲は、ミシンで縫製して把手として使用しやすいようになっている。
【0019】 旗3はその旗棒挿入部を旗棒4へ挿入して取り付けられる。そして旗3の旗棒 挿入部の端部が被せられ、その端部はテーピングによって旗棒4に固定されてい る。このテープ8のための素材としては、市販の電気絶縁テープや布テープ、そ の他の滑りにくい素材を使用することが望ましい。
【0020】 図において10は、旗棒4の把手用の把持孔11に対応する位置に設けた紐で 、この紐10は手を通して手首部分にはめ込み、その状態で把持孔11を手で握 ることにより、誘導旗1を確実に把持することができる。
【0021】 図3ないし図7はこの考案の誘導専用の改良旗の他の実施例を示すもので、旗 が小さい場合を説明するためのものである。図3は、旗棒4の把手部分5を被覆 した樹脂製の円弧状部材からなるグリップ(把手)カバー2の斜視図、図4(A )は右手用、(B)は左手用のそれぞれグリップカバー2を示す斜視図、図5は 旗棒4へグリップカバー2を取り付けた状態の断面図、図6は握った状態の断面 図、図7は使用状態の斜視図である。
【0022】 上記旗棒4の把手部分5は、図3のように樹脂製の円弧状部材からなるグリッ プカバー2で被覆されている。このグリップカバー2はネジ孔12の位置でタッ ピングネジ等で旗棒4の把手部分5に固定される。そしてこのグリップカバー2 は、右手用を示す図4(A)a)のようにほぼ半円の円弧状断面に形成され、b )に示す旗棒4の把手部分5に装着して保持するようになっている。図4(B) a)は左手用のグリップカバー2、b)は旗棒4を示すものである。
【0023】 なお、旗3は端部に設けた紐13を、図4(A)a)のようにグリップカバー 2とともにテーピングすることによってグリップカバー2に固定されている。テ ープ8によって形成された上記テーピング部分は、グリップカバー2上でこぶの ようになっており、親指でしっかり押さえることができる。
【0024】 図5に示すように、旗棒4の把手部分5に装着された上記グリップカバー2は 、図6に示すように、グリップカバー2の一方の長辺を親指の付け根で、他方の 長辺を人差し指、中指、薬指、小指の第2関節部分でそれぞれ保持して握るよう になっている。そして親指で長さ方向の端部を押さえることにより、手から滑り 落ちるのを防止している。
【0025】 また図3のように、上記グリップカバー2は軸方向に沿って複数の条溝6を有 し、また軸方向に形成したこの複数の条溝6と直交する方向に、多数の細かい横 溝7が所定の間隔で設けられている。この条溝6はグリップカバー2を握る際に 手が滑って回ってしまうことを防ぐためのものであり、横溝7はグリップカバー 2が手から抜け落ちてしまうことを防ぐためのものである。同様にグリップカバ ー2はその周縁を外側に反らせてあり、指の関節とのなじみをよくし、かつ指の かかりを良くして手から滑り落ちるのを防止している。
【0026】 旗3は図7に示すように、その旗棒挿入部を旗棒4へ挿入して取り付けられる 。そしてグリップカバー2の先端には、旗3の旗棒挿入部の端部が被せられ、そ の端部もしくは端部に設けた紐13は、上述のようにテーピングによってグリッ プカバー2に固定されている。このように旗棒挿入部の端部をグリップカバー2 にテープ8によって固定したのは、旗3を振る際にどのような持ち方をして旗3 を振っても、また親指の位置が多少前後に移動しても、親指がいつもグリップカ バー2上の平らな場所に位置しているからである。もちろんそのためには、グリ ップカバー2の長さを手で握る幅よりも多少長くしておくことが望ましい。
【0027】 上記テープ8の使用は、グリップカバー2の先端に旗3の旗棒挿入部の端部を 確実に固定できることはもちろん、テーピング部分が滑り止めの機能をも持つた めである。すなわち、使用中にテープ8の粘着剤がにじみ出して手袋9に粘り着 き、滑らないようになるためである。このテープ8のための素材としても、上述 の市販の電気絶縁テープや布テープ、その他の滑りにくい素材を使用することが 望ましい。
