JP3065372U - ずれ防止プレ―ト - Google Patents

ずれ防止プレ―ト

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JP3065372U JP1999004851U JP485199U JP3065372U JP 3065372 U JP3065372 U JP 3065372U JP 1999004851 U JP1999004851 U JP 1999004851U JP 485199 U JP485199 U JP 485199U JP 3065372 U JP3065372 U JP 3065372U
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▲てい▼弌 小名
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 滑り易い面に載置されている室内配置物に対
しても、確実に滑り防止可能なずれ防止プレートを提供
する。 【解決手段】 基板4上に積層された角形平板状のポリ
ウレタン層6からなり、基板4片面に室内配置物の外面
に貼着可能な貼着層5を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はずれ防止プレートに関し、詳しくは、ワープロやパソコンのキーボー ド等のような卓上載置物から、大型家電製品や家具などの重量物が滑って不用意 に移動することを防止可能なずれ防止プレートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家具、テーブルクロスなどの下敷用として、織布などの基板表面に発泡 樹脂層を積層したシートを用いて滑り止めシートとしたものがある(例えば、特 開平8−290512号公報)。これは、弾力性を有しソフト感触を備えたシー トとして、テーブルからテーブルクロス等が容易に滑り落ちたりするのを防止す る一時的な滑り防止に効果的とされる。
【0003】 しかしながら、発泡樹脂層を使用し弾力性を確保して滑り止めとしているため 、家具や家電製品のようなある程度の重さのある室内配置物の下敷きとして用い た場合、圧縮された発泡樹脂層の滑り防止効果は減殺され、特に配置場所の床面 が滑り易いフローリング材あるいはPタイル等であると、必ずしも滑り防止効果 は高くなく、横方向の大きな力が作用すると、容易に移動してしまう欠点がある 。
【0004】 更に、家電製品の底面や家具の脚部などに滑り防止用の足ゴムとして、エチレ ンープロピレンージエン共重合体とエチレンー酢酸ビニル共重合体とを含有する 熱可塑性エラストマーの成形物、あるいはこれの発泡体成形物を用いたものがあ る(実開平5−35835号公報)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この考案も床面が滑り易いフローリング材あるいはPタイル等 であると、必ずしも滑り防止効果は高くなく、横方向の力が作用すると、容易に 動いてしまうという欠点があった。同様に、オフィスで用いられる各種OA機器 などの場合も、スチール製の机上に直接載置されたり、机上の樹脂製デスクマッ ト上に載置されると、上記従来技術の滑り防止材を用いても確実に滑り防止する ことはできず、ややもすると机上から落下して損傷するといった事故も生じてい た。
【0006】 そこで、本考案の目的は、上記従来技術の問題点に鑑みて、フローリング材や Pタイルといった滑り易い床面に載置されている家具、家電器具、あるいはアク リル樹脂製デスクマットのような滑り易い面に載置されているOA機器などであ っても、確実に滑り防止可能なずれ防止プレートを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は各請求項記載の考案により達成される。すなわち、本考案に係るず れ防止プレートの特徴構成は、基板上に積層された角形平板状のポリウレタン層 からなり、前記基板片面に室内配置物の外面に貼着可能な貼着層を有することに ある。
【0008】 この構成によれば、ポリウレタンは耐久性に優れ、柔軟性があり、かつ、粘着 性があって滑り易い面に載置した場合であっても、ずれ防止の効果が極めて大き く、しかも基板上に積層する場合も接着剤を要することなく基板に滴下するだけ で強固に接着されるので都合がよく、形状も角形平板状であることから、丸形と は異なり、ずれ防止に一層大きな効果を発揮する。しかも、ゴムのように重量物 の下面に配置して長期間経過すると、床面あるいは被装着物に粘着してしまい、 剥がれなくなるというトラブルが生じるが、ポリウレタン層にはそのようなこと はなく、床面あるいは卓上から跡形を生じることもなく容易に剥がすことができ る。尚、このずれ防止プレートは、室内配置物の底面に装着するのが一般的であ るが、縦壁などの付近に配置する場合には、側面に装着してもよい。室内配置物 への装着は、基板片面に設けられた貼着層を介して行うことになるが、貼着層は 各種接着剤をコーティングして形成すればよい。貼着層の表面には、予め離型紙 あるいはフィルムなどを付着させて、取り扱い易くすることができる。