【0028】 使用に際しては、図6のようにグリップカバー2の一方の長辺を親指の付け根 で、他方の長辺を人差し指、中指、薬指、小指の第2関節部分でそれぞれ保持し て握ればよい。そして親指で長さ方向の端部を押さえることにより、手から滑り 落ちることが防止される。
【0029】 その際、軸方向に形成した複数の条溝6が手袋9の手のひら部分にくい込むよ うに作用して、手のひらの中でグリップカバー2が回ることを防止される。また 旗3を握ったときに、各指に旗3の重さで下向きにかかる力が横溝7を介して確 実に手袋9に伝わり、旗3が落下してしまうことがない。
【0030】 このように手のひらの中に置いたグリップカバー2を親指で押さえるだけで、 上記条溝6および横溝7が各指に絡んで滑りを止めるため、軽い握力で旗3を持 つことができ、常時強い握力で誘導旗1を把持していなくてもよいので、非常に 作業がし易くなった。
【0031】 以上のように構成したグリップカバー2を旗棒4に挿入した場合には、テープ 8がちょうど人差し指および親指の指先の腹に当たり、他の指と掌とでグリップ カバー2をしっかり固定することができる。そして旗3を下に下げたときにもグ リップカバー2が指に引っ掛かっているので特別に強い力で把手を握らなくても 、条溝6および横溝7の滑り止め効果も加わり、手から誘導旗1が滑り落ちる心 配がない。
【0032】 なお、旗3が小さい場合には、旗棒4は軽量であることが望ましいが、あえて アルミニウム製パイプを使用する必要はない。コスト等を勘案して適宜素材を使 用すればよい。
【0033】
【考案の効果】
この考案によれば、把手部分が手によくなじんで非常に持ちやすく、旗棒をし っかり握ることができるので使用中に滑ることがほとんどなく、楽団の指揮者の 指揮棒のように、確実かつ自在に旗振り作業を行うことが可能な誘導専用の改良 旗を提供することができるようになった。
【0034】 また、大きい旗の場合にも、軽量で持ちやすく、しかも使用の状態の握りのま まで手を下ろして休めることができ、長時間の旗振り作業にも疲れの少ない誘導 専用の改良旗を提供することができるようになった。
【提出日】平成10年3月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、道路、工事現場等において行われる交通整理に用いられる誘導専 用の改良旗に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在各地の道路や工事現場等において、警備員により交通整理が行われている 。その警備員が使用するものに誘導灯と誘導旗とがある。これらは何れも一長一 短を有しているが、特に日中に誘導灯を使用することはドライバーに指示内容が 正確に伝わらずに混乱させることがある。また、日中に赤旗を示せば赤信号と同 じでドライバーは本能的に停止する。これらの理由から山梨県下では、昼間は誘 導旗を、夜は誘導灯を使用するように申し合わせている。それゆえ、日中の交通 整理には誘導旗の方がよいということで誘導旗の使用が見直されてきた。
【0003】 現在使用されている誘導旗は、交通量の増加にともない、ドライバから見易く 目立つように以前のものより大型になってきている。従来の誘導旗は、単なる丸 棒を、旗の袋状に形成した挿入部に挿入したものが一般的である。旗には棒挿入 部の開口部に紐がついており、これを丸棒に縛りつけ、さらに抜け止めとしてこ の紐にビニールテープ等を巻き付けている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
近年、誘導旗が大型化したので、それに応じて把手部分も長くした方が旗を持 ち支えるにはよいが、把手部分が長くなるとそれだけ旗振りの自由度はなくなり 、かえって交通の誘導には不便となる。そのため、必要十分な長さとしてはおお むね掌のサイズ程度となっていた。
【0005】 しかしながら、把手部分が短いと旗自体の重さや、誘導旗を振った時に旗のば たつきによる抵抗をより強く感じ易く、警備員にとっては疲労の元となっていた 。
【0006】 また、把手の部分がすぐに黒く汚れてしまっていたため非常に不快であった。 しかもこのようになると把手部分は非常に滑りやすくなり、把手部分の持ちにく さも手伝って旗振りの際に、誤って落としてしまわないようにと、必要以上に神 経を遣わなければならなかった。
【0007】 このように把手部分が汚れた場合には、旗棒の向きを変えて旗に挿入して使用 していたが、すぐに汚れてしまうため、不便でありかつ煩わしかった。旗自体が 汚れて交換する場合にも同様に面倒であった。
【0008】 そして、このような旗を用いたのではドライバーになかなか意思が伝わらず、 そのために何度も旗を振るしかなかったのが現状である。
【0009】 そこでこの考案の誘導専用の改良旗は、従来例の上記欠点を解消するために考 案されたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】 すなわち、この考案の誘導専用の改良旗は、旗棒が軽量素材からなっていて軽 量であり、少なくとも旗棒の把手部分に握りを取り付け、かつ握りに溝もしくは 段差からなる滑り止めを形成したことを特徴とするものである。
【0011】 この考案の誘導専用の改良旗は、旗の一側縁に沿って通した旗棒がアルミニウ ム製パイプであり、旗の上記旗棒に近接する位置を開口して把手用の把持孔を設 けたことをも特徴としている。
【0012】 この考案の誘導専用の改良旗は、旗から突出して設けた旗棒の把手部分に、円 弧状断面の握りを取り付けたことをも特徴としている。
【0013】 この考案の誘導専用の改良旗は、円弧状断面の握りが、その周縁を外側に反ら せたことをも特徴としている。
【0014】 この考案によれば、把手部分が手によくなじんで非常に持ちやすく、旗棒をし っかり握ることができるので使用中に滑ることがほとんどなく、確実かつ快適に 旗振り作業を行うことが可能な誘導専用の改良旗を提供することができるように なった。
【0015】 また、大きい旗の場合にも、軽量で持ちやすく、しかも使用の状態の握りのま まで手を下ろして休めることができ、長時間の旗振り作業にも疲れの少ない誘導 専用の改良旗を提供することができるようになった。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の誘導専用の改良旗の実施の形態を、図面に基いて詳細に説明 する。
【0017】 図1および図2はこの考案の誘導専用の改良旗の1実施例を示すもので、旗が 大きい場合を説明するためのものである。図1は誘導旗1の斜視図、図2は誘導 旗1の使用状態の斜視図である。上記誘導旗1は全体的な形状その物は従来から のものと何ら変わるところはなく、一端に袋状の旗棒挿入部を設けた旗3に旗棒 挿入部から突出した部分を把手とする旗棒4が挿入されている。
【0018】 上記旗棒4は、旗3が大きい場合でも、アルミニウム製パイプからなる軽量素 材からなっていて非常に軽量である。そして旗3には、上記旗棒4に近接する位 置を部分的に開口することにより、把手用の把持孔11が設けてある。この把持 孔11の周囲は、ミシンで縫製して把手として使用しやすいようになっている。
【0019】 旗3はその旗棒挿入部を旗棒4へ挿入して取り付けられる。そして旗3の旗棒 挿入部の端部が被せられ、その端部はテーピングによって旗棒4に固定されてい る。このテープ8のための素材としては、市販の電気絶縁テープや布テープ、そ の他の滑りにくい素材を使用することが望ましい。
【0020】 図において10は、旗棒4の把手用の把持孔11に対応する位置に設けた紐で 、この紐10は手を通して手首部分にはめ込み、その状態で把持孔11を手で握 ることにより、誘導旗1を確実に把持することができる。
【0021】 図3ないし図7はこの考案の誘導専用の改良旗の他の実施例を示すもので、旗 が小さい場合を説明するためのものである。図3は、旗棒4の把手部分5を被覆 した樹脂製の円弧状部材からなるグリップ(把手)カバー斜視図、図4(A)は 右手用、(B)は左手用のそれぞれグリップカバー2を示す斜視図、図5は旗棒 4へグリップカバー2を取り付けた状態の断面図、図6は握った状態の断面図、 図7は使用状態の斜視図である。