【0009】 前記ポリウレタン樹脂層の厚みが0.5〜3mmであることが好ましい。
【0010】 厚みが0.5〜3mmであると室内配置物に装着し易く、下面に配置する場合 にも支障が生じなくて都合がよい。つまり、保護プレートの厚みが0.5mm未 満であると、室内配置物に貼着する場合に、しわが生じたりして扱い難く、3m mを越えると、嵩高くなって好ましくない。
【0011】 前記基板が、薄いゴム、コルク、樹脂フィルム、樹脂シート、不織布、織布、 編布、金属、木製板のいずれか又はこれらの複合材からなることが好ましい。
【0012】 この構成によれば、室内配置物の表面に取り付け易く、格別疵つけることがな くて都合がよい。
【0013】 前記ポリウレタン樹脂が、PTMGをポリオール成分として、4,4’−ジシ クロヘキシルメタンジイソシアネートをポリイソシアネート成分としたものから なることが好ましい。
【0014】 この構成によれば、粘着性、弾力性が高く、かつ面接触した際の摩擦係数が大 きくて、室内配置物に装着した場合にずれ防止が極めて大きく効果的であり、し かも、透明性が高いので美麗であり、商品価値を高くできて都合がよい。
【0015】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図2は、スチール机 D上に載置された透明なアクリル樹脂製の硬質デスクマット1上に配置された室 内配置物の1例であるパソコンのキーボード2下面に、図1に示すずれ防止プレ ート3を貼着した状態を示す。このずれ防止プレート3は、図1に示すように、 略長方形をなしていて、薄い樹脂製の基板4の外表面に貼着層である接着剤層5 が設けられていると共に、その反対側面にポリウレタン層6が形成されて構成さ れている。そして、キーボード2の前面側左右2個所に貼着されており、そのサ イズは約20×5mm、厚みは約2mmである。もとより、この形状は、ずれ防 止プレート3が装着される被装着物のサイズによって種々改変可能であるが、角 形であり、移動を阻止したい方向に長辺が配置されるように装着することが好ま しい。形状が丸形であると、滑り防止効果が著しく減殺されて好ましくない。
【0016】 ずれ防止プレート3を装着したキーボード2を、机上での配置個所を定めて配 置すると、不用意に手が触れたり、室内で移動中の人体が接当しても、キーボー ド2は動くことがなく、本実施形態に係る活動防止プレートの滑り防止効果は極 めて高い。従って、机上から転落して損傷するといったことは起こらない。もと より、キーボード2を配置換えする場合は、キーボード2を両手で持ち上げるこ とにより容易に移動可能である。尚、ずれ防止プレート3はキーボード2の底面 2個所に装着したが、底面の4隅に装着してもよいし、長さのあるリボン状のず れ防止プレート1枚をキーボード2の底面の前面側に装着してもよい。
【0017】 次に、ずれ防止プレート3の製造方法を説明する。PTMG(ポリオキシテト ラメチレングリコール)を主成分とするポリオール及び4,4’−ジシクロヘキ シルメタンジイソシアネートをポリイソシアネート成分として、これをイソシア ネート基(NCO)/水酸基(OH)の当量比=2にて加熱反応させてNCO基 末端のプレポリマーとし、未反応の4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシ アネートを減圧などにより除去する。このプレポリマーと硬化剤としての1,4 −ブタジオールを別々の容器に用意する。これらの容器には、ガス抜きのため脱 気機構を備えていることが好ましい。各容器内で攪拌しガス抜きをした後、これ らを活性水素とイソシアネート基の当量比が0.9〜1.1の範囲となるように 、混合室に導入して混合する。混合室に導入されると、流動状のポリウレタンが 作成されるが、硬化が始まるので、適度な時間経過後に、配置した基板4の一種 である樹脂の薄板上に所定量だけ滴下する。硬化剤中には反応を促進させるため に、適当な触媒を添加使用することも有効である。滴下されたポリウレタンは、 基板である樹脂4上を徐々に拡がり、一定の厚みになって固化する。基板上に形 成されたポリウレタン層6は透明である。しかも、基板4上にポリウレタン層6 を形成するのに接着剤を用いることなく両者を接着でき、基板4とポリウレタン 層6との接着性も良好で、両者は容易に剥がれることがない。又、多数のポリウ レタン注入用ヘッドをコンベア上に配置して、流れ作業的に流動状のポリウレタ ンを滴下していくようにすると、量産に適した生産ラインを構成することができ て都合がよい。又、ポリウレタン層を形成するのに、ポリオール成分としてPT MG等のエーテル系を使用しているので、透明性が高く外観美麗で商品価値の高 いものとなり都合がよい。
【0018】 尚、ポリウレタンの製造方法としては、ポリオールを含む活性水素含有成分と イソシアネートを直接混合反応させるワンショット法、あるいはポリオール成分 とイソシアネートを先に反応させてイソシアネート・プレポリマーとし、これを 鎖延長剤と反応させるプレポリマー法のいずれを採用してもよい。
【0019】 その他、イソシアネート成分として、水素添加MDI,IPDI等の無黄変イ ソシアネートを使用すると変色し難いので好ましい。