【0022】 上記旗棒4の把手部分5は、図3のように樹脂製の円弧状部材からなるグリッ プカバー2で被覆されている。このグリップカバー2はネジ孔12の位置でタッ ピングネジ等で旗棒4の把手部分5に固定される。そしてこのグリップカバー2 は、右手用を示す図4(A)a)のようにほぼ半円の円弧状断面に形成され、b )に示す旗棒4の把手部分5に装着して保持するようになっている。図4(B) a)は左手用のグリップカバー2、b)は旗棒4を示すものである。
【0023】 なお、旗3は端部に設けた紐13を、図4(A)a)のようにグリップカバー 2とともにテーピングすることによってグリップカバー2に固定されている。テ ープ8によって形成された上記テーピング部分は、グリップカバー2上でこぶの ようになっており、親指でしっかり押さえることができる。
【0024】 図5に示すように、旗棒4の把手部分5に装着された上記グリップカバー2は 、図6に示すように、グリップカバー2の一方の長辺を親指の付け根で、他方の 長辺を人差し指、中指、薬指、小指の第2関節部分でそれぞれ保持して握るよう になっている。そして親指で長さ方向の端部を押さえることにより、手から滑り 落ちるのを防止している。
【0025】 また図3のように、上記グリップカバー2は軸方向に沿って複数の条溝6を有 し、また軸方向に形成したこの複数の条溝6と直交する方向に、多数の細かい横 溝7が所定の間隔で設けられている。この条溝6はグリップカバー2を握る際に 手が滑って回ってしまうことを防ぐためのものであり、横溝7はグリップカバー 2が手から抜け落ちてしまうことを防ぐためのものである。同様にグリップカバ ー2はその周縁を外側に反らせてあり、指の関節とのなじみをよくし、かつ指の かかりを良くして手から滑り落ちるのを防止している。
【0026】 旗3は図7に示すように、その旗棒挿入部を旗棒4へ挿入して取り付けられる 。そしてグリップカバー2の先端には、旗3の旗棒挿入部の端部が被せられ、そ の端部もしくは端部に設けた紐13は、上述のようにテーピングによってグリッ プカバー2に固定されている。このように旗棒挿入部の端部をグリップカバー2 にテープ8によって固定したのは、旗3を振る際にどのような持ち方をして旗3 を振っても、また親指の位置が多少前後に移動しても、親指がいつもグリップカ バー2上の平らな場所に位置しているからである。もちろんそのためには、グリ ップカバー2の長さを手で握る幅よりも多少長くしておくことが望ましい。
【0027】 上記テープ8の使用は、グリップカバー2の先端に旗3の旗棒挿入部の端部を 確実に固定できることはもちろん、テーピング部分が滑り止めの機能をも持つた めである。すなわち、使用中にテープ8の粘着剤がにじみ出して手袋9に粘り着 き、滑らないようになるためである。このテープ8のための素材としても、上述 の市販の電気絶縁テープや布テープ、その他の滑りにくい素材を使用することが 望ましい。
【0028】 使用に際しては、図6のようにグリップカバー2の一方の長辺を親指の付け根 で、他方の長辺を人差し指、中指、薬指、小指の第2関節部分でそれぞれ保持し て握ればよい。そして親指で長さ方向の端部を押さえることにより、手から滑り 落ちることが防止される。
【0029】 その際、軸方向に形成した複数の条溝6が手袋9の手のひら部分にくい込むよ うに作用して、手のひらの中でグリップカバー2が回ることを防止される。また 旗3を握ったときに、各指に旗3の重さで下向きにかかる力が横溝7を介して確 実に手袋9に伝わり、旗3が落下してしまうことがない。
【0030】 このように手のひらの中に置いたグリップカバー2を親指で押さえるだけで、 上記条溝6および横溝7が各指に絡んで滑りを止めるため、軽い握力で旗3を持 つことができ、常時強い握力で誘導旗1を把持していなくてもよいので、非常に 作業がし易くなった。
【0031】 以上のように構成したグリップカバー2を旗棒4に挿入した場合には、テープ 8がちょうど人差し指および親指の指先の腹に当たり、他の指と掌とでグリップ カバー2をしっかり固定することができる。そして旗3を下に下げたときにもグ リップカバー2が指に引っ掛かっているので特別に強い力で把手を握らなくても 、条溝6および横溝7の滑り止め効果も加わり、手から誘導旗1が滑り落ちる心 配がない。
【0032】 なお、旗3が小さい場合には、旗棒4は軽量であることが望ましいが、あえて アルミニウム製パイプを使用する必要はない。コスト等を勘案して適宜素材を使 用すればよい。
【0033】
【考案の効果】
この考案によれば、把手部分が手によくなじんで非常に持ちやすく、旗棒をし っかり握ることができるので使用中に滑ることがほとんどなく、楽団の指揮者の 指揮棒のように、確実かつ自在に旗振り作業を行うことが可能な誘導専用の改良 旗を提供することができるようになった。
【0034】 また、大きい旗の場合にも、軽量で持ちやすく、しかも使用の状態の握りのま まで手を下ろして休めることができ、長時間の旗振り作業にも疲れの少ない誘導 専用の改良旗を提供することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】誘導旗1の斜視図である。
【図2】誘導旗1の使用状態の斜視図である。
【図3】グリップカバー2の斜視図である。
【図4】(A)a)は右手用、(B)a)は左手用のそ
れぞれグリップカバー2を示す斜視図、(A)b)およ
び(B)b)はグリップカバー2を取り付ける旗棒4の
把手部分5を示す斜視図である。
【図5】旗棒4へグリップカバー2を取り付けた状態の
断面図である。
【図6】握った状態の断面図である。
【図7】使用状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 誘導旗 2 グリップカバー 3 旗 4 旗棒 5 把手部分 6 条溝 7 横溝 8 テープ 9 手袋 10 紐 11 把持孔 12 ネジ孔 13 紐
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 誘導専用の改良旗
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】誘導旗1の斜視図である。
【図2】誘導旗1の使用状態の斜視図である。
【図3】グリップカバー2の斜視図である。
【図4】(A)a)は右手用、(B)a)は左手用のそ
れぞれグリップカバー2を示す 斜視図、(A)b)および(B)b)はグリップカバー
2を取り付ける旗棒4の把手部分5を示す斜視図であ
る。
【図5】旗棒4へグリップカバー2を取り付けた状態の
断面図である。
【図6】握った状態の断面図である。
【図7】使用状態の斜視図である。
【符号の説明】 1 誘導旗 2 グリップカバー 3 旗 4 旗棒 5 把手部分 6 条溝 7 横溝 8 テープ 9 手袋 10 紐 11 把持孔 12 ネジ孔 13 紐

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旗棒が軽量素材からなっていて軽量であ
    り、かつ滑らないので長時間持っていてもほとんど疲労
    を感じないようにしたことを特徴とする誘導専用の改良
    旗。
  2. 【請求項2】 旗の一側縁に沿って通した旗棒がアルミ
    ニウム製パイプであり、旗の上記旗棒に近接する位置を
    開口して把手用の把持孔を設けてなる請求項1に記載の
    誘導専用の改良旗。
  3. 【請求項3】 旗から突出して設けた旗棒の把手部分
    に、円弧状断面の握りを取り付けてなる請求項1または
    2に記載の誘導専用の改良旗。
  4. 【請求項4】 円弧状断面の握りが、その周縁を外側に
    反らせてなる請求項1ないし3のいずれかに記載の誘導
    専用の改良旗。
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