【0020】
【実施例】
次に、上記ずれ防止プレートを装着した場合に、滑り易い市販のフローリング 材およびPタイル上でのずれ度合を測定した結果について説明する。
【0021】 四角形状の構造用合板(300mm×300mm×18mm厚)の底面4隅に 、上記製法により製造したポリウレタン樹脂板(25mm×25mm×1.8m m厚)からなるずれ防止プレートを、接着剤層からなる貼着層を対向面にして貼 着し、これをフローリング材(以下、「F材」と表示)およびPタイル(以下、 「P材」と表示)上に載置すると共に、所定重量の重錘を載置した合板を水平方 向に引っ張り、動き始める最大引っ張り力を測定した。比較例には、上記ポリウ レタン樹脂板を用いない合板(床面との接触面積は実施例のずれ防止プレートと 同じ)を使用した。用いた重錘の重量は、20,40,60kgである。
【0022】 測定結果は、最大水平荷重値およびずれ係数μを求めることにより比較し、そ の結果を表1に示す。ここに、μ=Pmax /Wであり、Pmax はロードセルの読 みによる最大水平荷重値(N[kgf])、Wは重錘重量(kg)を示す。
【0023】
【表1】 表1に示すように、実施例の最大水平荷重値Pmax 、ずれ係数μのいずれも比 較例のそれらに比べて極めて大きく、実施例のずれ防止プレートのずれ防止効果 が顕著であることは明らかである。
【0024】 〔別実施の形態〕 (1) 上記実施形態では、絶縁性樹脂層として透明のポリウレタン層を用いる 例を挙げたが、顔料を混入させて着色層としてもよく、被装着物の色彩に合わせ て種々の色を選択できる。
【0025】 (2) 上記実施形態では、ずれ防止プレートをパソコンのキーボード下面に装 着した例を示したが、本考案に係るずれ防止プレートを装着する対象としては、 これに限定されるものではなく、床面に直接載置される各種家具類、家電製品な どであってもよい。例えば、図3に示すように、フローリング材からなる床面8 に大型冷蔵庫7を載置する場合に、大型冷蔵庫7の4隅に20×5mm×2mm 厚のずれ防止プレート3を貼着した例を示す。冷蔵庫のような場合、扉の開閉が 頻繁であり、その度に振動が加わり、その振動によって位置がずれることが多い が、このずれ防止プレート3が貼着されていると、数十回の連続開閉によっても 全く位置ずれすることはなかった。
【0026】 又、ずれ防止プレートを大型冷蔵庫の4隅に貼着する代わりに、前面側左右2 個所に貼着してもよい。この場合もずれ防止効果は低くならず、しかも、後方に 僅かに傾斜させることによって、地震などのような大きな衝撃が加わった場合に も前方に倒れる危険性を減殺できて都合がよい。
【0027】 このような大型重量物に本実施形態のずれ防止プレートを装着すると、地震な どが発生した場合のように、大きな衝撃が加えられたとしても、これら大型室内 配置物が容易に移動することがなく、災害を最小限に押さえることができる。
【0028】
【考案の効果】
以上、本考案によれば、フローリング材やPタイルといった滑り易い床面に載 置されている家具、家電製品、あるいは卓上のアクリル樹脂製デスクマットのよ うな滑り易い面に載置されているOA機器などであっても、確実にずれ防止可能 なずれ防止プレートを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のずれ防止プレートの斜視図
【図2】図1のずれ防止プレートをキーボード裏面に装
着した例を示す斜視図
【図3】図1のずれ防止プレートを冷蔵庫底面に装着し
た例を示す正面図
【符号の説明】
2 室内配置物 4 基板 5 貼着層 6 ポリウレタン層

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に積層された角形平板状のポリウ
    レタン層からなり、前記基板片面に室内配置物の外面に
    貼着可能な貼着層を有するずれ防止プレート。
  2. 【請求項2】 前記ポリウレタン樹脂層の厚みが0.5
    〜3mmである請求項1のずれ防止プレート。
  3. 【請求項3】 前記基板が、薄いゴム、コルク、樹脂フ
    ィルム、樹脂シート、不織布、織布、編布、金属、木製
    板のいずれか又はこれらの複合材からなる請求項1又は
    2のずれ防止プレート。
  4. 【請求項4】 前記ポリウレタン樹脂が、PTMGをポ
    リオール成分として、4,4’−ジシクロヘキシルメタ
    ンジイソシアネートをポリイソシアネート成分としたも
    のからなる請求項1〜3のいずれかのずれ防止プレー
    ト。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017120322A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 株式会社マグエックス マグネット式固定具および滑止めシート
JP2023078827A (ja) * 2021-11-26 2023-06-07 日本ファイリング株式会社 滑り止め部材及び可動式収納装置

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